テルマー湯ホールディングスは、都心の温浴施設「テルマー湯」を中核に、不動産賃貸と食品事業を組み合わせた独自のポートフォリオを持つ東証スタンダード上場企業だ。新宿歌舞伎町の「テルマー湯 新宿店」と西麻布の「テルマー湯 西麻布店」は、近年高まるサウナ・温浴ブームを背景に都市部の健康志向層から強い支持を集め、温浴×ライフスタイルという希少なポジションを確立している。
2025年10月、旧エコナックホールディングスからテルマー湯ホールディングスへと社名を変更し、ブランドの統一を図った。食品事業(ペット用食品ブランド「chill わん」)の新規連結により2026年3月期売上高は前年比36.1%増の約27億円となり、グループとしての規模拡大フェーズにある。
転職先としてのテルマー湯ホールディングスは、大企業では得られない多事業への関与や意思決定の速さに魅力がある。温浴・健康関連ビジネスへの関心が高いキャリアチェンジャー、または不動産・サービス業経験者にとって、次のステップとして検討する価値が十分ある企業だ。
本記事では、転職エージェントの視点からテルマー湯ホールディングスの事業内容、強み、年収水準、社風、転職難易度、選考対策まで詳しく解説する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | テルマー湯ホールディングス株式会社 |
| 設立 | 1926年(大正15年)創業、2010年持株会社体制へ移行 |
| 代表取締役 | 鈴木 隆太 |
| 本社所在地 | 東京都港区 |
| 資本金 | 100,000千円(1億円) |
| 従業員数 | グループ連結(非公開・小規模) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3521) |
| 売上高 | 約26.95億円(2026年3月期) |
| 平均年収 | 非公開(推計350〜450万円程度) |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | 温浴事業・不動産事業・食品事業を展開する持株会社 |
テルマー湯ホールディングスは1926年(大正15年)に日本レース株式会社として京都市で創業した歴史ある企業で、その後数十年の変遷を経て2010年に事業持株会社体制へ移行した。2025年10月には旧社名「エコナックホールディングス」からテルマー湯ホールディングスへの社名変更を実施し、温浴事業を中心としたブランド戦略を明確に打ち出している。
1949年6月に東京証券取引所スタンダード市場へ上場(前身の証券取引所)しており、長い上場の歴史を持つ。本社は東京都港区に置き、子会社の株式会社テルマー湯が主要事業を担う体制となっている。食品事業の新規連結が2026年3月期業績を押し上げており、三事業を柱とした多角化路線を進めている段階だ。
主な事業内容
テルマー湯ホールディングスは現在、温浴事業・不動産事業・食品事業の3セグメントを軸に収益を構築している。それぞれが相互補完の関係にあり、安定収益を生む不動産事業をベースに、成長性のある温浴・食品事業を展開する構造だ。
社名にもなった温浴事業が知名度と集客力の面で最大の柱であり、不動産事業が安定的な賃貸収入を支える。食品事業は最も新しい柱で、今後の成長余地として注目されている。
温浴事業
都心2拠点で展開する複合温浴施設「テルマー湯」の運営が核となっている。東京都新宿区の「テルマー湯 新宿店」は歌舞伎町エリアに位置し、天然温泉露天風呂・岩盤浴・サウナ・リラクゼーション・レストラン・カフェを完備した大型施設だ。東京都港区西麻布に位置する「テルマー湯 西麻布店」はよりプレミアムなコンセプトで展開しており、都内屈指の温浴スポットとして認知されている。
近年のサウナブームによる入館者数の増加が続いており、都心立地×高品質コンテンツという差別化戦略が奏功している。一方で入館者数の動向が収益に直結するため、イベント企画やSNS集客施策の継続強化が課題となっている。
不動産事業
