ユビテックは、IoTと自社SaaSサービスを核に事業転換を推し進める東証スタンダード上場の技術系企業です。1977年の設立以来、ハードウェア開発・製造受託で培った技術力をベースに、近年は「D-Drive(安全運転支援)」「Work Mate(職場安全・健康管理)」「カーシェアリングシステム」の3領域への選択と集中を徹底しています。
オリックスグループという安定した経営基盤のもと、中小・中堅規模ながら上場企業としての透明性と技術的専門性を兼ね備えているのが特徴です。従業員数は連結81名と少数精鋭であり、個々の社員が担う役割の幅が広く、裁量を持ちながら働ける環境が整いつつあります。
転職市場においては、IoTやSaaS領域でのエンジニアリング経験を持つ方、または法人向けソリューション営業の経験者にとって、興味深い選択肢の一つとなりえます。企業規模が小さいため大手と比べた安定感は異なりますが、急成長フェーズへの参加と幅広いキャリア形成という観点では独自の魅力があります。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ユビテック |
| 設立 | 1977年 |
| 代表取締役 | 池田 学 |
| 本社所在地 | 東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス 3F |
| 資本金 | 9億4,100万円 |
| 従業員数 | 連結81名(うち臨時8名)、単体63名(うち臨時7名)※2025年6月時点 |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード6662) |
| 売上高 | 12億3,500万円(2025年6月期連結) |
| 平均年収 | 570万円程度 |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 平均勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | IoTソリューション・SaaSサービスの開発・提供・運用 |
ユビテックは1977年に設立され、電子機器の開発・製造受託から出発した技術系企業です。2007年にオリックス株式会社のグループ企業となり、現在もオリックスを筆頭株主とする連結子会社として上場を維持しています。「IRIユビテック」として知られた時代を経て現社名に変更し、事業ポートフォリオの再構築を進めてきました。
2025年6月期の売上高は前年比21.6%増の12億3,500万円と大幅増収を達成しており、「ユビテック新3か年計画(2026〜2028年6月期)」のもと、2026年6月期での営業利益黒字化を目指しています。上場企業でありながら社員数が80名程度という規模感は、スタートアップとは異なる安定感を持ちながら少数精鋭で機動的に動けるという独自のポジションを形成しています。
主な事業内容
ユビテックは現在、大きく3つのSaaS・IoTサービス事業に経営リソースを集中させています。ハードウェア製造受託という旧来の事業から自社SaaSへの転換を積極的に進めており、各サービスの拡大が収益構造の転換を牽引しています。
D-Drive(安全運転支援サービス)
D-Driveは、スマートフォンアプリとクラウドを組み合わせた安全運転支援SaaSです。アルコールチェック記録の管理、運転記録のデジタル化、ヒヤリハット情報の収集・分析などを企業向けに提供しています。2022年4月に改正道路交通法が施行され、社有車を保有する企業へのアルコールチェック義務化が段階的に拡大されたことで、需要が急拡大しています。
企業の安全管理担当者が管理画面から従業員の運行状況を一元管理できる設計になっており、法令遵守と業務効率化を同時に実現できる点が評価されています。中小企業から大企業まで幅広い業種・規模の企業が導入しており、ユビテックの主力収益事業に成長しています。
Work Mate(職場安全・健康管理サービス)
Work Mateは、スマートウォッチを活用した現場作業員の健康状態モニタリングサービスです。心拍数・体温・活動量などのバイタルデータをリアルタイム収集し、AIが学習した基準値と比較することで熱中症リスクや体調不良の前兆を検知・アラート通知します。
建設現場、製造工場、物流倉庫など屋外・高温環境下での作業者安全を重視する業種を中心に導入が進んでいます。近年は熱中症対策への社会的関心が高まっており、安全衛生管理のデジタル化ニーズと相まって市場拡大が期待されています。
カーシェアリングシステム
