廃材から価値を生み出す資源循環ビジネスの先駆者として、エンビプロ・ホールディングスは独自のポジションを確立してきた。鉄スクラップ問屋として静岡県富士宮市に創業した佐野マルカ商店を前身とし、70年以上の歴史の中で持株会社体制へ移行。今や国内外を横断するリサイクル・リユース専業グループとして、サーキュラーエコノミーの最前線に立つ企業体に成長した。
近年の同社で最も注目を集めるのがリチウムイオン電池リサイクル事業だ。EVシフトの加速によりリチウムイオン電池の廃棄量は急増しており、茨城工場の本格稼働を機に加工受託量を大幅に拡大。資源相場に左右されがちな鉄スクラップ事業に偏らない収益構造への転換を着実に進めている。
転職市場においてエンビプロ・ホールディングスが注目される理由は、業種平均を大きく上回る年収水準と、成長分野のど真ん中で働けるキャリア機会にある。環境規制が世界規模で強化されるなか、同社の事業は社会的意義と経済的成長の両立を体現している。転職エージェントの立場からも、資源循環・電池リサイクルの経験を積む場として同社は数少ない選択肢の一つだ。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社エンビプロ・ホールディングス |
| 設立 | 2010年5月21日(前身・佐野マルカ商店創業1950年) |
| 代表者 | 代表取締役社長 佐野 文勝(2025年9月就任) |
| 本社 | 静岡県富士宮市山宮3507番地の19 |
| 資本金 | 約15億2,483万円 |
| 従業員数 | 連結617名程度(持株会社単体57名程度) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード5698) |
| 売上高 | 約490億円(2025年6月期実績) |
| 平均年収 | 730万円前後(有価証券報告書ベース) |
| 平均年齢 | 38.5歳程度 |
| 平均勤続年数 | 4〜6年程度 |
| 事業内容 | 資源リサイクル、グローバルトレーディング、リチウムイオン電池リサイクル、リユース |
エンビプロ・ホールディングスは純粋持株会社として傘下のグループ会社を統括する体制を取っている。主要子会社であるエコネコルが資源循環事業の中核を担い、国内外の鉄・非鉄スクラップの集荷から加工・販売までを一貫して手がける。
2025年9月には佐野文勝氏が新社長に就任し、リチウムイオン電池リサイクル・焼却灰からの金銀滓回収・ポリマーサーキュラーエコノミーの3事業を重点戦略として掲げた。従来の金属スクラップ中心の収益モデルから、高付加価値リサイクルへのシフトが本格化しつつある局面だ。
主な事業内容
エンビプロ・ホールディングスの事業は大きく4セグメントで構成されている。それぞれが異なる市場を対象としながら、「廃棄物を資源に変える」という一貫した哲学のもとで連携している。
単一の廃棄物処理会社では完結しない複合的な資源循環を実現している点が同社の特徴であり、グループ全体のシナジーが競争優位の源泉となっている。
資源循環事業
建築廃材・工場排出スクラップ・廃車など多様な廃棄物を収集し、鉄・非鉄金属・プラスチック等に分別・加工して販売する事業が中核だ。国内の製鉄所や鋳物工場だけでなく、韓国など海外の製鉄所向けにも輸出しており、スクラップ輸出事業者としての実力を持つ。
シュレッダー設備や選別ラインへの設備投資を継続し、高品位なスクラップを安定供給できる体制を整えている。鉄スクラップの国際価格変動の影響を受けやすい事業特性から、品質管理と調達ルートの多元化が収益安定の鍵となる。
グローバルトレーディング事業
中古車・中古家電・中古部品など、モノとしての機能・価値が残っているアイテムをリユース品として輸出する事業だ。廃車ガラを扱う資源循環事業と連携し、「まだ使えるものはリユースで、使えないものはリサイクルで」という流れを構築している。
主要輸出先はアジア・アフリカを中心とした新興国市場で、現地のニーズと日本の品質・価格のギャップをビジネスに転換している。輸出通関・物流管理・現地バイヤーとの関係構築など、グローバルビジネスの実務スキルが身につく事業領域だ。
リチウムイオン電池リサイクル事業
