「オリバー株式会社への転職ってどうなの?」「再上場するって聞いたけど、実際の年収や働き方は?」——業務用インテリア業界で総合ソリューションを展開するオリバー株式会社は、2026年9月16日に東証スタンダード市場への再上場を予定しており、注目を集めています。
オリバーは、オフィス・文教・公共、宿泊(ホテル)、チェーンストア、商環境、医療・福祉の5市場に向けて、企画・デザイン設計・施工から家具・什器の提供までをワンストップで手がける「デジタル・インテリアソリューション・プロバイダー」です。2025年12月期の売上高は350億円、営業利益率9.1%と、同業比較でも高い収益性を誇ります。
一方で、2021年のMBOによる上場廃止を経てPEファンドの保有下で再上場を迎えるという特殊な沿革を持ち、今回のIPOは既存株主による全量売出しであるなど、投資家目線・転職者目線の双方で押さえておきたいポイントもあります。
この記事では、転職エージェントの視点から、オリバー株式会社の事業・年収・働き方・社風・転職難易度を整理します。良い面だけでなく、気になる点も一次情報ベースで正直に扱いますので、応募を検討している方の判断材料にしてください。
企業概要
まずはオリバー株式会社の基本情報を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オリバー(英: Oliver Corporation) |
| 設立 | 現法人は2021年4月(旧オリバーの実質的創業は1967年8月) |
| 代表者 | 代表取締役社長CEO 大川和昌 |
| 本社 | 岡崎本社(愛知県岡崎市薮田1-1-12)/東京本社(東京都中央区日本橋室町1-7-1 スルガビル9F) |
| 資本金 | 50億37万5千円 |
| 従業員数 | 631名(2026年6月末時点) |
| 上場区分 | 東証スタンダード(証券コード619A・2026年9月16日上場予定) |
| 売上高 | 350億3百万円(2025年12月期) |
| 平均年間給与 | 548.5万円 |
| 平均年齢 | 37.6歳 |
| 平均勤続年数 | 11.2年 |
| 主な事業 | 施設インテリアの企画・デザイン設計・施工および家具・什器等提供のワンストップ総合インテリアソリューション |
オリバーは、実質的な創業を1967年に持つ歴史ある企業です。旧オリバーは東証一部・名証一部に上場していましたが、2021年6月にインテグラル株式会社が設立したSPCによるMBO(マネジメント・バイアウト)を経て同年9月に上場廃止となりました。その後、2022年1月に受け皿会社であったNEXT-Oが旧オリバーを吸収合併し、現在の法人体制へと移行しています。約5年間のPEファンド保有期間を経て、2026年9月に東証スタンダードへ再上場する予定です。
平均勤続年数が11.2年と長く、平均年間給与は548.5万円。従業員数631名の中堅規模で、営業拠点は支店21・営業所51と全国に広がっています。
主な事業内容
オリバーの事業を一言でいえば、「業務用空間をまるごとつくる会社」です。企画・デザインから設計、施工、家具・什器の提供までをワンストップで担い、5つの市場セグメントに事業を分散させています。
オフィス・文教・公共
2025年12月期の売上高107億円、構成比30.5%と最大のセグメントです。オフィス空間はもちろん、学校などの文教施設や公共施設のインテリアを手がけます。働き方の多様化を背景に、オフィス改装の需要が続いている領域です。
チェーンストア等
売上高81億円、構成比23.2%。小売・飲食を中心としたチェーンストアの店舗内装や什器を提供します。多店舗展開する事業者の出店・改装ニーズに対応する領域です。
宿泊(ホテル)
売上高76億円、構成比21.8%。ホテルなど宿泊施設のインテリアを手がけます。インバウンド需要や宿泊施設の新設・リニューアルの動きが業績に影響する領域です。
商環境
売上高48億円、構成比13.6%。商業施設や店舗など、商環境全般の空間づくりを担います。
医療・福祉
売上高38億円、構成比10.9%。病院やクリニック、福祉施設のインテリアを提供します。高齢化の進展を背景に、中長期的な需要が見込まれる領域です。
これら5つのセグメントに事業を分散させることで、特定市場の景気変動に業績が左右されにくいポートフォリオを構築しているのが特徴です。
