Fixel株式会社(フィクセル)は、「MAKE DESIGN EASY」というミッションを掲げ、B2B・B2E向け業務システムのUI/UXデザインコンサルティングを専門とする会社です。2019年の設立以来、大手エンタープライズ企業の業務システムデザインを多数手がけ、2022年にはTISインテックグループのTIS株式会社の子会社となりました。
従業員数は約14名と小規模ながら、京セラグループをはじめとした大手企業のUI/UX改革を担い、自社プロダクト「UXHub」でデザインシステムの構築・運用支援市場にも進出しています。平均年収490万〜722万円と業界水準の報酬体系、フルリモート推奨という先進的な働き方が特徴です。
しかし、少数精鋭ゆえのキャリアパスの狭さや、明確なデザイン専門職でないと入り込みにくい職種要件など、転職前に押さえておきたい注意点もあります。本記事では人材エージェントの視点から、同社の強み・注意点・選考対策まで詳しく解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Fixel株式会社(フィクセル) |
| 設立 | 2019年(令和元年)※母体NCDCは2011年創立 |
| 代表取締役 | 金 成哲(キム ソンチョル) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内8階 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 従業員数 | 約14名 |
| 売上高 | 約3億円(直近公開情報) |
| 株主・グループ | TISインテックグループ(TIS株式会社の子会社、2022年9月〜) |
| 事業内容 | UI/UXデザインコンサルティング、デザインシステム構築・運用、自社SaaS「UXHub」提供 |
| 公式サイト | fixel.co.jp |
Fixel株式会社は、NCデザイン&コンサルティング株式会社(現NCDC株式会社)のUI/UXデザイン部門を2019年に独立・分社化して誕生しました。母体NCDC時代から続く大手企業向けデザイン実績を引き継ぎ、TISインテックグループ入りによって案件獲得力と開発リソースをさらに強化しています。
主な事業内容
Fixelの事業を理解するうえで重要なのが「業務システム」というキーワードです。一般のtoC向けWebサービスやアプリのデザインではなく、企業内で使われる業務システム(ERPや社内ポータル、製造業向けシステムなど)のUI/UX改善に特化している点が最大の特徴です。
サービスデザイン
デザインシンキングを活用した新規サービス企画からスタートし、UXデザイン・プロトタイピング・ユーザーテスト・実装・リリースまでの全プロセスを一気通貫で支援します。単に「画面を整える」ではなく、業務フローの設計や要件定義段階から関与することで、使いやすさと業務効率の両立を図ります。
デザインコンサルティング
既存の業務システム・スマートフォンアプリ・社内ツールを対象に、UIデザインの実装とその後の効果測定まで実施します。顧客システムの課題を定量・定性の両面から抽出し、改善提案から実装支援まで行います。情報通信・製造業・金融・流通など幅広い業界の大手企業が主な顧客層です。
デザインシステム構築・運用(UXHub)
2023年7月にTISと共同でエンタープライズ版を提供開始した自社SaaS「UXHub」が同社の最重要プロダクトです。企業が持つ複数のデジタルサービスで一貫したユーザー体験を提供するためのデザインシステムを構築・運用するプラットフォームで、フロントエンドの開発工数を30〜50%削減できるとされています。ワークスペース・デザインシステム数・編集者数が無制限となるエンタープライズ版では、専用Slackチャンネルでのサポートや独自環境プランも提供しています。
Fixel株式会社の強み
強み1. 「業務システム×デザイン」という極めてニッチな専門性
toC向けUIデザインを手がける会社は多数存在しますが、業務システムのUI/UXデザインに特化した会社は国内でも希少です。業務システムは操作者が一般ユーザーではなくビジネスパーソンであり、業務フローの複雑性・情報量の多さ・システム制約など、toC系とはまったく異なるデザイン思考が求められます。Fixelはこの領域に2011年から約15年間集中してきたため、競合が容易に追いつけない専門知識と実績の蓄積があります。
強み2. TISインテックグループ傘下による大手案件へのアクセス
