株式会社フィナンシェは、2019年1月に設立されたWeb3スタートアップです。「夢を持つ人が夢を追える社会をつくる」をミッションに掲げ、トークン発行型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」を運営しています。サッカーJリーグクラブや本田圭佑氏のような著名スポーツ選手、さらにはエンタメ・クリエイターコミュニティが独自トークン(コミュニティトークン)を発行し、ファンとともにプロジェクトを育てるという、従来のクラウドファンディングとは一線を画すビジネスモデルで注目を集めています。

代表取締役CEOの國光宏尚氏は、モバイルオンラインゲーム企業「株式会社gumi」を東証一部(現・東証プライム)に上場させた連続起業家です。Web3・メタバース領域で複数の企業を兼任しながらフィナンシェを率いており、そのビジョンと業界ネットワークがFiNANCiEの成長を牽引しています。累計調達額は24億円超に達し、2023年にはコインチェックでのIEO(Initial Exchange Offering)によりFiNANCiEトークン(FNCT)が暗号資産市場に上場しました。

スポーツの世界では湘南ベルマーレが国内プロスポーツチームとして初めてFiNANCiEを活用し、エンタメではKAMITSUBAKI DAOが1億3,573万円という史上最高額の調達を達成するなど、プラットフォームとしての実績が積み上がっています。従業員数31名(正社員・2025年7月時点)という小さな組織で、これほど多様なプロジェクトを支えている点にこそ、フィナンシェという会社の実力が凝縮されています。

企業概要

項目内容
会社名株式会社フィナンシェ
設立2019年1月23日
代表取締役CEO國光宏尚(くにみつ ひろなお)
本社所在地東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
資本金約1億円(資本準備金含む、2025年5月末時点)
従業員数31名(正社員・2025年7月時点)/約60名(業務委託・副業含む)
上場区分非上場(FiNANCiEトークン(FNCT)はコインチェックにてIEO上場済み)
売上高約7億8,600万円(2025年5月末時点、非公式情報)
平均年収非公表
平均年齢35歳程度(Greenの掲載情報より)
勤続年数非公表
事業内容トークン発行型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」の運営、NFT企画・支援

株式会社フィナンシェは非上場企業です。ただし、2023年3月には暗号資産取引所コインチェックにてIEO(Initial Exchange Offering)を実施し、FiNANCiEプラットフォームのネイティブトークンである「FiNANCiEトークン(FNCT)」が暗号資産市場に上場しています。これは株式上場(IPO)とは異なりますが、プロジェクトの透明性を高め、トークン保有者との長期的な利益共有を実現する画期的な取り組みです。

累計資金調達額は24億円超(2023年4月1stクローズ時点)に達しており、B Dash VenturesやInfinity Ventures Crypto(IVC)などの有力VCに加え、丸井グループ・J.フロントリテイリングといった大手企業を投資家に迎えています。このような事業会社との資本提携は、単なる資金調達にとどまらず、リアル商業施設やサービスとの連携による新たな価値創出という観点でも注目に値します。

主な事業内容

フィナンシェの事業の核は、トークン発行型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」の一点です。このプラットフォームを起点に、NFT事業やコミュニティ運営支援など周辺領域へと展開しています。「10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現」を長期ビジョンに掲げ、Web3技術を活用したまったく新しいファンエコノミーの構築を目指しています。

トークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」

FiNANCiEの中核機能は、オーナー(夢を持つ個人・チーム)が独自のコミュニティトークン(CT)を発行・販売し、サポーター(ファン)がそのトークンを購入することで資金提供とコミュニティ参加を同時に実現する仕組みです。トークン価格はBancorプロトコルを応用したアルゴリズムによって自動決定され、初回発行はダッチオークション方式を採用しています。

単なる「支援」で終わらないのがFiNANCiEの特徴です。トークン保有者は限定コンテンツの閲覧・ライブ参加・投票権の行使・NFTやデジタルアイテムの取得など、コミュニティ内での特別な体験を得られます。2024年時点で350以上のコミュニティが稼働し、コミュニティメンバーは約10万人に達しています。

