「選ばれる力を強くする」——揚羽が掲げるタグラインはシンプルだが、その実態はブランディング戦略のコンサルテーションから映像制作・採用コミュニケーション設計まで多岐にわたる。企業が「なぜ自社が選ばれるのか」を言語化し、社内外に発信していく一連のプロセスを伴走支援するのが揚羽のビジネスモデルだ。

2001年の創業以来、積み上げてきた取引実績は920社以上。大手上場企業から成長中のスタートアップまで、「ブランドをどう作り、どう伝えるか」という課題を持つ企業に対し、揚羽は外部の目線とクリエイティブの力で答えを出し続けてきた。

転職市場における揚羽の位置付けは、「ブランディング・採用コミュニケーションのプロを目指す人材の登竜門」といえる。同社での経験はコンサルティングファームやクリエイティブエージェンシーへのキャリアパスにもつながりやすく、転職後の市場価値向上を意識している候補者には選択肢として考える価値がある。

企業概要

項目内容
会社名株式会社揚羽(AGEHA Inc.)
設立2001年8月
代表者代表取締役社長 湊 剛宏
本社東京都中央区八丁堀2丁目12-7 八丁堀トーセイビルⅢ 3F
資本金2億7,935万円(2024年9月30日時点)
従業員数133名(2024年9月30日時点)
上場区分東証グロース市場(証券コード:9330)/ 名証ネクスト市場
売上高約14億円程度(直近期推計)
平均年収450〜550万円程度(推計)
平均年齢30代前半〜中盤程度(推計)
事業内容コーポレートブランディング支援、採用ブランディング支援、インナーブランディング支援

揚羽は2001年8月に設立されたブランディング支援専業の会社だ。20年以上の事業継続の中で取引社数920社以上という実績を積み、2023年9月に東証グロース市場と名古屋証券取引所ネクスト市場への同時上場を果たした。上場後はAI時代に対応した「AGEHA Brand Audit」などの新サービスも展開しており、ブランディングのデジタル進化にも積極的に取り組んでいる。

事業規模としては中小規模のブランディングエージェンシーに位置するが、取引社数の豊富さと上場企業としての信用力を活かし、大手企業の継続的なパートナーとしての地位を確立しつつある。

主な事業内容

揚羽の事業は大きく「コーポレートブランディング支援(コーポレートサポート事業:売上比約66%)」と「採用ブランディング支援(リクルーティングサポート事業:売上比約34%)」の2セグメントに分けられる。

コンサルテーション・クリエイティブ制作・デジタルソリューションを一気通貫で提供できる体制が特徴であり、単なる制作会社でも単なるコンサルでもない「ブランド共創パートナー」としてのポジショニングを標榜している。

コーポレートブランディング

企業の「選ばれる理由」を言語化し、外部ステークホルダー(顧客・投資家・社会)への伝達を最大化するサービス群。コーポレートサイトのリニューアル・ブランドブック制作・パーパス策定支援・統合報告書制作・サステナビリティブランディングなど、企業の顔となるコミュニケーション全般を担う。

近年はサステナビリティ経営の浸透を背景に、ESG・SDGs関連のブランドコミュニケーション支援への需要が拡大しており、同社の重点成長領域の一つとなっている。

採用ブランディング

新卒・中途採用向けの採用コミュニケーション全般を支援する。採用サイト制作・採用動画制作・採用コンセプト開発・説明会コンテンツ設計・SNS採用戦略など、「どうすれば求める人材に選ばれる企業になれるか」という問いに戦略から制作まで一気通貫で答える。

労働市場の激化に伴い、採用ブランディングへの企業投資は増加傾向にあり、揚羽の主要な収益源として機能している。

インナーブランディング

社内に向けた企業ブランドの浸透・社員エンゲージメントの向上を目的とした支援。企業理念の再定義・社内報制作・社内イベント企画・ブランドアンバサダー育成プログラムなど、「内側から選ばれる組織づくり」を支援する。

パーパス経営・エンゲージメント経営が企業の経営課題になる中、インナーブランディングの重要性が高まっており、同社のコンサルティング力が活かされる領域だ。

デジタルマーケティング・AI活用

2024年以降、AIツールを活用したブランド認知の最適化(AIO・LLMO最適化サービス)を新たに展開している。AI時代における「LLMにどう企業を語ってもらうか」という新しいブランディング課題にも先手を打っており、将来性の高い新サービスとして注目される。

