オリジナル設計株式会社は、上下水道インフラに特化した建設コンサルタント企業です。1962年の創業から60年以上、日本の生活を支える水インフラの設計・計画に携わり続けてきました。東証スタンダード市場上場(証券コード:4642)の中堅専門企業として、公共事業の安定基盤と情報システム開発の両事業を展開しています。
近年のインフラ老朽化問題を背景に、上下水道施設の更新・維持管理ニーズは急速に高まっています。2025年12月期には売上高85億1,500万円・営業利益9億2,100万円を達成し、同年は子会社2社を新たに加えてグループ体制を強化。公共投資の安定性と技術力の蓄積を武器に、次の成長フェーズへ踏み出しています。
転職を検討する技術者・コンサルタントにとって、オリジナル設計は「社会に直結する仕事」「安定した公共事業基盤」「整備された働き方」の三拍子が揃う選択肢です。本記事では採用担当や現職社員の声、財務データを総合し、転職検討者が知りたい情報を徹底解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | オリジナル設計株式会社 |
| 設立 | 1962年1月 |
| 代表取締役 | 菅 伸彦 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区元代々木町30番13号 ONEST元代々木スクエア |
| 資本金 | 10億9,300万円 |
| 従業員数 | 382名(連結) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード4642) |
| 売上高 | 85億1,500万円(2025年12月期) |
| 平均年収 | 727万円程度(有価証券報告書ベース) |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | 上下水道等インフラの建設コンサルタント事業・情報処理サービス事業 |
オリジナル設計は「生活環境の保全に貢献する」という企業理念を60年以上にわたり体現してきた専門コンサルタント企業です。上下水道専業の建設コンサルタントとして業界上位5社に位置し、全国の自治体・公共機関から継続的な受注を獲得しています。自己資本比率66.1%という強固な財務基盤は、長期的な技術投資や人材育成を下支えしており、中堅専門企業として独自のポジションを確立しています。
2025年12月期は子会社2社を加え、技術・地域カバレッジの両面でグループ体制を強化しました。上下水道インフラが老朽化する日本において、同社が担う技術的役割はますます重要性を増しており、公共投資の持続性と組み合わせることで安定した事業基盤を形成しています。
主な事業内容
オリジナル設計の事業は大きく「建設コンサルタント事業」と「情報処理サービス事業」の2軸から構成されています。前者が売上の主柱であり、水インフラに関する一連の専門サービスを提供しています。いずれの事業も、長年の実績に基づく技術力と顧客(主に公共機関)との継続的な信頼関係が競争力の源泉となっています。
上下水道コンサルタント事業
水道・下水道施設の調査・計画・実施設計・施工監理を一貫して手がけるコア事業です。老朽化した管路・浄水場・ポンプ場の更新設計から、新規施設の整備計画まで幅広く対応します。全国の地方自治体を主要顧客とし、長期継続的な契約関係を構築しています。近年は省エネ・脱炭素を考慮したエネルギー最適化計画や耐震化対策の需要も急増しており、設計業務の高付加価値化が進んでいます。
流域・環境コンサルタント事業
治水・利水・湖沼環境保全に関する調査・設計業務を担う部門です。河川流域の水循環解析から、農業用水路の整備設計、廃棄物・し尿処理施設の計画まで、広義の環境インフラに関する技術サービスを展開します。近年の気候変動対応(洪水対策・渇水リスク管理)ニーズの増大により、この分野での業務量も着実に増加しています。
情報処理サービス事業
上下水道施設の管理情報をデジタル化・システム化する事業です。GIS(地理情報システム)を活用した管路情報管理システムや、施設維持管理を効率化するソフトウェア開発・ITエンジニアリングサービスを提供します。建設コンサルタント事業と相互補完関係にあり、設計図面のデジタルアーカイブから、自治体の運用支援システムまで幅広いニーズに応えています。デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、この事業の成長余地はさらに拡大するとみられます。
建築・都市インフラ設計