EVシフトを見据えた次世代事業として同社が最も力を入れているのがLiB(リチウムイオン電池)リサイクルだ。茨城工場の本格稼働により加工受託量が増加し、2025年6月期は売上高約16億9,300万円・前年比7.8%増と成長を継続している。
廃LiBを安全に解体・分解し、コバルト・ニッケル・リチウムなどの有価金属を回収するプロセスを手がける。資源の地政学リスクが高まるなか、国内でのバッテリー資源の再生循環は国家戦略とも合致しており、中長期の市場拡大が期待される。
その他(廃プラリサイクル・新規事業)
廃プラスチックのケミカルリサイクルや焼却灰からの金銀滓回収など、新規事業の開発も進めている。ポリマーサーキュラーエコノミー事業は佐野新社長が重点戦略に掲げる分野で、実証段階から事業化に向けた動きが加速している局面だ。
株式会社エンビプロ・ホールディングスの強み
強み1. 70年超の業歴と地域密着の信頼ネットワーク
1950年創業の佐野マルカ商店から続く70年以上の業歴は、同社が静岡・東海圏で築き上げた廃棄物排出企業・解体業者・製鉄所との信頼関係の証だ。長期にわたる取引実績が安定した廃材集荷網を形成しており、相場が下がる局面でも同業他社に対するスクラップ調達での優位性を持つ。
転職者にとっての意味は、「枯渇しない取引先ネットワーク」のなかで働ける安心感にある。新規開拓に疲弊しがちな製造業営業とは異なり、長年の関係性を活かしたルート営業が業務の基盤となる。
強み2. リチウムイオン電池リサイクルでの先行者優位
国内でLiBリサイクルに本格参入している企業はまだ限られており、設備・技術・ノウハウを先行して積み上げていることはそれだけで参入障壁となる。茨城工場での実績をベースに、EV普及加速とともに需要が飛躍的に伸びる局面での競争優位を持つ。
この分野での経験はキャリア面でも希少価値が高い。電池解体・有価金属回収のプロセス技術者や、LiB関連の営業・事業開発担当者は業界全体で引く手あまたの状態が続いている。
強み3. グローバル販売チャネルによる価格交渉力
国内製鉄所向けだけでなく韓国を始めとした海外製鉄所への輸出ルートを持つことで、国内需給だけに左右されない販売先の多元化を実現している。国際スクラップ市況を読みながら国内・海外に振り分けられる柔軟性は、価格交渉力と収益安定につながる。
英語や中国語・韓国語が活かせるポジションも存在し、語学スキルを持つ転職者には希少な活躍機会になりうる。
強み4. 持株会社体制による事業多角化の容量
純粋持株会社として各事業を独立子会社で運営しているため、新規事業の立ち上げや既存事業の切り離しをフレキシブルに行いやすい構造だ。LiB事業や廃プラリサイクル事業のように、市場機会を捉えた新事業を比較的スピード感を持って投下資源できる体制を整えている。
新規事業の立ち上げに関わりたいキャリア志向の転職者には、大企業よりも早く意思決定サイクルに入れる環境として評価できる。
強み5. 環境規制強化という追い風
国内外の環境規制が年々厳格化するなか、廃棄物の適正処理・リサイクル率向上を義務づける法整備は同社の市場規模を自然と拡大させる構造だ。バッテリー規制(EU電池規則等)や廃プラ規制が強まるほど、適正リサイクル事業者への需要は増す。
「社会課題解決と事業成長が一致している」という構造は、意義を持って働きたい転職者にとって大きな動機づけになる。
強み6. 高い年収水準と成果連動の給与制度
リサイクル・産廃業界の平均年収と比較して、エンビプロ・ホールディングスの730万円前後という水準は顕著に高い。資源相場の恩恵をダイレクトに受けてきた歴史から、業績連動型の報酬体系が根付いており、成果を出せる人材には高い処遇が返ってきやすい。
株式会社エンビプロ・ホールディングスの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 資源調達・スクラップ営業 | 450〜700万円 |
| 鉄鋼・非鉄金属・金属製品法人営業 | 500〜750万円 |
| グローバルトレーディング担当 | 550〜800万円 |
| LiBリサイクル技術・生産管理 | 450〜650万円 |
| 経営企画 | 600〜900万円 |
| 財務会計 | 500〜750万円 |
| IR担当 | 550〜800万円 |