東京都港区西麻布に所有する「エコナック西麻布ビル」の賃貸事業が中心だ。都内随一の地価エリアに自社ビルを保有しており、安定的な賃貸収入がグループのキャッシュフローを支える存在となっている。温浴事業の変動収益リスクを補完する安全弁的な役割を果たしており、グループ全体の財務安定性に貢献している。
不動産市況の変動リスクは存在するものの、港区西麻布という希少立地のため長期的な資産価値は維持されやすいと考えられる。
食品事業
2026年3月期から新規連結されたペット用食品ブランド「chill わん」を中心とした事業だ。「愛犬と一緒に安心して味わえる」をコンセプトとし、人と犬がともに口にできる食品を開発・販売している。ペット市場の拡大トレンドと健康志向の高まりを背景に、温浴施設との相乗効果を狙った新領域への展開となっている。
2026年3月期の売上高増加(36.1%増)の主な要因は食品事業の連結化であり、今後もこの事業の成長が全体業績を左右する可能性が高い。スタートアップ的なフェーズにある事業のため、成長に直接関与したい人材にとってやりがいのある領域だ。
テルマー湯ホールディングスの強み
強み1. 都心一等地に自社保有の温浴施設
新宿歌舞伎町と西麻布という、東京でも屈指の集客力を持つエリアに温浴施設を2拠点保有している点は強力な競争優位だ。郊外型温浴施設との差別化が明確であり、都市部の健康志向層・観光客・インバウンド需要を取り込める立地優位性は容易に模倣できない。転職者の視点では、都心の一等地でサービスを磨ける経験は希少なキャリア資産になり得る。
強み2. サウナ・温浴ブームとの完全な親和性
2020年代から続く「ととのう文化」の浸透やサウナブームが、テルマー湯ブランドの知名度を大きく押し上げている。SNS上でのクチコミ波及力が高く、特に若年層・ビジネスパーソン層からの支持を継続的に獲得している。この市場トレンドの追い風は中長期的に続く見通しであり、温浴事業の安定成長を支える構造的要因だ。
強み3. 安定収益基盤となる不動産資産
港区西麻布に自社ビルを保有し、安定した賃貸収益を確保している点は財務的な強みだ。温浴・食品という変動要素の大きい事業の業績変動を、不動産の安定収益がカバーする構造になっている。上場企業としての財務健全性を維持するベース収益があることは、雇用の安定という観点でも転職者にとってプラス材料だ。
強み4. 多角化戦略による成長余地
温浴・不動産・食品という異なる市場に軸を置くことで、特定市場の不況リスクを分散している。特に食品事業(ペット用食品)の新規参入は、将来の収益柱に育てる戦略的布石であり、会社全体の成長ストーリーに厚みをもたらしている。新事業立ち上げ期からコミットしたいキャリア志向の人には魅力的なフェーズだ。
強み5. 100年近い法人の歴史と上場実績
1926年の創業以来、幾多の経済変動を乗り越えてきた法人としての歴史と、1949年からの長い上場実績は企業の継続性・信頼性の証左だ。近年の事業ピボットや社名変更を経てもブランドを再構築し続ける組織的なしなやかさは、長期的に安定した職場環境を求める転職者に安心感を与えるポイントだ。
強み6. 小規模組織ゆえの広い裁量
グループ全体として小規模な組織であるため、入社後に担当できる業務の幅が広く、意思決定への関与度も高い。大企業では得られない「0→1」や「ジョブローテーション」に近い経験を積みやすい環境だ。キャリア上の自由度と成長機会を重視する人には、この組織規模が強みに映る。
テルマー湯ホールディングスの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| フロント・接客スタッフ | 280〜360万円程度 |
| 施設運営マネージャー | 350〜480万円程度 |
| 不動産管理担当 | 350〜450万円程度 |
| 総務・経理スタッフ | 320〜420万円程度 |
| 経営企画・IR担当 | 400〜550万円程度 |
| 食品事業企画・開発 | 350〜480万円程度 |
