マーケティングリサーチという言葉を聞いたとき、多くの企業担当者が真っ先に思い浮かべる会社のひとつがクロス・マーケティンググループだ。1,185万人超の消費者パネルネットワークを武器に、市場調査から広告運用、データ分析まで企業のマーケティングプロセスを一気通貫で支援している。
東証スタンダード市場上場(証券コード3675)の同社は、デジタルマーケティング事業・データマーケティング事業・インサイト事業という三本柱で多角的な成長戦略を推進。2026年6月期には連結売上高が前期比10%超の増収となり、業績は右肩上がりの局面にある。
転職市場での存在感も高まっており、マーケティングリサーチャーやデジタル広告担当、データアナリストを志す候補者からの問い合わせが増えている。一方で「転職してみたら思っていた仕事と違った」という声もあるため、本記事では転職エージェントの視点から同社の実態を丁寧に解説する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社クロス・マーケティンググループ |
| 設立 | 2013年6月3日(グループ中核の株式会社クロス・マーケティングは2003年4月設立) |
| 代表者 | 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F |
| 資本金 | 6.5億円 |
| 従業員数 | 1,719名(2025年6月末時点、連結) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3675) |
| 売上高 | 288億9,658万円(2026年6月期、連結) |
| 平均年収 | 663万円程度(有価証券報告書より) |
| 平均年齢 | 38.8歳 |
| 平均勤続年数 | 5.4年 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング事業、データマーケティング事業、インサイト事業 |
株式会社クロス・マーケティンググループは、持株会社として連結子会社31社・持分法適用会社4社を束ねるマーケティング総合支援企業グループだ。グループ中核の株式会社クロス・マーケティングは2003年創業で、日本のネットリサーチ黎明期から成長を牽引してきた。
本社は東京・西新宿の東京オペラシティタワーに構え、大手企業を主要顧客に据えたB2Bビジネスを展開している。売上高は2026年6月期に約289億円に達し、中期目標として300億円の壁を突破することを経営目標に掲げている。
主な事業内容
株式会社クロス・マーケティンググループは、マーケティング支援を軸に「デジタルマーケティング事業」「データマーケティング事業」「インサイト事業」という3つのセグメントを展開している。各事業が補完的に機能することで、企業のマーケティング課題を川上から川下まで一貫して解決できる体制を構築している点が特徴だ。
転職を検討する際は、「どのセグメントの仕事に関わるのか」を事前に把握しておくと、面接時の志望動機や自己PRの精度が上がる。以下では各事業の詳細を解説する。
デジタルマーケティング事業
デジタルを中心としたプロモーション支援からインターネット通販の運営代行、システム開発、メディア運用まで、顧客企業のマーケティングを総合プロデュースする事業だ。広告運用・SNSマーケティング・SEO施策といったデジタル施策の立案から実行まで幅広く担う。
グループ会社の複数社がこのセグメントを担っており、クリエイティブ制作・動画マーケティング・インフルエンサーマーケティングなど、近年需要が拡大している領域にも積極的に進出している。中期戦略としてデジタルマーケティング事業への注力度を高めており、成長投資が集中する主力セグメントとなっている。
データマーケティング事業
オンラインを中心としたデータ収集・集計・分析サービスを提供し、顧客企業の事業判断とマーケティング活動を支援するセグメントだ。主力サービスはインターネットアンケートによる消費者調査で、1,185万人超の消費者パネルネットワークを活用して短期間・低コストで大規模データを収集できる仕組みを提供している。
ビジネスインテリジェンスやデータ活用基盤の整備支援も行っており、単なるリサーチ企業を超えたデータ活用パートナーとしての位置付けが強まっている。データエンジニアやデータアナリストが活躍できる環境が整っている。
インサイト事業
