株式会社エクレクトは、2017年12月に広島で創業したCXソリューション専門のITコンサルティング会社だ。Zendesk社のAPAC No.1パートナーとして800社超の企業を支援してきた実績を持ち、SaaS導入支援・コンサルティング・BPO運用代行を一気通貫で提供する独自のビジネスモデルを確立している。
マクドナルド・富士フイルム・リコー・ビズリーチ・PayPay銀行といった大手企業をクライアントに擁し、2022年11月期には売上高約22億円を達成(前年比約2倍)と急成長を続けている。本社を広島に置きながら東京・大阪・沖縄など全国6拠点を展開し、フルリモート・フルフレックス制度のもと約100名の社員が働く。
転職市場での評価は、SaaSビジネスの実務を体系的に学べる環境と、Zendeskというグローバルプラットフォームに深く関われる専門性の高さに集まっている。一方でZendesk依存度の高さやマネジメント層への評価の偏りを指摘する口コミも存在するため、転職検討時には多角的な視点が必要だ。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 2017年12月 |
| 代表 | 辻本 真大 |
| 本社 | 広島県広島市南区段原南1-3-53 広島イーストビル18F(西日本本社)/東京都世田谷区北沢2-36-9 ベル下北沢3F(東京本社) |
| 資本金 | 2,000万円(資本準備金含む) |
| 従業員数 | 約100名(平均年齢35歳) |
| 上場区分 | 非上場(証券コードなし) |
| 売上高 | 約22億円(2022年11月期・Green掲載情報) |
| 平均年収 | 非公開 |
| 事業内容 | CXソリューション(SaaS導入支援・コンサルティング・BPO運用代行) |
広島発のITコンサルティング会社として創業後、わずか5年で売上高を22億円規模に拡大した急成長企業だ。全国6拠点(広島・東京・大阪・沖縄ほか)を展開しており、リモートワーク体制により地方在住者でも即戦力として活躍できる環境が整っている。子会社として株式会社ゆるりとを100%保有し、海外SaaS企業の日本市場参入マーケティング支援も手がける。
なお、売上高等の財務情報は非上場企業のためIR開示がなく、Green・HRMOSなど求人媒体掲載情報をもとにしている。最新の数値は選考プロセスや採用担当者への直接確認で把握することを推奨する。
主な事業内容
エクレクトは「CX(顧客体験)」の向上を一貫したコンセプトとして掲げ、3つの事業領域でサービスを提供している。単一プロダクトの販売にとどまらず、顧客の課題に応じて複数のサービスを組み合わせる総合ソリューション型のビジネスモデルが特徴だ。
ZendeskをはじめとするグローバルSaaS製品と深い提携関係を持ちながら、日本市場における導入から運用まで全フェーズをカバーできる点が、大手企業から繰り返し選ばれる理由となっている。国内のZendesk正規パートナーは複数存在するが、APACリージョンのNo.1パートナーとして認定されているのはエクレクトのみであり、競合他社と明確に差別化されたポジションを確立している。
CX Platform Delivery
Zendesk等のSaaSカスタマーサポートプラットフォームの導入支援・基盤構築・運用保守を手がける中核事業。単なるライセンス販売ではなく、顧客のビジネス要件をヒアリングしてシステム設計を行い、設定・テスト・運用までトータルで支援する。
マクドナルド・富士フイルム・ビズリーチ・PayPay銀行などの大手顧客への導入実績が、同社の技術力を証明している。Zendesk APACパートナーランキング最上位を維持し続ける専門性の高さが強みだ。
CX Tech Curation
複数のSaaSツールを組み合わせ、顧客のCX改善に最適なシステム構成を設計・構築するコンサルティング事業。Yext・WalkMe・Nottaなど海外SaaS製品も取り扱い、AIエージェント「Fin」の導入支援も対応する。
単一ベンダーに依存しないマルチSaaS対応のコンサルティングを提供できる体制が、デジタル変革を進める企業から高い評価を受けている。
CX Ops as a Service
カスタマーサポート業務そのものを代行するBPO(業務プロセスアウトソーシング)サービス。ツール導入後の高度な運用支援まで担い、顧客企業のCS部門をまるごとバックアップする。