カーシェアリングシステム事業では、法人向けの社用車シェアリングシステムや、カーシェアビジネスを運営する事業者向けのプラットフォームを提供しています。車両の予約・管理、鍵の受け渡し(スマートキー連携)、利用実績管理などの機能をクラウドで一元管理できます。
コーポレートカーシェアの普及や、脱マイカー・カーシェア事業の拡大という社会トレンドを追い風に、新規顧客獲得を進めています。D-Driveとの連携により、車両の安全管理と共有管理を統合提供できる点が競合との差別化要因になっています。
株式会社ユビテックの強み
強み1. アルコールチェック義務化の恩恵を直接受ける法令対応SaaS
道路交通法改正によるアルコールチェック義務化(2022年〜順次拡大)は、D-Driveの需要を構造的に押し上げています。法令対応ソリューションは、価格競争よりも信頼性・継続性が選ばれる基準となりやすく、一度導入した企業が長期的に利用し続けるストック型ビジネスモデルとの相性が抜群です。規制対応型SaaSというポジションは、参入障壁の高さと安定的な売上拡大につながります。
転職者にとっては、安定した需要基盤があるサービスに携わることができるという安心感があります。
強み2. オリックスグループのブランドと経営安定性
オリックスグループという大企業の傘下にあることは、資金調達・与信・顧客開拓における大きなアドバンテージです。中小規模の企業では経営の安定性が懸念されることがありますが、オリックスのバックアップは営業面での信頼性確保にも寄与しています。
グループシナジーとして、オリックス本体やグループ各社との連携によるビジネス機会の創出も期待できます。転職者としては、大手グループの安定感と小規模会社の機動性を同時に享受できる点は魅力的です。
強み3. ハードウェア技術とソフトウェアを融合したIoT専門性
創業以来40年以上にわたってハードウェア開発・製造に従事してきたユビテックは、電子機器の設計・回路設計・組み込みシステム開発に深い専門性を持っています。近年はソフトウェア・クラウドサービス開発にシフトしていますが、ハードとソフトの両方を理解できるエンジニア集団という強みは、IoTサービスの設計・開発において大きな差別化要因です。
純粋なSaaS企業とは異なり、デバイス連携を含むトータルソリューション設計ができる点が顧客から評価されています。
強み4. 少数精鋭による意思決定の速さと裁量の大きさ
連結81名という規模は、大企業のような多層的な承認プロセスがなく、現場のメンバーが直接経営判断に近い位置で動ける環境を意味します。アイデアを出せば実際の製品・サービスに反映されやすく、自分の仕事の影響がダイレクトに見えるため、仕事のやりがいという観点で高い満足感を得やすい構造です。
転職者にとっては、大企業で埋もれてしまいがちな経験を活かし、早期にリーダー的役割を担えるチャンスが多い環境と言えます。
強み5. 複数の成長市場に同時にポジションを持つ事業多様性
D-Drive(安全管理・アルコール検知)・Work Mate(熱中症防止・健康経営)・カーシェアリング(モビリティシェアリング)という3つの事業は、それぞれ独立した成長市場に対応しています。一つの事業が低迷しても他事業でカバーできる構造は、リスク分散の観点で重要な強みです。
特に健康経営推進という社会的潮流は、Work Mateの需要を中長期的に押し上げる要因となりえます。
強み6. SaaS転換による収益モデルの改善
ハードウェア製造受託は案件ごとに売上が変動するため、収益が安定しにくいというビジネスモデル上の課題がありました。SaaSへの移行は、月額・年額の継続課金による安定したストック収益への転換を意味します。ユビテックは「ユビテック新3か年計画」において、この収益構造の改善を最重要課題として位置づけており、転換の進展とともに企業の財務安定性は向上していくと見られます。
株式会社ユビテックの年収事情
ユビテックの平均年収は570万円程度とされており、東証スタンダード上場の中小IT企業としては標準的な水準です。連結81名という規模を考慮すると、個々の貢献が評価されやすい環境が整っています。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| ソフトウェアエンジニア(SaaS開発) | 450〜750万円程度 |
| 組込み・ハードウェアエンジニア | 400〜680万円程度 |
| インフラ・クラウドエンジニア | 430〜700万円程度 |
| 法人営業(IT・SaaS) | 380〜650万円程度(インセンティブ含む) |
| プロジェクトマネージャー | 550〜800万円程度 |
| カスタマーサクセス | 380〜580万円程度 |
※上記はオープン情報・業界水準をもとにした推計です。実際の年収は経験・スキル・役職等によって異なります。
