「連結決算といえばDivaSystem」——経理・財務の世界ではそう言われるほどの存在感を持つアバントグループ。大手上場企業の経理・財務部門や経営企画部門を顧客に持ち、経営情報の可視化と意思決定支援という高付加価値領域で圧倒的なポジションを築いています。
転職市場においては、平均年収約974万円という水準が示すように、戦略コンサルやSaaS企業に近い実力主義・成果主義の文化を持ちながら、経営管理という専門ドメインに特化した独自のキャリアパスを提供する企業です。会計・ITの両スキルを持つ人材には特に魅力的な選択肢となります。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社アバントグループ |
| 設立 | 1997年5月(旧・株式会社ディーバとして)。商号変更は2022年10月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 執行役員 CEO 岡部 貴弘 |
| 本社所在地 | 東京都港区港南二丁目15番2号 |
| 資本金 | 約3億4,511万円(2023年6月期) |
| 従業員数 | 持株会社単体56名・連結ベースは非公開(グループ各社を含む) |
| 上場区分 | プライム市場(証券コード3836) |
| 売上高 | 約282億円(2025年6月期・連結) |
| 平均年収 | 約974万円(持株会社単体・2025年6月期) |
| 平均年齢 | 45.6歳(持株会社単体・2025年6月期) |
| 平均勤続年数 | 非公開(各グループ会社により異なる) |
| 事業内容 | 経営管理DXソフトウェアの開発・販売・保守、コンサルティング、BPO |
アバントグループは純粋持株会社として、中核子会社である株式会社アバント(連結会計・経営管理ソフト)、株式会社ジール(データ分析・BI)、その他グループ企業を統括しています。2025年6月期の連結売上高は282億円と、前期比15.6%増の高成長を達成しており、日経IRのウェブサイト評価でも総合ランキングで4年連続「ベストサイト」を受賞するなど、IR品質の高さでも知られます。
2024年8月にはインドのCygnet Infotech社と合弁で「DivaCygnet Private Limited」をインド・ムンバイに設立し、グローバル展開にも乗り出しています。経営管理DXという専門性の高い領域で着実に規模を拡大しながら、国際化も視野に入れたフェーズにあります。
主な事業内容
アバントグループの事業は大きく「連結・グループ経営管理ソフトウェア事業」「データ分析・BI事業」「コンサルティング・BPO事業」の三本柱で構成されます。
連結会計・グループ経営管理システム(アバント)
中核子会社・株式会社アバントが担う最重要事業です。主力製品の「DivaSystem LCA」は連結会計・連結決算業務を効率化するソフトウェアで、国内市場シェアNo.1を7年連続で維持しています(ITR調査)。導入企業数は1,100社超に達し、上場企業の経理・財務部門では定番ツールとしての地位を確立しています。
2025年5月には「TRINITY BOARD」(企業価値経営プラットフォーム)にDivaSystem LCAの連携機能を追加するなど、製品の機能拡張を継続中です。コンサルティングから導入支援・保守運用までをワンストップで提供するモデルが顧客の囲い込みと継続的な収益を生み出しています。
データ分析・BI・データ活用支援(ジール)
グループ会社の株式会社ジールは、BIツールの導入・構築コンサルティングと独自のデータ活用ソリューションを提供する専門会社です。Tableau・Power BI・Qlik Senseなど主要なBIプラットフォームへの対応実績を持ち、経営情報の可視化という観点でアバントのソフトウェア事業と補完関係にあります。
企業のデータドリブン経営移行を支援するコンサルティングと、データ基盤の構築・保守をセットで提供するビジネスモデルで、DX推進企業からの引き合いが旺盛です。
コンサルティング・BPO事業
アバント本体とグループ会社が連携し、連結決算業務のアウトソーシング(BPO)や、グループ経営管理の仕組みづくりに関するコンサルティングサービスを展開しています。顧客の多くは東証上場企業の経理・財務・経営企画部門であり、CFOオフィス機能の強化を目的とした案件が多いです。