| 情報システム担当 | 450〜650万円 |
※有価証券報告書ベースの平均年収730万円前後から推計。職種・経験年数により幅あり。
給与制度の特徴
同社の給与制度は月給制を基本とし、賞与は業績連動の要素が組み込まれているとされている。資源スクラップ相場が好調な年は業績連動ボーナスが増額される傾向があり、相場環境によって年収が上下する側面もある。
持株会社の管理部門職は本体採用、事業会社の現場職は子会社採用が中心となるため、採用形態によって処遇制度が異なる場合がある。選考時には配属先の子会社の給与体系を具体的に確認することが重要だ。
年収を見る際の注意点
- 有価証券報告書の平均年収は持株会社単体(57名程度)のデータであり、グループ全体の平均とは異なる
- 資源相場の変動により、年によって業績連動分が大きく変動する可能性がある
- 入社ポジション・年齢・経験によって初年度年収は公表平均から乖離することがある
- 地方(静岡・茨城等)勤務と都市部では生活コストが異なるため、絶対額だけでなく生活水準を踏まえた比較が必要
株式会社エンビプロ・ホールディングスの働き方・福利厚生
勤務時間・休日 所定労働時間は8時間(休憩60分)が基本で、残業は部署・繁忙期により異なる。年間休日はカレンダーベースで概ね110〜120日程度とされている。鉄スクラップの集荷・加工は現場作業が伴うため、工場・現場系職種は土曜出勤が発生するケースもある。
リモートワーク 持株会社の管理・企画職ではリモートワーク対応が一部進んでいるとみられるが、生産現場・物流・営業の現場業務はオンサイトが基本だ。地方本社立地の性質上、フルリモートよりもハイブリッド勤務が現実的な選択肢となる。
福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 退職金制度あり
- 従業員持株会制度
- 各種手当(通勤手当・住宅手当等、詳細は採用ポジションによる)
- 産前産後・育児休業制度
- 健康診断・人間ドック支援
- 社員研修・自己啓発支援制度
- グループ内異動による多様なキャリアパス
注意点 福利厚生の詳細は持株会社本体と子会社で異なる場合がある。入社後の配属先(子会社)によって適用制度が変わるため、選考過程で具体的な条件を必ず確認することを推奨する。
株式会社エンビプロ・ホールディングスの社風・カルチャー
一言で表すなら「現場主義×長期目線の循環事業家集団」
スクラップ問屋として地道に信頼を積み上げてきた歴史が企業文化の根幹にある。派手な戦略よりも、廃棄物を丁寧に資源に変える実直さと現場力を評価するカルチャーが根付いている一方、LiB事業や廃プラリサイクルなど将来の事業ポートフォリオを見据えた長期視点での投資も厭わない。
評価される人物像
- 環境・サーキュラーエコノミーへの問題意識を持ち、事業成長と社会課題解決を結びつけて考えられる人
- スクラップ市況や資源相場など不確実性の高い環境でも動じず、中長期の視点で行動できる人
- 現場(工場・集荷先・輸出先)に足を運び、実態把握を怠らない行動力を持つ人
- 専門技術(電池解体・選別・物流管理等)を深め、それを事業価値に転換できる人
表面的なイメージと実態の差
「リサイクル業=地味・低賃金」というイメージは同社には当てはまらない。平均年収730万円前後は多くのメーカーや商社を上回る水準だ。一方で、本社が静岡・富士宮という地方立地であること、現場作業を伴うポジションが多いことは十分に理解した上で選考に臨む必要がある。持株会社の管理部門は少数精鋭で、一人あたりの業務範囲が広くなる傾向がある。
株式会社エンビプロ・ホールディングスの転職難易度
難易度:B級(やや高め)
総論として、エンビプロ・ホールディングスへの転職難易度は「やや高め」と評価できる。持株会社単体の社員数が57名程度と小規模であるため、中途採用枠は決して多くない。そのため欠員補充・新事業立ち上げなどのタイミングを捉えたピンポイントな応募が求められる。
一方、LiB事業など専門性の高い新事業が拡大していることで、専門人材の採用ニーズは今後高まる可能性がある。業界未経験でも「資源循環・環境ビジネスへの強い関心」と「高い専門性(技術・財務・貿易等)」を組み合わせてアピールできれば通過余地はある。
理由1. 少数精鋭ゆえの狭き門