スポーツトークン

スポーツクラブのファンエコノミー形成がFiNANCiEの代表的なユースケースです。湘南ベルマーレが国内プロスポーツチームとして初めてFiNANCiEを活用し、初回販売で500万円以上を調達しました。その後、鎌倉インターナショナルFC・渋谷FC・ザスパクサツ群馬・YSCC横浜など多数のサッカークラブが参加。本田圭佑氏も「KSK HONDA」コインを発行(2020年)しており、2022年12月時点でスポーツ関連だけで86件以上のトークン発行実績があります。

エンタメ・クリエイタートークン

エンタメ領域では、仮想都市「神椿市」のメタバース共創Web3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」がFiNANCiE史上最高額の1億3,573万円を調達しています。映画プロジェクト「YOAKE FILM」も約1億円・5,000人超の参加者を集めました。日本最大級のDAO「Ninja DAO」もFiNANCiEを活用しており、クリエイター・コンテンツ・コミュニティをつなぐプラットフォームとして確固たる地位を築いています。

NFT事業

ブロックチェーンを活用したNFT企画・発行支援も手がけており、トークンとNFTを組み合わせたコミュニティ価値の設計が強みです。デジタルアイテムの配布やユーザーレベル制度と連動させることで、コミュニティへの継続的な関与を促す仕組みを提供しています。

株式会社フィナンシェの強み

強み1. 国内Web3クラウドファンディング市場での先行者優位

FiNANCiEは国内でトークン発行型クラウドファンディングのパイオニアとして市場を開拓してきました。2019年のサービス開始以来、350以上のコミュニティ・10万人規模のユーザーベースを構築しており、後発の競合が容易に追いつけない規模のネットワーク効果を持っています。特にスポーツ領域では国内初のファントークン活用実績(湘南ベルマーレ)を持つことが、新規クラブの獲得営業において強力な訴求ポイントになっています。

転職者にとっての意義は、「市場を自ら作ってきたチーム」に加われるという点です。既存市場でのシェア争いではなく、制度・慣行・事例のすべてをゼロから構築してきた経験は、他では得難いキャリア資産になります。

強み2. IPO・IEO双方の経験を持つ経営チーム

代表の國光宏尚氏は株式会社gumiを2014年に東証一部上場に導いた実績を持ちます。さらにFiNANCiEでは2023年にコインチェックでのIEOを成功させており、伝統的な資本市場とWeb3市場の両方に精通した稀有な経営者です。この知見は資金調達・規制対応・投資家関係構築において大きな競争優位となっています。

こうした経営陣のもとで働くことは、スタートアップのダイナミズムとともに、資本市場に対するリアルな視座を身につける機会でもあります。「なぜこの意思決定をするのか」が論理的に説明される環境は、キャリア初期〜中期の成長実感に直結します。

強み3. 大手事業会社との資本提携による事業シナジー

2023年の資金調達では、丸井グループ・J.フロントリテイリングという日本を代表する小売企業が戦略的投資家として参入しました。これはFiNANCiEの「バーチャルコミュニティとリアル空間の融合」という方向性を象徴する動きです。百貨店や商業施設とのコラボレーションによる新たなファン体験の創出は、Web3業界の多くの企業が描いているが実現できていない領域です。

強み4. 完全フルリモート・副業許可による多様な人材集積

全国どこからでも働ける完全フルリモート体制を実現しており、地方在住の優秀な人材や、他の仕事と並行してWeb3にコミットしたい副業人材を幅広く受け入れています。「約60名(業務委託・副業含む)」という数字は、30名の正社員組織が同等規模の外部人材を引き寄せていることを示しており、柔軟な雇用形態がタレント集積の武器になっています。

強み5. ブロックチェーン技術への組織的投資

社内では毎週ブロックチェーン勉強会が開催されており、エンジニア以外のビジネス職・マーケティング職も参加しています。「技術を理解したビジネスパーソン」「ビジネスを理解したエンジニア」が共存する組織文化は、Web3サービスの設計・改善において大きな力を発揮します。技術的なモノカルチャーになりがちなWeb3企業の中で、この横断的な学習文化は差別化要因です。