ソフトウェアと人的サービスを組み合わせた「ソフトウェアベースのコンサルティング」というアバントグループ固有のビジネスモデルは、単純なSaaSとも純粋なコンサルとも異なる独自の競争優位を生み出しています。
アバントグループの強み
強み1. 連結会計市場でのNo.1ブランドと顧客基盤
DivaSystem LCAが国内連結会計市場で7年連続シェアNo.1を維持している事実は、競合製品(SAP・Oracle・その他国内ベンダー)に対する圧倒的な優位性を示しています。1,100社超の上場企業への導入実績は参入障壁として機能しており、一度導入したシステムの切り替えコスト(スイッチングコスト)が高い点も収益の安定性に寄与しています。
転職者にとっては、No.1製品を扱うことでの顧客開拓のしやすさと、業界標準として認知されたソフトウェアのスペシャリストとしてのブランド価値を身につけられる点が魅力です。
強み2. 会計×ITという希少なスキルセットの育成環境
アバントグループのコンサルタント・エンジニアは「会計・財務知識」と「ITシステム構築スキル」の両方を業務の中で身につける機会を持ちます。このクロスドメインスキルは市場での希少性が高く、キャリア市場での価値が高いです。CFO/経理系コンサルタント・ERPコンサルタントへのキャリアチェンジの土台になる実力が養われます。
強み3. 高収益・高成長の財務構造
2025年6月期の連結売上高282億円・営業利益46億円(営業利益率約16%)は、IT企業としても高水準の収益性です。SaaSの継続収益(保守・ライセンス)と新規コンサルティング案件の組み合わせが安定した利益構造を支えています。成長に連動した報酬・昇給が期待できる点は優秀な人材にとっての大きな誘引となっています。
強み4. ニッチ市場での圧倒的な専門性と参入障壁
「連結会計・グループ経営管理」という非常にニッチかつ複雑な領域に特化することで、大手ERPベンダー(SAP等)とも異なる独自ポジションを確立しています。この領域の専門人材は市場全体でも希少であり、アバントグループで経験を積むことは長期的なキャリア価値として機能します。
強み5. ワンストップサービスモデルによる顧客粘着性
コンサルティング(要件定義・設計)→システム導入(構築・実装)→保守運用(継続サポート)→BPO(業務受託)という一気通貫のサービス提供モデルは、顧客との長期的な関係構築につながります。一度取引が始まると継続的な収益が見込める構造であり、顧客満足度を高めることが直接的に業績向上につながる文化があります。
強み6. インドへの開発拠点展開とグローバル化
2024年設立のDivaCygnet Private Limitedによるインド・ムンバイへの展開は、開発コスト最適化とグローバル企業への対応力強化という二重の意義を持ちます。国際的なビジネス経験を積みたい人材にとっては、グローバルな開発体制に関与できる新たなキャリアパスが開かれつつあります。
アバントグループの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 第二新卒・ジュニアコンサルタント | 450〜600万円程度 |
| コンサルタント(中堅) | 600〜800万円程度 |
| シニアコンサルタント | 800〜1,000万円程度 |
| マネージャー | 1,000〜1,300万円程度 |
| シニアマネージャー・部長 | 1,200〜1,600万円程度 |
| SE・システムエンジニア(中堅) | 550〜750万円程度 |
| シニアSE・アーキテクト | 750〜1,000万円程度 |
| BPOスタッフ(経験者) | 400〜600万円程度 |
| 営業・アカウントマネージャー | 600〜900万円程度 |
| コーポレート(経理・HR) | 600〜900万円程度 |
※持株会社単体の平均年収は約974万円(平均年齢45.6歳)です。職種・経験・評価によって幅があります。
給与制度の特徴
アバントグループ(アバント本体)は実力主義・成果主義に基づく給与体系を持ち、コンサルティングファームに近い評価・報酬の仕組みを採用しています。等級制度(グレード制)のもとで、成果・スキル・チームへの貢献度が昇給・昇格の評価基準となります。賞与は業績連動の要素が強く、会社・事業部・個人の3階層の業績が反映される設計が一般的とされます。