※上記はサービス業・不動産業・小規模上場企業の市場データを参照した推計値。テルマー湯ホールディングスは非公開のため、実際の給与は個別の選考を通じて確認されたい。
給与制度の特徴
小規模の持株会社グループであることから、給与テーブルは大企業に比べてフレキシブルな傾向がある。接客・施設運営スタッフの場合は、月給+各種手当(深夜手当・交通費・住宅手当等)の構成が多い。年2回の賞与があるとされており、施設の稼働率・業績連動の要素も含まれる可能性がある。ホールディングス本体のコーポレート職では、スキルや経験に応じた個人評価の比重が高まる傾向がある。
年収を見る際の注意点
- テルマー湯ホールディングスは有価証券報告書での平均年収を公開していない(小規模企業のため非必須)
- 子会社の株式会社テルマー湯と持株会社本体では給与体系が異なる可能性がある
- 深夜・早朝シフトが発生する温浴事業スタッフは深夜手当が年収に上乗せされる
- 食品事業(新規事業)のスタッフはスタートアップ的な報酬設計が採用される場合もある
- 転職時は月給の固定部分と変動部分の内訳を選考で必ず確認すること
テルマー湯ホールディングスの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
温浴施設は年中無休で運営されているため、施設スタッフはシフト制での勤務となる。3交代制(実働8時間)が基本で、月8〜9日の休日が確保されている。コーポレート部門は一般的な週休2日制(土日祝)に近い勤務形態と考えられる。
リモートワーク
施設運営職は現場業務が中心のため、リモートワークの活用は限定的だ。一方、経営企画・IR・総務・食品事業の企画職ではフレキシブルな働き方が採用される可能性がある。
主な福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費全額支給
- 住宅手当(月12,000〜14,000円程度)
- 家族手当
- 役職手当
- 深夜手当・時間外手当
- 制服貸与(温浴施設スタッフ)
- 施設利用割引・終業後のサウナ無料利用(温浴スタッフ)
- 食事補助
- 年次有給休暇
注意点
小規模組織のため退職金制度・確定拠出年金等の有無は確認が必要だ。施設運営職は週末・祝日・深夜帯の勤務が発生するため、ライフスタイルとの整合性を事前に確かめておきたい。
テルマー湯ホールディングスの社風・カルチャー
一言で表すなら「現場主義×ライフスタイルカンパニー」
テルマー湯ホールディングスは、温浴施設という「体験型」サービスを核に置いているため、現場でのホスピタリティを最重視する文化がある。フランクな職場環境との口コミが見られ、施設スタッフ間のチームワークを大切にする雰囲気がうかがえる。一方、経営層と現場の距離が近い小規模組織ならではの風通しのよさも特徴だ。
評価される人物像
- 接客・ホスピタリティを自分の仕事として誇りに思える人
- 温浴・健康・ウェルネスに対して自分事として関心を持てる人
- 小規模組織で複数の役割を担うことを前向きに捉えられる人
- 変化を楽しみながら新規事業(食品事業等)の成長に貢献したい人
- 細かい指示がなくても自律的に動き、成果を出せる人
表面的なイメージと実態の差
「温浴施設=ゆったりした職場」というイメージを持つ人がいるかもしれないが、実態は年中無休・シフト制の現場業務があり、体力的な側面も求められる。一方で「上場企業=大組織」というイメージとは逆に、非常にコンパクトな組織体制であるため、業務の幅が広く、良い意味でも悪い意味でも曖昧さに対する耐性が問われる。
テルマー湯ホールディングスの転職難易度
難易度:C級(比較的入りやすい)
テルマー湯ホールディングスはグループ規模が小さく、求人の絶対数は少ない。しかし大企業に比べて選考のハードルは高くなく、業界未経験者や第二新卒者も採用実績がある。サービス業・温浴・不動産・食品いずれかの経験者、またはこれらの分野で強い志向性を持つ人材には十分にチャンスがある。
理由1. 小規模組織の求人数の少なさ
