経理部門の人手不足・ペーパーレス化の遅れ・法改正への対応——これらの課題は多くの企業が抱えながらも、なかなか解決できずにいる問題です。ファーストアカウンティングは、AIと自動化技術でこの慢性的な課題を解くことに特化したSaaS企業として、着実に市場での地位を固めてきました。
転職市場においてファーストアカウンティングが注目される理由は、「需要の確実性」にあります。インボイス制度・電子帳簿保存法という法的義務が経理DXの背中を押しており、景気に左右されにくい構造的な需要が存在します。成長フェーズのSaaS企業でキャリアを積みたいエンジニア・セールス・カスタマーサクセスにとって、意義のある選択肢となっています。
ただし、上場グロース企業としての成長への期待と、スタートアップ特有のスピード感・役割の流動性が共存する環境です。本記事を通じて、自分のキャリア目標とのフィットを判断する材料にしてください。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ファーストアカウンティング |
| 設立 | 2016年 |
| 代表取締役 | 森 啓太郎 |
| 本社所在地 | 東京都 |
| 資本金 | 非公開(上場企業・詳細はIR参照) |
| 従業員数 | 非公開(100名前後の推計) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:5588) |
| 売上高 | 約23.6億円(2025年12月期) |
| 平均年収 | 非公開(IT・SaaS業界水準、500〜700万円程度の推計) |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 平均勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | AI-OCRを活用した請求書自動仕訳・経費精算・電子帳票管理・ペポル電子請求書対応SaaS |
ファーストアカウンティングは2016年にAI経理スタートアップとして創業し、10年に満たない短期間で東証グロース市場への上場を果たした注目企業です。代表の森啓太郎氏は経理・会計領域の課題に精通し、「経理業務をなくす」という明確なビジョンで事業を牽引しています。
財務面では8期連続増収を達成し、2025年12月期の売上高は約23.6億円。営業利益も黒字維持で、2026年12月期は経常利益3.12億円(前期比+7.2%)と4期連続最高益更新の見通しを公表しています。インボイス制度・電子帳簿保存法という法的追い風が持続する中、今後も着実な成長が期待されています。
主な事業内容
ファーストアカウンティングの事業は、「経理業務の自動化」というテーマを中心に構成されています。単一機能のツールではなく、請求書受領から仕訳・保管・申告連携まで一気通貫で対応するプロダクト群が強みであり、経理部門のDX全体を支援するポジションを確立しています。
主力は「Remota」シリーズを中心としたクラウド経理自動化SaaSですが、ペポル電子請求書対応など法改正への先行対応も評価されています。中堅〜大手企業を主なターゲットに、ERPとの連携や既存業務フローへの組み込みで導入ハードルを下げています。
AI-OCR請求書自動読み取り・自動仕訳
紙・PDF・電子データを問わず、請求書をAI-OCRで読み取り、金額・勘定科目・取引先などを自動抽出・自動仕訳するサービスです。手入力ゼロを目指す設計で、経理担当者の入力作業を大幅に削減します。
機械学習による学習機能を持ち、使い続けるほど仕訳精度が向上する点が特徴です。会計ソフト(勘定奉行・弥生・freee等)との連携も整備されており、既存システムを入れ替えることなく導入できます。
経費精算自動化
従業員の経費申請から承認・仕訳・振込まで、一連のフローをデジタル完結させるサービスです。領収書の撮影からOCR読み取り・仕訳提案・上長承認・会計連携までを自動化し、経理担当者・申請者双方の負担を軽減します。
電子帳簿保存法が求めるタイムスタンプ付与や検索要件への対応も組み込まれており、法令対応と業務効率化を同時に実現します。
電子帳票管理・電子帳簿保存法対応
2022年施行の電子帳簿保存法改正で多くの企業に義務化された電子取引データの保存・検索要件に対応するサービスです。受領した請求書・領収書を法令準拠の形式で保管し、税務調査時の検索・出力にも対応しています。
