リードプラス株式会社は、BtoB企業を中心にデジタルマーケティングの戦略立案から実行・運用まで一気通貫で支援する、東京・世田谷区発のマーケティングエージェンシーです。2018年設立と若い企業ながら、HubSpotの国内認定パートナー制度において最高位の「Diamondパートナー」を獲得するなど、急速に実績を積み上げています。

この記事では、リードプラスへの転職・就職を検討している方に向けて、事業内容・強み・年収・社風・転職難易度を詳しく解説します。

企業概要

項目内容
会社名リードプラス株式会社(Leadplus Co., Ltd.)
設立2018年10月
代表者代表取締役社長 小林治郎
本社東京都世田谷区若林1-18-10 京阪世田谷ビル6階
資本金1億2,499万6,000円(資本準備金含む)
従業員数74名(2024年時点)
上場区分非上場(証券コードなし)
売上高非公開
平均年収非公開(口コミ情報によると300〜500万円程度)
事業内容デジタルマーケティング支援(広告運用・MAツール導入・Web制作・コンテンツ制作・コンサルティング)

主な事業内容

リードプラスは「Marketing × Technology」をコンセプトに、BtoB企業のマーケティング課題をワンストップで解決する複数のサービスラインを持ちます。

広告プロモーション

Google広告・Yahoo!広告をはじめとするリスティング広告、SNS広告(Facebook・Instagram・LinkedIn等)の運用代行を提供しています。自社独自のAI診断ツールを活用したキャンペーン設計・最適化が特徴で、新規顧客獲得からリピーター対策まで多角的に対応します。

MA/CRM/SFA導入・運用

HubSpotおよびAccount Engagement(旧Pardot)を中心としたMAツールの導入・設定・運用支援が中核サービスです。国内唯一のHubSpot Diamondパートナーとして高い専門性を有し、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)から営業連携まで一貫した仕組みを構築します。

Web制作

リード獲得・育成に特化したランディングページや企業Webサイトの制作・リニューアルを担います。CMSの導入支援も行い、マーケティングチームが自在に運用できるサイト基盤を整備します。

マーケティングコンサルティング

マーケティング戦略の策定から実行計画の立案、KPI設計、イベント企画まで上流工程を包括的に支援します。ABM(アカウントベースドマーケティング)の導入支援にも強みがあり、ターゲットアカウントへの集中投資で効率的な商談創出を実現します。

コンテンツ制作

SEOブログ記事・E-book(ホワイトペーパー)・動画コンテンツなど、インバウンドマーケティングに必要なコンテンツを一手に制作します。検索意図に基づいた編集・SEO対策も含め、オウンドメディアの立ち上げ・成長を支援します。

Leadplus One®(マーケティング基盤)

アクセス解析・データ解析・各種ツール連携を統合した独自のマーケティングプラットフォームです。複数施策のデータを一元管理し、PDCAサイクルの高速化を実現します。

リードプラスの強みと特徴

HubSpot国内唯一のDiamondパートナー

リードプラス最大の差別化ポイントは、HubSpot Solutions Partnerプログラムにおける国内唯一の「Diamondパートナー」認定です(2020年8月認定)。HubSpotの認定パートナー制度は、導入実績・顧客満足度・専門知識などを総合評価するもので、Diamondは最高位に位置します。加えて、2019・2020年の2年連続で「HubSpot Best Partner in Japan」を受賞しており、日本のHubSpotエコシステムでのトップランナーとしての地位を確立しています。

マーケティング×テクノロジーの一気通貫支援

戦略立案・ツール導入・コンテンツ制作・広告運用・データ分析をすべて社内でこなせる体制が強みです。一般的なマーケティングエージェンシーは特定領域に特化するケースが多いなか、リードプラスはフルファネルで支援できるため、クライアントはベンダーをとりまとめる手間なく成果を追求できます。

業界特化ソリューション

医療機関向け(クリニック・歯科)、教育業界(学習塾)、金融機関向け、IT企業向けなど、業界特性を踏まえたパッケージソリューションを開発しています。汎用的なデジタルマーケティングではなく、業界固有の集客課題・規制・顧客行動に合わせたカスタマイズが可能です。

スタートアップの機動力

2018年設立の若い組織ゆえ、意思決定が速く、新しい施策やテクノロジーへの適応も素早いのが特徴です。「全体最適の提案から個別施策の精度向上まで」を標榜し、クライアントのビジネス成長にコミットするパートナーシップ型の支援を志向しています。