オリバー株式会社の強み
強み1. 企画から施工までのワンストップ体制
オリバー最大の強みは、施設インテリアの企画・デザイン設計・施工、そして家具・什器の提供までを一貫して手がけられるワンストップ体制です。空間づくりを分業ではなく総合的に担うことで、顧客の要望を反映しやすく、窓口の一本化による効率化にもつながっています。
強み2. 5市場に分散した安定ポートフォリオ
オフィス・文教・公共、チェーンストア、宿泊、商環境、医療・福祉の5市場に事業を分散させています。最大セグメントでも構成比は30.5%にとどまり、特定業界の不振が全体に与える影響を抑えられる構造です。
強み3. 業界トップクラスの収益性
2025年12月期の営業利益率は9.1%。ブリーフによれば、この水準は同業比較6社すべてを上回るとされています。売上規模だけでなく、利益をしっかり残せる事業構造を持っている点は大きな強みです。
強み4. ファブレスによる柔軟な生産体制
自社工場は豊橋の1拠点のみとし、国内外1,000社超の協力会社ネットワークで施工・製造を外注するファブレス体制を採っています。設備を抱え込みすぎず、案件に応じて柔軟に生産キャパシティを調整できる点が特徴です。
強み5. 高い顧客基盤の安定性
継続顧客比率は88%と非常に高く、既存顧客との関係を軸に事業を積み上げています。また改装案件の比率は2021年時点の37%から60%へと上昇しており、新築だけに依存しないストック型の需要を取り込めている点も強みです。
強み6. 高い定着率
平均勤続年数は11.2年と長く、人材が定着していることがうかがえます。ノウハウの蓄積が求められる空間づくりの仕事において、経験者が長く働き続ける環境は事業の競争力にも直結します。
オリバー株式会社の年収事情
オリバー株式会社の平均年間給与は548.5万円(2026年6月末時点)です。ここでは職種別の想定年収レンジや給与制度について整理します。
職種別の想定年収レンジ(推計)
以下は、平均年間給与548.5万円や業界の一般的な水準をもとにしたあくまで推計であり、実際の金額は経験・役職・評価によって変動します。応募の際は必ず求人票や面接で確認してください。
| 職種 | 想定年収レンジ(推計) |
|---|---|
| 営業(若手〜中堅) | 400万〜600万円 |
| 営業(管理職クラス) | 600万〜900万円 |
| デザイン・設計 | 400万〜650万円 |
| 施工管理・プロジェクト管理 | 450万〜700万円 |
| 管理部門(管理職) | 600万〜850万円 |
※上記はすべて公表されている平均給与や一般的な業界水準からの推計です。確定情報ではありません。
給与制度
平均年間給与548.5万円、平均年齢37.6歳という数値から、年齢に応じて着実に給与が積み上がる構造が推測されます。平均勤続年数が11.2年と長いことも、長く働くことで処遇が安定していく制度設計を示唆しています。ただし、具体的な賞与体系や昇給テーブルは公表情報からは確認できないため、詳細は選考過程で確認することをおすすめします。
注意点
一方で、複数の口コミサイトでは待遇面に関する評価が分かれています。OpenWorkでは待遇面の満足度が2.0(5点満点)とされ、回答ベースの平均年収は409万円と、目論見書記載の平均給与548.5万円とは差が見られます。口コミの平均年収は回答者の職種・年次の偏りによって実態より低く出る傾向がある点には留意が必要ですが、待遇面に一定の不満の声があることは事実として押さえておきましょう。
20〜30代のキャリア相談(無料)→オリバー株式会社の働き方・福利厚生
勤務時間・残業
残業時間については、口コミサイトによって数値にばらつきがあります。OpenWorkでは月間残業時間33.4時間(回答ベース)、転職会議では37.6時間/月(回答ベース)、キャリコネでは月平均40.0時間(業界平均30時間・回答ベース)とされています。いずれも回答者ベースの数値であり全社を代表するものではありませんが、業界平均と比べてやや長めの傾向がうかがえる点は認識しておきましょう。
リモートワーク
