都心の老朽化した建物に新しい命を吹き込み、スタートアップや感度の高い企業が集まるオフィス・複合施設へと転生させる——株式会社リアルゲイトは、「不動産×クリエイティブ」という独自軸で築古ビル再生市場を切り開いてきた東証グロース上場企業だ。

渋谷区千駄ヶ谷に本社を置き、設立から15年余りで約70棟以上のプロジェクトを手がけてきた同社は、コンサルティング・設計施工・運営管理を一気通貫で提供する点が最大の差別化要素となっている。サイバーエージェントグループに参画したことでテクノロジーとの融合もさらに加速している。

転職市場では「不動産×デザイン×経営」をすべて学べる希少な環境として注目度が高い。従業員数は93名程度と規模はコンパクトだが、その分一人ひとりの裁量が大きく、プロジェクト全体を横断的に動かせる人材に育ちやすい。

本記事では、転職を検討している方に向けて、リアルゲイトの事業構造・強み・年収水準・カルチャー・転職難易度を転職エージェントの視点から徹底解説する。

企業概要

項目内容
会社名株式会社リアルゲイト
英文名REALGATE INC.
設立2009年8月24日
代表取締役岩本 裕(いわもと ゆたか)
本社所在地東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10 3F
資本金約7億5,000万円(2025年9月末時点)
従業員数93名(2025年9月時点)
上場区分東証グロース市場(証券コード:5532)
売上高約97億9,000万円(2025年9月期)
営業利益約10億4,000万円(2025年9月期)
平均年収697万円(2025年9月時点)
平均年齢33.8歳
平均勤続年数3.4年
事業内容築古ビルの再生・転貸借・施工請負・運営管理

リアルゲイトは「古いものに価値を、不動産にクリエイティブを、働き方に自由を」をスローガンに掲げ、都心の築古ビルを現代の用途に合わせてリノベーションする不動産再生事業を中核としている。2021年7月にはサイバーエージェントグループに参画、2023年6月に東証グロース市場へ上場を果たした。

売上高は2025年9月期に約97億9,000万円、2026年9月期予想では約105億円と堅調な成長を続けており、営業利益率は14%程度を目指している。少数精鋭の組織でここまでの規模感を実現している点は、一人ひとりの生産性の高さを裏付けているといえる。

主な事業内容

リアルゲイトの収益モデルは大きく「空間の企画・再生」と「生まれ変わった空間の運用」の2フェーズで構成されている。オーナーから物件を預かり、リノベーションして転貸借するというストック型のビジネスモデルが特徴だ。

設立当初から一貫して「都心の築古ビルを価値あるオフィス・施設に変える」という方針を貫いており、現在は約70棟超のプロジェクト実績を有する。

フレキシブルワークプレイス事業(スモールオフィス・シェアオフィス)

築古ビルをリノベーションしてスモールオフィスやシェアオフィスとして転貸借するのがリアルゲイトの主力事業だ。渋谷・代々木エリアを中心に、スタートアップや感度の高い企業が好む空間を創出している。単なる賃貸と異なり、入居者のビジネスステージに合わせた柔軟な契約形態・空間設計が可能で、稼働率・収益性ともに高い水準を維持している。

リノベーション・設計施工事業

物件の企画段階から設計・施工までを自社グループ内でワンストップに対応する。外部設計事務所に依存しないため、スピードとコストとデザインクオリティを同時にコントロールできる。築年数の古いビルで生じやすい構造上の制約をクリエイティブに解決するノウハウが蓄積されており、これが同社の参入障壁を高めている。

運営管理・プロパティマネジメント事業

リノベーション後の物件については、入居者管理・施設運営・清掃・防火管理などを自社で一括して受託する。物件の「産みの親」として運営にも関与し続けることで、資産価値の長期維持とオーナーとの継続的な信頼関係を構築している。入居者ニーズのリアルタイムなフィードバックが次の企画に活かされるサイクルも同社の強みだ。

