株式会社じげんは、求人・不動産・旅行など生活に密着した情報領域でメディアプラットフォームを展開するインターネット企業だ。2006年6月の設立以来、「生活機会の最大化」をコーポレートミッションに掲げ、M&Aと独自PMI手法を駆使して急成長を遂げてきた。2026年3月期の売上収益は292億円で前年比14.8%増と二桁成長を継続しており、東証プライム市場(証券コード3679)に上場する情報・通信業の注目企業だ。
同社のビジネスモデルの核心は「アグリゲーション(情報集約)×テクノロジー×M&A」の三位一体だ。複数の求人サイトや不動産サイトの情報を一括検索できる利便性で集客し、広告主・掲載企業から収益を得る。さらにM&Aで新領域のメディア企業を次々と傘下に収め、シナジーを最大化することで連結業績を押し上げている。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社じげん |
| 設立 | 2006年6月1日 |
| 代表取締役 社長執行役員CEO | 平尾丈 |
| 本社 | 東京都港区虎ノ門3-4-8 |
| 資本金 | 1億2,500万円(2025年3月末時点) |
| 従業員数 | 898名(2025年3月末時点・グループ合計) |
| 上場区分 | プライム市場(証券コード3679) |
| 売上収益 | 292億円(2026年3月期・前年比14.8%増) |
| 平均年収 | 548万円程度(有価証券報告書ベース) |
| 平均年齢 | 32.9歳 |
| 平均勤続年数 | 3〜4年程度 |
| 事業内容 | ライフサービスプラットフォーム事業(求人・不動産・旅行等のメディア運営、BtoB HRサービス) |
代表の平尾丈氏はリクルート出身で、25歳でじげんを創業。M&Aを経営の柱に据えながら「最速・最小でローカルベスト」という考え方で事業を拡張してきた。本社は虎ノ門というビジネス中枢エリアに構え、グループ全体で約900名規模の組織となっている。
資本金が1.2億円と比較的小さいのは上場企業としては珍しいが、これは財務戦略上の選択であり、売上高292億円・営業利益56億円前後という実績と矛盾しない。
主な事業内容
じげんの事業は「Vertical HR」「Living Tech」「Life Service」の3セグメントで構成されている。
Vertical HR(人材・HR特化サービス)
求人情報に関するアグリゲーションメディア(複数求人サイトを一括検索できるサービス)と、特定業種・地域に特化したバーティカル求人メディアを運営する。「転職EX」「バイトEX」などがその代表例だ。さらに正社員・派遣・アルバイトなど雇用形態を超えた人材サービスのBtoB展開も進めており、人材ビジネスの川上から川下まで幅広くカバーする。
M&Aで獲得した複数の求人メディアを統合・シナジー化させることで、業界内での情報量と集客力を高め続けている。人材流動性が高い現代において、求職者との最初の接点を複数持てることが競争優位につながっている。
Living Tech(住まい・不動産テック)
賃貸物件の一括検索サービスを中心に、住まい探しに関するメディアを展開する。複数の賃貸情報サイトの情報をまとめて検索できる利便性が消費者に支持されている。また近年は東南アジアの不動産物件を国内富裕層向けに紹介する不動産投資エージェント事業にも進出し、領域の多様化を進めている。
不動産テック市場は競合が多い一方で、アグリゲーション技術と豊富な物件データベースを組み合わせることで独自ポジションを築いている。
Life Service(旅行・その他生活サービス)
旅行や車など生活の多様なライフイベントに関する情報サービスを展開するセグメントだ。安定的なキャッシュフローを持つメディアを複数保有し、将来の主力事業候補として育成中の事業も含む。M&AやJV設立などを通じて事業ポートフォリオを拡充しており、このセグメントの多様性がじげん全体のリスク分散にも貢献している。
じげんの強み
強み1. アグリゲーション技術による「情報のハブ」ポジション
