「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」は、1992年に米国テキサス州で誕生し、2005年に日本上陸したフィットネスブランドだ。30分間のサーキットトレーニングと明確なコンセプト、そして「運動未経験の50代以上女性でも続けられる」という入会障壁の低さを武器に急拡大し、現在は国内2,000店舗以上・会員数91.5万人という規模に成長している。

株式会社カーブスホールディングスは、カーブスジャパン(国内フランチャイズ本部)・ハイスタンダード(国内直営)・Curves International(グローバルフランチャイズ)・Curves Europe B.V.(欧州フランチャイズ本部)などのグループ会社を統括する持株会社だ。2020年9月にコシダカホールディングスから分離独立し、東証第一部(現プライム市場)に単独上場した。

フランチャイズビジネスの特性上、加盟店オーナー約350社が実際の店舗運営を担い、本部は加盟店指導・商品開発・マーケティング・システム整備に特化する。少人数・高収益の事業モデルが確立されており、業界でも希少な「高利益率フィットネス企業」として注目を集めている。

転職希望者にとって重要なのは、本部採用と加盟店採用がまったく異なるキャリアパスを意味するという点だ。カーブスホールディングス本体での採用は少数精鋭の専門職が中心であるのに対し、カーブスジャパンやグループ子会社では現場インストラクター・スーパーバイザー・本部スタッフなど幅広い職種が対象となる。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社カーブスホールディングス
設立2008年10月17日
代表取締役増本 岳
本社所在地東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー11F
資本金約8億4,900万円(2024年8月末時点)
従業員数連結数百名(持株会社単体は約35名)
上場区分プライム市場(証券コード7085)
売上高375億6,000万円(2025年8月期・連結)
営業利益63億4,000万円(2025年8月期・連結)
平均年収約586〜632万円(各種情報源の推計値)
平均年齢38.1歳(単体)
勤続年数5.9年(単体)
事業内容フィットネスクラブのフランチャイズ本部運営・海外フランチャイズ事業・機能性食品等の物販

カーブスホールディングスは事業持株会社として、グループ全体の経営戦略立案・資本政策・コーポレートガバナンスを担う。実際の事業運営はカーブスジャパン(国内フランチャイズ)、ハイスタンダード(直営店82店舗)、Curves International(北米・アジア等のグローバル展開)、Curves Europe B.V.(欧州9カ国)の各グループ会社が担当する形だ。

2025年8月期は上場来5期連続の増配を達成しており、株主還元の姿勢も明確だ。チェーン売上高(グループ全体のFC加盟店売上を含む概念)は856億円に達し、フランチャイズ本部としての実力値を示している。

主な事業内容

カーブスホールディングスのビジネスモデルは「フランチャイズロイヤルティ収入」「物販収入」「直営店収入」の三層構造から成る。収益の柱はフランチャイズフィーと物販であり、店舗の運営リスクを加盟店に移転しながら安定した収益を確保できる点が最大の特徴だ。

国内フランチャイズ事業(カーブスジャパン)

国内2,001店舗(2025年11月時点)・加盟オーナー約350社というスケールの国内フランチャイズが主力事業だ。フランチャイズ加盟店は1,914店舗・直営店が82店舗で、フランチャイズ比率が圧倒的に高い。カーブスジャパンは加盟店に対してSV(スーパーバイザー)による店舗指導、本部研修、マーケティング支援などを提供し、ロイヤルティフィーを受け取る構造だ。

フランチャイズ加盟費用の低廉化と店舗の小型化(約80〜100平米)により、個人オーナーでも参入しやすい仕組みを実現している。その結果、郊外・地方都市へのアクセスが容易になり、競合他社との差別化につながっている。

物販事業(プロテイン・機能性食品)

カーブスブランドのプロテインや機能性食品、サプリメントなどの物販事業が急成長している。2025年8月期の会員向け物販売上高は230億円(チェーン全体)で、フランチャイズ本部の収益にも物販マージンが直接還元される構造になっている。健康意識の高い会員基盤(91.5万人)を持つ同社にとって、物販は追加コストなしで収益を積み上げられる「ストック型」の収益源だ。

商品開発部門では管理栄養士・食品科学の専門家・マーケターが連携し、会員ニーズに基づいた新商品開発を継続的に行っている。

海外フランチャイズ事業(Curves International / Curves Europe)