顧客の課題解決に向けたコンサルティング・分析・レポーティング・消費者インサイト発掘などのソリューションを提供するセグメントだ。定量データだけでは掴めない消費者の深層心理や行動変容のメカニズムを定性調査・エスノグラフィー・ユーザーインタビューなどの手法で解明する。
マーケティングリサーチャーとしての専門性を深めたい人材や、コンサルティング思考でプロジェクトをリードしたい人材が活躍するセグメントで、クライアントの事業成長に直接貢献する体験が得られる。
株式会社クロス・マーケティンググループの強み
強み1. 1,185万人超の消費者パネルネットワーク
クロス・マーケティンググループが他社と最も差別化できる資産が、オンライン・オフライン合わせて1,185万人超に達する消費者パネルネットワークだ。この規模のパネルを自社保有していることで、依頼から調査結果の納品までを短期間で完結できる。
転職者にとってのメリットは、「パネル規模の大きさ=調査の信頼性」が顧客に直接訴求できることだ。営業担当やコンサルタントとして提案活動をする際に、数字で説得力を持つことができる強力な武器となる。
強み2. 大手企業5,000社超の顧客基盤
累積顧客数は5,000社を超えており、製造業・食品・日用品・金融・官公庁など多岐にわたる業種の大手企業が名を連ねる。長年の実績から得た業界知見・調査ノウハウが蓄積されており、初回提案でも具体的な事例を示せる強みがある。
転職後には、入社直後から有名大企業のプロジェクトに携わるチャンスがある。若手社員であっても著名クライアントと仕事できる環境は、スキルアップの観点から大きな魅力だ。
強み3. デジタル・データ・インサイトの3事業シナジー
3つのセグメントが互いの強みを補完し合う体制が整っており、顧客に「リサーチで課題を特定し、デジタル施策で解決策を実行し、その結果をデータで検証する」というPDCAサイクルを一社完結で提供できる点が独自の強みだ。
競合他社が「リサーチ専業」「広告代理店」「データ分析会社」に分断されているのに対し、同社はワンストップで価値を提供できる。転職者が入社後に複数の事業領域を横断して経験できるため、マーケティング全体を俯瞰できるゼネラリストとしての成長も期待できる。
強み4. 多様な手法と高い調査品質
インターネットアンケートだけでなく、グループインタビュー・デプスインタビュー・エスノグラフィー・ホームユーステスト・店頭リサーチなど多様な調査手法を持つ。定量と定性を組み合わせたハイブリッドなアプローチが取れるため、複雑なマーケティング課題にも対応できる。
調査設計から集計・分析・レポーティングまでの品質管理体制が整っており、大手消費財メーカーや官公庁の入札案件も受注実績がある。この品質水準の高さが、長期的な顧客関係を維持できる理由のひとつだ。
強み5. 積極的なM&Aとグループ拡大戦略
創業以来、積極的なM&Aを通じてグループを拡大し、専門性の高い子会社を次々と傘下に収めてきた。デジタルマーケティング会社・システム開発会社・コンサルティング会社など、多様な企業をグループに取り込むことで事業領域を広げてきた歴史がある。
M&A後のPMI(経営統合)も同社の知見として蓄積されており、異なるカルチャーの会社を統合する経験が積める。経営企画や事業開発に関心のある人材にとって、多様なグループ会社との連携機会は大きなキャリアの財産になる。
強み6. 東証スタンダード市場上場による信頼性と安定性
2013年の持株会社化以降、東証スタンダード市場に上場した企業としての情報開示義務を果たしながら成長を続けている。上場企業としての信頼性は、大手・官公庁との取引において大きなアドバンテージとなる。
有価証券報告書などで業績情報が公開されているため、転職検討時に財務状況を確認しやすい。経営の透明性が担保されている点は、長期的に安心して働く環境という観点でも重要だ。
株式会社クロス・マーケティンググループの年収事情
マーケティングリサーチ業界として一定の年収水準を維持しており、専門性を高めることで着実に年収を伸ばせる環境がある。ただし、業界平均と比べると突出して高い水準ではなく、実力主義の度合いも強いため、自身の市場価値を意識したキャリア設計が重要だ。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| マーケティングリサーチャー(若手) | 350〜500万円 |
| マーケティングリサーチャー(中堅) | 500〜700万円 |
| デジタルマーケティング担当 | 400〜650万円 |
| データアナリスト | 450〜700万円 |
| コンサルタント | 600〜900万円 |
