医療機関の日常業務を陰で支える医事会計システムや電子カルテ、電子薬歴システムといった医療ITインフラ。これらが正常に稼働し続けるために不可欠な「保守・メンテナンス」と「システム導入支援」を専門的に担うのが株式会社SHINKOだ。

1953年の創業から70年以上の歴史を持ちながら、2023年に東証スタンダード市場へ上場(証券コード7120)を果たした同社は、医療・ヘルスケア分野の情報インフラを支えるスペシャリスト企業として独自のポジションを確立している。保守サービス・ソリューション・人材サービスの3本柱で全国60拠点以上から展開する「地域密着×専門性」のビジネスモデルは、簡単には模倣できない参入障壁を作り出している。

医療DXの加速・高齢化社会の深化という大きなトレンドを追い風に、同社の事業は長期的な成長余地を持っている。医療業界への専門性を武器に安定したキャリアを築きたい転職者にとって、注目すべき企業のひとつだ。

企業概要

項目内容
社名株式会社SHINKO
設立1953年7月25日(創業)/2014年5月16日(MBOによる現体制確立)
代表代表取締役会長 福留 泰蔵、代表取締役社長 村上 芳仁
本社大阪府(詳細は公式サイト参照)
資本金1億8,300万円(2026年3月31日現在)
従業員数895名(2026年3月31日現在)
上場区分スタンダード市場(証券コード7120)
売上高193億円程度(2025年3月期)
平均年収509万円程度
平均年齢非公開
勤続年数非公開
事業内容保守サービス事業・ソリューション事業・人材サービス事業

SHINKOは1953年の創業以来、医療機関向けのシステム保守・機器メンテナンスを中核に事業を展開してきた老舗企業だ。2014年にMBO(マネジメント・バイアウト)を経て現在の経営体制が確立し、2023年3月に東証スタンダード市場へ上場を果たした。全国60か所以上の拠点網を活かし、病院・クリニック・調剤薬局向けに365日24時間体制のエンジニアサービスを提供している点が最大の特徴だ。

2025年3月期は売上高193億円(前年比14.7%増)、営業利益9.1億円(同32.8%増)と大幅な増収増益を達成した。医療DX推進という社会的な追い風を背景に、保守サービス事業の需要が安定的に拡大している。

主な事業内容

SHINKOは「保守サービス」「ソリューション」「人材サービス」の3事業を柱に据えており、医療機関・薬局のITインフラを多角的に支援するビジネスモデルを展開している。単一事業に依存せず、3事業が相互に補完し合いながら収益を安定化させている点が特徴だ。

医療機関の「設備が正常に動いていること」を縁の下から支える仕事であり、社会的使命感と高い専門性が求められる職場環境だ。以下に各事業の詳細を説明する。

保守サービス事業

同社の収益の根幹を担う事業で、病院・クリニック・調剤薬局が使用する医事会計システム、電子カルテシステム、電子薬歴システム、コンピュータ機器などの保守・メンテナンスを提供している。定期点検・障害対応・ヘルプデスク・コールセンター運営など、医療ITインフラが停止することのないよう365日24時間体制のサポート体制を構築している。

医療機関にとってシステム障害は患者の診療に直結するリスクであり、保守契約は「なくてはならないインフラ」として継続率が高い。ストック型のビジネスモデルであるため収益の安定性が高く、景気変動の影響を受けにくい強固な事業基盤となっている。

ソリューション事業

医療機関・薬局向けにITシステムの構築・導入支援・ネットワーク統合(NI)サービスを提供する事業だ。ITシステムの設計・設定・設置・展開サービス、ネットワーク機器の設置・配線工事などを全国の拠点網を活かして実施している。

医療DXの推進に伴い、電子カルテの刷新・クラウド移行・ネットワーク整備などの需要が旺盛であり、同社のソリューション事業にとっての追い風となっている。ただし、大型案件の受注時期や競争環境の影響を受けやすい面もあり、受注残高の管理が重要な事業だ。

人材サービス事業

IT技術者・保守エンジニアを医療機関や関連企業に派遣・紹介する人材サービス事業を展開している。同社が保守・ソリューション事業で蓄積した医療IT業界のネットワークと専門知識を活かし、業界特化型の人材供給モデルを実現している。

