株式会社メドレーは、2009年に設立された医療・介護分野の課題をテクノロジーで解決するデジタルプラットフォーム企業です。東証プライム(証券コード4480)に上場し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というビジョンのもと、クリニック向けオンライン診療・電子カルテシステム「CLINICS」と、医療介護の求人プラットフォーム「ジョブメドレー」を主力事業として急速な成長を続けています。
日本の医療業界は慢性的な人材不足・紙中心の業務プロセス・患者へのアクセス障壁という複合的な課題を抱えています。メドレーはこれらの課題に対し、「医療現場のデジタル化(CLINICS)」と「医療人材市場の効率化(ジョブメドレー)」という2つのアプローチで同時に挑むユニークな事業構造を持っています。
転職市場においてメドレーは、「急成長する医療DX企業」「東証プライム上場の信頼性」「SaaSと人材プラットフォームの両方でキャリアを積める環境」として高い評価を受けています。本記事では転職エージェントの視点から、事業実態・強み・年収・社風・選考対策まで正直に解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社メドレー(Medley, Inc.) |
| 設立 | 2009年8月 |
| 代表取締役社長 | 瀧口 浩平 |
| 本社所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー |
| 資本金 | 約33億円(2024年12月期末時点・推計) |
| 従業員数 | 連結1,200名前後(2024年12月期末時点・推計) |
| 上場区分 | 東証プライム(証券コード:4480) |
| 売上高 | 連結250〜300億円規模(2024年12月期・推計) |
| 事業内容 | クリニック向けオンライン診療・電子カルテ(CLINICS)、医療介護求人プラットフォーム(ジョブメドレー)、患者向け医療情報(MEDLEY) |
| 平均年収 | 800万円前後(推計) |
| 平均年齢 | 30代前半(推計) |
メドレーは2019年に東証マザーズ上場を果たし(現在は東証プライム)、医療業界のDXを牽引する企業として急成長を続けています。売上規模は数年間で数倍に拡大しており、医療介護人材市場とクリニック向けSaaS市場の両方で存在感を高めています。創業から一貫して「ITで医療の課題を解決する」という軸をぶらさず事業を展開してきた点が、同社の一貫した強みです。
なお、CLINICSブランドはオンライン診療とクリニック向け電子カルテを統合したプラットフォームとして展開しており、患者向け予約・問診機能から診察・処方・請求までの医療プロセス全体をカバーしています。
主な事業内容
メドレーの事業は大きく「医療機関向けDXプラットフォーム」と「医療介護人材プラットフォーム」の2軸で構成されています。
CLINICS(クリニクス)オンライン診療
「CLINICS」はクリニック・診療所向けのオンライン診療システムです。患者はスマートフォンから予約・問診・ビデオ診察・処方薬の配送受取までをアプリで完結でき、診療の利便性と継続性を高めます。クリニック側は診察・カルテ記録・決済・患者管理の一元化が可能となり、業務効率化を実現できます。
新型コロナウイルス感染拡大を機にオンライン診療の規制緩和が進み、市場の成長が加速しました。CLINICSは国内オンライン診療システム分野での導入実績を伸ばし続けており、「かかりつけ医のオンライン化」という社会的な方向性とも合致した成長を遂げています。
CLINICS電子カルテ
クリニック向けのクラウド型電子カルテシステムです。オンライン診療との統合・クラウドによる場所を選ばないアクセス・レセプト(診療報酬明細書)作成機能などを提供し、クリニック運営のデジタル化を総合的に支援します。
日本の診療所の多くは依然として紙カルテまたは古いオンプレミス型電子カルテを使用しており、クラウド電子カルテへの移行余地は大きいとされています。CLINICSはオンライン診療と電子カルテを一体化した「クリニック向けオールインワンプラットフォーム」として差別化を図っており、競合他社との優位性を形成しています。
ジョブメドレー
「ジョブメドレー」は医療・介護・福祉・保育分野に特化した国内最大級の求人プラットフォームです。医師・看護師・薬剤師・介護士・保育士・歯科衛生士など多種多様な医療介護職種の求人を掲載し、求職者と医療機関・施設をつなぎます。
