ノムラシステムコーポレーションは、東京・恵比寿に本社を置くERPコンサルティング専門の独立系SIerです。主力製品はSAP社製ERPソフトウェアの導入支援で、要件定義・業務設計・システム構築・保守運用まで一気通貫でサポートします。従業員133名という小規模ながら東証スタンダードに上場しており、2024年12月期の売上高は約32.7億円と着実に規模を拡大しています。
同社の最大の特徴は「SAP×人事領域」に特化した深い専門性です。大手SIerが幅広く手がけるのに対し、ノムラシステムコーポレーションは人事・給与系のSAPソリューションに集中投資しており、大企業クライアントからの信頼を獲得しています。専門特化型のコンサルティング会社として、汎用的なスキルより「尖った専門性」を求める転職者にとって魅力的な選択肢です。
平均年収は約653万円(2024年12月期)で、同規模のIT企業と比較すると高水準です。月残業は20時間以下という口コミが多く、コンサルティング業界でありながらワークライフバランスを保ちやすい環境が整っています。SAPコンサルタントとしてのキャリアを積みたい方、または人事系ERPの専門家を目指す方には特に注目してほしい企業です。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社ノムラシステムコーポレーション |
| 設立 | 1986年2月 |
| 代表取締役 | 野村芳光 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1丁目19番19号 恵比寿ビジネスタワー4F |
| 資本金 | 約3億2,783万円 |
| 従業員数 | 133名(2024年12月期) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3940) |
| 売上高 | 約32.7億円(2024年12月期) |
| 平均年収 | 約653万円(2024年12月期) |
| 平均年齢 | 36.1歳 |
| 平均勤続年数 | 9.5年 |
| 事業内容 | SAP ERPコンサルティング・導入支援・保守運用 |
ノムラシステムコーポレーションは1986年の創業以来、約40年にわたってSAP ERPの導入支援に特化してきた独立系のコンサルティング会社です。2001年に東証スタンダード(当時は東証2部)へ上場を果たし、現在も独立を保ちながら事業を拡大しています。
同社の事業規模は決して大きくはありませんが、特定のドメイン(SAP・人事系)に絞り込んだ専門性によって差別化を図っており、大手製造業・流通業・金融機関を中心に安定した顧客基盤を持っています。自己資本比率は高く、財務的にも健全な状態を維持しています。
主な事業内容
ノムラシステムコーポレーションの事業は大きく「ERPコンサルティング」「導入・開発」「保守・運用サポート」の3軸で構成されています。SAP製品を中心に据えながら、クライアント企業の基幹業務改革を一貫して支援しています。
ERPの導入は単なるシステム構築ではなく、業務プロセスの再設計(BPR)と密接に連動します。同社はこの複雑なプロセスを経験豊富なコンサルタントがリードし、現場定着まで伴走するスタイルを採っています。
ERPコンサルティング・導入支援
SAP S/4HANAをはじめとするERP製品の導入プロジェクトに特化したコンサルティングが中核事業です。要件定義から基本設計・詳細設計・テスト・本番稼働まで、プロジェクトの全工程に関与します。
特に人事・給与モジュール(SAP HCM、SuccessFactors)の領域では業界有数の実績を持ち、大企業の複雑な人事制度をシステムに落とし込むノウハウが強みです。クライアントの多くは上場企業や大手グループ会社であり、プロジェクト規模も大きい傾向があります。
保守・運用サポート
ERP導入後の安定稼働を支えるサポートサービスも同社の重要な収益源です。法改正対応(社会保険・税制改正等)、バージョンアップ対応、障害対応などを継続的に担います。
一度顧客になったクライアントとは長期的な関係が続くため、ストック型ビジネスとしての安定性があります。この保守・サポート事業が同社の業績の下支えとなっており、景気変動への耐性を高めています。
クラウドERPへの対応
SAP社がクラウド移行(SAP Rise with SAP、SuccessFactors等)を推進する中、同社もクラウドERP導入支援に注力しています。オンプレミスからクラウドへの移行支援需要は今後も継続的に発生すると見られており、同社の成長ドライバーの一つとなっています。