じげんのコアコンピタンスは、複数のサービス・データベースの情報を統合・集約するアグリゲーション技術にある。求職者・住宅探し中の消費者は「複数のサービスをまとめて検索できる」利便性に引き寄せられ、じげんのプラットフォームを経由する。この入口を押さえることで、掲載企業・広告主への価値提供と収益化が成立する。
転職者の視点では、このビジネスモデルを担当することで「プラットフォームビジネスの設計・グロース方法」という汎用性の高いスキルが習得できる。メディアビジネス・マーケテック・プロダクトマネジメントなど複数の領域が交差する環境は、幅広い知見を積みたい人材に向いている。
強み2. M&AとZVI(独自PMI手法)による成長エンジン
じげんはM&Aを単なる買収で終わらせず、「ZVI(ZIGExN Value Index)」という独自の統合指標を用いて買収後の価値最大化(PMI)を徹底する。買収した企業のビジネスモデルを分析し、じげんのプラットフォームとのシナジーを計画的に引き出すプロセスが体系化されている。
この仕組みが機能しているからこそ、設立から20年足らずで売上292億円まで成長できた。M&Aに関与できるポジション(経営企画・新規事業開発・Finance等)での転職では、実際のM&A案件に携われる経験価値が高い。
強み3. 二桁成長を続ける業績と財務健全性
2026年3月期に売上収益292億円(前年比14.8%増)という二桁成長を達成した。インターネット業界全体が成熟化する中でこの成長率は際立っており、収益体質が改善し続けていることを示す。営業利益も56億円前後(推計)と高水準で、財務的な安定性と投資余力を持つ。
安定した上場企業でありながら成長フェーズを維持しているため、転職者にとっては「安定性と成長機会の両立」という希少な環境が得られる。
強み4. 「事業家集団」カルチャーが育てる次世代経営人材
じげんが強調する「事業家集団」という文化は、単なるスローガンではなく採用・育成・評価の全体に浸透している。若手でも事業の数字(KGI・KPI)を自分事として追う経験を積み、数年で「事業責任者候補」として育つことが期待されている。
「厳しいが成長できる」という評価が社内外に定着しており、成長意欲が高い人材が入社し、早期に活躍するか早期に退職するかというハイコンテキストな組織になっている。経営や事業立ち上げに関心があるキャリア志向の転職者には、成長ステップとして非常に有効な環境だ。
強み5. 多様な生活領域への展開がキャリアの幅を広げる
求人・不動産・旅行・投資など、じげんが手がける領域は生活全般に広がっている。単一領域に特化した企業と比較して、グループ内での異動・兼務・新事業参画の機会が多く、一つの会社にいながら複数業界の知見を積める。転職市場でも「じげんで複数の事業を経験した」人材は高く評価される傾向がある。
強み6. 虎ノ門という立地とネットワーク
東京・港区虎ノ門という国内有数のビジネス拠点に本社を構える。VC・スタートアップ・大手企業が集積するエリアで、外部のビジネス人脈を自然に形成しやすい環境だ。M&Aや事業提携の機会が豊富な企業にとって、立地のアドバンテージは重要だ。
じげんの年収事情
平均年収は548万円(有価証券報告書ベース)で、東証プライム上場のインターネット企業としては中堅水準に位置する。実力主義の評価体制のため、職種・役職・成果によって個人差が大きい。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 営業(エントリー〜中堅) | 350〜550万円 |
| 営業(シニア・マネージャー) | 550〜800万円 |
| プロダクトマネージャー | 550〜800万円 |
| バックエンド・フロントエンドエンジニア | 400〜700万円 |
| データアナリスト・データサイエンティスト | 500〜750万円 |
| マーケティング・グロース担当 | 400〜650万円 |
| 経営企画・事業開発 | 550〜850万円 |
