HENNGE株式会社は、1996年にHDE Inc.として創業し、2019年に現在の社名へと変更した東証グロース上場のSaaS企業です(証券コード:4475)。主力プロダクトである「HENNGE One」は、企業のクラウドサービス利用時のシングルサインオン(SSO)・多要素認証(MFA)・メールセキュリティを統合的に提供するSaaSであり、国内クラウドセキュリティ市場において独自のポジションを確立しています。
企業内でのクラウドサービス利用が爆発的に増加した結果、「誰がどのサービスにアクセスできるか」「パスワード管理の煩雑さと漏洩リスク」「メールを通じたフィッシング・マルウェアの脅威」という複合的なセキュリティ課題が深刻化しています。HENNGE Oneはこれらの課題を一つのSaaSで解決するという明快な価値提案で、SMBから大企業まで幅広い顧客層に支持されています。
HENNGEの最大の特徴は「英語公用語」「エンジニア文化」「全社テックドリブン」という独自のカルチャーにあります。社内コミュニケーションを英語に統一し、外国籍社員が多数在籍する国際的な職場環境は、国内のSaaS企業の中でも際立った個性です。転職エージェントとして、HENNGEの実態・強み・年収・選考難易度を正直な視点で解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | HENNGE株式会社 |
| 英語名 | HENNGE K.K. |
| 設立 | 1996年(平成8年)8月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 小椋 一宏 |
| 本社 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F |
| 資本金 | 約9.6億円(参考値) |
| 従業員数 | 約400名程度(参考値) |
| 上場区分 | 東証グロース(証券コード:4475) |
| 売上高 | 数十億円規模(年次成長を継続中) |
| 平均年収 | 約720万円(有価証券報告書ベース、平均年齢34歳前後) |
| 平均年齢 | 34歳前後 |
| 平均勤続年数 | 3〜5年程度 |
| 事業内容 | クラウドセキュリティSaaS「HENNGE One」の開発・販売・運用 |
HENNGEは1996年にHDE Inc.(エイチ・ディー・イー株式会社)として創業しました。当初はGroupware・メール関連のシステム開発を行っていましたが、クラウドコンピューティングの普及期に見事な事業ピボットを実現し、現在のSaaSビジネスモデルへと転換することに成功しました。2019年3月には社名をHENNGEに変更し、グローバル展開を見据えたブランドリニューアルを行っています。
2020年の東証マザーズ(現:グロース)上場以降は、ARR(年間経常収益)ベースの成長を継続しており、既存顧客への追加販売(アップセル)と新規顧客獲得を両輪に高成長を維持しています。SaaS企業として重要なNet Revenue Retention Rate(NRR)も100%超を維持しており、既存顧客からの収益が確実に成長しているビジネスモデルの健全性を示しています。
主な事業内容
HENNGEの事業はほぼすべてが「HENNGE One」というSaaSプロダクトの開発・販売・運用に集約されています。一つのプロダクトに経営資源を集中させるフォーカス戦略が、専門性の深化と高い競争力を実現しています。
顧客企業の規模はSMB(中小企業)から大企業まで幅広く、様々な業種・業態のクラウドセキュリティ課題に対応しています。パートナー企業(SIer・販売代理店等)を通じたチャネル展開も重要な販売経路です。
HENNGE One(クラウドセキュリティSaaS)
メインプロダクトの「HENNGE One」は主に3つの機能コンポーネントで構成されています。
シングルサインオン(SSO)機能は、Microsoft 365・Google Workspace・Salesforce・kintone等の複数のクラウドサービスを一つのIDとパスワードで利用できるようにする機能です。パスワード管理の煩雑さを解消し、情報セキュリティリスクを低減します。社員が複数サービスのパスワードを別々に管理する手間と、パスワード忘れ・流出のリスクを同時に解決できる実用性が顧客に評価されています。
