株式会社リブ・コンサルティングは、「中堅・ベンチャー企業向けのコンサルティング」という領域を切り拓いてきた独立系の総合経営コンサルティングファームです。2012年の設立以来、「戦略を描いて終わり」ではなく「実行まで共に動く」伴走型のスタイルを貫き、累計5,000件を超えるプロジェクト実績と顧客満足度90%という数字を積み上げてきました。
2025年12月には東京証券取引所グロース市場への上場(証券コード:480A)を実現。同期の連結決算は売上高61.09億円(前期比22.8%増)・営業利益8.39億円(同105.5%増)と過去最高を更新し、成長軌道にあることが数字からも確認できます。創業以来ターゲットとしてきた中堅・ベンチャー企業向け支援に加え、近年は大企業(エンタープライズ)領域への展開も本格化しており、事業の幅は着実に広がっています。
一方で、コンサルティング業界特有のハードワーク文化や、独自バリュー「LiB Mind」への適合を重視する採用方針など、入社前に把握しておくべき実態もあります。本記事では人材エージェントの視点から、同社の事業・強み・年収・社風・選考対策まで、良い面も課題も包み隠さず解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社リブ・コンサルティング(LiB Consulting Co., Ltd.) |
| 設立 | 2012年7月 |
| 代表取締役 | 関 厳(せき いわお) |
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワー29階 |
| 資本金 | 非公開(上場時公募により増資) |
| 従業員数 | 約350名(グループ全体、2025年時点) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:480A、上場日:2025年12月25日) |
| 売上高 | 61.09億円(2025年12月期・連結) |
| 平均年収 | 約726万円(OpenWork等口コミ情報ベース) |
| 事業内容 | 総合経営コンサルティング業務、企業経営に関する教育・研修プログラムの企画・運営 |
| 海外拠点 | タイ(アジア全域にアライアンスネットワーク) |
2025年12月期の連結業績は、売上高61.09億円・営業利益8.39億円で、前期比ともに大幅な増収増益を達成しています。生成AIの活用による一人当たり売上高の向上も業績を後押しした要因のひとつとして言及されています。
主な事業内容
リブ・コンサルティングの事業は「総合経営コンサルティング」のひとことでまとめられますが、その内実は「戦略立案」から「実行支援」まで幅広くカバーしています。
対象クライアントの構成
2025年上期の売上構成は以下の通りです。創業時からの中心である中堅・中小企業向けが最多を占めつつ、大企業向けが3割を超えるまで拡大してきています。
| クライアント区分 | 売上比率 |
|---|---|
| 中堅・中小企業向け | 42% |
| 大企業(エンタープライズ)向け | 34% |
| ベンチャー企業向け | 24% |
経営戦略コンサルティング
中期経営計画の策定、新規事業開発、M&A・PMI支援など、経営の根幹に関わるテーマを扱います。外資系や大手コンサルファームが得意とする大企業向けとは異なり、「限られたリソースの中で実際に成果を出す」ことを重視したアプローチが特徴です。
マーケティング・セールス支援
トップライン向上にフォーカスした営業組織の強化、デジタルマーケティング戦略の立案・実行を支援します。同社がもともと強みとしてきた「売上を上げる」コンサルティングであり、数字へのコミットが求められます。
組織・人事コンサルティング
組織設計、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定・浸透、評価制度設計、採用支援など人と組織に関するテーマを扱います。「コンサル会社自身が自社でショーケースを作る」という思想のもと、自社の組織づくりで実証したノウハウをクライアントに提供しています。
DX・テクノロジー活用支援