給与制度の特徴
ユビテックの給与制度の詳細は非公開部分が多いですが、上場企業として有価証券報告書での開示義務があるため、平均年収の実数値は株主向け資料で確認可能です。少数精鋭組織のため、実力主義的な評価が反映されやすいと考えられます。オリックスグループという大企業の傘下にあることから、一定の制度的安定性は期待できますが、大企業のような年功序列型昇給の保証はない可能性が高いです。
年収を見る際の注意点
- 連結81名という小規模組織のため、年収分布のばらつきが大きい可能性がある
- 現在は事業転換期であり、業績連動の賞与変動が大きくなるケースが考えられる
- SaaS事業の成長次第では、業績改善に伴う処遇改善が期待できる局面にある
- 求人票の年収レンジは経験・スキルによって幅が大きいため、選考過程での確認が重要
- インセンティブ制度の有無・水準は職種によって異なる場合がある
株式会社ユビテックの働き方・福利厚生
ユビテックは東京都港区の南麻布に本社を構えており、利便性の高い都心でのオフィスワークを基本としています。IoT・SaaSサービス企業として、IT系企業らしい働き方改革への取り組みも進んでいます。
勤務時間・休日 フレックスタイム制を採用しており、コアタイムを設定しながら出退勤時間の調整が可能です。年間休日は土日祝を基本とし、業務に支障のない範囲で柔軟な勤務が可能とされています。
リモートワーク SaaS・IoT系のシステム開発業務については、テレワーク・リモートワークの活用が進んでいます。営業職については顧客訪問が発生するため、フルリモートというよりハイブリッド型が主体と考えられます。
福利厚生(主なもの)
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- オリックスグループ福利厚生の活用可能性(グループ会社としての連携)
- 交通費全額支給
- 育児・介護休業制度
- 退職金制度(詳細は非公開)
- 健康診断・メンタルヘルスケア
- 研修・自己啓発支援
- 資格取得支援制度
- フレックスタイム制
- テレワーク・リモートワーク制度
注意点 小規模組織のため、充実した社内研修プログラムや大企業型の手厚い福利厚生施設(社員食堂・保養所等)は限定的であることが想定されます。選考時に福利厚生の詳細を個別確認することをおすすめします。
株式会社ユビテックの社風・カルチャー
一言で表すなら「技術で課題を解くプロ集団」
ユビテックの社風は、「ハードウェアで培った技術力をベースに、SaaSで社会課題を解く」というスタンスに凝縮されています。エンジニア気質の文化が根底にあり、「できるかできないか」ではなく「どうやって解決するか」を考える姿勢が求められます。少数精鋭の組織のため、受け身ではなく主体的に動ける人材が評価される傾向があります。
現在は事業転換の過渡期にあり、新しい挑戦を厭わずに変化に適応できる柔軟性が重視されています。大企業のような安定志向よりも、成長する組織でともに走ることを楽しめる人材が活躍しています。
評価される人物像
技術的な専門性を持ちながら、ビジネス感覚も持ち合わせている人材が高く評価される傾向があります。エンジニアであっても顧客の課題を理解し、解決策を提案できるコンサルティング力が求められます。また、スモールチームでの自律的な業務遂行能力、プロジェクトのオーナーシップを持って最後まで責任を持てる姿勢も重要です。
上場企業としての規律と内部統制を守りながら、スピード感を持って業務を推進できるバランス感覚も必要です。
表面的なイメージと実態の差
「IoT・SaaSスタートアップ」的なイメージを持って入社すると、1977年設立という歴史的背景や、上場企業としての管理体制の存在に驚くケースがあるかもしれません。スタートアップのような完全な自由度はなく、オリックスグループとしての報告・管理体制が存在します。その一方で、リスクと変化を適切にマネジメントしながら事業転換を進める「大人のベンチャー」的な側面も持っており、両面を理解した上で入社することが重要です。
株式会社ユビテックの転職難易度
難易度:B級(やや高め)
ユビテックへの転職難易度は、職種や経験によって差がありますが、全体としてやや高め(B級)と評価します。小規模組織のため採用枠が限られており、採用基準は経験・スキルにおいて明確な基準を持っている可能性があります。
大企業への転職と異なり、ポテンシャル採用よりも即戦力採用が中心と考えられます。特に技術職については、SaaS開発・IoT・組込みシステムのいずれかで実務経験を持っていることが基本条件になると推測されます。
理由1. 採用枠の少なさ
