デジタル広告の効果をきちんと測定し、マーケティング投資を最適化したい。そのニーズに応える広告効果測定ツール「AD EBiS(アドエビス)」を主力プロダクトとして展開しているのが、株式会社イルグルム(YRGLM)だ。
イルグルムは大阪市梅田に本社を置くマーケティングテクノロジー企業で、「データとテクノロジーで世界中の企業のマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の双方に幸せを届ける」というビジョンのもと、マーケティングDX支援事業とコマース支援事業の2本柱で成長を続けている。
2025年8月にはグロース市場からスタンダード市場へと上場市場区分を変更し、より幅広い投資家層への認知拡大を進めている。売上高は前期比35%以上増という急成長を続けており、VISION2027では売上高100億円達成という高い目標を掲げている。
本記事では転職エージェントの視点から、イルグルムの事業内容・強み・年収水準・社風・転職難易度を詳しく解説する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社イルグルム(YRGLM Inc.) |
| 設立 | 2001年(有限会社ロックオンとして設立、2003年株式会社化) |
| 代表取締役 | 岩田 進 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENTオフィスタワー8F |
| 資本金 | 約3億1,800万円 |
| 従業員数 | 329名(連結、2025年9月30日現在) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード3690) |
| 売上高 | 約49億3,473万円(2025年9月期連結) |
| 平均年収 | 約625〜631万円程度(各種調査ベース) |
| 平均年齢 | 約34.7歳 |
| 平均勤続年数 | 約5.9年 |
| 事業内容 | マーケティングDX支援事業・コマース支援事業 |
イルグルムは2025年8月にグロース市場からスタンダード市場へ移行した、情報・通信業に分類されるマーケティングテクノロジー企業だ。2001年の創業以来、大阪を本拠地として全国の企業のマーケティング活動を支援してきた。
VISION2027のもと、2027年9月期に連結売上高100億円達成を目指して積極的な投資・成長を続けている。2025年9月期の売上高は前年比35%超増と高成長を持続しており、M&A(シルバーエッグ・テクノロジーのTOBを2025〜2026年に完了)も活用しながら事業領域を拡大中だ。
主な事業内容
イルグルムは「マーケティングDX支援事業」と「コマース支援事業」の2セグメントで構成されている。デジタルマーケティングの計測・最適化と、ECサイトの構築・運用という2つの軸で、企業のデジタルビジネスを総合的に支援するのが特徴だ。
マーケティングDX支援事業
主力の「AD EBiS(アドエビス)」は、デジタル広告の効果測定・分析・レポーティングを一元管理できるSaaSプラットフォームだ。どの広告からコンバージョンが生まれたかを正確に把握できるアトリビューション機能が強みで、広告効果測定ツールの売上シェアで86.7%を誇り業界No.1の地位を確立している。
2024年には生成AIを活用した新SaaS「AD EBiS Campaign Manager」をリリースし、AIによる自動最適化提案など次世代機能の開発にも注力している。アドエビスはイルグルム全体の売上の約8割を占める最重要プロダクトであり、サブスクリプションモデルによる安定した経常収益を生み出している。
その他にも「アドレポ(運用型広告レポート自動作成ツール)」「アドナレッジ(広告代理店向けクラウド案件管理)」「アドフープ(広告代理店マッチングプラットフォーム)」など、マーケティング業務を効率化する複数のSaaSプロダクトをラインアップしている。
コマース支援事業
「EC-CUBE」は国内シェアNo.1のECオープンプラットフォームで、中小企業から大企業まで幅広い企業のECサイト構築に活用されている。オープンソースでありながら豊富なカスタマイズ性と大規模なコミュニティエコシステムを持つことが特徴だ。
2024年にブランドEC支援のルビー・グループを買収し、ECサイトの構築だけでなく運用・グロース支援まで対応できる体制を強化した。さらにシルバーエッグ・テクノロジー(AIレコメンデーション)のTOBにより、パーソナライズ・レコメンデーション機能の内製化も進めている。