デジタルトランスフォーメーション(DX)の戦略立案から実装まで一貫して支援します。2024〜2025年にかけては生成AIを活用したコンサルティング(「AIX(AI Transformation)」)を注力領域に据え、AIコンサルタントの採用・育成を積極的に行っています。
モビリティ・エネルギー領域
専門特化した事業部として「モビリティ・エネルギー領域」を設置しており、自動車業界・エネルギー業界の経営課題に特化した支援を行っています。業界特有の専門知識を持つコンサルタントを配置することで、汎用的なコンサルティングファームとの差別化を図っています。
教育・研修プログラム
コンサルティング支援と並行して、企業向けの経営者・幹部向け研修や、マネジメント研修を提供しています。実践的なケーススタディと伴走型の学習プログラムが特徴です。
株式会社リブ・コンサルティングの強み
強み1. 「中堅・ベンチャー向けコンサルティング」という市場を切り拓いたパイオニア
大手コンサルティングファームの主戦場が大企業・グローバル企業であるのに対し、リブ・コンサルティングは設立当初から中堅・ベンチャー企業に特化した支援を事業の核に据えてきました。この領域では、「BCGやマッキンゼーを使える規模ではないが、本気で経営変革したい」という企業のニーズがあり、同社はその需要に応え続けることで5,000件超のプロジェクト実績を積み上げました。
転職者にとっての意味は、「大手の看板に頼らず、実力で勝負する環境」です。同業他社の案件票に「元○○コンサル出身」という肩書ではなく、「リブ流の実行支援で成果を出した」という実績で市場価値を作っていくことになります。
強み2. 「戦略から実行まで一気通貫」という伴走型スタイル
多くのコンサルティングファームが「報告書・提言書を納品したら終わり」という形式であるのに対し、リブ・コンサルティングは「クライアントの現場に深く入り込み、実行フェーズまで共に動く」スタイルを標榜しています。このアプローチにより、顧客満足度90%(業界平均62%比)という高い数値を実現しています。
転職者にとって、この環境はコンサルタントとしての「実行力」を鍛えるうえで非常に有効です。「提案書は書けるが、実際にクライアントの組織を変えた経験がない」という弱点をカバーできます。ただし、現場へのコミットが深い分、プロジェクトの泥臭い部分からも逃げられない点は事前に認識しておく必要があります。
強み3. 「自社がショーケース」という思想が組織づくりの実践力を証明
リブ・コンサルティングは「クライアントに組織づくりを教えておきながら、自社の組織が機能していなければ説得力がない」という問題意識から、自社の経営・組織・文化づくりに対して並々ならぬ投資をしてきました。「Great Place to Work(働きがいのある会社)」認定に8年連続で選出(2025年時点)、「LiB Mind」と呼ぶ11の行動バリューの浸透活動など、組織としての実践実績がそのままサービスの説得力につながっています。
強み4. 生成AI活用による生産性向上と新領域への先行
2024〜2025年に生成AIをコンサルティングプロセスに積極的に組み込んだことで、一人当たり売上高が向上し、2025年12月期の過去最高益達成に貢献しました。「AIX(AI Transformation)」という名称で生成AI活用支援を専門サービスとして打ち出しており、AIエージェント開発・プロダクト化なども手がけています。AIを「脅威」ではなく「武器」として活用しているファームへの転職を検討している人には、実践的な環境になっています。
強み5. 東証グロース上場による信頼性向上と採用・事業拡大の加速
2025年12月の上場により、財務情報の透明性・ガバナンス体制が強化されました。上場企業としての信頼性は、特に大企業・エンタープライズ向け事業の拡大において有利に働きます。採用面でも認知度の向上が期待でき、今後の組織拡大フェーズにあることから、コンサルタントとして比較的早期に昇格・昇給機会が訪れやすい状況にあります。
強み6. アジア展開・タイ拠点を起点とした海外案件への参画機会
国内の中堅・ベンチャー企業の海外進出支援として、タイ拠点を起点にアジア全域のアライアンスネットワークを活用したクロスボーダー案件に関与できる機会があります。国内コンサルの枠を超えて、クライアントの海外事業展開まで視野に入れた経験を積みたい人には選択肢のひとつになります。