2022年のTIS株式会社による子会社化は、同社に大きな変化をもたらしました。TISインテックグループはNTTデータグループに次ぐ規模の国内大手ITサービス企業であり、グループ内のデザインパートナーとして機能することで、単独では受注が難しい大手エンタープライズ案件に継続的にアクセスできる構造が生まれています。京セラグループをはじめとした大手製造業や情報通信企業の案件実績は、この構造が機能している証左といえます。
強み3. 自社SaaS「UXHub」による収益多角化
デザインコンサルティングは本質的に人月型のビジネスモデルであり、規模の拡大に限界があります。Fixelはそこにとどまらず、デザインシステム構築・運用を支援するSaaS「UXHub」を開発・提供しています。コンサルティングで培ったノウハウをプロダクト化することで、スケーラブルな収益基盤の構築を目指しており、同社の将来性を語るうえで重要な成長ドライバーです。
強み4. 実装まで一気通貫で担える「デザイン×テクノロジー」の両刀
デザインと開発が分断している企業では、デザインが実装段階で大幅に変更される問題がよく起きます。Fixelはデザイナーとフロントエンドエンジニアが同じチームに存在し、ITの技術制約を理解しながら「実装に無理のないデザイン」を提供できる点が強みです。さらに、デザイン後の実装支援まで対応できるため、クライアントは複数の会社を使い分ける必要がなく、ワンストップで発注できます。
強み5. フルリモート・フレキシブルワークという先進的な働き方
母体NCDC時代の2011年からすでにオフィスを持たない完全リモートワーク体制を確立しており、各人が好きな場所・好きな時間に効率よく働くスタイルが文化として根付いています。ビデオ会議やSlackをベースにした業務進行、最新Webサービスを活用した情報共有が標準です。「フルリモートが当たり前」という文化が最初から設計されているため、コロナ後に急ごしらえでリモート化した会社と異なり、運用上のストレスが少ない点が特徴です。
強み6. 小規模ゆえの裁量と多様な経験
従業員約14名という少数精鋭の組織では、デザイナー・エンジニア・コンサルタントがチームを組んでプロジェクトを動かします。大企業では縦割りになりがちなデザイン・エンジニアリング・クライアントコミュニケーションの全工程に関われる環境があり、T字型(自分の専門深掘り+隣接領域への広がり)のスキル形成が自然に促されます。「デザイナーとして入ったのにビジネス視点も身についた」という経験が積める環境です。
Fixel株式会社の年収事情
公開情報・転職サイト・口コミをもとにした目安は以下の通りです。大手企業グループの子会社であることやフルリモートの環境水準を踏まえると、デザイン専門職としては概ね業界標準〜やや高めの設定といえます。
職種別の想定年収レンジ
| 職種例 | 想定年収(目安) |
|---|---|
| UI/UXデザイナー(若手) | 350万〜500万円 |
| UI/UXデザイナー(中堅) | 500万〜650万円 |
| フロントエンドエンジニア | 400万〜600万円(平均約490万円) |
| UI/UXデザイナー(シニア) | 550万〜700万円(平均約583万円) |
| プロジェクトマネージャー | 600万〜800万円(平均約722万円) |
| デザインコンサルタント | 450万〜700万円 |
※上記は公開求人・転職サイト(Indeed・キャリアインデックス等)・口コミ情報をもとにした目安です。実際の年収は経験・スキル・評価によって異なります。
給与制度の特徴と注意点
- 小規模会社であるため、明確な等級制度・給与テーブルが公開されていない
- TISインテックグループの子会社になったことで、今後は報酬体系の整備が期待されるが、現時点では個別交渉の要素が強い
- フルリモート・フレキシブルワークによる通勤コスト削減を加味した実質的な待遇は、額面年収以上に感じるケースが多い
- 管理職・PMクラスの722万円という平均値は少数サンプルに基づくため、参考値として扱うこと
年収を見る際の注意点
従業員14名という規模では、年収データのサンプル数が極めて少なく、転職サイトに掲載されている数字の信頼性は限定的です。選考の過程で「現職年収・希望年収・同社の想定レンジ」を早めにすり合わせることを強くお勧めします。特に、「デザイン力・技術力・ビジネス理解のバランス」を高く持っている候補者ほど、交渉余地が生まれやすい傾向があります。
