リゾートトラスト株式会社は「日本唯一の会員制総合リゾート企業」として、一般のホテルチェーンや旅行会社とは一線を画すビジネスモデルを持ちます。「エクシブ」「ベイコート倶楽部」「ホテル ザ・マンハッタン」などの高級会員制ホテル・リゾートを全国に展開し、会員権(数百万〜数千万円規模)の販売というストック型収益を中核に据えた独自の事業構造が特徴です。東証プライム上場(証券コード:4681)で、2026年3月期の売上高は2,630億円、従業員数は9,477名(連結)に達します。
転職市場での注目指標として、平均年収は583万円(2023年度)とサービス業・ホテル業の中では標準的な水準ですが、マネジメント職・営業職では大きく上振れします。会員権営業職はインセンティブ次第で高収入が狙える一方、ホテル運営スタッフは相対的に低めの傾向があります。「高付加価値ホスピタリティ」の現場でキャリアを積みたい人、富裕層顧客向けのビジネスに携わりたい人には独自の魅力がある企業です。
本記事では、リゾートトラスト株式会社への転職を検討しているキャリアパーソン向けに、事業内容・強み・年収体系・働き方・社風・転職難易度・選考対策を詳しく解説します。ホテル・リゾート・サービス業での転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | リゾートトラスト株式会社 |
| 英語名 | Resort Trust Co., Ltd. |
| 設立 | 1973年4月 |
| 代表者 | 伏見有貴(代表取締役社長執行役員) |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市東区東桜2丁目18番31号 |
| 資本金 | 195億90百万円 |
| 従業員数 | 9,477名(2026年3月末・連結) |
| 上場区分 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード:4681) |
| 売上高 | 2,630億20百万円(2026年3月期・連結) |
| 平均年収 | 583万円(2023年3月期) |
| 平均年齢 | 非公開(推定35〜40歳程度) |
| 事業内容 | 会員権事業、ホテルレストラン事業、ゴルフ事業、メディカル事業、シニアライフ事業 |
リゾートトラストは1973年に名古屋で創業した会員制リゾートの先駆け企業です。高度経済成長期に富裕層・法人を対象にした会員制ホテルというビジネスモデルをいち早く確立し、「エクシブ」ブランドを中核に「会員権を持つことへの価値」を日本に定着させてきました。現在は国内38施設超のリゾート・ホテルを展開するほか、「エクシブ台北」として海外展開も進めており、全国に会員制リゾート施設のネットワークを持つ唯一の企業として市場に君臨しています。
リゾートトラストの競合優位性は「代替不可能な会員制モデル」にあります。会員権購入により施設利用権を持った会員が、全国各地のリゾートで上質な宿泊・食事・ゴルフ・医療・シニア向けサービスを享受するという仕組みは、一般のホテルチェーンには模倣しにくいビジネス構造です。会員数・年会費・施設拡充という複利的な成長モデルが、長期的な企業価値向上を支えています。
主な事業内容
リゾートトラストの事業は、会員権という「メンバーシップの維持と価値向上」を中心軸に5つの事業ドメインが有機的に連携しています。異なる事業分野が同一の会員基盤を共有することで、クロスセルと顧客の囲い込みが実現されているのが大きな特徴です。
会員権販売は一見すると「物販」に近い収益構造に見えますが、実態は年会費・利用料・施設内消費という継続収入を伴うサブスクリプション型のビジネスモデルです。この「会員とのロング・ターム・リレーションシップ」が5事業の基盤を形成しています。
会員権事業
「エクシブ」「ベイコート倶楽部」「ホテル ザ・マンハッタン」など全国各地の高級会員制リゾート・ホテルの会員権を富裕層・法人に販売する事業です。会員権は数百万円〜数千万円規模の高額商品であり、月々の年会費・施設利用料もストック型収益として積み上がります。新施設の開発・既存施設の価値向上を通じて会員権の魅力を維持することが事業継続の生命線となっています。「エクシブ台北」はアジア富裕層への展開を目指した海外第一号案件として注目されています。
ホテルレストラン事業