| 管理職・ユニット責任者 | 700〜1,000万円程度 |
給与制度の特徴
基本的に成果主義・実力主義の評価体系を採用しており、ポジションと成果に応じて年収が決まる。口コミでは「30歳(役職なし)で450万円程度」「マネージャー昇格後に年収が大きく跳ね上がる」という情報が散見される。OJT型の育成よりも成果を出した人材を早期に昇格させる傾向があるため、実力次第で若い年代でも管理職年収レンジに到達できる。
年収を見る際の注意点
- 「競合と比べて年収低め」という口コミもあり、特に大手ITや外資系からの転職者は初年度年収に注意が必要
- 目先の年収より「2〜3年後の成長後の市場価値」で選ぶ転職者が多い傾向がある
- 成果を出すと昇給が早いが、成果が出なければ昇給も遅い実力主義の裏側を理解した上で入社すること
- 平均勤続年数が3〜4年と短いため、長期在籍によるシニアリティ給与カーブが緩やかな設計になっている可能性がある
じげんの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
フレックスタイム制を導入しており、コアタイム内に業務を行えば一定の時間帯の自由度がある。休日は土日祝日休みが基本で、夏季・年末年始の特別休暇も設定されている。
リモートワーク
コロナ禍以降にリモートワーク体制を整備し、現在もハイブリッド勤務が可能な環境を維持している。ただし役割・ポジションによって出社頻度は異なり、新入社員や営業職は対面の機会が多い傾向がある。
主な福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費全額支給
- フレックスタイム制度
- リモートワーク制度
- 育児・介護休業制度(取得実績あり)
- 書籍購入補助・自己啓発支援制度
- 社内公募制度(グループ内での異動公募)
- 健康診断・産業医面談
- 社員交流イベント・チームビルディング
- 表彰制度(個人・チームの成果を称える)
- 副業・兼業制度(要確認)
注意点
「数字に対して厳しいカルチャーが若手から叩き込まれる」という口コミが複数あり、入社後の早い段階からKPIを追う実務が始まる。成果にコミットできる人材には成長環境として機能するが、自己成長よりも環境適応コストが高い時期が続くことも覚悟しておきたい。
じげんの社風・カルチャー
一言で表すなら「実力主義の事業家集団」
じげんの文化を最も端的に表すのは「事業家集団」というキーワードだ。入社後すぐに「事業を成長させる当事者」としての意識と行動を求められる。「ここで何をしたか」ではなく「ここでどんな数字をつくったか」が評価軸となる。口コミには「若手でも裁量が大きい」「自分で考えて動かないと成果が出ない」「厳しいが成長できる」という表現が繰り返し登場する。
フラットな組織で若手でも発言できる環境は整っているが、それは「意見を言える場がある」ということであり「意見を言えば何でも通る」とは異なる。論理的根拠と数字的裏付けを持って提案できる人材が評価される。
評価される人物像
- 数字に対するコミットメントが強く、KPIを自分で設定して追える人
- M&A・事業開発・新規サービスなど変化の多い環境を楽しめる人
- 成果を出した後のキャリアアップスピードを自分で引き寄せる意志がある人
- 失敗から高速で学習し次の施策に転化できる人
- 「事業家として何かを作り上げたい」という明確な動機を持つ人
表面的なイメージと実態の差
「インターネット系ベンチャーらしいカジュアルな職場」とイメージして入社すると、実際の数字に対する厳しさに驚く転職者もいる。東証プライム上場企業として一定のガバナンスがある一方で、内部は「スタートアップ的な成果主義」が色濃く残る。「まず成果を出してから発言権を得る」という文化的前提を理解してから入社することを強く勧める。
じげんの転職難易度
難易度:B+級(やや高め)
じげんへの転職難易度は、同規模のインターネット系企業と比較してやや高い部類に入る。「スタンス(事業家としての姿勢)」が面接で最重視されるため、過去の実績がどれほど良くても「この会社のカルチャーに合うか」という文化適合の審査が厳しい。
