アスエネ株式会社は、CO2排出量の見える化・削減・報告を支援するクラウドサービス「ASUENE」を主力とする、日本のクライメートテック(気候テック)スタートアップです。2019年10月の設立からわずか数年で、グループ累計導入企業数は56,000社を超え、「サステナビリティ情報管理プラットフォーム累計導入企業数」で国内No.1を掲げるまでに成長しました。

2026年7月にはシリーズDで総額135億円の資金調達を発表し、投融資の累計は250億円に到達しました。リード投資家にはBlackRockとTemasekの合弁であるDecarbonization Partnersが名を連ね、海外投資家からの評価も高まっています。GX(グリーントランスフォーメーション)や気候変動対応という追い風の中で、数年内の大型上場を目指すと報じられる注目企業です。

代表取締役CEOの西和田浩平氏は三井物産出身で、再生可能エネルギーのM&Aやブラジル駐在を経て創業しました。商社出身らしいグローバル志向と事業推進力が、同社のスピード感ある成長を支えていると言えるでしょう。

この記事では、良い面だけでなく気になる点も、公式発表・調査データ・口コミサイトなどの一次情報をもとに正直に整理していきます。転職を検討する際の判断材料としてご活用ください。

企業概要

アスエネ株式会社は、東京都港区虎ノ門に本社を構えるクライメートテック企業です。まずは基本情報を一覧で確認しましょう。

項目内容
会社名アスエネ株式会社(創業時社名:リフューチャーズ株式会社)
設立2019年10月2日
代表代表取締役CEO 西和田 浩平
本社東京都港区虎ノ門一丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア6階
資本金非公開(資本剰余金を含む合算開示は約151億円との情報あり)
従業員数約530名(2026年7月時点)
上場区分非上場(数年内の大型上場を目指すと報道あり)
売上高非公開
平均年収非公開(口コミサイト集計では約565万円・回答者13名ベース)
平均年齢非公開
平均勤続年数非公開
主な事業CO2排出量見える化SaaS「ASUENE」、ESG評価「ASUENE ESG」、カーボンクレジット取引所「Carbon EX」ほか

資本金の法定単独開示は確認できず、非公開としています。売上・平均年齢・勤続年数など非上場ゆえに公式開示のない項目も多く、その点は正直に「非公開」と記載しています。従業員数は約530名と、スタートアップとしては相応の規模まで拡大しています。

主な事業内容

アスエネの事業は、企業のサステナビリティ情報管理をワンストップで支援する複合モデルです。SaaS型のサブスクリプションを軸に、コンサルティング、カーボンオフセット仲介、カーボンクレジット取引所運営などを組み合わせています。ここでは主要な事業・プロダクトを紹介します。

ASUENE(CO2排出量見える化クラウド)

主力サービスである「ASUENE」は、Scope 1〜3のサプライチェーン全体のGHG(温室効果ガス)排出量を算定・報告・削減支援するクラウドサービスです。企業や自治体が自社の排出量を可視化し、削減施策や報告書作成につなげられます。累計導入企業数は56,000社を超え、この領域の国内をリードするプロダクトです。

ASUENE ESG(ESG評価クラウド)

取引先やサプライヤーのESG(環境・社会・ガバナンス)評価を管理・可視化するサービスです。被評価企業数は約10,000社(2024年6月時点)に達しており、サプライチェーン全体のサステナビリティ管理を支えます。

Carbon EX(カーボンクレジット取引所)

SBIホールディングスとの合弁会社が運営するカーボンクレジット・排出権の取引所です。2023年6月に設立、同年10月にサービスを開始しました。国内大手金融機関グループとして初のボランタリーカーボン・Jクレジット売買プラットフォームとされ、登録社数は1,000社以上(2024年6月時点)に上ります。

ASUENE ACADEMY(GX・ESG動画学習)

GXやESGに関する知識を動画で学べる学習サービスです。企業がサステナビリティ人材を育成する際の教育コンテンツとして活用されます。

海外展開・グローバル子会社

アスエネは海外展開にも積極的です。2023年11月にロサンゼルスで「Asuene USA Inc.」を、ロンドンに「Asuene Europe Limited」を設立。さらに2025年には米国ネバダ州拠点のクライメートテック企業「NZero」を買収するなど、グローバル市場でのプレゼンス拡大を進めています。