強み6. 累計24億円超の調達と継続的なエコシステム拡大

複数ラウンドにわたる資金調達により、サービス開発・パートナー開拓・マーケティングへの継続投資が可能になっています。FiNANCiEトークン(FNCT)のIEO成功によってトークンエコノミーとしての循環も始まっており、プラットフォーム上の活動が増えるほどFNCTの価値にも影響する設計は、ユーザー・オーナー・運営会社の利益を一致させる仕組みです。

株式会社フィナンシェの年収事情

フィナンシェは非上場企業のため、有価証券報告書等による公式の平均年収データは非公表です。過去の求人掲載情報や業界水準から推計される職種別レンジを参考として示しますが、現時点での公開求人が限られるため、実際の条件は選考過程での確認が必須です。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ(推計)
バックエンドエンジニア700万〜1,100万円程度
フロントエンドエンジニア650万〜950万円程度
ブロックチェーンエンジニア800万〜1,200万円程度
フルスタックエンジニア750万〜1,100万円程度
事業開発600万〜900万円程度
マーケティング550万〜800万円程度
カスタマーサクセス450万〜700万円程度
プロダクトマネージャー700万〜1,000万円程度

※上記はwithB等の過去求人情報および同規模Web3スタートアップの市場水準をもとにした推計です。実際の条件は個人のスキル・経験・交渉次第で変動します。

給与制度の特徴

フィナンシェはスタートアップとして、個人のスキルと貢献度に基づく実力主義的な報酬設計を採用していると考えられます。固定給に加え、ストックオプション等の株式報酬が提供される可能性がありますが、詳細は非公表です。ブロックチェーン・スマートコントラクト・Web3インフラに精通したエンジニアは市場価値が高く、特に希少スキルを持つ人材は交渉力を持って臨めるポジションです。

年収を見る際の注意点

  • 非上場スタートアップのため公式年収データは存在しない。求人票・エージェント経由の情報はあくまで参考値として扱う
  • ストックオプションや暗号資産報酬(FNBTトークン等)が給与パッケージに含まれる可能性がある。現金報酬との組み合わせで実態を評価する必要がある
  • 規模31名の組織のため、役職・等級制度の整備は大企業と比べて発展途上の可能性がある
  • 副業・業務委託から始まるケースもあり、正社員転換後の条件は事前の確認を怠らないこと

株式会社フィナンシェの働き方・福利厚生

勤務時間・休日

  • 勤務形態:フレックスタイム制(コアタイム12:00〜16:00)
  • 休日:土日祝日・年末年始・有給休暇(詳細非公表)
  • 残業:月10時間程度(OpenWorkの口コミより)。スタートアップとしては比較的少ない水準とされる

リモートワーク

完全フルリモートを実現しており、全国各地から参加しているメンバーがいます。出社ルールの詳細は非公表ですが、採用情報では「場所を問わず働ける環境」を明示的に訴求しています。英国・フランス・マレーシア・中国国籍のメンバーも在籍しており、グローバルな働き方を志向する人にとっても魅力的な環境です。

主な福利厚生

  • 完全フルリモートワーク
  • フレックスタイム制(コアタイム12:00〜16:00)
  • 副業・兼業許可
  • 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 週次ブロックチェーン勉強会(エンジニア以外も参加可)
  • 書籍購入補助(非公表・スタートアップ標準として推定)
  • PC・機材支給
  • フレキシブルな採用形態(正社員・業務委託・副業)
  • 多国籍メンバーとの協働環境
  • Web3・NFT・トークンの最先端プロジェクトへの参加

注意点

31名規模の組織のため、大企業のような体系的な福利厚生制度は整備途上の可能性があります。ライフステージ別の支援(育児支援・介護支援等)や退職金制度については採用面接で確認することを推奨します。スタートアップ特有のスピード感を楽しめる反面、制度・プロセスは「作りながら進む」環境であることを前提に入社することが重要です。

株式会社フィナンシェの社風・カルチャー

一言で表すなら「ファースト・ペンギン集団」

フィナンシェが掲げる3つのバリューは「Open Communication」「One Step Beyond」「First to Try, First to Fail, First to Recover」です。特に3番目が象徴的で、「誰よりも早く挑戦し、誰よりも早く失敗し、誰よりも早く復活する」という姿勢を組織の行動原則として打ち出しています。これは単なる掛け声ではなく、IEOという新たな資金調達手法を国内でいち早く実践してきた会社の実態そのものです。

