人材評価と教育の領域でAIと独自アルゴリズムを駆使し、「世界中の誰もが生涯学び成長し続けられる社会」を目指す企業がある。Institution for a Global Society株式会社(IGS)だ。東証グロース市場に上場し、GROW360やAiGROWといった自社プロダクトを通じて大手企業・官公庁・教育機関に価値を届けている。
日本の人事領域ではコンピテンシー評価や360度評価が普及しつつあるが、IGSはAIとビッグデータを組み合わせた「科学的人材アセスメント」を提供している点で独自性が高い。GROW360は累計200社超・100万人以上への適用実績を持ち、その精度とデータ量は同社の大きな競合優位となっている。
「評価と教育」という2つのキーワードを柱に、HR・教育・Web3の3セグメントをまたぐ事業ポートフォリオを持つIGSへの転職は、社会課題解決志向が強く、人材・テクノロジー・データの交差点で働きたい人にとって魅力的な選択肢だ。本記事では転職エージェントの視点から、IGSの事業内容・強み・年収・選考対策を詳しく解説する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Institution for a Global Society株式会社 |
| 設立 | 2010年5月 |
| 代表取締役 | 福原 正大 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿 |
| 資本金 | 約3億8,800万円(2026年2月期時点) |
| 従業員数 | 38名(連結、臨時雇用除く) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:4265) |
| 売上高 | 約6億5,900万円(2026年2月期) |
| 平均年収 | 約625万円 |
| 平均年齢 | 41.4歳 |
| 平均勤続年数 | 約4.5年 |
| 事業内容 | AIを活用した人材評価・教育支援サービスの開発・提供 |
IGSは「人を幸せにする評価と教育で、幸せを作る人をつくる」というビジョンを掲げ、2010年の創業以来、人材評価とEdTechの両領域でプロダクト開発を続けてきた。東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)などVC出資を受け成長し、2021年12月に東証グロース市場(旧マザーズ)に上場している。
従業員38名という規模からもわかるとおり、IGSは典型的な少数精鋭型スタートアップだ。HR・教育・Web3という異なるドメインを少人数でカバーしているため、一人ひとりの担当範囲が広く、多様なスキルが求められる。一方で、プロダクトがすでに一定の市場認知と導入実績を持っており、スタートアップの試行錯誤期を超えたフェーズで参画できる点はキャリア上のリスク軽減にもなる。
主な事業内容
IGSは大きく「HR事業」「教育事業(EdTech)」「Web3事業」の3セグメントで事業を展開している。いずれも「評価と教育」という共通テーマの下でプロダクトが設計されており、相互にデータや知見が循環する構造となっている。
創業者の福原正大氏は元外交官という異色の経歴を持ち、「人の可能性を科学的に可視化する」という思想がプロダクト設計の根幹にある。官公庁や国際機関との連携実績も、こうした創業者の経歴・ネットワークが土台になっている。
GROW360(HR事業)
GROW360はAI×360度評価を核としたHRプラットフォームだ。採用アセスメントから人材育成・組織変革まで、HR施策のPDCAを一気通貫でデータ化できる点が特徴。従来の感覚的な人事評価をデータドリブンに変革するツールとして、大手企業を中心に累計200社超・100万人以上に導入されている。
具体的には、コンピテンシー測定・マルチレーター評価・AIによる人材クラスタリング・育成施策レコメンドなど、高度な分析機能をSaaS形式で提供する。導入企業の人事部門にとって「見える化されていなかった人材ポテンシャルが可視化される」ことが大きな価値となっている。
AiGROW(教育事業)
AiGROWは教育機関向けの生徒・学生評価ツールで、43都道府県350校以上に導入されている。学校現場では成績点数だけでは測れない「非認知能力」や「コンピテンシー」の可視化ニーズが高まっており、AiGROWはそのニーズに応えるプロダクトだ。
文部科学省の教育改革の流れとも合致するサービスであり、公立・私立双方の学校への導入が進んでいる。スコアをもとに教員が生徒一人ひとりに適した指導アプローチを選べる設計となっており、教育現場のデータ活用を支援する。
ONGAESHI・Web3事業