多要素認証(MFA)機能は、パスワードだけでなくスマートフォンアプリ・ハードウェアトークン等の複数の認証要素を組み合わせてセキュリティを強化する機能です。テレワークの普及によりオフィス外からのアクセスが増加した現代において、不正アクセス防止の需要は急速に高まっています。
メールセキュリティ機能は、フィッシングメール・マルウェア添付・誤送信等のリスクを低減するメールフィルタリング・暗号化機能です。ビジネスコミュニケーションの基盤であるメールのセキュリティ強化は、どの企業にとっても優先度の高い課題です。
グローバル展開への取り組み
現在は国内市場を主軸としていますが、グローバル市場への展開を中期的な成長戦略として位置付けています。英語公用語を採用しグローバルな人材が在籍する組織体制は、この方向性を見据えた準備として機能しています。
海外市場では世界的な競合(Okta・Microsoft等)との競争が待ち受けており、差別化のための製品開発・パートナー構築が重要課題です。グローバル展開に関わる仕事に挑戦できる可能性は、転職志望者にとっての魅力の一つです。
パートナーエコシステム
SIer・ITソリューションプロバイダー・クラウド代理店等のパートナー企業を通じた販売チャネルの拡大も重要な事業戦略です。直販(インサイドセールス・フィールドセールス)とパートナー経由の複合的なチャネル構築により、多様な顧客へのリーチを実現しています。
HENNGEの強み
強み1. 国内クラウドセキュリティSSO市場でのスペシャリスト地位
企業のクラウドサービス移行が加速する中で、ID管理・アクセス制御というセキュリティ基盤の需要は構造的に拡大し続けています。HENNGEはこの市場に早期からフォーカスし、国内企業向けの使いやすさ・日本語サポート・コンプライアンス対応という点で差別化したポジションを確立しています。
外資系競合(Okta等)が機能の高度さと英語サポートを強みとする一方で、HENNGEは「日本の中堅・大企業が使いやすい国産クラウドセキュリティ」という明確な立ち位置を持ちます。転職者にとっては、成長市場のニッチリーダーで専門性を蓄積できる環境があるという意味です。
強み2. ARR成長率20%超を持続する強いビジネスモデル
SaaS企業として最重要な指標であるARR(年間経常収益)が20%超の成長を継続していることは、既存顧客の継続利用率の高さと新規顧客獲得の両立を示しています。解約率(チャーンレート)が低いSaaSビジネスは収益の予測可能性が高く、経営の安定性に直結しています。
転職者にとっての意味は「成長フェーズのSaaS企業でビジネス全般を学べる」という機会価値です。ARR管理・チャーンレート改善・カスタマーサクセス・アップセル等のSaaS特有のビジネス知識を実業務で習得できる環境は、将来的なキャリアの幅を広げます。
強み3. 英語公用語・外国籍社員多数という国際色豊かな環境
社内コミュニケーション(会議・ドキュメント・Slack等)を英語で行う「英語公用語」制度は、国内SaaS企業の中では非常に珍しい環境です。日本語・英語双方のコミュニケーションが自然に行われる職場では、グローバルなキャリアに必要な英語力と異文化コミュニケーション能力を日々の業務を通じて高めることができます。
英語力を持つ人材、外国籍の社員とも対等に仕事がしたいという志向を持つ人材にとって、HENNGEの職場環境は国内でも希少な選択肢です。グローバル展開への移行が進む将来の展開においても、この能力が大きな資産になります。
強み4. エンジニア文化・テックドリブンな意思決定
プロダクトの技術的な品質・セキュリティの堅牢性・システムのスケーラビリティが顧客への価値に直結するSaaS企業として、エンジニアが会社の中心的な地位を占める文化が形成されています。経営陣にも技術バックグラウンドを持つメンバーが多く、「テクノロジーで問題を解決する」という姿勢が意思決定に反映されています。
転職エンジニアにとっては「技術が尊重される環境で働ける」という文化的な魅力があります。技術的な探求・良い設計へのこだわり・パフォーマンス最適化への投資が、ビジネス的な判断と同等に重視される職場です。
強み5. フラットな組織と若手の活躍機会