自社でCSの専門人材を採用・育成する余裕がない中小〜中堅企業や、スピード感ある事業拡大フェーズにあるスタートアップからの需要が特に高い。人とテクノロジーを組み合わせた高度なCS運用を提供できる点が他社との差別化要素だ。
株式会社エクレクトの強みと特徴
強み1. ZendeskのAPACパートナーランキング最上位
エクレクト最大の強みは、Zendesk社のアジア太平洋地域パートナーランキングで最上位に位置する専門性だ。800社超の導入支援実績を積み上げた結果として得た評価であり、国内でこれだけの実績を持つパートナーは他に存在しない。
この圧倒的な実績が、大手企業からの新規受注や追加プロジェクトを生み出す好循環を作り出している。Zendesk関連の高度な技術知識を体系的に習得できる環境は、キャリア形成の観点でも大きなアドバンテージになる。
強み2. 導入からBPO運用まで一気通貫のサービス提供
SaaS導入支援会社は国内に多数存在するが、導入後のBPO運用代行まで一貫して手がける企業は少ない。エクレクトは「プラットフォーム導入→コンサルティング→BPO運用」の3領域を自社で完結させることで、顧客の長期パートナーとしてロックインを実現している。
この一気通貫モデルにより、顧客単価の向上と継続的な収益安定化が同時に達成されている。結果として2022年11月期に前年比約2倍の売上成長を実現した。
強み3. フルリモート・フルフレックス体制
全国6拠点を持ちながら、職種によってはフルリモート・フルフレックス制度を採用している。有給休暇消化率80%という数字は、制度が形だけでなく実態として機能していることを示している。
女性マネージャーが多い組織文化も口コミで確認されており、育児と仕事を両立している社員が複数いることが報告されている。多様なライフスタイルを持つ人材が活躍できる職場環境が整備されている点は、採用競争力の面でも優位性となっている。
強み4. グローバルSaaSエコシステムへのアクセス
Zendesk以外にも、Yext・WalkMe・Notta・AIエージェント「Fin」など、世界最先端のSaaSプロダクトを取り扱うことで、グローバルSaaSエコシステムの中心に位置している。
海外SaaS企業の日本市場参入支援(子会社・株式会社ゆるりとを通じて)も手がけており、国際ビジネスの視点を持って働ける珍しい環境だ。英語スキルがあれば更なるキャリア展開が期待できる。
強み5. 急成長フェーズで経験を積める環境
2020年11月期の売上高約7億円から2022年11月期に約22億円へと、3年間で約3倍に成長している。上場を目指すフェーズにある企業であり、スタートアップ的なスピード感の中で幅広い業務経験を積む機会が多い。
社員数100名規模の段階でジョインすることで、上場前後の組織変革を体験できる可能性がある。裁量が大きく、本人の意欲次第でスコープを広げやすいフェーズにある。
株式会社エクレクトの年収事情と働き方・福利厚生
職種別年収(参考・推定)
| 職種 | 想定年収 |
|---|---|
| ソリューションセールス | 非公開 |
| プロフェッショナルサービス(PSコンサル) | 非公開 |
| カスタマーサポート | 非公開 |
| プリセールスエンジニア | 非公開 |
| 営業事務 | 非公開 |
公式サイト・求人媒体ともに具体的な年収レンジの記載はなく、OpenWork・転職会議の口コミも登録壁のため数値確認ができていない。選考プロセスで個別に確認することを推奨する。
給与制度
口コミ情報によると、一部の職種(PSコンサル職など)では年俸制・賞与なしの体系が採用されている。評価制度は存在するが、「評価が上層部の好み・人間関係に左右される」という否定的な口コミも一定数あり、透明性については求職者側からの評価がばらついている。
年収の注意点
年収・給与に関する情報は現時点では非公開または未確認のため、選考エントリー前に採用担当者へ直接確認することが必須だ。ITコンサルティング業界の同規模企業(従業員100名・売上高20億円前後)の水準を参考にしながら、書類選考通過後の面接段階で具体的な数値を必ず確認すること。
職種によって賞与の有無・昇給の頻度・インセンティブ制度の有無が異なる可能性が高い。特にPSコンサル(プロフェッショナルサービス)職は年俸制の可能性が指摘されており、「年収÷12」の月収水準で生活設計を立てる必要が生じることも考慮しておきたい。一方でSaaS・CX市場の成長に伴い、専門職の市場価値は上昇傾向にあるため、入社時の年収よりもキャリア形成後の市場価値向上を重視する視点も有効だ。
勤務時間・休日・リモート
