株式会社マシュマロエンタテインメントは「コンテンツの力で、成長を最大化する(Content-Driven. Growth Maximized.)」を掲げ、海外ブランドの日本進出支援とクリエイターインキュベーションを両輪とする次世代型デジタルマーケティング企業です。2023年設立という若い組織ながら、TikTok LIVEや中国SNS「RED」など最先端プラットフォームの知見を蓄積し、急速に存在感を高めています。

転職を検討している方には「グローバルなコンテンツビジネスの現場でキャリアを積みたい」「SNS・ライブコマースの実務を早期から担いたい」というニーズに刺さるフィールドと言えます。一方で設立間もないスタートアップならではのリスクと成長機会を正しく見極めることが重要です。

企業概要

項目内容
会社名株式会社マシュマロエンタテインメント(Marshmallow Interactive Entertainment Co., Ltd.)
設立2023年3月1日
代表者代表取締役 鄭軻(KE ZHENG)
本社所在地東京都渋谷区恵比寿4丁目11-9 クオーレエビス5階
資本金2,000万円
従業員数約20〜26名(2026年時点)
上場区分非上場(証券コードなし)
売上高非公開
平均年収非公開(求人提示年収目安:390〜598万円程度)
事業内容マーケティング・広告事業、EC・越境貿易支援、クリエイター育成・コンテンツIP、コーポレートサービス

主な事業内容

1. マーケティング・広告事業

AI系スタートアップ・テック企業・海外ブランドを主な顧客として、成長ステージに合わせたデジタルマーケティング支援を行っています。中国SNS「RED(小紅書)」の運用代行やインフルエンサー施策、TikTok広告など、日本市場だけでなく中華圏・韓国・東南アジアへのクロスボーダーPRにも対応します。

ファッションブランド「YOURMLE」のブランドディレクターmai氏のREDアカウント運用を全面支援し、50万回超の再生動画を生み出した実績があります。戦略設計・コンテンツ制作・翻訳・効果測定まで一気通貫で提供することで、クライアントのリソース負担を最小化しながら成果を最大化するアプローチが特徴です。

2. EC事業・販路開拓

TikTokShopを中心とした越境ECの販促支援が中核です。日本ブランドの中国・東南アジア展開、逆に中国発ブランドの日本展開など、両方向のEC進出を支援します。ライブコマースとの連動施策も強く、単なる商品掲載にとどまらず「ライブ配信を核にしたコンテンツ駆動型の販売」を設計します。

ルミネエスト新宿でのポップアップイベントとライブコマースを連動させ、平均購入単価約2万円を達成した事例など、オンラインとオフラインを統合した施策実績を持ちます。

3. クリエイター育成・コンテンツIP(OneMillion Production)

TikTok LIVE配信事務所「ワンミリオン(OneMillion Production)」を運営し、クリエイターのライブ配信サポート・育成・マネジメントを手掛けます。クリエイターのブランド価値を高めながら、コンテンツIPとしての収益化を支援するインキュベーション機能を担っています。

ショート動画制作や配信企画も含め、クリエイターエコノミーの拡大に乗る形でコンテンツビジネスを推進しています。グラフィックデザイナーやコンテンツクリエイターなどクリエイティブ職の採用も積極的に行っています。

4. コーポレートサービス

会社設立支援・会計サポート・人材紹介・M&A仲介など、海外企業が日本市場に参入する際に必要なコーポレート機能をワンストップで提供します。法務・財務・採用まで含めたバックオフィス整備を支援することで、クライアントが本来のビジネスに専念できる環境を整えます。

株式会社マシュマロエンタテインメントの強みと特徴

グローバルネットワークと多言語対応力

代表の鄭軻氏を含め、ユニコーン企業・GAFAM経験者や日中・日韓バイリンガル人材が揃っています。中国語・英語・韓国語のネイティブスピーカーが在籍していることで、現地クリエイターや現地プラットフォーム担当者と直接連携できる点は競合他社にない強みです。

TikTok・RED(小紅書)への深い専門性

TikTok LIVEやTikTokShopの制度整備が急速に進む中、早期から実績を積んできた同社は、プラットフォームの最新動向に即した施策立案が可能です。REDマーケティングに関しては戦略から運用・効果測定まで一気通貫で提供できる会社は国内でもまだ少なく、希少性の高いポジションを確立しています。

スタートアップならではのスピードと裁量

設立3年余りの少人数組織のため、意思決定が速く、担当者レベルでも大きな裁量を持って動けます。クライアント対応・施策設計・効果測定まで幅広く関わるため、短期間で実務経験を積みたい人には理想的な環境です。大企業で「担当領域が狭すぎる」と感じているマーケターが転職先として選ぶケースが増えています。

