Webサイト構築・CMS(コンテンツ管理システム)・AI活用マーケティング支援を柱に、株式会社インフォネットは2002年の創業以来、着実に実績を積み上げてきた。自社開発CMSプロダクト「infoCMS」でSaaS型CMS市場の10年連続シェアNo.1を誇り、東証グロース市場(証券コード4444)に上場する中堅Webソリューション企業だ。
従業員141名(連結)と決して大きな規模ではないが、「Web企画戦略から運用まで一気通貫のワンストップ対応」という強みで上場企業・中堅企業を中心に根強い顧客基盤を持つ。Webマーケティング・CMS・システム開発・AIプロダクトまで幅広い領域でキャリアを積めることが特徴だ。
規模感が小さいからこそ、若手でも裁量を持って幅広い業務に携われる。Webディレクター・エンジニア・マーケターとして成長したい人に刺さる職場環境だが、大企業的な安定感や高年収を求める人にはミスマッチになる可能性もある。本記事では転職エージェント視点で、インフォネットの実態と転職検討者が把握すべき情報を解説する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社インフォネット |
| 設立 | 2002年10月15日 |
| 代表者 | 東間 大(代表取締役社長) |
| 本社 | 東京都港区新橋4-21-3 新橋東急ビル7F |
| 資本金 | 29,340万円(2026年3月現在) |
| 従業員数 | 連結141名・単体121名(2026年3月現在) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:4444) |
| 売上高 | 約20.9億円(2026年3月期・連結) |
| 平均年収 | 476万円程度(日本経済新聞掲載データ) |
| 平均年齢 | 38.0歳程度 |
| 事業内容 | Webサイト構築・CMS開発・システム開発・AIプロダクト・デジタルマーケティング支援 |
株式会社インフォネットは、2002年に設立されたWebソリューションの専業企業だ。東京・新橋の本社のほか、福井支社・大阪支社を構えており、地域展開も行っている。ISO27001(情報セキュリティマネジメント)を本社・福井支社で取得しており、セキュリティ体制を重視している点も特徴だ。
2026年3月期の売上高は約20.9億円(前期比3.7%増)と微増成長。一方、のれん等の減損損失の影響で連結経常利益は前期比69.5%減と大幅に落ち込んでおり、業績が安定しているとは言えない局面にある。2027年3月期は増収増益の回復を見込んでいるが、転職を検討する場合は財務状況を注視しておくことが重要だ。
主な事業内容
インフォネットは「CMSサイトを軸とした、企業マーケティングに欠かせないワンストップサービス」を提供している。以下の4つの主要事業領域で顧客を支援している。
Webサイト構築・CMSソリューション事業
主力事業。自社開発CMS「infoCMS」はSaaS型CMS市場で10年連続シェアNo.1を誇り、450サイト以上の制作実績を持つ。企画・情報設計・デザイン・コーディングから運用保守まで一気通貫で対応するため、顧客企業は複数の制作会社に分散発注する必要がない。
2024年には次世代型ノーコードCMS「LENSAhub(レンサハブ)」を正式リリース。テンプレートを活用して誰でも簡単にプロフェッショナルなWebサイトを構築できるSaaSプロダクトであり、中小企業のDX推進ニーズを取り込もうとしている。強固なセキュリティと操作性を両立した設計が評価されており、infoCMSからの移行・補完ツールとして期待される。
システム開発事業
WebアプリケーションやスマートフォンアプリのSI(システムインテグレーション)を手がける。Webサイト構築で培った顧客基盤に、システム開発のニーズが加わる形でサービスが広がっている。基幹システム開発も対応範囲に含まれ、Web特化型の開発会社の中では守備範囲が広い。
AIプロダクト・DX支援事業
