情報セキュリティ製品の販売とOA機器の保守サポートを組み合わせた独自の「循環型ビジネスモデル」で、株式会社No.1は中小企業・個人事業主市場での存在感を高め続けています。売ってそれで終わりではなく、サポート接点から顧客ニーズを拾い上げて次の製品・サービス提案につなげる仕組みは、競合他社との差別化を生む源泉です。
2026年2月期の連結業績は売上高が前期比23.4%増と大きく伸長し、営業利益も28.1%増を達成。4期連続増収という安定成長のトラックレコードは、投資家だけでなく転職市場でも着実な評価を受けています。直近の採用では営業職・サポートエンジニア・バックオフィスと間口が広く、第二新卒から経験者まで多様な候補者が検討の俎上に載せやすい企業といえます。
転職エージェントの視点からは「中小企業との直接取引に慣れており、提案力と顧客折衝力が磨かれやすい環境」という評価が多く聞かれます。大手IT企業のように規模感で圧倒するのではなく、きめ細かなサポートで顧客との長期関係を築くスタイルは、特にBtoB営業のキャリアを積みたい層にとって魅力的な選択肢です。
本記事では、転職エージェント・キャリアコンサルタントの視点で株式会社No.1の事業内容・年収水準・社風・転職難易度を徹底解説します。選考対策も具体的にまとめましたので、検討中の方はぜひ最後までお読みください。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社No.1 |
| 設立 | 1989年9月27日 |
| 代表者 | 辰巳 崇之(代表取締役 社長執行役員・グループCEO) |
| 本社 | 東京都千代田区内幸町1丁目5番2号 |
| 資本金 | 約6億5,500万円(2026年2月末時点) |
| 従業員数 | 連結957名程度(2026年2月末時点) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3562) |
| 売上高 | 連結175億円超程度(2026年2月期) |
| 平均年収 | 約506〜537万円程度(各種調査の推計値) |
| 平均年齢 | 35.2歳程度 |
| 勤続年数 | 8.1年程度 |
| 事業内容 | 情報セキュリティ機器の企画・販売・保守、OA関連商品の販売・保守、SES事業 |
No.1グループは親会社とともに複数の連結子会社・非連結子会社を擁し、首都圏を中心に全国の中小企業・個人事業主に対して情報セキュリティ製品やOA機器を提案・販売しています。単なる製品販売にとどまらず、保守・サポート部門が顧客との継続的な接点を担うことで、商材のクロスセルやアップセルを自然に行う体制が確立されています。
近年は情報セキュリティ分野が事業成長の主軸となっており、ランサムウェア対策やゼロトラストセキュリティへの関心が高まる中小企業向けの需要を効率的に取り込んでいます。売上高の伸び率が20%超と高い水準を維持していることは、時代の追い風を受けていることの証左と言えるでしょう。
主な事業内容
No.1の事業は、OA機器・情報セキュリティ・IT保守サービスを軸に、中小企業の「ITまるごとサポート」を志向しています。以下では主要な事業領域を解説します。
情報セキュリティ製品の販売
ランサムウェア対策、エンドポイントセキュリティ、UTM(統合脅威管理)などのセキュリティ製品を中小企業向けに提案・販売する中核事業です。IT担当者が不在の小規模事業者に対して、導入から運用支援まで一括提供できる点が強みです。
昨今のサイバー攻撃の巧妙化を受け、中小企業でのセキュリティ投資が急増しており、同社の主力事業として売上成長を牽引しています。メーカーとのアライアンスを活かした製品ラインアップの充実と、地域密着型の提案力が差別化のポイントとなっています。
OA関連商品の販売・保守
複合機・プリンター・PC・周辺機器など、オフィスに欠かせないOA機器の販売と、保守・メンテナンスサービスを提供しています。製品の販売後も保守契約を通じて顧客接点を維持し、次の提案機会を生み出す「循環型ビジネスモデル」の起点として機能しています。
リプレース需要に加え、テレワーク対応や省力化投資のニーズを捉えることで安定的な売上が見込める分野です。長年の取引実績から顧客の業種・規模に合わせた提案ノウハウが蓄積されています。
販売代理店・エージェント事業
メーカーや販売会社の代理店として、特定製品の代理販売やアライアンス営業を行うセグメントです。複数のメーカーとのパートナーシップを通じて、幅広い製品カテゴリーに対応できる体制を整えています。