株式会社揚羽の強み

強み1. ブランディングの一気通貫ケイパビリティ

戦略コンサルテーションから映像制作・Web制作・印刷物まで、ブランディングに関わる多様なアウトプットを社内で一気通貫で生み出せる体制が最大の強みだ。多くの競合が「コンサルのみ」「制作のみ」で分断されている中、揚羽は「考えて・作って・伝える」のサイクルを一社で完結できる。

転職者にとっては、ブランディングの上流(戦略立案・コンセプト設計)から下流(制作・実装)まで幅広く経験できる環境であり、特定スキルに特化するのではなく「ブランディングの全体像を動かせる人材」へ成長できる機会がある。

強み2. 920社以上の取引実績に裏打ちされたノウハウ

創業20年超の歴史の中で積み上げた920社以上の取引実績は、業種・規模・課題の多様なパターンに対応できるノウハウの蓄積を意味する。新規顧客への提案時に「似たような課題の解決事例」を提示できる説得力は、若い競合エージェンシーには持ちえない強みだ。

社員にとっても、多種多様な業界の企業との取引を通じて「業種を越えたブランディングの普遍的な思考法」を学べる環境は、キャリアの幅を広げる上で価値が高い。

強み3. 上場企業としての信用力と成長投資余地

2023年の東証グロース上場により、大手企業との取引においても「上場企業」としての信用を得た。ブランディング支援の契約は継続的なパートナーシップが前提となる場合が多く、企業としての安定性・信頼性が受注に直結する。

上場後の資金調達余地を活用した組織拡充・サービス拡張も期待されており、社員の視点では「成長中の組織でポジションが増えていく」というチャンスを伴う。

強み4. 採用ブランディング市場の追い風

少子化・労働人口の減少に伴う採用競争の激化は、企業の採用ブランディング投資を押し上げる構造的な追い風だ。「なぜうちに来てほしいか」を戦略的に語れない企業は採用競争に勝てなくなっており、揚羽の採用ブランディング支援への需要は中長期的に拡大が見込まれる。

この成長市場の最前線で働けることは、採用支援・HR領域のキャリアを志す人にとって大きな魅力だ。採用マーケティング・HRブランディングのプロとしての実績を積む機会が豊富にある。

強み5. AI時代への先行投資

2026年時点ではまだ新しいが、LLM・AIを活用したブランド認知最適化(AIO・LLMO最適化)サービスの開発・提供に着手している点は将来の差別化要素になりえる。AI時代に「どの企業が選ばれるか」を決める要素が変わりつつある中、ブランディング支援企業として先手を打っている姿勢は評価できる。

デジタルマーケティング・AI活用の経験を持つ人材にとって、揚羽での仕事はスキルアップの場としても機能する可能性がある。

株式会社揚羽の年収事情

ブランディングエージェンシーとしての給与水準は、大手広告代理店には及ばないものの、中堅のコンサルティングファームや制作会社と比較すると同水準〜やや高め程度とされている。コンパクトな組織であるため、役職者比率は相対的に高く、マネージャー層への登用スピードが早い傾向がある。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
ブランディングコンサルタント(若手・第二新卒)380〜480万円程度
ブランディングコンサルタント(中堅)480〜600万円程度
採用ブランディングコンサルタント420〜560万円程度
クリエイティブディレクター500〜700万円程度
Webディレクター・デジタルマーケター420〜580万円程度
営業・アカウントマネージャー450〜620万円程度
マネージャー・リードクラス600〜800万円程度

※上記はいずれも推計値。公開情報をもとに算出しており、実際の条件は採用時の個別交渉による。

給与制度の特徴

基本給+賞与の構成が一般的と見られるが、グロース上場後の業績連動型報酬への移行も進んでいる可能性がある。上場企業であるため有価証券報告書などから平均給与の開示情報を確認することを推奨する。裁量の大きいポジションでは成果に応じた評価がされやすく、若手でも早期にマネージャー職へ昇進するケースがある。