AI検索システム「Cogmo」などのAIプロダクト開発・導入支援を行う。Web・IT・AI技術を組み合わせた顧客の課題解決を「知りたかったがみつかる!」というコンセプトで推進している。AI記事作成ツール「LENSAwriter」も展開しており、コンテンツ制作の効率化支援にも乗り出している。
マーケティング・デザイン支援事業
Web広告運用・IR(株主・投資家向け)コミュニケーション支援・パワーポイント資料制作・広告デザイン・印刷物制作まで幅広く対応。デジタルとアナログを横断した企業コミュニケーション支援を行っている。デジタルマーケティング支援の文脈では、アクセス分析ツール「MEGLASSfinder」も活用し、データドリブンな改善提案を行っている。
株式会社インフォネットの強み
強み1. infoCMSの10年連続シェアNo.1という圧倒的ブランド
SaaS型CMS市場での10年連続シェアNo.1というポジションは、インフォネットの最大の競争優位性だ。CMSは一度導入されると切り替えコストが高い「スイッチングコスト」が大きいプロダクトであり、既存顧客の継続利用率が高い。売上高20億円程度の中堅規模であっても、市場シェアトップというブランドは採用・新規開拓の両面で大きな武器になっている。
強み2. 企画から運用まで一気通貫のワンストップ体制
Web戦略の立案から、デザイン・開発・運用保守・広告運用まで社内完結できる体制は、顧客企業にとって「窓口を一本化できる」という大きなメリットをもたらす。複数の外注先にバラバラに発注するコスト・コミュニケーションコストを削減できる点が、上場企業・中堅企業からの指名につながっている。
強み3. 次世代CMS「LENSAhub」によるSaaS化推進
既存のinfoCMSに加え、ノーコードで誰でも使えるクラウド型CMS「LENSAhub」を展開することで、中小企業市場への参入を本格化させている。SaaSモデルへのシフトは収益の安定化に貢献し、エンジニア・ディレクターにとっても「プロダクト型の仕事」に携われるキャリア機会が広がっている。
強み4. ISO27001取得によるセキュリティ体制の信頼性
本社・福井支社でISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得しており、企業のWebサイト・機密データを扱う観点でのセキュリティ体制が整っている。顧客企業のセキュリティ要件が厳しくなる中、この認証は発注元の安心感につながる差別化要素だ。
強み5. 東京・福井・大阪の3拠点体制
東京本社のほか、福井支社・大阪支社を展開している。Webソリューション企業でありながら地方拠点を持つのは珍しく、地方在住のエンジニアやディレクターにとっても就業機会がある。フルリモート化が進む職種においては、地方在住での採用もオープンな可能性がある。
強み6. AI活用の積極的な取り込み
AI記事作成(LENSAwriter)・AI検索(Cogmo)・AIプロダクト開発支援と、複数の角度からAIを事業に組み込んでいる。中堅Web制作会社がAI戦略を持ってプロダクト化している例は多くなく、この積極姿勢は今後の差別化に貢献する可能性がある。
株式会社インフォネットの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| Webディレクター(初級) | 300〜380万円程度 |
| Webディレクター(中級) | 380〜500万円程度 |
| フロントエンドエンジニア | 350〜520万円程度 |
| バックエンドエンジニア | 380〜560万円程度 |
| システムエンジニア(SE) | 400〜580万円程度 |
| Webデザイナー | 300〜430万円程度 |
| AIエンジニア / AIプロダクト担当 | 450〜650万円程度 |
| マネージャー | 550〜750万円程度 |
※いずれも推計。実際の年収は経験・スキル・職種により異なる。
給与制度の特徴
日本経済新聞掲載データでは平均年収476万円程度とされている。Webソリューション業界の中堅企業としては標準的な水準だが、大手SIerや大手広告代理店と比較すると低めになる。昇給は年1回、賞与は業績連動の仕組みを採用しているとされている。
