「非鉄金属のリサイクルを専業とする上場企業」と聞いても、ピンとこない人がほとんどだろう。しかし国内ではその分野で唯一の上場企業が存在する。それが株式会社MERFだ。富山県射水市という北陸の地から、廃棄された銅スクラップを回収し、再び産業原料として甦らせる循環型ビジネスを約80年近く続けてきた企業である。
旧社名の「黒谷株式会社」から2025年1月に現社名へと変更し、サステナビリティ時代における「リサイクル専業」というポジションを前面に押し出した戦略を歩んでいる。銅合金の製造・販売という一見地味に見えるビジネスの裏には、船舶産業・電気電子産業・鋳造業など重要産業を支える静かな強さがある。
転職市場でMERFを知る求職者はまだ少ないが、環境・リサイクル・素材産業の交差点に位置するこの企業は、サステナビリティ志向のキャリアを考える人にとって注目すべき存在だ。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社MERF(旧:黒谷株式会社) |
| 設立 | 1967年4月(前身の黒谷商店は1946年創立) |
| 代表者 | 代表取締役社長 黒谷暁 |
| 本社所在地 | 富山県射水市奈呉の江12番2 |
| 資本金 | 10億円 |
| 連結従業員数 | 約121名程度(2025年時点) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3168) |
| 連結売上高 | 約821億円程度(直近期) |
| 平均年収 | 約609万円程度(報告ベース) |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 勤続年数 | 非公開 |
| 主な事業内容 | 非鉄金属事業(インゴット製造・リサイクル原料)、美術工芸事業 |
MERFは1946年に黒谷商店として非鉄金属材料の販売を開始し、1967年に法人化して黒谷株式会社となった。その後80年近くにわたり非鉄金属リサイクルの専業会社として歩み続け、2011年に東証スタンダード市場(当時は東証二部)へ上場を果たした。本社が富山県射水市という北陸の地にありながら、LMEの銅相場と連動しながらグローバルな資源循環の一端を担う企業として成長してきた。
2025年1月に商号を「株式会社MERF」に変更。「Metal(金属)・Recycle(リサイクル)・Future(未来)」を表す頭文字で、リサイクル事業を通じた持続可能な社会の実現という企業の存在意義を社名そのものに込めた。売上高が800億円台に及ぶのは、銅スクラップの市況価格に連動したビジネスモデルの特性による。従業員規模が120名程度であることを考えると、1人あたりの生産性・扱い金額が極めて大きい点が特徴的であり、それだけ専門人材一人ひとりの仕事の重みが大きい企業だといえる。
主な事業内容
MERFの事業は大きく「非鉄金属事業」と「美術工芸事業(その他事業)」に区分される。圧倒的なウェイトを占めるのは非鉄金属事業だが、美術工芸事業は独立したブランドを持つ異色の存在だ。
インゴット製造・販売事業
銅スクラップや銅合金スクラップを回収・溶解・精製し、銅合金インゴット(铸塊)として製造・販売する事業。同社が特に強みを持つのが船舶用スクリュー(プロペラ)向けの銅合金インゴットで、この分野では国内トップクラスの実績を誇る。
船舶推進システムに使われるスクリューは、耐海水性・強度・加工性を兼ね備えた高品質な銅合金が必要で、製造歴の長さと技術の蓄積が参入障壁になっている。MERFの長年の実績がこのニッチ市場での競争優位を支えている。
リサイクル原料加工・販売事業
銅・銅合金スクラップを回収し、分別・裁断・梱包などの加工処理を行ったうえで、銅メーカーや鋳造業者向けのリサイクル原料として販売する事業。廃棄物処理の視点ではなく「資源の再生・再利用」として循環させることが核心だ。
銅は再生効率が極めて高い素材であり、リサイクル率の高さが環境面での優位性につながる。グローバルで銅の需要が電気自動車・再生可能エネルギー・半導体分野で増加傾向にある中、国内での回収・加工拠点としてのMERFの役割は今後も重要であり続ける。
美術工芸事業(慶聚ブランド)