プロダクト開発・AIの活用
全社的な生産性向上のため、生成AIの積極活用にも取り組んでいる。マーケティングDX支援事業ではAIによるレポート自動化・提案機能の強化、コマース支援事業ではECサイトのパーソナライズ高度化など、AI×データの掛け合わせで付加価値向上を推進している。
株式会社イルグルムの強み
強み1. 広告効果測定市場でのダントツシェアと参入障壁
アドエビスは広告効果測定ツールの売上シェアで業界No.1(86.7%、2024年時点の調査ベース)を誇る。一度導入した企業がデータの継続性や社内定着のため容易にはスイッチしにくいという特性があり、高い顧客継続率(チャーン率の低さ)が収益安定性を支えている。
転職者にとっての意味は、「市場をリードする圧倒的なプロダクトを持つ会社でマーケテック・SaaSビジネスを学べる」という点だ。成長市場のNo.1プレーヤーでのキャリア形成は、マーケット価値の高い経験につながりやすい。
強み2. SaaSモデルによる安定した経常収益基盤
アドエビスをはじめとするSaaSプロダクト群によるサブスクリプション収益が、売上の大部分を占めている。受注型の一時収益と異なり、月次・年次で積み上がる経常収益モデルは財務的な安定性が高い。
安定した収益基盤があるため、リーマンショック・コロナ禍といった外部環境の変化に対する耐性が高く、比較的雇用が安定しやすい。転職先として「SaaS×高収益モデルの会社」というポジションは、キャリアの観点でも評価が高い。
強み3. 大阪本社という関西圏でのポジション
大阪を本拠地とするテクノロジー系上場企業として、関西圏での知名度と採用力を持っている。東京集中型のIT企業が多い中、大阪・関西での地場を活かしたビジネス展開ができるのも特徴だ。
関西在住でテクノロジー企業への転職を希望する人材にとって、選択肢が限られがちな大阪でのSaaS・マーケテック企業の選択肢として高い魅力を持つ。東京オフィスも開設しており、全国規模での採用も行っている。
強み4. VISION2027に基づく高成長戦略
2023年11月に発表したVISION2027では「2027年9月期に売上高100億円」という目標を掲げており、マーケティングプロセス支援とEC構築・運用支援の2つの成長ドライバーを中心に積極投資を続けている。
前期比35%超という成長率は、同規模のIT企業の中でも高いレンジにある。成長企業でのキャリア形成を望む人材にとって、「拡大途上の組織でチャレンジできる」という点が大きなアピールポイントだ。
強み5. 11回選出の「働きがいのある会社」認定
Great Place to Work Japanによる「働きがいのある会社」に過去11回選出されている実績は、単なる社員規模だけでは得られない文化的強みを示している。スタッフ間の風通しの良さ・モチベーションの高さ・仲間を大切にする文化が、外部認定機関によって継続的に評価されている。
強み6. M&Aによる事業領域拡大への積極姿勢
シルバーエッグ・テクノロジーのTOBやルビー・グループの買収など、M&Aを活用した事業拡大に積極的だ。有機成長だけでなく買収によるスピーディな機能補完・市場拡大を進める経営スタイルは、事業構造の変化と成長に対するメンバーの変化適応力を育む環境にもなっている。
株式会社イルグルムの年収事情
イルグルムは同規模のIT・SaaS企業と比較しても、平均年収が比較的高い水準にある。日本経済新聞のデータでは平均年収626万円、過去5期の平均631万円という数字が示されており、スタンダード市場の中型IT企業としては競争力のある給与水準だ。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| プロダクトマネージャー(PM) | 550万〜850万円程度 |
| エンジニア(バックエンド・フロントエンド) | 500万〜800万円程度 |
| データアナリスト・データエンジニア | 500万〜780万円程度 |
| セールス・法人営業 | 450万〜750万円程度(インセンティブ込み) |
| カスタマーサクセス | 430万〜650万円程度 |
| マーケティング担当 | 450万〜700万円程度 |
| コーポレート(人事・経理・総務) | 400万〜600万円程度 |
※上記は各種転職データベースや同業他社の水準を参考にした参考値。個人の経験・スキル・役割・交渉によって変動する。
給与制度の特徴
