ノーコードアプリ開発プラットフォームの先駆けとして国内市場を切り開いてきたヤプリ。プログラミング不要でスマートフォンアプリを構築・運用・分析できるSaaSを主軸に、企業のデジタル変革を後押しする存在として急速に認知を高めています。

創業から10年超のフェーズにあっても、売上成長率の維持と初の通期黒字化という二兎を同時に追い、達成したことは注目に値します。SaaSビジネスの宿命とも言われる「成長か収益か」のトレードオフを乗り越え、持続的な成長軌道に乗ったヤプリは、転職先としても高い魅力を持ちます。

転職を検討する際に気になるのは「自分の経験が活きるか」「社風は合うか」「年収水準はどうか」という点でしょう。本記事ではこれら全てをエージェント目線で整理します。ヤプリへの転職を考えている方はもちろん、SaaSやノーコード領域への転職に関心がある方にも参考になれば幸いです。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社ヤプリ(Yappli, Inc.)
設立2013年2月14日(旧社名:ファストメディア株式会社。2017年4月に現社名へ変更)
代表取締役庵原 保文(いはら やすふみ)
本社所在地東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 41階
資本金約13億5,800万円(資本準備金含む)
従業員数294名(連結)/290名(単独)
上場区分東証グロース市場(証券コード:4168)
売上高約60.56億円(2025年12月期)
平均年収約704万円
平均年齢35.5歳
平均勤続年数非公表(中途比率高め)
事業内容ノーコードアプリ開発・運用・分析プラットフォームの提供。CRM・Web構築・LINEミニアプリ等のデジタルプラットフォーム事業

ヤプリは東証グロース市場に上場するSaaS企業です。2020年12月の上場以来、売上高は6年間で約3.6倍に拡大。2025年12月期には営業利益8.82億円(前期比+61.5%)を計上し、上場後初の通期黒字化を達成しました。売上高60億円台・従業員約300名という規模は、スタートアップを卒業してミドルステージへ本格移行する節目を迎えたことを示しています。

本社は六本木グランドタワー41階という都心の象徴的なオフィスに構え、東京のほか大阪・福岡にも拠点を展開しています。情報・通信業に分類されるプロダクトカンパニーであり、ビジネス職・エンジニア職を問わず多様な人材が活躍しています。

主な事業内容

ヤプリの事業は「デジタルプラットフォーム事業」として一本化されていますが、提供するソリューションは多岐にわたります。企業がデジタルで顧客・従業員・店舗と接点を持つ際に生じる課題を、ノーコード・SaaSの形でまとめて解決するのがヤプリのアプローチです。

いずれのソリューションも「専門知識がなくても扱える」設計思想を貫いており、導入企業の内製化を支援する点が他社との大きな差異です。

Yappli(ノーコードアプリ開発プラットフォーム)

主力サービス。iOSとAndroid両対応のスマートフォンアプリを、プログラミング不要で構築・運用・分析できます。小売・EC・飲食・メディア・金融など業種を問わず、会員アプリ・ポイントアプリ・スタッフアプリなど幅広い用途で活用されています。アップデートは管理画面から即時反映できるため、スピード感のある運用が可能です。

Yappli CRM(顧客関係管理)

アプリと連携した顧客管理・セグメント配信・購買分析などを提供するCRM機能。アプリの行動データをそのまま活用できるため、別途CRMツールを導入するコストや手間を削減できます。2021年のリリース以来、Yappliのエコシステムを拡張する重要な柱となっています。

Yappli WebX(AI活用Webサイト構築)

Webサイトの構築・運用をノーコードで実現するプラットフォーム。AIを活用したコンテンツ生成・パーソナライゼーション機能を備え、コーポレートサイトからランディングページまで対応します。アプリとWebを同一プラットフォームで管理できる利便性が特徴です。

Yappli MiniApp(LINEミニアプリ開発)

LINE上で動作するミニアプリの開発・運用を支援するプラットフォーム。既存のLINE公式アカウントと連携させることで、会員証・クーポン・予約機能などをLINE上に展開できます。アプリのダウンロードハードルを超えてリーチしたい企業にとって有効な手段です。

Yappli Unite(社内エンゲージメントアプリ)