上下水道にとどまらず、建築物・構築物・道路などの都市インフラに関する調査・設計サービスも提供しています。自治体の総合的なインフラ整備計画をワンストップでサポートする体制を整えており、複数事業をまたいだ技術提案が可能な点が他社との差別化ポイントです。公共施設の老朽化対策では、建築と土木を連携させた統合的なコンサルティングが評価されています。
オリジナル設計株式会社の強み
強み1. 上下水道専業コンサルタントとしての深い技術蓄積
60年以上にわたり上下水道に特化し続けた結果、同分野の技術蓄積と受注実績において業界トップ5に位置しています。「専業」であることは、汎用コンサルタントとは異なる専門性の深さを意味します。水道法改正や下水道事業の広域化・共同化など制度変化への対応ノウハウも社内に蓄積されており、自治体担当者から信頼される存在となっています。転職者にとっては、高度専門家集団の中で自身のスキルを磨けるキャリア環境が魅力です。
強み2. インフラ老朽化という長期的な需要テーマ
高度経済成長期(1960〜70年代)に整備された上下水道施設は、その多くが設計耐用年数(管路で40〜50年)に到達しつつあります。更新需要は今後30年以上にわたって継続する構造的なテーマであり、景気変動に依存しにくい安定した受注見通しを生み出しています。転職者にとって、5年後・10年後に仕事がなくなるリスクが極めて低いセクターという点は大きな安心材料です。
強み3. 公共事業の安定受注基盤と財務健全性
顧客は自治体・国の機関が中心であり、民間需要に左右されない公共事業ベースの収益モデルです。自己資本比率66.1%・無借金経営に近い財務基盤は、景気後退期でも経営が安定する構造を意味します。従業員にとっては、リストラリスクの低さや賞与の安定支給につながるメリットです。上場企業として財務情報も透明性が高く、長期雇用を見据えた転職先として安心感があります。
強み4. 情報システム開発との融合による付加価値創出
建設コンサルタントでありながら情報処理サービス事業を内製する点は業界内でも差別化ポイントです。設計図のデジタル管理から施設維持管理システムの開発まで、ハード(物理インフラ)とソフト(IT)を一体で提供できる体制が、自治体のDX推進ニーズに合致しています。ITエンジニアが土木知識を持つ専門家と同じ組織で働くことで、独自のクロスドメイン技術が育まれています。
強み5. 業界最先端の働き方改革への取り組み
建設コンサルタント業界はもともと長時間労働が常態化しているとされますが、オリジナル設計は残業月平均20時間・週水曜ノー残業デー・在宅勤務制度・フリーアドレスオフィスなど、業界内で突出した働き方改革を推進しています。年間休日125日・土日祝休み・時間単位有給休暇制度など、ライフワークバランスを重視する働き手にとって魅力的な環境が整備されています。
強み6. グループ体制強化による事業拡大
2025年12月期に2社を子会社化したことで、技術人材の厚みと地域展開力が一層拡充されました。子会社を通じた地方拠点の強化は、地方自治体への営業力・技術対応力の向上に直結します。グループシナジーによって単独では受注が難しかった大型案件への参入機会も広がっており、組織の成長ステージにあるタイミングで入社する転職者には昇進・昇格のチャンスが生まれやすい局面です。
オリジナル設計株式会社の年収事情
オリジナル設計の年収水準は、建設コンサルタント業界の中でも高め水準に位置します。有価証券報告書ベースの平均年収は727万円程度とされており、中途採用者も経験・資格に応じた年収設定が期待できます。技術系専門職が多いため、資格取得による資格手当・昇給インセンティブが年収アップの主要手段となります。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 上下水道設計技術者(若手) | 400〜550万円程度 |
| 上下水道設計技術者(中堅) | 550〜750万円程度 |
| 上下水道設計技術者(シニア) | 750〜950万円程度 |
| 建設コンサルタント管理技術者 | 800〜1,100万円程度 |
| 情報システムエンジニア(若手〜中堅) | 400〜650万円程度 |
| プロジェクトマネージャー | 700〜950万円程度 |
給与制度の特徴
建設コンサルタントとして、技術士・RCCM(建設コンサルタンツ協会認定技術者)などの国家資格・業界資格の取得が評価される給与体系が整備されています。資格手当の支給と昇進・昇給の連動により、技術研鑽が直接的に収入に反映される仕組みです。また、会社として資格取得支援(受験費用補助・社内勉強会)を行っており、入社後のキャリアアップが設計しやすい環境です。
年収を見る際の注意点
- 転職会議・Openworkなどの口コミサイトに掲載される年収は回答者の属性・職種によりばらつきが大きい。公式ベースの数字(有価証券報告書)を参考にすること