| 営業(Account Executive) | 400〜700万円 |
| プロジェクトマネージャー | 600〜850万円 |
| 管理職・マネージャー | 700〜1,000万円 |
※上記は転職市場での参考値であり、実際の給与は職種・年次・評価により異なる
給与制度の特徴
給与は基本給+賞与の構成が一般的で、賞与は業績連動の要素がある。職種・グレードによる等級制度が整備されており、昇格・昇給のタイミングが比較的明確とされている。
リサーチ・コンサルタント職ではプロジェクトへの貢献度が評価に反映される仕組みがあり、成果を出した若手が早期に昇格できるケースもある。一方、「昇給のペースは緩やか」という口コミも見られるため、入社前に給与テーブルをしっかり確認することが望ましい。
年収を見る際の注意点
- 「株式会社クロス・マーケティンググループ」(持株会社)と「株式会社クロス・マーケティング」(事業会社)では別法人のため、求人票に記載の会社名と平均年収を必ず照合すること
- グループ会社によって給与体系が異なる場合があるため、グループ子会社への転職の際は個別確認が必要
- 住宅手当・退職金制度が充実していない場合があるとの口コミがあり、固定的な福利厚生を重視する人は確認必須
- 都内勤務が中心のため、転勤リスクは低い傾向にある
株式会社クロス・マーケティンググループの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
所定労働時間は一般的な日系IT・マーケティング企業と同水準で、フレックスタイム制を採用している部署が多い。年間休日は120日程度が目安で、夏季休暇・年末年始休暇・有給休暇などが整備されている。月平均残業時間は部署・プロジェクトによって差があり、調査案件が集中する時期は残業が増える傾向にある。
リモートワーク
コロナ禍以降にリモートワーク制度が整備された。ただし部署によって運用が異なり、管理部門は基本出社が中心との口コミもある。一方、リサーチ職やデジタル職ではリモートワークを活用できるケースが多いとされている。面接時に希望部署のリモーク運用状況を確認しておくことを推奨する。
福利厚生
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費支給
- 健保提携のスポーツジム・保養施設の利用
- 半期ごとのグループ内交流費(チームビルディング費用として活用)
- フレックスタイム制(一部部署)
- 産前産後休暇・育児休暇(制度あり)
- 介護休暇制度
- 資格取得支援(一部職種)
- 研修制度・社内勉強会
- 各種慶弔見舞金
注意点
住宅手当・退職金制度については「充実していない」との声がある。生活コスト(家賃等)が高い都内勤務前提で転職を検討する場合は、固定給水準と合わせてこれらの有無を確認しておく必要がある。
株式会社クロス・マーケティンググループの社風・カルチャー
一言で表すなら「プロフェッショナル志向のリサーチカルチャー」
データと調査を軸にした「事実ベースのアプローチ」が企業DNAとして根づいており、感覚論ではなく数字・根拠で議論を進める文化が強い。マーケティングリサーチのプロとして顧客に価値を提供することへの誇りを持つ社員が多く、専門職志向の強い人材が集まりやすい環境だ。
一方で、「若手に挑戦機会が与えられる」という声と「経営陣の方針が上から下りてくる」という声が混在しており、部署やマネージャーによって職場環境に差がある実情もある。入社後のリアルを知るためには、OB/OG訪問や転職エージェント経由での社員紹介を積極的に活用することを推奨する。
評価される人物像
- 調査・分析結果から示唆を導き出すロジカルシンキングができる人
- 顧客の課題を深く理解しようとするリサーチマインドを持つ人
- 数字・データを根拠に議論できるコミュニケーション力を持つ人
- 複数のプロジェクトを並行して管理できるマルチタスク能力がある人
- デジタルマーケティングや統計・データ分析の専門スキルを磨き続ける意欲がある人
表面的なイメージと実態の差
「マーケティングリサーチ会社=クリエイティブな広告制作」というイメージで応募する人が一定数いるが、実態はデータ収集・集計・分析・レポーティングが業務の中心で、地道なオペレーション管理が求められる場面も多い。特にデータマーケティング事業では、アンケート設計や集計仕様の管理など細かな業務が発生する。転職前にどのポジションでどんな業務を担うかを具体的にイメージしておくことが重要だ。