従業員向けアプリを構築するためのプラットフォーム。社内ポータル・研修・情報共有などを一つのアプリに集約し、従業員エンゲージメントの向上を支援します。リモートワーク普及に伴う社内コミュニケーションの課題解決ニーズを背景に需要が拡大しています。

株式会社ヤプリの強み

強み1. ノーコードSaaSの先駆者としてのブランド力

ヤプリは国内でいち早くノーコードアプリ開発を商業化し、約10年以上にわたり市場を開拓してきた先駆者です。「アプリを作るならYappli」というブランド認知は業界内で確立されており、競合製品が後追いで参入してもなおシェアを維持しています。この先行優位は営業・マーケティング活動においても大きな武器であり、転職者にとっては「確立されたプロダクトブランドを持つ企業で働ける」という安心感につながります。

強み2. マルチプロダクト展開によるLTV最大化戦略

主力のYappliに加え、CRM・WebX・MiniApp・Uniteなど複数プロダクトを横断展開することで、既存顧客への追加提案(クロスセル)を実現しています。顧客が解約しにくくなる(スイッチングコストが上がる)という効果もあり、SaaS事業のARR成長・LTV最大化に直結します。転職者視点では、単一プロダクトではなく複数ソリューションを提案できる環境が、営業・CSの経験幅を広げることにつながります。

強み3. 上場後初の通期黒字化が示す経営規律

2025年12月期の黒字化達成は、単なる財務指標の改善にとどまらず「成長しながら収益を出せる事業モデルの確立」を意味します。SaaS企業の多くが成長投資と黒字化のバランスに苦しむ中、ヤプリがこの節目を達成したことは今後の採用・待遇改善・事業投資の余力が生まれたことを示します。転職後の企業安定性を重視する方にとっても、ポジティブなシグナルです。

強み4. 業種横断の導入実績による市場耐性

小売・飲食・メディア・金融・不動産など、特定業種に依存しない幅広い顧客基盤を持つことで、特定業界の不況に左右されにくい事業構造を持ちます。これはビジネスサイドの担当者にとっても「一つの業界だけでなく、様々なビジネスモデルの課題に触れられる」という学習環境の豊かさを意味します。業界知識の引き出しを広げたいCSや営業担当者に向いた環境です。

強み5. 都心一等地オフィスと若い組織文化

六本木グランドタワー41階という象徴的なオフィスは、社外への信頼醸成(顧客訪問・採用活動)においてもプラスに働きます。また平均年齢35.5歳という若い組織では、意思決定のスピードが速く、若手でも重要な役割を担えるチャンスが多い傾向があります。スタートアップ文化を残しつつ、上場企業としての管理体制も整備されつつある「ちょうどよい成熟度」がヤプリの組織的特徴です。

強み6. ミッション「デジタルを簡単に、社会を豊かに」の求心力

「テクノロジーの敷居を下げ、誰もがデジタルを扱えるようにする」というミッションは、社会課題への向き合い方として明快です。このミッションはプロダクトの方向性と直結しており、「何のために働くか」を重視するビジネスパーソンにとって共感しやすい企業理念となっています。社員のエンゲージメントを高める求心力としても機能しており、採用競争力にも寄与しています。

株式会社ヤプリの年収事情

ヤプリの平均年収は約704万円(2024年12月期・有価証券報告書ベース)とされており、OpenWorkやOpenMoneyなどの口コミ集計では729万円程度という数字も報告されています。同規模の東証グロース上場SaaS企業と比較しても、相対的に高い水準と評価できます。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
セールス(SMB〜エンタープライズ)550〜900万円程度
カスタマーサクセス500〜800万円程度
マーケティング550〜850万円程度
プロダクトマネージャー650〜1,000万円程度
ソフトウェアエンジニア600〜1,000万円程度
デザイナー500〜800万円程度
コンサルタント/CX戦略600〜1,000万円程度

※上記は市場情報・口コミ・公開求人情報をもとにした推計です。実際の条件は個人の経験・スキル・選考結果により異なります。

給与制度の特徴

ヤプリは上場SaaS企業として、業績連動の賞与制度や株式報酬(ストックオプション)を組み合わせた報酬設計を採用しているとされています。成果主義的な色彩が強く、特にビジネス職においては目標達成度が報酬に反映されやすい傾向があります。また、上場後初の黒字化を機に、社内の待遇改善・報酬見直しが進む可能性もある段階にあります。