株式会社リブ・コンサルティングの年収事情
口コミ情報を総合すると、正社員の平均年収は約726万円(平均年齢約33歳)とされています。コンサルティングファームの中では中堅水準であり、外資系大手には及ばないものの、一般的な事業会社と比較すると高い水準です。
職位別の想定年収レンジ
| 職位 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| アナリスト(新卒・未経験入社初期) | 450万〜500万円 |
| コンサルタント | 500万〜600万円 |
| シニアコンサルタント | 600万〜750万円 |
| アソシエイトマネージャー | 650万〜900万円 |
| マネージャー | 800万〜1,100万円 |
| シニアマネージャー・ディレクター | 1,000万〜1,400万円以上 |
※上記は口コミ・採用情報をもとにした目安です。実際の年収は評価・グレード・担当領域によって大きく異なります。
給与制度の特徴
年俸制を採用しており、月給は年収を12等分した形で支給されます。残業代は月給に50時間分が固定残業代として含まれています。昇給は年2回(半期ごと)の評価に基づいて決定され、定量評価・定性評価の両面からグレード別に判断されます。評価制度は透明性が高いとされており、「何をすれば上がるかわかりやすい」という口コミがある一方、「実績に見合った報酬が得られているか」については個人差があります。
一方で、30歳の目安年収は800万円以上とされており、成果を出せる人材は比較的早期に高い年収水準に達することが可能です。
年収を見る際の注意点
- 固定残業代が月50時間分含まれているため、実労働時間が多い場合は実質的な時給換算が下がります。口コミでは月65〜75時間程度の残業が報告されており、固定残業代の範囲を超えた分の扱いは確認が必要です
- OpenWorkによる年収・待遇の口コミには「実績に比べて給与の伸びが緩やか」という声も見られます
- 職位によって年収レンジの幅が大きく、特にマネージャー以上は評価次第で差が開きます
- 上場前後で評価・給与制度が見直される可能性があり、最新の情報は選考プロセスで直接確認することをお勧めします
株式会社リブ・コンサルティングの働き方・福利厚生
勤務制度
- フレックスタイム制: 導入済み(コアタイム設定あり)
- 裁量労働制: シニアコンサルタント以上に適用。業務の進め方と時間配分は本人に委ねられ、成果で評価されます
- リモートワーク: 部分的に導入(週に決まった日数は出社)。フルリモートではなくハイブリッド型
- 残業の実態: 口コミベースでは月平均65〜75時間の残業が報告されています。プロジェクトの繁忙期には週末対応が発生することもあり、コンサルティング業界の水準と理解して入社することが重要です
主な福利厚生
| 制度・手当 | 内容 |
|---|---|
| 交通費 | 全額支給 |
| 住宅手当 | 新卒入社者は入社3年目終了まで月2万円支給(条件あり) |
| 社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険完備 |
| クラブ活動補助 | 社内ネットワーキング推進のための部活動に補助金支給 |
| 書籍購入・研修費補助 | スキルアップ費用の一部を会社負担 |
| 確定拠出年金(DC) | 導入済み(退職金制度の代替として) |
| 海外研修制度 | 一部職員向けに設定あり |
働き方を見る際の注意点
公式の採用サイトでは「フレックス制度」「リモートワーク」を前面に出していますが、口コミでは「デフォルト22時帰り」「ヤマ場では深夜対応もある」という声も報告されています。「働きがいのある会社認定」を8年連続で受けているという事実と、「ハードワーク文化が根強い」という実態は矛盾しません。「成長環境への対価としてのハードワーク」を受け入れられるかどうかが、入社後の満足度を左右します。
退職金については、確定拠出年金(DC)が導入されているものの、従来型の退職金制度はない旨が口コミで言及されており、長期的な待遇設計の観点から事前確認を推奨します。
株式会社リブ・コンサルティングの社風・カルチャー
一言で表すなら「おせっかいで泥臭い、バリュー駆動のベンチャー文化」