年収を見る際の注意点

  • 従業員133名の中小規模企業であり、大手広告代理店(電通・博報堂等)に比べると給与水準は低い
  • コンサルタント職は担当案件数・受注額によって評価が変動する可能性がある
  • 上場後の業績悪化(2025年9月期は営業赤字)があるため、賞与への影響を確認することが重要
  • 求人票の年収レンジは幅が広く設定されていることが多いため、具体的な条件は面接で確認が必須
  • 今後の業績回復見通し(2026年9月期は黒字転換予測)を踏まえた中期的な見通しも重要

株式会社揚羽の働き方・福利厚生

揚羽はコンパクトな組織ながら、ブランディングエージェンシーとして案件の多様性が高く、働き方のメリハリがある。クライアントワーク主体のため、プロジェクトの繁閑に合わせた柔軟な動き方が求められる。

勤務時間・残業 プロジェクト型のクライアントワークが中心であるため、納期前や大型プレゼンテーション前は残業が発生する場合がある。一方、案件の閑散期には比較的余裕が生まれる波がある。残業時間の実態は担当案件・役職によって大きく異なる。

リモートワーク クリエイティブ職・コンサルタント職を中心に、一部リモートワークに対応しているとみられる。ただし、クライアントとの対面でのブランディングワークショップ・プレゼンテーションが多いため、完全リモートではなくハイブリッド勤務が実態に近い。

主な福利厚生

  • 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 交通費支給
  • 資格取得支援・研修制度
  • 産休・育休制度
  • 健康診断
  • 書籍購入補助(ブランディング・マーケティング関連)
  • 上場企業としての株式報酬制度(導入状況は要確認)
  • 社内勉強会・ナレッジシェア制度
  • フレックスタイム制度(職種・部門による)
  • 社員の多様なキャリアパスに向けたキャリア面談制度

注意点 中小規模の会社であるため、制度の整備は大手企業と比べると途上の部分がある。実際の運用実態は入社前の面接・内定後の面談で具体的に確認することを強く推奨する。

株式会社揚羽の社風・カルチャー

一言で表すなら「熱量×プロフェッショナリズム」

揚羽のミッションは「一社でも多くの企業のブランディングに伴走し、日本のビジネスシーンを熱く楽しくする!」という言葉に集約されている。「熱く」という表現が示すとおり、仕事への情熱・クライアントへの当事者意識が強く評価されるカルチャーがある。

ブランディングという仕事の性質上、「クライアント企業を自分ごとで語れるか」「好奇心を持ってビジネスを理解しようとするか」という姿勢が問われ、受け身で指示待ちの人材よりも積極的に課題を見つけて動ける人材が活躍しやすい。

評価される人物像

  • ブランディング・マーケティング・採用コミュニケーションに強い関心と知識を持つ人
  • クライアントとの対話を楽しみながら、深い課題理解に基づいた提案ができる人
  • コンセプト設計から制作物のディレクションまで一気通貫でコミットできる人
  • 変化や新しいサービス開発(AI・デジタル)に積極的に取り組む好奇心旺盛な人
  • 小さな組織でのチームワークと個人の裁量を両立できる人

表面的なイメージと実態の差

「ブランディングのプロ集団」というイメージから、華やかな広告代理店的カルチャーを想像する人もいるが、実態はクライアントの課題解決に真剣に向き合うコンサルティング気質が強い。133名という組織規模から、大企業のような役割の細分化は少なく、一人が複数の機能を担うことが日常的だ。その分、幅広い経験を積める反面、専門領域に深く集中したい人には向かない面もある。

株式会社揚羽の転職難易度

難易度:3〜4級(中〜やや難)

ブランディングコンサルタントや採用コミュニケーション職は、単純な業務経験だけでなく「ブランディングとは何か」を自分の言葉で語れる理解力が求められる。未経験からの応募も受け付けているが、選考プロセスではクリエイティブな思考・提案力が問われることが多い。

コンパクトな組織であるため募集ポジション数は限定的であり、タイミングによって空きがない場合もある。ブランディング・マーケティング・採用コミュニケーション領域での実務経験があると有利だ。

理由1. ブランディングの思考力が採用基準の核

揚羽の選考では「なぜブランディングなのか」「ブランドとは何かをどう定義するか」という根本的な問いへの自分なりの答えを求められる傾向がある。広告代理店・PR会社・HR Tech企業など、ブランドコミュニケーションに関わった経験のある候補者は有利だが、そうでない場合は事前にブランディングの基礎知識を積み上げておくことが必須だ。