医療IT専門の技術者需要は高く、人材不足が続く業界環境の中で同社の専門性ある人材プールは競争優位となっている。人材サービス事業は保守・ソリューションとのクロスセル機会も多く、既存顧客との関係深化にも貢献している。

株式会社SHINKOの強み

強み1. 70年以上の歴史と医療機関への深い信頼関係

1953年創業という長い歴史の中で構築した医療機関との信頼関係は、新規参入者には簡単に模倣できない。医療機関のシステム保守は「長年のサービス実績がある業者への依存性が高い」業界特性があり、スイッチングコストが非常に高い。この参入障壁が収益の安定性を担保している。転職者にとっては、業界での高い信頼性を背景に営業活動ができる強みがある。

強み2. 全国60拠点以上の地域密着型カバレッジ

医療機関向けの保守サービスは「何かあればすぐ来てくれる」という地理的な近さが競争力の根幹だ。同社は全国60拠点以上を保有し、各地域の医療機関に密着したサービスを提供できる。このネットワークは長年にわたる投資の蓄積であり、後発参入者が短期間で追いつくことは困難だ。

強み3. 365日24時間体制の保守サービス

病院やクリニックは土日祝日や夜間も稼働しており、システム障害が患者への診療・投薬に影響するリスクがある。同社はこうした医療現場の特殊なニーズに応えるため、365日24時間の対応体制を構築している。このオペレーション能力は多くの競合他社にとって参入障壁となっており、既存顧客の維持率向上にも直結している。

強み4. 3事業の相互補完による収益の安定性

保守(ストック収益)・ソリューション(フロー収益)・人材(フロー+ストック)の3事業を組み合わせることで、景気変動や一時的な事業環境の変化に対する耐性を持っている。ソリューション事業が弱い時期でも保守事業がベースを支え、人材サービスが成長局面では先行指標的な役割を果たす。収益構造の多様性が同社の強みだ。

強み5. 医療DXという長期的な成長トレンドを追い風に持つ

政府の医療DX推進政策・オンライン診療普及・電子処方箋の拡大などを背景に、医療機関のITインフラ投資は長期的に拡大すると見込まれている。同社はこの成長市場において専門的なポジションを確立しており、追い風を受けやすい事業構造を持っている。転職者にとっては「成長産業×専門性」というキャリアの魅力がある。

強み6. 上場による信頼性向上とガバナンス強化

2023年3月の東証スタンダード市場上場により、財務の透明性とコーポレートガバナンスが強化された。医療機関という公共性の高い顧客に対する信頼性の向上のみならず、人材採用・資金調達においてもプラスに働いている。

株式会社SHINKOの年収事情

医療IT専門の保守サービス会社として、技術系エンジニア職を中心に一定水準の年収が期待できる。平均年収509万円程度は、サービス業の中では標準からやや上の水準だ。エンジニア・SEクラスでは600万円以上も狙える環境がある。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
保守エンジニア(若手)330〜430万円
保守エンジニア(中堅)430〜560万円
システムSE・ソリューション担当450〜650万円
人材コンサルタント380〜550万円
営業(法人)380〜580万円
プロジェクトリーダー550〜720万円
マネージャー・管理職650〜900万円
管理部門(経理・人事)380〜550万円

※上記はあくまで参考レンジ。個人の経験・実績・評価によって異なる。

給与制度の特徴

エンジニア職を中心に、スキル・資格・実績に応じた等級制度が整備されている模様だ。保守サービスという技術的専門性が高い業務に従事するため、資格取得支援や技術認定による給与加算が存在する可能性が高い。上場後はガバナンス強化に伴い、評価制度の透明性向上が図られている。

年収を見る際の注意点

  • 平均年収509万円は連結ベース・全職種平均であり、職種や拠点によって分布に幅がある
  • 地方拠点の勤務者は首都圏と比較して水準が異なる場合がある
  • 夜間・休日対応を含む保守業務では、各種手当の有無と金額を入社前に確認することが重要
  • 人材サービス事業の社員は、派遣先・案件状況によって変動がある場合も
  • 具体的な給与水準は転職エージェントを通じた情報収集が有効

株式会社SHINKOの働き方・福利厚生

医療機関への365日24時間サービスを提供する企業として、シフト勤務や待機体制を含む働き方が一部職種で存在する。一方で管理部門・ソリューション営業などは通常の勤務体系での働き方が基本だ。