リードプラスの年収事情と働き方・福利厚生

年収水準

リードプラスの公式な平均年収は非公開です。口コミサイトの情報(少数件のため参考値)によると、入社年次・職種によって300〜500万円程度とみられています。スタートアップフェーズの企業であり、大手エージェンシーと比べると水準は控えめな可能性があります。一方で、成長期の企業ゆえ昇給・昇格の機会は多く、実力次第でキャリアアップが見込める環境です。

働き方

口コミには「非常にホワイト。残業は少なく、休みも取りやすい」という声があります。BtoBマーケティング支援の性格上、深夜対応が少なく、比較的規則正しい勤務が可能な職場と言われています。フレキシブルな働き方が文化として根付いており、社員のワークライフバランスへの配慮がうかがえます。

福利厚生

公式サイトに詳細な福利厚生の開示はありませんが、同規模のスタートアップ一般的な社会保険完備が基本と考えられます。詳細は採用選考の段階で確認することを推奨します。

社風・カルチャー

「Marketing × Technology の力を、すべてのヒトに」というミッションが示すとおり、リードプラスはマーケティングとテクノロジーの融合を志向するカルチャーを持ちます。データドリブンなPDCAサイクルの実現を重視し、感覚や経験則ではなく数字・データをもとに施策を判断する文化が根付いています。

社員規模は70名強で、大企業のような縦割り構造ではなく、クロスファンクショナルに動ける環境が期待できます。スタートアップらしい裁量の大きさと、一方でHubSpot Diamondパートナーとしての高い専門性を両立しており、「学びながら成果を出す」ことを楽しめる人材が向いていると言えるでしょう。

一部の口コミでは「評価の透明性」「長期的な人材育成の仕組み」に関して改善余地を指摘する声もあります。スタートアップ特有の課題として、制度整備が成長に追いつかない面がある点は念頭においておくと良いでしょう。

転職難易度

難易度評価:★★★☆☆(普通〜やや高め)

リードプラスはデジタルマーケティングの実務経験者を主なターゲットとした採用を行っています。HubSpotやMAツールの運用経験、SEOやWebコンテンツ制作の経験、Google広告の運用スキルなど、具体的な実務スキルが重視されます。

一方で、未経験・第二新卒歓迎のポジションも一部存在するため、完全な未経験からの転職より、何らかのマーケティング・IT関連経験を持っていれば挑戦できる余地があります。社員数が70名規模のため採用枠は限られますが、採用活動は継続的に行われており、Green(転職サイト)やエン転職などへの掲載が確認できます。

選考フロー(目安)

書類選考 → 一次面接(人事・現場担当) → 二次面接(役員) → 内定

スタートアップらしくスピーディーな選考が多いとされており、2〜3週間程度で内定まで至るケースも珍しくないようです。

リードプラスに向いている人

  • BtoBデジタルマーケティングに興味があり、実務スキルを幅広く磨きたい人
  • HubSpotやMAツールの運用・導入支援に携わりたい人
  • データドリブンな思考を持ち、PDCAを高速で回すことが好きな人
  • スタートアップのスピード感と裁量の大きさを楽しめる人
  • クライアントの成果にこだわるコンサルタント・パートナー志向の人
  • ワークライフバランスを大切にしながらマーケティングのプロを目指したい人

リードプラスに向いていない人

  • 大手エージェンシーのように高い年収水準を最優先に考える人
  • 制度や評価基準が明確に整備された大企業環境を好む人
  • BtoC領域の消費者向けマーケティングを中心に経験を積みたい人
  • 特定の一つの施策(例:純粋な広告運用だけ)に専念したい人
  • 会社の安定性・知名度を重視して転職先を選ぶ人

評価されやすい経験・スキル

リードプラスの選考で評価されやすい経験・スキルを整理します。

即戦力として高評価の経験

  • HubSpotの実務運用経験(特に設定・分析・レポーティング)
  • Google広告・Meta広告などリスティング・SNS広告の運用実績
  • SEOコンテンツ制作やオウンドメディア運営の経験
  • BtoB企業でのインサイドセールス・マーケティング業務経験

あると差がつくスキル

  • Account Engagement(Salesforce Pardot)やMarketoなどのMA経験
  • ABM(アカウントベースドマーケティング)の企画・実行経験
  • データ分析(Google Analytics・Looker Studio等)の活用実績
  • クライアント向けの提案・コンサルティング経験

未経験でもアピールになること

  • マーケティング関連の資格(Google広告認定資格、HubSpot認定等)
  • 数字・データを扱うことへの積極的な姿勢
  • 自ら学んでサービスやスキルを身に付けてきた自己学習の習慣

リードプラスの選考対策

書類(履歴書・職務経歴書)