リブ・コンサルティングは「LiB Mind」と呼ばれる11の行動バリューを定め、組織文化の核に据えています。コンサルティングファームとしては珍しく「ドライなプロフェッショナル集団」ではなく、「おせっかい文化」「ウェット」という言葉で組織を表現しており、メンバー同士が業務外でも積極的に関わり合う文化があります。
評価される人物像
- 数字で成果を語り、言い訳ではなく改善行動を取れる人
- 目標に対して自分ごととして向き合える人
- 変化や方針転換を楽しめる人
- クライアントの「本当に困っていること」に向き合える人
- LiB Mind(11のバリュー)の精神を体現できる人
「自社がショーケース」という文化の実態
同社はコンサルティングのノウハウを自社の経営・組織づくりにも積極的に適用しており、「組織文化の実験場」という側面があります。MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定・浸透を自社で実践しているため、「文化の透明度」は他のコンサルファームより高いと言えます。一方で、バリューへの適合を採用・評価の場面で重視するため、「バリューが肌に合わない人は居心地が悪くなりやすい」という口コミもあります。
表面的なイメージと実態の差
採用サイトでは「成長環境」「やりがい」「柔軟な働き方」が強調されますが、実態としてはプロジェクト終盤には深夜・週末対応が発生するケースがあります。離職率については「2022年度3年目社員の離職率0%」という数字がある一方、全体では15〜30%という指摘もあり、「成長のために消耗していく文化」と受け取る人もいます。「成長環境は確かに存在する」という評価と「ハードワーク文化が続く限り人は定着しにくい」という評価が並立している状況を、フラットに受け止めてほしいと思います。
株式会社リブ・コンサルティングの転職難易度
難易度:中程度(未経験可だが、資質・バリュー適合が重視される)
理由1. 未経験採用を積極的に行っているが、素地・成長意欲が厳しく問われる
中途採用の約60%がコンサルティングファーム未経験です。事業会社での実務経験・営業・マーケティング・人事など多様な職種から採用しており、「未経験から挑戦しやすい」という面はあります。ただし「未経験歓迎」は「誰でも入れる」ではなく、「高い成長意欲・コンサルへの適性・論理思考力があれば職種不問」という意味合いです。ハードワークへの覚悟と成果へのコミットを明確に示せなければ通過は難しいでしょう。
理由2. ケース面接を含む複数ラウンドの選考でロジカルシンキングが試される
選考は複数回の面接に加えてケース面接(課題解決型の面接)が課されることが一般的です。与えられた経営課題に対し、限られた情報の中で仮説を立て、論理的に解決策を提示する能力が試されます。「地頭の良さ」と「ビジネス感覚」の両方が問われるため、事前にフェルミ推定・ケース問題への対策は必須です。
理由3. バリュー(LiB Mind)への適合を選考で重視している
リブ・コンサルティングは「スキルよりも人間性・価値観の一致」を選考の核に据えています。「なぜコンサルティングなのか」「なぜリブでなければならないのか」という志望動機の深度が問われ、バリューへの共感や体現度を見るカルチャーフィット面接が設けられることもあります。「転職市場での条件だけで選んだ」という姿勢は逆効果です。
株式会社リブ・コンサルティングに向いている人
1. コンサルティングのキャリアを「実行力」込みで積みたい人
「提案書を書く力」だけでなく「クライアントの現場で実際に成果を出す力」を身につけたい人にとって、伴走型スタイルの同社はうってつけの環境です。「戦略は描けるが実行が弱い」というコンサルタントの弱点を埋めたい人にも向いています。
2. 中堅・ベンチャー企業の経営課題に直接向き合いたい人
大企業の一プロジェクトに巻き込まれるよりも、「オーナー社長の右腕として経営全体を動かす」ような仕事がしたい人には刺激的な環境です。クライアントの経営層と距離が近く、自分の提案が事業の方向性に直結する経験が積みやすいです。
3. 生成AI・DXの実践フィールドでコンサルキャリアを始めたい人