マルチクラウド環境への対応、データ移行、セキュリティ設計など、クラウド特有の課題に対応できるコンサルタントの育成・確保を進めています。
業務改革コンサルティング(BPR)
システム導入に先立ち、現状の業務プロセスを可視化・分析し、あるべき姿を設計するBPRコンサルティングも提供しています。「システムに業務を合わせる」のではなく「業務改革とシステム導入を同時に進める」アプローチが同社の差別化ポイントです。
人事領域のBPRでは、評価制度の見直し・勤怠管理の最適化・組織設計の支援なども行っており、純粋なITベンダーを超えた付加価値を提供しています。
ノムラシステムコーポレーションの強み
強み1. SAP人事・給与領域への深い特化
ノムラシステムコーポレーションの最大の強みは、SAP ERPの中でも特に人事・給与モジュールへの集中特化です。大手SIerは広範な領域をカバーしますが、同社は「人事系SAPコンサル」として特定ドメインで圧倒的な専門性を蓄積しています。
転職者にとっては、この専門性の高さがキャリア価値に直結します。SAP HCMやSuccessFactorsの実務経験は市場価値が高く、同社で経験を積んだコンサルタントは転職市場でも引く手あまたです。専門性を武器に独立・フリーランス化する道も開けています。
強み2. 上場企業クライアントとの長期取引実績
同社のクライアントは大手製造業・流通業・金融機関が中心であり、数百億〜数千億円規模の企業とも取引があります。小規模なIT会社でありながら大企業と対等に向き合える実績が、同社の信頼性を示しています。
長期的な保守・サポート契約を結ぶクライアントが多いため、売上の予見性が高く、経営の安定性に貢献しています。コンサルタントとしては「大企業の課題解決に取り組める環境」として、やりがいと成長の両面でメリットがあります。
強み3. ワークライフバランスの充実
コンサルティング業界では長時間労働が常態化しがちですが、同社の月残業時間は20時間以下という口コミが多く、業界内では恵まれた労働環境です。土日休みが基本で、有給取得もしやすい文化が形成されています。
転職者が同社に魅力を感じる理由の一つがこの点です。「専門性を高めながらプライベートも大切にしたい」という中堅エンジニアやコンサルタントにとって、他社と比較した際の競争優位になっています。
強み4. スピーキングアップを許容するフラットな組織文化
社員口コミによると「上司が間違っていると思えば意見を言っても怒られない風土がある」との声が多く、風通しの良さが評価されています。133名という小規模組織の特性上、個人の意見が経営層に届きやすい構造です。
若手・中堅コンサルタントが裁量を持って動けるため、大企業では得られないスピードで成長できる側面があります。意思決定が速く、新しいアイデアを試しやすい環境はキャリア志向の強い人材にとって大きな魅力です。
強み5. 安定した財務基盤と継続配当
同社は自己資本比率が高く、無借金経営に近い財務体質を維持しています。配当性向40%以上の安定配当継続が基本方針であり、株主還元を重視する姿勢が業績の堅実さを示しています。
財務的に健全な企業は雇用安定性も高く、転職先として安心感があります。2024年12月期は売上高・利益ともに成長しており、「小さくても安定した上場企業」として評価できます。
強み6. ERP市場の構造的な追い風
2025〜2027年にかけてSAP ERPのECC(旧バージョン)が保守終了を迎えるため、S/4HANAへのマイグレーション需要が急増しています。この市場の構造変化が同社にとって最大の追い風であり、受注機会の増加と業績拡大につながっています。
IT業界全体がDXに注力する中、基幹系ERPのモダナイゼーションは2030年代まで需要が続くと見込まれます。同社はこの波に乗れる位置にあり、成長ストーリーが描きやすい会社です。
ノムラシステムコーポレーションの年収事情
ノムラシステムコーポレーションの平均年収は2024年12月期実績で約653万円です。従業員133名の平均でこの水準は、同規模のIT企業と比べても高く、SAPコンサルタントとしての市場平均とも合致しています。
年齢別では、20代後半〜30代前半でのキャリアアップ期の収入伸びが特徴的です。資格取得(SAP認定コンサルタント等)やプロジェクト貢献度が評価され、成果次第で昇給スピードが速い傾向があります。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| SAPコンサルタント(入門〜2年) | 450〜550万円 |
| SAPコンサルタント(3〜5年) | 550〜700万円 |