マーケティング施策の具体的な実績を数値で示すことが重要です。「Google広告運用でCPA〇〇円を達成」「SEO施策でオーガニックトラフィックを〇ヶ月で◯倍化」など、成果が一目でわかる記述が有効です。HubSpotやMAツールの使用経験がある場合は必ず明記しましょう。

面接対策

リードプラスの面接では「なぜデジタルマーケティング支援なのか」「BtoBのマーケティングにどのような課題意識を持っているか」が問われる傾向があります。同社のHubSpot Diamondパートナーとしての立ち位置や、「全体最適」「データドリブン」という企業の価値観に沿った志望動機を準備しましょう。

また「Leadplus One®」などの自社プロダクトやサービスラインを事前に調べ、どのサービスに携わりたいか・なぜかを言語化しておくと好印象です。

企業研究のポイント

  • 公式サイト(leadplus.co.jp)でサービス内容・事例を確認する
  • HubSpotのパートナーサイト(hubspot.jp)でリードプラスの事例・評価を調べる
  • LinkedInやTwitter(X)でリードプラスの社員・役員の発信を追い、カルチャーを把握する

リードプラスのキャリアパスと成長機会

リードプラスはスタートアップ段階から成長フェーズにある企業であるため、在籍中のキャリアパスは大企業と異なる柔軟さが期待できます。

マーケティング職のキャリアラダー

入社後はまず担当クライアントのHubSpot運用や広告キャンペーン管理からキャリアをスタートするケースが多いとみられます。経験を積むにつれて、マーケティングコンサルタントとして戦略立案を担ったり、チームリードとして後輩の育成に携わったりと、上流工程にシフトしていくことが可能です。

HubSpot Diamondパートナーの環境では、HubSpot認定資格の取得支援も期待できます。国際的に通用するMAツールの専門資格を積み重ねながらスキルを磨ける点は、長期的なキャリア資産として価値があります。

コンサルタント・ストラテジスト方向

マーケティングコンサルティングサービスを強化している同社では、クライアントの経営課題を起点にマーケティング戦略を立案するコンサルタント職も存在します。BtoBの商談プロセス・ファネル設計・ABMの知識を積んでいけば、より上位のストラテジスト的なポジションを目指すことも可能です。

事業開発・プロダクト方向

独自プロダクト「Leadplus One®」の開発・改善に携わる機会もあります。マーケティング実務経験を持ちつつプロダクト開発に関心がある方にとっては、エージェンシー兼プロダクト企業というリードプラスのユニークな立ち位置がキャリアの幅を広げる環境になり得ます。

リードプラスの競合と業界ポジション

リードプラスが競合するのは、HubSpot導入支援を行う国内のマーケティングエージェンシー群です。代表的な競合企業としては、HubSpotのゴールド・プラチナパートナーとして活動する中規模のデジタルマーケティング会社が挙げられます。

その中でリードプラスは「Diamondパートナー(国内唯一)」という明確な差別化ポイントを持ちます。HubSpotエコシステム内でのブランド力は業界トップレベルであり、HubSpotを導入したい企業のファーストチョイスになりやすい立ち位置にあります。

また、BtoBに特化し業界別ソリューション(医療・教育・金融・IT)を体系化している点も、汎用的な総合エージェンシーとの差別化になっています。マーケティングの効率化ニーズが高まるなか、MAツール導入支援とコンテンツマーケティングを融合させたワンストップ型の提案力は中期的に需要が伸びるセグメントです。

リードプラスに転職する前に確認すべきポイント

リードプラスへの転職を検討する際に、事前に確認・整理しておくべきポイントをまとめます。

年収・待遇の詳細確認

公式サイトには年収レンジが開示されていないため、応募・面接のタイミングで必ず確認しましょう。現在の年収水準・希望年収を伝えた上で、同社の給与レンジと整合するかを把握してから選考を進めることが重要です。口コミサイト(OpenWork・転職会議等)に投稿された情報は古い場合があるため、あくまで参考値として活用してください。

担当するクライアント・業界の確認

「医療・教育・金融・IT」など複数の業界別ソリューションを持つリードプラスでは、配属後に担当するクライアント業界によって業務内容が大きく異なります。自分が特に経験を積みたい業界・クライアント規模について希望を伝え、実際の配属先イメージを確認することをお勧めします。

リモート・フレックスなど勤務形態

スタートアップ全般のトレンドとしてリモートワーク・フレックス制の導入が広がっていますが、リードプラスの具体的な勤務形態については公式サイトで確認できる情報が限られています。面接・選考過程で実際の勤務形態を確認し、自分の生活スタイルと合致するかを検討してください。