選考は書類選考→1次面接(採用担当またはマネージャー)→適性検査(2次面接前に実施)→2次面接(対面・東京本社)→最終面接というフローが一般的だ。2次面接以降は原則として対面での実施となり、スタンス・数字へのコミットメント・論理的思考の総合評価が行われる。
理由1. 「スタンス」の審査が最も高いハードル
スキルや実績よりも「事業家として動けるか」というスタンスが最優先される評価軸だ。「指示を待って動く」「受動的に業務をこなす」というスタイルの人材は、書類段階や1次面接で弾かれることが多い。自分のキャリアを能動的に設計し、成果にコミットしてきた姿勢をいかに具体的なエピソードで示せるかが最大の鍵だ。
理由2. 数字の裏付けが不可欠
「どんな数字の目標を持ち、どうそれを達成したか(あるいは達成できなかった場合どう対処したか)」は必ず問われる。数字を用いた実績提示が弱い候補者は、どんなに経験が豊富でも評価が下がりやすい。
理由3. 適性検査の存在
1次面接通過後に適性検査(性格・論理系)が課される。特別な対策は不要だが、じげんのカルチャーに合わない性格特性(受動性・変化への忌避など)が浮き出た場合は通過しにくくなる。
じげんの主な募集職種
じげんでは事業拡大に伴い、多様な職種を継続採用している。
- 広告・メディア法人営業(求人・不動産メディアの法人向け営業)
- Webサービス法人営業(HR・メディアのBtoB営業)
- プロダクトマネージャー(PM)(アグリゲーションサービスの企画)
- バックエンドエンジニア(プラットフォーム開発)
- フロントエンドエンジニア(メディアサービスのUI構築)
- データアナリスト(事業KPI分析・成長施策立案)
- マーケティング戦略(メディアグロース・集客戦略)
- 事業企画(新規事業・M&A後の統合支援)
- 経営企画(グループ経営管理・投資判断支援)
- HRビジネスパートナー(採用・組織開発)
じげんに向いている人
1. 「事業を作り動かす」ことに強い動機を持つ人
「サービスを運営する側から、事業を設計する側へ」というキャリア志向の転職者には特に刺さる環境だ。メディア事業のグロース・M&A後の事業統合・新規領域の立ち上げなど、事業家として考えるシーンが日常的にある。
2. 数字にコミットした実績を積みたい人
KPIを自分で設計し、PDCAを自律的に回した経験を積みたい人にとって、じげんの成果主義環境は最高の訓練場になりうる。厳しい分だけ数字で語れる人材になれる。
3. 幅広いビジネスドメインを経験したい人
求人・不動産・旅行・投資などグループ全体が手がける生活領域の広さは、一社の中でマルチドメインの知見を積める希少な環境だ。
4. M&A・新規事業開発に関わりたい人
M&Aが成長エンジンになっている企業で、実際の案件に関与できるポジションに就ける可能性がある。特に経営企画・事業開発職での転職はこの点で強い魅力がある。
5. 上場企業でスタートアップ的な体験をしたい人
東証プライム上場という信頼性と、ベンチャー精神が共存している環境を求める転職者に向いている。
じげんに向いていない人
ミスマッチを防ぐため、以下の点に正直に向き合ってほしい。
- タイプ:指示を待って動くスタイルの人 — 自律性が前提のカルチャーで、受動的なスタンスは評価されない。
- タイプ:数字・KPIへのコミットより「プロセスの質」を重視する人 — 結果(数字)が先に評価される文化のため、プロセス重視型は摩擦を感じやすい。
- タイプ:安定した既存事業の中で着実にキャリアを積みたい人 — M&Aと新規事業が日常的なため変化が多く、安定的な業務ルーティンを求める人には合わない。
- タイプ:手厚い研修や丁寧なオンボーディングを期待する人 — OJT中心の即戦力前提文化で、体系的な研修よりも実務投入が早い。
- タイプ:長期的に同一ポジションでキャリアを深めたい人 — 平均勤続年数3〜4年に示されるように、定期的な役割変化が起きやすい環境だ。