平均年齢34歳前後という若い組織構成と、年功序列を重視しないフラットな評価文化により、若手・中堅社員でも実力に応じた役割と処遇が得られます。入社数年でチームリーダー・プロジェクトオーナーとして活躍するケースも多く、責任ある仕事を早期に担いたい人材には魅力的な環境です。
スタートアップ的なスピード感と上場企業としての安定性が両立しており、「ベンチャーリスクは取りたくないが、大企業の硬直した環境も嫌だ」という方にとって中間的な選択肢として適しています。
強み6. サイバーセキュリティ市場の構造的成長
クラウドサービスの普及・テレワークの定着・サイバー攻撃の高度化という複合要因により、企業のセキュリティ投資需要は構造的に拡大しています。単なる景気連動型の市場ではなく、デジタル化が進む限り需要が増え続けるテーマ性の強さがHENNGEのビジネスの根拠を支えています。
このような成長市場の中核にいる企業でのキャリアは、中長期的な転職市場での価値向上にも貢献します。クラウドセキュリティという専門性は今後ますます市場価値が高まる分野です。
HENNGEの年収事情
HENNGEの平均年収は有価証券報告書ベースで約720万円(平均年齢34歳前後)とされています。東証グロース上場のSaaS企業として、規模感に比して高い待遇水準を実現しており、特にエンジニア職では800〜900万円台に達するケースも報告されています。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| エンジニア(中堅) | 650万〜800万円 |
| エンジニア(シニア・テックリード) | 800万〜1,000万円超 |
| SaaS営業(インサイドセールス) | 600万〜800万円 |
| SaaS営業(フィールドセールス) | 700万〜950万円 |
| カスタマーサクセス | 600万〜800万円 |
| プロダクトマネージャー | 700万〜950万円 |
| マーケティング | 600万〜800万円 |
| コーポレート(経理・法務・HR等) | 550万〜750万円 |
※上記はあくまで参考レンジです。実際の年収は個人の経験・スキル・役割・パフォーマンス等により変動します。
給与制度の特徴
HENNGEの給与制度は実力主義を基本としており、年功序列的な昇給よりもスキル・貢献度・成果に基づいた評価が重視されます。定期的なパフォーマンスレビューを通じて評価が給与に反映される仕組みが整っており、高いパフォーマンスを発揮する社員は早期に昇給・昇格が実現するケースがあります。
エンジニア職は技術的なグレードに基づいた給与テーブルが設定されており、スキルアップと収入アップが連動しやすい設計です。営業職では基本給+インセンティブ(成果報酬)の構成が取られており、高い成果を出した営業担当者は大きな収入を得られる可能性があります。
年収を見る際の注意点
- 有価証券報告書の平均年収は全職種・全年次の平均値であり、職種・スキルレベル・グレードによって個人差が大きい
- 英語公用語環境において英語力が高い場合、グローバル人材としてのプレミアムが給与に反映されるケースがある
- SaaS企業として成長が継続している段階では、ストックオプション等の株式報酬制度も実質的な報酬の一部となる可能性があるため、制度内容を確認することが重要
- 福利厚生(リモートワーク手当等)の有無も実質的な処遇の比較に際して考慮する
- 転職交渉の場面では、現年収だけでなくグレード・ポジション・将来の昇格見込みも含めて交渉することが推奨される
HENNGEの働き方・福利厚生
勤務時間・休日制度
HENNGEはフレキシブルな勤務制度を導入しており、業務内容に応じた柔軟な時間管理が可能です。標準的な所定労働時間は週40時間程度ですが、業務の性質・チームの状況によって柔軟に対応できる環境があります。
年間休日は土日・祝日を含めて120日程度が基本であり、有給休暇の取得も比較的取りやすい文化があります。SaaS企業らしく「成果で評価する」という文化が浸透しており、長時間労働を美徳とするような文化は少ないです。
働く場所・リモートワーク
リモートワーク可能な体制が整備されており、渋谷の本社への出社とリモートワークを柔軟に組み合わせることができます。英語公用語の環境もあり、海外在住の社員・外国籍社員のフルリモート勤務も行われています。
SaaS企業らしくコミュニケーションツール(Slack等)を活用した非同期コミュニケーションが発達しており、リモートワーク環境での業務推進能力が重視されます。