グループ全体で従業員数が少ないため、中途採用ポストの数自体が限られる。タイミングよく求人が出たときに応募できるよう、日頃からIRサイトや求人情報を確認しておくことが重要だ。
理由2. 業界・職種の多様性が間口を広くする
温浴・不動産・食品と異なる業種が混在するため、一つの分野の経験者だけでなく幅広いバックグラウンドの人材が求められる。また小規模組織ゆえに「専門特化よりオールラウンダー」を好む傾向があり、大企業で専門職に特化してきた人よりも汎用スキルを持つ人材が活躍しやすい側面がある。
理由3. ユニークなビジネスへの共感が選考を左右する
面接では「なぜテルマー湯ホールディングスなのか」という志望動機の深さが重視される。「温浴業界・サウナ文化に共鳴している」「不動産×サービス業の掛け算に魅力を感じる」「新規事業フェーズの食品事業に関わりたい」など、具体的かつ納得感のある動機を持てる人が評価を得やすい。
テルマー湯ホールディングスの主な募集職種
テルマー湯ホールディングスでは、温浴施設の現場職からコーポレート職まで、グループの規模に応じた複数の職種で採用が行われている。
- 施設スタッフ・フロント業務(入館受付、館内案内、イベント企画運営)
- 施設運営マネージャー(シフト管理、スタッフマネジメント、収支管理)
- 総務(総務・庶務・施設管理補助)
- 経理・財務事務(グループ会社の経理処理)
- 経営企画(グループ中期計画策定・事業管理)
- IR担当(株主・投資家向け情報発信)
- 食品事業企画・開発(新商品企画、マーケティング)
- 不動産管理担当(賃貸ビル管理、入退去対応)
- 広報・PR担当(施設のSNS運用、メディア対応)
テルマー湯ホールディングスに向いている人
タイプ1. 温浴・サウナ・ウェルネスへの深い関心がある人
単なる「仕事として割り切る」タイプよりも、自分自身が温浴文化・健康志向ライフスタイルに共鳴している人の方が仕事への没入感が高い。スタッフ自身が施設のファンであることが、顧客体験の質に直結する職場だ。
タイプ2. 小規模組織で幅広い仕事がしたい人
「大組織の歯車」ではなく「自分のアイデアや行動が事業に直接影響する」環境を求める人に向いている。一人あたりの担当業務の幅が広く、成長スピードも速い。
タイプ3. 新規事業・成長フェーズへの参加を希望する人
食品事業は現在立ち上げフェーズにあり、「事業の初期から関わって育てる」という経験を求める人にとって稀有な環境だ。
タイプ4. ライフスタイルと仕事の境界線を曖昧にしたい人
終業後のサウナ利用や施設割引など、日常生活と仕事の現場がリンクする環境を楽しめる人に向いている。
テルマー湯ホールディングスに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、以下の傾向がある人には他の企業の方が活躍できる可能性が高い。
- **タイプ:**大企業の安定した組織体制やキャリアパスの明確さを重視する人(小規模企業ゆえ制度化が不十分な部分も多い)
- **タイプ:**土日・祝日・深夜の勤務が全くできない人(施設運営はシフト制で週末対応が発生する)
- **タイプ:**高い年収水準や充実した福利厚生を最優先とする人(大手ホテル・サービス業と比較すると待遇面で劣る場合がある)
- **タイプ:**特定の専門職として深く掘り下げたいだけで、オールラウンダー的な役割には興味がない人
- **タイプ:**長期的な業務フローやマニュアルが整備されていないと動きにくい人(変化への適応力が求められる組織だ)
テルマー湯ホールディングスの選考対策
戦略1. 温浴・サウナ文化への「体験ベース」の志望動機を作る
面接では「なぜテルマー湯なのか」の問いに、実体験を交えた納得感のある回答が求められる。実際に施設を利用し、どのような体験だったか、何が印象的だったか、どう改善・発展させたいかまで語れると大きな加点になる。「転職先として選んだ理由」と「この業界・企業への愛着」の両方を示すことが重要だ。
戦略2. 小規模組織での主体的な実績をアピールする