じげんの選考対策
1. 「事業家スタンス」を職歴エピソードで証明する
面接で最も重視されるのはスタンスだ。「主体的に事業・業務に取り組み、数字で結果を出した経験」を3〜5エピソード準備する。エピソードは「背景→自分の役割→行動→数字の結果」で整理し、自分が能動的に動いたことが伝わる言語化を徹底する。
2. じげんの事業モデルと成長戦略を深く理解する
「なぜじげんか」を問われた際に、アグリゲーションモデル・ZVI・M&A戦略への具体的な理解と共鳴を示せることが評価される。IRページ・会社説明動画・代表ブログ等を事前に読み込み、自分なりの解釈と接続できる準備をしておく。
3. 数字を必ず定量で示す準備
「売上〇〇万円の目標に対して〇〇%達成した」「CV率を〇〇%から〇〇%に改善した」など、すべての実績を定量化して説明できる状態にしておく。感覚値・定性的な表現だけでは説得力が出ない。
4. 適性検査前の心理的準備
適性検査では「変化・挑戦への積極性」「自律性」「責任感」といった軸が間接的に評価される。日頃の自分の仕事に対するスタンスを素直に回答することが大切で、無理に「事業家らしい答え」を演じようとすると実際の面接との矛盾が生じる。
5. 対面2次面接に向けたデリバリーの磨き込み
2次面接は対面・東京本社が原則だ。プレゼンスと論理的な話し方が評価に影響するため、エピソードを声に出して話す練習をしておく。「Why ZIGExN」「What you can bring to us」の2軸は必ず問われる想定で準備を。
6. 採用ポジションの業界・事業への仮説を持って臨む
面接官は「この候補者は入社後に何をしてくれるのか」を想像しながら面接する。「入社したら最初の3ヶ月でこれをやり、1年後にはここを目指す」という具体的なプランを持って臨むと、スタンスの本気度が伝わりやすい。
じげんへの転職で評価されやすい経験
- 求人・不動産・旅行・生活サービス領域のメディア事業での実務経験
- アグリゲーションサービスやマーケットプレイスの開発・運営経験
- BtoBの法人営業でKPIを自分で設計して達成した実績
- M&A後のPMI・事業統合に関与した経験
- データ分析によるサービスグロースの施策設計・実行経験
- プロダクトのKGI/KPI設計と達成に向けたロードマップ実行経験
- 新規事業の立ち上げ〜黒字化に関与した経験
- スタートアップ・ベンチャーでの事業開発・0→1の経験
- 複数のステークホルダーを束ねて施策を推進したプロジェクトマネジメント経験
- マーケティングオートメーションやCRM活用による集客・リテンション改善経験
- 経営企画・財務での予算管理・事業計画策定経験
- 採用・組織開発に関して数字で評価できる実績を持つHR経験
- テクノロジーを活用した業務効率化・DX推進の実績
特に評価されやすいのは、「数字の目標に責任を持ち、主体的に施策を設計・実行して結果を出した経験」だ。職種を問わず、結果への当事者意識と定量的な成果提示がじげんの選考を突破する最大の武器になる。
まとめ
じげんは「生活機会の最大化」を掲げ、求人・不動産・旅行等の生活領域でアグリゲーション技術とM&A戦略を組み合わせて成長し続けるライフサービスプラットフォーム企業だ。2026年3月期に売上292億円・前年比14.8%増という二桁成長を達成しており、東証プライム上場企業としての安定性と成長性を兼ね備えている。
「事業家集団」というカルチャーは、成長意欲の高い転職者には最高の環境を提供する一方、数字と主体性への要求が高い分、受動的なスタンスの人材とのミスマッチリスクも大きい。平均勤続年数3〜4年という数字はその裏返しでもあり、合う人には急成長の舞台となり、合わない人には消耗の原因になりうる。
転職を検討するなら、「数字で語れる過去の実績」と「事業家として何かを作りたいという明確な動機」の2点を自分自身に問いかけてほしい。この2点が備わっているなら、じげんはキャリアの質を大幅に高める舞台になりうる企業だ。