多文化共生の職場環境

日本語・中国語・英語が飛び交うインターナショナルな職場です。外国籍メンバー向けに日本語学習サポートも提供しており、国籍や文化的背景を問わず活躍できる環境を整備しています。服装・髪型・ピアス・ネイル自由のカジュアルな社風も、Z世代のクリエイティブ人材を惹きつける要素になっています。

株式会社マシュマロエンタテインメントの年収事情と働き方・福利厚生

年収水準

非上場スタートアップのため有価証券報告書による平均年収の開示はありません。求人情報から把握できる水準は以下の通りです。

  • 月給目安:30万〜46万円(固定残業代40時間分・約6.7万〜10万円を含む)
  • 年収目安:390〜598万円程度(経験・職種による)

Web広告運用担当やインフルエンサーマーケティング担当などのポジションで同水準が提示されています。ライブコマース企画運用など上位ポジションでは年収800万円クラスの求人例も確認されています。スタートアップとして成果主義的な評価が想定されるため、実力次第での収入アップが期待できます。

働き方・休暇制度

  • 完全週休2日制(土日祝)
  • 年間休日120日以上
  • 年末年始休暇・有給休暇あり
  • バースデー休暇あり

設立間もないスタートアップのため制度整備の過渡期にある部分もありますが、基本的な休暇制度は整っています。ライブ配信事業の性質上、配信スケジュールに合わせたフレキシブルな勤務が求められる場合もあります。

福利厚生

  • 社用PC・携帯支給
  • 通勤手当(月最大2万円)
  • 服装・髪型・ピアス・ネイル自由
  • 外国籍メンバー向け日本語学習サポート
  • 各種社会保険完備

待遇の特徴

月給の中に固定残業代(40時間分)が含まれる設計のため、実質的な時給換算では注意が必要です。一方で少人数・フラットな組織のため、成果を出せばインセンティブや役職昇格につながりやすい面があります。

社風・カルチャー

フラットで自走型の組織文化

「自ら学び、自己管理を徹底しながら自走できる人」「オーナーシップを持ち、変化に柔軟な対応ができる人」を採用要件に掲げています。マイクロマネジメントよりも個人の裁量と責任を重んじるカルチャーで、指示待ちではなく自分で考えて動くことが求められます。

国際色豊かなチーム

日本・中国・韓国など多国籍メンバーが在籍し、日常的に複数言語が飛び交います。多様な視点や文化的背景がコンテンツクオリティや施策の発想に活かされており、グローバル感覚を持つ人材にとって刺激的な環境です。

スタートアップらしいスピード感

意思決定が速く、新しい施策のテストと改善サイクルが短いため、常に変化の中で仕事することになります。制度や仕組みが整備途上の部分もあるため、「あいまいな状況でも自分で解決策を探せる」適応力が求められます。

クリエイティブと数値の両立

コンテンツ制作側とマーケティング・データ分析側が近い距離で協働しており、クリエイティブな発想と数値への感度の両方が評価されます。「感性だけ」「数字だけ」ではなく、双方を往来できる人材が活躍しやすい環境です。

転職難易度

難易度:中程度(スキル・経験重視)

大手企業のような採用倍率の高い競争とは異なりますが、専門性の高い業務のため、以下のスキルがないと書類・面接で苦戦します。

ハードルになる要素

  • SNS運用・デジタルマーケティングの実務経験(TikTok・Instagram・REDなどが特に評価)
  • 自走できることを示す具体的な実績・ポートフォリオ
  • グローバルコミュニケーションへの適応力(英語または中国語があれば大きなアドバンテージ)

ハードルが低い面

  • 少人数スタートアップのため採用枠が複数職種にわたり、間口は広め
  • 服装・外見の制限がなく、クリエイティブ系人材が入りやすい雰囲気
  • 新卒・第二新卒の長期インターンも受け入れており、経験が浅くても挑戦しやすい

選考フロー(想定)

書類選考 → 一次面接(カルチャーフィット確認) → 二次面接・課題(スキル評価) → 内定

少人数組織のため選考回数は少なめですが、課題(実際のSNS企画や広告設計)を通じた実力評価を重視する傾向があります。

競合他社との比較

同様のグローバルSNSマーケティング支援領域では、フジテレビの海外デジタル子会社・中国系マーケティング会社・SNSマーケティング専業スタートアップが競合として挙げられます。マシュマロエンタテインメントの差別化点は「TikTok LIVEとREDの両プラットフォームを深く押さえている点」と「クリエイター事務所機能とマーケティング支援を一体運営している点」です。転職市場における競合他社と比較した際、同社のユニークな専門性と少人数ならではの裁量の大きさは魅力的な差別化要素と言えます。