「〇〇人チームのリーダーとして売上〇%改善」「未経験から0→1で新規施策を立ち上げた」など、主体性と実行力を示すエピソードが刺さる。大きな組織での歯車的な実績より、小さなチームで自ら動いた経験が高く評価される組織文化だ。
戦略3. 接客・ホスピタリティの具体的スキルを言語化する
施設運営・フロント業務を目指す場合、これまでのサービス業での具体的なホスピタリティスキルを言語化しておく。「クレーム対応での具体的手順」「リピーター獲得の施策事例」「チームとしての顧客満足度向上の取り組み」などを数値・エピソードで示せると印象が強まる。
戦略4. グループ全体のビジネスへの理解を示す
温浴だけでなく、不動産事業・食品事業についても事前にIRレポートや公式サイトで情報収集し、「グループとしての成長ストーリーをどう理解しているか」を語れるようにしておく。特に食品事業(ペット食品「chill わん」)の展開意図や市場環境について理解を示すと、長期的な視野を持つ人材として評価される。
戦略5. 変化・多様な業務への適応力を示す
複数の事業セグメントを抱える小規模組織では「担当外の業務もやります」という姿勢が求められる。過去の職歴で「役割外の業務に積極的に取り組んだ経験」「環境が変わっても柔軟に対応できた事例」を準備しておく。
戦略6. 安定性と成長性への正直な問いを持つ
小規模上場企業への転職では「なぜ大企業ではなくこのサイズの企業なのか」という問いを自分の中で整理しておく必要がある。「小さな組織でスピーディに成長したい」「ニッチな市場で専門性を深めたい」「温浴×食品という独自領域に魅力を感じる」など、ポジティブな理由を明確に持っておく。
テルマー湯ホールディングスへの転職で評価されやすい経験
- 温浴・スパ・ホテル・リゾートなどホスピタリティ業界での現場経験
- フロント・受付・接客業務での顧客対応スキル
- 施設・店舗のシフト管理・スタッフマネジメント経験
- サービス業での売上管理・収支改善の実績
- SNS(Instagram・X等)を活用した集客・マーケティング経験
- 不動産賃貸管理・リーシング・ビル管理の経験
- 食品業界(開発・マーケティング・営業)での実務経験
- ペット関連ビジネスの知識・経験(食品事業への関与を狙う場合)
- 小規模組織での経理・財務・総務などバックオフィス業務の経験
- プロジェクト管理・新規事業立ち上げへの参画実績
- 上場企業でのIR業務・株主対応の経験
- 地域コミュニティや観光業との連携経験(インバウンド対応含む)
特に評価されやすいのは、「温浴・ホスピタリティ業界での現場管理経験」と「小規模組織での複数業務をこなすオールラウンドな実務力」の組み合わせを持つ人材だ。
まとめ
テルマー湯ホールディングスは、都心の温浴施設「テルマー湯」を旗艦に、不動産・食品を加えた3事業で成長を続ける個性的な東証スタンダード上場企業だ。2025年10月の社名変更を機にブランドを刷新し、2026年3月期は売上高36.1%増という成長を記録している。
転職先として評価する場合、最大のポイントは「小規模組織でのオーナーシップ」と「温浴・ライフスタイル市場への関心」だ。大企業のような安定した制度・年収水準を求める人には向かないが、裁量の広い環境で複数の事業に関与しながら成長したい人には、希少な選択肢となる。
特にサウナ・温浴文化の普及という時代のトレンドと事業の方向性が完全に合致しており、SNSやコミュニティ発信を通じた集客拡大余地も大きい。食品事業(ペット用食品「chill わん」)はまだ立ち上げ初期にあり、「事業を育てる」体験を得たいキャリアチェンジャーにとっては絶好のタイミングでもある。
転職を検討する際は、実際に「テルマー湯」の施設を体験した上で面接に臨むことを強くすすめる。サービスを使う側から作る側へという視点の転換が、志望動機の説得力を何倍にも高めてくれるはずだ。温浴・健康・ライフスタイルをビジネスにしたい人にとって、テルマー湯ホールディングスは検討する価値のある転職先の一つだ。