日本の医療介護業界は慢性的な人材不足が深刻であり、採用競争は激しさを増しています。ジョブメドレーは月間の求人掲載数・登録者数ともに業界トップクラスの規模を誇り、医療機関にとって採用力強化の重要インフラとなっています。人材紹介手数料ではなく掲載型の料金体系が採用側のコスト予測を容易にしており、中小クリニックから大規模病院・介護施設まで幅広く利用されています。
MEDLEY(メドレー)
患者向けの医療情報サービスです。疾患・症状・薬剤・医療機関に関する信頼性の高い情報を提供し、「正確な医療情報へのアクセス」を一般生活者に提供します。医師監修のコンテンツ群は検索流入を通じてユーザーを獲得し、CLINICSやジョブメドレーへの導線として機能しています。
株式会社メドレーの強み
強み1. 医療現場DXと人材市場DXの二刀流プラットフォーム
メドレーが持つ最大の競合優位は、「医療機関の業務をデジタル化するSaaS(CLINICS)」と「医療人材の採用を効率化するプラットフォーム(ジョブメドレー)」という2つの異なるビジネスモデルを一つの会社が持っている点です。
CLINICSの導入によって患者・医師・スタッフとの接点がデジタル化され、ジョブメドレーによって採用のデジタル化が進む。医療機関のデジタル化というテーマに対し、「現場の業務DX」と「人材調達のDX」を両面から提供できる企業は国内でほぼ存在しません。
強み2. 急成長を支える財務基盤と投資余力
東証プライム上場企業として財務基盤が整備されており、プロダクト開発・人材投資・マーケティングへの継続的な投資が可能です。売上高は数年で大幅に成長しており、医療DX市場の拡大とともに収益基盤が厚みを増しています。
急成長フェーズにある企業として、優秀な人材の採用・育成への投資も積極的であり、社員にとっては「成長市場のフロントランナーでキャリアを積む」機会が得られます。
強み3. オンライン診療の制度追い風
2020年のコロナ禍を機に、日本のオンライン診療規制は大幅に緩和されました。その後も「かかりつけ医機能」の整備・医療DX推進法の施行など、政策的にオンライン診療の普及を後押しする動きが続いています。CLINICSはこの制度変化の恩恵を最も受けやすいポジションにおり、市場成長とともに利用クリニック数・患者数が拡大する構造があります。
強み4. 医療介護人材不足という不変の市場ニーズ
日本の医療介護人材不足は少子高齢化の深化とともに長期的に悪化する見通しです。「医療従事者が足りない」という構造的課題はジョブメドレーへの需要を安定的に下支えし、景気サイクルに左右されにくい事業安定性を生んでいます。医療人材採用のデジタル化比率はまだ低く、市場拡大余地が大きい点も魅力です。
強み5. プロダクト志向の組織文化と技術投資
メドレーはプロダクト開発に対する継続的な投資を重視しており、エンジニア・デザイナー・PMが中心的な役割を担うプロダクト志向の組織文化を持っています。医療規制に準拠しながら高品質なプロダクトを届けるという難しさが、「競合が容易に追いつけない品質水準」を生んでいます。
強み6. 「医療をよくする」という強いパーパス
「医療現場をよりよくする」という明確なパーパスが、優秀な人材の採用と定着に貢献しています。報酬だけでなく「社会的意義のある仕事がしたい」という志向を持つエンジニア・ビジネス人材が集まりやすく、会社としての求心力を生んでいます。
株式会社メドレーの年収事情
公開情報をもとにした推計では、メドレーの平均年収は800万円前後とされています。東証プライム上場の成長テック企業として、医療IT業界の中では高水準な報酬体系が整備されています。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| プロダクトマネージャー | 750万〜1,200万円 |
| エンジニア(バックエンド・フロントエンド・インフラ) | 650万〜1,100万円 |
| データエンジニア・データサイエンティスト | 700万〜1,100万円 |
| 法人営業(クリニック向けSaaS) | 600万〜900万円 |
| ビジネス開発・アライアンス | 700万〜1,000万円 |
| マーケティング | 650万〜900万円 |
| カスタマーサクセス | 550万〜850万円 |
| コーポレート(経理・法務・人事・IR) | 600万〜900万円 |
| 医療・薬剤専門職(監修・品質管理) | 600万〜900万円 |
※上記は公開求人・口コミ情報・採用媒体をもとにした目安です。実際の年収はグレード・評価・職種によって異なります。
給与制度の特徴
メドレーの給与体系はスキルと成果を重視した設計であり、グレード制度が整備されています。特にエンジニア・PM職は市場の競争水準を意識した報酬設計がなされており、IT大手・メガベンチャーと遜色ない水準のオファーが提示されることもあります。