| SAPシニアコンサルタント | 700〜850万円 |
| SAP PMO・プロジェクトマネージャー | 800〜1,000万円 |
| 社内SE(ERP運用担当) | 400〜520万円 |
| プリセールス・セールスエンジニア | 500〜680万円 |
給与制度の特徴
同社の給与制度は基本給+賞与の標準的な構成です。賞与は年2回支給が一般的で、業績連動の要素があります。資格手当については、業務関連の資格取得に対して費用補助があるという口コミ情報があり、SAP認定コンサルタントなどの資格取得が年収アップに直結しやすい仕組みとなっています。
昇給は年1回が基本で、プロジェクトでの実績・スキル習得度・マネジメント能力が評価軸として機能しています。コンサルタントとしてのグレードが上がるとともに年収が伸びる成果主義型の傾向があります。
年収を見る際の注意点
- 平均年収653万円は単体ベースの数値であり、個人差はある程度存在する
- SAPコンサル業界全体では800〜1,200万円の高年収求人も多く、ハイアチーバーは外資系コンサルや大手SIerへの転出も多い
- 残業が少ない分、残業代による底上げは期待しにくい構造
- 中小上場企業のため、大手企業のような福利厚生の充実度は低い傾向
- 資格・スキルによる差異化が年収向上の鍵となる
ノムラシステムコーポレーションの働き方・福利厚生
同社の働き方は「コンサルファームとしては比較的ホワイト」という評価が定着しています。プロジェクト性質上、繁閑差はあるものの、構造的に過労が生じにくい運営スタイルが取られています。
勤務時間・残業 標準労働時間は8時間勤務。月残業は20時間以下という社員口コミが多く、コンサルティング業界平均を大きく下回る水準です。クライアント常駐型プロジェクトでも残業時間は管理されており、休日出勤も少ないとされています。
休日・休暇 完全週休2日制(土日)・祝日休み。年間休日は120日以上を確保しています。有給休暇も取得しやすい雰囲気があり、平均勤続9.5年という数値は「働き続けられる環境」を間接的に示しています。
リモートワーク クライアント常駐型のプロジェクトが多い業態ですが、コロナ禍以降はリモートワークの比率を高めており、ハイブリッド勤務を取り入れている実態があります。社内業務・設計フェーズはリモートで対応できるケースが増えています。
福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費全額支給
- 資格取得支援制度(教材費・受験料補助)
- 各種資格手当
- 健康診断(定期・人間ドック)
- 産前産後・育児休業制度
- 介護休業制度
- フレックスタイム制度(一部適用)
- 社員研修制度
- 年次有給休暇(10〜20日)
- 慶弔休暇
注意点 住宅手当・社宅・独身寮などの住宅系福利厚生は充実していないという口コミがあります。大手企業のような手厚い福利厚生パッケージを期待すると物足りない場合があります。コンサルティング専門会社として、スキルアップ支援に重点が置かれた福利厚生体系です。
ノムラシステムコーポレーションの社風・カルチャー
一言で表すなら「プロフェッショナル主義の小精鋭集団」
ノムラシステムコーポレーションの社風を一言で表すなら「SAP専門家のプロ集団」です。大企業ほどの規模感はなく、営業・マーケティングのきらびやかさもありませんが、技術と顧客対応の深さで差別化する文化が根付いています。上司から部下まで全員が「使えるSAPコンサルタント」であることを基本とし、ゼネラリスト的なキャリア観より専門性重視の価値観が強いです。
社内の雰囲気は落ち着いており、派手さより実直さを重んじる文化があります。顧客に対してもクライアントワークの誠実さを大切にしており、「売れれば何でもいい」という姿勢は見受けられないとの評判です。
評価される人物像
- 専門知識を深め続けられる知的好奇心の持ち主:SAPは製品アップデートが早く、常に学習を続ける姿勢が求められます
- クライアントの業務を深く理解しようとする姿勢:システムを押しつけるのでなく、顧客の業務課題から考えられる人
- 自分の意見を論理的に伝えられる人:フラットな組織のため、自分の考えを発信できるコミュニケーション能力が評価される
- 長期視点でキャリアを考えられる人:平均勤続9.5年という数値が示すように、腰を据えて専門性を積む人が活躍しやすい
表面的なイメージと実態の差