AIプロダクト開発やCMSアーキテクチャ設計など、付加価値の高いポジションでは相応のキャリアアップが見込める。一方、Webディレクターや制作スタッフとして長く在籍し続ける場合は、年収の天井が低めである点は認識しておく必要がある。
年収を見る際の注意点
- 平均年収476万円は単体ベースのデータであり、実態と差が生じる可能性がある
- 従業員141名と小規模なため、ポジション数が少なくポストアップのチャンスが限られる
- 業績連動型賞与のため、業績低迷時はボーナスが大幅に減る可能性がある
- 2026年3月期は減損損失により大幅な利益減となっており、業績動向の確認が必要
- 地域(東京本社 vs 地方拠点)による給与格差の可能性がある
株式会社インフォネットの働き方・福利厚生
インフォネットは中堅Web企業として、社員が働きやすい環境の整備に取り組んでいる。上場企業として法定以上の開示義務があり、労働環境の透明性は一定程度確保されている。
勤務時間・休日
- 完全週休2日制(土日・祝日休み)
- 年間休日120日程度
- 有給休暇(法定通り付与)
- 年末年始・夏季休暇あり
- フレックスタイム制の適用あり(職種による)
リモートワーク Webソリューション系の業務は在宅勤務が比較的取り組みやすい。コロナ禍以降のリモートワーク体制の整備が進んでいると見られるが、プロジェクトによってはクライアント訪問・打ち合わせが発生する。
主な福利厚生
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 通勤交通費支給
- 資格取得支援・研修制度
- 社内勉強会・技術共有の機会
- 健康診断(法定以上の受診も可)
- 育児・介護休業制度
- 従業員持株会
- 東京・福井・大阪の3拠点で勤務地選択の可能性あり
注意点 従業員規模が141名と小さいため、大企業のような充実した福利厚生制度は期待しにくい。独自の企業内福祉制度より、法定福利厚生中心となる可能性がある。転職前に福利厚生の詳細を面接時に確認することを推奨する。
株式会社インフォネットの社風・カルチャー
一言で表すなら「ワンストップ対応を誇る中堅Web職人集団」
企画から運用まで社内で完結させる「ワンストップ」へのこだわりが、インフォネットの文化の軸にある。外注に頼らず社内で幅広いスキルを持つメンバーが連携する体制は、少数精鋭のチームワークを重視するカルチャーを生んでいる。
Web制作・ディレクション・システム開発・マーケティングと複数の専門領域が一つの組織に同居しており、異なる職種間の連携が当たり前に起こる環境だ。Webディレクターがデザイナーとも開発者ともフラットに対話できる小規模ならではのコミュニケーション文化がある。
評価される人物像
- Webサービス・Webマーケティングに強い関心を持つ人
- 幅広い業務を自律的にこなせるマルチタスク型の人
- クライアントワークで顧客折衝・要件整理を丁寧に行える人
- 新しいツール・AI技術のキャッチアップを怠らない人
- チームとして成果を出すことを重視できる人
表面的なイメージと実態の差
「Web制作会社=残業が多い・給料が低い」というイメージを持つ人もいるが、上場企業として労働時間管理は一定程度整備されている。一方、プロジェクトの繁忙期には残業が発生することはある(口コミベースでは月31時間程度の残業が報告されている)。また、社名の知名度は一般的に高くないため、転職市場でのブランドバリューを重視する人には物足りないと感じることがある。
株式会社インフォネットの転職難易度
難易度:2〜3級(比較的入りやすいが経験は必要)
Webディレクター・エンジニア・デザイナーとしての実務経験があれば応募ハードルは低く、面接に進める可能性は高い。ただし、中途採用ポジションは多くないため、求人が出ているタイミングを見計らう必要がある。
全社員141名という規模から、年間採用人数は限られており、欠員補充型の採用が中心となりやすい。スピーディな選考が行われる反面、採用枠が少ない分、ライバルとの比較も見られやすい。
理由1. 採用枠が少なく競争が一定程度ある