ホテル・複合施設事業

スモールオフィスだけでなく、ホテルや複合施設へのリノベーションも手がけている。渋谷・幡ヶ谷エリアで開発した「SHIFT HOTEL SHIBUYA HATAGAYA」など、ライフスタイル色の強い施設は外部からも高い注目を集めている。オフィスとホテルの中間的な「ハイブリッド施設」としての需要が高まるなか、この分野での実績は今後の成長ドライバーになり得る。

コンサルティング・アドバイザリー事業

ビルオーナーや資産管理会社向けに、建物の活用方法・収益最大化プランを提供するコンサルティングも行っている。「このビルをどう使えばいいか分からない」という悩みを持つオーナーに対し、企画・設計・運営の全フェーズにわたる提案ができる点が差別化要素だ。受注後は自社プロジェクトとして一体的に推進するため、コンサルが「提案で終わり」にならないのも特徴といえる。

株式会社リアルゲイトの強み

強み1. 「再生」に特化した一気通貫の事業モデル

リアルゲイトの最大の強みは、コンサルティングから設計・施工・運営管理までを社内で完結させる一気通貫モデルにある。通常の不動産会社は仲介・管理・設計のいずれかに特化しているが、同社はすべてを内製化することで顧客(ビルオーナー)に対して「任せきり」の体験を提供できる。転職者にとっては、不動産ビジネスの川上から川下まで横断的に学べる希少な環境だ。

強み2. 渋谷エリアの物件ネットワークと実績

渋谷・原宿・千駄ヶ谷エリアに根差した物件ネットワークは、後発参入者が短期間で模倣するのが難しい参入障壁だ。エリア内のビルオーナーとの長年の信頼関係、竣工済み物件の運用ノウハウ、スタートアップ・クリエイティブ企業とのコミュニティが三位一体で機能している。このネットワーク資産に携われることは、転職後のキャリア資産にもなりうる。

強み3. サイバーエージェントグループの後ろ盾

2021年のサイバーエージェントグループ参画により、資金調達力・テクノロジー活用・採用ブランドの面で大きな後ろ盾を得た。グループ内のスタートアップや子会社との連携によってオフィス需要を確保しやすい点も強みで、市況変動に対する耐性が上がっている。スタートアップ的スピード感と大企業の安定性を両立している環境は、転職者にとって魅力的な選択肢だ。

強み4. 「築古ビル」特有の参入障壁とノウハウ資産

築古ビルのリノベーションは、新築開発と比べて法規制・構造制約・コスト管理が複雑で、専門的なノウハウが求められる。リアルゲイトは設立以来15年以上にわたってこの領域に集中投資してきたため、競合が簡単に追いつけないノウハウ蓄積がある。社員一人ひとりが「都心築古再生のプロ」として名刺代わりの実績を持てる環境も、転職後のキャリア形成において評価しやすい。

強み5. 増収増益トレンドと財務健全性

2025年9月期の売上高は約97.9億円、営業利益約10.4億円で前期比2桁増と堅調だ。2026年9月期の会社予想でも売上105億円・営業利益14.7億円と高い成長率が見込まれており、財務基盤は安定している。上場による情報開示の充実で、数字を見ながらキャリアを組み立てやすい点も転職者にとっては安心材料になる。

強み6. コンパクトな組織と大きな裁量

93名という少数精鋭の組織では、若手であっても入社早期からプロジェクト全体を担当する機会がある。大企業では5年かかって学ぶことを1〜2年で経験できるスピード感は、成長志向の転職者にとって大きな魅力だ。平均年齢33.8歳、平均勤続3.4年という数字からも、多様なバックグラウンドを持つ中途社員が主力を占める若い組織であることが分かる。

株式会社リアルゲイトの年収事情

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
プロジェクトマネージャー600〜900万円程度
企画・事業開発550〜800万円程度
設計・施工管理500〜750万円程度
プロパティマネジメント450〜700万円程度
営業・リーシング450〜700万円程度
バックオフィス(経理・総務)400〜600万円程度