東証プライム上場企業として株式インセンティブ制度も整備されており、職種・グレードによっては一定のエクイティ報酬が加わるケースがあります。賞与は年2回が基本で業績連動の要素を含みます。
年収を見る際の注意点
- 平均年収800万円前後という数字は推計値であり、職種・グレードによって幅が大きい
- プロダクト・エンジニア職では競合テック企業と比較可能な水準が提示されるケースが多い
- ビジネス職・コーポレート職では職種・年次によって幅が生じる
- エクイティ報酬(ストックオプション等)の有無・条件は求人票だけでは分かりにくく、選考を通じて確認することが必要
- 中途入社時の年収交渉はエージェント経由が有利なケースが多い
株式会社メドレーの働き方・福利厚生
勤務時間・休日制度
- 所定労働時間: フレックスタイム制(コアタイム設定あり・職種による)
- 年間休日: 125日前後(土日祝・年末年始・夏季休暇等)
- 有給休暇: 法定付与、取得推奨文化
- 育児・介護休業: 法定以上の整備・取得実績あり
- 男性育休: 取得実績あり(取得率向上施策推進中)
働く場所・リモートワーク
メドレーはリモートワークと出社のハイブリッド体制を整備しています。エンジニア・PM・データ職を中心にリモートワーク活用度が高く、週2〜3日程度の出社というメンバーも多いとされています。一方で、クリニック向けの営業・カスタマーサクセス職では顧客訪問・現場支援が伴うため、出社・外出の比重が上がります。
本社は東京都港区六本木に構えており、アクセスの良さという点でも評価されています。急成長に伴う組織拡大が続く中、オフィス環境の整備も継続されています。
主な福利厚生
- 各種社会保険完備
- 交通費支給(上限あり)
- 書籍・学習支援補助
- 資格取得支援
- 副業・複業許可(ガイドラインに従い)
- 育児休業・介護休業制度
- 産前産後休業
- 持株会制度(東証プライム上場)
- フレックスタイム制
- リモートワーク環境整備支援
- 健康診断・ストレスチェック
- 社内勉強会・技術共有制度
- 確定拠出年金(選択制等、制度詳細は求人票で確認推奨)
働き方を見る際の注意点
急成長フェーズにある企業ゆえ、職種・チーム・プロジェクトによって業務量・忙しさの実態には差があります。特に新規プロダクト開発・事業立ち上げフェーズのポジションでは、高い業務密度を求められる場面があります。「成長を求めて集まる優秀な人材が揃う分、刺激も多いがペースも速い」というのが実態に近いでしょう。選考過程で実際のチーム状況・業務量を確認することを推奨します。
株式会社メドレーの社風・カルチャー
一言で表すなら「医療課題への本気度と高い実行力を持つ、プロダクト志向のプロ集団」
メドレーのカルチャーを特徴づけるのは、「医療の課題を真剣に解決しようとしている」という本気度と、それを「高品質なプロダクトで実現する」というプロダクト志向の融合です。「なんとなく医療業界に関わりたい」という温度感ではなく、「医療を根本から変えるプロダクトを作る」という強い意志を持つ人材が集まっています。
社内はエンジニア・PM・デザイナーが尊重され、「どんな技術的な意思決定も議論ベースで決める」という文化があります。医療業界の規制環境に真剣に向き合いながら、最高品質のプロダクトを届けることへのこだわりは、外部からも高く評価されています。
データドリブンな意思決定文化
数値・データを根拠にした意思決定を重視する文化があり、感覚・勘よりも「データが何を言っているか」を優先するアプローチが組織に浸透しています。プロダクト改善・営業戦略・マーケティング施策のいずれにおいても、仮説→計測→改善のサイクルが高速で回される環境です。
評価される人物像
- 「医療をよくしたい」という本気のパッションを持ち、プロダクトへの高い基準を持つ人
- 不確実な環境で自ら課題を定義し、データと論理を武器に意思決定できる人
- 医療規制・安全性への深い敬意と、スピード感ある実行力を両立できる人
- 多職種(医師・エンジニア・営業・行政など)と建設的に協力しながら成果を生む人
表面的なイメージと実態の差
「医療IT企業=ゆっくりした仕事」というイメージを持つ方もいますが、実態はテック系スタートアップに近いスピード感と実行力が求められます。医療という規制の多い産業に向き合いながらも、プロダクト開発のサイクルは速く、「医療の複雑さに慣れながら、テック企業並みのスピードで動く」ことが求められます。また、急成長に伴う組織の変化・役割の変容もあり、「固定した役割の中で確実にこなしたい」という志向の方には適合しにくい面もあります。
株式会社メドレーの転職難易度
難易度:A級(採用ニーズが旺盛ながら競争率の高い上位難易度)