株式会社マシュマロエンタテインメントに向いている人

  • TikTok・Instagram・RED(小紅書)などのSNSマーケティング経験を活かしたい人
  • グローバルなコンテンツビジネスに携わりたい人(特に日中・日韓のクロスボーダーに関心あり)
  • スタートアップで裁量を持ってスピーディに仕事を進めたい人
  • クリエイターエコノミー・ライブコマース・インフルエンサーマーケティングに強い興味がある人
  • 中国語・英語などのバイリンガルスキルを活かして差別化したい人
  • 指示待ちではなく自分で考えてオーナーシップを持って動ける自走型の人
  • 広告・EC・クリエイター育成など複数の業務を横断的に経験したい人

株式会社マシュマロエンタテインメントに向いていない人

  • 大企業のような安定した制度・手厚いサポート体制を求める人
  • 組織が整備されてから動くタイプで、曖昧な状況が苦手な人
  • 特定の専門業務に特化して深く掘り下げることを優先したい人
  • 固定残業代込みの給与体系や夜間・週末の配信対応に抵抗がある人
  • 海外・グローバルなコミュニケーションに全く興味がない人
  • スタートアップ特有のリスク(資金調達・組織変化・制度の未整備)を許容できない人

評価されやすい経験・スキル

即戦力として高く評価される経験

  • TikTok広告・TikTokShop運用経験(特に越境EC領域)
  • 中国SNS(RED・微博・WeChat)のマーケティング・運用経験
  • インフルエンサーキャスティング・マネジメント実績
  • ライブコマース企画・配信ディレクションの経験
  • Web広告(Meta・Google)の運用実績・ROAS改善事例
  • クリエイターマネジメント・タレントマネジメントの経験

スキル面で差がつくポイント

  • 中国語(普通話)または英語でのビジネスコミュニケーション力
  • データ分析・効果測定ツール(GA4・広告管理画面・Tableauなど)の活用スキル
  • 映像・グラフィック制作スキル(Adobe Creative Suite / CapCut 等)
  • 法人営業・クライアントフォローの経験
  • ポートフォリオ(手掛けたSNS運用・コンテンツ実績の可視化)

株式会社マシュマロエンタテインメントの選考対策

書類選考

職務経歴書では「SNS運用・マーケティングの具体的な成果数値」を明記することが重要です。フォロワー増加数・エンゲージメント率・ROAS・ライブ配信視聴者数など、数値で実力を示せる実績を中心に構成してください。スタートアップ経験者は「どんな環境でどのように問題を自己解決してきたか」のエピソードを盛り込むと差別化しやすいです。

面接対策

面接では「自走力」と「変化への適応力」を問われる質問が多い傾向があります。「指示がない状況でどう動くか」「新しいプラットフォームをどう学習するか」など、具体的な行動エピソードを準備してください。グローバルビジネスへの関心や多文化環境への適応力も問われるため、海外経験・留学・外国語学習のエピソードがあれば積極的に伝えましょう。

実技・課題対策

選考過程でSNS企画案・広告運用プランなどの課題が出ることがあります。TikTokやREDの最新トレンドを把握した上で、クライアント業種(テック系・ファッション・美容など)に合わせた具体的な施策案を作成してください。「なぜこの施策か」「どんなKPIで評価するか」まで言語化できると高評価につながります。

語学力のアピール

中国語・英語の実力がある場合は履歴書・職務経歴書に明記し、面接でも積極的にアピールしましょう。TOEIC・HSKなどの資格スコアだけでなく、実際に外国語を使って業務遂行した経験(例:海外クライアント対応・現地クリエイターとの調整)を具体的に話すとより説得力が増します。

まとめ

株式会社マシュマロエンタテインメントは、2023年設立という若さながら、TikTok LIVEや中国SNS「RED」のマーケティング支援という先端領域で確実に実績を積んでいるスタートアップです。クリエイターエコノミーの急成長と日中のグローバルビジネス拡大という追い風を受けており、今後の成長ポテンシャルは高いと言えます。

転職エージェント視点では「スタートアップの環境に馴染める人」かつ「SNS・コンテンツマーケティングの実戦経験がある人」にとっては、短期間でのスキル習得と実績構築が期待できる魅力的な選択肢です。一方で、非上場スタートアップとして制度整備はまだ途上にあり、安定志向の方には大手企業やメガベンチャーを優先することをお勧めします。