「慶聚(けいしゅう)」ブランドのもと、金属鋳造技術を活かした美術工芸品・記念品・建築装飾品などの製造・販売を行う事業。銅合金の精密鋳造技術は、工業品だけでなく芸術品にも応用できる高度な技術だ。
この事業はMERFのグループ売上に占める比率こそ小さいが、「金属鋳造のプロ集団」というブランドイメージの形成に貢献している。寺社仏閣の仏具・梵鐘・記念像のような伝統工芸品から現代的な装飾品まで幅広く手掛ける希有な領域だ。
MERFの強み
強み1. 非鉄金属リサイクル専業の唯一の上場企業
「銅・銅合金のリサイクルに専業特化した上場企業は国内でMERFのみ」という希少性は、転職市場においても大きな意味を持つ。類似のビジネスモデルを持つ競合他社が上場企業として存在しない以上、この分野でのキャリアを積みたいなら実質的にMERF1択になる。
転職者にとっては、「業界特有のスキルが他社で役立たない」リスクもあるが、逆に言えば「この領域のプロとして国内でのポジションが確立しやすい」という強みに転換できる。
強み2. 船舶用スクリュー向け銅合金インゴットの技術蓄積
船舶のスクリュー(推進器)に使われる銅合金は、品質・精度・耐腐食性において非常に厳格な要求がある素材だ。MERFはこの特殊ニッチ市場で長年の実績を築いており、技術・品質管理の蓄積は容易には模倣できない。造船業界との長期取引関係は安定的な収益基盤を提供している。
強み3. 環境・リサイクル需要の拡大という追い風
脱炭素・循環型経済への移行が世界規模で加速する中、金属リサイクルの重要性は年々高まっている。銅は電気自動車・再生可能エネルギー・半導体製造に不可欠な「緑の金属」と呼ばれ、その需要は長期的に増加が見込まれる。リサイクル専業のMERFはこのトレンドの受益企業として位置づけられる。
強み4. 長年の地域密着による原料調達ネットワーク
銅スクラップの安定調達は、リサイクルビジネスの生命線だ。MERFは富山・北陸を中心とした長年の原料調達ネットワークを持ち、スクラップの回収・買取体制を確立している。原料の安定確保という「川上の競争優位」が、加工・販売の安定経営を下支えしている。
強み5. 美術工芸という異色の専門性が生むブランド価値
「慶聚」ブランドの美術工芸事業は、売上規模は小さいながら「MERFの金属加工技術の深さを示す看板」として機能している。寺社仏閣や公共建築物向けの装飾品制作というプレステージな事業は、採用・PR面でもユニークな訴求点となる。金属鋳造技術者としての誇りを持てる職場環境が形成されている。
強み6. 商号変更によるブランド刷新と新フェーズへの移行
2025年1月の「MERF」への商号変更は、単なる名前の変更ではなく、「リサイクルで未来をつくる」という企業アイデンティティの再定義だ。長年の「黒谷株式会社」というブランドから脱皮し、サステナビリティ時代に向けたポジショニングを明確にしたことで、採用においても「環境志向の若手人材」に訴求しやすくなっている。
MERFの年収事情
MERFの平均年収は報道ベースで約600万円程度とされている。製造業・リサイクル業界の中では標準的な水準だが、従業員規模が100名程度と小さいため、職位・職種による個人差が大きい。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ(目安) |
|---|---|
| 営業(金属資材) | 370〜620万円 |
| 生産技術・製造スタッフ | 360〜580万円 |
| 品質管理・検査 | 380〜600万円 |
| 購買・物流・在庫管理事務 | 360〜560万円 |
| 管理職・マネージャー | 600〜900万円 |
| 経理・財務事務 | 370〜580万円 |
| 美術工芸職人・鋳造技術者 | 350〜580万円 |
※上記は公開情報・業界水準をもとにした推計であり、実際の給与は職位・経験等により異なる。
給与制度の特徴
MERFは中小規模のメーカー的な組織文化を持ち、給与は年功要素を含みながらも専門技術・実績が評価されやすい体系と推察される。銅相場に連動した売上規模の変動があるため、賞与は業績連動要素が含まれると考えられる。詳細は採用選考の際に確認することを推奨する。
年収を見る際の注意点
- 従業員数が約120名と少人数のため、平均年収は数名の管理職の影響を受けやすい
- 銅市況(LME価格)の変動が業績・賞与に影響する可能性がある