月間残業時間は約28〜40時間とソースによって差異があり、職種・案件状況による変動が大きいと推測される。有給休暇消化率は約80%と高い水準で、育児と仕事の両立を実現している社員が複数いることが口コミから確認されている。フルリモート・フルフレックスは職種によって適用範囲が異なるため、選考時に詳細を確認することが重要だ。
SaaS系コンサルティング業務の特性上、案件の繁閑によって月ごとの残業時間にばらつきが生じる。新規プロジェクトの立ち上げ期や、大手クライアントのシステム移行案件が重なった時期は残業が増加する傾向がある。入社前に「繁忙期の残業実態と、それが年間を通じてどの程度続くか」を確認しておくことを推奨する。
社風・カルチャー
一言で表すなら「自律型SaaSスペシャリスト集団」
OpenWorkの評価項目別スコアは2.8〜3.1の範囲(5点満点)で、IT系ベンチャー企業の平均的な水準にある。20代成長環境(3.1)・法令順守(3.1)・社員士気(3.0)の評価が相対的に高く、人材長期育成(2.8)が最低となっていた。
全体的なスコアは業界平均と大きな差はないものの、「若手の成長環境」と「組織としての人材育成の仕組み」に関してギャップが存在している。自己研鑽型の人材には向くが、会社からの育成・フィードバックを期待して入社すると期待と現実がずれる可能性がある点に注意が必要だ。
評価される人物像
「自ら調べ、試す」マインドを持つ自律型人材が評価される組織文化だ。指示待ちではなく課題を自分で定義し、解決策を能動的に探索する姿勢が求められる。SaaSプロダクトへの知的好奇心と、顧客のビジネス課題に向き合えるコンサルタント気質が歓迎される。
フルリモート体制が浸透しているため、コミュニケーションの手段を選ばず成果を出せる人材が活躍しやすい。テキストベースのコミュニケーション力(Slackやドキュメントでの論理的な情報整理・提案)が実際の業務においても重要なスキルとして機能する。
表面と実態の差
フルリモート・育児との両立など、働き方の柔軟性については制度と実態が概ね一致しているとみられる。一方で、評価の公平性と人材長期育成については口コミ評価が低く、「上層部に気に入られた人が報われやすい」という指摘も存在する。急成長フェーズ特有の評価制度の未成熟さが一因と考えられ、制度整備はこれから、という段階にある可能性がある。
転職検討者としては、「制度が整っているから安心して入社できる企業」ではなく、「制度を自分たちで作っていく過程に参画できる企業」として捉えるのが現実的だ。制度整備フェーズに関与できることをポジティブに評価できる人材には、むしろ大きな活躍機会となりうる。
転職難易度
難易度3級(中程度)
エクレクトへの転職難易度は中程度と評価される。IT業界未経験でも「成長意欲」があれば応募可能な職種(カスタマーサポート・オープンポジション)が存在する一方で、PSコンサルやプリセールスエンジニアは実務経験が重視される。
急成長フェーズにある非上場企業のため、採用枠は定期的に確保されている。ただし、求めるスキルセットが明確な求人が多く、採用基準はポジションごとに大きく異なる。応募前にHRMOSや転職エージェント経由で最新の募集要項を確認することが重要だ。
理由1. ベースラインは高くないが、専門職は即戦力重視
ITコンサル経験ゼロの応募者でも、カスタマーサポートやオープンポジションには一定の採用ハードルで応募できる。ただしPSコンサルやセールスエンジニアはSaaS関連の実務経験が事実上必須とみられる。
Green・HRMOSの求人票を確認すると、「Zendesk経験者歓迎」「SaaS導入支援経験者優遇」の記載が多く見られた。未経験から入社した場合でも、SaaS業界・CS領域に関する基礎知識をあらかじめ身につけておくことが採用確率を高める。
理由2. Zendesk経験者・SaaS営業経験者は即戦力として優遇
Zendeskの使用経験・設定スキルがある候補者、または他社SaaS製品のソリューションセールス経験者は採用されやすいと推測される。ニッチな専門スキルが評価されやすい企業だ。
特にZendeskの「Admin」レベルの設定経験(チケット管理・マクロ・トリガー・ビュー・ルーティング設定など)がある人材は市場でも希少なため、書類選考通過率が高いと考えられる。Zendesk認定資格(Zendesk Support Administrator Certification等)を保有している場合はアピール材料として積極的に記載することを推奨する。
理由3. 選考フロー詳細は不明