理由2. 小規模組織ゆえに募集タイミングが限定的

133名という組織規模では、ポジション別の欠員採用が基本であるため、常時採用しているわけではない場合がある。転職希望者は求人が出るタイミングと自分の転職意欲が合致するかどうかを意識して動く必要がある。エージェント経由で事前に関心を伝えておくと、タイミングが合った際に動きやすい。

理由3. クリエイティブセンスと論理思考の両立

ブランディングはデザインやコピーのクリエイティブ要素と、マーケティング戦略の論理要素が融合する仕事だ。揚羽ではこの両方のバランスが取れる人材を評価する傾向がある。どちらか一方だけでなく「考えて・表現する」サイクルを一人で担える人材像が選考の理想に近い。

株式会社揚羽に向いている人

タイプ1:ブランディングのプロとしてキャリアを確立したい人

「ブランディングを仕事にしたい」という明確な意志を持ち、コンサルテーションから制作ディレクションまで幅広く経験することで「ブランディングの全体像を動かせる人材」へ成長したい人に最も向いている。

タイプ2:採用コミュニケーション・HRブランディングを深掘りしたい人

HR・人材業界でキャリアを積んだ人が、採用の「広報・コミュニケーション」側に越境したい場合に向いている。採用ブランディングの専門家として、クライアント企業の採用戦略立案から実行支援までを担える環境がある。

タイプ3:グロース上場企業でのスタートアップ的な裁量が欲しい人

133名という規模感で上場企業の信用力を持ちながら、スタートアップ的な裁量・成長スピードを経験したい人。大きな組織の歯車ではなく、「自分が動かした案件」を実感したい志向の人にフィットしやすい。

タイプ4:クリエイティブとマーケティングをクロスさせたい人

制作会社でのクリエイティブ経験を持つ人が、「戦略から考えてもっと上流に関わりたい」という動機で転職する場合に向いている。揚羽はクリエイターがコンサルタント的な役割を担うことも多く、スキルの越境が促進される環境がある。

タイプ5:多様な業界のビジネス課題を横断的に理解したい人

クライアント企業が多業種にわたるため、メーカー・金融・IT・ヘルスケアなど様々な業界のビジネス課題に触れながら、横断的なビジネス理解を深めたい人に向いている。

株式会社揚羽に向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のために記載する。以下に当てはまる場合は、転職前に十分に検討してほしい。

  • タイプ:安定した大手企業のカルチャー・福利厚生を求める人 — 133名の中小規模で制度は整備途上の部分がある
  • タイプ:特定の専門領域に深く集中したい人 — 一人が複数機能を担う機会が多く、専門特化よりもゼネラリスト志向が求められやすい
  • タイプ:高水準の固定給を最優先にしたい人 — 大手広告代理店には給与水準で及ばない面がある
  • タイプ:クライアントと深く向き合う仕事を避けたい人 — ブランディング支援は本質的にクライアントの課題に踏み込む仕事であり、対話・ヒアリングが苦手な人には向かない
  • タイプ:完全な安定志向・変化を好まない人 — グロース上場企業として事業変化が続く環境であり、変化をポジティブに受け入れられることが前提となる

株式会社揚羽の選考対策

戦略1. 「ブランディングとは何か」を自分の言葉で語れる準備をする

揚羽の選考では、ブランディングの基礎概念への理解が問われる。「ブランドとは企業・商品の約束である」「インナーブランディングがなぜ重要か」「採用ブランディングと採用広告の違い」など、基本的な概念を自分なりに整理して語れる準備が必要だ。

公式サイトに掲載されているサービス紹介や事例を熟読し、揚羽がどのような言語でブランディングを語っているかを理解した上で面接に臨もう。

戦略2. 自分のキャリアにおける「ブランドへの関与実績」を整理する

営業・マーケティング・HR・クリエイティブなど、どの職種でも「ブランドに関わった経験」を振り返ることができるはずだ。「商品のコンセプト立案に関与した」「採用サイトのコンテンツを企画した」「社内報を作った」など、どんな小さな経験でもブランディングの文脈で語れれば、選考において有利に働く。