- 富山県射水市が主拠点のため、地方勤務ベースの給与水準となる
- 美術工芸部門と非鉄金属部門では職種・年収の性質が異なる点を確認することが必要
MERFの働き方・福利厚生
MERFは製造業・リサイクル業の性質上、工場・製造現場を中心とした働き方が基本となる。富山県射水市の本社・製造拠点での勤務が主であり、地方勤務前提のライフスタイルを整えることが重要だ。北陸新幹線の延伸により富山へのアクセスは以前より向上しており、Uターン・Iターン転職の受け皿としての環境も整いつつある。
勤務時間・休日
- 製造現場は交替勤務・シフト制が含まれる可能性がある
- 事務・営業職は標準的な月〜金勤務が基本
- 年間休日は業界標準(105〜120日程度が多い)
リモートワーク
- 製造・品質管理・鋳造技術職はリモートワーク不可
- 営業・経理等の管理部門では部分的なリモート対応の可能性があるが、詳細は要確認
福利厚生(公開情報・業界水準参考)
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 退職金制度(詳細は選考時確認推奨)
- 通勤手当
- 家族手当(規定による)
- 住宅手当(規定による)
- 健康診断・産業医制度
- 研修制度(新入社員研修・OJT)
- 慶弔見舞金制度
- 社員食堂または食事補助(製造拠点向け)
- 作業服・安全靴等の支給(製造職)
注意点 銅スクラップの取り扱いや溶解・鋳造工程は、安全管理・作業環境への注意が特に求められる職場だ。製造現場職への転職希望者は、作業安全基準への理解と現場適応力が必要であることを念頭に置いてほしい。
MERFの社風・カルチャー
一言で表すなら「職人気質のリサイクル専門集団」
MERFの社風を一言で表すなら「職人気質のリサイクル専門集団」だ。創業80年近くにわたり非鉄金属一筋で事業を続けてきた歴史が、「この仕事のプロであることへの誇り」という文化を醸成している。大企業の華やかさはないが、長年の技術蓄積と業界での確固たる地位に裏打ちされた静かな自信がある組織だ。
評価される人物像
- 素材・製造・リサイクル技術に真摯に向き合える人
- 地道な品質向上・工程改善に積み重ねを楽しめる人
- 銅相場など市況変動を冷静に分析してビジネスに活かせる人
- 小規模組織での幅広い業務をこなせるマルチプレイヤー
- サステナビリティ・環境貢献に価値を感じられる人
表面的なイメージと実態の差
「リサイクル業=廃品処理業者」というイメージは大きな誤解だ。MERFは産業素材の循環を担う高度な製造・加工業であり、銅合金インゴット製造は品質管理・冶金技術・成分分析など専門的な技術力が求められる。また「地方の中小企業」という先入観も当てはまらない。東証スタンダード市場に上場し、売上高800億円規模の事業体として、着実な経営管理が行われている。
MERFの転職市場でのポジション
銅・非鉄金属業界は転職市場での知名度が低く、「MERF(または旧・黒谷)を受けたい」と自発的に動く求職者は多くない。しかしエージェント経由で「リサイクル専業の上場企業」「船舶材料向け高品質インゴット」という話を聞いた瞬間に関心を示す層が一定数いる。特に製造業・素材業界のバックグラウンドを持ち、「大企業の歯車ではなく専門家として全体を担いたい」という志向の人にとって、MERFの採用枠は希少な機会となる。
転職エージェントを活用することで、非公開求人や採用タイミングに関する情報を早期に取得できる可能性がある。MERFのような小規模優良企業は採用窓口が限られるため、エージェント登録は転職活動の第一歩として強く推奨される。
MERFの転職難易度
難易度:B〜C級(中程度〜やや低め)
MERFへの転職難易度は知名度の低さゆえに競争率は比較的低い一方、非鉄金属・製造・リサイクル業界の専門知識が問われる点で、業界外からの参入にはキャッチアップが必要だ。
理由1. 非鉄金属・リサイクル業界の専門知識がないと難しい職種がある
鋳造・溶解・品質管理・成分分析など製造現場の専門職は、業界経験や材料工学の素地がないと即戦力になりにくい。一方で営業・経理・調達などコーポレート系職種は他業界からの転身が比較的しやすい。
理由2. 富山県勤務前提の採用が多い
本社・製造拠点が富山県射水市に集中しているため、居住地の変更が必要になる転職者は多い。Uターン・Iターン転職として検討する候補者にとっては逆に大きな機会だ。