「AIX」(AI Transformation)領域を注力事業として打ち出しており、生成AIをコンサルティングに活用する実務経験が積める環境があります。AIを使ったコンサルティングの最前線を経験したい人にとって、2025〜2026年現在は参入のタイミングとして悪くありません。
4. ベンチャー・スタートアップから「経営の体系」を学びたい人
事業会社のベンチャー・スタートアップでがむしゃらに働いてきたが、「経営の体系を学んでから次のステップに進みたい」という人にも、リブ・コンサルティングは候補になります。同社が中堅・ベンチャー企業を主な支援対象としているため、自分が歩んできた現場感覚がそのまま強みになります。
5. ハードワークを成長の糧にできる人
コンサルティング業界全体に言えることですが、特にリブ・コンサルティングは「成長の対価としてのハードワーク」を受け入れている組織です。「忙しい環境でこそ伸びる」「自分を追い込んで成長したい」というタイプには合っています。逆に、「ワークライフバランスを重視したい」「プライベートとの両立を絶対条件にしたい」という方には慎重な判断を勧めます。
株式会社リブ・コンサルティングに向いていない人
ミスマッチを防ぐために、率直に書きます。
- 結果よりもプロセス評価を重視する人: 評価は成果に紐づいており、「頑張りました」「誠実に取り組みました」だけでは評価されません。数字と論理で語れることが必須です
- LiB Mindへの共感が持てない人: 11のバリューが日々の業務・評価・採用に影響します。「理念やバリューはどうでもいい、仕事だけできればいい」というスタンスでは居心地が悪くなります
- 長時間労働を避けたい人: 月65〜75時間の残業が報告されており、繁忙期にはそれ以上になるケースもあります。育児・介護・副業などで時間的制約が強い人は現実と乖離しやすいです
- 大手ブランドの庇護を求める人: 外資系大手コンサルのような知名度・ブランド力はまだありません。「会社の看板」で仕事をしたい人より、「自分の実力で評価される」ことに価値を感じる人向けです
- 安定した組織・業務環境を求める人: ベンチャー気質が残る組織であり、方針変更や組織変更が発生することがあります。「決まった仕事をコツコツこなしたい」というタイプには向きません
株式会社リブ・コンサルティングの選考対策
1. 「なぜリブ・コンサルティングでなければならないのか」を明確にする
「コンサルティングに挑戦したい」「成長環境で働きたい」という動機だけでは不十分です。「中堅・ベンチャー向けの伴走型支援」「戦略から実行まで一気通貫」「LiB Mind」というリブ固有のキーワードと自分のキャリア目標を具体的に接続して語れるようにしてください。公式サイト・IR資料・採用サイトの隅々まで読み込み、「どの事業・どの職種で何の価値を提供できるか」まで言語化しておくことが重要です。
2. ケース面接の準備を徹底する
選考でケース面接が課されることが多く、事前準備は必須です。フェルミ推定(「日本のコンビニは何店舗あるか」等)・ビジネスケース(「中堅メーカーの売上低下をどう改善するか」等)の基本フレームワークを習得し、練習量を積んでください。答えの「正しさ」よりも、問題の分解・仮説設定・根拠の説明というプロセスが評価されます。
3. 過去の経験を「成果・数字・再現性」で語れるようにする
事業会社出身者であれば「前職で何の課題を、どう分析し、どの施策を実行し、どんな成果が出たか」を具体的な数字で語れるよう整理してください。コンサルファーム出身者であれば「担当プロジェクトで実際に何が変わったか、どう実行に関わったか」まで深堀りされます。「実行支援」を強みにする会社だけあって、「提案した」「報告した」だけで終わる経験談は評価されにくいです。
4. LiB Mind・ミッションへの共感を具体的なエピソードで示す
「100年後の世界を良くする会社を増やす」というミッション、そして「おせっかい文化」「現場主義」「成果へのこだわり」といったバリューへの共感を、自分の過去の言動・行動から具体的なエピソードで語れるよう準備してください。「面接向けの取り繕い」は熟練した面接官にはすぐ見抜かれます。実際に自分がやってきたことと、リブのバリューがどう重なるかを正直に語ることが重要です。
5. 「ハードワークへの覚悟」を言葉ではなく行動で示す