米国発祥のカーブスブランドの権利を活かし、欧州(英国・イタリア・スペインなど9カ国)・アジア・北米などでグローバルフランチャイズを展開している。欧州では2025年6月末時点で124店舗を擁し、1店舗当たりの会員数・売上高は過去最高水準に達している。

グローバル展開においては、各国の文化・法規制に応じたフランチャイズ契約設計や現地パートナー管理が重要な業務となる。英語・現地言語能力を持つ人材の採用ニーズは今後も継続する見込みだ。

直営店事業(ハイスタンダード)

82店舗の直営店は本部の「実験場」としての役割を果たす。新しいサービス設計・店舗フォーマット・指導メソッドを直営店でテストし、成功したモデルをFC加盟店に横展開する仕組みだ。直営店のスタッフは定期的に本部へ吸収されることもあり、現場経験を積んだ上でマネジメントキャリアへ移行する事例が多い。

カーブスホールディングスの強み

強み1. 競合不在のニッチマーケットでの圧倒的シェア

「50代以上の運動経験のない女性」という特定ターゲットに徹底的に特化したことで、大手フィットネスクラブ(ライザップ・ルネサンス・コナミスポーツ等)との正面衝突を回避している。このセグメントでの知名度・信頼度は群を抜いており、新規参入のハードルを上げている。転職者にとっては、比較的安定した経営環境の下でキャリアを築けるという安心感がある。

強み2. 高いフランチャイズ継続率と安定したロイヤルティ収入

加盟店のオーナーは多くが女性経営者または夫婦での経営者で、「地域コミュニティとの密着」を重視する傾向がある。その結果、他のフランチャイズチェーンと比較して解約率が低く、安定したロイヤルティ収入が継続する。本部の収益予測が立てやすいため、人材投資・商品開発・海外展開への積極的な投資が可能になっている。

強み3. ストック型の物販収益による利益率の高さ

91万人超の会員ベースを持つ同社にとって、プロテイン・サプリメント等の物販は「既存顧客への追加販売」であり、新規開拓コストがほぼゼロで成立する。会員が毎月通うという行動特性を活かして定期購入・継続利用を促進しており、この物販事業の利益率は非常に高い。本部スタッフとして関与できる「商品企画」「マーケティング」「通販・EC管理」などのポジションは、ビジネス感度の高い転職者にとって魅力的な環境だ。

強み4. 少人数・高収益の持株会社モデル

持株会社本体の従業員が約35名という極めてスリムな体制であるにもかかわらず、連結売上高375億円・営業利益63億円という高い生産性を実現している。本部スタッフ1人あたりの売上高・利益が大きく、「少数精鋭で経営にインパクトを与えられる」環境は自律的に働きたいプロフェッショナルにとって魅力的だ。

強み5. グローバルブランドと海外展開の拡張余地

カーブスは世界30カ国以上でブランド認知を持ち、特に欧州・米国での展開基盤がある。日本の「高齢化と健康意識の高まり」が先行する先進事例として海外本部に発信されており、日本のノウハウが世界標準を作っている。グローバルなキャリアを志向する人材にとって、英語力を活かした海外連携業務に関与できる点は他のフィットネス企業にはない魅力だ。

強み6. 業績の安定性と株主還元の継続

上場来5期連続で増配を達成しており、業績の安定性と株主還元への本気度が示されている。フランチャイズビジネスの特性上、景気変動に対して比較的耐性があり、コロナ禍においても事業を継続した実績を持つ。安定した財務基盤は長期的な雇用安定にも直結する。

カーブスホールディングスの年収事情

持株会社本体の平均年収は約586〜632万円と推計されており、管理職・専門職が多い小規模本部という性格上、一般的なサービス業の平均より高水準だ。一方、グループ子会社(特に現場インストラクター職)の年収は業界水準並みの270〜390万円程度となる。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
フランチャイズ開発担当550〜800万円
マーケティング担当(本部)500〜750万円
商品開発・食品企画450〜700万円
スーパーバイザー(SV)400〜600万円
採用企画・HRビジネスパートナー400〜550万円
経営企画・IR担当500〜750万円
エリアマネージャー500〜700万円
店舗スタッフ(総合職)300〜450万円
インストラクター270〜380万円
IT・情報システム担当450〜650万円

給与制度の特徴

月次固定給と年2回の賞与(業績連動)が基本構成だ。持株会社本部では「職能等級制度」に基づく評価が行われ、成果と行動指針の両面で評価される。グループ全体のKPIは会員数・店舗数・物販売上の三本柱であり、それぞれに関与する役割のポジションは業績連動型の報酬インセンティブが発生しやすい構造だ。