ONGAESHIはリスキリングと採用を一体化したWeb3プラットフォームで、NFT・ブロックチェーン技術を活用する。学習者が身につけたスキルをNFTでトークン化し、採用企業がそのトークンを持つ人材を優先的に採用できる仕組みだ。
リスキリング支援と採用コスト削減を同時に実現するモデルとして注目されており、政府のリスキリング促進政策とも親和性が高い。HRとEdTechで培ったデータ・ノウハウをWeb3の文脈で再活用する、IGSらしいプロダクト展開といえる。
GROW Academy
GROW Academyはビジネス人材向けの動画学習コンテンツで、TOEFL対応の英語学習や次世代型スキルアップ講座を提供する。GROW360で評価した「強化すべきコンピテンシー」に対して、GROW Academyのコンテンツをレコメンドするシナジーがある。評価と教育を「プロダクト間でループさせる」設計がIGSの独自性だ。
グローバル展開
UAE(アブダビ首長国政府)やアジア開発銀行(ADB)への導入実績を持ち、日本国内に留まらない実績がある。国際機関・政府機関への営業・導入は高難度の案件であり、IGSのプロダクトと信頼性の高さを示している。
Institution for a Global Society株式会社の強み
強み1. 累計100万人超のアセスメントデータという希少資産
GROW360は累計100万人以上のコンピテンシーデータを保有している。このデータ量は国内の同種ツールと比較しても際立っており、AIモデルの精度向上・ベンチマーク設定・業界横断分析に活用できる参入障壁となっている。
新規参入者がゼロから同量のデータを集めるには数年単位の時間と投資が必要であり、データの厚みが競合優位を維持する仕組みになっている。転職者にとっては「データ資産の上に乗ったプロダクト開発・営業ができる」環境という意味でも魅力的だ。
強み2. HR×EdTechの両領域を自社プロダクトでカバーする希少性
日本のHRTech企業の多くはHR領域のみに特化しているが、IGSはEdTech(AiGROW)とWeb3(ONGAESHI)も自社プロダクトとして展開している。「評価と教育の一体化」を体現する事業設計は、単一領域のSaaS企業にはできない提案力を生む。
この希少性は営業面でも強みになる。大手企業の人事部門と教育機関の両方にリーチでき、政府系プロジェクトにも提案できるため、商談の打ち手が多い。転職者がここで培うプロダクト横断の思考は、将来的なキャリア展開にも活きる。
強み3. 官公庁・国際機関への実績が生む信頼ブランド
UAE政府・アジア開発銀行・日本の文部科学省関連事業など、官公庁・国際機関との実績は一般的なスタートアップには珍しい強みだ。公的機関は調達基準が厳しく、ここへの納入実績は商談の際の強力な信頼担保になる。
また、こうした実績はメディア露出や採用広報にも効果があり、同種の大型案件を呼び込む好循環が生まれている。転職者が営業・コンサルポジションで参画する場合、既存の信頼資産を活かした提案活動ができる環境だ。
強み4. 上場済みスタートアップの「適度な成熟フェーズ」
2021年12月に上場を完了しており、資本市場からの資金調達手段を持つ。未上場スタートアップに比べて財務的透明性が高く、公開情報をもとに経営状況を把握しやすい。一方で従業員38名という小規模さは維持されており、スタートアップ的な機動力と裁量も残っている。
「上場前のリスクは取りたくないが、大企業のしがらみも嫌だ」というキャリア志向の転職者には、IGSのフェーズはちょうど良い着地点になりうる。上場後の次のステージ(売上拡大・海外展開・新規プロダクト)を一緒に作る経験は、市場価値向上にも直結する。
強み5. 創業者の独自ネットワークと思想的ブランド
福原正大氏は元外交官でMBA取得者という経歴を持ち、「人の可能性の科学的可視化」という一貫した思想でプロダクトを作り続けている。この思想的ブランドが、類似プロダクトとの差別化に貢献している。
学術機関・国際機関・政府との橋渡し役として創業者のネットワークが機能しており、通常のスタートアップでは取れないような商談チャネルが社内に存在する。転職者にとっては「創業者から直接学べる距離」の近さも魅力だ。
強み6. データ倫理・AI評価の先進的な取り組み
AIを使った人材評価には「バイアス・透明性・プライバシー」の課題が常につきまとうが、IGSはこの点で先進的な取り組みを行っている。評価の根拠を被評価者に開示する「説明可能なAI」の設計や、多様性・公平性を意識した評価指標の設計が差別化ポイントになっている。
AI評価に対する社会的な注目度が高まる中で、倫理的・透明なアセスメントを提供できる企業としての地位は、今後さらに価値を持つと考えられる。
