組込みソフトウェア開発の世界は、一般的なWebやアプリ開発とはまったく異なる専門知識が求められる。自動車のECU(電子制御ユニット)、産業用ロボットのコントローラー、医療機器の制御系ソフト——これらは一つのバグが人命に関わりかねない高品質が求められる領域だ。
エクスモーションはこの「組込みソフト開発の技術参謀」として2008年に設立され、単なる受託開発会社ではなく、クライアントの開発プロセスそのものを改善するコンサルティングに特化してきた。エンジニアが不足するなか、少数の高度な専門家が複数のクライアントを支援するモデルで、東証グロース上場まで成長した。
転職を検討する場合、同社の最大の魅力は「組込みソフトの深い専門性を活かしながら、コンサルタントとして関われる」点にある。開発の現場に入りながらも、プロセス全体を俯瞰する視野が身につく稀有な環境だ。ただし規模は小さく、ジェネラリスト志向や大企業志向の人には向かない。自分の専門性を尖らせたいエンジニアに向けた会社である。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社エクスモーション(eXmotion Co., Ltd.) |
| 設立 | 2008年9月1日 |
| 代表取締役社長 | 渡辺博之 |
| 本社所在地 | 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー23階 |
| 資本金 | 約454百万円(2025年11月現在) |
| 従業員数 | 連結88名・単体76名 |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:4394) |
| 売上高 | 約13.9億円(直近期) |
| 平均年収 | 約724万円 |
| 平均年齢 | 44.6歳 |
| 勤続年数 | 非公開(中途入社比率が高い傾向) |
| 事業内容 | 組込みソフトウェア開発コンサルティング、生成AI活用支援(CoBrain)、技術者向け教育(Eureka Box) |
創業から16年を経て、組込みソフトウェア開発の専門コンサルとして確固たるポジションを築いた。自動車産業のCASE(Connected・Autonomous・Shared・Electric)対応を背景に、ソフトウェア品質への需要は年々高まっており、売上高は前年比+7.9%と安定成長を続けている。
平均年齢44.6歳という数字が示すように、シニアな専門家が中心の組織だ。経験豊富なエンジニアが「コンサルタント」として活躍するモデルのため、若手一括採用よりも特定スキルを持つ即戦力中途採用が中心となっている。
主な事業内容
エクスモーションは「AIとエンジニアリング技術を掛け合わせたサービス」を旗印に、大きく3つの事業を展開している。コンサルティング事業を軸としながら、近年は自社プロダクトへの転換を進めている。
組込みソフトウェアは自動車・家電・製造機械・医療機器など製品の「頭脳」として組み込まれるソフトウェアを指す。このニッチ領域での深い専門性が同社の原点であり、すべての事業の基盤になっている。
コンサルティング事業
クライアント企業の組込みソフトウェア開発現場に入り込み、プロセス改善・品質向上・開発効率化を支援する。単なる人員提供ではなく、「技術参謀」として開発体制やプロセスの設計から関わるのが特徴だ。
主な支援対象は自動車(Tier1・Tier2メーカー)、産業機器、家電、医療機器メーカーなど。QAプロセス設計、品質管理体制の構築、モデルベース開発(MBD)への移行支援など、クライアントごとの課題に合わせたオーダーメイドの支援を提供する。規模が小さい分、コンサルタント1人ひとりが高い裁量を持って案件を担う。
生成AI活用支援(CoBrain)
生成AIを活用した要件定義支援ツール「CoBrain」を提供している。組込みソフト開発の要件定義フェーズは曖昧さがトラブルの温床となりやすく、ここをAIで補助することで品質と効率を同時に向上させる。
同社がコンサルティング事業で培った組込みドメイン知識を、AIツールの形で提供するモデルは、単なるAIツールベンダーとは一線を画す。「組込み×生成AI」という組み合わせで差別化を図り、スケーラブルな収益モデルへの転換を目指している。