アスエネ株式会社の強み

急成長を支えるアスエネの強みを、一次情報をもとに整理します。

強み1. サステナビリティ情報管理で国内No.1の実績

東京商工リサーチの調査によれば、アスエネは「サステナビリティ情報管理プラットフォーム累計導入企業数」「プライム上場企業への累計導入社数」「製造業への累計導入社数」の三冠を達成しています(2026年5月末時点)。累計導入は56,000社超、プライム上場企業への導入は590社、製造業への導入は29,000社超と、確かな導入実績が競争優位を支えています。

強み2. 高いサービス継続率

サービス継続率は99%(2024年8月時点)と非常に高い水準です。SaaSビジネスにおいて継続率は事業の健全性を示す重要指標であり、この数字は顧客が導入後も継続的に価値を感じていることを示唆します。

強み3. 豊富な資金調達と有力投資家の支持

シリーズDでは総額135億円を調達し、投融資累計は250億円に到達しました。リード投資家はBlackRockとTemasekの合弁であるDecarbonization Partners。過去のラウンドでも三井住友銀行、SBIインベストメント、Sony Innovation Fundなど国内外の有力投資家が名を連ねており、資金面での成長余力は大きいと言えます。

強み4. 商社出身CEOによるグローバル志向の経営

代表の西和田氏は三井物産出身で、再エネM&Aやブラジル駐在を経験しています。この経歴に裏打ちされたグローバル戦略により、米国・欧州への子会社設立やNZeroの買収など、日本のスタートアップとしては早い段階から海外展開を進めています。

強み5. 複合的なビジネスモデルによる網羅性

排出量算定のSaaSだけでなく、ESG評価、カーボンクレジット取引所、GX教育まで、サステナビリティ領域をワンストップで提供できる点が強みです。顧客企業が複数のニーズを一社で解決できるため、クロスセルやアップセルの余地が大きくなります。

強み6. 追い風となる規制・市場環境

金融庁によるサステナビリティ開示の義務化が2027年3月期から時価総額の大きな企業を対象に順次始まる予定であり、CO2排出量の算定・開示ニーズは中長期で拡大が見込まれます。市場そのものが成長フェーズにある点は、事業の追い風です。

アスエネ株式会社の年収事情

アスエネは非上場のため、平均年収などの公式数値は開示されていません。ここでは口コミサイトの集計や一般的なスタートアップの傾向をもとに、あくまで推計として年収イメージを整理します。

職種別の想定年収レンジ(推計)

以下はあくまで推計であり、公式に開示された数値ではありません。実際の水準は経験・役割・等級により大きく変動します。

職種想定年収レンジ(推計)備考
セールス/フィールドセールス450万〜750万円インセンティブ設計により変動
カスタマーサクセス450万〜700万円継続率重視の役割
ソフトウェアエンジニア550万〜900万円スキル・経験により幅が大きい
プロダクトマネージャー650万〜1,000万円事業推進の中核
コーポレート/管理系450万〜750万円職種・等級による

口コミサイトOpenWorkの集計では平均年収は約565万円(回答者13名ベース)とされていますが、母数が小さいため参考値として捉える必要があります。

給与制度

急成長スタートアップ全般の傾向として、実力主義・成果連動の色合いが強いと考えられます。ストックオプション(SO)が付与されるケースもあり、実際にシリーズDではセカンダリー取引の中で従業員のSO買取が行われたことが公表されています。上場を見据えたスタートアップでは、SOが将来的な報酬の一部を担う点も特徴です。

注意点

年収の絶対値は非公開であり、口コミサイトの数値は母数が小さいため実態から乖離している可能性があります。基本給・インセンティブ・SOのバランスは職種や入社時期によって異なるため、選考過程で具体的な条件を必ず確認することをおすすめします。