メドレーの中途採用は、急成長に伴い採用ニーズ自体は旺盛ですが、競争倍率は高く「なんとなく医療×ITに関心がある」というだけでは書類選考を通過しません。エンジニア・PM・データ職では国内有力テック企業と同様の高水準な選考が行われており、過去の実績・専門性・医療への共鳴が厳しく見られます。
理由1. 優秀な競合候補が集まる成長企業のブランド効果
東証プライム上場・急成長・医療DXという三拍子が揃ったメドレーには、同業ヘルステック企業・SaaS企業・医療機器会社・コンサルファームからの応募が集中します。同職種の中でも「際立った実績」を持つ候補者との比較選考が行われます。
理由2. 「医療×ITの即戦力」の定義が高い
メドレーの「即戦力」は「入社後すぐにプロダクト開発・事業開発・顧客支援の最前線に立てる人材」です。医療業界の文脈とITビジネスの文脈の双方を理解した上で、自分の専門性がどのように価値を生むかを具体的に語れる人材が求められます。
理由3. カルチャーフィットの厳しさ
「医療をよくしたい」という本気のパッション・高いプロダクト品質へのこだわり・自律的な課題解決力が組織文化に深く根付いており、これらへの適合性が選考でチェックされます。技術・経験が高くても「なぜメドレーなのか」への答えが表面的だと最終面接で評価されにくい傾向があります。
株式会社メドレーに向いている人
1. 医療DXに本気で取り組みたいテック人材
エンジニア・PM・データサイエンティストとして「社会的に意義のある課題を高品質なプロダクトで解決したい」という強い動機を持つ人に最も向いた環境です。医療という複雑でやりがいのある領域での技術的挑戦を楽しめる人材に活躍の場があります。
2. SaaS・プラットフォームビジネスの経験者
クリニック向けSaaS(CLINICS)・求人プラットフォーム(ジョブメドレー)という2種類のビジネスモデルが共存するメドレーでは、SaaS営業・カスタマーサクセス・プロダクト開発の経験者が活躍できる場が多数あります。ヘルスケア以外のSaaS・プラットフォーム経験者でも、医療への共鳴があれば採用に至るケースがあります。
3. 医療業界からITビジネスへキャリア転換したい人
医師・看護師・薬剤師・医療機器営業・医療コンサルタントなど、医療業界での実務経験を持つ人が「デジタルの力で医療課題を解決する側に回りたい」と考える場合、メドレーはその転換の最適な環境の一つです。
4. 急成長フェーズのダイナミズムを楽しめる人
組織が急速に拡大する中で制度・プロセスも同時進行で整備されていく環境は、大企業の安定性より「今、最前線で成長市場を切り拓く」ことに価値を感じる人に向いています。自分が会社の成長に貢献していることを実感しながら働きたい人には、この環境は大きな報酬です。
5. データと医療をかけ合わせてインパクトを出したいビジネスパーソン
医療介護の求人データ・クリニックの診療データ・患者行動データなど、医療分野特有の豊富なデータを活用して事業を改善し続けられる環境があります。ビジネス職でも「データを根拠にした提案・意思決定」を得意とする人材に高い評価が与えられます。
株式会社メドレーに向いていない人
向いていない人を正直に書くのは批判のためではありません。ミスマッチを防ぐための情報として受け取ってください。
- 安定した大企業環境を求める人: 急成長フェーズにある企業として組織変化・役割変容が頻繁に起きます。変化への柔軟な適応が前提となる環境です
- 医療・ヘルスケアへの真剣な関心がない人: 事業の根幹が医療課題の解決にあるため、この分野への関心が薄いと業務の意味を見出しにくくなります
- 構造化されたプロセスと明確なマニュアルを求める人: 成長フェーズゆえに業務の「型」が整いきっていない部分も多く、「自分でやり方を考える力」が必要です
- 完全な受け身型の姿勢で業務をこなしたい人: 高い自律性・主体性・課題設定力が前提とされる環境であり、待ちの姿勢では評価されにくい組織文化です
株式会社メドレーの選考対策
1. 「なぜメドレーか」を医療課題への本気度として語る
選考で最初に深く問われるのは「なぜメドレーなのか」です。「医療×ITが成長市場だから」という外部視点ではなく、「医療の○○という課題をCLINICS/ジョブメドレーというアプローチで解決することに共鳴している」という内部視点で語れるよう準備してください。CLINICSのサービスを実際に体験する・ジョブメドレーで求人を調べるなど、プロダクトへの一次接触が志望動機の具体化につながります。
2. 過去の実績を「自分の判断・実行・成果」の一人称で語る