教育・人材育成事業(Eureka Box)
技術者向けオンライン学習プラットフォーム「Eureka Box」を提供している。組込みソフトウェア開発に必要なスキルをオンラインで学べる環境を構築し、クライアント企業の人材育成ニーズに応える。
コンサルティング事業で培った「何を学べば組込みエンジニアが伸びるか」という知見を、教育プロダクトとして横展開したものだ。顧客企業との長期的な関係構築にも貢献し、コンサルティング案件とのシナジーが期待される。
株式会社エクスモーションの強み
強み1. 組込みソフトウェアに特化した圧倒的な専門性
組込みソフトウェア開発に完全特化したコンサルティング会社は、日本でも極めて少ない。汎用的なIT支援から産業ソフト開発まで手がける大手SIerと違い、エクスモーションは組込み領域一本に絞ることで、業界最高水準の専門知識を蓄積してきた。
この集中戦略は転職者にとっても重要な意味を持つ。「自動車ソフト出身」「組込み品質の専門家」というキャリアを、さらに深掘りできる数少ない会社だ。汎用スキルより専門性を高めたいエンジニアにとって理想的な環境と言える。
強み2. コンサルタントとして複数の大手クライアントに関われる
受託開発会社のように一つのプロジェクトに長期固定されるのではなく、コンサルタントとして複数クライアントの課題解決に携わる。自動車メーカーのTier1から産業機器まで、幅広い企業の内部に関与することで、単一メーカー勤務では得られない横断的な視野が身につく。
転職後のキャリア観点では、「○○社のソフト開発者」ではなく「組込みソフトコンサルタント」という職種を経験できる点が大きい。これは市場価値を高めるうえで重要な差別化要素になる。
強み3. 平均年収724万円の高い報酬水準
連結88名という小規模ながら平均年収約724万円は、IT業界全体の平均と比較しても高い水準だ。少数精鋭体制で高単価案件を担うモデルが、高い一人当たり売上と報酬に繋がっている。
上場企業としての安定性も加味すれば、専門家として長期的なキャリアを積む環境として魅力的だ。大企業に比べるとポジション数は限られるが、役職者比率が高い点も特徴的だ。
強み4. 生成AI×組込み領域で先行者優位
CoBrainに代表されるように、生成AIと組込みソフトドメインを掛け合わせた領域で先行者優位を築いている。この組み合わせは市場全体でも珍しく、大手SIerが容易に参入できない専門性の壁がある。
転職者にとっては、AIとエンジニアリング双方の知識を活かす新しい仕事のスタイルを体験できる。単なるエンジニアではなく、AIを使いこなすコンサルタントとしてのキャリアを歩める環境が整いつつある。
強み5. 東証グロース上場による信頼性と情報開示
上場企業であることで、財務状況や経営方針が公開情報として確認できる。転職先の透明性を重視する候補者にとって、開示情報から実態を把握しやすいのは安心材料だ。
また上場基準を満たすためのガバナンス・労務管理体制が整備されているため、非上場の中小企業と比べて労働条件の安定性は高い。規模は小さいながら「小さいが透明な会社」という評価ができる。
強み6. 自動車産業のソフト化トレンドと追い風環境
EV化・自動運転・ADAS普及に伴い、自動車業界でのソフトウェア重要性は急激に高まっている。従来のハードウェア志向から「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)」への移行が加速するなかで、組込みソフトウェアの専門家需要は構造的に拡大している。
この業界トレンドはエクスモーションにとって最大の追い風だ。自動車メーカー・部品メーカーのソフト開発力強化ニーズが高まるほど、同社の出番は増える。中長期的な成長余地が大きい業界ポジションにある。
株式会社エクスモーションの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| コンサルタント(初級) | 500〜650万円程度 |
| コンサルタント(中級) | 650〜800万円程度 |
| シニアコンサルタント | 800〜950万円程度 |
| マネージャー | 900〜1,100万円程度 |
