「楽天ぐるなび」という名前に変わっても、その根幹は変わらない。飲食店と人をつなぎ、食文化を豊かにするというミッションのもと、株式会社ぐるなびは30年以上にわたって日本の外食産業を支えてきた。
インターネット黎明期の1989年に創業し、飲食店の情報をオンラインで検索・予約できるサービスとして先行者利益を享受してきたぐるなびは、食べログやホットペッパーグルメとの競争激化とコロナ禍という二重の打撃を受けながらも、事業構造の転換によって生き残りを果たした。2023年10月に楽天との連携を深め「楽天ぐるなび」へとリブランドし、楽天IDと連携した会員基盤の活用という新たな成長戦略に舵を切っている。
転職市場では、同社はIT企業でもありながら飲食業界への深い知見を持つという希少な立ち位置を持つ。営業職は飲食店オーナーや法人担当者とのリレーション構築力が求められ、エンジニアは飲食業界特有の課題解決が求められる。フードテック・レストランテック領域でキャリアを積みたい人材にとって、ぐるなびは独自の学習環境を提供できる会社だ。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社ぐるなび |
| 設立 | 1989年10月2日 |
| 代表取締役 | 杉原 章郎 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数(単体) | 約890名(2024年12月末時点) |
| 従業員数(連結) | 約950名(2024年12月末時点) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード2440) |
| 売上高 | 134億5,800万円(2025年3月期) |
| 平均年収 | 約554〜604万円程度 |
| 平均年齢 | 40.6歳 |
| 平均勤続年数 | 10年程度 |
| 事業内容 | 飲食店情報プラットフォーム「楽天ぐるなび」の運営、飲食店向けDXソリューション提供 |
ぐるなびは東京証券取引所スタンダード市場に上場している(2025年11月にプライム市場からスタンダード市場へ移行)。流通株式時価総額がプライム市場の維持基準を下回ったことが背景だが、会社自身は中長期的な企業価値向上を通じてプライム市場への再挑戦を目指す方針を示している。
財務面では2025年3月期に黒字転換を達成し、経常利益2億6,100万円(前期比194.2%増)を記録した。コロナ禍以降の再建フェーズから成長フェーズへのシフトを示す数字であり、飲食店向けのストック型サービスとスポット型サービスの双方が拡大した結果だ。
主な事業内容
ぐるなびの事業は、飲食店情報の集客支援を基軸としながら、近年はDXツール提供とB2Bソリューション事業へと重心を移しつつある。楽天グループとの連携による会員基盤の活用も、新たな事業機会として期待されている。
飲食店情報プラットフォーム事業(楽天ぐるなび)
「楽天ぐるなび」は、全国の飲食店情報をカバーする日本最大規模のグルメサービスのひとつだ。ユーザーはジャンル・エリア・予算などで飲食店を検索し、ネット予約まで一気通貫で利用できる。楽天IDとの連携により、楽天ポイントの獲得・利用が可能となっており、楽天会員1億人超の送客基盤を活かした集客強化が図られている。
飲食店にとっては、月額課金型の掲載プランで安定したWeb集客が得られる仕組みとなっており、ぐるなびの収益の基盤をなしている。コース料理の詳細情報、個室情報、プロカメラマンによる料理写真など、他のグルメサービスと差別化するコンテンツの充実も特徴だ。
飲食店向けDXソリューション事業
近年の主要な成長ドライバーとなっているのが、飲食店向けDXツールの提供だ。代表例として「ぐるなびFineOrder」があり、スマートフォンから注文・決済ができるモバイルオーダーシステムを飲食店に提供している。人手不足が深刻な飲食業界にとって、オペレーション効率化のニーズは強く、導入が拡大している。
予約管理システム「ぐるなびPRO」など、飲食店の業務効率化を支援するSaaS系プロダクトも展開しており、単なる情報掲載媒体から飲食店の「業務パートナー」へと進化を遂げようとしている。
法人向けソリューション事業
企業の食の福利厚生支援として、社員食堂のデジタル化や法人向けグルメカタログの提供なども行っている。企業が社員に飲食クーポンを提供する福利厚生サービスや、接待・会食のシーンに特化したサービスなど、B2Bのニーズにも対応したラインナップを持つ。
法人向け営業の観点からは、飲食店ではなく企業の総務・人事・経営企画部門が顧客となる。グルメ情報の知見を持ちながら法人ビジネスの経験も積めるという点で、転職者の市場価値を高める環境としても評価される。
海外・インバウンド事業
訪日外国人(インバウンド)向けの情報提供も手掛けており、多言語対応コンテンツやインバウンド向け飲食店紹介サービスを展開している。観光立国を目指す日本において、外国人観光客と飲食店をつなぐ橋渡し役としての機能も担っている。
株式会社ぐるなびの強み
強み1. 30年以上の飲食業界データ蓄積