選考通過率・面接回数・テストの有無については公開情報では確認できなかった。採用ページから直接問い合わせるか、転職エージェント経由で情報を収集することを推奨する。
一般的なSaaS系コンサルティング会社の選考フローを参考にすると、書類選考→1次面接(人事)→2次面接(現場社員・マネージャー)→最終面接(役員)というプロセスが多い。面接では技術スキルの確認だけでなく、自律的な働き方への適合性・顧客志向の有無・カルチャーフィットが重点的に評価されると想定される。
株式会社エクレクトに向いている人
タイプ1. SaaSプロダクトへの知的好奇心が強い人
Zendesk・Yext・WalkMeなど最新のSaaSツールを次々と学ぶことに楽しさを感じる人には、エクレクトの業務は非常に向いている。グローバルSaaS市場の最前線に常に触れられる環境は、この感覚を持つ人にとって理想的だ。新しいプロダクトの仕様変更や機能追加を業務の中でいち早くキャッチアップし、それを顧客への提案に活かせる人は特に活躍できる。
タイプ2. 自律的に動けるプロフェッショナルを目指す人
指示待ちではなく「自分で課題を見つけ、解決策を試す」スタイルが体質に合っている人は高く評価される。スタートアップ的な環境での裁量の大きさを成長の燃料にできる人材に向いている。フルリモート環境であるため、上司の目が届かない状況でも高い生産性を維持できるセルフマネジメント力が不可欠だ。
タイプ3. 顧客体験(CX)改善に本気で取り組みたい人
CSプラットフォームや顧客対応業務に強い関心を持ち、「企業と顧客の接点を改善したい」という問題意識を持つ人は、エクレクトのミッションと強くアラインする。BtoCサービスを提供する企業がカスタマーサポートに悩む課題は普遍的であり、そこに正面から取り組める人は同社での業務から大きなやりがいを得られる。
タイプ4. リモート・フレックスで働きたい人
地方在住を維持しながらITコンサル業界で働きたい人、または育児・介護などライフイベントと仕事を両立させたい人には、同社のフルリモート・フルフレックス体制が大きなメリットになる。広島・沖縄など地方都市に住みながら東京基準のITコンサル業務を担える企業は珍しく、働く場所の選択肢を広げたい人にとって数少ない選択肢の一つだ。
タイプ5. 上場前のフェーズで経験を積みたい人
ベンチャー企業の急成長フェーズに身を置き、組織の変革や制度整備に参画したい人、上場体験を積んでキャリアに箔をつけたい人にとっても魅力的な環境だ。100名規模でのジョインは、上場後に300〜500名規模に拡大する際の「古参メンバー」ポジションを確保できる機会でもある。
株式会社エクレクトに向いていない人
- 大企業的な安定性・整った評価制度・ルール化された業務フローを求める人(急成長フェーズゆえ制度整備が追いついていない部分がある)
- Zendesk・SaaS領域に興味が持てない人(主要業務の大部分がこの領域に集中するため)
- 賞与・インセンティブなど短期的な報酬を重視する人(年俸制の可能性が高く、情報が不透明なため)
- フルリモート環境でも成果を出せるセルフマネジメント力を持っていない人(リモートゆえに自己管理が問われる)
- 評価の公平性・透明性に高い優先度を置く人(現状の口コミ評価が低く、上層部との関係性が評価に影響するという指摘あり)
評価されやすい経験・スキル
- Zendesk・Freshdesk・Salesforce Service Cloud等のCSプラットフォーム運用・設定経験
- SaaS製品のソリューションセールス・インサイドセールス経験
- 顧客のビジネス要件をヒアリングしてITシステムを提案・導入したコンサルティング経験
- BPO・コールセンター・カスタマーサポート運用管理経験
- プリセールスエンジニアまたはソリューションアーキテクト経験
- 複数SaaSを組み合わせたシステム設計・インテグレーション経験
- 英語でのビジネスコミュニケーション力(海外SaaS企業との連携業務あり)
- CX改善プロジェクトのPMまたはリーダー経験
- カスタマーサクセス(CS)担当として顧客のKPI改善を支援した経験
- データ分析・レポーティングによるCS業務改善提案の経験
- スタートアップ・ベンチャー企業での業務推進経験(曖昧な環境での自律的な業務推進力)