株式会社クロス・マーケティンググループの転職難易度
難易度:B級(中程度)
マーケティングリサーチ業界の中では採用枠が一定数あり、専門職経験者はもちろん、異業種からの転身者も採用するケースがある。ただし、データへの親和性・リサーチマインドは選考で必ず問われるため、「数字で考えることが苦手」という人には難しい面がある。
中途採用では即戦力を求める傾向があり、類似業務の経験や特定のデジタルスキルを持つ人材が評価されやすい。書類選考の通過率は業種経験者の方が高いが、マーケティング関連職からの転身は十分可能だ。
理由1. 業界知識・専門スキルの重視
マーケティングリサーチの基礎知識(サンプリング理論・調査設計・統計的検定の基本)や、デジタルマーケティングの実務経験(広告運用・SEO・MA)などの専門スキルが選考で重視される。完全未経験での入社は難易度が高く、関連業種からの転身が有利となる。
理由2. ロジカルシンキングの評価
面接では「データからどんな示唆を導き出せるか」を問うケースワーク的な問いが出ることがある。論理的な思考と言語化能力が選考の重要指標となるため、事前に自分の経験をファクトベースで整理しておく準備が必要だ。
理由3. 書類・面接の複数ステップ
書類選考→一次面接→最終面接のステップが標準的で、職種によっては実技課題やスキルテストが加わることもある。転職エージェント経由では選考プロセスの事前情報が得やすいため、エージェントを活用した応募がスムーズだ。
株式会社クロス・マーケティンググループの主な募集職種
マーケティングリサーチやデジタルマーケティングを中心に幅広い職種で採用活動を行っており、専門職から営業・管理部門まで求人が存在する。
- マーケティングリサーチャー
- データアナリスト
- データサイエンティスト
- 広告運用
- 広告プランナー
- SEO・SEMコンサルタント
- CRM・MA担当
- マーケティング戦略
- マーケティングコンサルタント
- 事業企画
- 営業企画
- 人事企画
株式会社クロス・マーケティンググループに向いている人
1. データで物事を考えることが好きな人
調査設計・集計・分析が業務の中心にあるため、数字やデータを扱うことに抵抗がなく、むしろ好きな人が伸びる環境だ。「感覚でなく根拠で判断したい」という思考スタイルの人に合っている。
2. マーケティング全領域を俯瞰したい人
デジタルマーケティング・データマーケティング・インサイトという3事業が揃っており、リサーチだけでなく施策立案や実行支援まで関わることができる。マーケターとして幅広い経験を積みたい人には理想的な環境だ。
3. 大手クライアントと仕事がしたい人
顧客企業には国内大手メーカーや官公庁が多く、入社直後から著名なクライアントのプロジェクトに携わるチャンスがある。「BtoBで社会に貢献する仕事がしたい」という動機を持つ人と相性がよい。
4. 専門職としてのキャリアを磨きたい人
リサーチャーやデータアナリストとして特定の専門領域を深掘りしたい人にとって、豊富なプロジェクト経験が積める環境だ。将来的に独立・フリーランスを見据えている人にも有効なキャリアパスになる。
5. 安定した上場企業環境で働きたい人
東証スタンダード市場上場企業としての経営透明性と、複数セグメントによる収益の安定性がある。ベンチャーほどのリスクを取らずに、成長中のマーケティング業界でキャリアを積みたい人に向いている。
株式会社クロス・マーケティンググループに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、向かない人物タイプも正直に記しておく。
- タイプ1:クリエイティブな広告制作がメインと思っている人 — デザインや映像制作が中心業務ではなく、データ収集・分析・調査設計が本質的な仕事となる
- タイプ2:即高収入を期待する人 — 平均年収663万円程度で、住宅手当・退職金の充実度に課題があるとの声もある。短期的な高収入より専門性蓄積を優先できる人に向いている
- タイプ3:出社をほぼゼロにしたい人 — 部署によって出社頻度の差があり、管理部門では基本出社が求められるケースがある
- タイプ4:大規模な社内変革を主導したい人 — 持株会社体制のため、グループ全体の変革よりも担当事業・担当部署の範囲でのPDCAが中心となる
- タイプ5:体系的な研修よりOJTが苦手な人 — 入社後すぐにプロジェクトに入りOJTで学ぶスタイルが主流のため、丁寧な座学研修を重視する人には合わない場合がある
株式会社クロス・マーケティンググループの選考対策