平均年齢35歳程度・20代〜40代の幅広い層で構成されており、Web3業界としてはやや落ち着いた年齢構成です。社員の約半数がエンジニアで、技術への敬意が組織文化のベースにあります。英語話者を含む多国籍メンバーとの協働が日常的で、グローバルなコミュニケーション能力が自然と磨かれる環境です。

評価される人物像

フィナンシェで活躍しているのは、「答えのない問いに自分なりの答えを出して動ける人」です。Web3・ブロックチェーンという新興領域では、確立されたベストプラクティスが存在しないことが多く、自ら情報を収集し仮説を立て、実行に移す自律性が求められます。「教えてもらって仕事を覚える」ではなく「自分で取りに行く」スタイルが合っている人材が多く活躍しています。

また、技術とビジネスの両面を理解しようとする姿勢も重要です。エンジニアがビジネス課題を理解し、ビジネス職が技術的制約を理解することで、より本質的な意思決定ができる組織文化があります。

表面的なイメージと実態の差

「Web3スタートアップ」と聞くと投機的・不安定なイメージを持つ人もいますが、フィナンシェは累計調達額24億円超・大手企業との資本提携・350以上のコミュニティ実績という着実な基盤を持っています。一方で「フルリモートで自由」という印象も、コアタイム設定・成果責任という実態をきちんと理解した上で判断すべきです。「自由で楽」ではなく「自律的に成果を出す責任がある自由」という理解が正確です。

株式会社フィナンシェの転職難易度

難易度:B〜A級(Web3スタートアップとして標準〜やや高め)

フィナンシェは31名規模の非上場スタートアップとして採用枠自体が少なく、各ポジションで求められる専門性のハードルが高いため、実質的な競争倍率はそれなりに高くなる傾向があります。特にエンジニア職ではブロックチェーン・Web3領域の実務経験を求める傾向があり、単なる「Webエンジニアです」では評価を得にくい可能性があります。

ただし、Web3・ブロックチェーン専門の転職市場全体がニッチ領域であることから、適切なスキルと経験を持つ候補者にとっては倍率が絞られるケースもあります。大企業経験者で「Web3に興味があるが実務経験はない」層より、「Webエンジニアとして実績があり、独学でブロックチェーンも学んでいる」層が評価されやすい傾向があります。

理由1. 少人数組織ゆえの採用枠の絶対数の少なさ

31名規模の組織であるため、1つのポジションに1〜2名程度の採用が年に数回という規模感です。大手企業のように常時大量採用はしていないため、タイミングが合わなければ希望するポジションの求人自体が存在しない可能性があります。フィナンシェへの転職を検討する場合は、公式コーポレートサイト(corp.financie.jp)やGreen・Wantedlyを定期的にチェックし、募集が出たらすぐに動けるよう準備しておく姿勢が必要です。

理由2. Web3実務経験・技術理解の重要性

エンジニア職ではスマートコントラクト・ブロックチェーンインフラの実務知識、ビジネス職でもトークンエコノミー・DeFi・NFTの基本的な仕組みを理解していることが評価の前提になります。「Web3に興味があります」というレベルでは差別化が難しく、「自分でウォレットを使ったことがある」「NFTを購入・発行したことがある」「ブロックチェーンのコードを読んだ・書いたことがある」程度のハンズオン経験が最低ラインとして求められる可能性があります。

理由3. カルチャーフィットの重視

小規模組織のため、一人の採用が組織全体のカルチャーに与える影響が大きく、スキルだけでなくカルチャーフィットが重要な採用基準となります。「ファーストペンギン」精神・自律的な行動・曖昧な状況での判断力・オープンなコミュニケーション能力を選考の場で具体的に示せるかどうかが、合否を分けるポイントになります。

株式会社フィナンシェに向いている人

1. Web3・ブロックチェーンで本気のキャリアを積みたい人

「将来はWeb3業界で専門家になりたい」という明確な意志を持つ人には、FiNANCiEは最高の学習環境の一つです。国内最大規模のトークン発行型プラットフォームで、350以上のコミュニティを支える技術・運用・ビジネス開発の経験は、Web3キャリアにおける強力な実績になります。