Institution for a Global Society株式会社の年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| セールス(法人営業) | 450〜700万円程度 |
| カスタマーサクセス | 420〜620万円程度 |
| プロダクトマネージャー | 550〜850万円程度 |
| データアナリスト | 500〜750万円程度 |
| エンジニア(バックエンド) | 500〜800万円程度 |
| マーケティング | 430〜650万円程度 |
| コーポレート(管理部門) | 400〜600万円程度 |
| コンサルタント(導入支援) | 480〜720万円程度 |
※上記は公開情報・同規模上場SaaS企業の相場を参考にした推計値です。実際の条件は選考・経験・等級により異なります。
給与制度の特徴
IGSは少数精鋭の組織であるため、個人の成果・貢献度が処遇に反映されやすい構造を持つと考えられる。上場企業としての株式報酬(ストックオプション等)の制度も選択肢として存在する可能性があり、入社タイミングによっては株式価値成長の恩恵を受けられる場合もある。
平均年収625万円(有価証券報告書ベース)という水準は、同規模の東証グロース企業の中では標準的なレンジだ。一方で個人の担当範囲が広い分、成果を出した際の評価インパクトは大企業より大きくなりやすい。
年収を見る際の注意点
- 従業員数38名と少ないため、平均年収は個人差・ポジション差の影響を受けやすい
- スタートアップ的なフェーズのため、固定給と成果連動の比率・設計が変化しうる
- 上場後の業績推移(売上6.6億円規模)は黒字化・成長率に注目して確認すること
- ストックオプションの有無・行使条件は選考時に必ず確認すること
- リモートワーク可否・交通費・各種手当も含めた総報酬で比較すること
Institution for a Global Society株式会社の働き方・福利厚生
勤務時間・休日
少数精鋭のスタートアップであるため、業務量・残業時間は担当領域と時期によって変動する。大型商談期や新プロダクトリリース前後は繁忙になる可能性があるが、フレックス勤務制度や裁量労働の適用が想定される。土日祝日休み・年間休日120日前後が基本ラインと推測されるが、詳細は選考時に確認することを推奨する。
リモートワーク
東京・渋谷区恵比寿に本社を持つが、スタートアップとしてリモートワーク活用が進んでいると考えられる。オンラインでの商談・コンサルティング対応が増える中で、フルリモートまたはハイブリッド勤務が採用されている可能性が高い。正式な勤務形態は選考時に確認されたい。
福利厚生
- 社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)完備
- 交通費支給
- 書籍購入補助(ラーニング文化の企業らしい支援が期待できる)
- 資格取得支援
- 育児・介護休業制度
- フレックスタイム制
- 在宅勤務・テレワーク制度
- ストックオプション(要確認)
- 社内勉強会・イベント参加
- 定期健康診断・各種法定健診
注意点
上場企業ではあるものの規模が小さいため、大企業と比べると福利厚生の厚みは限定的になる場合がある。一方で、裁量の大きさや成長機会の豊富さがトレードオフで得られる環境と考えると良い。入社前に処遇・制度の詳細を必ず確認することを強く推奨する。
Institution for a Global Society株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「社会変革を本気で信じている、知性とミッションの組織」
「評価と教育で世界を変える」というビジョンを社員全員が共有している企業だ。創業者の福原氏が外交官・学術界出身という背景もあり、思想的・知的な深さを重視する文化がある。個人の感覚ではなく「データと科学」で物事を判断しようとする姿勢が社内に浸透している。
営利のみを目的とした事業ではなく、教育機会の格差解消・人材の可能性の最大化という社会的インパクトを意識した経営が行われている。この使命感に共鳴できるかどうかが、定着・活躍の分かれ目になる。
評価される人物像
- ミッションに共感し、自律的に動ける人
- データ・論拠をもとに意見を言える人
- 専門性を持ちながらも他領域への好奇心が強い人
- 変化を面白がれる柔軟性がある人
- 英語や国際的な文脈にも対応できる人(グローバル案件があるため)
表面的なイメージと実態の差
「EdTech・HRTech×スタートアップ」というと華やかなイメージを持ちがちだが、実態は緻密なデータ分析・長期的な商談対応・教育現場への丁寧な導入支援が求められる地道な仕事の積み重ねだ。プロダクトの背景にある思想を理解し、顧客と共に成果を作っていく忍耐力が必要になる。