法改正という外部要因が需要を押し上げており、既存顧客の継続利用と新規導入の両面で成長を下支えしている事業領域です。
ペポル電子請求書対応
日本でも導入が進む国際標準フォーマット「ペポル(Peppol)」に対応した電子請求書の送受信サービスです。2024年以降、政府調達を中心にペポル対応の義務化が広がっており、民間企業でも先行対応のニーズが高まっています。
国際標準規格への対応は、グローバル展開する企業や官公庁案件を持つ企業に強くアピールできる差別化要素となっています。
SaaS連携・API提供
既存の基幹システム・ERPや会計パッケージとのAPI連携を通じ、自社のサービスを「部品」として企業の業務フローに組み込めるプラットフォームを提供しています。SIerやITベンダーとのパートナービジネスにも対応し、間接販売チャネルの拡大も図っています。
株式会社ファーストアカウンティングの強み
強み1. 経理DX特化という明確なドメイン専門性
ファーストアカウンティングは、「経理」というニッチなドメインに徹底特化しています。汎用AIツールや総合型SaaSでは対応しきれない、仕訳ルールの複雑さ・会計基準への準拠・税務対応といった専門性が必要な領域で独自の強みを持ちます。
転職者にとっての意味:経理・会計知識を持つバックグラウンドや、BtoBのドメイン専門SaaSに携わりたい人にとって、深い専門性を築ける環境です。
強み2. 法整備が作り出す構造的・持続的な需要
インボイス制度(2023年施行)・電子帳簿保存法改正(2022年施行)・ペポル電子請求書対応義務化——これらの法整備は、企業の経理DX投資を「任意」から「義務」へと転換させました。景気サイクルに左右されにくい法的需要を持つことは、SaaS企業として非常に重要なビジネス基盤です。
転職者にとっての意味:市況に左右されにくい安定した需要があるため、営業・CSが「売れない時期」に直面しにくい環境です。
強み3. 8期連続増収・黒字維持という証明された成長力
スタートアップ・グロース企業の多くが赤字成長を続ける中、ファーストアカウンティングは黒字を維持しながら8期連続増収を達成しています。4期連続最高益更新見通しという実績は、財務的な裏付けを持った成長である証明です。
転職者にとっての意味:財務健全性が高く、成長中の企業に在籍できるため、次のキャリアでの「実績」として語りやすい環境です。
強み4. AI-OCRと機械学習による技術的参入障壁
請求書の自動読み取り・自動仕訳の精度は、大量の学習データと継続的なチューニングによって向上します。蓄積されたデータと技術ノウハウは、後発参入者が短期間で模倣することが難しい参入障壁になっています。
転職者にとっての意味:AIプロダクト開発に携わりながら、業務ドメインの深い知識も同時に習得できる環境です。
強み5. 中堅〜大手企業顧客との深い導入実績
ファーストアカウンティングの顧客は、多くの場合エンタープライズ・中堅企業です。導入実績の積み上げが次の受注につながるリファレンス効果が働きやすく、顧客のシステム移行コスト(スイッチングコスト)の高さが解約率の低さにも貢献しています。
転職者にとっての意味:大手企業との折衝・導入支援経験が積め、エンタープライズSaaSのプロとしてのキャリアを構築できます。
強み6. 上場企業としての透明性と組織の信頼性
東証グロース市場への上場は、財務情報の開示義務・コーポレートガバナンスの整備を意味します。非上場スタートアップに比べ、入社前の情報収集がしやすく、組織としての信頼性の基盤が整っています。
転職者にとっての意味:IR情報を事前に確認できるため、入社後に「思っていた会社と違った」というミスマッチリスクが低減されます。
株式会社ファーストアカウンティングの年収事情
ファーストアカウンティングの平均年収は非公開ですが、IT・SaaS業界水準を参考にすると500〜700万円程度と推計されます。東証グロース市場上場のSaaS企業として、エンジニア職はやや高め・非技術職はIT業界平均水準と考えるのが妥当です。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| AIエンジニア(機械学習・OCR) | 600〜950万円程度 |
| バックエンドエンジニア | 550〜850万円程度 |
| プロダクトマネージャー | 600〜900万円程度 |
| データサイエンティスト | 550〜850万円程度 |
| フロントエンドエンジニア | 500〜800万円程度 |