年収を見る際の注意点

  • 平均年収は全社平均のため、職種・等級によって実際のレンジには大きな幅がある
  • スタートアップ出身の社員と大企業出身者で、ベース水準に差が生じるケースがある
  • ストックオプションは付与タイミングや行使条件によって実質的な価値が変動する
  • 2025年の黒字化後、報酬体系の見直しが進行中の可能性があり、入社タイミングで条件が変わることもある

株式会社ヤプリの働き方・福利厚生

ヤプリは東証グロース上場の成長フェーズにある企業らしく、スピード感と柔軟性を重視した働き方を取り入れています。六本木グランドタワーを本社とし、大阪・福岡の地方拠点も含めた勤務地選択肢が存在します。

勤務時間・休日: 標準的な裁量労働制またはフレックスタイム制が適用されている職種が多く、年間休日120日以上(土日祝・夏季・年末年始休暇)を確保しています。

リモートワーク: コロナ禍以降のリモートワーク体制を継続的に整備しており、職種によってはフルリモートや週複数回出社などハイブリッド勤務が選択できるとされています。

主な福利厚生:

  • 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 交通費全額支給
  • 書籍購入補助(学習・自己研鑽支援)
  • PC・周辺機器支給(Mac等)
  • フレックスタイム制度または裁量労働制
  • 産前産後休暇・育児休暇制度
  • 有給休暇の取得推進
  • 健康診断・ストレスチェック実施
  • 社内表彰・インセンティブ制度
  • 勉強会・社内イベント等のコミュニティ施策

注意点: 福利厚生の充実度は大手企業と比較するとシンプルな面もあります。住宅手当や社宅などの手厚い生活関連補助は一般的なSaaS系スタートアップと同様、限定的な可能性があります。転職前に個別条件を確認することを推奨します。

株式会社ヤプリの社風・カルチャー

一言で表すなら「プロダクト起点の挑戦文化」

ヤプリの社風を一言で表すなら「プロダクト起点の挑戦文化」です。ノーコードという技術的チャレンジを事業の核に置き、「誰もがデジタルを扱えるようにする」というミッションに向かって全職種が協働するカルチャーが根付いています。

口コミからは「自分で考えて動かないと埋もれる」「裁量の大きさが魅力」という声が多く聞かれます。指示待ちでなく、課題を自ら発見して解決策を提案できる人材が活躍できる文化です。一方で、上場後の組織成熟とともに、管理体制・評価制度・プロセス整備が進む過渡期にある点も特徴です。

評価される人物像

ヤプリで評価される人物像は「プロダクトへの理解と愛着を持ちながら、顧客の成功にこだわれる人」です。具体的には、成果にこだわりながら自律的に動けること、変化を楽しめること、課題発見力と提案力を持つことが重視されます。ビジネス職では顧客の事業課題を深く理解してソリューションを提案するコンサルティング力、エンジニアではプロダクト品質への高い意識が評価軸となります。

表面的なイメージと実態の差

「ノーコードSaaS=ゆるいスタートアップ」というイメージを持つ人もいますが、実態は異なります。上場企業として四半期ごとの業績管理が行われており、特に営業・CS職はKPI意識が非常に強い環境です。また「六本木の高層ビル=大企業文化」というイメージも実態とはかけ離れており、組織規模・意思決定スピード・働き方はスタートアップ的です。このギャップを理解した上で入社できるかどうかが、定着率に大きく影響します。

株式会社ヤプリの転職難易度

難易度:B級(中程度)

ヤプリは積極的に中途採用を展開しているものの、求めるスキルセットと経験値に対して明確な基準を持っており、未経験者や経験の浅い候補者には難易度が高めです。SaaS・IT業界経験者や、特定職種での即戦力スキルを持つ候補者であれば、選考通過率は比較的高くなります。