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アスエネ株式会社の働き方・福利厚生

働き方についても、公表情報と口コミサイトの集計をもとに、分かる範囲で正直に整理します。

勤務時間・残業

口コミサイトOpenWorkでは、月間平均残業時間は43.8時間、有給休暇消化率は71.9%と集計されています(回答者13名ベース、2026年8月時点)。急成長フェーズのスタートアップとしては一定の残業負荷がうかがえますが、母数が小さい点には留意が必要です。

リモートワーク

リモートワークの制度詳細は公式に確認できる情報が限られており、非公開とします。多くのSaaS・IT企業ではハイブリッド勤務が導入されている傾向がありますが、実際の運用は選考過程で確認するのが確実です。

福利厚生

福利厚生の詳細な制度一覧は公式に確認できる情報が限られており、この記事では創作せず「非公開」とします。上場を目指すフェーズのスタートアップでは制度が整備途上のこともあるため、入社前に具体的な内容を確認することをおすすめします。

注意点

口コミサイトの残業時間や有給消化率は母数が小さく、部署や役割によって実態は大きく異なる可能性があります。ワークライフバランスを重視する場合は、配属予定チームの働き方について面接で具体的に質問するとよいでしょう。

アスエネ株式会社の社風・カルチャー

一言で表すなら

「気候変動という社会課題に、スピードとグローバル志向でコミットするミッションドリブンな組織」と言えるでしょう。商社出身CEOのもと、急速な事業拡大と海外展開を同時に進めるダイナミックな環境です。

評価される人物像

サステナビリティやGXという社会的意義に共感でき、変化の速い環境で自ら課題を見つけて動ける人が評価されやすいと考えられます。スタートアップ特有の「型が固まりきっていない状況」を前向きに捉え、裁量を持って推進できる姿勢が求められます。

表面的なイメージと実態の差

「社会課題解決」「グローバル」「急成長」といった華やかなイメージがある一方で、口コミサイトでは残業時間や一部の評価項目に留意点が見られます。急成長スタートアップである以上、制度整備や業務負荷の面で発展途上の側面がある可能性を理解しておくことが、入社後のギャップを防ぐうえで重要です。

アスエネ株式会社の気になる点・入社前に知っておきたいこと(事実ベース)

ここでは、良い面だけでなくネガティブに見え得る点も正直に扱います。記載するのは一次情報で裏取りした事実のみで、匿名の主観的コメントを断定的に採用することは避けています。

EUの規制緩和による市場環境の変化

EUは2025年12月にオムニバス法案で最終合意し、2026年2月に理事会が正式承認、2026年2月26日にEU官報へ掲載されました。これによりCSRD(企業サステナビリティ報告指令)の適用対象は「従業員1,000人超かつ売上高等の基準」へ引き上げられ、対象企業数は現行指令から約8割削減されたと公表されています。炭素会計SaaS業界にとって規制起点の需要拡大が後退する形となっている点は、専門家により指摘されています。規制頼みの成長モデルからの転換が問われているとの評価的見解もあります(出典:PwC Japan『欧州議会によるオムニバス法案の承認』ESGニュースレター2026年2月 https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/news/legal-news/legal-20260225-1.html )。

シリーズDの資金内訳の理解

アスエネの公式発表によれば、シリーズDの総額135億円の内訳はプライマリー(第三者割当増資)68億円、セカンダリー(既存株式の譲渡)37億円、デット(借入)30億円と開示されています。新株発行による会社への直接の資金流入は68億円であり、セカンダリーの37億円は既存株主向けの株式譲渡分にあたります。調達総額の数字だけでなく、その内訳を理解しておくことが実態把握に役立ちます(出典:アスエネ公式プレスリリース https://corp.asuene.com/news/1259/ )。

残業時間・有給消化率(口コミサイト集計)

社員クチコミサイトOpenWorkでは、アスエネ株式会社の月間平均残業時間は43.8時間、有給休暇消化率は71.9%と集計されています(回答者13名ベース、2026年8月時点)。母数が小さい点には留意が必要です(出典:OpenWork アスエネ株式会社 https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C2x00000S3rU5 )。