| エンタープライズセールス | 500〜750万円程度(インセンティブ含む) |
| カスタマーサクセス | 450〜700万円程度 |
| コーポレート・管理部門 | 450〜650万円程度 |
※上記は転職市場情報をもとにした推計です。実際の給与はポジション・スキル・経験により異なります。
給与制度の特徴
上場グロース企業として、エンジニア・プロダクト人材の採用競争に対応するため、市場競争力のある報酬体系を整備していると考えられます。ストックオプション制度の存在が、上場後のキャピタルゲインも含めた報酬の魅力となっているケースがあります。成果主義的な評価の要素が含まれている可能性が高く、年齢より実力・貢献度が反映されやすいとされています。
年収を見る際の注意点
- 平均年収は非公開のため、推計値であり実際の水準は採用選考を通じて確認することが重要
- スタートアップ出身の場合、固定給は控えめでもストックオプションが加わるケースがある
- インセンティブ報酬の有無・比率はポジションによって大きく異なる可能性がある
- グロース市場上場企業のため、成長フェーズによって報酬制度が変化する可能性がある
- 転職エージェント経由の場合、現時点の公開求人情報で年収レンジを確認するのが最も確実
株式会社ファーストアカウンティングの働き方・福利厚生
ファーストアカウンティングは、SaaS企業として効率的な働き方を重視しているとされています。上場グロース企業として制度整備も進んでいますが、スタートアップ的なスピード感や柔軟性も同時に持ち合わせていると考えられます。
勤務時間・休日: フレックスタイム制を採用しているとされており、コア業務時間内に集中し、時間の使い方を自律的に管理することが求められます。年間休日は一般的なIT企業水準(120日前後)が想定されます。
リモートワーク: SaaS企業として、リモートワーク・ハイブリッド勤務への対応は比較的整備されているとされています。ポジションや業務内容によって出社頻度は異なる場合があります。
福利厚生(主な制度):
- 各種社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
- 交通費支給
- フレックスタイム制
- 書籍・学習支援制度
- 育児休業・介護休業制度
- 健康診断
- メンタルヘルスサポート
- 技術カンファレンス参加支援(エンジニア)
- 各種IT機器支給(MacBook等)
- 社内勉強会・情報共有の場
- ストックオプション制度(一部ポジション)
働き方の注意点: グロース企業としての成長優先フェーズにあるため、業務量・範囲はやや流動的です。「定義された仕事だけをやる」スタイルより、「必要なことは自分で見つけて動く」姿勢が求められる局面があります。
株式会社ファーストアカウンティングの社風・カルチャー
一言で表すなら「実直に課題を解く、経理DX専門集団」
ファーストアカウンティングの社風を一言で表すなら、「地に足のついた課題解決にこだわる専門家集団」です。華やかな技術デモよりも、実際の経理業務の課題を地道に解くことへの真摯さが、プロダクトにも組織文化にも表れています。
経理・会計という保守的なドメインを変えようとしているため、顧客への丁寧な説明・信頼構築・法的正確性へのこだわりが文化に組み込まれています。技術とビジネス、両方への理解を求めるカルチャーです。
評価される人物像
ファーストアカウンティングで評価される人材像は、「顧客の業務課題を深く理解できる」ことと「技術・プロダクトへの知的好奇心」が両立している人です。経理ドメインへの関心・法令知識、そしてAI・データへの学習意欲が評価軸になるとされています。
自律的に情報を収集し、顧客や社内の問題に対して主体的に解決策を提案できる人が活躍しやすい環境です。上場企業として内部統制・コンプライアンスへの意識も重要視されます。
表面的なイメージと実態の差
「AI企業」という言葉から連想される最先端技術の実験場というイメージとは異なり、日々の業務の多くは「顧客の経理業務にプロダクトを適合させる」実装・運用・改善サイクルです。OCRの読み取り精度向上・仕訳ルールの整備・導入時の設定サポートなど、地道な積み上げが価値を生みます。「AI」の看板はあっても、現場ではドメイン知識と顧客対応力が重要なウェイトを占めています。
株式会社ファーストアカウンティングの転職難易度
難易度:2級(普通〜やや難しい)