平均年収974万円という数字は持株会社単体(シニア人材中心の56名)の数値であり、グループ全体の平均ではない点に注意が必要です。ただし、グループ子会社のアバント・ジール等でもIT×コンサル領域の高付加価値サービスを担うため、業界水準を超えた年収水準は維持されているとみられます。
年収を見る際の注意点
- 持株会社単体の平均年収と子会社(アバント・ジール等)の平均年収は別物として理解してください
- コンサルタント職と一般SE・BPO職では年収レンジに大きな差があります
- 年功序列ではなく成果主義が基本であり、若手でも高評価なら早期昇給できる一方、低パフォーマーは上限が見えやすいです
- 転職サイト掲載の年収情報は古いデータが混在することが多いため、直近の有価証券報告書・エージェント経由の情報を優先してください
アバントグループの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
本社・グループ会社ともに標準的なオフィスワーカーの就業時間(9〜18時ベース、フレックスタイム制)を採用しています。コンサルティング職は顧客企業の決算期に合わせた繁忙期があり(主に3月・9月決算前後)、その時期は労働時間が増える傾向があります。年間休日は125日程度です。有給休暇の取得率は公開データが少ないですが、IT企業としての水準は維持されているとみられます。
リモートワーク
コロナ以降のハイブリッドワーク体制を継続しており、コンサルタント・SE職ともに顧客対応がない日はリモート勤務が可能な環境が整備されています。顧客常駐型の案件では顧客先への出勤が必要な場合もあります。
福利厚生(主要10項目以上)
- 各種社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
- 賞与年2回(業績連動)
- フレックスタイム制度
- リモートワーク制度(ハイブリッド)
- 研修・資格取得支援(業務関連資格の費用補助)
- 育児・介護休業制度
- 産前産後休業の取得実績あり
- 社員持株会
- 慶弔見舞金制度
- 通勤交通費全額支給
- ダイバーシティ推進(同性パートナー・内縁パートナーへの配偶者同等の福利厚生適用)
- ストックオプション制度(職位による)
注意点
コンサルティング職は顧客の決算繁忙期に長時間労働が集中する傾向があります。事前に繁忙期のサポート体制・残業実態を確認しておくことをおすすめします。
アバントグループの社風・カルチャー
一言で表すなら「知的プロフェッショナルの集団」
アバントグループの社風を端的に表すなら「知的プロフェッショナルの集団」です。会計×ITという高度な専門知識を武器に、大手上場企業のCFOや経営企画本部長クラスと渡り合うコンサルタントを育てる文化が根付いています。成果主義が徹底しており、若手でも実力があれば早期にシニアポジションへ登用される機会があります。
自己研鑽への意識が高く、業務外でも会計知識やIT技術を継続的にアップデートしようとするメンバーが多いとされます。「お客様と向き合い、課題の本質と向き合う」という採用メッセージに象徴されるように、表面的なシステム導入でなく顧客の経営課題の本質を解く姿勢が社内の共通言語となっています。
評価される人物像
- 会計・財務の知識とITシステムへの理解を兼ね備えた「両利き人材」
- 顧客の経営層・CFOと対等に議論できる論理的思考力と説明力を持つ人
- 変化の速いIT×会計領域で継続的に学習し続けられる自律的な人材
- チームでの成果にコミットでき、プロジェクト内の役割を柔軟に担える人
- ニッチだが重要な「グループ経営管理」領域に知的好奇心を持てる人
表面的なイメージと実態の差
「規模が小さいニッチソフトウェア会社」というイメージを持たれることがありますが、連結売上282億円・プライム市場上場・国内No.1シェアという実態はそのイメージとは大きくかけ離れています。クライアントは日本を代表する大手上場企業であり、若手のうちから経営レベルの課題と向き合える環境は、大手SIerや汎用コンサルファームでは得にくいものです。
一方で、「残業が多い」「繁忙期のプレッシャーが高い」という口コミも存在します。決算繁忙期のワークロード管理を事前に確認することが重要です。
アバントグループの転職難易度
難易度:A級(高め)
全体的に採用基準が高く、特にコンサルタント職は競争率・選考基準ともに厳しいです。