給与制度の特徴

リアルゲイトの平均年収は697万円(2025年9月時点)で、前年から38万円増加している。不動産業界の平均と比較して高い水準にあり、少数精鋭の組織における生産性の高さが報酬に反映されていると見られる。具体的な給与制度の詳細は非公開だが、不動産・建築系の資格手当(26種類が対象)が設けられており、スキルアップが収入増に直結しやすい仕組みがある。

年収を見る際の注意点

  • 平均値は93名の全社員の平均であり、役職・年次によって分散が大きい可能性がある
  • 役職別・職種別の詳細データは非公開のため、面接・選考プロセスで個別に確認することを推奨する
  • 不動産系の国家資格(宅建・建築士・管理業務主任者等)の取得で手当が加算されるため、資格戦略も年収向上の鍵になる
  • 勤続年数3年未満と3年以上で住宅手当の条件が変わるため、長期在籍へのインセンティブ設計がある
  • 上場企業として有価証券報告書に一部の従業員情報が開示されているため、最新情報の確認が可能

株式会社リアルゲイトの働き方・福利厚生

勤務形態・時間

リアルゲイトは現在フルリモートを実施していない。事業特性上、物件視察・オーナーとの対面折衝・社内クリエイティブチームとの連携が多いため、対面のコミュニケーションを重視する文化が根付いている。服装は自由で、ファッションやデザインへの感度が評価される社風だ。

休日・休暇制度

年間休日・休暇制度の詳細は公式情報として非公開の部分もあるが、土日祝休みを基本とした完全週休2日制が採用されていると見られる。有給休暇・慶弔休暇等の標準的な制度は整備されている。

福利厚生

  • 住宅手当(勤続3年未満:最寄り駅5駅圏内で月4万円、勤続3年以上:エリア不問で月4万円)
  • 資格手当(不動産・建築・金融・法律系など26種類対応)
  • ワーケーション施設「neu.Room」社員割引利用可
  • ゴールドジム特別価格利用
  • キッチンカー100円割引
  • 社内カフェ・ウォーターサーバー・コーヒーマシン完備
  • OJT・全物件見学プログラム(約70棟を全社員が現地体験)
  • 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)

入社後の育成環境

入社後は2日間のオリエンテーション後にOJTへ移行。運営中の全物件を見学する「物件見学プログラム」は同社ならではの制度で、すべての社員が事業の「モノ」を肌感覚で理解することを重視している。

注意点

リモートワークを希望する方にとっては出社文化が制約になりうる。「なぜ出社が必要か」を深く理解したうえで選択できる方が定着しやすい職場だ。

株式会社リアルゲイトの社風・カルチャー

一言で表すなら「クリエイティブ×泥臭さ」

表面的にはデザイン性の高いオフィス・施設を手がけるおしゃれな会社に見えるリアルゲイトだが、その実態は「築古ビルの難題を知恵と交渉と体力で乗り越えていく」泥臭さを持つ組織でもある。不動産×デザインを磨きながら、オーナーとの交渉・法規クリア・施工管理といったリアルな現場をこなす「両利き」な働き方が求められる。

評価される人物像

リアルゲイトで高く評価されるのは、「手を動かしながら考えられる人」だ。企画だけ・設計だけという専門特化型よりも、プロジェクトの全体像を把握しながら各フェーズに関与できる人材が重宝される。また、建物・空間・街に対してオーナーシップを持ち、「自分がこの建物を良くした」という実感を大切にできる人が長く活躍している傾向がある。

表面的なイメージと実態の差

「渋谷のおしゃれな不動産会社」というイメージを持って入社した場合、泥臭いオーナー折衝・施工現場での調整業務・複数プロジェクトの並行管理といった現実に戸惑うケースがある。逆に「リアルな不動産業務+クリエイティブを同時に経験したい」という動機を持つ人は強くフィットするケースが多い。平均勤続年数3.4年という数字は、一定の流動性があることも示唆している。

株式会社リアルゲイトの転職難易度

難易度:B級(業界経験者・専門スキル保有者が対象の中上位)