リモートワークの制度については、公表情報からは詳細を確認できませんでした。営業拠点が全国に広がり、現場を伴う施工・設計の仕事も多いことから、職種による違いが大きいと考えられます。実際の運用は面接時に確認することをおすすめします。
福利厚生
具体的な福利厚生制度の一覧は公表情報からは確認できませんでした。ただし、平均勤続年数11.2年という高い定着率は、長く働ける環境が一定程度整っていることを示唆しています。詳細については求人票や選考過程で確認してください。
注意点
有給休暇の消化率については、OpenWorkで56.9%、転職会議で45.6%、キャリコネで38%(業界平均52%・回答ベース)と、いずれも回答ベースながら業界平均を下回る水準が示されています。残業時間と合わせて、ワークライフバランスを重視する方は、応募前に働き方の実態をしっかり確認しておくとよいでしょう。
オリバー株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら
オリバーの社風を一言で表すなら、「腰を据えて空間づくりに向き合う、定着型のカルチャー」です。平均勤続年数11.2年という数字が示すように、人材が長く働き続ける環境があり、経験を積み重ねながらプロフェッショナルとして成長していく風土がうかがえます。
評価される人物像
企画から施工までをワンストップで担うビジネスモデルである以上、顧客の要望を丁寧に汲み取り、社内外の協力会社と連携しながらプロジェクトを前に進められる人が評価されやすいと考えられます。また、口コミサイトでは「風通しの良さ4.2」「20代成長環境4.0」(いずれもOpenWork回答ベース)といった項目が比較的高く評価されており、若手が意見を出しながら成長できる面もあるようです。
表面的なイメージと実態の差
「インテリア・デザインの会社」というと華やかなイメージを持たれがちですが、実態は多くの協力会社を束ねながらプロジェクトを管理し、納期・品質・コストをコントロールする地に足のついた仕事が中心です。デザイン性だけでなく、段取り力や調整力が問われる点は、入社前に理解しておきたいギャップと言えるでしょう。
オリバー株式会社の気になる点・入社前に知っておきたいこと(事実ベース)
ここでは、良い面だけでなくネガティブに見える点も正直に、一次情報で裏取りした事実のみを中立的に整理します。
のれん減損のリスク
有価証券届出書・目論見書によると、同社はIFRS基準で83.5億円(8,353百万円・2025年12月期末)ののれんを計上しており、収益性が低下した場合に減損損失が発生し得るリスクが事業等のリスクとして開示されています。(出典: https://ipokabu.net/ipo/619A / https://note.com/yamashantoushi/n/n4a2990f592d5 )
純資産に対するのれんの比重
目論見書の財務諸表によると、2025年12月期末時点でIFRS基準のれんは8,353百万円、純資産は15,054百万円(150.54億円)で、のれんが純資産の約55%に相当し、収益性が悪化した場合の減損リスクが指摘されています。(出典: https://ipokabu.net/ipo/619A )
全量売出しによる需給面の重さ
本IPOは公募(新株発行)がなく既存株主による全量売出しで、会社への新規資金流入はないことが目論見書で開示されています。筆頭株主はインテグラル系のPEファンドで、全株主が180日間のロックアップ対象とされ、上場後の需給面の重さ(オーバーハング)に留意が必要と複数の投資情報メディアが指摘しています。(出典: https://cozy-days.hatenablog.com/entry/oliverinc )
PEファンド主導の再上場案件
目論見書によると、本IPOは公募がなく既存株主による全量売出しで、主要株主はインテグラル4号投資事業有限責任組合(43.93%)、Initiative Delta IV L.P.(19.16%)、Innovation Alpha IV L.P.(16.77%)等のインテグラル系ファンドと開示されています。再上場(PEファンドの出口)案件で需給が重いとの評価が投資情報メディアで示されています。(出典: https://ipokabu.net/ipo/619A / https://www.ipo-lab.jp/ipo/oriba )
大型IPOゆえの需給分散