全国の会員制リゾートホテルの運営・管理・飲食サービス提供が中核です。「会員に最上級のホスピタリティを届ける」という使命のもと、フロント・調理・料飲・施設管理・スパ・ゴルフなどの現場スタッフが高いサービス水準を維持しています。施設ごとに異なるテーマ・コンセプトを持ち、「エクシブ初島クラブ」「エクシブ箱根離宮」「ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾート」など、施設ブランドの多様性も強みの一つです。
ゴルフ事業
会員制ゴルフ場の開発・運営・管理を行うとともに、ゴルフ会員権販売を行います。リゾートホテルと連携した「宿泊+ゴルフ」というパッケージが会員の総合的な体験価値を高めており、会員権更新・継続の動機づけにもなっています。コース管理から受付・クラブハウスのレストランサービスまで一体的な高品質運営を追求しています。
メディカル事業
クリニック・医療モール・健康診断センターの運営を通じ、会員向けおよび一般向けの医療・健康サービスを提供する事業です。超高齢化社会における「健康」というニーズを捉え、リゾートでの「体験」とメディカルでの「健康管理」を組み合わせた「ウェルネス」領域への展開を進めています。
シニアライフ事業
富裕層シニア向けの高級住宅・シニアリゾート施設の企画・開発・運営を行います。「豊かな老後のライフスタイル」を実現するサービス付き高齢者向け住宅やシニアリゾートは、団塊世代の本格的なシニア期入りを背景に成長が期待される事業セグメントです。
リゾートトラスト株式会社の強み
強み1. 「日本唯一」の会員制総合リゾートという競合不在のポジション
国内で会員制ホテル・リゾートを組織的に複数展開し、会員権事業・ゴルフ・メディカル・シニアまでを統合的に運営する企業はリゾートトラスト以外に存在しません。この「競合不在の市場ポジション」は参入障壁の高さを意味しており、既存会員の積み重ねが新規競合にとっては決して短期間では追いつけないアドバンテージとなっています。
強み2. ストック型ビジネスモデルによる安定収益基盤
一般のホテルチェーンが客室稼働率・一泊単価に収益を依存するのに対し、リゾートトラストは会員権残高・年会費・既存会員の継続消費というストック型収益が安定的に積み上がる構造を持ちます。景気後退局面でも高所得会員の「既に投資した会員権」という心理的拘束力が継続利用を促し、売上の急激な落ち込みが起きにくい点は投資家・社員双方からの評価ポイントです。
強み3. 富裕層との長期的な関係資産
数十年にわたる会員との関係性は、他社には移転できない無形資産です。「エクシブを持つこと」が一つのステータスとして機能しており、世代を超えた会員権の継承(親から子へ)という形で会員基盤が維持・拡大されています。富裕層マーケットにおける強固なブランドポジションは、単純な価格競争とは異なる競争優位性を形成しています。
強み4. 5事業の相乗効果による会員生涯価値の最大化
「ホテルに泊まった会員がゴルフを楽しみ、メディカルで健康管理し、シニア期には同じブランドのシニアリゾートに移る」という一貫したライフスタイル提案が、会員1人当たりの生涯消費額(LTV:Life Time Value)を高めています。単一事業では実現できない「生涯のパートナー」としての価値提供が、他のホテル・リゾートとの差別化軸となっています。
強み5. 名古屋発の独自経営文化と強固な財務体質
1973年の創業以来、愛知県名古屋市を本社に持つ独立系企業として、地に足のついた堅実経営を続けてきました。東証プライム上場企業として財務開示も透明性が高く、無借金に近い健全な財務体質を維持している点は、長期的な企業安定性の観点からも評価されます。
リゾートトラスト株式会社の年収事情
リゾートトラストの平均年収は583万円(2023年度)ですが、この数字は全事業・全職種の平均であるため、実際は職種・役職によって大きな開きがあります。ホテル現場スタッフの給与は比較的低めに設定されている一方、会員権営業・管理職・本社企画職では平均を大きく上回る収入が得られるケースもあります。
職種別の想定年収レンジ
| 職種・役職 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| ホテルスタッフ(フロント・料飲・接客) | 280〜400万円 |
| ホテル総合職(若手) | 360〜450万円 |
| 会員権営業(若手〜中堅) | 400〜650万円 |
| 会員権営業(ハイパフォーマー) | 700〜1,000万円以上 |
| ゴルフ場スタッフ・運営管理 | 300〜430万円 |
| メディカル事業スタッフ | 320〜500万円 |