2. 小さな組織で大きな裁量を持って働きたい人

31名の組織では、一人一人の仕事の範囲が広く、意思決定への距離が近いのが特徴です。「自分のアイデアが会社のサービスに直結する」という体験を求める人、大企業では得られない全体像の把握と裁量の広さを求める人に向いています。

3. スポーツ・エンタメ・クリエイターエコノミーに情熱がある人

FiNANCiEが支援するコミュニティはスポーツクラブ・著名アーティスト・クリエイターDAOなど、社会的インパクトがあり感情移入しやすいものが多いです。「推しを応援する経済圏を作りたい」という動機で入社する人には、仕事の意義が強く感じられる環境です。

4. リモート・フレックスで自律的に働きたい人

地方在住・子育て中・海外在住など、場所・時間の制約がある中で最大限のパフォーマンスを出したい人にとって、完全フルリモート・副業許可という環境は大きな魅力です。自律的なタスク管理能力を持ち、非同期コミュニケーションが苦にならない人に向いています。

5. スタートアップの「作る段階」を楽しめる人

制度・プロセス・マニュアルが整備された環境ではなく、「自分たちで作り上げていく」フェーズを楽しめる人が向いています。不確実性を成長の機会と捉え、変化のスピードにアドレナリンを感じる人にとって、フィナンシェは理想的なステージです。

株式会社フィナンシェに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、正直にお伝えします。フィナンシェという環境にフィットしにくいケースを以下に示します。

タイプ:

  • 安定した大企業の環境・整備された制度・明確なキャリアパスを重視する人。フィナンシェはスタートアップであり、制度の成熟度・雇用の安定性は大企業と同等ではありません
  • Web3・ブロックチェーンへの関心が薄く「とりあえずスタートアップで働きたい」という動機の人。技術やエコシステムへの genuineな興味がなければ、日々の業務に意義を見出しにくい可能性があります
  • 詳細な指示・決まった手順・承認フローを重視する人。「First to Try」の文化では、完璧な準備を整えてから動くより、試行錯誤しながら前進することが求められます
  • 年収の安定や高い固定給を最優先にしている人。スタートアップとして固定給は市場水準の範囲内ですが、大手企業の安定した高年収とは異なるリスクプロファイルがあります
  • 将来的な株式上場(IPO)による大きなキャピタルゲインを期待している人。現在の上場計画は未確定であり、IPOの時期・規模は保証されていません

株式会社フィナンシェの選考対策

戦略1. ブロックチェーン・Web3への「実体験」を言語化する

フィナンシェの選考では、Web3への関心が机上の知識にとどまっていないかを見られます。「実際にウォレットを作りNFTを購入した」「FiNANCiEのアプリを使ってコミュニティに参加した」「DeFiプロトコルを使った」など、実体験をエピソードとして語れることが重要です。選考前にFiNANCiEのサービスを実際に使ってみることは最低限のリサーチとして行うべきです。

コミュニティに参加し、トークンの仕組みや価格変動を体感することで、「ユーザー視点からのFiNANCiEへの解像度」を持って選考に臨めます。

戦略2. バリューへの共鳴を具体的に示す

「Open Communication」「One Step Beyond」「First to Try, First to Fail, First to Recover」という3つのバリューは、選考での評価軸でもあります。過去の経験からこれらのバリューを体現したエピソードを準備しましょう。特に「失敗から早く立ち直った経験」「誰も踏み込んでいない領域に最初に挑戦した経験」は強力な訴求材料になります。

戦略3. 技術とビジネスの橋渡し能力をアピールする

エンジニア職であればビジネス課題を理解した開発経験、ビジネス職であれば技術的な制約を踏まえた提案経験を示すことが効果的です。フィナンシェでは「エンジニアとビジネス職が対等に議論できる」文化があるため、一方に閉じない視野の広さをアピールできると評価が高まります。

週次のブロックチェーン勉強会にエンジニア以外も参加するという事実は、「技術をみんなで理解しようとする組織」を示しており、その文化への共鳴を言語化することも有効です。