- 建設コンサルタントは資格保有の有無で年収水準が大きく変わる。技術士・RCCMの保有者はレンジ上位に位置する可能性が高い
- 未経験採用の場合は当初の年収が抑えられるケースがある。入社後の資格取得・実績積み上げにより引き上げが見込める
- 賞与は業績連動要素を含む。公共事業ベースで比較的安定しているが、年度によって変動する可能性がある
オリジナル設計株式会社の働き方・福利厚生
オリジナル設計は建設コンサルタント業界内では突出した働き方改革を実現しており、優秀な技術人材の確保・定着に注力しています。以下に主な制度を示します。
勤務時間・休日
- 完全週休2日制(土日祝休み)
- 年間休日125日
- ノー残業デー(毎週水曜日)
- 平均残業月20時間程度
リモートワーク
- 在宅勤務制度あり
- フリーアドレスオフィスにWi-Fi環境整備
- 時差出勤制度あり
福利厚生・制度
- 時間単位有給休暇付与制度
- 有給休暇取得奨励日の設定(連休取得推奨)
- 技術士・RCCM等の資格取得支援(受験費用補助)
- 社内勉強会・研修制度
- 社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
- 退職金制度
- オリジナル設計プレミアム優待倶楽部(株主・従業員向け優待)
- 各種慶弔休暇・育児介護休暇
注意点
- 案件の繁忙期(年度末・大型設計業務佳境)は残業が増加する場合がある
- 現場監理業務は出張・現場対応が伴う職種もある
- 地方拠点勤務の場合は転居を伴う可能性がある
オリジナル設計株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「職人気質の公共インフラ専門家集団」
60年以上の歴史を持つ上下水道専業のコンサルタント企業だけあり、技術の正確さ・品質へのこだわりを最重視する組織文化が根付いています。「生活環境の保全に貢献する」という理念が言葉だけでなく、日々の業務姿勢に体現されています。技術を極めることへの敬意が組織内に共有されており、若手技術者も先輩社員から丁寧な技術指導を受けられる環境です。
評価される人物像
技術に誠実で、長期的な視点で専門性を磨き続けられる人材が評価されます。公共事業の性格上、期日・品質・法令遵守の厳守が求められ、几帳面さ・丁寧さが高く評価されます。また、単独作業だけでなく設計チームや発注者との調整能力が求められるため、コミュニケーション能力と技術力を兼ね備えた人材が頭角を現しやすい組織です。
表面的なイメージと実態の差
「建設コンサルタント=体育会系・長時間労働」というイメージを持たれることがありますが、オリジナル設計はこの点で業界の常識を変えつつあります。残業月20時間・リモートワーク可・フリーアドレスオフィスと、実態は技術系企業の中でも整備された働き方となっています。一方で、公共事業の特性上、納期管理や行政との折衝など「社会的責任の重さ」は常に意識する必要があります。仕事の達成感と社会貢献感は高い一方、スピード感やフレキシビリティを求めるスタートアップ志向とは文化的にマッチしないことがあります。
オリジナル設計株式会社の転職難易度
難易度:B級(やや高め)
専門性・資格要件が明確な技術職採用が中心のため、関連知識・資格なしでの採用は難しい部類です。ただし、同業他社(建設コンサルタント)からの転職、または土木・環境・機械系のバックグラウンドがある場合は採用対象となる可能性が開きます。
同社は成長局面にあり採用に積極的なフェーズにあるとみられますが、業務品質への高い要求水準を満たせる人材であることが大前提です。技術系では資格の有無が採用可否に直結するため、転職活動前の資格取得計画も重要な準備事項となります。
理由1. 専門資格の優遇・要件化
技術士・RCCM・水道施設管理技士など、上下水道コンサルタント業務に関連する資格が評価・要件化されるケースが多くあります。特に中堅以上のポジションでは、管理技術者としての実績が問われます。
理由2. 業務知識の特殊性
上下水道の設計・計画業務は、土木工学・水処理工学・法令(水道法・下水道法)の知識が求められる特殊分野です。全くの異業種からの即戦力採用は難しく、同分野または類似分野(環境・建築・土木)での経験が求められます。
理由3. 情報システム部門は比較的間口が広い
建設コンサルタント事業とは別に、情報処理サービス事業部門では汎用的なITエンジニアリングスキル(GIS・データベース・Webシステム開発等)を持つ人材の採用も行っています。この部門については土木経験がなくとも、ITスキルを主軸に転職を検討する余地があります。
オリジナル設計株式会社の主な募集職種