1. マーケティングリサーチの基礎を押さえる
選考では「リサーチとはどういうものか」「アンケート設計で気をつけるべき点は何か」といった基本的な問いが出ることがある。ターゲット設定・サンプルサイズの考え方・バイアス排除の方法など、リサーチリテラシーの基礎を事前に整理しておくと好印象を与えられる。
書籍『マーケティングリサーチの基本』などで体系的にインプットするか、転職エージェントからの業界レクチャーを受けるだけでも選考の質が大きく変わる。
2. デジタルマーケティングの実務経験を具体的に語る
デジタルマーケティング事業へのポジションを狙う場合、過去の広告運用実績・KPI改善事例・MAツールの活用経験などを具体的な数字で語れる準備が不可欠だ。「〇〇の施策でCVRを△%改善した」という形式のエピソードを複数用意しておくとよい。
3. データから示唆を出す力をアピールする
選考の中で「このデータをどう読むか」という問いが出ることがある。示唆を出す際は「事実→解釈→提言」という流れで論理的に答える練習をしておくとよい。グラフや数字から課題を発見し、次のアクションを導く力は同社が最も重視する能力のひとつだ。
4. 顧客の課題解決へのコミットメントを示す
コンサルタント職・インサイト事業へのポジションでは、「顧客の何を解決したかったのか」という視点でのエピソードが評価される。自分の成果だけを語るのではなく、「顧客がどう変わったか」という視点を含めた語り方が効果的だ。
5. グループ全体の事業構造を理解する
「なぜクロス・マーケティンググループなのか」という問いに答えるためには、3つの事業セグメントの違いと相互補完関係を理解しておく必要がある。競合他社との比較もできると、志望動機の説得力が増す。
6. 企業の成長戦略を踏まえた志望理由を準備する
中期目標として掲げているデジタルマーケティング事業への投資強化・売上300億円の壁突破という方向性を踏まえ、「自分がどの領域でどう貢献できるか」を明確に語ることで、経営方針と整合した志望理由になる。
株式会社クロス・マーケティンググループへの転職で評価されやすい経験
- マーケティングリサーチ会社での調査設計・集計・分析の実務経験
- 消費財・食品・日用品メーカーでの消費者調査・商品開発リサーチ経験
- デジタル広告代理店でのSNS広告・リスティング広告の運用経験
- BtoBマーケティングでのMAツール(Marketo・HubSpot等)活用経験
- 統計解析ソフト(SPSS・R・Python)を用いたデータ分析経験
- SEO・コンテンツマーケティングの施策立案と効果測定経験
- ユーザーインタビュー・グループインタビューのモデレーター経験
- プロジェクトマネジメント経験(複数案件の並行管理)
- 大手クライアント向けの提案書作成・プレゼンテーション経験
- 事業企画・経営企画での分析レポート作成経験
- 広告代理店・調査会社でのクライアントリレーション経験
- データビジュアライゼーションツール(Tableau・BIツール)の活用経験
- 海外顧客対応・英語での調査業務経験(グローバル案件対応で評価される)
特に評価されやすいのは、消費者インサイトを数字で捉えてビジネス上の示唆まで導いた経験、および複数案件を並行して品質高くデリバリーしたプロジェクトマネジメントの実績だ。
まとめ
クロス・マーケティンググループは、1,185万人超の消費者パネルネットワークを核に、デジタルマーケティング・データ分析・消費者インサイトの3事業を展開する、日本のマーケティングリサーチを牽引してきた企業だ。大手企業5,000社超を顧客に持ち、東証スタンダード市場上場企業としての安定した事業基盤を誇る。
転職候補として検討する場合、「データで考えるカルチャーに馴染めるか」「どのセグメントでどんな仕事がしたいか」を明確にしておくことが重要だ。グループ会社によって業務内容・給与体系・社風が異なるため、転職エージェントを通じて詳細情報を事前に収集するアプローチを強くすすめる。
平均年収663万円という水準は、マーケティングリサーチ業界の中では標準的だ。短期的な高収入より、リサーチャー・データアナリスト・デジタルマーケターとしての専門性を着実に積み上げることに価値を感じられる人には、長期的に魅力あるキャリアパスを提供してくれる会社だ。
中期成長戦略のもとでデジタルマーケティング事業への投資が拡大している今は、参入のタイミングとして注目に値する。マーケティングを軸にしたキャリアを真剣に考えるなら、ぜひ一度検討してみてほしい企業のひとつだ。