| シニアライフ事業スタッフ | 300〜450万円 |
| 本部企画・マーケティング | 500〜750万円 |
| 管理職(課長クラス) | 650〜900万円 |
| 施設支配人・部長クラス | 800〜1,100万円 |
給与制度の特徴
会員権営業職は固定給+成果連動インセンティブの給与体系が採用されており、高額会員権(数百万〜数千万円規模)を継続的に成約できるトップ営業マンは、平均年収を大幅に超える収入を手にするケースがあります。一方でホテル・リゾート施設のオペレーション職(フロント・料飲・施設管理)は月額固定給が中心で、業界平均並みの水準です。賞与は年2回(7月・12月)支給で、2025年度実績は4.0ヶ月分とされています。
職位が上がるにつれて評価連動の比重が高まり、施設の収益・顧客満足・チームマネジメント実績が給与に反映されます。本社機能(企画・開発・マーケティング・財務・法務・人事など)のスタッフ職は、施設スタッフよりも安定的な給与水準で処遇されます。
年収を見る際の注意点
- 平均年収583万円はホテル運営スタッフから本社管理職・高収入営業職まで全職種の平均であり、個人の処遇は職種・成績・勤務施設によって大きく異なる
- 会員権営業はインセンティブ次第で高年収が狙えるが、成果が出なければ固定給部分に収益が限定される
- ホテル・リゾート施設勤務は土日祝・シフト制勤務が前提で、生活パターンへの影響を考慮する必要がある
- 施設によって勤務地が異なるため、転居を伴う異動が発生する可能性を考慮する
- 初年度は試用期間中の給与体系が異なる場合があるため、内定時の提示条件を詳細に確認する
リゾートトラスト株式会社の働き方・福利厚生
勤務時間・休日制度
- 所定労働時間:施設によりシフト制(ホテル施設)または通常勤務
- 年間休日:施設スタッフは約100〜110日(シフト制・土日祝は施設営業のため勤務あり)
- 本社・管理部門は土日祝休みの完全週休2日制に近い運用
- 有給休暇:入社初年度から一定日数付与
働く場所・リモートワーク
事業特性上、リゾート施設・ホテル・ゴルフ場・クリニックなどでの現場業務が主体のため、リモートワークが適用できる職種は本社機能に限定されます。施設支配人・フロントマネージャー・料飲チーフなどの施設管理職は現地勤務が前提です。本社(名古屋)と東京オフィスの管理・企画職については在宅勤務の部分的な活用が進んでいるとされています。全国各地の施設への異動・転勤は一定程度発生します。
主な福利厚生
- 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険(各種社会保険完備)
- 企業年金制度
- 社員割引制度(エクシブ・ベイコート倶楽部など自社施設の割引利用)
- 会員制リゾートのスタッフとして施設を日常的に体験できる環境
- 社員持株会制度
- 各種慶弔見舞金・慶弔休暇制度
- 健康診断・定期検診の費用補助
- 育児休業・介護休業制度
- 研修制度(ホスピタリティ研修・マネジメント研修・語学研修等)
- 社員食堂・寮・社宅制度(施設によって利用可能)
- ウェルネス・健康増進プログラム
働き方を見る際の注意点
ホテル・リゾート施設の運営が事業の根幹であるため、施設スタッフはシフト制・休日出勤が当然のこととして求められます。ゴールデンウィーク・夏季・年末年始などリゾートの繁忙期は特に業務強度が高まります。「土日休み・定時退社・リモートワーク」を最優先とする方には現場系職種はマッチしない可能性があります。一方で、施設の豊かな環境で働けること・富裕層顧客との交流・高品質ホスピタリティのプロフェッショナルとしての成長といった独自の魅力は、現場職ならではの価値として受け止めることが重要です。
リゾートトラスト株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「高品質ホスピタリティへの誇りと富裕層顧客対応のプロ集団」
リゾートトラストで働く社員に共通しているのは、「最上のサービスを提供することへの誇り」です。一般のホテルでは味わえない富裕層・法人会員という特別な顧客層に向き合う仕事への自負が、社員のモチベーションと品質意識を支えています。「お金を払った顧客の期待に応えるだけでなく、その期待を上回る体験を提供する」という姿勢が企業カルチャーの基底にあります。