勤務時間・休日

  • 所定労働時間:8時間(職種・部署によって変動)
  • 年間休日:110〜120日程度(職種・部署によって異なる)
  • 週休2日制(保守部門はシフト制の場合あり)
  • 年次有給休暇制度あり

リモートワーク

  • 保守エンジニア職は現場常駐・訪問対応が基本のためリモートは限定的
  • ソリューション事業・管理部門は一部リモート対応可能な部署あり
  • 全国60拠点のため、居住地近くの拠点配属での勤務が基本

福利厚生(主な制度)

  • 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険(社会保険完備)
  • 退職金制度
  • 育児休業・介護休業制度
  • 産前産後休暇
  • 子の看護休暇
  • 資格取得支援・技術研修制度
  • 外部研修・e-ラーニング活用
  • 定期健康診断・ストレスチェック
  • 各種慶弔見舞金制度
  • 転勤・単身赴任手当(全国拠点展開のため対象者あり)

注意点

  • 保守エンジニア職は夜間・休日対応が発生する可能性があり、就業規則・手当の詳細確認が必要
  • 全国転勤の可能性があるため、生活設計上の確認を事前に行うことを推奨
  • 福利厚生の詳細は採用選考の過程で確認するか、転職エージェントを通じて事前取得を推奨

株式会社SHINKOの社風・カルチャー

一言で表すなら「縁の下の力持ち・医療インフラの守り手」

同社に働く人に共通するのは、「医療現場が困ったときに確実に助けに来る」というプロフェッショナルな使命感だ。派手なプレゼンや華やかな商品より、「確実に動き続けること」「困ったときに来てくれること」を価値とする文化が根底にある。

1953年創業という歴史が積み重ねてきた「信頼と責任」の文化は、医療機関という公共性の高い顧客を持つ組織として深く根付いている。チームワーク・誠実さ・技術力の3点が社員に共通して求められる価値観だ。

評価される人物像

  • 技術に対して誠実で「正確に動かすこと」にこだわりを持つエンジニア
  • 医療現場の特殊な事情(患者対応中のシステム障害等)を理解し、迅速・的確に対応できる人
  • 全国拠点展開に伴う異動・チームでの仕事を前向きに受け入れられる柔軟性がある人
  • 専門知識の継続的な習得に意欲的で、最新の医療IT動向をキャッチアップし続けられる人

表面的なイメージと実態の差

「地味なシステム保守会社」というイメージとは裏腹に、医療DXという社会的に重要なテーマの最前線に立つ仕事が多い。また2023年の上場以降は組織のプロ化・ガバナンス整備が進んでおり、「老舗ゆえの古い体質」という側面は改善されつつある。全国転勤のイメージが強い企業だが、地域密着型の採用も増えており、勤務地の柔軟性は向上している模様だ。

株式会社SHINKOの転職難易度

難易度:3級(やや難)

転職難易度は中程度だが、医療IT・保守エンジニア経験者や医療機関業界への知見を持つ人材は有利に進められる。

同社の主力採用職種は保守エンジニア・SEであり、医療IT機器・システムに関する技術的な知識は選考においてプラスに働く。ただし、未経験者でも「入社後にしっかり学ぶ姿勢・技術習得意欲」を示せれば採用されるケースもある。

全国転勤の可能性がある点が、特定の求職者には心理的なハードルになる場合もあるが、逆に全国規模でのキャリア形成を希望する人には歓迎されやすい環境だ。

理由1. 医療IT専門の技術知識が求められる

医事会計システム・電子カルテ・電子薬歴など医療業界特有のシステムへの知識は、業界経験者でなければ即戦力として評価されにくい。ただし汎用的なIT保守・SE経験があれば研修によるキャッチアップが想定される採用もある。

理由2. 地方拠点・全国展開への対応が前提

全国60拠点以上への配属があるため、転勤・地方勤務への柔軟性が選考で確認される。都市部のみでの勤務を希望する場合は、採用の可否・配属先が限定される可能性がある。

理由3. 上場企業としての採用基準の引き上げ

2023年の上場以降、採用における選考プロセスや基準の整備が進んでいる可能性がある。ガバナンスやコンプライアンス意識・長期雇用への意欲なども選考軸として重視されてきている模様だ。