ファーストアカウンティングへの転職は、SaaS業界経験・経理ドメイン知識・AIプロダクト開発経験のいずれかを持っている方なら十分に挑戦できる難易度です。ただし、組織規模の小ささゆえに採用枠は限られており、タイミングとスキルのマッチングが重要です。
エンジニアポジションは機械学習・バックエンド開発の実務経験が必要ですが、特定企業出身に限らず実力重視の傾向があります。セールス・CSは、SaaS営業や経理・会計実務の経験があれば幅広く検討されます。
理由1. 採用枠の限定性
100名前後の規模の企業では、年間採用数は限られます。希望職種のポジション空きがあるタイミングに合わせて応募することが重要であり、定期的な求人モニタリングが選考機会を掴む鍵になります。
理由2. 経理ドメイン知識の重要性
AIや技術力だけでなく、「経理業務のどこが課題か」「インボイス制度が企業の業務にどう影響するか」といったドメイン知識が、採用基準に影響します。経理実務経験・会計知識・ERPの知見は、技術系ポジションでも評価されやすい差別化要素です。
理由3. フィット感の見極め
規模の小さな上場企業への転職では、企業文化・働き方への適応力が問われます。「自分で考えて動ける」「法令や数字への正確さにこだわれる」「顧客の業務に寄り添える」という3点を、選考を通じて示せるかが合否に影響します。
株式会社ファーストアカウンティングに向いている人
タイプ1. SaaS企業でのキャリアを築きたいエンジニア
バックエンド・ML・データエンジニアリングの経験を持ち、BtoB SaaSのプロダクト開発に携わりたいエンジニアに向いています。経理ドメインの知識を技術と掛け合わせることで、ユニークなスキルセットを形成できます。
タイプ2. 経理・会計バックグラウンドでIT側にキャリアチェンジしたい人
経理実務・会計事務所・税理士法人などでの経験を持ち、デジタル・テック側の仕事にシフトしたい方に向いています。業務知識がプロダクト開発やCSに直接活きる環境です。
タイプ3. エンタープライズSaaSのセールス・CSとして実績を積みたい人
中堅〜大手企業向けのSaaS営業・カスタマーサクセスに関心があり、解約率の低いストック型ビジネスでの経験を積みたい方に向いています。法人営業経験や導入支援の経験が活かせます。
タイプ4. 法令対応ニーズを追い風にする成長市場で働きたい人
インボイス・電帳法・ペポルといった法改正の追い風を実感しながら、「やればやるほど顧客に感謝される」プロダクトに携わりたい方に向いています。社会的な意義も感じやすい環境です。
タイプ5. 黒字成長のグロース企業で安定と挑戦を両立したい人
「スタートアップの挑戦感」と「上場企業の信頼性・財務安定性」を両立したい方に向いています。赤字成長ではなく、健全な利益を出しながら成長するフェーズに参加できます。
株式会社ファーストアカウンティングに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために記載します。以下のタイプの方はファーストアカウンティングとのフィットが難しい可能性があります。
- タイプ:大企業の制度・安定感を求める人 — 上場グロース企業であり、組織や制度はまだ整備途上の部分もあるため、大手企業のように確立された仕組みを期待すると乖離を感じる場合がある
- タイプ:経理・会計ドメインに全く関心がない人 — 事業のすべてが経理DXに直結しており、ドメインへの内発的な関心がないと業務理解・顧客対応の両面で難しい局面が出やすい
- タイプ:広大な事業ポートフォリオの中で多様な経験を積みたい人 — 経理DXに特化した事業展開のため、全く異なる業種・業態への横展開はしにくい
- タイプ:指示を待って動くことを好む人 — 規模の小さな組織ゆえに、自分で課題を見つけて動くことが求められる場面が多いため
- タイプ:短期間で大幅な昇給・昇格を求める人 — 組織規模の制約から、ポジションの上昇スピードは大企業や大手コンサルと比較して限定的な場合がある
株式会社ファーストアカウンティングの選考対策
戦略1. 経理・会計ドメインの基礎知識を整理する
技術系・営業系いずれのポジションであっても、「インボイス制度とは何か」「電子帳簿保存法が企業業務にどう影響するか」「仕訳とは何か」といった基礎的なドメイン知識は押さえておくべきです。プロダクトの価値を自分の言葉で語るためには、顧客が抱える課題を理解していることが前提になります。
戦略2. ファーストアカウンティングのプロダクトを体験・理解する