一方で、会員権という高額商品の販売・維持が経営の根幹にあるため、「ビジネスとしての成果追求」も同様に重視されます。ホスピタリティの職人気質と、ビジネス視点を両立することが求められる環境です。名古屋発祥の堅実な社風も残っており、きめ細かい顧客対応と地道な関係構築を大切にする文化があります。
評価される人物像
- 富裕層・法人顧客との丁寧なコミュニケーション能力と品格ある接客マナーを持つ人
- 「お客様の喜び」を自分の喜びとできるホスピタリティマインドを持つ人
- 高額商品・サービスの価値を論理的かつ情感豊かに伝えられる提案力がある人
- チームで施設を支えるチームワーク意識と、自ら問題を発見・解決する主体性を持つ人
- 長期的な顧客関係を大切に育てる忍耐力・継続力がある人
表面的なイメージと実態の差
「高級リゾートで優雅に働ける」というイメージを持って入社した人が、シフト制・肉体的な現場業務・ハイシーズンの激務という実態とのギャップに驚くケースがあります。特に施設スタッフ職は顧客の要求水準が高い分、精神的プレッシャーも大きいとされています。また、会員権営業は高額商品のクロージングを継続的に求められる職種であり、「ノルマがない穏やかな営業」というイメージとは異なります。入社前に現場見学・OB訪問で業務実態を把握することを強くお勧めします。
リゾートトラスト株式会社の転職難易度
難易度:C〜B級(職種によって差がある)
ホテル・リゾート現場職(フロント・料飲・施設管理)は業界経験者であれば比較的入りやすい環境があります。一方、会員権営業は高額商品の営業実績・クロージング力が問われ、本社企画・管理部門はポジション数が少なく競争率が高い傾向にあります。全体として転職難易度はC〜Bランクに位置します。
理由1. 会員権営業は実績重視で経験者採用が中心
会員権という数百万〜数千万円規模の高額商品を扱う営業職は、不動産・保険・高級品などの高額商品販売経験者が優遇されます。単なる「接客経験があります」では評価されにくく、具体的な成約実績・顧客開拓方法・クロージング技術が問われます。
理由2. 施設ホスピタリティ職はホテル業界経験者が有利
ホテル現場(フロント・コンシェルジュ・料飲・スパ)のポジションは、同業他社(高級ホテル・旅館)での実務経験者が評価されます。「高品質サービスの水準を熟知している」ことが採用判断に影響します。
理由3. 本社管理・企画職はポジションが限られる
マーケティング・経営企画・財務・人事・IT部門などの本社職は採用枠が少なく、事業会社での該当機能の実務経験と、サービス業・ホスピタリティへの理解が求められます。
リゾートトラスト株式会社に向いている人
1. 富裕層・プレミアム顧客を相手に働きたい人
高所得・富裕層という特別な顧客層との関係構築に価値を感じ、その要求水準の高さをやりがいに変えられる人に向いています。一般的なホテル・旅館とは一線を画す顧客体験の世界でキャリアを積みたい方には最適な環境です。
2. 高額商品の営業で高収入を目指したい人
会員権という高額商品を扱う営業職は、成果次第で高い収入が実現できます。不動産・保険・富裕層向けサービスの営業経験がある方で、より付加価値の高い商材に挑戦したい人に向いています。
3. ホスピタリティのプロとしてキャリアを極めたい人
高級ホテル・旅館・レストランでのサービス経験を積んでいる方が、さらに上質な環境でスキルアップしたい場合にリゾートトラストは選択肢となります。施設の規模・客層・ブランド力において、国内でも屈指の環境です。
4. 医療・介護とリゾートの融合に携わりたい人
メディカル事業やシニアライフ事業に興味のある医療・介護系バックグラウンドを持つ人にとって、リゾートという付加価値を持った「ウェルネス」領域の開拓は他では得られない経験です。
5. 安定した東証プライム上場企業でサービス業キャリアを歩みたい人
サービス業・ホテル業界においては中小企業・非上場企業も多い中、東証プライム上場の大手として制度・福利厚生・キャリアパスが整った環境で働きたい人に向いています。
リゾートトラスト株式会社に向いていない人
批判ではなく、ミスマッチを防ぐための参考情報としてご覧ください。
- 土日祝の休日を確保したい人: リゾート施設の繁忙期は土日祝であるため、現場職では土日祝休みが取りにくい環境が常態です
- リモートワーク・在宅勤務を主体に働きたい人: 施設運営が主体のため、現場職でのリモートワーク適用は困難です
- 早期にIT・デジタル・テクノロジー領域で専門性を高めたい人: サービス業・ホスピタリティが主軸の企業であり、テック系専門職のキャリア形成には限界があります