会計知識とITスキルを同時に求められる希少な領域のため、両方を一定水準で持つ人材でなければ門は狭いです。一方で、公認会計士・税理士・経理経験者でITに理解がある人材、あるいはSIer・ERPコンサルで会計知識を持つエンジニアには比較的間口が開いています。
理由1. 会計×ITのクロスドメインスキルを要求
コンサルタント職では、連結決算の仕組みをシステムとして実装する能力が求められます。会計だけ、あるいはIT技術だけでは対応できず、両方の素養を持ちながらビジネス課題を解決する経験が必要です。この「両利き人材」は市場全体でも希少なため、採用競争は激しいです。
理由2. 顧客が大手上場企業のCFO/経理部長クラス
顧客は東証上場企業の経営幹部クラスです。入社後すぐに経営レベルの対話が求められるため、ビジネスコミュニケーション能力・論理的思考・提案力のベースが高い人材が求められます。コンサルファームや大手監査法人出身者が競合となる場面も多いです。
理由3. 組織規模が小さく採用枠が限定的
持株会社単体は56名規模と非常に小さいです。グループ会社を含めても大規模採用はしておらず、ポジションが開いたタイミングでの採用が基本となります。タイミングによっては希望職種の求人が少ない時期もあります。
20〜30代のキャリア相談(無料)→アバントグループの主な募集職種
アバントグループおよびグループ会社では、以下の職種で採用が行われることが多いです。
- 財務会計コンサルタント(連結決算・グループ経営管理)
- 管理会計コンサルタント
- ITシステムコンサルタント(経営管理DX)
- SAP・ERPコンサルタント(ERP連携案件)
- バックエンドエンジニア(DivaSystem等の開発)
- データアナリスト(ジール所属)
- データエンジニア(BI基盤構築)
- BPOスタッフ(連結決算業務アウトソーシング担当)
- プロジェクトマネージャー(システム導入PM)
- 経営企画(持株会社コーポレート)
- IR担当(持株会社IR部門)
アバントグループに向いている人
タイプ1. 会計・財務とITの両方に強みを持つ人
公認会計士・税理士・経理経験者でITシステムに興味がある人、あるいはSEやコンサルタントとして会計知識を持つ人にとって、アバントグループは最も能力が活きるフィールドの一つです。
タイプ2. 大手上場企業の経営課題を解くことにやりがいを感じる人
クライアントの経営陣・CFOと直接対話しながら課題の本質を解くことに喜びを感じられる人です。「システムを売る」より「経営を変える」という意識を持てる人が向いています。
タイプ3. 専門性を深めながら年収を高めたい人
汎用SIerやパッケージベンダーでのキャリアに限界を感じ、よりニッチかつ高付加価値の領域でスペシャリストとして認められたい人には最適な環境です。
タイプ4. 成長企業でキャリアを加速させたい人
売上高前期比+15.6%という成長率は、IT企業の中でも上位に入る水準です。成長するフェーズの企業に乗り込み、ポジションを掴みながら昇格していきたい人に向いています。
タイプ5. データ分析・BI分野でキャリアを築きたい人
グループ会社のジールでは、BIツール構築や経営データ活用コンサルに特化したキャリアが積めます。データサイエンスよりもビジネス寄りのデータ活用に関心があるエンジニア・コンサルタントに向いています。
アバントグループに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、率直に記載します。
- タイプ:会計の知識もITの素養もどちらもない人 — クロスドメインのスキルが前提の企業であり、両方が低い状態では業務についていくのが困難になりやすいです
- タイプ:大規模プロジェクトでチームに埋もれて働きたい人 — 少数精鋭の組織であり、個々の役割が大きいです。受け身な姿勢では成長できない環境です
- タイプ:決算繁忙期のプレッシャーに弱い人 — 顧客の決算期前後には長時間労働が集中する傾向があり、タフな精神力が必要な時期があります
- タイプ:幅広い業界・技術を経験したい人 — 経営管理DXという特定ドメインに特化した企業であり、多様な業界やテクノロジー領域に横断的に関与するキャリアは描きにくいです
- タイプ:大人数の組織文化・明確な研修体系を求める人 — グループ全体として規模が小さく、OJT的な成長が基本となります。体系的な新人研修を期待する人には物足りない場合があります
アバントグループの選考対策
1. 会計・財務の基礎知識を整理しておく