連結81名という少人数組織では、年間の採用人数が限られます。欠員補充ベースの採用が中心となりやすく、「今まさに採用中」のポジションへのマッチングが重要です。転職エージェントを通じて最新の採用状況を確認することが不可欠です。
理由2. 即戦力志向
SaaS事業の成長を担う人材として、入社直後から戦力として機能することが期待されます。オンボーディング期間は存在するものの、大企業のような長期育成プログラムを前提とした採用は少ないと考えられます。特定技術・特定業種の経験者が優先される傾向があります。
理由3. カルチャーフィットの重視
少人数組織では、一人の採用が組織の雰囲気・文化に与える影響が大きいため、スキル面だけでなくカルチャーフィットが選考において重視されます。技術力があっても組織への適合性を丁寧に見られる傾向があり、双方向の相互理解が重要です。
株式会社ユビテックの主な募集職種
ユビテックでは主にIoT・SaaSサービスの開発・運用・販売に関わる職種を中心に採用を行っています。少数精鋭組織のため、常時多数のポジションが公開されているわけではありませんが、事業成長に伴い以下のような職種での採用が見込まれます。
- バックエンドエンジニア(SaaS開発・API設計・クラウドインフラ)
- フロントエンドエンジニア(Webアプリケーション開発)
- 組込みエンジニア(IoTデバイス・組込みソフトウェア)
- セールスエンジニア・プリセールス(法人向けIoT・SaaSの技術提案)
- IT・通信製品法人営業(D-Drive・Work Mateの新規開拓)
- プロダクトマネージャー(PM)(SaaS機能の企画・ロードマップ策定)
- カスタマーサクセスマネージャー(CSM)(導入後の活用支援・継続率向上)
- インフラ・クラウドエンジニア(AWS・GCP等クラウド基盤管理)
株式会社ユビテックに向いている人
1. ハードとソフトの両方に興味があるエンジニア
IoTサービスという性質上、ハードウェア(デバイス)とソフトウェア(クラウド・アプリ)の両側面に関心を持つエンジニアには非常にマッチした環境です。「クラウドだけではつまらない」「組込みだけでなく、サービス全体を見たい」という思いを持つエンジニアに向いています。
2. 事業転換期の荒波を楽しめる成長志向の人
ハードウェアからSaaSへという事業転換は、既に完成した安定期ではなく、まさに構築中のフェーズです。「変化の中で自分の手でサービスを作り上げたい」という成長欲求が強い方にとっては、非常に刺激的な環境になります。
3. 少数精鋭でオーナーシップを持って働きたい人
大企業での複雑な社内政治や承認プロセスに疲れを感じている方、自分の仕事の影響を直接確認したい方には、小規模ながら上場企業というユビテックの環境が合っています。担当領域でオーナーシップを持てる環境を求める人に向いています。
4. 安全管理・健康経営・モビリティという社会貢献事業に共感できる人
D-Driveの交通事故防止、Work Mateの熱中症・労災防止、カーシェアの交通最適化は、いずれも社会的な課題解決に直結するサービスです。社会貢献性の高い事業に携わることに価値を感じる方には、やりがいのある職場になるでしょう。
5. オリックスグループの安定感を評価しながら挑戦したい人
スタートアップよりは安定を求めているが、大企業の官僚的な環境は避けたいという方に向いています。グループのバックアップがある分、業務に集中しながら裁量を持って仕事できる環境です。
株式会社ユビテックに向いていない人
批判ではなく、ミスマッチ防止のために記載します。
- タイプ1: 大企業型の手厚い研修・育成を求める人 — 81名の小規模組織では、大企業のような体系的な新入社員研修や長期育成プログラムは限定的です。ある程度のOJT・自律的学習が前提になります。
- タイプ2: 安定した事業基盤の中で働きたい人 — 現在は事業転換の過渡期にあり、売上構成やビジネスモデルが変化しています。この変化を不安と感じる方には適していません。
- タイプ3: 豊富な同僚・メンター環境を求める人 — 少人数のため、特定の技術領域でのメンターや先輩社員が限られる場合があります。自分で調べ・解決する自律性が求められます。
- タイプ4: 大規模プロジェクトや大規模チームで働くことを好む人 — 企業規模上、数十人規模のプロジェクトチームや複数の事業部横断でのダイナミックな働き方は期待しにくい環境です。
- タイプ5: 短期的な高収入を最優先にしている人 — 現在は黒字化を目指す成長投資フェーズであるため、短期的な給与水準より中長期的な成長を見越した転職判断が求められます。
株式会社ユビテックの選考対策