「激務でも構いません」と言葉だけで言うのではなく、前職や学生時代に「困難な状況で何をやり遂げたか」「高負荷な環境でどう成果を出したか」という具体的なエビデンスを用意してください。リブ・コンサルティングの選考では、「この人が本当にハードワークに耐えられるか」を行動事実から判断します。
6. 未経験者はビジネス感覚と論理的思考の「土台」をアピールする
コンサルティング未経験者は、「実務未経験である弱みをどう補うか」ではなく、「コンサルタントとして伸びる素地がある」という点を伝えることに集中してください。論理的な問題解決の習慣・数字への親しみ・クライアントへの向き合い方など、現職で培った「コンサル適性の素地」を丁寧に言語化することが大切です。
株式会社リブ・コンサルティングへの転職で評価されやすい経験
- 事業会社でのセールス・営業経験(特に顧客課題の特定→提案→成果改善のサイクルを回した経験)
- マーケティング戦略の立案・実行経験(数値目標に対してKPIを設計し、PDCAを回した経験)
- 新規事業の立ち上げ・グロース経験(限られたリソースで成果を出した経験)
- 組織・人事課題に関わった経験(採用設計・評価制度設計・組織改革など)
- スタートアップ・ベンチャー企業での経営層直下での業務経験
- 経営企画・事業企画職での中期計画策定・実行管理経験
- DX推進・デジタル変革のプロジェクト経験(特に業務改革・システム導入など)
- 生成AI・AIツールを業務に活用した経験(「AIX」領域での評価に直結)
- コンサルティングファームでの実務経験(特に中小・中堅企業向けプロジェクト)
- 金融機関・商社・メーカーでの経営課題に近い業務経験(業界知識が武器になる)
- 海外事業・タイ・アジア市場での実務経験(海外案件支援で活かせる)
- 教育・研修設計の経験(研修事業部門での活用余地あり)
- データ分析・BIツール活用経験(提案精度向上への貢献として評価)
特に評価されやすいのは、「事業上の課題を自ら発見し、限られたリソースの中で実行策を立案・推進し、数字で語れる成果を出した経験」です。コンサル経験の有無より、この「実行してきた」という事実が評価軸の中心になります。
まとめ
株式会社リブ・コンサルティングは、「中堅・ベンチャー企業向けの伴走型経営コンサルティング」という独自領域を開拓し、2025年12月の東証グロース市場上場で新たなステージへ進んだ成長企業です。売上高61.09億円・営業利益8.39億円という2025年12月期の過去最高業績、累計5,000件超のプロジェクト実績、顧客満足度90%という数字は、同社の事業モデルの有効性を裏付けています。
一方で、月65〜75時間程度の残業が報告されるハードワーク文化、固定残業代込みの給与体系、バリュー(LiB Mind)への強い適合を求める選考・評価スタイルなど、「とにかく高い年収と安定した環境」を求める人には向かない面も確かにあります。上場前後の制度整備が今後どう進むかを含め、最新情報は選考プロセスで直接確認することをお勧めします。
「戦略と実行の両方を経験したい」「中堅・ベンチャー企業の成長に深く関わりたい」「コンサルタントとしての実行力を核にキャリアを作りたい」と考える人にとって、株式会社リブ・コンサルティングは選択肢として真剣に検討する価値のあるファームです。
参照した主な情報源
- 株式会社リブ・コンサルティング 公式サイト(libcon.co.jp)
- リブ・コンサルティング 中途採用サイト(libcon.co.jp/recruit2)
- リブ・コンサルティング 新卒採用サイト(libcon.co.jp/recruit1)
- 日本M&Aセンター TOKYO PRO Market上場支援情報(上場報告)
- AXIS Insights「2025年12月期 決算:売上・利益ともに前年を大きく上回る好決算」
- ログミーファイナンス「(480A) 営業利益105.5%増と過去最高益を達成」
- OpenWork 社員クチコミ(openwork.jp)
- エン カイシャの評判(en-hyouban.com)
- 転職会議(jobtalk.jp)
- マイビジョン「リブコンサルティングの年収」
- ムービン「リブ・コンサルティングの年収・給与は?」
- ワンキャリア転職「リブ・コンサルティング クチコミ」
- コンコードキャリア「リブ・コンサルティング 注目企業情報」