Fixel株式会社の働き方・福利厚生
勤務形態
- フルリモート推奨: 2011年から続くリモートワーク文化が根付いており、オフィス通勤は不要
- フレキシブルワーク: 好きな場所・好きな時間での勤務スタイル(プロジェクトのデッドラインや会議時間は要調整)
- PC貸出制度: リモートワーク推進のためのデバイス貸出あり
- オンライン会議中心: Slackや各種Webサービスを活用した業務進行が標準
福利厚生・制度
- 各種社会保険完備
- 書籍・学習イベント費用支援制度(自己スキル向上を会社がサポート)
- PC等作業環境整備の補助
- フレキシブルな有休取得文化(小規模組織で互いに融通しやすい環境)
働き方を見る際の注意点
フルリモートと聞くと「自由な働き方」をイメージしやすいですが、コンサルティング業務の性質上、クライアントの納期・スプリント・リリーススケジュールに合わせた柔軟な対応が必要です。「自由=管理されない」ではなく「自律的に成果を出す」ことが前提であり、セルフマネジメント能力が求められます。
また、14名という組織規模では、特定のプロジェクトへの依存度が高くなるリスクがあります。自分が関わるプロジェクトの状況によって、繁閑の差が大きくなる可能性も念頭に置いてください。
Fixel株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「専門家集団が自律的に動くプロフェッショナル文化」
Fixelの社風は「ベンチャー的な熱狂」というよりも「静かなプロフェッショナリズム」に近いです。14名の少数精鋭が各自の専門性を高めながら、チームでクライアントの課題解決に向き合う文化です。「風通しはいい」「話しやすい雰囲気」という口コミが多く、階層が少ないフラットな組織である点が伝わります。
評価される人物像
- 業務システムのUX課題に対して「なぜ使いにくいのか」を構造的に分解できる人
- デザインの決断を論理的に説明でき、クライアントを動かせる人
- 自分の専門領域(デザイン・エンジニアリング・コンサルティング)の隣接領域に積極的に踏み込める人
- 納期・品質・クライアントコミュニケーションをセルフマネジメントできる人
- リモート環境でもチームの連携を自発的に作れる人
組織文化の特徴
NCDC(母体会社)から続く「デザインとエンジニアリングの融合」という思想が、Fixelのカルチャーの核にあります。「美しいだけ」のデザインではなく、「技術的に実装できる・業務として使える」デザインを追求する実用主義的な姿勢です。デザイナーがエンジニアリングに関心を持ち、エンジニアがUX視点を磨く、T字型の人材育成が文化として浸透しています。
注意すべきカルチャーギャップ
小規模企業のため、「明確な評価制度・キャリアラダー・研修プログラム」を求めると物足りなく感じる可能性があります。「会社にキャリアを作ってもらう」という姿勢ではなく、「自分でキャリアを設計しながら、専門性を深める場として使う」という主体的なスタンスが合っています。
Fixel株式会社の転職難易度
難易度:中〜高(職種の専門性が高く、ポートフォリオ審査が厳しい)
理由1. 応募できる職種が限定的
Fixelの採用対象はUI/UXデザイナー・フロントエンドエンジニア・デザインコンサルタントがメインです。マーケティング・営業・コーポレート系の採用は極めて少なく、「IT業界に転職したい」「デジタル系に挑戦したい」という広い動機では受け皿がありません。明確なデザイン・エンジニアリング・コンサルティングのスキルセットを持つ人材が対象です。
理由2. 業務システムへの理解と実績が問われる
toC向けUIデザインの経験だけでは評価されにくい傾向があります。「業務システムのUI/UXをどう改善したか」「業務フローやIT制約を踏まえたデザイン提案ができるか」というB2B・エンタープライズ特有の視点が求められます。ポートフォリオ審査では、成果物の見た目だけでなく「なぜそのデザインにしたか」の設計思想が問われます。
理由3. 採用枠が絶対数として少ない
14名の組織では年間の採用人数が1〜3名程度と推測されます。募集ポジションが出たタイミングで応募できるかどうか、という運の要素も大きいです。常時求人が出ているわけではなく、人材紹介経由の非公開案件での採用も想定されます。転職エージェントを活用してアンテナを張っておくことが重要です。
理由4. ポートフォリオの質が選考の鍵