株式会社SHINKOの主な募集職種

SHINKOでは保守サービス・ソリューション・人材サービスの3事業を支える職種を継続的に採用している。エンジニア職が最も採用ニーズが高い。

  • 保守エンジニア(医療IT機器・システムの現場保守・点検・障害対応)
  • セールスエンジニア・プリセールス(ソリューション事業での技術提案)
  • 社内SE(社内ITシステムの整備・管理)
  • 人材コンサルタント(医療IT技術者の採用支援・派遣コーディネート)
  • ネットワークエンジニア(医療機関向けネットワーク構築・保守)
  • 営業企画(保守契約更新・新規顧客開拓)
  • 経理・財務事務(上場企業の財務・開示対応)
  • 採用担当(全国拠点向けエンジニア採用)
  • コールセンター・ヘルプデスク担当(24時間体制の医療機関向けサポート)

株式会社SHINKOに向いている人

タイプ1. 医療・ヘルスケア業界に貢献したいエンジニア

病院やクリニックのシステムが止まらないよう守る仕事に誇りを持てる人に向いている。「社会インフラを守る」という高い使命感を持ちながら技術を活かしたいエンジニアにとって、SHINKOの仕事は魅力的だ。

タイプ2. 地方・地域密着で安定したキャリアを築きたい人

全国60拠点展開のため、地方在住でも専門職として働ける環境が整っている。東京一極集中ではなく地元でキャリアを積みたい技術者にとって、選択肢として有力だ。

タイプ3. ストック型の安定収益事業に携わりたい人

保守サービス事業はサブスクリプション型の継続収益モデルで、単発案件の受注に一喜一憂しない安定した仕事環境が特徴だ。長期的な顧客との関係を大切にしながら働きたい人に向いている。

タイプ4. 上場企業でキャリアを証明したい人

2023年上場の新興上場企業として、成長期の組織でキャリアを積む面白さがある。上場企業ならではの透明性・評価基準の整備が進む環境で自分のスキルを客観的に評価してもらいたい人に向いている。

タイプ5. 医療DXという成長トレンドを追い風にしたい人

電子処方箋・電子カルテ普及・医療クラウド化など医療DXの波は長期的に続く見通しだ。この成長分野を専門にする企業で自分のスキルを磨きたいという長期視点のある人に向いている。

株式会社SHINKOに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、以下のタイプは入社後にギャップを感じる可能性がある。

  • タイプ:最先端の自社プロダクト開発をしたい人——同社の主力はメーカー製医療システムの保守・導入支援であり、独自プロダクト開発の機会は少ない。自社開発エンジニアとしてのキャリアには向かない場合がある。
  • タイプ:都市圏のみでの勤務にこだわる人——全国60拠点展開のため地方配属の可能性があり、転勤を避けたい人には制約になる場合がある。
  • タイプ:急激な年収上昇・インセンティブ重視の人——安定志向の保守事業が主体で、短期間での大幅な年収アップは起きにくい。成果報酬型の高インセンティブを求める人には向かない。
  • タイプ:夜間・休日対応を完全に避けたい人——365日24時間体制の保守サービスを担う以上、シフト勤務・緊急対応が求められる職種もある。ワークライフバランスへの厳格な要望がある場合は事前の確認が必須。
  • タイプ:ベンチャー的なスピード感・裁量を求める人——1953年創業の歴史ある企業文化と上場後のガバナンス強化により、意思決定のプロセスはスタートアップより慎重だ。スピード感を重視する人にはフラストレーションを感じる場面があるかもしれない。

株式会社SHINKOの選考対策

1. 医療IT業界・医療機関のシステム環境を事前学習する

医事会計システム・電子カルテ・電子薬歴などの主要な医療システムメーカー(PHC、ウィーメックスなど)と、それらが使われる医療機関の現場についての基本理解を持つことが選考準備の第一歩だ。転職前から医療IT業界のニュースを追い、DX推進の文脈での同社のポジションを語れるようにしておこう。

公式サイトの「SHINKO早わかり」ページや会社概要ページを熟読し、3事業の概要と強みを自分の言葉で説明できるよう準備しておくことが重要だ。

2. 技術系経験・資格をしっかりアピールする

ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者などのIT関連資格はもちろん、医療情報技師・医療機器の保守経験・ネットワーク資格(CCNA等)なども積極的にアピールしよう。技術力の証明と「継続的な学習意欲」のアピールが選考のカギだ。