主な福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- リモートワーク手当
- フレキシブルな勤務制度
- 書籍購入費用補助
- カンファレンス・技術勉強会参加費用補助
- 健康診断・メンタルヘルスサポート
- 育児休業・介護休業制度
- 社員持株会
- ストックオプション制度(対象者による)
- 英語学習支援(英語公用語環境への適応支援)
- 慶弔見舞金
- 退職金制度
働き方を見る際の注意点
英語公用語の環境は魅力である反面、英語でのコミュニケーション能力が業務推進に直接影響します。英語力が不足している状態での入社は、仕事のスピードとストレスに大きく影響するため、入社前に英語力の向上を図ることを強く推奨します。また成長フェーズにある企業として、ポジションによっては高い業務量が求められる場面もあることを事前に確認しておく必要があります。
HENNGEの社風・カルチャー
一言で表すなら「グローバル×テックドリブンの少数精鋭集団」
HENNGEの社風を一言で表すなら「グローバル×テックドリブンの少数精鋭集団」です。英語が飛び交う職場・外国籍社員との日常的な協業・技術的な議論が中心の会議──これらが形成する独特のカルチャーは、日本の一般的な企業とは一線を画す環境です。「多様なバックグラウンドを持つ人材が共通の目標(クラウドセキュリティの普及)に向かって働く場」というイメージが最も近いです。
組織規模が大きくないため、社員一人ひとりの影響範囲と責任が広い反面、個人の貢献がビジネスに直接反映されるやりがいも感じやすい環境です。
評価される人物像
HENNGEで評価される人物像は「技術力・英語力・自律性の三拍子が揃った人材」です。自分のミッションを明確に理解し、最小限のマネジメントで成果を出せる自律的な働き方が重視されます。英語でのコミュニケーション能力は「あると良い」ではなく「必須」であり、日々の業務の中で英語を使いこなせることが前提条件です。
また「なぜセキュリティが重要か」「HENNGEのミッションにどう貢献できるか」という問いに対する自分なりの答えを持ち、強い内発的な動機を持つ人材が文化的フィットの高い人物像として評価されます。
表面的なイメージと実態の差
「英語公用語というと外国籍社員ばかりの会社」というイメージを持つ方もいますが、実際には日本人社員が多数在籍しており、英語と日本語の双方が自然に使われています。「英語が苦手でもいられる」環境ではありませんが、「英語ネイティブでないと生き残れない」という極端な環境でもありません。
一方で、「ベンチャーらしい混乱感」は一定程度存在します。成長フェーズの企業として組織制度・プロセスが常に変化しており、安定した大企業的な働き方を求める方には難しい面もあります。変化への適応力と自律的な問題解決力が求められます。
HENNGEの転職難易度
難易度:A〜S級(エンジニアはA〜S級、SaaS営業・CSはA級が基本)
HENNGEへの転職難易度は全体的にA〜S級と評価される難関クラスです。技術力(エンジニア職)またはSaaS営業・プロダクト経験(ビジネス職)の高い専門性に加え、英語対応力とカルチャーフィットが厳しく問われます。採用ポストは限られており、各ポジションへの応募競争率は高い傾向があります。
SaaS業界の成長とともにHENNGEへの認知度・人気が高まっており、転職エージェント経由・自社採用サイト経由を問わず応募者の質・量ともに増加しています。選考プロセスでは技術面接・英語面接・カルチャーフィット面接が組み合わせられることが多く、総合的な審査が行われます。
理由1. 英語力の高いハードルが参入障壁となる
英語公用語の環境での業務遂行能力(TOEIC900点相当以上、または実際の英語でのコミュニケーション能力)が実質的な参入条件となります。英語力が不十分な候補者は技術力・経験値が高くても書類・面接で振り落とされるケースがあります。
英語でのメールライティング・会議参加・プレゼンテーションを日常的に行ってきた経験は強力なアピールになります。TOEIC等のスコアより「実際のビジネス場面での英語使用実績」が重視されます。
理由2. 技術職はクラウドセキュリティ領域の高い専門性が求められる