デザイナー・フロントエンドエンジニア職では、ポートフォリオが実質的な一次選考機能を果たします。業務システム改善の実績があれば積極的にアピールしてください。toC系の実績しかない場合は、「自分でプロトタイプを作る」「社内業務ツールを改善した事例を整理する」など、業務システム領域への理解を示す工夫が必要です。
Fixel株式会社に向いている人
1. 業務システムのUX改善に強い関心を持つデザイナー・エンジニア
「使いにくい社内システムをどうにかしたい」という問題意識を持つ人に、Fixelの仕事は深くフィットします。BtoCのトレンドを追うより、地味だが重要な業務システムの改善に意義を感じられる人が向いています。大手企業の社内ツールが自分のデザインで変わっていく達成感は、この会社特有の経験です。
2. デザインだけでなく、テクノロジーにも踏み込みたいデザイナー
「デザインツールの操作だけ」に留まらず、フロントエンドの実装やシステムアーキテクチャへの理解を深めたい人には、デザイナーとエンジニアが一体で働く環境が最適です。「デザインを実装に落とす」というプロセス全体に関われるため、T字型スキルの形成が加速します。
3. 大手エンタープライズ案件でのキャリアを積みたい人
小規模の制作会社に在籍しながら大手企業案件に関わりたい人に、TISインテックグループの子会社という立場が生きます。TISグループの持つ顧客基盤を通じて、単独では接点を持ちにくい大手製造業・情報通信企業のプロジェクトに参加できます。
4. フルリモートで自律的に働きたい専門職
通勤時間をなくして専門性の深耕に時間を使いたい、地方在住でも高水準の案件に関わりたい、という人には理想的な環境です。ただし「自律的に仕事を管理できる」という前提が必須です。
5. SaaS事業の立ち上げ・グロースに関わりたい人
「UXHub」というSaaSプロダクトの開発・成長フェーズに関与できる可能性があります。コンサルティングとプロダクト開発の両輪を経験できる機会は、小規模スタートアップならではの醍醐味です。
Fixel株式会社に向いていない人
向いていない人を書くのは、ミスマッチを防ぐための情報として受け取ってください。
- 明確なキャリアラダー・評価制度を求める人: 14名の組織では制度整備が大企業ほど進んでいません。「年功で昇給する」「研修で体系的に育成される」仕組みは期待できません
- toC向けのトレンドデザイン・クリエイティブな表現を追求したい人: 業務システムのUIはトレンドより使いやすさ・業務効率優先です。「見た目のかっこよさ」を追求したい人には方向性が合わない場合があります
- 大きな組織で多くの同僚と切磋琢磨したい人: 14名の職場では身近なロールモデルが限られます。チームの中でのポジション変動も少なく、「社内での出世競争」という環境ではありません
- 業務システム・エンタープライズ領域に興味が持てない人: 日々の仕事の対象が業務システムに限定されるため、その領域に何らかの関心がないとモチベーション維持が難しくなります
- 安定した大企業の安心感を求める人: TISの子会社とはいえ、Fixcel自体は小規模会社です。TISグループとの関係性の変化リスクなど、大企業の正社員とは異なる不確実性があります
Fixel株式会社の選考対策
1. 業務システムへの解像度を高める
「業務システムとはERPやグループウェア、製造業向けシステムなど、企業の業務遂行を支援するソフトウェアのこと」という定義から始め、その使いにくさの構造(情報量の多さ・ユーザーが選択できない設定・業務フローの複雑さ)を自分の言葉で語れるように準備してください。「なぜ業務システムのUXは改善されにくいのか」という問いに対して、課題の構造を分析して答えられると評価が高まります。
2. ポートフォリオに業務システム改善事例を入れる
職務経歴書に加え、ポートフォリオは必須です。業務システムの改善事例がある場合は必ず含めてください。ない場合は、自分が使っている社内ツール・業務ソフトウェアの改善案をUXリサーチから設計まで自作し、提出することで「業務システムへの理解」をアピールできます。成果物の美しさよりも「なぜそのデザインにしたか」の論拠を明示することが重要です。
3. 「デザインとエンジニアリングの交差点」に立てることを示す
Fixelが評価するのは、デザインのみ・エンジニアリングのみの一辺倒な人材ではなく、「実装を理解するデザイナー」「デザイン思考を持つエンジニア」です。「このデザインはReactコンポーネントとしてこう実装できる」「この実装制約があるのでデザインをこう変更した」という経験が語れると差別化になります。