リアルゲイトへの転職は、新卒採用ではなく中途採用が主力であり、全社員の約8割が中途入社とされる。採用ポジションは常に少数で、93名規模の組織においては年間採用数も限られる。専門スキルと事業理解の両方が求められるため、転職難易度は中〜高程度と評価される。

理由1. 少数精鋭のため採用枠が少ない

93名という少人数組織では、一人の採用が組織に与えるインパクトが大きい。そのため採用基準は高く、即戦力性と文化フィットの両方が厳しく問われる。「スキルはあるが、リアルゲイトの世界観に共鳴していない」と判断されると選考が進まないケースがある。

理由2. 不動産×デザインの複合スキルが求められる

リアルゲイトが求める人材は、不動産の知識・資格だけでも、デザイン・設計スキルだけでも不十分だ。両方の素養をある程度持っていることが期待され、片方しか持たない候補者は補完的なスキルをどう獲得するかのプランを示せるかが鍵になる。

理由3. 企業・事業への共感度が採用基準に組み込まれている

「古いものを再生する」「都市に新しい価値を加える」というリアルゲイトのビジョンへの共感は、単なる条件マッチ以上に重要視される。選考では「なぜリアルゲイトでなければならないか」の明確な答えが求められるため、事業・物件・カルチャーへの深い理解が選考通過のカギとなる。

株式会社リアルゲイトに向いている人

タイプ1. 不動産業界でクリエイティブな仕事を求めている人

「街をつくる仕事がしたいが、大手デベロッパーでは歯車になりそうで嫌だ」という感覚を持つ人に最もフィットしやすい。プロジェクトの最初から最後まで携われるのがリアルゲイトの醍醐味だ。

タイプ2. 設計・施工のバックグラウンドを活かして経営に近い仕事をしたい人

建築士や施工管理経験者が、設計会社や建設会社から転職してくるパターンが多い。設計スキルを「事業開発」の文脈で活かしたい人には最適な舞台だ。

タイプ3. スタートアップ的スピード感を求める人

93名規模のグロース企業であるため、大企業では経験できないスピードと意思決定の近さがある。自ら手を動かして組織を作っていくことに喜びを感じる人が活躍する。

タイプ4. 都市・渋谷エリアの変化に関わりたい人

渋谷・千駄ヶ谷・代々木という街の変化を最前線で担う仕事は、街への愛着や好奇心を強く持つ人のモチベーションの源泉になりやすい。

タイプ5. 資格取得でキャリアアップを設計したい人

26種類の資格手当制度を活用して体系的に専門性を高めたい人は、収入アップと自己成長を同時に実現できる環境として評価しやすい。

株式会社リアルゲイトに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、正直に記載する。

  • タイプ:在宅勤務・フルリモートを前提としている人 — 現在全社出社文化であり、この方針は事業特性上変わりにくい可能性が高い
  • タイプ:大規模案件・大型開発にキャリアの主軸を置いている人 — 93名規模の組織では大型のメガ開発は手がけていない。スモールオフィス〜中規模施設が主戦場だ
  • タイプ:分業・専門分化した環境を好む人 — 多機能を掛け持ちすることが多いため、「自分の仕事はここまで」と線引きしたい人は窮屈に感じる可能性がある
  • タイプ:転職直後から高い固定給を優先する人 — 93名規模では部長・マネージャー職のポストが限られており、昇給のスピードは個人の実績次第の面が強い
  • タイプ:実績よりもブランドネームで就職先を選ぶ人 — 東証グロース上場だが社名認知度は大手に劣る。「リアルゲイトで何をしたか」を自分で語れる自信がある人に向いている

株式会社リアルゲイトの選考対策

対策1. 担当物件・プロジェクトを事前に徹底リサーチする

公式サイトに掲載されている実績物件を最低でも10棟程度把握し、「この物件のどこが好きか」「自分ならこう改善する」という意見を準備しておくこと。「御社の物件が好きで応募しました」だけでは弱い。具体的な物件名と自分の感想・考察をセットで語れると評価が大きく変わる。