一方で、従業員数38名という規模は「意思決定の速さ・個人の影響力の大きさ」というポジティブな実態でもある。「自分が会社を動かせる」感覚を持って働けるため、大企業からの転職者が「ここまで意見が通るとは思わなかった」と驚くケースが多い。
Institution for a Global Society株式会社の転職難易度
難易度:B級(中程度〜やや高め)
IGSは38名規模の少数精鋭組織であり、採用ポジション数は年間を通じて多くない。必然的に採用基準は高く、「ミッション共感+専門スキル+自律性」の3点セットが求められる。ただし、大企業のように経歴フィルターが厳格という意味ではなく、「ポテンシャルと価値観の一致」が重視される選考だ。
理由1. 少数採用によるポジション希少性
全従業員38名という規模では、年間採用数が1〜5名程度にとどまる可能性が高い。公開求人が出ているタイミングは限られており、希望するポジションに空きがない時期は転職機会自体が生まれない。エージェント経由での非公開求人情報の収集が有効な場面も多い。
理由2. ミッション共感の深さが問われる
IGSの選考では「なぜIGSか」という問いに対して、単なる成長性・給与条件以上の「思想的共鳴」が見えるかどうかが評価される。HRや教育への社会的問題意識を自分の言葉で語れるかどうか、そしてそれが過去のキャリアとどう結びついているかを問われる場面が多い。
理由3. 自律性・専門性の両立が必要
少ない人数で多くの業務をカバーするため、「言われたことをやる」タイプより「自分で問題を見つけて動ける」タイプが求められる。同時に、担当領域での専門的な知識・経験もなければパフォーマンスを発揮しにくい。バランス型の人材が合格しやすい傾向がある。
Institution for a Global Society株式会社に向いている人
タイプ1: 教育・人材開発に強い問題意識を持つ人
「教育格差を解消したい」「人材の可能性を最大化したい」というミッション感を持った人には、プロダクトの思想と自分の目的が一致する理想的な環境だ。社会課題解決を事業の核に置く姿勢が本物かどうか確かめながら働ける。
タイプ2: データ活用でHRや教育を変えたいビジネスパーソン
人事・組織開発の経験者がデータ・AIの力を取り込もうとしている場合や、データサイエンティストがHRやEdTechの文脈で専門性を活かしたい場合に、IGSは最適な場所になりうる。ドメイン知識×テクノロジーという希少なスキルセットを磨けるからだ。
タイプ3: スタートアップで事業を作りたいが「ゼロイチリスク」は避けたい人
上場済みかつ主要プロダクトが市場に定着しているフェーズのため、「0→1のリスクを背負わずに1→10の成長フェーズで参画したい」という動機の人に適している。既存プロダクトの磨き込みや新機能開発、海外展開など、挑戦領域は十分に残っている。
タイプ4: グローバル志向のある人
UAE政府・アジア開発銀行への実績があり、今後の海外展開も視野に入っている。英語を活かしながら国際機関・政府系の案件に関わりたい人には少ないながら大きなチャンスがある環境だ。
タイプ5: 上場スタートアップのIPO経験をキャリアに刻みたい人
すでに上場しているため「IPO経験者」としてのキャリアにはなるが、上場後の次のステージ(事業拡大・海外展開・新プロダクト開発)を経営近くで推進した経験は、転職市場での市場価値向上につながる。
Institution for a Global Society株式会社に向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために記載する。入社後のギャップをゼロにするためにも、正直に確認してほしい。
- タイプ:安定志向が強い人 — 少数精鋭のスタートアップでは業務範囲の変動・組織変化が頻繁に起きる。変化を楽しめない場合は消耗しやすい
- タイプ:大企業の環境・資源を前提とする人 — 大企業のような専門部署・充実したサポート体制は期待できない。自分で調べ・動く必要がある
- タイプ:ミッションより待遇優先の人 — IGSの魅力の多くはミッション・成長・裁量にある。年収水準や福利厚生を最優先事項とする場合、優先順位と実態が噛み合いにくい
- タイプ:管理業務・ルーティンを好む人 — 少人数であらゆる業務をこなす環境のため、想定外のタスクが常に発生する。変化対応力が低いと消耗しやすい
- タイプ:短期間で昇給を期待する人 — 規模的に昇給の頻度・幅は大企業のような設計ではない可能性が高い。長期的な視点でキャリア価値を積み上げたい人向けの環境だ
Institution for a Global Society株式会社の選考対策
選考対策1. プロダクトの思想を自分の言葉で語れるよう準備する