年収を見る際の注意点

  • 持株会社本体とカーブスジャパン(子会社)では水準が大きく異なる
  • インストラクター職はパート・アルバイト比率が高く、正社員登用後に初めて安定収入となる
  • 規模が小さいため管理職ポジションの枠が限られ、昇給は評価次第で個人差が大きい
  • 残業は比較的少ない(月平均10〜20時間程度との口コミが複数)が、繁忙期(月末・キャンペーン期)には集中する

カーブスホールディングスの働き方・福利厚生

勤務時間・残業

本部オフィスの基本勤務時間は9:30〜18:30前後。フランチャイズ本部・企画系の仕事は月末や施策ローンチ前に集中した残業が発生するが、日常的な深夜残業は少ないとされる。SVや現場系の職種は店舗スケジュールに連動するため変形労働時間制が適用されることが多い。

休日・休暇

土日祝日休みを基本とし、夏季・冬季・GWの休暇がある。ただし、店舗を担当するSVやエリアマネージャーは土日対応が生じることもある。産前産後・育児・介護休暇制度が整備されており、育児短時間勤務制度も存在する。

リモートワーク

全社的なリモートワーク普及度は高くないとされる。口コミでは「リモートはほぼなし」との声が多い一方、育児等の事情がある社員への個別配慮はあるとされる。本部職種は出社前提が基本スタンスだ。

主な福利厚生

  • 社会保険完備(健康保険・厚生年金・労災・雇用保険)
  • 定期健康診断・健康診断補助
  • 社内フィットネス利用(カーブス施設の社員利用)
  • 商品社員割引(プロテイン等)
  • 通勤交通費支給
  • 産前産後・育児・介護休暇
  • 育児短時間勤務制度
  • 退職金制度(条件あり)
  • 資格取得支援・研修制度
  • 株主優待類似の社員向け特典

注意点

転職口コミサイトには「時短勤務の希望が通りにくい現場がある」「産休・育休は取れるが復帰後の評価に影響がある」といった声も存在する。現場(店舗・SV)と本部では職場環境が大きく異なるため、入社前に配属先の実態を転職エージェント経由で確認することを推奨する。

カーブスホールディングスの社風・カルチャー

一言で表すなら「使命感と現場主義」

カーブスの経営理念は「人々の健康で幸せな生活の実現に貢献する」というもので、単なるビジネス成長より社会的使命を重視する文化が根底にある。創業期から続く「女性の健康課題を解決する」という問題意識が今も経営陣・現場スタッフ双方に共有されており、数字よりも会員との関係性・健康成果を誇りにする場面が多い。

フランチャイズビジネスを中心とするため、「現場(加盟店・会員)への徹底的なサポート」が本部社員に求められる行動規範だ。本部の偉さより現場の声を大切にするフラットなカルチャーが特徴で、新入社員であっても加盟店の経営者と直接対話する機会が早い段階で与えられる。

評価される人物像

  • 現場・加盟店・会員への誠実なサポートを厭わない人
  • 事業の社会的意義(女性の健康支援・高齢化対応)に共感できる人
  • フランチャイズビジネス特有の「加盟店との長期関係構築」を重視できる人
  • 数字で成果を語りながらも「なぜ会員が喜ぶか」という人間的視点を持てる人

表面的なイメージと実態の差

「フィットネスクラブ運営会社」というイメージから現場体育会系のカルチャーを想像する人もいるが、本部は比較的知的労働・専門職色が強い。商品開発・マーケティング・IT・経営企画など高度なビジネス職種も多く、スタートアップ的なスピードと大企業的な安定性の両面を持つユニークな環境だ。

一方で、組織規模が小さいため社内異動の幅は限られる。「大きな組織で多様なキャリアを積みたい」という志向の人にはやや制約を感じるかもしれない。

カーブスホールディングスの転職難易度

難易度:B級(普通〜やや高め)

持株会社本体は超少人数(約35名)であるため採用枠が極めて限定的で、特定のポジションへの応募は競争率が高い。ただし、グループ全体(カーブスジャパン・ハイスタンダード等)の採用を対象とすれば、中途採用比率が5割超・WEB面接対応・内定まで1カ月以内というスピーディーな選考が行われており、準備が整っている人にとってはチャレンジしやすい企業だ。

中途採用市場での求人露出は大手転職サイト(doda・リクルートエージェント・マイナビ・ビズリーチ)に掲載されているが、枠が出るタイミングは不定期であり、エージェントへの事前登録・情報収集が有効だ。