理由3. 組織規模が小さく採用枠が限られる
従業員120名程度の組織規模では、年間の採用枠は必然的に少ない。求人が出ているタイミングを見極めて応募する必要がある。転職エージェントへの登録を通じて非公開求人情報を取得することも有効だ。
MERFの主な募集職種
小規模組織ゆえに採用職種は絞られるが、以下のような職種での採用が行われている。
- 金属リサイクル営業(スクラップ回収・インゴット販売)
- 製造・鋳造技術職(銅合金インゴットの製造・品質管理)
- 品質管理・検査スタッフ(金属分析・成分検査)
- 購買・物流・在庫管理事務(スクラップ原料の調達・在庫管理)
- 美術工芸職人(鋳造技術を活かした美術工芸品制作)
- 経理・財務事務(会計処理・銅市況連動の損益管理)
- 営業事務(受発注・出荷管理)
- IR担当(投資家向け情報開示・株主対応)
MERFに向いている人
タイプ1. 素材・リサイクル産業でキャリアを積みたい人
「モノのサイクルを支える仕事をしたい」「資源循環という社会インフラを担いたい」という志向を持つ人に向いている。MERFでの経験は、素材産業・リサイクル業界でのキャリアの強固な礎になる。
タイプ2. 専門技術を深堀りしたい職人気質の人
銅合金の冶金技術・鋳造品質管理・スクラップ分析など、専門技術を極める喜びを感じられる人に向いている。大量採用・ジョブローテーションを繰り返すより、同じ専門性を磨き続けたい人のための職場だ。
タイプ3. サステナビリティ・環境貢献をキャリアの軸にしたい人
金属リサイクルは循環型経済の中核を担う事業であり、「仕事を通じて環境問題に具体的に貢献したい」という価値観を持つ人には大きなやりがいがある。MERFの社名自体が「リサイクルで未来をつくる」という宣言であり、仕事の意味付けが明確だ。
タイプ4. 北陸・富山でのキャリアを描いている人
Uターン・Iターン転職希望者、あるいは富山・北陸エリアで腰を落ち着けてキャリアを積みたい人に向いている。射水市という地方都市での暮らしと、上場企業での安定したキャリアを両立できる珍しい選択肢だ。
タイプ5. 独自ニッチ市場でポジションを確立したい人
「非鉄金属リサイクル専業の上場企業唯一の存在」というポジションは、そこで積んだ経験と実績が業界内で唯一無二の価値を持つことを意味する。ニッチトップ企業でのキャリアを好む人にとって理想的な環境だ。
MERFに向いていない人
批判ではなく、ミスマッチ防止のために向いていない人物像も率直に整理する。
- タイプ:都市部・大規模組織での勤務を前提にしている人 主力拠点が富山県射水市であり、東京・大阪での勤務を希望する人には合わない。首都圏・大都市圏でのキャリアを描いている人はエリアの観点で選択肢から外れる可能性が高い
- タイプ:幅広い業種・事業に関わりたいマルチキャリア志向の人 非鉄金属リサイクルという単一専門に特化した企業のため、多業種・多事業の経験を積みたい人には狭い環境に感じるかもしれない。ジョブローテーションで多様な経験を積みたい人には向かない
- タイプ:急速な組織拡大・大量採用環境を求める人 120名程度の安定した規模の組織であり、急成長するスタートアップ的な環境とは異なる。爆発的な事業拡大よりも着実な専門性の深化を重視する文化の組織だ
- タイプ:デジタル・IT・サービス業界でのキャリアを想定している人 製造・リサイクル業の現場中心の文化であり、ITサービス業界の感覚とは大きく異なる。テクノロジー起点のビジネスを期待するとミスマッチが生じやすい
- タイプ:銅市況リスクへの感受性が低い人 LME銅価格の変動が直接業績に影響するビジネスモデルのため、コモディティ相場に敏感に対応できるメンタリティが必要だ。「相場のことはよくわからない」という姿勢では、業績変動に対するストレスを抱えやすくなる
MERFの選考対策
1. 非鉄金属・銅リサイクル業界の基礎を学ぶ
LME(ロンドン金属取引所)の銅価格・銅スクラップの種類(1号銅・2号銅など)・インゴット製造工程など、業界固有の用語と仕組みを事前に調べておく。「銅のリサイクル率が高い理由」「船舶スクリューに銅合金が使われる理由」を説明できると好印象だ。面接前にMERF公式サイト(https://www.merf.co.jp/)の「これでわかる!MERF」コンテンツや有価証券報告書を一読することで、面接官との共通言語をつくれる。