上記スキルのうち、特に採用優先度が高いと推測される順に並べると「Zendesk実務経験→SaaSソリューションセールス経験→ITコンサルティング経験」の順となる。逆に、これらの経験がゼロの場合はカスタマーサポート職またはオープンポジションへの応募が現実的な入口となる。入社後にZendesk・SaaS関連の知識を体系的に学びながらキャリアを構築していくパスも十分に存在する。
株式会社エクレクトの選考対策
戦略1. Zendesk・SaaS領域の基礎知識を事前にインプットする
選考に臨む前に、Zendeskの公式ドキュメントや動画を通じて基本的な機能・ユースケースを理解しておくこと。未経験であっても「自分で調べて学ぼうとしている」姿勢を示すことが大きな加点要素になる。
戦略2. 自律的な問題解決エピソードを準備する
「自ら調べ、試す」という社風に合わせて、指示を待たずに課題を発見・解決したエピソードを複数準備する。STAR法(状況・課題・行動・結果)を使って具体的な数値成果とともに語れるようにしておくこと。
戦略3. CX改善への具体的な関心を言語化する
「なぜCX・カスタマーサポート領域に興味があるのか」を自分なりの言葉で語れるようにしておく。抽象的な「顧客志向」ではなく、自分の経験から感じた問題意識や改善したい課題を具体的に話せると評価が上がる。
戦略4. 広島本社と東京本社の組織文化の違いを理解する
創業の地である広島と、首都圏での事業拡大を担う東京では、職場の雰囲気・業務内容が異なる可能性がある。配属拠点・リモートの可否について事前に確認し、自分の働き方の希望と整合しているかを確認しておく。
戦略5. 年収・評価制度については選考中に必ず確認する
公開情報での年収確認が困難なため、書類選考通過後の面接段階で「年俸制か月給制か」「評価サイクルと昇給の仕組み」「賞与の有無」を必ず確認すること。特に賞与なし・年俸制の可能性があるため、期待値を合わせておくことが入社後のミスマッチ防止につながる。
戦略6. フルリモートの適用範囲を明確に確認する
フルリモート・フルフレックス制度は全職種に適用されるわけではない可能性がある。自分が応募する職種においてリモート勤務がどの程度認められているか、出社が必要なケース(案件キックオフ・社内会議など)がどの程度あるかを選考中に具体的に確認することを推奨する。
戦略7. 転職エージェントを活用して内部情報を収集する
エクレクトは公開情報が限られており、年収・評価制度・選考詳細の多くが非公開または未掲載だ。転職エージェント経由でのアプローチは、こうした内部情報を事前に収集できる点で有効だ。特に「現場の雰囲気・評価制度の実態・マネジメントの特性」については、エージェントが持つ訪問フィードバックや内定者の声が参考になる。エージェントに依頼する際は「年収の透明性・評価制度の公平性」について具体的に質問することを推奨する。
まとめ
株式会社エクレクトは、Zendesk APACパートナーランキング最上位という圧倒的な専門性を武器に、SaaS導入支援・CXコンサルティング・BPO運用代行を一気通貫で提供するITコンサルティング会社だ。広島発でありながらフルリモート・フルフレックスを活かした全国採用を展開し、2022年11月期には売上高約22億円を達成する急成長を遂げている。
転職先として魅力的なポイントは、グローバルSaaSエコシステムの最前線で専門性を高められる環境と、100名規模・非上場フェーズならではの裁量の大きさだ。Zendesk・SaaS関連のスキルがある人材や、自律的に動けるITコンサルタント志望者には、キャリアを大きく伸ばせる職場として選択肢に入れる価値がある。
特にZendeskのAPACパートナーランキング最上位という実績は、同社在籍歴が履歴書の強力な裏付けになることを意味する。Zendesk専門のコンサルタントとして市場価値を高めたい人にとって、エクレクトほどの実績と規模を持つ会社は国内に他にない。SaaSコンサルタントとしてキャリアを確立したい人は、中長期的な視点でエクレクトへの転職を検討する価値がある。
一方で、年収の透明性・評価制度の公平性については口コミ評価が低めであり、入社後のギャップが生じるリスクもある。選考プロセスで積極的に情報収集を行い、自分の期待値と実態を摺り合わせてから判断することが肝要だ。特に年収・賞与体系については、面接の早い段階で確認を済ませることで、後々のミスマッチを防ぎやすい。
Zendesk・CXソリューション領域で専門的なキャリアを築きたい人、そして「自ら調べ、試す」自律型の働き方に自信がある人にとって、エクレクトは転職市場における競争優位を高める選択肢となるだろう。転職エージェントに相談しながら、選考対策を万全に整えて臨んでほしい。