吸収金額は想定価格ベースで約215〜243億円と、東証スタンダード市場としては大型の部類にあることが開示情報から確認でき、PEファンドの売出しを中心とした再上場案件である点や同日上場のオーディオストック(621A)との買い需要分散から、需給面の重さが指摘されています。(出典: https://ipomechanic.com/oliver/ )
国内市場への依存度
有価証券届出書の事業等のリスクには、事業の国内市場への依存度が高く、景気後退や人口減少に伴う需要縮小の影響を受ける可能性があると開示されています。(出典: https://www.ipo-lab.jp/ipo/oriba )
為替変動の影響
有価証券届出書の事業等のリスクには、海外からの米ドル・人民元建て調達を含むため為替変動の影響を受けやすい旨が開示されています。(出典: https://www.ipo-lab.jp/ipo/oriba )
施工・調達・外注に関するリスク
有価証券届出書の事業等のリスクには、設計・施工物件での不具合や製造物責任、原材料・商品の調達価格高騰、外注先の品質・工程管理などが業績を左右し得る旨が開示されています。(出典: https://www.ipo-lab.jp/ipo/oriba )
運転資本の変動
有価証券届出書で開示された財務情報によると、中間期には仕入債務が4,339百万円減少し営業キャッシュ・フローが1,294百万円のマイナスとなっており、支払サイト短縮に伴う運転資本の変動が要因として説明されています。(出典: https://note.com/yamashantoushi/n/n4a2990f592d5 )
これらはいずれも目論見書・有価証券届出書などで開示されている事実であり、事業リスクとして企業自身が開示しているものです。過度に不安視する必要はありませんが、入社・投資の判断にあたっては事実として押さえておくとよいでしょう。
オリバー株式会社の転職難易度
難易度:B級(やや難しい)
オリバー株式会社の転職難易度は、B級(やや難しい)と考えられます。従業員631名の中堅規模で高い収益性を持ち、再上場を控えて注目度も高まっているため、一定の競争が想定されます。ただし全国に営業拠点を持ち、営業・設計・施工管理など幅広い職種で人材を必要とするため、極端に狭き門というわけではありません。
理由1. 高収益・再上場企業としての注目度
営業利益率9.1%と業界内でも高い収益性を持ち、2026年9月の東証スタンダード再上場を控えていることから、企業としての注目度が高まっています。安定性を求める転職者からの応募が集まりやすく、その分選考の競争は高まる傾向にあると考えられます。
理由2. 専門性が求められる職種構成
企画・デザイン設計・施工管理など、空間づくりに関する専門性が求められる職種が中心です。関連する実務経験や知識を持つ人材が有利になりやすく、未経験からの応募ではポテンシャルや適性が丁寧に見極められると考えられます。
理由3. 定着率の高さによる採用枠
平均勤続年数11.2年と定着率が高いことは、裏を返せば大量の欠員が頻繁に出るタイプの企業ではないことを意味します。募集職種やタイミングによって採用枠が限られる可能性がある点は認識しておきましょう。
20〜30代のキャリア相談(無料)→オリバー株式会社に向いている人
オリバー株式会社は、以下のような方に向いていると考えられます。
- 空間づくり・インテリア・内装の仕事に興味があり、企画から施工まで一貫して関わりたい人
- 顧客の要望を丁寧に汲み取り、社内外の関係者と連携してプロジェクトを進めることにやりがいを感じる人
- 腰を据えて一つの分野で専門性を磨き、長く働きたいと考えている人
- 安定した収益基盤を持つ企業で、着実にキャリアを積みたい人
- 段取り力・調整力を発揮しながら、納期・品質・コストをコントロールする仕事が得意な人
オリバー株式会社に向いていない人
以下は批判ではなく、あくまでミスマッチを防ぐための整理です。次のようなタイプの方は、入社後にギャップを感じる可能性があります。
- 短期間で大きく年収を上げたいタイプ:年齢・勤続に応じて着実に処遇が上がる構造がうかがえるため、短期で急激な昇給を求める人にはミスマッチの可能性があります。