この事業により、自社在庫リスクを抑えながら多様な顧客ニーズに対応できるため、収益構造のリスク分散にも貢献しています。
セールスサポートサービス
顧客の営業活動を支援するアウトソーシングサービスです。コールセンター運営やテレアポ代行、リード獲得支援など、BtoBセールスに特化したサービスを提供しています。
自社の営業ノウハウをサービス化したこの事業は、純粋な製品販売とは異なるストック型の収益を生む点で事業ポートフォリオの安定に寄与しています。
ビジネスサポートサービス
ITシステムの運用・監視、ヘルプデスク対応、業務プロセスの改善支援など、中小企業のバックオフィス業務をサポートするサービスです。
人手不足に悩む中小企業がアウトソーシングのニーズを高めており、IT領域に特化した同社のサービスは市場の追い風を受けています。
株式会社No.1の強み
強み1. 中小企業専門の「循環型ビジネスモデル」
No.1の最大の強みは、製品販売→保守サポート→ニーズ収集→次の製品提案というサイクルを確立した「循環型ビジネスモデル」にあります。一度顧客を獲得すれば、保守契約を通じた継続的な接点から自然にクロスセルが生まれる仕組みです。
転職者にとっては、担当顧客との長期的な関係構築ができる環境を意味します。単発の新規開拓だけでなく、既存顧客深耕も重視されるため、「関係構築型の営業スタイル」が得意な人材に向いています。
強み2. 情報セキュリティ市場の追い風を直接受ける事業構造
中小企業のサイバー攻撃被害が増加し、政府もセキュリティ対策の強化を指導する中、NO.1が強みを持つ情報セキュリティ製品の需要は構造的に拡大しています。競合他社との差別化要因として情報セキュリティの専門知識を持つ営業・エンジニアの育成に注力しています。
市場成長が高い分野にコアビジネスが位置しているため、転職者にとっては「成長市場でのキャリア形成」が期待できる環境です。
強み3. IT担当者不在の中小企業への独自のサポート力
IT専任スタッフを置けない規模の企業に対して、電話・訪問・リモートを組み合わせた手厚いサポートを提供する体制が整っています。この対応力は、顧客の信頼獲得と継続的な取引維持に直結しています。
スタートアップや大企業では体験できない「現場で問題を解決する力」を身につけやすい環境は、長期的なキャリア形成においてもプラスに働きます。
強み4. 複数の収益柱によるリスク分散
OA機器、情報セキュリティ、保守サービス、サポートアウトソーシングと複数の事業セグメントを持つことで、特定市場の変動に左右されにくい収益構造を実現しています。
単一製品・単一サービスへの依存度が低いため、社員がキャリアの途中で担当領域を変えたり、新たな事業領域に挑戦したりする機会も生まれやすい環境です。
強み5. 4期連続増収という安定成長の実績
売上高・営業利益ともに継続的な成長を達成していることは、経営の安定性を示す重要な指標です。特に卸売業において長期にわたる増収を維持するのは容易ではなく、ビジネスモデルの競争力と実行力の高さを物語っています。
転職者の立場では「入社後に会社が縮小する」リスクが相対的に低いため、安心して長期的なキャリアを描きやすい企業といえます。
強み6. メーカーとのアライアンス網
複数の情報セキュリティ・OA機器メーカーとのパートナー契約を通じて、幅広い製品ラインアップを顧客に提案できます。特定メーカーへの依存度が低いため、顧客の課題に最適な製品を選定して提案できる中立性が営業力の源泉になっています。
転職者にとっては、メーカーの研修や認定資格取得のサポートが受けられる場合もあり、スキルアップの機会としても魅力的です。
株式会社No.1の年収事情
No.1の平均年収は各種調査によると約506〜537万円程度とされています。IT卸売業・情報セキュリティ販売会社の水準として標準的な範囲に位置しており、職種・勤続年数・業績連動によって大きく変動します。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 営業(OAコンサルタント) | 350〜600万円程度 |
| 上席営業・チームリーダー | 500〜750万円程度 |
| セキュリティ営業 | 400〜650万円程度 |
| サポートエンジニア | 300〜500万円程度 |
| シニアエンジニア | 450〜650万円程度 |
| バックオフィス(総務・経理) | 300〜500万円程度 |
| 管理職・マネージャー | 600〜900万円程度 |