- グローバルなビジネス展開を主軸に据えたいキャリア志向の人: 現状は国内リゾートが主力であり、海外展開は「エクシブ台北」など初期段階の状況です
- ルーティン業務・安定した業務量を好む人: 会員権営業や施設運営は顧客要求・季節変動への即応が求められ、常に変化する業務環境です
リゾートトラスト株式会社の選考対策
1. 「会員制ビジネスモデル」の理解を深める
一般のホテルチェーンとの違いを明確に語れるようにしましょう。「なぜ会員権という形式なのか」「会員制の強み・弱みは何か」「リゾートトラストが競合優位を保てている理由は何か」を自分の言葉で整理してください。公式サイト・IR資料・会員権パンフレットを事前に確認することが有効です。
2. 富裕層・法人顧客への対応実績を具体的に示す
高所得・富裕層・法人顧客への対応経験がある場合は、具体的なエピソードを用意してください。顧客の課題を聞き出す傾聴力・信頼関係の構築力・高価値サービスの提案力を示すエピソードが評価されます。
3. ホスピタリティへの本気の姿勢を伝える
「サービスを提供することが好きで、顧客の喜びが自分の喜びになる」という本質的な動機を、具体的な体験談を交えて伝えてください。形式的なホスピタリティ論ではなく、自身の体験に根ざした語りが面接官の心を動かします。
4. 入社後のキャリアビジョンを明確にする
「入社後にどのような成長を遂げ、どのように会社に貢献したいか」を具体的に語れる準備をしてください。会員権営業志望なら「3年で売上〇〇万円達成し、富裕層顧客のライフプランナーとして信頼される」など具体的なイメージを持つことが重要です。
5. 施設見学・施設体験を事前に行う
可能であれば実際にエクシブやベイコート倶楽部のレストランや施設を体験した上で面接に臨むことを推奨します。「実際にリゾートトラストのサービスを体験した」という経験は志望動機の深みを増し、面接官との会話の引き出しにもなります。
6. 転職理由をポジティブに転換する
現職への不満を転職理由にするのではなく、「リゾートトラストだからこそ実現できることがある」という前向きな志望理由を構築してください。「高付加価値リゾートで顧客のライフスタイルに貢献したい」「会員制ビジネスで長期顧客関係を築きたい」という積極的な理由を優先して伝えましょう。
リゾートトラスト株式会社への転職で評価されやすい経験
- 高級ホテル・旅館・リゾート施設でのフロント・コンシェルジュ・料飲・スパ等のサービス実務経験
- 不動産・保険・高級自動車・高級ジュエリーなど高額商品の営業・成約実績
- 富裕層・法人顧客向けのプライベートバンキング・信託・投資サービスの提案経験
- ゴルフ場・スポーツクラブ・スポーツ施設の運営・管理経験
- 医療機関・クリニック・健康診断センターでの医療事務・施設管理経験
- 介護施設・サービス付き高齢者向け住宅・シニア向けサービスの運営経験
- マーケティング・ブランド管理の実務経験(特にラグジュアリー・プレミアム領域)
- 顧客満足度向上・クレーム対応・CS改善の実績
- 施設管理・プロパティマネジメントの経験
- 英語・中国語など語学スキルを活かした外国人富裕層対応の実績
- 事業企画・新規施設開発・プロジェクトマネジメントの経験
- 財務・経理・法務・人事などの本社管理機能の専門経験
特に評価されやすいのは、高級ホテル・リゾートでのサービス実務経験と富裕層顧客対応実績を組み合わせ持ち、長期的な顧客関係を通じた高単価商品の提案・成約経験がある人材です。
まとめ
リゾートトラスト株式会社は「日本唯一の会員制総合リゾート企業」として、競合不在の独自ポジションを長年にわたって維持し続けている企業です。会員権というストック型ビジネスモデルと富裕層との深い関係資産が組み合わさり、安定した収益基盤と長期的な事業成長を実現しています。
転職市場での魅力は「高品質ホスピタリティのプロとして成長できる環境」「富裕層・法人顧客との特別な関係構築」「東証プライム上場企業としての安定性」にあります。平均年収583万円はサービス業として標準的ですが、会員権営業では成果次第で大幅な収入増が見込め、管理職・施設支配人クラスでは800〜1,000万円超の水準も現実的です。
転職を検討する際は「施設現場職とビジネス職(会員権営業・本社職)」のどちらに自分が向いているかを明確にし、業務実態・勤務環境の違いを事前に把握した上で選考に臨むことが重要です。サービス業・ホスピタリティ業界でのキャリアを磨きつつ、国内最高水準のリゾート企業でその能力を存分に発揮したい方には、真剣に検討する価値がある転職先です。