| プリンシパル・パートナー | 1,000万円以上程度 |
| 技術研究職(Eureka Box等) | 550〜750万円程度 |
| プロダクト開発(CoBrain等) | 600〜800万円程度 |
給与制度の特徴
公開情報からは詳細な給与制度の記載は確認できないが、コンサルティング会社の一般的なモデルとして、経験・スキル・案件貢献度に連動した成果型要素が組み込まれている可能性が高い。上場企業として開示される平均年収724万円は、少数精鋭かつシニア層が多い組織構成を反映した数字だ。
中途入社の場合、前職の経験・スキルを評価した個別交渉が基本となる。組込みソフト領域の専門性が高いほど、交渉レンジの上限が引き上がる傾向がある。
年収を見る際の注意点
- 平均年齢44.6歳の組織であり、若手エントリー層の平均年収は公開平均より低い可能性がある
- 少人数のため、個人の実績やポジションにより年収の幅が広い
- 上場企業のため有価証券報告書で開示される平均年収は役員報酬を含まない場合が多い
- コンサルティング職は高単価だが、プロダクト・管理系は若干低めの傾向がある
- 賞与の比率・頻度は採用時に確認が必要
株式会社エクスモーションの働き方・福利厚生
エクスモーションは東証グロース上場企業として、法定基準を満たす労務管理体制を整えている。少数精鋭の専門家集団ゆえ、社員一人ひとりへの裁量と責任が大きい働き方が特徴だ。
勤務時間・休日
- 標準的な9〜18時勤務(フレックスタイム制を採用している可能性が高い)
- 完全週休2日制(土日祝日休み)
- 年間休日120日程度
- 有給休暇・夏季休暇・年末年始休暇
リモートワーク コンサルティング職はクライアント先常駐が基本だが、一部案件でリモート対応も進んでいる。コロナ禍以降、組込み業界でもリモート化が進展しており、完全常駐型から柔軟な勤務形態への移行が見られる。
福利厚生(確認・推定)
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費全額支給
- 資格取得支援制度(組込み系技術資格等)
- 書籍・学習費用補助
- Eureka Box(自社学習プラットフォーム)の利用
- 技術カンファレンス参加支援
- 健康診断
- 退職金制度(詳細要確認)
- 育児休業・介護休業制度
働き方の注意点 小規模組織のため、人事制度やキャリアパスの整備は大企業に比べると発展途上の部分がある。コンサルタントとして複数プロジェクトを掛け持ちするケースもあり、業務量の波がある点は事前に確認したい。
株式会社エクスモーションの社風・カルチャー
一言で表すなら「玄人志向の専門家集団」
エクスモーションを一言で表すなら、「技術の深みを追い求める玄人集団」だ。平均年齢44.6歳という数字が示す通り、長いキャリアの中で組込みソフトに特化してきた専門家が集まっている。派手なカルチャーや急成長スタートアップ的な雰囲気よりも、技術的な正確さと深い専門知識を尊重する文化が根付いている。
自動車・産業機器という保守的な産業のクライアントと向き合うビジネスの性質上、誠実さ・正確さ・地道なプロセス改善を重視する価値観が染み込んでいる。「派手な成長ではなく、確かな専門性で信頼を積み上げる」姿勢が同社のDNAと言える。
評価される人物像
技術的な深みへの飽くなき追求心が最も重視される。「なぜこのソフトはこう動くのか」を徹底的に掘り下げる姿勢、品質に妥協しない職人気質が組織の核にある。また、クライアントの現場に入り込むコンサルタントとして、論理的な説明力とコミュニケーション力も不可欠だ。
自律性・自己管理能力も重要だ。少人数の組織で手厚いOJTや管理を期待することは難しく、主体的に動ける人材が活躍できる。「与えられた仕事をこなす」より「自分で課題を発見して解決策を提案する」動き方が求められる。
表面的なイメージと実態の差
「小さいIT企業=ベンチャー的な雰囲気」と思われがちだが、実態は年齢層高めの落ち着いた専門家集団だ。スタートアップ的なスピード感やカジュアルな文化を期待すると、ギャップを感じる可能性がある。