イルグルムでは実績・成果に基づいた評価制度を採用しており、セールス職ではインセンティブ報酬の組み込みも想定される。SaaS企業としての特性上、プロダクト職やエンジニアのマーケット相場は高めに設定されていると推測される。
新卒メンバーには先輩社員が師匠として業務ノウハウを伝授し、中途入社社員にはメンター制度を設けているなど、入社後のサポート体制が整っており、給与面だけでなくキャリア成長の支援も充実している。
年収を見る際の注意点
- 大阪本社が中心の企業であるため、東京拠点と大阪拠点で給与テーブルが異なる可能性がある
- 平均年収は全社平均のため、エンジニア・PM職種は高め、コーポレート職種はやや低めになる傾向がある
- VISION2027達成に向けた成長投資フェーズにあり、業績連動報酬の割合が高い職種では業績次第での振れ幅がある
- 転職時には基本給の水準とインセンティブ・ストックオプションの有無を面接で確認することを推奨
- M&Aによる組織変化が頻繁なため、役割・評価体制の変更リスクも念頭に置く
株式会社イルグルムの働き方・福利厚生
大阪本社を軸に、東京オフィスも展開しているイルグルムは、SaaS企業らしい柔軟な働き方への対応を進めている。「働きがいのある会社」に11回選出された背景にある職場環境を見ていこう。
勤務時間・休日 標準的なフレックスタイム制またはスーパーフレックスを採用している可能性が高く、職種によって裁量が異なる。SaaSプロダクトの開発・運用企業として、エンジニア・プロダクト職を中心に柔軟な勤務体系が整備されている。
リモートワーク コロナ禍以降のリモート対応が継続しており、職種によってはフルリモートまたはハイブリッド勤務が可能とされている。大阪本社・東京オフィスの二拠点体制を活かした全国採用も進めている。
主な福利厚生
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 通勤交通費支給
- 各種休暇制度(年次有給休暇・慶弔休暇・育児休業・介護休業等)
- メンター制度(中途入社者向けの先輩社員サポート)
- 師匠制度(新卒入社者向けのOJT育成)
- 社員の学習・スキルアップ支援制度
- 健康診断・メンタルヘルスサポート
- 育児・介護との両立支援制度
- フレキシブルな勤務体系
- 大阪・東京の二拠点でのキャリア形成機会
- 社内勉強会・技術イベントへの参加機会
- Great Place to Work認定企業としての職場環境管理
注意点 M&Aによる組織変化が続いているため、制度や評価軸が変わるリスクがある。特に買収した会社との統合過程では業務プロセスや制度の調整が発生することがある。入社後の変化への適応力があることが望ましい。
株式会社イルグルムの社風・カルチャー
一言で表すなら「データドリブンで仲間想い」
イルグルムのカルチャーを一言で表すなら「データドリブンで仲間想い」だ。デジタルマーケティングの会社らしく、意思決定においてデータと根拠を重視するカルチャーが根付いている一方で、スタッフ間の風通しの良さ・仲間を大切にする文化も強い。
「働きがいのある会社」に11回選出されているという実績は、数字が伴った証明だ。単なる業績主義ではなく、社員がやりがいを感じながら働ける環境づくりへの意識が高い組織だといえる。
評価される人物像
- データを根拠に仮説を立て、検証しながら仕事を進められる
- 自ら課題を発見し、プロダクトや業務の改善提案を積極的に行える
- チームメンバーと協力しながらも、個人としての成果にコミットできる
- マーケティング・テクノロジーの変化に対して学習継続できる
- ユーザー(顧客企業のマーケター)の課題解決を第一に考えられる
表面的なイメージと実態の差
「大阪の会社」というイメージから距離感を感じる東京在住者もいるが、実際には東京オフィスも展開しており、リモート対応も進んでいるため、大阪本社へのこだわりは少なくなっている。
「SaaS企業=テック系のギークが多い」というイメージもあるが、実際にはビジネス系(セールス・カスタマーサクセス・マーケティング)の人材も多く、文系・理系問わず活躍できる環境だ。また成長企業ゆえのスピード感は高く、変化を歓迎できるマインドセットが必要になる。
株式会社イルグルムの転職難易度
難易度:B級(やや難)
イルグルムへの転職難易度は「やや高め」と評価できる。スタンダード市場上場企業として知名度が上がり、SaaS・マーケテック分野での成長期待から応募者数も増加傾向にあると推測される。一方で329名規模の組織が成長中のため採用枠自体は比較的あり、スキル・経験が合致すれば入社のチャンスはある。