| SES担当 | 350〜550万円程度 |
※上記は公開情報・推計値に基づく参考レンジです。実際の年収は個人の経験・スキル・業績により異なります。
給与制度の特徴
No.1では基本給に加えて業績連動の賞与制度が設けられていると見られます。特に営業職については、達成インセンティブが年収に占める割合が高い傾向があり、高い成果を出せば平均を大きく上回る収入を得られる構造です。
昇給は年次評価を通じて行われ、資格取得や成果に応じた評価が反映される仕組みが整えられています。スタンダード市場の上場企業として透明性の高い報酬制度が期待できます。
年収を見る際の注意点
- 入社時の年収だけでなく、インセンティブ込みの総報酬を確認することが重要
- 営業職と事務・技術職では年収帯が大きく異なるため単純比較は注意
- 平均年収の数値は時期・調査元によって異なるため「〜程度」として参照する
- 在籍年数が長いほど昇給機会が増える傾向があり、勤続8年程度で比較的安定した年収水準が期待できる
- 残業時間・手当の有無も実質的な報酬水準に影響するため、面接時に確認する
株式会社No.1の働き方・福利厚生
No.1の働き方は、中小企業向けの現場密着型ビジネスを反映して、外勤営業・エンジニア・内勤事務でそれぞれ異なるスタイルが求められます。以下に主要な情報をまとめます。
勤務時間・休日 標準的な週5日勤務で、土日祝日休みの体制が基本です。営業職は顧客の状況に応じた柔軟な対応が求められる場面もありますが、長時間労働の是正は業界全体で進んでいます。年間休日数や有給取得状況は採用選考時に確認することを推奨します。
リモートワーク OA機器・セキュリティ機器の設置・保守を現場で行うサポートエンジニアは出社・訪問が中心ですが、内勤職・バックオフィスについてはリモートワークの活用が段階的に広がっています。コロナ禍以降のインフラ整備により、職種に応じたハイブリッド勤務が可能な環境が整いつつあります。
福利厚生(主な制度)
- 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険(各種社会保険完備)
- 交通費支給
- 各種インセンティブ・業績賞与制度
- 資格取得支援制度(IT関連資格の受験費用補助等)
- 社員研修・外部研修参加機会
- 確定拠出年金制度(詳細は採用時確認推奨)
- 休暇制度(有給・慶弔休暇・産前産後休暇・育児休業等)
- 各種慶弔金制度
- 従業員持株会
- 再雇用制度
働く上での注意点 中小企業クライアントとの直接取引が多いため、顧客の経営課題に柔軟に対応する姿勢が求められます。大企業の営業職と比較すると、1人あたりの担当顧客数が多く、細かな対応力が必要な場面も多くなります。
株式会社No.1の社風・カルチャー
一言で表すなら「現場主義の実直なIT商社」
大規模システム開発や先端技術の研究開発ではなく、顧客の目の前にある課題を解決するための製品とサポートを提供することに徹底的にこだわる企業文化があります。現場で動き、顧客の声を直接聞いて成長するという体験が重視されます。
OA機器・情報セキュリティという比較的分かりやすい製品・サービスを扱うことで、入社後の学習コストは低く、成果を出すまでのスピードが速い傾向があります。プロセスよりも結果を重視する文化が根付いており、実績を上げれば早期の昇進・昇給も期待できる環境です。
評価される人物像
- 顧客との関係構築を楽しめる人材
- 現場での課題発見・解決に積極的に取り組める行動派
- IT製品への関心が高く、自己学習を怠らない姿勢を持つ人
- チームより個人の裁量で動くことを好む人
- 目標達成にコミットできる、数字に強い人材
表面的なイメージと実態の差
一見するとIT企業らしいスマートなイメージを持ちやすいですが、実態は中小企業の困りごとを解決する「現場型の営業会社」としての側面が強いです。エンジニアも設計・開発よりは機器の設置・設定・保守が主な業務となります。
大手ITコンサルや総合SIerに近いイメージを持って入社すると、ギャップを感じる可能性があります。一方、「手を動かして顧客の問題を解決したい」「地に足のついたビジネスがしたい」という志向の人にはフィットしやすい職場です。
株式会社No.1の転職難易度
難易度:B級(中程度)
No.1への転職難易度は、ポジションによって異なりますが、全体的には「中程度」と評価できます。大手IT企業や外資系に比べると選考のハードルは低めですが、採用人数が限られているため競争が激しい時期もあります。