一方で、「大手SIerの下請け的な組込み会社」というイメージも当てはまらない。コンサルタントとして対等にクライアントと交渉・提案する立場が明確で、エンジニアが「技術の奴隷」にならない働き方ができる点は、同社の最大の実態的魅力の一つだ。
株式会社エクスモーションの転職難易度
難易度:3級(専門性特化型)
エクスモーションへの転職難易度は、「組込みソフトウェア開発の実務経験があるかどうか」でほぼ決まる。この経験があれば選考に進める可能性が高まるが、経験がなければほぼ採用されない、という非常にニッチな採用基準が設定されている。
組織規模が小さいため、採用枠は年間数名程度と推定される。公開求人が少なく、転職エージェント経由や業界内の紹介ルートが多いと考えられる。人材市場での知名度は低いが、組込みソフトの専門家コミュニティでは認知されている。
理由1. 組込みソフトウェアの実務経験が必須
Web系・業務系システムの経験だけでは、クライアントの組込み課題を解決するコンサルタントは務まらない。C言語・リアルタイムOS・ハードウェア-ソフトウェア連携などの実務経験が前提条件だ。この専門性の壁が採用基準を大きく絞り込んでいる。
理由2. 少人数組織ゆえの採用ペースの少なさ
連結88名の小規模組織では、毎年の採用枠が限られる。欠員補充や事業拡大フェーズに合わせた採用が中心のため、タイミングによっては求人自体が出ていないこともある。情報収集の継続とタイミングの見極めが重要だ。
理由3. コンサルタントとしての対人能力も必要
純粋な技術力だけでなく、クライアントへの提案力・説明力・課題ヒアリング力も求められる。内向きで黙々と開発するだけのスタイルでは、コンサルタントとしての要件を満たせない。技術×コミュニケーションの両立が求められる。
株式会社エクスモーションに向いている人
タイプ1. 組込みソフトの深みを追求したいエンジニア
自動車・産業機器・家電などの組込みソフトウェア開発に長年携わり、「もっと深く専門性を高めたい」「単なる開発者からステップアップしたい」と考えているエンジニアに最適だ。
タイプ2. コンサルタントとして幅広い企業課題に関わりたい人
1社に縛られず、複数の大手メーカーの内部課題解決に関わりたいという人に向いている。自分の専門知識を多くの現場で活かすことで、より速く深く経験を積める。
タイプ3. 専門家として高い報酬を得たい人
平均年収724万円という水準は、同規模の会社と比較して高い。専門性に見合った報酬を求めるエンジニアにとって、納得感のある評価が期待できる。
タイプ4. 生成AIと技術の融合に興味を持つエンジニア
CoBrainのような「AI×組込み」の新しいプロダクト開発にも関わりたい、という志向の人にとって、同社は技術変革の最前線を経験できる場所だ。
タイプ5. 長く腰を据えて専門性を磨きたい人
平均年齢44.6歳という数字が示すように、長期にわたり専門性を磨き続けるキャリアスタイルが同社に合っている。短期での転職を繰り返すよりも、じっくり腰を据えて一つの領域を究めたい人と相性がいい。
株式会社エクスモーションに向いていない人
批判ではなくミスマッチを防ぐための観点として、以下のタイプはエクスモーションとの相性を慎重に考えるべきだ。
- タイプ:大人数・賑やかな組織を好む人 — 連結88名の少人数組織では、大企業のような活気ある職場環境は期待しにくい
- タイプ:Web・スマホ・クラウド系のキャリアを積みたい人 — 組込み領域に特化しているため、Web系スキルを伸ばすキャリアパスは基本的にない
- タイプ:手厚い研修・OJTを期待する新卒・若手 — 少人数かつシニア人材が中心のため、体系的な育成プログラムは限られる可能性がある
- タイプ:ブランド志向が強い人 — 一般知名度は低く、「有名企業に転職した」という外向きのステータスは得にくい
- タイプ:明確な出世・管理職パスを求める人 — 小規模のため、管理職ポストは少なく昇進の機会が限られる
株式会社エクスモーションの選考対策
選考対策1. 組込みソフトウェアの実務経験を徹底的に言語化する
履歴書・職務経歴書では、どのような組込みシステムをどのような役割で開発したかを具体的に書く。「自動車向けECUのソフト品質改善プロセスに携わり、バグ検出率を30%改善」のように、数値と具体的な業務内容を組み合わせた記述が効果的だ。