理由1. 持株会社本体の採用枠が少ない

35名規模の持株会社であるため、各機能(経営企画・IR・HR・法務等)のポジションは1〜2名体制が多い。欠員補充型の採用がほとんどで、戦略的大量採用が起きにくい。倍率は職種によって数十倍に達する可能性がある。

理由2. 専門性とフランチャイズ理解の両立が求められる

本部職種では「業界の業務知識」と「フランチャイズビジネス特有のオーナーとの関係構築スキル」の両方が求められる。純粋に専門職経験があるだけでなく、「FC加盟店への指導・支援経験」や「B2Bの関係構築経験」が重視される点で、単純な業界経験値だけでは評価されにくい。

理由3. 文化的フィット(ミッション共感)が選考の鍵

「女性の健康課題解決」というミッションへの共感度が選考で重視される傾向がある。単なる転職理由や年収アップ志向では面接を通過しにくく、「なぜカーブスでなければならないか」を具体的に語れる準備が必要だ。

カーブスホールディングスの主な募集職種

カーブスホールディングスおよびグループ各社では、フランチャイズ本部機能に関わる多様な職種で中途採用が行われている。

カーブスホールディングスに向いている人

タイプ1. フランチャイズ・FC経由のビジネス拡大に関心がある人

本部機能として「多数の加盟店を成長させる」という仕事に関心を持てる人に適している。単一店舗の運営より、仕組みを設計して横展開する方が好きな人にとって理想的な環境だ。

タイプ2. 「健康・ウェルネス」分野の社会的意義に共感できる人

「高齢女性が元気になる社会を作りたい」というミッションへの共感が、この会社のカルチャーフィットの中核をなす。医療・介護・フィットネス・教育などのミッション志向の仕事に惹かれてきた人に向いている。

タイプ3. 少人数組織で自律的に仕事をしたい人

35名の持株会社というスケールでは、1人が担う役割の幅が広い。「言われたことだけやりたい」ではなく「自分で課題を発見して解決策を提案・実行したい」という姿勢がないと評価されにくい。

タイプ4. 地方・郊外ネットワークを使った事業開発に興味がある人

全国2,000店超のネットワークは、地方・郊外市場へのアクセス手段として非常に価値が高い。このネットワークを活用した新事業開発・地域連携に関心を持てる人には刺激的な環境だ。

タイプ5. キャリアの専門性をフィットネス・ヘルスケアに特化したい人

マーケターや商品企画担当、HR担当として「フィットネス×ヘルスケア」の専門性を積みたい人には、業界トップクラスの事業規模・データ・ブランドを活かした仕事ができる環境だ。

カーブスホールディングスに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、以下のタイプには他の選択肢を検討することを勧める。

  • タイプ:大規模組織でキャリアのロールモデルを求める人 — 持株会社本体35名では上位職ポジションの数が少なく、特定の職種でのキャリアラダーが見えにくい
  • タイプ:年収400万円未満のポジションでスタートを希望する人にとって本部は選択肢外 — 本部ポジションは即戦力採用が前提であり、未経験スタートは現場(インストラクター)から
  • タイプ:リモートワーク・フルフレックスが必須の人 — 現状の制度的整備は遅く、特に本部でも出社前提の文化が根強い
  • タイプ:ITスタートアップのような高速な意思決定・裁量を求める人 — フランチャイズ本部は加盟店との調整が多く、物事が動くスピードは大企業的
  • タイプ:フィットネス・健康分野への関心がまったくない人 — カルチャーフィットの観点から採用されにくく、入社後のモチベーション維持も困難になりやすい

カーブスホールディングスの選考対策

選考1. 志望動機は「なぜカーブスでなければならないか」を具体化する

フィットネス業界の他社(ライザップ・ルネサンス・JOYFIT等)ではなく、なぜカーブスホールディングスなのかを具体的に語る必要がある。「女性×高齢化×フランチャイズモデル」という三つの要素のどこに自分のキャリアが接続するかを明確にしておくこと。

選考2. フランチャイズビジネスの基礎知識を仕入れておく

「SVが加盟店に何をするのか」「ロイヤルティフィーの仕組み」「加盟店のPL構造」など、フランチャイズビジネスの基本知識がないと本部職の面接で話が噛み合わない。実際に近くのカーブス店舗を体験訪問しておくことも有効だ。