会社の成長フェーズと安定性

2018年設立・非上場・70名強規模という同社のフェーズを踏まえると、大企業と比べると組織・制度の変化が起きやすい環境です。「安定」より「成長」「挑戦」を優先できる方が向いています。逆に、スタートアップのスピード感や制度が発展途上である点をリスクと感じる方は、転職判断を慎重に行うことをお勧めします。

リードプラスに関するよくある質問(FAQ)

Q. 未経験からデジタルマーケティングに転職できますか?

一部のポジションで未経験・第二新卒歓迎の採用があります。ただし、リードプラスのコア事業はHubSpotやMAツールの運用支援であるため、完全未経験よりも何らかのWebマーケティング・広告・コンテンツ制作の経験があると選考で有利に働きます。独学でGoogle広告認定資格やHubSpot認定資格を取得して応募するのが効果的な第一歩です。

Q. リモートワークは可能ですか?

公式サイトには具体的な記載がないため、採用面接の段階で確認することをお勧めします。近年のスタートアップ全般のトレンドとして、ハイブリッド型の勤務体制を導入しているケースが多くなっています。

Q. HubSpot Diamondパートナーとして、どのような案件を扱えますか?

中小〜中堅のBtoB企業を中心に、HubSpotのCRM・MA・CMSの導入から運用まで担当します。1社あたりの支援規模は様々ですが、単純な設定代行にとどまらず、マーケティング戦略全体のコンサルティングを行うケースも多い点が特徴です。

Q. 転職エージェントを通じた応募は可能ですか?

公式サイトや各転職媒体(Green・エン転職・doda等)への直接応募が主な経路です。転職エージェントを通じた求人掲載の有無については、各エージェントへ問い合わせるか、実際の求人票を確認してください。

Q. どの職種の採用が活発ですか?

転職サイトの掲載情報をもとにすると、デジタルマーケティングコンサルタント・HubSpot運用担当・Web広告運用担当・コンテンツディレクターなどマーケティング実務職の採用が中心です。組織の成長に伴い、バックオフィス(人事・経理)の採用が強化される可能性もあります。

リードプラスで身につくスキルと転職市場での価値

リードプラスでの実務経験は、転職市場での市場価値向上に直結するスキルが多い点が魅力です。

HubSpot専門家としての価値:国内唯一のDiamondパートナーで培ったHubSpotの深い知見は、HubSpotを導入・活用したい他のBtoB企業への転職において高く評価されます。国内でHubSpot実務経験者の需要は拡大しており、希少性の高いスキルセットになりつつあります。

インバウンドマーケティング全体設計能力:SEO・コンテンツ・MA・広告・データ分析を統合してファネルを設計する能力は、マーケティング責任者(CMO・マーケティングマネージャー)を目指す上でのベースになります。

BtoB特有のリードナーチャリング経験:見込み顧客を段階的に育成してクロージングにつなげるリードナーチャリングは、SaaS・IT・製造業など多くのBtoB企業が課題とする領域です。リードプラスで培った手法は様々な業界で応用できます。

コンサルタント型の提案力:単に広告を回すだけでなく、クライアントのビジネス課題を分析してマーケティング戦略を提案するコンサルタント志向が同社のカルチャーです。この上流設計の経験は、事業会社のインハウスマーケターや経営コンサルタントへのキャリアシフトにも応用が利きます。

データ分析・ツール活用の習慣:Google Analytics・Looker Studio・HubSpotのレポーティング機能など、複数のデータソースを横断して意思決定に活かすスキルは、デジタルマーケティング全般で求められる基礎力として市場価値が高いです。

まとめ

リードプラス株式会社は、HubSpot国内唯一のDiamondパートナーとしてBtoBデジタルマーケティング支援を一気通貫で提供するエージェンシーです。2018年設立と若い会社ですが、数々のHubSpot表彰を獲得し業界での地位を確立しつつあります。

転職先としては、デジタルマーケティングのスキルを幅広く磨きたい、マーケティングテクノロジー(HubSpotなどMAツール)を深く追求したい、クライアントの成果にコミットするコンサルタント的なキャリアを歩みたい方に適した環境です。一方で年収水準はスタートアップ相応であり、社内制度の整備はこれからという面もあります。

将来的にデジタルマーケティング領域でのプロフェッショナルを目指すなら、HubSpot No.1パートナーとしての専門知識とノウハウを蓄積できるリードプラスは魅力的な選択肢のひとつです。転職を検討する際は実際の求人情報や口コミサイトの最新情報を確認しながら、自分のキャリアプランと照らし合わせて判断してください。

本記事に掲載した情報は2026年7月時点のものです。採用状況・組織体制・待遇は変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトや各転職媒体でご確認ください。