グローバルなコンテンツビジネスの最前線でキャリアを構築したい意欲ある人材には、積極的にアプローチする価値のある会社です。転職を検討する際は公式採用サイトや転職エージェントを通じて最新情報を確認してください。

この会社が向いている転職者チェックリスト

以下の項目に多く当てはまる方は、マシュマロエンタテインメントとのマッチング度が高いと言えます。

  • SNS運用・デジタルマーケティングの実務経験が2年以上ある
  • TikTok・Instagram・REDなど動画・SNSプラットフォームが得意領域
  • グローバルビジネス・日中・日韓の越境展開に興味がある
  • 中国語または英語でのビジネスコミュニケーションができる
  • ライブコマース・インフルエンサーマーケティングの経験または強い関心がある
  • スタートアップ特有の変化・不確実性を楽しめる
  • 裁量を持って自走し、成果で評価されたい
  • クリエイターエコノミーの成長に乗ってキャリアを築きたい

5項目以上当てはまる方であれば、応募を積極的に検討する価値があります。不安な点は転職エージェントに相談しながら、企業の最新情報・求人状況を確認した上で判断してください。

転職活動の注意点

マシュマロエンタテインメントは設立3年余りの若い企業であり、制度や組織体制は現在進行形で整備されています。入社後の業務範囲が広く変化しやすいため、柔軟に役割を担える心構えが必要です。また、固定残業代(40時間分)が月給に含まれる点は入社前に必ず確認し、実際の労働時間と報酬のバランスを自身で試算することをお勧めします。

スタートアップへの転職は大きなチャンスである一方、組織の成長や資金調達状況によってキャリアが左右される面もあります。信頼できる転職エージェントや公式採用ページ、実際に働いている人のリアルな声をもとに総合的に判断することが大切です。

業界トレンドとマシュマロエンタテインメントの立ち位置

2023年以降、TikTokShopが日本でもサービスを拡充し、ライブコマース市場は急拡大しています。中国では「双11(独身の日)」などのライブコマースイベントで数兆円規模の売上が動く市場が既に成熟しており、日本での普及は時間の問題とも言われています。マシュマロエンタテインメントはこの波を早期からつかんでいる数少ない専業プレイヤーの一つです。

また、海外(特に中国・韓国)のコンテンツが日本市場で注目を集め、逆に日本のアニメ・ゲーム・ファッションが海外で人気を博す「双方向のコンテンツ輸出入」も加速しています。こうした潮流の中心で仕事をしたいと考えるコンテンツ・マーケティング人材にとって、マシュマロエンタテインメントのようなグローバル特化型スタートアップはまさに時代の最前線です。

キャリアパスのイメージ

マシュマロエンタテインメントでのキャリアは、以下のような方向性が想定されます。

SNSマーケター → グローバルマーケティングマネージャー TikTok・RED・Instagramなどの運用実績を積んだ後、クロスボーダー施策の全体設計やクライアントの戦略パートナーとしてのポジションへステップアップ。数値データと企画力を両立した「デジタルマーケティングのプロ」としての市場価値が高まります。

クリエイターマネジャー → プロデューサー OneMillion Productionでクリエイターのマネジメントを担いながら、コンテンツIPの価値最大化・収益化設計を手掛けるプロデューサーへ。エンタメ×ビジネスの両軸で活躍できるキャリアです。

コンテンツクリエイター → クリエイティブディレクター 動画・グラフィック制作を担当しながら、クリエイティブ全体の方向性を定めるディレクションポジションへの成長が期待できます。小規模組織のため早期から責任ある仕事を任されやすいのが強みです。

いずれのキャリアパスも、グローバルマーケティングとコンテンツビジネスの融合領域に軸足を置いており、この市場が成長し続ける限り市場価値は高まり続けると見込まれます。

マシュマロエンタテインメントへの転職を検討する際は、まず公式採用ページ(https://herp.careers/careers/companies/m2ie)や転職情報サイトで最新の求人状況を確認することを強くお勧めします。スタートアップは採用状況が短期間で大きく変動するため、「今まさに募集しているポジション」を押さえた上で積極的に動くことが、転職成功への近道です。

キャリアインサイトでは引き続き、コンテンツ・SNS・グローバルマーケティング領域の最新企業情報をお届けしていきます。

本記事の情報は2026年7月時点のものです。採用状況・組織体制・給与水準は変動する場合がありますので、必ず最新の公式情報をご確認ください。