対策2. 不動産×クリエイティブの複合知識を整理する

不動産に強い人は「デザイン・空間への感度」を、クリエイティブ職出身の人は「不動産基礎知識・収益構造の理解」を補強した上で面接に臨むこと。面接官は両方の目線を持っているため、片側だけのアピールは響きにくい。

対策3. 「なぜリアルゲイトでなければならないか」を言語化する

競合他社の不動産会社やリノベーション会社との違いをきちんと把握し、「リアルゲイトの何が他にはないのか」を自分の言葉で語れる準備が必須だ。一気通貫モデル・渋谷エリア特化・サイバーエージェントとの連携といったキーワードを軸に組み立てるとよい。

対策4. 出社文化・事業スピードへの適応姿勢を示す

全社出社の方針について「受け入れる理由」と「どう活かしたいか」を自分の言葉で語れると印象が良くなる。リモートが当たり前になった時代に敢えて出社重視を選ぶ積極的な理由を伝えることが重要だ。

対策5. 不動産・建築系資格の取得状況と計画を伝える

宅地建物取引士・建築士・施工管理技士・管理業務主任者などの資格は、同社の手当対象であり、採用時の評価基準にもなる。取得済みの資格はもちろん、「入社後に取得する計画」も伝えるとキャリア意欲として好評価につながりやすい。

対策6. ポートフォリオや実績資料を準備する

設計・施工・プロジェクト管理などのバックグラウンドがある場合は、具体的な実績資料・ポートフォリオを持参することを強く推奨する。不動産会社でありながらクリエイティブ職の採用でも数字・ビジュアル両方の実績を重視する文化があるためだ。

株式会社リアルゲイトへの転職で評価されやすい経験

  • 不動産仲介・開発・投資の実務経験(3年以上が目安)
  • 宅地建物取引士・建築士(一・二級)・施工管理技士などの資格保有
  • リノベーション・コンバージョン案件の設計・施工管理経験
  • プロパティマネジメント・ビル管理の経験
  • スタートアップや中小企業での裁量ある業務経験
  • 複数のステークホルダー(オーナー・テナント・施工業者)との折衝経験
  • 商業施設・オフィスの賃貸リーシング経験
  • 建築・インテリアデザインのバックグラウンド
  • 事業開発・企画職としての提案書作成・プロジェクト推進経験
  • サイバーエージェントグループ・IT系企業での勤務経験
  • クリエイティブ業界(広告・メディア・デザイン)との接点を持つ営業経験
  • ExcelやCAD・3Dモデリングツールの実務活用経験
  • 財務・経理知識(不動産投資の収益計算ができるレベル)

特に評価されやすいのは、「不動産の知識を持ちながら、空間・デザインへの感度も高い実務経験者」だ。 宅建取得済みで設計・施工管理経験も持つという「二刀流」の候補者は、93名規模の精鋭組織において即戦力として高く評価される傾向がある。

まとめ

株式会社リアルゲイトは、築古ビルを現代の価値ある空間に転生させるという明確な使命と、それを一気通貫で実現する事業モデルを持つ、不動産×クリエイティブ領域のパイオニア企業だ。東証グロース上場により経営の透明性が高まり、売上・利益ともに堅調な成長トレンドにある。

93名という少人数組織ゆえに裁量は大きく、若い年代から「街に残る仕事」を担える環境は転職市場でも希少だ。平均年収697万円・平均年齢33.8歳という数字は、高いパフォーマンスを出した人材が正当に評価される文化の裏付けと見ることができる。

一方で、フルリモートなし・少数採用・複合スキルの要求といった点から、転職の難易度は決して低くない。しかし「不動産とクリエイティブの両方を極めたい」「渋谷という街の変化に携わりたい」という明確な志望動機を持つ人にとっては、これ以上ない選択肢の一つだろう。

選考対策として最も重要なのは、物件・プロジェクトへの具体的な理解と「なぜリアルゲイトでなければならないか」の言語化だ。スキルと熱量の両方を示せた候補者が内定をつかみやすい環境である。転職を検討している方は、まず公式サイトの物件ポートフォリオを一通り眺め、自分がどの建物に心を動かされるかを確認することから始めてみてほしい。