「なぜGROW360が必要なのか」「AI評価が人事にもたらす価値は何か」を自分の経験に引き付けて語れることが必須だ。単に「サービスが面白そう」ではなく、「自分が経験した人材評価の課題と、IGSのプロダクトがどう解決するか」という論理を組み立てて準備しよう。
IGSの公式サイト(https://i-globalsociety.com/)・各プロダクトの紹介ページ・IR資料を一通り読んでから面接に臨むことを強く推奨する。
選考対策2. 自律性・主体性を示すエピソードを複数用意する
「自分で課題を定義して動いた経験」を具体的なエピソード(STAR形式)で複数用意しよう。「上司に言われてやった」ではなく「自分で問題を発見し、仮説を持って行動し、結果を出した」という構造の話が刺さりやすい。
スタートアップ選考では再現性の高い主体的行動パターンが評価の核になる。過去の職務経歴の中で最も「自分が主語」だった経験を棚卸ししておこう。
選考対策3. データ活用・分析の経験を具体的に示す
IGSはデータドリブンなプロダクトを持つ企業だ。自分がこれまでどのようなデータを扱い、どのような意思決定に活用したかを具体的に示せると評価が上がる。人事・営業・マーケティングいずれのポジション志望でも「数字をどう使ったか」は必ず問われると想定して準備しよう。
選考対策4. 教育・HRTechのトレンドを把握しておく
文部科学省の教育改革・経産省の人的資本開示ガイドライン・人的資本経営の動向など、IGSの事業に関係する政策・トレンドを把握しておくと面接で差がつく。「業界の流れを理解した上でIGSを選んでいる」という印象を与えられると説得力が増す。
選考対策5. 英語力・グローバル視点をアピールする
UAE・アジア開発銀行などへの実績があるため、英語力や国際的な視点を持つ人材は希少価値が高い。英語でのプレゼン・商談・文書作成の経験があれば積極的にアピールしよう。TOEICスコアより「実際に英語でどんな業務をしたか」の方が評価される傾向がある。
選考対策6. 長期的なキャリアビジョンの一貫性を示す
IGSのミッションと自分のキャリアビジョンがどう一致するかを語れることが大切だ。「5年後・10年後に何を実現したいか」という問いに対して、IGSでの経験がそのビジョン実現にどうつながるかをロジカルに説明できるよう準備しよう。短期的な転職理由(前職への不満など)より、長期的なビジョンドリブンな動機の方が刺さりやすい。
Institution for a Global Society株式会社への転職で評価されやすい経験
- 大手企業向けSaaSの法人営業・エンタープライズ営業経験
- 人事部門での採用・人材育成・組織開発の実務経験
- HRTechツール(評価システム・タレントマネジメント等)の導入支援経験
- 教育機関(大学・高校・学習塾等)向けのサービス営業・導入経験
- データ分析・BIツール活用による意思決定支援経験
- プロダクトマネジメントや要件定義の経験(SaaS系)
- 官公庁・文部科学省関連事業への提案・受注経験
- 国際機関・外資系企業でのビジネス経験(英語実務含む)
- スタートアップ・ベンチャーでの多機能型業務経験
- カスタマーサクセス・導入コンサルティング経験
- Web3・ブロックチェーン関連の事業開発経験
- マーケティング(コンテンツ・デジタル)でのリード創出経験
- エンジニア(Python・機械学習・クラウド)の開発経験
- 組織サーベイ・360度評価ツールの設計・運用経験
**特に評価されやすいのは、「人材評価・教育の現場経験を持ちながら、データやテクノロジーの力でその領域を変革したいという意欲がある人材」だ。**ドメイン知識とイノベーション志向の掛け合わせがIGSの選考で最も強いカードになる。
まとめ
Institution for a Global Society株式会社(IGS)は、「評価と教育」という普遍的なテーマを、AI・データ・Web3という最先端の技術で解く、稀有なHRTech×EdTech企業だ。GROW360・AiGROWという実績あるプロダクトを軸に、国内大手企業から官公庁・国際機関まで幅広いクライアントに価値を提供し続けている。
従業員38名という規模はスモールに見えるが、上場を完了し主要プロダクトが市場に定着したフェーズであることは、入社後のリスクを抑えながら成長機会を最大化できる絶妙なタイミングを意味する。個人の裁量が大きく、提案がダイレクトに経営・プロダクトに反映される環境は、大企業では得難い経験の積み上げを可能にする。
転職を検討する際は、IGSのミッションへの本質的な共感があるかどうかを自問してほしい。「人の可能性を科学的に可視化し、評価と教育で社会を変える」という目標に心から共鳴できるなら、IGSはキャリアの転換点となりうる職場だ。