総じて「SaaS業界経験があれば挑戦しやすく、未経験者には難関」という評価が適切です。

理由1. SaaS業界知識と顧客成功経験を重視

ヤプリの採用では、SaaSビジネスの理解(ARR・チャーン・NPS等の概念)や顧客のデジタル変革を支援した実績が評価されます。異業種からの転職では、SaaS業界の思考様式を習得しているかどうかが判断ポイントになります。全くのIT未経験者には難しい採用基準が設定されています。

理由2. スタートアップ適性の見極め

ヤプリはミドルステージとはいえ、スタートアップマインドが色濃く残る組織です。面接では「自律的に動けるか」「曖昧な状況に対応できるか」「変化を楽しめるか」という適性が丁寧に確認されます。大企業でのみ経験を積んできた候補者は、この点で苦戦するケースがあります。

理由3. 職種によって競争率が異なる

エンタープライズ向けの法人営業職やプロダクトマネージャー職は求人数が多く挑戦しやすい一方、エンジニア職やデータ分析系ポジションは競争率が高い傾向があります。また、特定の業種(小売・流通・メディア)でのDX推進経験を持つ候補者は、業界知識を活かしてアドバンテージを得やすいです。

株式会社ヤプリに向いている人

タイプ1. SaaS・プロダクトの成長に手応えを感じたい人

「自分が携わったサービスが市場に広がっていく感覚」を仕事の醍醐味として重視する人に向いています。ヤプリのプロダクトは多くの企業の日常的なデジタル接点となっており、スケールの実感を得やすい環境です。

タイプ2. DX推進・デジタル化支援に関わりたい人

顧客企業のDX推進を実務レベルで支援したい人には絶好のフィールドです。Yappliを導入した企業が実際にデジタル化を進め、成果を上げていくプロセスに伴走できる仕事です。IT・SaaS業界への転向を考えるビジネスパーソンにも適した環境があります。

タイプ3. 自律的に考えて動くことを楽しめる人

明確なマニュアルや手順書に従うよりも、課題を自分で定義して解決策を考えることにやりがいを感じる人が活躍しています。裁量の大きさとスピードを重視する方に合った文化です。

タイプ4. 複数プロダクトを横断して提案できるBizDev志向の人

Yappli単体だけでなく、CRM・WebX・MiniAppなど複数ソリューションを組み合わせて顧客の課題を解決するビジネス開発的な仕事に興味がある人には、非常に刺激的な環境です。

タイプ5. スタートアップから上場後フェーズを経験したい人

上場後の組織整備・制度構築・グロースという貴重な過渡期に身を置くことで、キャリア上の希少な経験を積めます。「スタートアップを卒業してIPO後フェーズを経験したい」という転職志向を持つ人に適した選択肢です。

株式会社ヤプリに向いていない人

批判ではなく、ミスマッチを防ぐための情報として参考にしてください。

  • タイプ:手厚いOJTや研修体制を求める人 — スタートアップ文化が強く、整備された育成プログラムより「現場での実践学習」が中心になりがちです
  • タイプ:大企業的な安定・ポジションの安定を重視する人 — 組織変更・ロール変更が比較的多く、役割の安定性よりも成果を求められる環境です
  • タイプ:プロダクトに無関心でとにかく給与水準だけを優先する人 — プロダクトへの理解・愛着がなければカルチャーフィットが難しく、評価もされにくい職場環境です
  • タイプ:ITツールの習得を避けたい人 — SaaSプラットフォーム事業のため、社内ツール・製品知識の継続的なキャッチアップが不可欠です
  • タイプ:超大企業の福利厚生・待遇水準を期待する人 — 住宅手当や充実した社宅制度など、大企業型の福利厚生は限定的です

株式会社ヤプリの選考対策

戦略1. Yappliプロダクトの深い理解を示す

選考では「なぜヤプリか」という志望動機の説得力が重要視されます。実際にYappliの管理画面デモや公開資料を確認し、「どのような顧客課題を解決しているか」「競合との違いは何か」を自分の言葉で語れるよう準備しましょう。プロダクトを使ったことがある(または調査した)というエピソードが面接官の印象を左右します。

戦略2. SaaS指標への理解をアピールする

ARR(年間経常収益)、チャーン率、NRR(ネットレベニューリテンション)などのSaaS固有の指標に対する理解を示すことで、業界適性をアピールできます。異業種からの転職でも、これらの概念を事前に学んでおくと大きなアドバンテージになります。