OpenWorkの評価項目

OpenWorkの評価項目では、アスエネ株式会社の「法令順守意識」は2.3、「人材の長期育成」は2.3と表示されています(いずれも5点満点・回答者13名ベース、2026年8月時点、総合評価は2.90)。母数が小さい点には留意が必要です(出典:OpenWork アスエネ株式会社 https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C2x00000S3rU5 )。

就活会議の評価項目

就活会議に掲載されたアスエネ株式会社の評価では、「社員・管理職の魅力」が1.1、「退職理由」が1.1(いずれも5点満点)と表示されています(総合2.5/全13件ベース、2026年8月時点)。回答件数が少なく偏りが生じ得る点には留意が必要です(出典:就活会議 アスエネ株式会社 https://syukatsu-kaigi.jp/companies/172417/word_mouths )。

経営指標の非開示

アスエネ株式会社は非上場であり、売上・ARR・黒字化時期などの経営指標は公開されていません。一方でシリーズDで135億円を調達したことは公表されており、直近ラウンドとしては大型の資金調達となっています。累計調達額の合算値および収益性・バーンレートは非開示です(出典:アスエネ公式プレスリリース https://corp.asuene.com/news/1259/ /創業手帳 https://sogyotecho.jp/news/20260724asuene/ )。

いずれの口コミ評価も回答者数が10数名と少なく、統計的な代表性には限界があります。特定の数値だけを切り取って判断するのではなく、面接や社員との対話を通じて実態を確認することをおすすめします。

アスエネ株式会社の転職難易度

難易度:A級(高め)

アスエネへの転職難易度は高めと考えられます。国内No.1を掲げる成長企業であり、有力投資家からの支持も厚いことから、優秀な人材が集まりやすく、選考基準も相応に高いと推測されます。以下、その理由を整理します。

理由1. 急成長企業ゆえの人材要件の高さ

累計56,000社超という導入実績を支えるには、スピード感を持って成果を出せる人材が求められます。スタートアップ特有の「自走力」や「変化への適応力」が問われるため、指示待ちではなく自ら動ける人が評価されやすいと考えられます。

理由2. 専門性の高い領域

CO2排出量算定、ESG評価、カーボンクレジットといった領域は専門性が高く、サステナビリティやGXへの知見・関心が問われる場面もあります。未経験でもポテンシャルで採用される可能性はありますが、領域理解の姿勢は重要です。

理由3. グローバル展開に伴う要求水準

米国・欧州への展開やNZeroの買収など、グローバルに事業を広げるフェーズにあります。職種によっては英語力や国際的な業務経験が評価される場面もあり、その分だけ求められる水準が上がる可能性があります。

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アスエネ株式会社に向いている人

アスエネは、次のような志向を持つ人に向いていると考えられます。

  • 気候変動対応・GXという社会課題の解決に、本気でコミットしたい人
  • 変化の速いスタートアップ環境で、裁量を持って自ら動きたい人
  • 国内No.1を狙う成長フェーズの事業を、内側から作っていきたい人
  • グローバル展開に関わり、海外市場での挑戦に興味がある人
  • SaaSやサステナビリティ領域で専門性を高め、市場価値を伸ばしたい人

社会的意義とビジネスの成長を両立させたい人にとって、アスエネは魅力的な選択肢となり得ます。

アスエネ株式会社に向いていない人

以下は批判ではなく、ミスマッチを防ぐための整理です。自分の志向と照らし合わせて確認してください。

  • 安定・整った制度を最優先するタイプ:非上場の急成長スタートアップであり、制度や仕組みが発展途上の側面がある可能性があります。
  • 残業を極力避けたいタイプ:口コミサイトでは月間残業43.8時間との集計があり、繁忙度合いによっては負荷が高まる場面も想定されます。
  • 明確な指示のもとで動きたいタイプ:自走力が求められる環境のため、手厚い指示や固まった業務フローを期待する人にはギャップが生じやすいでしょう。
  • 社会課題やサステナビリティに関心が薄いタイプ:ミッションドリブンな組織であり、事業の意義への共感が薄いとモチベーション維持が難しくなる可能性があります。
  • 短期での確実な高年収を求めるタイプ:SOなど将来価値を含む報酬設計の場合、目先の現金報酬だけを重視すると期待と異なる可能性があります。