「小さな上場SIer」というイメージから「地味な下請け会社」と思われることもありますが、実態はクライアント対面型のコンサルティング会社です。大手SIerの下請けではなく、エンドクライアントに直接サービスを提供するプライム案件が中心です。また、コンサルファームらしい激務イメージとも異なり、残業管理が適切に行われている点は転職後の期待値ギャップを防ぐ重要なポイントです。
ノムラシステムコーポレーションの転職難易度
難易度:C級(中程度)
ノムラシステムコーポレーションへの転職難易度は業界平均と同等の「C級」と評価します。大手コンサルファームほど高難度ではありませんが、SAP知識や業務系システム経験がない場合は書類通過が難しくなります。
同社の採用は中途採用が主体で、即戦力を重視する傾向があります。未経験分野からの参入は新卒採用か特別な素地がある場合に限られ、一般的には2〜5年程度のIT・コンサル経験者を主なターゲットとしています。
理由1. SAP経験者は明確に有利
SAP ERPの実務経験(特にHCM、SuccessFactors)を持つ候補者は採用優先度が高くなります。同社の事業領域がSAP特化のため、即戦力として機能できるかどうかが採用判断の主軸です。未経験でもJavaや業務システム開発の経験があれば評価されますが、SAPを知っている人材は明確に有利です。
理由2. 小規模組織のため採用枠が限定的
従業員133名の精鋭組織であるため、年間採用数は多くありません。ポジション空き次第では長期待機が必要になるケースもあります。エージェント経由での紹介や、タイミングを見て応募するアプローチが効果的です。
理由3. 人物面・カルチャーフィットの重視
技術力だけでなく、社風に合う人物かどうかが重視されます。「専門性を長期的に磨く姿勢」「クライアントの業務を理解しようとする姿勢」「フラットな組織での自律的な働き方」などが面接で確認されます。転職理由・キャリアビジョンの明確さが選考通過に直結します。
ノムラシステムコーポレーションの主な募集職種
ノムラシステムコーポレーションの採用はSAPコンサルタントが中心ですが、プロジェクト規模に応じてPM・PMO・営業職なども採用があります。
- SAP ERPコンサルタント(HCM/SuccessFactors専門)
- SAP・ERPコンサルタント(会計・在庫・調達モジュール)
- プロジェクトマネージャー(SAPプロジェクト全体管理)
- PMO(プロジェクト管理支援)
- 社内SE(社内システム管理・サポート)
- IT戦略企画(新規サービス企画・事業開発)
- セールスエンジニア・プリセールス(顧客提案・受注支援)
ノムラシステムコーポレーションに向いている人
タイプ1. 「SAP人事系の専門家」としてキャリアを構築したい人
人事・給与領域のERPに特化することで、他社では得られない深い専門性が身につきます。SAPコンサルタントとして市場価値を高めたい人に最適な環境です。
タイプ2. コンサル経験を積みながらワークライフバランスも大切にしたい人
「コンサルタントとして成長したいが、大手ファームほどの激務は避けたい」という願望に応える環境です。残業月20時間以下という実態は業界内で異例の好条件です。
タイプ3. 小規模組織で裁量を持って働きたい人
大企業の歯車になるのではなく、プロジェクトの最初から最後まで関与できる環境を求める人に向いています。133名の小組織では若手でも重要な役割を担えるチャンスがあります。
タイプ4. 安定した上場企業で長く働きたい人
財務体質が健全で、業績も安定成長中の上場企業です。「スタートアップのような不安定さは嫌だが、大企業の官僚的な文化も合わない」という人に適した選択肢です。
タイプ5. 長期的な専門性の蓄積を評価してくれる職場を求める人
平均勤続9.5年が示すように、専門家としてのキャリアを腰を据えて積み上げることを会社が支援してくれます。短期での転出よりも、長期的な価値創出を好む人材が重宝されます。
ノムラシステムコーポレーションに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のためにお伝えします。以下に当てはまる方は入社後のギャップが生じる可能性があります。
- タイプ:多様なプロジェクト経験を求める人:SAP・人事領域特化のため、様々な業界・技術に触れたい人は領域の狭さを感じやすい
- タイプ:大手企業ブランドやネームバリューを重視する人:知名度は高くなく、転職後の名刺効果は限定的
- タイプ:大規模組織でのスケールした仕事を望む人:133名規模では大手SIerのような大型案件は少なく、組織の成熟度も異なる
- タイプ:手厚い福利厚生(住宅手当・社宅等)を重視する人:住宅関連福利厚生の充実度は高くない