選考対策2. 品質・プロセス改善への関心を示す
コンサルタント職を目指す場合、自身が改善活動に主体的に関わった経験を強調する。プロセス改善・品質管理・チーム教育などの経験が評価されやすい。「なぜそのプロセスに問題があったか」「どう改善したか」を論理的に説明できるよう準備しよう。
選考対策3. コンサルタント志向の姿勢を面接で明確に示す
面接では「御社でコンサルタントとして貢献したい理由」を具体的に語ることが重要だ。「組込みの専門性をクライアントの課題解決に使いたい」「複数の現場を経験することでより広い視野を得たい」といった動機を、自身の経験と結びつけて説明できるよう準備する。
選考対策4. 生成AIへの理解・活用経験をアピール
CoBrainなど生成AI活用への取り組みが加速しているため、生成AI(ChatGPT・GitHub Copilot等)を業務で活用した経験があれば積極的にアピールしたい。組込み×AIという新しい融合領域への関心と理解を示すことで、差別化できる可能性がある。
選考対策5. クライアントへの提案経験を具体的に準備
過去のコンサルティング・提案経験(社内提案でも可)を棚卸しし、面接で語れるよう準備する。「どんな課題に対して、どう提案し、どんな結果を得たか」というストーリー構成で話せると印象が強い。
選考対策6. 企業研究で公開情報を徹底活用
上場企業のため、有価証券報告書・決算資料・IRニュースが公開されている。これらを事前に確認し、売上規模・事業戦略・注力領域を把握したうえで面接に臨むことで、「自社を真剣に研究している候補者」という印象を与えられる。
株式会社エクスモーションへの転職で評価されやすい経験
- 自動車(ECU・ADAS・EV・自動運転)関連の組込みソフトウェア開発経験
- 産業用ロボット・FA機器の制御ソフト開発経験
- 組込みLinux・RTOS(FreeRTOS・AUTOSAR等)の実務経験
- C言語・C++を用いた組込みシステム開発の実務経験
- ソフトウェア品質管理・QAプロセス設計の経験
- モデルベース開発(MBD・Simulink等)の活用経験
- MISRA-C・CERT-C等のコーディング規約への準拠経験
- Tier1サプライヤーや完成車メーカーでの開発プロセス経験
- チーム内での技術メンタリング・教育経験
- 要件定義フェーズへの参画・課題発見経験
- ISO 26262(機能安全)・IEC 61508関連の知識・経験
- 社内外への技術提案・プレゼンテーション経験
- アジャイル・スクラムを組込み開発に適用した経験
- プロジェクトリーダー・テックリードとしての経験
- 生成AI・GitHub Copilot等を業務で活用した経験
特に評価されやすいのは「自動車系組込みソフトの品質改善または要件定義に主体的に関わった経験」。クライアントは自動車メーカー・Tier1が多いとされるため、このドメイン経験は即戦力性の証明として最大の評価ポイントになる。
まとめ
株式会社エクスモーションは、組込みソフトウェア開発という高度に専門的な領域に完全特化したコンサルティング会社だ。少数精鋭88名・平均年収724万円という数字に表れているように、「量より質」の専門家集団として安定した成長を続けている。
自動車のEV化・自動運転化という業界構造の変化は、組込みソフトウェア専門家への需要を今後も押し上げる。エクスモーションはそのトレンドの真正面に位置しており、中長期的な事業成長余地は大きい。さらに生成AIをドメイン知識と組み合わせるCoBrainへの取り組みは、「コンサルティング×プロダクト」の新たな収益モデルの開拓を意味しており、会社としての進化過程にあると言える。
転職先として考える場合、「組込みソフトの専門家としてさらに深みを増したい」「コンサルタントとして複数企業の課題解決に関わりたい」という志向を持つ人にとって、業界内で数少ない理想的な選択肢となりうる。知名度は低いが、だからこそライバルが少なく本物の専門性で評価される環境がある。
組込みエンジニアとしてのキャリアの次のステップを模索しているなら、一度エクスモーションへの転職可能性を真剣に検討してみてほしい。あなたの技術的な深みを、最大限に活かせる場所がそこにあるかもしれない。