戦略4. フィナンシェのプロダクト・事業への具体的な提案を準備する

小規模スタートアップへの転職活動では、「なぜフィナンシェなのか」という動機の解像度が特に問われます。競合他社(他のトークン・NFT・クラウドファンディングプラットフォーム)と比較した上でのフィナンシェの強み・弱み、そして「自分が入社したらこの部分で貢献できる」という具体的な提案は、強い差別化になります。

戦略5. 副業・業務委託からの参入も選択肢に入れる

フィナンシェは副業・業務委託を積極的に受け入れています。正社員転職が難しいタイミングであっても、まず副業・業務委託として貢献実績を積みながら関係を深め、正社員転換を目指すルートは現実的な戦略です。特にエンジニア職では、この「ためす期間」があることで相互理解が深まり、採用後のミスマッチが減るというメリットもあります。

戦略6. 長期的なコミットメントを示す

スタートアップ採用において重視されるのは「この会社と一緒に成長したいか」という長期的なコミットメントです。「3年後・5年後にこの会社でこうなっていたい」というビジョンを語れるかどうかが、短期的なスキルマッチングよりも重要なケースがあります。フィナンシェのビジョン「10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現」への共鳴と、自分のキャリア目標との接点を明確に語れる準備をしましょう。

株式会社フィナンシェへの転職で評価されやすい経験

  • ブロックチェーン(Ethereum・Solana・Polygon等)を用いた開発実務経験
  • スマートコントラクト(Solidity等)の設計・実装・監査経験
  • NFT・トークン発行の技術設計・運用経験
  • DeFiプロトコルの利用・開発経験
  • クラウドファンディングプラットフォーム・Fintechサービスの事業開発・運営経験
  • スポーツ・エンタメ・クリエイター業界でのコミュニティ形成・マーケティング経験
  • Webサービスのバックエンド・フロントエンド開発(Node.js / React / TypeScript 等)
  • グロースハック・データ分析・ユーザー獲得施策の実務経験
  • DAOやWeb3コミュニティのマネジメント・運営経験
  • SaaS・プラットフォームビジネスのカスタマーサクセス・CS設計経験
  • スタートアップでの0→1フェーズの事業開発・新規サービス立ち上げ経験
  • リモートチームでのプロジェクトマネジメント経験
  • 暗号資産・NFT・ブロックチェーン領域の調査・情報発信・コミュニティ活動

「特に評価されやすいのは、ブロックチェーン実務経験を持つエンジニアと、スポーツ・エンタメ業界でのパートナー開拓・コミュニティ運営の実績を持つ事業開発人材です。」

まとめ

株式会社フィナンシェは、Web3・ブロックチェーン技術を活用したトークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」を通じて、スポーツ・エンタメ・クリエイターのコミュニティ形成と資金調達を同時に実現するユニークなプラットフォームを運営しています。gumi上場経験を持つ國光宏尚氏が率い、累計調達額24億円超・丸井グループ等の大手企業との資本提携・350以上のコミュニティ実績という着実な基盤を持つ点で、多くのWeb3スタートアップとは一線を画した存在感があります。

完全フルリモート・副業許可・フレックスタイムという働き方の柔軟性は、場所や時間の制約を持つ優秀な人材を引き寄せる強みです。一方で、31名規模の非上場スタートアップとして、制度的な整備は大企業と比較して発展途上の側面があります。「Web3で本気のキャリアを積みたい」「小さな組織で大きな裁量を持ちたい」「クリエイターエコノミーの未来を自分の手で作りたい」という動機がある人には、国内でも稀有な選択肢です。

転職市場においては「Web3実務経験者 × フィナンシェのビジョンへの深い共鳴」が合格の鍵となります。副業・業務委託からの参入も現実的なルートとして用意されており、まずFiNANCiEのサービスを実際に使ってみること、そして公式コーポレートサイトで求人情報を定期的にチェックすることが第一歩です。

フィナンシェへの転職を検討しているなら、「Web3の可能性を信じ、その最前線で汗をかきたい」というピュアな動機が、どんな資格や肩書きよりも強い武器になるはずです。自分のWeb3への情熱を具体的なエピソードに変えて、選考の場に持ち込んでください。