オリジナル設計では技術系・IT系を中心に中途採用を行っています。全国の拠点(東京本社・地方支社)での勤務を対象とした求人が掲載されることが多く、地域限定求人もあります。
- 上下水道計画・設計職(技術士・RCCM保有者優遇)
- 施工監理技術者
- 社内SE(GIS・インフラ管理システム)
- 情報システム担当
- バックエンドエンジニア(施設管理システム開発)
- 環境コンサルタント(治水・利水・廃棄物)
- プロジェクトマネージャー(大型案件統括)
- 営業事務(提案書作成・契約管理)
- 建築・都市インフラ設計職
オリジナル設計株式会社に向いている人
タイプ1. 技術を極めることにやりがいを感じる人
上下水道という専門領域のスペシャリストとして、長期的にキャリアを積みたい技術者に向いています。資格取得・技術習得のサポートが充実しており、「この分野のプロになりたい」という意欲ある人材が評価されます。
タイプ2. 社会インフラへの貢献を仕事の軸にしたい人
飲み水・生活排水という生活の根幹を支えるインフラに関わる仕事であることは、大きな社会的使命感につながります。「自分の仕事が地域の生活を守っている」という実感を日々の業務から得たい人に、オリジナル設計の仕事は深い充実感を与えます。
タイプ3. 安定した雇用環境でワークライフバランスを保ちたい人
公共事業の安定性・財務健全性・充実した休暇制度・リモートワーク可という環境は、長期的に安心して働きたいライフステージ(育児・介護・資格勉強)にある人に向いています。
タイプ4. 地方で専門職としてキャリアを築きたい人
全国展開する拠点を持ち、地方自治体との関係が深いオリジナル設計は、地方勤務で専門性を活かしたい人にも機会があります。地方拠点では少数精鋭での仕事が多く、若いうちから大きな裁量を持てる可能性があります。
タイプ5. ITと土木をクロスオーバーさせたいエンジニア
情報処理サービス事業部門では、GISやインフラ管理システムなど、土木×ITのクロスドメイン技術を扱います。「社会インフラのDXに携わりたい」という興味を持つITエンジニアには、他のIT企業にはない希少な経験ができる環境です。
オリジナル設計株式会社に向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、率直に記載します。
- タイプ:スピード感・流行を追いかける仕事がしたい人 — 公共事業は計画から完成まで数年単位のサイクルで動く。即結果が見えるプロダクト開発や短サイクルのビジネスを求める人には合わない
- タイプ:上下水道以外の幅広い領域を経験したい人 — 専業コンサルタントのため、業務領域が上下水道・環境インフラに集中する。多様な業界に横断的に関わりたい総合コンサル志向とはズレがある
- タイプ:資格・勉強が苦手な人 — 技術士・RCCMなどの資格取得が昇進・昇給に直結するキャリアパスが多い。継続的な自己研鑽を求められる環境が合わない人は負担を感じやすい
- タイプ:都市型の洗練されたオフィス環境を重視する人 — 現場巡回・出張が発生する職種もある。全業務がリモート完結という環境ではないことを理解した上での検討が必要
- タイプ:短期で年収を大きく引き上げたい人 — 公共事業ベースの安定企業として年収は着実に上がるが、外資・ベンチャーのような急激な年収ジャンプは見込みにくい
オリジナル設計株式会社の選考対策
選考対策1. 技術系資格・専門知識を整理して伝える
選考では保有資格(技術士・RCCM・水道施設管理技士等)が重要な評価軸となります。資格がない場合は、どの資格の取得を目指しているかを具体的に示すことで意欲を伝えられます。技術力の証明として、これまでに担当した設計業務の概要・規模・工夫点を具体的に語れるよう準備してください。
選考対策2. 「なぜ上下水道か」「なぜ公共事業か」を語れるようにする
民間から公共インフラ企業への転職の場合、「なぜ上下水道コンサルタントを選んだのか」という志望動機の論理性が問われます。社会インフラへの興味・地域社会への貢献意識・長期的な専門性追求という軸で、自分の言葉での語りを準備しましょう。表面的な「安定しているから」ではなく、技術・社会的意義への共感を示すことが重要です。
選考対策3. 業界の課題と同社の立ち位置を理解する
上下水道インフラ老朽化・自治体財政逼迫・技術者不足・DXの必要性といった業界課題を理解した上で、「オリジナル設計がそれにどう貢献できるか」を語れると差別化になります。公式IR・有価証券報告書を読み、売上構成・グループ体制・成長戦略を把握してから面接に臨むことを推奨します。
選考対策4. 働き方の変化への対応をポジティブに伝える