営業職については比較的採用意欲が高く、BtoB営業経験や IT関連の知識があれば十分に通過できる可能性があります。一方、専門スキルが求められるエンジニア職・マネージャー職は経験要件が明確に設けられています。
理由1. 採用ポジションの幅広さ
新卒・第二新卒・中途と幅広い採用経路を持ちながら、ポジションの性格によって求められる経験値が異なります。特に営業職は「IT業界未経験可」の求人が出ることもあり、業界転換を考えている候補者にも門戸が開かれています。
理由2. 業界知識よりもスタンスを重視
面接では製品知識や技術的な専門性よりも、「中小企業の課題に向き合えるか」「自律的に動けるか」というスタンスが重視される傾向があります。IT業界経験がなくても、顧客折衝力・提案力があれば十分に評価されます。
理由3. 書類選考の通過率が比較的高い
東証スタンダード上場企業の中では書類選考の倍率が低めとされており、書類の完成度が高ければ面接機会を得やすい環境です。ただし面接では具体的な成果数値や再現性のあるエピソードが求められるため、徹底した準備が必要です。
株式会社No.1の主な募集職種
中小企業向けのITソリューション提供を軸とした同社では、以下の職種で採用が行われています。
- IT・通信製品法人営業(主力ポジション、OA機器・セキュリティ製品の提案営業)
- 情報セキュリティ営業(セキュリティ製品の専門営業)
- テクニカルサポートエンジニア(機器設置・設定・保守担当)
- 社内SE(グループ社内インフラ管理)
- 営業事務(見積・受発注・顧客管理)
- 採用担当(人事領域)
- 総務(コーポレート領域)
- テレマーケティングスタッフ(見込み顧客開拓)
職種によって求められる経験・スキルが異なりますので、公式採用サイトで最新の求人情報をご確認ください。
株式会社No.1に向いている人
タイプ1. BtoB営業でキャリアを積みたい人
中小企業との直接取引を通じて、提案力・折衝力・課題解決力を実践的に磨ける環境があります。「営業として確固たるキャリアを積みたい」という人にとっては、早期から裁量を持って動ける環境です。
タイプ2. IT知識を活かして転職したい人
情報セキュリティやOA機器の知識を生かして、販売から保守まで一気通貫で関わりたい人に向いています。IT系の資格を持っていれば評価される場面も多く、専門性をビジネスに活かす経路が明確です。
タイプ3. 安定した上場企業で腰を据えて働きたい人
4期連続増収という安定した財務基盤と、スタンダード市場上場という透明性を重視する転職者に向いています。中小・ベンチャー企業に比べて制度が整っており、長期的なキャリア形成を描きやすい環境です。
タイプ4. 顧客との長期関係を楽しめる人
ルート営業・保守契約を通じて同じ顧客と長期にわたって関係を構築していくスタイルを好む人に向いています。「売ったら終わり」ではなく、アフターフォローを通じてさらに深い関係を築くことに充実感を感じられる人材に評価されやすい職場です。
タイプ5. 手を動かして問題を解決するのが好きなエンジニア
現場でのトラブルシューティングや機器の設定・保守を担うサポートエンジニアには、「問題解決のプロセスを楽しめる」姿勢が求められます。大型開発案件よりも実務的なサポート業務に充実感を見出せる人に向いています。
株式会社No.1に向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、正直に向いていないタイプをお伝えします。
- タイプ:最先端技術の開発・研究を志す人 — 製品の販売・保守が中心であり、ゼロから技術を開発するエンジニア業務は限定的です。テック系スタートアップやSIerの開発部門を検討してください
- タイプ:大企業ブランドを重視する人 — スタンダード市場の中堅企業であり、プレステージブランドを求める場合はフィットしにくいでしょう
- タイプ:完全リモートワークを希望する人 — 顧客先や社内へのオンサイト対応が発生するポジションが多く、フルリモートは難しい場合があります
- タイプ:大型プロジェクトのマネジメントを志す人 — 個別顧客対応が主体のため、数百人規模の大型プロジェクトを指揮する機会は少ない傾向があります
- タイプ:商品知識より戦略立案に注力したい人 — 現場の細かな対応力が求められる環境のため、高度な経営戦略立案よりも実務的なロールが中心です
株式会社No.1の選考対策
選考1. 企業研究は「循環型ビジネスモデル」の理解から