4. UXHubとFixelのビジネスモデルを事前に理解する
面接前に公式サイト・UXHubのサービスページ・TISとの協業プレスリリースを読み込んでください。「なぜデザインシステムが業務システム開発のコストを削減するのか」「エンタープライズ向けSaaSとしてのUXHubの価値は何か」を自分なりに言語化しておくと、志望動機に具体性が生まれます。
5. リモートワークでのセルフマネジメント経験をアピール
フルリモートが前提の組織では「自律的に仕事を進める経験」が重視されます。「リモートワーク環境でどのように進捗管理・コミュニケーション・品質担保をしてきたか」を具体的なエピソードで語れるように準備してください。特に複数のステークホルダー(クライアント・エンジニア・プロジェクトマネージャー等)との調整をリモートで乗り越えた経験があれば積極的にアピールしてください。
6. 小規模組織を選ぶ理由を明確に語る
「なぜ大企業ではなく14名の会社を選ぶのか」という問いへの答えを必ず準備してください。「裁量が欲しい」「速く成長したい」という定番回答ではなく、「業務システムのUI/UXという専門領域を深めるためにFixelが最適だと判断した理由」を具体的に語ることが求められます。Fixelでしかできない経験・学びを正確に理解したうえで選んでいるという誠実さが、小規模組織の面接では特に評価されます。
Fixel株式会社への転職で評価されやすい経験
- 業務システム(ERP・グループウェア・製造業システム・金融系システム)のUI/UX改善経験
- ユーザーリサーチ(インタビュー・観察調査・ユーザビリティテスト)の実施経験
- デザインシステムの構築・運用経験(Figmaコンポーネント設計など)
- FigmaやSketchなどのデザインツールを用いたUIデザイン実務経験(3年以上が望ましい)
- フロントエンド実装経験(HTML/CSS/JavaScript・React/Vue等)
- UXリサーチから情報設計・ワイヤーフレーム・プロトタイプまでの一気通貫経験
- B2B・エンタープライズ向けプロダクト・サービスの開発経験
- 大手企業との折衝・ステークホルダー管理の経験
- プロジェクトマネジメント経験(特に複数職種の調整役としての経験)
- SaaS・クラウドプロダクトの開発・グロース経験
- リモートワーク環境でのチームマネジメント・業務推進経験
- デザイン思考(デザインシンキング)の実践経験
特に評価されやすいのは「業務システムのUI/UX課題を定量・定性で把握し、業務フローとIT制約を踏まえたうえでデザイン改善を実装まで担った経験」と「デザインとエンジニアリングの両方に精通した実務経験」です。
まとめ
Fixel株式会社は、「業務システムのUI/UXデザイン」という国内では希少な専門領域に特化し、TISインテックグループの子会社として大手エンタープライズ案件に挑み続ける少数精鋭のデザインコンサルティング会社です。「MAKE DESIGN EASY」というミッションのもと、自社SaaS「UXHub」でデザインシステムの民主化にも取り組んでいます。
フルリモート推奨・フレキシブルワークという先進的な働き方と、大手企業のUI/UX変革に直接関われる経験価値は同社の大きな魅力です。一方で、従業員約14名の小規模組織であるため、体系的なキャリア制度・評価制度・研修プログラムという点では大企業に及びません。「会社に育ててもらう」より「専門家として自律的に価値を出す」という姿勢が求められる環境です。
転職を検討するなら、「業務システムのUXに専門的に関わりたい」「フルリモートで大手案件の経験を積みたい」「デザインとエンジニアリングの掛け合わせで自分の市場価値を高めたい」という明確な動機があるかどうかを自問してから選考に臨んでください。
業務システムのUI/UXという地味だが社会的重要度の高い領域で、専門家として深く腰を据えて働きたい人にとって、Fixcel株式会社は非常に特徴的なキャリアの選択肢になるでしょう。
参照情報源
- Fixel株式会社 公式サイト
- 企業情報|Fixel株式会社
- 採用情報|Fixel株式会社
- UXHub公式ローンチのお知らせ|Fixel株式会社
- TIS、業務システムのUI/UXデザインコンサルティングを手掛けるFixelを子会社化|TIS株式会社
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