2. 環境・サステナビリティへの共感を示す
「Metal Recycle Future」という社名の意味を深く理解し、「なぜリサイクル専業企業で働きたいのか」という動機を言語化しておく。単なる「安定していそう」ではなく、「資源循環というミッションに共感して選んだ」という志望動機が面接官の心に響く。
3. 製造業・素材業界での実務経験をアピールする
品質管理・製造工程管理・原材料調達など、製造業での経験があれば積極的にアピールしたい。特に「不良品を減らす工夫をした」「原料コストを下げるための工夫をした」といった具体的なエピソードが評価されやすい。
4. 富山・射水への移住意欲を明確に示す
「なぜ富山で働きたいのか」を明確に話せることが採用担当への信頼感につながる。Uターン転職なら地元への思い、Iターン転職なら地方での生活スタイルへの憧れや具体的な計画を示すことが重要だ。
5. 長期勤務への意欲を伝える
120名規模の組織において採用1名の重みは大きく、採用担当は「長く貢献してくれるか」を強く意識する。「10年以上のキャリアをここで積みたい」という長期志向のメッセージが好意的に受け取られる。
6. 少人数組織でのマルチタスク対応力を示す
大企業と違い、小規模組織では「自分の担当範囲外にも積極的に関与する」姿勢が求められる。過去の仕事でマルチタスクを処理した経験や、組織横断的に動いた経験を具体的に語ることが有効だ。
MERFへの転職で評価されやすい経験
- 非鉄金属(銅・アルミ・鉛・亜鉛等)の製造・加工・販売経験
- 金属スクラップ・リサイクル業界での実務経験
- 素材メーカーでの品質管理・成分検査の経験
- 鋳造・溶解・金属精製に関わる製造技術経験
- 化学・材料工学・冶金学のバックグラウンド(大学・専門学校含む)
- 製造業における原材料調達・サプライヤー管理経験
- コモディティ(金属・原油等)の相場分析・リスク管理経験
- 船舶・海洋関連産業での技術・営業経験(スクリュー用途の知識がある場合)
- 環境・廃棄物処理業界での実務経験
- 美術・工芸・鋳造技術に関わる職人的な技術経験(美術工芸部門向け)
- 中小規模メーカーでの総合的な業務経験(マルチタスク経験)
- 上場企業のIR・投資家対応経験(コーポレート部門向け)
特に評価されやすいのは、銅・非鉄金属の製造・加工または販売に直接関わった実務経験者と、金属スクラップのリサイクル工程を知っている人材だ。業界固有知識が即戦力評価に直結する職場であり、業界経験のある人材は入社後の立ち上がりが格段に早くなる。
まとめ
MERFは「銅・銅合金リサイクルの専業上場企業」という唯一無二のポジションで80年近くの歴史を持つ、北陸富山の隠れた専門商社・メーカーだ。2025年の商号変更を機にサステナビリティ時代への適応を明確にし、環境・リサイクル需要という追い風を受ける成長局面にある。
転職者にとって、MERFが提供するのは「希少なニッチ市場での専門性」「サステナビリティ貢献という仕事のやりがい」「北陸・富山でのキャリアと生活の安定」という三つの価値だ。都市部の大企業では味わえない「自分がいなければ回らない」という職場の実感と、上場企業としての経営の透明性を両立できる環境がある。
銅スクラップという「廃棄物」を産業の礎となる素材に生まれ変わらせる仕事に携わることは、サステナビリティ時代のキャリアとして確かな意味を持つ。「大きく派手である必要はない。自分の専門領域で日本唯一であり続けたい」という志を持つ人には、MERFはそのキャリアの答えになり得る企業だ。
銅をはじめとする非鉄金属は、電気自動車の普及・太陽光発電の拡大・5G通信インフラの整備など、これからの社会を支えるあらゆる場面で不可欠な素材だ。その需要の増大とともに、リサイクル原料の重要性もさらに高まっていく。MERFが取り組む「使われた銅を再び使えるかたちに甦らせる」という仕事は、単なるリサイクル処理ではなく、産業の未来を支える静かな技術力の積み重ねそのものだ。
非鉄金属・リサイクル業界への転職を真剣に考えるなら、まずはMERFの採用情報とIR資料に目を通してみてほしい。そこには、一見地味に見えて実は深い、日本の産業を支える仕事のリアルが詰まっている。金属が循環し続ける限り、MERFの仕事は終わらない。