建設コンサルタントのイメージとのギャップとして「実はワークライフバランスが良い」という点を、同社は積極的にアピールしています。長時間労働を前提とした転職希望ではなく、「メリハリのある働き方で高い技術成果を出したい」というスタンスが、同社の志向する人物像に合致します。
選考対策5. チームでの設計経験・調整力をアピールする
公共事業は発注者(自治体)・下請・関係機関との調整が必ず発生します。設計業務の経験に加えて、「多様な関係者と連携して課題を解決した」エピソードを具体的に準備しておくと、実際の業務への対応力を伝えられます。
選考対策6. 中長期的なキャリアビジョンを持って臨む
専業コンサルタントとしてのキャリアを5年・10年単位で考えているかを問われることがあります。「技術士取得後に管理技術者を目指し、最終的にはプロジェクト統括の立場を担いたい」など、具体的なマイルストーンを持ったビジョンを語れると評価が高まります。
オリジナル設計株式会社への転職で評価されやすい経験
- 上下水道設計・施工監理の実務経験(何年・何案件・どの規模か具体的に示す)
- 技術士(建設部門・環境部門・上下水道部門)の保有または受験中
- RCCM(建設コンサルタンツ協会登録技術者)資格の保有
- 水道施設管理技士・下水道技術検定などの業界資格
- GISソフト(ArcGIS・QGIS等)の業務利用経験
- CAD(AutoCAD・Civil 3D等)による設計図面作成の実務
- 地方自治体・国土交通省・農林水産省等の公共機関との折衝・提案経験
- 施設の老朽化診断・更新計画策定への関与経験
- 水処理・環境工学に関する学術的バックグラウンド(大学院・学士)
- プロジェクトの工程管理・品質管理・コスト管理の経験
- システム開発(Webアプリ・データベース・GISシステム)の実装経験(IT部門向け)
- チームリード・後輩指導の経験(マネジメントポジション志望者)
**特に評価されやすいのは「技術士(上下水道部門)または建設部門の保有者で、自治体との折衝経験がある中堅技術者」**です。管理技術者としての実績と資格を兼備した人材は、同社においてプロジェクト全体を統括するポジションに直結しやすく、年収レンジの上位での採用が期待できます。
オリジナル設計株式会社のキャリアパス・昇進について
オリジナル設計における技術系社員のキャリアパスは、技術の習熟度と資格取得状況を軸に段階的に設計されています。入社後は担当技術者として実設計業務に携わりながら、技術士一次試験・RCCM取得を目標に研鑽を積むのが一般的なルートです。
資格取得後は「管理技術者」として大型案件の責任者を担うポジションに昇格し、プロジェクト全体のマネジメントを担います。さらにその上位には、複数プロジェクトを束ねる技術部門管理職・経営幹部へのキャリアパスが続きます。技術職は年功序列的な昇進ではなく、資格保有・成果実績に基づく実力主義的な評価が行われており、若手でも早期に管理技術者を目指せる環境があります。
情報処理サービス事業部門のITエンジニア職については、Webシステム・GISシステムの開発スキルを軸にプロジェクトリーダー・エンジニアリングマネージャーへと成長するルートが想定されます。技術系コンサルタントとのクロスファンクショナルな協働経験を積むことで、土木×ITのクロスドメインスペシャリストとしての独自のポジションを確立することも可能です。
まとめ
オリジナル設計株式会社は、上下水道インフラという社会の根幹を60年以上支え続けてきた専業コンサルタント企業です。スタンダード市場上場・自己資本比率66%超・売上高85億円という安定した財務基盤と、長期的に拡大するインフラ更新需要という事業テーマの組み合わせは、中長期的な雇用安定を見込む転職者に強い訴求力を持ちます。
年収水準(平均727万円程度)・働きやすさ(残業月20時間・リモート可・年間休日125日)・専門スキルの成長機会という三点においても、建設コンサルタント業界の中で上位に位置する企業です。特に技術士・RCCM保有の技術者には、待遇面でも評価面でも高い期待が持てます。
課題としては、上下水道という専門領域に特化するため、「様々な業種・案件を経験したい」という志向の方には窮屈に感じる場面があるかもしれません。しかしその分、専門分野においては業界屈指の技術集積と受注実績が蓄積されており、「この分野のプロになる」というキャリアパスを歩む技術者には、これ以上ない環境を提供してくれます。
社会インフラの専門家として長期的にキャリアを築きたい方、ワークライフバランスを保ちながら高い専門性を発揮したい方には、オリジナル設計株式会社は真剣に検討する価値のある転職先です。転職エージェントへの相談を通じて、自身の経験・資格と同社の採用ニーズとのマッチングを確認することをお勧めします。