持株会社として管理部門中心の採用となるため、求人数自体が少ない。ポジションが発生するのは退職・事業拡大・組織再編のタイミングに限られ、計画的な転職活動よりもタイミングに左右される面がある。
理由2. 専門性と業界知識の両立が必要
スクラップ業界特有の市場知識・取引商習慣・輸出規制(バーゼル条約等)の理解を持ちながら、経営企画・財務・HR等の専門スキルを兼ね備えることが求められる。業界未経験の場合、その分を熱意と学習速度でカバーする必要がある。
理由3. LiB事業拡大で専門技術者ニーズが増加
逆に難易度が下がる要因として、電池解体・有価金属回収・二次電池材料に精通した技術人材は市場全体で不足している。この分野の経験者であれば、スクラップ業界経験がなくても採用される可能性がある。
株式会社エンビプロ・ホールディングスの主な募集職種
同社の採用は持株会社本体と子会社の双方で行われるため、ポジションの幅は比較的広い。特に成長事業であるLiB関連と、グローバルトレーディングの職種は継続的なニーズが見込まれる。
- 鉄鋼・非鉄金属・金属製品法人営業(スクラップ調達・販売営業)
- LiBリサイクル工場の生産管理・工程管理
- 電池解体・選別・有価金属回収の技術職
- グローバルトレーディング担当(中古車・中古品の輸出営業)
- 経営企画・グループ管理
- 財務会計・IR担当
- 情報システム担当・DX推進
- 廃プラリサイクル・新規事業開発
- 環境コンプライアンス・許認可管理
- 物流・輸出入管理・貿易事務
株式会社エンビプロ・ホールディングスに向いている人
タイプ1. 環境・サーキュラーエコノミーに本気で取り組みたい人
「廃棄物を資源に変える」という事業の社会的意義に強く共鳴し、その実現のために専門スキルを投下したいと考える人は高い動機づけで仕事ができる。ESG投資の潮流やカーボンニュートラル目標とも合致するビジネスモデルであり、「働きながら社会課題を解決したい」という価値観を持つ人にフィットする。
タイプ2. 資源・スクラップ業界の商流を学びたいキャリアチェンジ希望者
製鉄・素材・商社から「川上の資源調達側に携わりたい」という動機でキャリアチェンジするケースは相性が良い。スクラップ業界の商慣習・国際輸送・価格交渉など、他では学びにくい実務知識を積める希少な環境だ。
タイプ3. 少数精鋭で幅広い業務を担いたい人
大企業のような分業制ではなく、一つの職種でも幅広い業務範囲を自分でこなしたい人に向いている。管理部門では経営に近い意思決定に関与できる機会も多く、キャリアの深さと広さを同時に追求できる。
タイプ4. 新事業・立ち上げフェーズに携わりたい人
LiB事業・廃プラリサイクルなど、まだ市場が確立していない段階からビジネスを育てる面白さを求める人には格好の環境だ。正解のない問いに向き合いながら事業を前進させる仕事が好きな人と相性が良い。
タイプ5. 地方移住・ワークライフバランスを重視する人
静岡県富士宮市という自然豊かな立地は、都市部での消耗に疲れた転職者にとって魅力的な選択肢になりうる。富士山の麓という立地で働きながら、一定の年収水準を維持できる数少ない選択肢の一つだ。
株式会社エンビプロ・ホールディングスに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために、以下のようなタイプの方は入社後に後悔する可能性が高い。
- タイプ:大企業の充実した研修・組織体制を期待している人 — 少数精鋭の会社であるため、体系的な研修や大規模な組織サポートは期待しにくい
- タイプ:都市部(東京・大阪)勤務を希望する人 — 本社は静岡・富士宮、主要工場は茨城など、地方勤務が基本となる
- タイプ:安定した売上・利益成長のみを重視する人 — 資源相場に連動して業績が上下するため、年度によって処遇が変動することを許容できない人には向かない
- タイプ:専門職で深く一点突破したい人 — 管理部門では業務範囲の広さが求められることが多く、専門性一点での働き方よりも複合的な役割が求められる
- タイプ:即戦力採用に不安がある人 — 少数精鋭ゆえ、OJT期間中から相当の裁量と自走力を求められる傾向がある
株式会社エンビプロ・ホールディングスの選考対策
1. 環境・リサイクルへの本気の関心を示す