1. IoT・SaaSに関する技術的理解の深め方
面接では自社サービス(D-Drive・Work Mate・カーシェアリングシステム)の技術的な仕組みについて聞かれる可能性があります。公式サイトのサービス紹介ページを読み込み、「自分ならどのようなアーキテクチャで設計するか」という視点を持って臨むと好印象です。技術的な好奇心と、ビジネス課題への理解をセットで示すことが重要です。
2. 事業転換ストーリーへの共感表明
ユビテックはハードウェアからSaaSへの転換という明確な戦略的方向性を持っています。「なぜこの転換が重要か」「自分がどのように貢献できるか」という観点を自分なりの言葉で語れるよう準備してください。単に「御社の製品に興味があります」ではなく、事業の変化に主体的に関わりたいという意欲を具体的に示すことがポイントです。
3. 少人数組織での自律的な働き方の実績アピール
「チームの指示を待って動く」スタイルよりも「課題を自ら発見して解決に向けて動いた経験」を前面に出してください。過去の職歴の中から、比較的小さなチームで主体的に役割を果たした経験や、新しい課題に独自のアプローチで取り組んだ事例を準備しておくと効果的です。
4. オリックスグループとの関係性への理解
ユビテックがオリックスグループの一員であることを踏まえ、グループシナジーや経営の安定性というコンテキストへの理解を示すと、選考担当者に「うちの状況をよく理解している」という印象を与えられます。
5. 社会課題への感度と共感
D-Driveは交通事故・飲酒運転の防止、Work Mateは職場での熱中症・労災防止という社会的課題解決をビジネスにしています。「この社会課題の解決にどう貢献したいか」という視点を志望動機に盛り込むことで、他候補者との差別化が図れます。
6. 書類選考での具体的なスキルとアウトプットの明示
小規模組織では即戦力性が重視されるため、職務経歴書では「何をしたか」よりも「どんな成果を出したか・どんな数値目標を達成したか」を具体的に書くことが重要です。担当したシステムの規模・技術スタック・チーム人数なども記載し、経験の具体性を高めることをおすすめします。
株式会社ユビテックへの転職で評価されやすい経験
- IoT機器・センサーデバイスの開発・連携経験
- SaaSプロダクトのバックエンド開発経験(Python・Node.js・Java等)
- AWS・GCP・Azure等のクラウドインフラの設計・構築・運用経験
- スマートフォンアプリ(iOS/Android)の開発経験
- 組込みソフトウェア・ファームウェア開発の実務経験
- 法人向けSaaSの新規営業・既存顧客フォロー経験
- セールスエンジニアとして技術提案・PoC推進を担った経験
- スタートアップ・中小企業での少人数チーム開発経験
- 安全管理・健康管理・車両管理システムに関わる業界知識
- プロジェクトマネジメント(PMP・PMDroid等の資格や実務経験)
- カスタマーサクセス・テクニカルサポートの実務経験
- フレックスタイム制・リモートワーク下での自律的な業務管理経験
- データ分析・BI活用による業務改善提案の経験
- 法令対応(労働安全衛生法・道路交通法改正)に関わる業務経験
特に評価されやすいのは、SaaS開発とIoTデバイス連携の両方に実務経験があるエンジニア、および安全管理や車両管理の分野で法人営業実績を持つ人材です。
まとめ
ユビテックは、1977年創業の技術系企業としての歴史と実績を持ちながら、IoT・SaaSへの事業転換という大きな変革を現在進行形で進めている企業です。オリックスグループという大企業の安定した傘下にありながら、連結81名という少数精鋭の機動力を持つ独自のポジションは、転職市場においても特徴的な選択肢を提供しています。
「D-Drive」「Work Mate」「カーシェアリングシステム」という3つのSaaS事業は、それぞれ法改正・健康経営・モビリティシェアという社会的潮流に乗っており、中長期的な成長が期待できるドメインです。2025年6月期の売上高が前年比21.6%増というデータは、事業転換の手応えを裏付けています。
転職者として最も重要なのは、「変化の中に入りたいか、安定した環境で働きたいか」という自己分析です。ユビテックは今まさに変化の最中にあり、その変化を楽しめる人材にとっては、自分の力を発揮しやすく、成長を実感できる環境になりえます。
もしあなたがIoT・SaaS領域での経験を持ち、社会課題の解決に技術で貢献したいという思いがあるなら、ユビテックは検討する価値のある選択肢の一つです。転職エージェントを通じて最新の採用状況・求人詳細を確認しながら、自分のキャリアプランと照らし合わせて判断することをおすすめします。