理由1. SaaS・マーケテックの専門性が求められる
アドエビスをはじめとするSaaSプロダクトのビジネスを理解した人材が優遇される。特にデジタルマーケティング・広告効果測定・ECの実務経験があると評価が高く、全くの未経験からのキャリアチェンジは難易度が高い。カスタマーサクセスやセールス職ではSaaSビジネスの基本知識が必須だ。
理由2. 成長フェーズゆえの高い期待値
VISION2027の達成に向けて積極採用を進めているが、急成長企業ゆえに一人ひとりへの期待値も高い。「成果をスピーディに出せる即戦力」を求める傾向があり、ポテンシャル採用よりも経験者採用が優先されやすい。
理由3. カルチャーフィットの重視
「働きがいのある会社」として職場環境の質を大切にしているからこそ、採用においても文化的な適合性を重視している。面接ではスキルだけでなく、データドリブンな仕事スタイルへの共感・チームでの協働姿勢が問われる。
株式会社イルグルムの主な募集職種
イルグルムはSaaSビジネスの拡大に合わせて、技術・ビジネス両面で幅広い職種を採用している。以下に代表的な募集職種を挙げる。
- バックエンドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- データアナリスト
- データエンジニア
- プロダクトマネージャー(PM)
- カスタマーサクセスマネージャー(CSM)
- Webサービス法人営業
- マーケティング戦略
- SEO・SEMコンサルタント
- ECコンサルタント・EC-CUBEパートナー支援
職種によって採用状況は異なるため、公式採用サイトや転職エージェント経由での最新情報確認を推奨する。エンジニア・PM職はIT人材市場全体で争奪戦が激しいため、スキルと熱量が揃っていても競争率が高い傾向がある。
株式会社イルグルムに向いている人
タイプ1. デジタルマーケティング・広告DXに情熱がある人
「広告の効果をきちんと測りたい」「マーケターの意思決定をデータで変えたい」というミッションに共感できる人は、イルグルムのカルチャーとの相性が高い。アドエビスの存在意義への理解と共感が、仕事へのモチベーション持続につながる。
タイプ2. SaaSプロダクトのグロースに携わりたい人
SaaSの事業成長やプロダクト改善に関わる経験を積みたい人にとって、業界No.1プロダクトであるアドエビスのチームは最高の学習環境のひとつだ。顧客課題の深掘り・プロダクト改善・アップセルという一連のSaaSグロースサイクルを実務で学べる。
タイプ3. 大阪関西圏でIT・テクノロジー系のキャリアを積みたい人
関西に拠点を持ちながら、東京大手IT企業と同等のプロダクトスケール・成長性を持つ企業は希少だ。地元関西に根ざしながらも全国・グローバルに通用するキャリアを積みたい人材にとって、イルグルムは有力な選択肢となる。
タイプ4. 急成長企業でのチャレンジを求める人
前期比35%超の成長を続け、VISION2027で100億円を目指す成長軌道にある。変化の激しい環境でスピーディに成果を出し、組織の急成長に貢献したいというマインドの人にとって刺激的な職場だ。
タイプ5. ECビジネスの専門家を目指したい人
EC-CUBEを通じてECビジネスの構築・運用支援に関わる経験は、国内最大規模のECプラットフォームを扱う知見として業界内でのキャリア価値が高い。ECコンサルタントやECビジネス専門家を目指す人にも向いている。
株式会社イルグルムに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、以下に当てはまる方はイルグルムへの転職で後悔しやすい傾向がある。
- タイプ: 変化をあまり好まず、安定した業務ルーティンを好む人(M&Aや組織変化が頻繁で、役割や業務内容が変わりやすい)
- タイプ: データや数字に基づく意思決定が苦手な人(データドリブンカルチャーが根付いており、感覚的な判断は通りにくい)
- タイプ: 完成されたプロダクトを安定的に運用したい人(グロースフェーズゆえに常に改善・拡張が求められる)
- タイプ: 大企業的な整備された役割分担・手順を求める人(成長企業ゆえに制度整備よりスピードが優先される場面が多い)
- タイプ: マーケティングやECへの関心が薄く、業界独自の知識習得に抵抗がある人(専門分野への学習意欲がないと成長が鈍化しやすい)
株式会社イルグルムの選考対策
1. アドエビスを実際に触れ、プロダクト理解を深める