- タイプ:短期間で年収1,000万円超を狙う人:外資コンサルや大手SIerほどの爆発的な年収アップは期待しにくい
ノムラシステムコーポレーションの選考対策
1. SAPの基礎知識を事前に整理する
SAP未経験の場合でも、ERPとは何か・SAP製品のラインナップ・SAPが企業にとって持つ価値などを事前に把握しておくことは最低限の準備です。特に人事・給与系モジュール(SAP HCM/SuccessFactors)についての基本知識は、面接での印象に大きく影響します。
公式のSAP Learning Hub(無料枠)を活用して概念を押さえ、「なぜSAPコンサルタントとしてのキャリアを選んだか」を説得力を持って語れるよう準備しましょう。
2. キャリアビジョンを明確に言語化する
小規模な精鋭組織である同社は、「この人は何を目指しているのか」を重視します。「5年後・10年後にどんなコンサルタントになりたいか」を具体的に語れる状態で面接に臨みましょう。
単に「スキルアップしたい」「安定したい」ではなく、「SAP人事領域の専門家として〇〇のような価値を提供できる人材になりたい」という具体性が選考を突破する鍵です。
3. 業務改革(BPR)視点を持っていることをアピールする
ノムラシステムコーポレーションはシステム導入と業務改革を一体で提供する会社です。「システムを入れるだけでなく、業務がどう変わるかを考えられる人材」を求めています。過去の経験の中で業務改善・プロセス改革に関わったエピソードがあれば積極的に伝えましょう。
4. クライアントコミュニケーション能力を示す
コンサルタントとして最も重要な能力の一つが顧客対応力です。「難しい要件を持つクライアントとどう向き合ったか」「クレームや期待値のズレをどう解消したか」などのエピソードを整理して準備しておきましょう。
5. 専門資格の取得を検討する
SAP認定コンサルタント資格(C_HCMTM等)を保有していると、書類通過率が上がる可能性があります。すでに保有している場合は必ずアピールし、取得に向けて学習中の場合もその姿勢を示すことが好印象につながります。
6. 転職理由を前向きに整理する
「前の会社を辞めた理由」より「なぜノムラシステムコーポレーションを選んだのか」を前向きに語れることが大切です。「SAP専門企業でプロフェッショナルとしての専門性を磨きたい」「中小精鋭組織での裁量ある働き方に魅力を感じた」など、同社ならではの選択理由を伝えましょう。
ノムラシステムコーポレーションへの転職で評価されやすい経験
- SAP ERP(特にHCM/SuccessFactors)の実務経験
- ERPのコンサルティング・導入プロジェクト経験(役割不問)
- 人事・給与・労務関連業務の実務知識
- 業務要件定義・基本設計・詳細設計の経験
- クライアントヒアリング・要求整理の経験
- システム結合テスト・UAT(ユーザー受入テスト)の経験
- プロジェクトマネジメント経験(PMO含む)
- SAP認定コンサルタント資格の保有
- 業務改革(BPR)への関与経験
- 基幹業務パッケージ(SAP以外も含む)の導入経験
- SQL/データ移行の実務経験
- 上流工程(要件定義〜基本設計)での顧客折衝経験
- 法改正対応・社会保険系システムの知識
**特に評価されやすいのは「SAP HCM/SuccessFactors経験者」と「人事業務の実務知識とIT知識を両方持つハイブリッド人材」です。**この掛け合わせは市場全体でも希少であり、同社では即戦力として最も重宝される人材像です。
まとめ
ノムラシステムコーポレーションは、SAP ERPの人事・給与領域に特化した東証スタンダード上場の独立系コンサルティング会社です。従業員133名という規模ながら、大手クライアントへのプライム案件を多数担い、平均年収653万円・残業月20時間以下という好条件を実現しています。
転職先として特に魅力的なのは「専門性を深めながらワークライフバランスを保てる」という他社では両立しにくい要素を両立している点です。大手コンサルファームのような華やかさはありませんが、腰を据えてSAPコンサルタントとしてのキャリアを構築したい人には理想的な環境です。
一方、多様な経験・大企業ブランド・手厚い福利厚生を重視する方には物足りない面もあります。自分の転職優先軸と同社の特性を照らし合わせて検討することが重要です。
SAP人事系ERPへの転職を検討している方は、ぜひノムラシステムコーポレーションを候補リストに加えてみてください。専門性を武器に長く活躍できる環境が用意されています。あなたのキャリアの次のステップとして、同社での経験が大きな資産になる可能性があります。