面接で必ずといっていいほど確認されるのが「当社の事業内容をどう理解していますか?」という問いです。単なる販売会社ではなく、保守サポートを通じた顧客関係の深化が競争優位の源泉であることを、自分の言葉で説明できるよう準備してください。
公式サイトのIRページに掲載されている決算説明資料や「No.1ってどんな会社?」のコンテンツを読み込んでおくと、面接官に刺さる回答が作りやすくなります。
選考2. 数字で語れるエピソードを準備する
営業職であれば達成率・受注件数・顧客数など、エンジニア職であれば対応件数・SLA達成率など、定量的な成果を示せるエピソードを複数準備してください。「頑張った」ではなく「何を、どう、どれだけ達成したか」を端的に説明できることが評価されます。
過去の職場での実績が数値化しにくい場合は、行動プロセスと顧客への貢献を具体的に描写することで、再現性のある人材であることを伝えましょう。
選考3. 「なぜIT卸売・中小企業向けか」を明確にする
面接では「なぜメーカーや大手SIerでなく、当社のようなビジネスを選んだか」という質問が来ることがあります。中小企業の経営者・担当者と近い距離で課題解決できることや、製品選定の中立性・顧客ファーストの姿勢といったポイントを、自身の志向と結びつけて説明できると効果的です。
選考4. IT基礎知識のキャッチアップ
IT未経験での応募でも「基本的なPCの知識や情報セキュリティへの関心」は最低限示せることが望まれます。情報セキュリティの基礎(フィッシング詐欺・ランサムウェアの概要など)は事前に調べておき、学習意欲と姿勢を示せると面接での印象が大きく変わります。
選考5. 長期勤務の意志を示す
保守・サポートビジネスの性質上、顧客との関係は長期にわたります。「入社して数年で転職しようと思っている」という印象を与えると採用に不利になりやすいため、「この会社でキャリアを積み、成長したい」という意欲を具体的に示す準備をしてください。
選考6. 企業規模感への適応力をアピールする
大企業経験者の場合、「なぜスタンダード市場の中堅企業に転職するのか?」という疑問を払拭する説明が重要です。「顧客との距離が近い環境で自分の裁量を活かしたい」「事業成長に直接貢献できるフェーズで働きたい」など、ポジティブな理由を明確に用意してください。
株式会社No.1への転職で評価されやすい経験
- BtoB法人営業の実務経験(業種不問、新規開拓・ルート営業ともに評価)
- IT関連製品・ソリューションの提案・販売経験
- 中小企業・個人事業主との取引経験
- 情報セキュリティに関する知識・資格(CompTIA Security+、情報処理安全確保支援士等)
- OA機器・複合機の設置・設定・保守経験
- テクニカルサポート・ヘルプデスク対応経験
- 顧客折衝・契約交渉の実務経験
- 売上目標の達成実績(達成率や受注金額の具体数値が特に重要)
- 資格取得への積極的な姿勢(ITパスポート・基本情報技術者等)
- チームリーダー・マネジメントの経験(リーダーポジション応募時)
- 財務・経理・法務などのバックオフィス実務経験(コーポレートポジション応募時)
- 採用・人事・研修の実務経験(HR系ポジション応募時)
特に評価されやすいのは「中小企業クライアントとの折衝経験」と「目標数値の達成実績の具体的な提示」で、この2点を持つ候補者は書類・面接ともに通過率が高まる傾向があります。
まとめ
株式会社No.1は、循環型ビジネスモデルによって中小企業市場での着実な地位を固めている東証スタンダード上場企業です。2026年2月期も4期連続増収を達成し、情報セキュリティ市場の拡大というテーマとの親和性が高い事業ポートフォリオを持ちます。
転職市場においては、BtoB営業のキャリアを積みたい人や、IT知識を活かして安定企業で働きたい人にとって有力な選択肢です。選考難易度は中程度で、顧客折衝力と数字への意識が高い候補者は比較的通過しやすい環境があります。
一方で、最先端技術の開発・研究を志すエンジニアや、フルリモート勤務を求める方には向いていない場合もあります。自分の志向と企業の求める人材像を照らし合わせた上で、選考に臨むことをお勧めします。
転職エージェントとしての観点からは、「ルート営業でしっかりとした関係を築きながらも、セキュリティという成長市場で専門性を高めたい人」には特にフィットする企業です。キャリア面談でこのような志向が確認できた場合は、積極的に推薦できる先として評価しています。具体的な選考対策や年収交渉については、エージェントへの相談もご活用ください。