公式サイトのプロダクト情報・事例・IRレポート・プレスリリースを読み込み、具体的なプロダクトの仕組みとユースケースを把握しましょう。「なぜファーストアカウンティングか」という問いに対して、競合他社(マネーフォワード・弥生・freeeなど)との明確な違いを自分なりに説明できると、志望度の高さが伝わります。
戦略3. SaaS・BtoBビジネスへの理解を示す
エンジニア以外のポジションでも、「SaaS企業がどのように収益を作るか(ARR・チャーンレート・NRR等)」という基本的な理解は求められます。特にCS・セールス志望の場合は、「顧客成功」の概念と、自分がどのように貢献できるかを具体的に話せるよう準備しましょう。
戦略4. 過去の経験を「課題解決」フレームで語る
選考では「あなたが解決した業務課題は何か」という観点での質問が多いとされています。過去の職歴・プロジェクト経験を、「どんな課題があり・どうアプローチし・どんな成果が出たか」という構造で語れるよう準備します。経理・IT・営業いずれのバックグラウンドでも、課題解決の文脈に落とし込めることが重要です。
戦略5. 法令への正確さへのこだわりをアピールする
経理ドメインのプロダクトは、法的正確性・コンプライアンスへの配慮が命です。「細かいことへの正確さ」「法令や規定を正確に把握して動ける」という姿勢を、具体的なエピソードで示せると高評価につながります。
戦略6. 成長フェーズへの共感と覚悟を示す
上場グロース企業として、まだ組織が整備途上の部分があることも事実です。「仕組みがなければ自分で作る」「ルールがなければ提案する」という主体性と、成長フェーズへの前向きな関与を選考で表現できると、文化フィットの評価が高まります。
株式会社ファーストアカウンティングへの転職で評価されやすい経験
- BtoB SaaS企業での営業・カスタマーサクセス・プロダクト開発経験
- 経理・会計実務経験(一般企業の経理部門・会計事務所・税理士法人など)
- インボイス制度・電子帳簿保存法対応プロジェクトへの関与経験
- 会計ソフト・ERPの導入・運用・サポート経験(SAP・勘定奉行・freee・マネーフォワード等)
- AI-OCR・画像認識・自然言語処理の実装経験(エンジニア)
- バックエンド開発経験(Python・Java・Go等)、特にAPIサービス・クラウドインフラ
- エンタープライズ向けのシステム導入支援・プロジェクト管理経験
- データサイエンス・機械学習モデルの業務実装経験
- 中堅〜大手企業との法人営業・導入提案経験
- IT・フィンテック・RegTech業界での就業経験
- 公認会計士・税理士・簿記1〜2級などの会計関連資格
- アジャイル開発・スクラムチームでの開発経験
- カスタマーサクセス・プロダクトサポートでのNPS改善・解約率低減の実績
特に評価されやすいのは「経理業務の実務知識×IT・SaaSプロダクトの経験」を持つ人材です。経理担当者の課題を解像度高く理解しながら、プロダクトやシステムで解決策を提案できる人は、セールス・CS・PMいずれのポジションでも希少価値が高く、ファーストアカウンティングの事業成長に直結する即戦力として高く評価される可能性があります。
まとめ
株式会社ファーストアカウンティングは、経理DXという明確な専門領域で8期連続増収・黒字成長を実現している東証グロース上場のSaaS企業です。インボイス制度・電子帳簿保存法・ペポル対応という法整備が作り出す構造的な需要を背景に、AI-OCR・自動仕訳・電子帳票管理の一気通貫ソリューションで着実に市場での地位を固めています。
転職先として評価される最大のポイントは、「景気に左右されにくい法的需要に支えられた成長性」と「黒字維持という財務の健全さ」の両立です。スタートアップ的なスピード感と上場企業としての透明性・信頼性が共存する環境は、「成長企業での挑戦と安定感」を両立したい人にとって魅力的な選択肢となっています。
一方で、100名前後の規模ゆえに採用枠は限られており、経理ドメインへの関心と自律的な働き方への適応が問われます。大企業のような整った組織制度を求める方には向かない側面があることも正直にお伝えします。
経理・会計の知識を活かしてITキャリアを築きたい方、またはBtoB SaaSでの経験をドメイン専門領域に深めたいエンジニア・ビジネス職の方にとって、ファーストアカウンティングは検討に値する企業です。IR情報や公式サイトで最新の業績・採用情報を確認した上で、キャリア目標と照らし合わせて判断することをお勧めします。