戦略3. 顧客成功・課題解決の具体的実績を準備する

営業・CS職の場合、「顧客の課題を特定し、提案・実行・成果を出した」という具体的なエピソードが最も評価されます。STAR形式(状況・課題・行動・結果)で整理し、数値を使って実績を語れるよう練習しておきましょう。

戦略4. 自律性・変化対応力を示すエピソードを用意する

「曖昧な状況でどのように自分で考えて動いたか」「予期しない変化にどう対応したか」というエピソードは、ヤプリのカルチャーフィット確認において頻出の質問です。スタートアップや急成長環境でのエピソードがあれば積極的に活用しましょう。

戦略5. DX推進・デジタル化支援の業界知識を活用する

特定業種(小売・流通・メディア・金融)でのDX推進経験を持つ候補者は、業界固有の課題とYappliの接点を具体的に語ることで差別化できます。「この業界での導入提案では、こういう課題感があってYappliがこう解決できる」という仮説を面接前に構築しておくと効果的です。

戦略6. 志望動機はミッションと自己成長を紐づける

「デジタルを簡単に、社会を豊かに」というミッションへの共感と、自分のキャリアビジョンを結びつけた志望動機を準備しましょう。「なぜSaaS?」「なぜノーコード?」「なぜこのタイミング?」という問いに対する答えを整理しておくことで、採用担当者の納得感が高まります。

株式会社ヤプリへの転職で評価されやすい経験

  • SaaS企業での法人営業・インサイドセールス経験(特にSMB〜エンタープライズ両対応)
  • カスタマーサクセス・オンボーディング支援の経験(チャーン防止・ヘルススコア管理)
  • デジタルマーケティング・CRMツールの活用・導入支援経験
  • アプリ開発・Webサイト構築に関わるプロジェクトマネジメント経験
  • 小売・流通・メディア・金融などでのDX推進・デジタル化リード経験
  • BtoBプロダクトのプロダクトマネジメント経験
  • iOS/Androidアプリ開発エンジニア経験
  • バックエンド開発(Ruby/Python/Go等)・クラウドインフラ(AWS/GCP)の実務経験
  • データ分析・BI/DWH構築・顧客行動分析の実務経験
  • 新規事業開発・事業企画・ビジネスデベロップメント経験
  • 採用・HRBP・ピープルオペレーション経験(組織成長フェーズのため需要あり)
  • コンテンツマーケティング・SEO・オウンドメディア運用経験
  • ITコンサルティングや業務改善コンサルティングの経験(DX提案への親和性)

特に評価されやすいのは、「SaaS企業でのCS・営業経験」と「特定業種のDX推進リード経験」の組み合わせです。 ヤプリが展開する業種(小売・飲食・メディア等)での深い業界知識とSaaSビジネスの経験を持つ候補者は、即戦力として非常に高く評価されます。

まとめ

株式会社ヤプリは、ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Yappli」を核に、企業のデジタルタッチポイントを一気通貫で支援するプラットフォームカンパニーです。2025年12月期の上場後初の通期黒字化は、成長と収益を両立できる事業モデルの確立を証明するマイルストーンであり、転職先としての安定性も高まっています。

転職エージェントの視点からは「SaaS業界経験者にとってのストライクゾーン企業」と評価しています。平均年収704万円・平均年齢35.5歳という若い組織で、複数プロダクトを横断した提案力を磨きながら、上場後の組織成長に伴走できる貴重なキャリア経験が積めます。一方でスタートアップ的な自律性とプロダクト愛が前提となるため、文化適性の自己確認は不可欠です。

「プロダクトを通じて社会のデジタル化を加速したい」「顧客の変革を一緒に実現したい」という志向を持つビジネスパーソンにとって、ヤプリは有力な転職先候補となり得ます。急成長から収益化へのフェーズ移行期に身を置く価値は大きく、5年後・10年後を見据えたキャリア設計の文脈でも検討の余地は十分にあります。

ヤプリへの転職を検討している方は、まず自分の経験とプロダクトの接点を整理し、「なぜ今ヤプリなのか」という問いに自分なりの答えを持って選考に臨むことをお勧めします。その準備の過程で、転職エージェントへの相談も活用してみてください。