「なぜリサイクル業界なのか」「なぜエンビプロ・ホールディングスなのか」という動機の質が選考の第一関門だ。サーキュラーエコノミー・LiB市場・廃プラ問題など、同社の事業と接続する社会課題への理解を深め、自分のキャリアビジョンとの接続を明確に言語化しておく。
事前に同社のIRページ・サステナビリティレポートを読み込み、具体的な事業・数字・戦略を引用しながら話せると、本気度が伝わる。
2. 専門スキルと業界適応力の両方を示す
スクラップ・電池・廃プラなどの業界知識が浅い場合でも、「自分の専門スキル(財務・技術・営業等)が同社の事業拡大にどう貢献できるか」を具体的なシナリオで語れるかが問われる。業界知識は入社後に習得できることを前提に、汎用スキルの高さと学習速度の速さをアピールしよう。
3. 数字と成果で語る実績をまとめる
「廃棄物削減に貢献した」「コスト削減に関与した」という曖昧な表現ではなく、数値(削減量・金額・割合)で語れる実績を準備する。スクラップ業界は数字に厳しいビジネスであり、定量的に語れる人材が評価される傾向がある。
4. グローバル対応力をアピールする
輸出トレーディングを手がけている同社では、英語・韓国語等の語学力や海外取引の経験が加点要因になりやすい。国際ビジネスの経験がある場合は必ず書類・面接で触れること。
5. 少数精鋭への適性を伝える
「大きな組織のリソースに頼らず、自分で問題を定義し解決した経験」を複数準備しておく。スタートアップ・ベンチャー・中小企業での経験がある場合は積極的にアピールしよう。エンビプロ・ホールディングスでは、自走できる人材が高く評価される。
6. 現場への敬意と現場理解を示す
リサイクル業は工場・現場・集荷先などフィールドワークが多い。面接では「現場を見ることへの積極性」「現場スタッフとの協働を重視する姿勢」を示すことが重要だ。現場軽視・デスクワーク志向が滲み出ると評価が下がる傾向がある。
株式会社エンビプロ・ホールディングスへの転職で評価されやすい経験
- 鉄スクラップ・非鉄金属の調達・販売・輸出業務の経験
- リチウムイオン電池・二次電池の生産・品質管理・解体処理の経験
- 産業廃棄物収集運搬・中間処理・最終処分の実務経験
- 廃プラスチック・ケミカルリサイクルの業務経験
- 製鉄所・鋳物工場等の原料購買担当としての経験
- 輸出入通関・貿易実務(インコタームズ・船積書類等)の経験
- 韓国・東南アジア・アフリカ向けの中古品・スクラップ輸出の営業経験
- 素材・化学メーカーの生産技術・工程改善の経験
- 持株会社・グループ会社の経営企画・財務・IRの経験
- 上場中小企業での内部統制・開示資料作成の経験
- ISO14001・環境マネジメントシステムの実務経験
- 環境規制(廃棄物処理法・バーゼル条約等)の知識・実務対応経験
- 少数精鋭の環境でゼロから業務を立ち上げた経験
- ベンチャー・スタートアップでの事業開発・新規立ち上げ経験
- 英語・韓国語等を用いたグローバルビジネスの実務経験
特に評価されやすいのは、リチウムイオン電池リサイクル・廃プラリサイクルなどの成長事業に直接接続する専門技術や業務経験を持ちつつ、自走力と数値で語れる実績を持つ人材だ。
まとめ
エンビプロ・ホールディングスは、70年超の鉄スクラップ業の歴史を背景に持ちながら、リチウムイオン電池リサイクルや廃プラリサイクルなど次世代事業への転換を加速させているユニークな企業だ。サーキュラーエコノミーが国家戦略・企業課題として本格的に議論される今こそ、同社のビジネスモデルの社会的意義は最高潮に達している。
転職者の視点では、平均年収730万円前後という業界内での突出した水準と、LiBリサイクル事業というキャリア市場での希少スキルが積める点が最大の魅力だ。一方で、地方勤務・少数精鋭・資源相場連動の業績変動という現実も十分に理解した上で選択することが長期的なキャリア形成につながる。
求人の絶対数が多くない会社だからこそ、タイミングと準備が合致したときには積極的にチャレンジする価値がある。転職エージェントを通じて非公開求人の情報を入手することも有効な手段だ。環境問題の解決に情熱を持ち、自分の専門スキルを資源循環の世界で活かしたいと考える転職者には、エンビプロ・ホールディングスは真剣に検討すべき候補の一社といえる。