- 残業ゼロ・完全リモートを最優先するタイプ:口コミベースでは残業がやや長め・有給消化率が業界平均を下回る傾向があり、現場を伴う職種も多いため、働き方の柔軟性を最優先する人には合わない場合があります。
- 華やかなデザインワークだけに専念したいタイプ:実際は協力会社の管理や工程・コスト調整といった地道な業務が中心です。デザイン制作のみに集中したい人にはギャップがあるかもしれません。
- 頻繁な転職で幅広い環境を経験したいタイプ:定着率が高く、腰を据えて働く文化が根づいているため、短いスパンで環境を変えたい人には向きにくい可能性があります。
オリバー株式会社の選考対策
1. ワンストップビジネスモデルを理解する
オリバーの最大の特徴は、企画から施工までを一貫して手がけるワンストップ体制です。この事業構造を理解したうえで、自分がどの工程で貢献できるかを整理しておくと、志望動機に説得力が生まれます。
2. 5市場セグメントへの理解を示す
オフィス・文教・公共、チェーンストア、宿泊、商環境、医療・福祉という5つの市場を持つことは、同社の安定性の源泉です。どのセグメントに関心があるか、なぜそこに惹かれるのかを言語化できると好印象です。
3. 再上場企業としての将来性を踏まえる
2026年9月の再上場を控えた企業です。上場を機に成長を目指すフェーズであることを理解し、自分がその成長にどう貢献したいかを語れるようにしておきましょう。
4. 経験を具体的なエピソードで語る
営業・設計・施工管理いずれの職種でも、これまでの経験を具体的な数字やエピソードで示すことが重要です。「どんな課題に、どう取り組み、どんな成果を出したか」を構造的に整理しておきましょう。
5. 調整力・段取り力をアピールする
多くの協力会社と連携しながらプロジェクトを進める仕事です。社内外の関係者を巻き込み、納期・品質・コストをコントロールした経験があれば、積極的にアピールしましょう。
オリバー株式会社への転職で評価されやすい経験
以下のような経験・スキルは、オリバー株式会社の選考で評価されやすいと考えられます。
- インテリア・内装・空間デザインに関する実務経験
- 施工管理・工程管理の経験
- 建築・設計・CADなどの専門知識やスキル
- 法人営業・提案営業の経験
- オフィス・店舗・ホテル・医療福祉施設などの空間づくりに関わった経験
- 協力会社・外注先を管理・調整した経験
- 複数の関係者を巻き込むプロジェクトマネジメントの経験
- 顧客の要望をヒアリングし、企画・提案に落とし込んだ経験
- 納期・品質・コストを同時にコントロールした経験
- 継続顧客との長期的な関係構築の経験
- 家具・什器などの製品知識や提案経験
- 多店舗展開・チェーンストア向けの内装・什器に関する経験
- 建設・不動産・住宅設備など隣接業界での経験
特に評価されやすいのは、企画・設計から施工・納品までの一連の流れを理解し、社内外の関係者を巻き込みながらプロジェクトを完遂した経験です。ワンストップ体制を強みとする同社では、工程横断的に動ける人材が重宝されると考えられます。
20〜30代のキャリア相談(無料)→まとめ
オリバー株式会社は、業務用インテリアの企画・デザイン設計・施工から家具・什器の提供までをワンストップで手がける、実質的創業1967年の歴史ある企業です。5市場に分散した安定したポートフォリオと、営業利益率9.1%という業界トップクラスの収益性を持ち、2026年9月には東証スタンダードへの再上場を予定しています。
平均勤続年数11.2年という高い定着率が示すように、腰を据えて専門性を磨きながら長く働ける環境がある一方で、口コミベースでは待遇面や残業・有給消化率に課題を指摘する声もあります。また、PEファンド主導の全量売出しやIFRS基準のれん83.5億円の減損リスクなど、投資・入社前に押さえておきたい点も目論見書で開示されています。
こうした気になる点は、いずれも企業自身がリスクとして開示している事実であり、過度に不安視する必要はありません。むしろ、事実を正しく理解したうえで自分のキャリアと照らし合わせることが、納得のいく転職につながります。
空間づくりに情熱を持ち、企画から施工まで一貫して関わりながら専門性を積み上げたい方にとって、オリバー株式会社は十分に魅力的な選択肢です。この記事で整理した強みと気になる点の両面を踏まえ、ぜひ前向きに検討を進めてみてください。