アスエネ株式会社の選考対策

選考に臨む際は、次のポイントを押さえておくとよいでしょう。

1. 事業とミッションへの理解を深める

ASUENE、ASUENE ESG、Carbon EXなど主要プロダクトの役割を理解し、なぜアスエネの事業に共感するのかを自分の言葉で語れるように準備しましょう。GXや脱炭素という社会背景への理解も加点材料になります。

2. 自走力・成果を示すエピソードを用意する

急成長スタートアップでは自ら課題を見つけて動いた経験が重視されます。前職で主体的に成果を出したエピソードを、具体的な数字とともに整理しておきましょう。

3. スピード感への適応をアピールする

変化の速い環境で成果を出せることを示すため、短期間で立ち上げた・改善した経験を語れると効果的です。

4. 応募職種の専門性を磨いておく

セールス、CS、エンジニア、PMなど職種ごとに求められるスキルが異なります。応募ポジションに必要な専門性を棚卸しし、即戦力として貢献できる点を明確にしましょう。

5. 労働環境について率直に質問する

口コミサイトで残業や評価項目に留意点が見られるため、配属予定チームの働き方・期待役割・評価制度について面接で率直に確認しておくと、入社後のギャップを防げます。

アスエネ株式会社への転職で評価されやすい経験

以下のような経験は、アスエネの選考で評価されやすいと考えられます。

  • SaaSプロダクトのセールス・カスタマーサクセス経験
  • サステナビリティ・ESG・GX関連の実務経験や知見
  • CO2排出量算定・環境コンサルティングの経験
  • 急成長スタートアップでの事業立ち上げ・拡大経験
  • Webサービス・クラウドプロダクトの開発経験(エンジニア)
  • プロダクトマネジメント・グロース施策の推進経験
  • 製造業や大手企業を顧客とした法人営業(エンタープライズセールス)経験
  • 継続率・チャーン改善などSaaS指標の改善実績
  • 海外市場での事業経験・英語を用いた業務経験
  • M&Aやアライアンスの推進・PMI経験
  • データ分析・KPI設計に基づく意思決定の経験
  • 商社・金融など事業推進力が問われる環境での経験
  • カーボンクレジットや排出権取引に関する知見
  • スピード感を持って新規事業を立ち上げた経験

特に評価されやすいのは、SaaSの事業推進経験とサステナビリティ領域への強い関心・知見を併せ持つ人材です。 社会課題への共感と、成長を数字で実現する実務力の両方を示せると、選考で優位に立ちやすいでしょう。

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まとめ

アスエネ株式会社は、CO2排出量見える化SaaS「ASUENE」を主力に、累計56,000社超の導入とサービス継続率99%を実現した、日本を代表するクライメートテック企業の一社です。国内No.1の三冠を掲げ、シリーズDで135億円を調達、投融資累計250億円に到達するなど、成長のモメンタムは非常に強いと言えます。

一方で、非上場ゆえに売上・損益などの経営指標は非公開であり、口コミサイトでは残業時間や一部の評価項目に留意点も見られます。また、EUの規制緩和により炭素会計SaaS市場の需要環境が変化しつつある点も、中長期の視点では押さえておきたい要素です。ただし、これらの口コミ評価は回答者数が少なく、統計的な代表性には限界がある点も忘れてはいけません。

とはいえ、気候変動対応やGXという市場そのものは中長期で拡大が見込まれ、金融庁のサステナビリティ開示義務化という追い風もあります。社会課題の解決とビジネスの成長を両立させたい人、スピード感のある環境で裁量を持って挑戦したい人にとって、アスエネは大きなやりがいと成長機会を提供し得る企業です。

転職を検討する際は、華やかなイメージだけでなく、この記事で整理した気になる点も踏まえたうえで、面接や社員との対話を通じて実態を確認することをおすすめします。良い面と留意点の両方を理解したうえで判断すれば、アスエネという選択肢は前向きに検討する価値のあるものと言えるでしょう。