エンジニア職では、クラウドセキュリティ・アイデンティティ管理・SAML/OAuth等の認証プロトコル・Kubernetes等のインフラ技術への深い理解が求められます。一般的なWebアプリ開発経験はベースとして必要ですが、セキュリティ領域の専門知識への習熟度が選考での差別化要素になります。
理由3. カルチャーフィットの見極めが選考全体を通じて行われる
技術力・英語力が基準を満たしていても、「HENNGEのカルチャーに合うかどうか」という観点での選考が最終段階まで続きます。「なぜHENNGEか」「グローバルな環境で働くことへの本気度」「テックドリブンなカルチャーへの共感」という問いへの回答の質が合否に直結します。
20〜30代のキャリア相談(無料)→HENNGEに向いている人
タイプ1. 英語力があり、グローバルなキャリアを追求したい人
英語でのビジネスコミュニケーションに慣れており、国際的な職場環境でのキャリア形成を目指す方に最も向いています。日本にいながらグローバル水準のビジネス環境で働けるHENNGEは、海外転職の前段階としても価値があります。
タイプ2. クラウドセキュリティ・セキュリティ技術に強い関心を持つエンジニア
SSO・MFA・ゼロトラストセキュリティ等のクラウドセキュリティ領域を専門的に深めたいエンジニアには、HENNGEは業界内でも希少なポジションを提供します。セキュリティの専門家として転職市場での市場価値を高めたい方に向いています。
タイプ3. SaaSビジネスを事業全体で学びたいビジネス職
ARR管理・チャーン改善・カスタマーサクセス等のSaaSビジネス特有の経営指標と実務を一社で体験できる機会は希少です。「SaaS事業の構造全体を理解したビジネスパーソン」になりたい方には適した環境です。
タイプ4. 自律的に動き、変化に対応できる人
決められたことをこなすより「自分で課題を発見して解決策を実行する」という自律的な働き方が自然にできる方は、HENNGEのカルチャーにフィットします。成長フェーズの企業での変化への適応力と問題解決力が活かせます。
タイプ5. スタートアップのリスクなしに成長環境を求める人
上場済みで安定した収益基盤を持つSaaS企業での成長機会を求め、スタートアップ的なリスク(倒産・解散等)は避けたい方には、東証グロース上場かつARR成長継続中のHENNGEは適したポジションです。
HENNGEに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、以下のタイプは事前に確認しておくことをお勧めします。
- タイプ:英語でのコミュニケーションに強い抵抗感がある方 — 英語公用語の環境では日常的に英語が使われるため、英語への抵抗感が業務上のストレスに直結します。入社前の英語力向上と、英語への積極的な姿勢が必要です
- タイプ:安定した大企業の組織文化を求める方 — 成長フェーズにある企業として制度・プロセスが変化しやすい環境です。整備された大企業の安定感を優先する方にはギャップを感じる可能性があります
- タイプ:幅広い商材・事業を経験したい方 — HENNGE Oneというほぼ単一のプロダクトに事業が集中しているため、多様なプロダクト・事業に携わりたい方には物足りなさを感じる場合があります
- タイプ:セキュリティ・クラウドへの関心が薄い方 — HENNGE Oneというプロダクトへの理解と関心が業務意欲の基盤になるため、クラウドセキュリティへの関心がない場合は動機形成が難しい
- タイプ:成果よりプロセス管理を好む方 — 自律的な目標設定・成果管理が求められる環境であり、細かい指示を受けながら仕事をするスタイルとはミスマッチが生じやすいです
HENNGEの選考対策
戦略1. 英語力を事前にしっかり高める
HENNGEの選考で最初に問われるのは英語力です。書類・面接いずれの段階でも英語でのコミュニケーション能力が評価されます。TOEIC900点相当以上のスコアを保有するか、または実際のビジネス場面での英語使用経験(会議・メール・プレゼンテーション等)を具体的に語れるよう準備してください。
英語面接(英語でのQ&A・自己紹介等)が実施されるケースも多いため、英語での自己紹介・志望動機・業務経験の説明を事前に練習しておくことを強く推奨します。
戦略2. クラウドセキュリティの基礎知識を習得する