面接前には「AD EBiS」の公式サイトや資料を熟読し、可能であれば無料トライアルや営業デモを受けてみることを強く推奨する。「なぜアドエビスが市場No.1なのか」「競合と比べた優位性は何か」を自分の言葉で語れると、採用担当者への強いアピールになる。
2. VISION2027と成長戦略を把握しておく
IRページの決算説明資料やVISION2027の発表資料を事前に読み込み、会社の成長戦略・注力領域を理解しておく。「入社後にどの事業・プロダクトに貢献したいか」という具体的なビジョンを語れることで、選考通過率が高まる。
3. デジタルマーケティング・広告効果測定の基礎知識を整理する
アドエビスのコアバリューは「広告効果の正確な計測」だ。アトリビューション分析・コンバージョン計測・広告ROI最適化といった基礎的な知識は、技術職・ビジネス職を問わず持っておく必要がある。マーケティング基礎の復習は必須の準備だ。
4. 「データで課題を解決した経験」を具体的に語れるようにする
イルグルムのデータドリブンカルチャーに沿って、過去の仕事で「数字に基づいて意思決定した」「データ分析をもとに改善を行った」などのエピソードをSTAR法で整理しておく。職種を問わず、データ活用の姿勢は評価の軸になる。
5. SaaSビジネスモデルへの理解を示す
ARR・チャーン・LTV・NRRなどSaaSの基本的なKPIと、サブスクリプションビジネスの特性を理解していることを示せると、業界への解像度の高さを証明できる。特にカスタマーサクセス・セールス職では必須の知識だ。
6. カルチャーへの共感を伝える
「働きがいのある会社」に選ばれ続けてきた職場文化への共感を面接で自然に伝えることも重要だ。「なぜこの会社なのか」という動機を語る際に、スキル適合だけでなくカルチャーへの共鳴を盛り込むと説得力が増す。
株式会社イルグルムへの転職で評価されやすい経験
- デジタル広告・広告効果測定の実務経験(運用型広告・ディスプレイ広告・アフィリエイト等)
- SaaS企業でのカスタマーサクセス・セールスエンジニア・営業経験
- ECサイトの構築・運用・グロース経験(特にEC-CUBE・Shopify・MagentoなどECプラットフォームの知識)
- マーケティングオートメーション(MA)ツールの運用・導入経験
- データ分析・BI構築・KPI設計の経験
- バックエンド・フロントエンドエンジニアとしてのSaaS開発経験
- クラウドインフラ(AWS/GCP/Azure)の構築・運用経験
- プロダクトマネージャーとしてのSaaSプロダクト開発・改善経験
- デジタルマーケティングコンサルタントとしての顧客支援経験
- 広告代理店でのメディアプランニング・広告運用経験
- 法人向けSaaS営業(インサイドセールス・フィールドセールス)の経験
- M&A後の統合(PMI)プロセスへの関与経験
- データエンジニアリング・データパイプライン構築経験
- アジャイル・スクラム開発の実践経験
**特に評価されやすいのは「デジタルマーケティングの実務とSaaSビジネスの両方を理解しており、データドリブンに成果を出してきた人材」**だ。アドエビスの強みを理解した上で「自分がどう貢献できるか」を語れる候補者が内定に近づく。
まとめ
イルグルムは「AD EBiS(アドエビス)」で広告効果測定市場をリードし、「EC-CUBE」で国内最大のECオープンプラットフォームエコシステムを持つ、大阪発のマーケティングテクノロジー企業だ。VISION2027で売上100億円を目指す成長軌道にあり、M&Aも活用したスピーディな事業拡大が続いている。
平均年収625〜631万円という水準は同規模のIT企業と比較して高く、「働きがいのある会社」への11回選出というカルチャー面での実績も評価ポイントだ。大阪本社でありながらリモート対応も進んでおり、東京在住者にとっても選択肢となりうる。
転職難易度はやや高めだが、デジタルマーケティング・SaaS・ECに知見を持つ人材には相応の評価がされやすい環境だ。成長企業でのスピーディな経験を求め、データドリブンなカルチャーに共感できる人材にとって、イルグルムは優れたキャリアステージになりえる。
転職を検討する際は、まずアドエビスのプロダクトを深く理解し、VISION2027の方向性への共感を自分の言葉で語れる準備を整えてから選考に臨んでほしい。データで世界の企業のマーケティングを変えるという挑戦は、マーケティングテクノロジーの最前線でキャリアを積みたい人材にとって、この上ない舞台となるはずだ。