ぐるなびが持つ最大の資産は、30年以上にわたって蓄積してきた飲食店データと消費者の行動データだ。全国数十万店舗の情報、メニュー・料金・席数から季節限定情報まで、細粒度のデータが蓄積されている。
このデータ資産は、機械学習を活用したレコメンデーション精度向上や、飲食店向けの市場分析レポートの提供などに活用されており、参入障壁の高い競争優位となっている。転職者にとっては、この豊富なデータを活用したマーケティング・分析業務に携われるという点が魅力だ。
強み2. 楽天エコシステムとの連携
2013年に楽天から出資を受け、2023年にはサービス名を「楽天ぐるなび」に変更したぐるなびは、楽天グループの巨大な会員基盤と送客力を得ることができた。楽天市場・楽天トラベル・楽天ペイなどと連携した楽天ポイントのエコシステムの中に組み込まれることで、楽天会員がぐるなびを使うインセンティブが高まっている。
単独のサービスとしてのブランド力が希薄化するリスクはあるものの、ユーザー獲得コストの低減と送客数の増加という点では、大きな戦略的メリットをもたらしている。
強み3. 飲食店DXへの早期転換
コロナ禍を契機として、ぐるなびは集客メディア事業から飲食店DX支援事業への軸足の移行を加速した。モバイルオーダー・キャッシュレス決済・予約管理の一括対応など、飲食店の業務デジタル化を支援するプロダクト群は、飲食業界の人手不足・省力化ニーズと合致している。
DX需要は構造的な需要であり、一時的なトレンドではない。飲食業界に特化したSaaSプレイヤーとしてのポジションを確立できれば、安定したストック型収益の積み上げが期待できる。
強み4. 飲食業界との深いネットワーク
30年以上の業歴を持つぐるなびは、大手外食チェーンから個人経営の小規模飲食店まで、幅広い飲食店との信頼関係を構築している。このネットワークは、新しいサービスを飲食店に導入する際の営業活動において大きな優位性となる。
転職者の視点では、ぐるなびへの入社は飲食業界のキープレイヤーとのコネクションを得るという意味も持つ。飲食業界に関連するビジネスでのキャリアアップを目指す人にとって、人脈という無形資産を築ける環境だ。
強み5. ニッチ特化のブランド力
「接待・会食といえばぐるなび」というブランドポジションは、食べログやホットペッパーグルメとは異なる消費者行動を生み出している。特に高単価の和食・懐石・料亭などのカテゴリでは、ぐるなびの情報の充実度と信頼性は際立っている。
法人向けのコース予約、宴会幹事のための一括見積もりなど、集団消費・高単価消費の場面でのブランド力は、他サービスが追いつきにくい差別化要素となっている。
株式会社ぐるなびの年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 営業(飲食店向け) | 400〜600万円程度 |
| 法人営業 | 450〜650万円程度 |
| マーケティング | 450〜650万円程度 |
| エンジニア(バックエンド) | 500〜750万円程度 |
| エンジニア(フロントエンド) | 450〜700万円程度 |
| プロダクトマネージャー | 550〜800万円程度 |
| データアナリスト | 500〜700万円程度 |
| 管理部門 | 400〜600万円程度 |
※上記は市場データおよび口コミ情報をもとにした推計レンジであり、実際の個別給与とは異なる場合があります。
給与制度の特徴
ぐるなびの給与は、成果主義の傾向がある。特に営業職においては、担当飲食店の契約数・継続率・アップセル率などのKPIに連動した賞与が設定されているとされている。エンジニア・プロダクト職はスキルと市場価値に基づいた給与設定となっており、高度なスキルを持つ人材には相応の報酬が期待できる。
平均年収は約554〜604万円程度とされており、IT企業の中では中程度のレンジだ。年功序列の要素は薄まっており、成果・貢献度に応じた評価が行われているとされる。
年収を見る際の注意点
- 職種・等級・評価によって幅が大きく異なる。公開情報の「平均年収」は全職種・全グレードの平均であるため、営業職やエンジニア職の実態とは乖離することがある
- 残業代の含まれ方によって見かけの年収が変わることがある
- 黒字転換を果たした直後であり、今後の業績次第でインセンティブや昇給の条件が変わる可能性がある
- 転職時は提示されるオファー年収だけでなく、評価体系・昇給頻度・賞与の業績連動割合を確認することが重要
株式会社ぐるなびの働き方・福利厚生
ぐるなびは2020年代以降、働き方改革に積極的に取り組んでいる。コロナ禍を経てリモートワーク体制を整備し、フレキシブルな働き方を可能とする環境を整えている。
勤務時間・休日
- フレックスタイム制を導入しており、コアタイム内での勤務を基本としながら、始業・終業時刻を柔軟に設定できる
- 年間休日は120日前後とされている(土日祝日+夏季・年末年始)
リモートワーク
- リモートワーク制度を導入。職種によって出社頻度は異なるが、週複数日のリモートワーク運用が定着しているとされる
- 営業職は飲食店への訪問が発生するため、フルリモートは難しい場合が多い
福利厚生