エンジニア・ビジネス職いずれの応募でも、クラウドセキュリティの基礎知識(SSO・MFA・SAML・OAuth・ゼロトラストセキュリティ等)を事前に学習しておくことが重要です。「なぜクラウドセキュリティが重要か」「HENNGE Oneはどんな課題を解決しているか」を自分の言葉で説明できるようにしてください。
HENNGE Oneの製品ページ・ホワイトペーパー・技術ブログを事前に読み込み、プロダクトへの理解を深めておくと選考全体に有利に働きます。
戦略3. 「なぜHENNGE・なぜセキュリティ」を深掘りする
「なぜHENNGEを選んだのか」「なぜクラウドセキュリティ領域に関わりたいのか」という問いに対し、自分の経験・価値観・キャリアビジョンと結びついた具体的な回答を準備してください。「グローバルな環境で働きたい」「英語を活かしたい」という表面的な回答より「HENNGEのこのプロダクトのこの部分に貢献したい」という具体性が評価されます。
戦略4. 自律的な仕事スタイルの経験を語る
「上司の指示を待つのではなく、課題を自分で発見して解決した経験」を具体的なエピソードで語れるよう準備してください。プロジェクトのオーナーシップを持って成果を出した経験・自ら問題提起して改善を実現した経験・リモートワーク環境で自律的に成果を出した経験等が評価されます。
戦略5. 技術力を客観的に証明するアウトプットを整備する
エンジニア職の場合は、GitHubリポジトリ・技術ブログ・登壇経験等の技術的なアウトプットを整備しておくことが選考に有利です。セキュリティ技術・クラウドインフラ・認証プロトコル等に関連するアウトプットがあれば特に効果的です。
戦略6. IR情報を読み込み、成長ストーリーへの共感を示す
HENNGEのIR資料(決算説明資料・有価証券報告書)を読み込み、ARRの成長推移・顧客数の拡大・中期成長計画の方向性を理解しておきましょう。「会社の成長フェーズと自分の役割」を具体的に語れる候補者は、経営陣・採用担当に「本気度の高い候補者」として評価されます。
HENNGEへの転職で評価されやすい経験
- クラウドセキュリティ・アイデンティティ管理(IAM)の実務経験
- SAML・OAuth・OpenID Connectを使った認証システムの実装経験
- Go・Python等のバックエンド開発の実務経験
- AWS・GCP・Azureのクラウドインフラ設計・構築・運用経験
- Kubernetes・Dockerを活用したコンテナ環境の構築・運用経験
- SREとしてのインフラ監視・オブザーバビリティの実務経験
- SaaS企業でのインサイドセールス・フィールドセールスの実務経験
- カスタマーサクセス(SaaS製品の導入支援・定着化)の実務経験
- プロダクトマネジメントの実務経験(SaaSプロダクトの経験は特に加点)
- 英語でのビジネスコミュニケーション実務経験(会議・メール・折衝等)
- グローバル企業・外資系企業での業務経験
- セキュリティ資格(CISSP・CompTIA Security+・情報処理安全確保支援士等)の保有
- BtoBのITソリューション営業(エンタープライズ・SMB向け)の経験
- パートナー営業・アライアンス管理の実務経験
特に評価されやすいのは、英語でのビジネスコミュニケーション能力に加えて、クラウドセキュリティ・SSO・MFAの技術的な実務経験を持つエンジニアです。両者を兼ね備えた候補者は国内では非常に希少であり、HENNGEでも最優先で採用が検討される人材です。
20〜30代のキャリア相談(無料)→まとめ
HENNGE株式会社は、国内クラウドセキュリティSSO市場における強いポジションと英語公用語・テックドリブンカルチャーという独自の個性を持つ東証グロース上場SaaS企業です。ARR成長率20%超という高成長と、平均年収約720万円という水準は、日本のSaaS企業の中でも上位に位置する魅力を形成しています。
転職難易度はA〜S級と決して簡単ではありませんが、英語力・クラウドセキュリティの専門知識・カルチャーフィットという3要素を高いレベルで満たす候補者には、差別化の難しい一般的なWeb系SaaS企業にはないユニークな環境でのキャリアが待っています。
「英語が使えるグローバルな職場で、セキュリティという成長分野で専門性を磨きたい」「テックドリブンな文化の中で自律的に働きたい」という明確な志向を持つ方には、HENNGEは最適な選択肢の一つです。英語力の向上とクラウドセキュリティへの理解を深めながら、ぜひ挑戦してみてください。