選考では連結決算の仕組み・グループ経営管理の概念・開示書類の理解度を問われることがあります。公認会計士・税理士・簿記資格の有無だけでなく、実務での活用経験を具体的に語れるよう準備します。連結決算の基礎(親子会社間の内部取引消去・少数株主持分の扱いなど)は最低限理解しておきましょう。
2. ITシステムとビジネスを結ぶ経験を言語化する
SIer・コンサルファーム出身者は、顧客のビジネス課題を技術でどう解いたかを具体的に語れるエピソードを準備します。単なる技術実装ではなく「顧客の業務・経営にどう貢献したか」という視点で経験を語ることが評価につながります。
3. DivaSystemやAVANT製品への理解を深める
公式サイトや導入事例、プレスリリースを通じてDivaSystem LCA・TRINITY BOARD・AVANT Cruiseなどの製品概要を把握します。「なぜこの製品が選ばれるのか」「競合製品(SAP/Oracle連結管理)との違い」を自分なりに整理しておくと、志望動機の説得力が増します。
4. グループ経営管理の実態を顧客視点で語る
アバントグループの顧客は上場企業の経理・財務・経営企画部門です。もし自分が大企業側の経理・財務・内部統制業務を経験していれば、「グループ経営管理の課題を感じた経験」を語ることが強力な志望動機になります。顧客インサイトを持って入社できる候補者は重宝されます。
5. 「経営情報の民主化」というミッションへの共鳴を示す
アバントグループのミッションは「経営情報の民主化」——大企業だけでなく、すべての規模の企業が高度な経営管理インフラを持てるようにするというビジョンです。このビジョンへの共鳴を志望動機として具体的に語ることが、他の候補者と差をつけるポイントになります。
6. データ分析・BI関連の職種はジール向けの準備も並行する
BI・データ分析職はグループ会社のジール所属となることが多いです。ジールはTableau・Power BI・Qlik Senseなど主要なBIツールへの対応実績があり、これらのツール使用経験や、データ活用による業務改善実績があれば積極的にアピールしましょう。
アバントグループへの転職で評価されやすい経験
- 公認会計士・税理士・日商簿記1級など会計・税務系資格の保有と実務経験
- 大手監査法人・会計事務所での連結決算監査・会計アドバイザリー経験
- 上場企業経理・財務部門での連結決算実務経験
- 経営管理・管理会計システムの導入・改善プロジェクト経験
- SAP・Oracle Financials・会計パッケージのコンサルティング・実装経験
- BIツール(Tableau・Power BI・Qlik等)の導入・構築経験
- 大手SIerでのERP・基幹システム開発プロジェクトPM/リーダー経験
- 上場企業向けの内部統制・J-SOX対応の実務経験
- コンサルティングファームでの業務改革・財務DXプロジェクト経験
- M&A後の子会社統合・グループ会計統合の経験
- Pythonやデータパイプライン関連のデータエンジニアリングスキル(ジール向け)
- IR・投資家対応・開示書類作成の実務経験(持株会社コーポレート向け)
- 英語での業務経験(インド拠点との協業増加に伴う需要)
特に評価されやすいのは、大手監査法人や上場企業財務部門での連結決算経験を持ちながら、IT・システム領域の理解も持つ「会計×IT」のハイブリッド人材です。 この組み合わせはアバントグループのコアビジネスを担う上で最も即戦力となり、年収交渉でも優位に立てる可能性が高いです。
20〜30代のキャリア相談(無料)→まとめ
アバントグループは「連結会計・グループ経営管理DX」というニッチだが重要な領域で国内No.1シェアを誇り、高成長・高収益を維持するプレミアムなIT企業です。持株会社単体の平均年収約974万円が示すように、実力ある人材には業界平均を大幅に超える報酬が期待できます。
転職市場において、会計とIT両方の素養を持つ人材には最も適した選択肢の一つです。大手上場企業のCFOや経営企画本部長を顧客として「経営情報の民主化」を推進するという社会的意義も大きく、専門性とやりがいを同時に追求したい人にとって魅力的な環境が整っています。
一方、会計・ITいずれかの素養が乏しい場合は入社後の成長に時間がかかる可能性があり、その点では事前の準備が重要です。転職を検討する際は、持株会社と各グループ子会社のどのポジションを目指すのかを明確にした上で、自らのスキルとのマッチングを精査してください。