メドレーの面接では「あなた個人はどのような判断をし、何を実行し、どのような成果を出したか」が詳細に問われます。「チームで達成した」ではなく「自分がどの意思決定ポイントで何をしたか」という一人称の語りを徹底的に準備してください。定量的な成果(KPIの数字・売上規模・ユーザー数・改善率)を自分の関与と紐付けて語れることが評価の前提です。
3. 医療規制・安全性への理解を示す
医療分野のプロダクトは、安全性・規制への準拠・患者への倫理的配慮が絶対的に求められます。「医療の規制は理解している」「安全性を最優先にした開発・運営の意義を理解している」という姿勢を示すことが、医療業界での実務経験がない候補者でも評価につながります。
4. 応募職種のビジネスモデルを深く理解する
CLINICSはSaaS(月額課金)・ジョブメドレーは求人掲載型プラットフォーム(掲載料課金)という異なるビジネスモデルです。自分が応募する事業・職種のビジネスモデル・KPI・競合環境について深く調べ、「この事業でどのように価値を発揮できるか」を具体的に語れるよう準備してください。
5. 選考は複数回・長期戦と想定する
メドレーの中途採用は書類選考通過後、複数回の面接が行われるのが一般的です。選考プロセスを通じて「一貫した志望動機」「実績の一貫性」「文化への適合性」が総合的に評価されます。各ステージで同等以上の水準のアピールを維持することが求められます。
6. エージェント活用で非公開求人と選考情報を取得する
メドレーの求人は公式サイトと転職媒体に掲載されていますが、エージェント経由でのみアクセスできるポジションも存在します。医療IT・ヘルステック分野に強いエージェントや、IT・SaaS分野を得意とするエージェントを活用し、現在の採用ニーズ・選考プロセスの詳細・年収交渉の余地を事前に把握することが推奨されます。
株式会社メドレーへの転職で評価されやすい経験
- SaaSプロダクトのプロダクトマネジメント経験(特にB2B SaaS)
- バックエンド・フロントエンド・インフラエンジニアの実務経験(医療×IT尚可)
- データエンジニア・データサイエンティストとしてのBIや分析業務の実績
- 電子カルテ・医療情報システムの導入・開発・営業経験
- SaaSのカスタマーサクセス・オンボーディング支援経験
- 求人・人材プラットフォームのビジネス開発・セールス経験
- 医療機関(病院・クリニック・介護施設)向けの法人営業実績
- 医師・看護師・薬剤師等の国家資格保有者でITビジネスへの転身を望む人
- 医療DX・デジタルヘルスコンサルティングの実務経験
- グロース系マーケティング(SEO・CRO・コンテンツマーケ・メール)の実績
- スタートアップ・グロース企業での事業立ち上げ・新規サービス開発経験
- 医療・ヘルスケア分野のBizDevや提携・アライアンス業務経験
特に評価されやすいのは「SaaS・プラットフォームのビジネス実績(プロダクト・営業・CS)」と「医療業界へのドメイン知識または強い共鳴」を掛け合わせた人材です。医療未経験でもSaaS・プラットフォームの専門性が高ければ選考に進める職種が多くあります。
まとめ
株式会社メドレーは「医療ヘルスケアの未来をつくる」というビジョンのもと、CLINICSオンライン診療・電子カルテとジョブメドレーを主力事業として急速な成長を続ける東証プライム上場のヘルステック企業です。医療機関DXと医療人材市場DXという2つのアプローチで日本の医療課題に正面から挑む事業構造は、同業他社には類を見ないユニークなポジションを形成しています。
転職市場においてメドレーは「医療DXの最前線でキャリアを積む」「急成長フェーズの上場企業で市場価値を高める」機会として高く評価されています。平均年収800万円前後という報酬水準は医療IT業界の中でも上位に位置しており、特にエンジニア・PM職は競争力のあるオファーが期待できます。
一方で、医療という規制の多い産業での高品質なプロダクト開発・急成長に伴う組織変化への適応・「医療をよくしたい」という本気のパッションが前提となります。これらを楽しめる人にとって、メドレーは今の日本で最もエキサイティングな職場の一つです。
医療現場の課題をプロダクトの力で解決する場に立ちたいなら、まずCLINICSとジョブメドレーを実際に体験してみることから始めることを勧めます。プロダクトへの一次接触が、最も説得力のある志望動機を生む出発点になります。
参照した主な情報源
- 株式会社メドレー 公式サイト(medley.jp)
- CLINICS(クリニクス)公式サイト(clinics-cloud.com)
- ジョブメドレー 公式サイト(job-medley.com)
- 株式会社メドレー IRページ・決算資料(medley.jp/ir)
- 厚生労働省 医療DX推進・オンライン診療関連資料(mhlw.go.jp)
- 各転職媒体・求人サイト 掲載情報