従業員141名の規模では、年間採用数は多くても10〜20名程度と推測される。求人が出た際は応募者が集中するケースもあり、経験者採用では即戦力性が重視される。
理由2. Web・CMS業界の特定スキルが有利
infoCMSやLENSAhubの知識は入社後に習得できるが、CMS運用経験・WebディレクションまたはWeb開発の実務経験は採用の重要な判断基準となる。WordPress・その他CMSの運用経験は特に評価されやすい。
理由3. カルチャーフィットの見極めが鍵
小規模チームで幅広い業務を担う環境だけに、「専門性の深掘りより総合力を発揮したい」という志向性と合致するかどうかが採用側の判断ポイントとなる。「特定職種に特化したスペシャリストでありたい」という人より、「幅広くこなせるゼネラリスト型」の人がフィットしやすい。
株式会社インフォネットに向いている人
タイプ1. Webディレクターとして幅広いスキルを積みたい人
企画・設計・制作管理・クライアント折衝まで一気通貫で経験できる環境は、Webディレクターとしての総合力を高めるには理想的だ。大手代理店では分業化されがちな工程も、インフォネットでは一人のディレクターが俯瞰して担当することが多い。
タイプ2. CMSプロダクトの開発・展開に携わりたいエンジニア
infoCMSやLENSAhubというプロダクトの開発・改善に携われる機会は、受託開発会社にはない価値がある。「0→1のプロダクト開発ではなく、運用フェーズのプロダクト成長に貢献したい」という志向の人には合っている。
タイプ3. AI×Webの掛け合わせに挑戦したい人
LENSAwriter・Cogmo等のAIプロダクトに関わることで、AI技術とWebマーケティングの掛け合わせを実践的に学べる。AI活用の波に乗りながらキャリアをアップデートしたい人には面白い環境だ。
タイプ4. 少人数環境で裁量を持って働きたい人
従業員141名という規模は、大企業のような縦割り・承認フローの煩雑さを避けて動きやすい環境を生む。若手でも早期に責任ある案件を任される機会があり、スピード感を持ってキャリアを積みたい人に向いている。
タイプ5. 東京以外の拠点で働きたい人
福井・大阪拠点での就業機会があるため、地方在住のまま上場企業でのキャリアを積みたい人にとっては選択肢になる。Web系職種はリモート親和性も高く、働く場所の柔軟性が比較的確保されやすい。
株式会社インフォネットに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために記載する。
- タイプ:安定収入・高年収を優先する人 — 平均年収476万円程度は業界標準だが、大手コンサルや大手SIerと比べると明らかに低い。業績連動の賞与は業績悪化時にリスクとなる。財務状況も確認が必要な局面にある
- タイプ:大企業のブランド・安定感を重視する人 — 従業員141名の中堅上場企業であり、社名知名度は限定的だ。社会的認知度を重視してキャリアを選ぶ場合には物足りなさを感じる可能性がある
- タイプ:特定技術の深掘りに専念したい専門家志向の人 — 幅広い業務をこなすことが求められる環境なので、特定言語・特定技術に専念したいスペシャリスト型の人には向かない
- タイプ:急速な規模拡大・上場スタートアップ的なスピード感を求める人 — インフォネットは20年以上の歴史を持つ成熟した中堅企業だ。スタートアップのような急成長・急変化の文化は期待できない
- タイプ:充実した福利厚生・研修制度を期待する人 — 141名規模では大企業レベルの福利厚生制度の整備は難しい。制度の充実度より仕事の裁量・成長機会を優先できる人が向いている
株式会社インフォネットの選考対策
戦略1. CMS・Webサイト運用への関心を具体的に語る
infoCMSのシェアNo.1という実績や、LENSAhubという新プロダクトについて事前に公式サイトで把握し、「御社のCMSプロダクトに具体的な関心がある」という姿勢を示せると刺さる。単に「Web業界に転職したい」という動機ではなく、インフォネットの事業への具体的な興味を語ることが重要だ。
戦略2. 実績を一気通貫で語る