選考3. 数字で自分の実績を語れるようにする

「何店舗をSVとして担当して売上をどれだけ伸ばしたか」「担当商品の売上をどう伸ばしたか」など、具体的な数値実績を2〜3個用意すること。フィットネス業界以外からの転職でも、前職での定量的な実績を整理しておくことが重要だ。

選考4. 筆記・ケース対策は不要だが、面接は複数回

一般的に書類選考→1次面接(人事)→2次面接(現場マネージャー)→最終面接(役員)というプロセスが想定される。ケーステスト等は課されないことが多いが、「この会社でどう貢献するか」という具体的なプランを持って臨むことが求められる。

選考5. 健康・ウェルネス分野のトレンドを押さえておく

人口高齢化と健康寿命の延伸、フィットネス市場のデジタル化(オンラインフィットネス・ウェアラブルデバイス連携)などのトレンドを把握しておくことで、面接での深い議論が可能になる。「カーブスがこれらのトレンドにどう向き合うべきか」という視点を持てると評価が上がる。

選考6. 転職エージェント経由の応募を優先する

中途採用枠は不定期で少なく、リクルートエージェント・ビズリーチ・doda経由の非公開求人が多い。転職エージェントを活用することで、求人が出たタイミングで優先的に情報が届く可能性が高まる。また、エージェントを通じた企業内情の把握(配属先の雰囲気・面接官の傾向等)が選考対策に直結する。

カーブスホールディングスへの転職で評価されやすい経験

  • フランチャイズチェーン(飲食・小売・サービス等)本部でのSV・エリアマネージャー経験
  • 食品・ヘルスケア・化粧品業界での商品企画・マーケティング経験
  • フィットネス・スポーツ・健康産業でのビジネス職(本部・営業・企画)経験
  • FC加盟店オーナーとの渉外・折衝・契約管理の経験
  • CRM・会員管理・LTVマーケティングの実務経験
  • 機能性食品・サプリメントの薬機法対応・表示管理の経験
  • 医療・介護・ヘルスケア業界でのコンテンツ・商品開発経験
  • EC・D2Cでの物販運営・通販企画の経験
  • 組織人事・採用企画でのスタートアップ〜中規模会社の経験
  • グローバルFC本部や海外法人との契約・連絡調整の経験(英語対応含む)
  • KPI管理・月次レポーティング・経営数値の分析業務経験
  • 上場会社のIR・開示業務(有価証券報告書・決算短信対応)の経験
  • セールスフォース・SFAなどを活用した加盟店管理や営業管理の経験
  • アパレル・フィットネス系での会員コミュニティ運営・エンゲージメント業務
  • ヘルスケア関連のデジタルマーケティング(SEO・SNS・動画)の実績

**特に評価されやすいのは「フランチャイズ本部経験+業績改善実績の保有者」と「ヘルスケア商品の企画・マーケティング経験者」**だ。この2種類の経験を持つ人材はカーブスのコアニーズと直結しており、採用枠が空いたタイミングで優先的に検討されやすい。

まとめ

カーブスホールディングスは、日本の高齢化・健康需要の増大という社会トレンドに乗り、フランチャイズモデルで国内2,000店舗超を達成した特異な企業だ。持株会社本体は35名という小所帯でありながら、375億円の売上・63億円の営業利益を誇る超高効率経営を実現しており、この「少数精鋭×高収益」の環境に身を置けることが本部採用の最大のメリットだ。

転職先としては採用枠が少なく競争率が高い一方、中途採用比率が5割超で業種・職種未経験でも活躍しているケースがある。選考の鍵は「ミッション共感」と「フランチャイズビジネスへの理解」の二点だ。「女性の健康を支えたい」「フランチャイズ本部で仕組みを作る仕事がしたい」という明確な志望動機を持てる人には、業界トップクラスのブランドと安定財務基盤の下でキャリアを構築できる貴重な機会となる。

一方、持株会社本体ではなくグループ子会社(カーブスジャパン等)への転職も視野に入れると、スーパーバイザー・エリアマネージャー・商品企画など幅広い職種でキャリアを積む道が開ける。転職エージェントを活用して求人情報を網羅的に収集しながら、自分のキャリア目標と照合することを推奨する。

2026年以降は海外展開の加速と物販事業のD2C化が中期ビジョンの柱となっており、グローバル人材やデジタルマーケティング人材の採用ニーズが高まる可能性がある。今後のIR情報・採用情報を継続的にウォッチしていくことが重要だ。

参考リンク