戦略3. 揚羽の支援事例を事前に調査する

公式サイトには取引企業の事例(ケーススタディ)が掲載されている場合がある。面接では「特に印象的だった事例はあるか」「どのような課題をどう解決したか」を語れると、具体的な関心・準備の深さが伝わる。揚羽がどのようなアプローチでブランディングを支援しているかを自分なりに言語化しておこう。

戦略4. 「なぜ揚羽なのか」を明確に語る準備をする

ブランディングエージェンシーは他にも多数存在する中で、なぜ揚羽を選んだかを明確に語れることは必須だ。「920社以上の実績とノウハウ」「採用ブランディングと企業ブランディングを横断する一気通貫体制」「グロース上場企業として成長フェーズにある」など、具体的な理由を組み合わせて語れるよう準備しよう。

戦略5. クリエイティブへの感度と論理思考力を両方アピールする

ブランディングは「感覚×論理」の仕事だ。過去の経験の中で「何かを企画・コンセプト設計した経験(クリエイティブ側)」と「データや根拠に基づいた提案をした経験(論理側)」の両方をエピソードとして語れると、揚羽が評価する人材像に合致しやすい。どちらか一方だけに偏ると弱くなるため、バランスを意識したエピソード選定が重要だ。

戦略6. AIへの関心・デジタルリテラシーを示す

揚羽はAI時代のブランディング(AIO・LLMO最適化)への先行投資を進めており、デジタルマーケティング・AIツール活用への関心がある人材を求めている可能性が高い。生成AI・SNSマーケティング・デジタル広告などの経験・知識があればアピールしよう。

株式会社揚羽への転職で評価されやすい経験

  • ブランディングエージェンシー・PR会社・広告代理店でのコンサルタント・ディレクター経験
  • 採用コンサルティング・採用サイト制作・採用動画制作の実務経験
  • コーポレートサイト・統合報告書・ブランドブック制作のディレクション経験
  • HRTech・人材紹介・RPO(採用業務代行)での採用コミュニケーション設計経験
  • コンセプト立案・ブランドストーリーの言語化・コピーライティング経験
  • ワークショップ・ファシリテーションによる企業理念・パーパス策定支援の経験
  • Webディレクション・UXデザイン・デジタルコンテンツ制作の実務経験
  • SNS運用・デジタルマーケティング・SEO対策の実績
  • B2B・B2C問わずクライアントワークでの提案営業・アカウントマネジメント経験
  • インナーブランディング・社内広報・社内報制作の経験
  • サステナビリティ・CSR報告書・ESGコミュニケーション支援の経験
  • AIツール(生成AI・画像生成AI等)を活用したコンテンツ制作・業務効率化の経験
  • プロジェクトマネジメント・複数案件の同時進行管理経験
  • データ分析・マーケティングリサーチに基づく戦略立案経験

特に評価されやすいのは「ブランディング×採用コミュニケーション」の両方に経験がある人材。企業と求職者の両方に向けたコミュニケーション設計ができるハイブリッドな人材は、揚羽の主力2事業を横断して貢献できるため、採用優先度が高くなる傾向がある。

まとめ

揚羽は、920社以上の取引実績とコンサルテーション〜制作の一気通貫体制を武器に、ブランディング支援業界での地位を確立してきた。2023年の東証グロース上場は同社の信用力向上と資金調達余地の拡大につながり、AI時代への先行投資など次なる成長の種も蒔かれている。

転職先として揚羽を検討する場合、「ブランディングのプロとして自分の仕事に名前を残したい」という意欲がある人には非常に向いている環境だ。133名というコンパクトな組織の中で、クライアントの課題解決に深く関与しながら、ブランディングの全体像を動かす経験を積むことができる。

一方で、大手企業の安定した給与水準・制度の完備度と比較すると見劣りする面もある。直近の業績においても2025年9月期の営業赤字など、グロース企業特有の波があることを念頭に置いて判断したい。エージェントを通じて内部の実態をしっかり確認した上で、長期的なキャリア形成の文脈で転職判断をすることを推奨する。

「日本のビジネスシーンを熱く楽しくする」というミッションに共感し、ブランディングという仕事の本質に向き合いたい人にとって、揚羽は唯一無二のキャリアの場になりえる。自分の志向とミッションへの共感度を確認しながら、一歩踏み出す判断をしてほしい。