Webディレクターやエンジニアで応募する場合、「企画から運用まで携わった経験」を具体的に語れる人は高評価を得やすい。一部工程しか経験がない人も、「今後は上流から携わりたい」という意欲を明確に伝えることが大切だ。
戦略3. AI活用経験のアピール
LENSAwriterやCogmoなどAI関連プロダクトを展開している企業だけに、ChatGPT・画像生成AI等を業務に活用した経験は明確なアピールポイントになる。「AIツールを活用してどのように業務効率を改善したか」という具体的なエピソードを準備しよう。
戦略4. クライアントワークのコミュニケーション力を示す
ワンストップ対応でクライアントと密に連携する仕事スタイルを重視する企業なので、顧客折衝・要件整理・課題解決のプロセスを具体的に語れることが評価される。面接でも論理的なコミュニケーションを意識して、「わかりやすく伝える力」を示すことを心がけよう。
戦略5. 会社規模・文化への理解を示す
「なぜ大企業ではなくインフォネットか」という問いへの回答を準備しておくことが重要だ。少数精鋭で幅広く携われる環境への具体的な志向性、ワンストップ体制への共感、プロダクト(infoCMS/LENSAhub)への興味を丁寧に言語化しておこう。
戦略6. 財務状況を把握した上で長期就業の覚悟を示す
2026年3月期の業績低迷(減損損失による経常利益69.5%減)について、面接で不安を煽るような言及は避けつつ、「それでもインフォネットで働きたい理由」を根拠づけて語れると誠実さと覚悟が伝わる。
株式会社インフォネットへの転職で評価されやすい経験
- Webサイト制作・リニューアルのディレクション経験
- CMS運用経験(WordPress・Movable Type・その他CMSを問わず)
- WebアプリケーションまたはスマートフォンアプリのSI・開発経験
- Webマーケティング(SEO・Web広告・アクセス解析)の実務経験
- 情報設計・UI/UXデザインの知識・経験
- HTML/CSS/JavaScriptのフロントエンド実装スキル
- PHPやRuby等のバックエンド開発スキル
- クライアントの要件定義・提案書作成経験
- IR・株主コミュニケーション支援の経験
- AIツール(ChatGPT・Gemini等)を業務活用した経験
- アクセス解析ツール(GA4・Adobe Analytics等)の活用経験
- デジタルマーケティング全般のプランニング経験
- セキュリティ意識の高い開発・運用経験(ISO27001知識があれば加点)
- SaaS型プロダクトの企画・開発・グロース経験
- リモート環境でのチームプロジェクト推進経験
特に評価されやすいのは「CMSに関する実務経験」と「クライアントの上流(企画・要件定義)から運用まで一気通貫で携わった経験」の組み合わせだ。 大企業で分業化された工程だけを経験してきた人より、小〜中規模プロジェクトで全工程を経験した人材の方が即戦力として評価されやすい傾向がある。
まとめ
株式会社インフォネットは、SaaS型CMS市場10年連続シェアNo.1というプロダクト資産を持ちながら、Web企画から運用まで一気通貫で支援するワンストップ体制を強みとする中堅Webソリューション企業だ。従業員141名という規模感は「ちょうどよい小さすぎず大きすぎない組織」として、自律的に幅広い業務を担いたいエンジニア・ディレクターには魅力的に映る。
LENSAhubという次世代CMSプロダクトのリリースやAI関連プロダクトの展開など、事業の将来性への投資も行っている。一方で、2026年3月期は減損損失で大幅な利益減となっており、財務状況の回復が次の焦点だ。転職を検討する際は、2027年3月期以降の業績回復の動向を確認した上で判断することが賢明だ。
年収水準はWeb業界の中堅標準だが、「プロダクト(CMS)が根づいている企業での実務経験」「ワンストップで幅広いスキルを積む環境」という観点では得られるものは大きい。Web・デジタルマーケティング領域で中長期的なキャリアを描いている人には、一考の価値ある転職先候補だ。
自分のキャリアの志向性(専門特化vs総合力)と照らし合わせながら、インフォネットの仕事スタイルがマッチするかを丁寧に見極めた上で応募を検討してほしい。