未経験分野の資格取得に向けて動いていることを伝えるだけでも、学習意欲のアピールとして有効な場合がある。

3. 全国転勤・地方拠点配属への柔軟性を示す

選考プロセスで「全国への転勤は可能か」という確認が行われる可能性が高い。明確に「はい」と答えられる状況ならそのままアピールしよう。特定の地域を希望する場合は、理由とともに正直に伝えたうえで会社側の判断を仰ぐ誠実な姿勢が評価される。

4. 「医療現場への貢献」という使命感を語れるようにする

同社の仕事の根幹は「医療機関が安心してシステムを使い続けられるように守ること」だ。面接では単なる職務スキルの説明に終始せず、「なぜ医療業界でこの仕事をしたいのか」という使命感・動機を具体的に語れるよう準備しよう。

技術力と使命感の両方を兼ね備えた人材として自分を位置づけることが、同社への転職成功のポイントだ。

5. 保守業務における「正確さ・確実さ」のエピソードを準備する

医療ITの保守では、作業ミスが直接患者対応への支障につながるリスクがある。面接では「正確に・確実に・期限通りにやり遂げた」エピソードが高く評価される。過去の仕事でのプロセス管理・品質担保のエピソードを具体的な数字やシチュエーションとともに語れるよう整理しておこう。

6. 長期的な成長ビジョンを同社の事業戦略と紐づけて語る

「3〜5年後に何をしていたいか」という問いに対して、SHINKOの医療DX推進・拠点展開・3事業の成長戦略と結びつけたキャリアビジョンを語ることで、志望の本気度と思考の深さを示すことができる。「医療ITの保守からソリューション営業へのステップアップ」など具体的なキャリアパスを描いておくと効果的だ。

株式会社SHINKOへの転職で評価されやすい経験

  • 医療IT機器・医療情報システムの保守・運用・障害対応の実務経験
  • 電子カルテ・医事会計・電子薬歴システムに関連する業務経験
  • ITシステムの設置・展開・導入支援(ソリューション事業での即戦力)
  • ネットワーク構築・設定・保守の実務経験(CCNA等資格保有者は優遇)
  • コールセンター・ヘルプデスク業務でのユーザーサポート経験
  • 医療機関・薬局・介護施設での勤務経験(現場環境への理解)
  • IT技術者派遣・コーディネートの実務経験(人材サービス事業)
  • プロジェクトリーダー・サブリーダー経験(複数現場の管理)
  • 24時間365日体制のオンコール・シフト勤務への対応経験
  • ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者等の資格保有
  • 医療情報技師資格の保有
  • SAP・ERPシステムの保守・運用経験(管理部門要員として)
  • 顧客との長期関係を維持した法人営業・カスタマーサクセス経験
  • 全国転勤・地方勤務経験(複数拠点での就業経験)

特に評価されやすいのは、医療機関・調剤薬局向けの医療情報システム(電子カルテ・医事会計・電子薬歴)の保守・障害対応を実務として担当した経験を持つエンジニアと、病院・クリニックのシステム導入プロジェクトのリーダー経験がある人材だ。

まとめ

株式会社SHINKOは、1953年の創業から70年以上にわたり医療・ヘルスケア業界のITインフラを支えてきた専門企業だ。保守サービス・ソリューション・人材サービスの3本柱で全国60拠点以上を展開し、2023年3月に東証スタンダード市場への上場を果たした成長企業でもある。

医療DXという社会的に重要かつ長期成長が見込まれるトレンドを背景に、同社の主力である保守サービス事業の需要は安定的に拡大している。2025年3月期に売上高32.8%増・営業利益14.7%増という好業績を達成しており、財務的な安定性も着実に高まっている。

平均年収509万円程度は、サービス業として標準的からやや上の水準だが、専門スキルを積み上げることでエンジニアリーダー・マネージャーとして600〜900万円超を狙える環境もある。医療という社会インフラに不可欠な仕事を通じ、長期的なキャリアを築くことができる点が同社の魅力だ。

医療IT・保守エンジニア・SE経験者はもちろん、「社会の役に立つ仕事×専門的な技術」を両立させたいと考えるキャリア志向の方にとって、SHINKOは真剣に検討すべき転職先だ。まずは転職エージェントを通じて最新の求人状況を確認することをお勧めする。