- 社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)完備
- 確定拠出年金制度(DC)
- グループ会社サービスの社員割引
- 楽天グループの各種サービス割引・ポイント付与の優遇(条件による)
- 育児休業・介護休業制度
- 産前産後休業
- 慶弔見舞金
- 定期健康診断・各種健康支援プログラム
- 資格取得支援制度
- 社内勉強会・研修プログラムへの参加機会
注意点 飲食店への訪問営業がある職種では、飲食店の繁忙時間(ランチ・ディナー前)に合わせた動き方が求められることがある。また、飲食業界のイベント・繁忙期(年末年始・歓送迎会シーズン)には業務量が増える傾向がある。
株式会社ぐるなびの社風・カルチャー
一言で表すなら「ハングリーな再生者」
コロナ禍という厳しい局面を乗り越え、事業構造の転換をやり遂げた組織のカルチャーは、「守り」より「攻め」の姿勢が色濃い。楽天との提携、DXソリューションへの軸足移行、スタンダード市場への移行後も成長を追い続ける姿勢は、組織文化にも浸透している。
IT企業的な開発・マーケティングカルチャーと、飲食業界のアナログなリレーション営業文化が共存しているのがぐるなびの特徴だ。エンジニアとビジネスサイドの距離が近く、プロダクトの方向性をめぐる対話が活発に行われているとされる。
評価される人物像
- 飲食業界や食文化への関心が高く、当事者意識を持って顧客課題に向き合える人
- 数字に責任を持ち、KPI達成に向けて行動できる実行力のある人
- 変化を恐れず、新しいサービスや仕組みを柔軟に取り入れられる人
- チームで成果を出すことにやりがいを感じ、他部門との連携を自然にできる人
表面的なイメージと実態の差
「グルメサイトの会社」というイメージから、安定した大企業として捉えられることもあるが、実態はコロナ禍を経て大きく変容した組織だ。プライム市場からスタンダード市場への移行という出来事が示すように、業績・規模ともに「成長途上」のフェーズにある。楽天との連携強化によって組織のダイナミズムも増しており、安定志向よりも成長志向の人材がフィットしやすい環境だ。
株式会社ぐるなびの転職難易度
難易度:B級(中程度)
ぐるなびへの転職難易度は全体として中程度と評価される。ブランド力・知名度の高い企業ではあるが、採用数は大手IT企業に比べてそれほど多くなく、募集職種も限定的であることが多い。
採用においては「即戦力性」と「業界理解」の双方が求められる傾向がある。過去の職種や業界経験が選考の可否を大きく左右し、全くの未経験者が難関職種に挑戦するのは難しい。一方で、飲食業界の経験者や、類似のプラットフォームビジネス・SaaS営業の経験者にとっては、十分に可能性がある転職先だ。
理由1. 採用ポジションが限定的
大手IT企業のように大量採用を行う体制ではなく、欠員補充や事業拡大に伴うピンポイントの採用が中心だ。求人の出方が断続的であり、希望のタイミングで希望職種の求人があるとは限らない。
理由2. 業界・ドメイン知識が選考基準に入る
「飲食業界をテクノロジーで変える」というビジョンを体現できる人材が求められるため、飲食業界または類似のプラットフォームビジネスへの理解が評価される。純粋なIT企業経験者よりも、業界とITの両面を理解している人材が優遇される傾向がある。
理由3. DX推進への変革期が続く
事業構造の転換期にある同社では、従来の運営スキルだけでなく、新規事業を立ち上げる視点やDXの実装経験が求められるケースが増えている。変化に適応しながら新しいことを自分で切り開ける「自律型人材」かどうかが見られる。
株式会社ぐるなびの主な募集職種
ぐるなびでは飲食業界特有のビジネスニーズに対応した多様な職種を採用している。
- 広告・メディア法人営業(飲食店向けプランの提案・契約)
- Webサービス法人営業(FineOrder等DXツール導入提案)
- バックエンドエンジニア(プラットフォームシステム開発)
- フロントエンドエンジニア(消費者向けUI・管理画面開発)
- プロダクトマネージャー(PM)(プロダクト戦略立案・ロードマップ管理)
- データアナリスト(飲食店・消費者データの分析・施策立案)
- マーケティング戦略(集客・認知施策)
- CRM・MA担当(会員向けメール・プッシュ施策)
- 広報・PR担当
- 一般事務・営業事務
株式会社ぐるなびに向いている人
1. 食文化・飲食業界に強い関心を持つ人
仕事の対象が「食」であるため、外食文化に対するリアルな関心と当事者意識が重要だ。単に「飲食店が好き」というレベルではなく、飲食業界の構造・課題・トレンドへの理解があると、業務でのアウトプットの質が変わる。
2. 変化と不確実性を楽しめる人
コロナ禍からの回復期であり、事業モデルの転換も途上にある。新しいサービスが生まれ、組織の在り方も常に変化している環境に「面白さ」を感じられる人が活躍しやすい。
3. IT×サービス業の両方に興味を持つハイブリッド人材
テクノロジーで飲食業界の課題を解くというミッションは、純粋なITの知識だけでも、営業力だけでも成立しない。両方のバランス感覚を持ち、橋渡し役を担える人材にとって最適なフィールドだ。
4. 中規模組織で裁量を持って働きたい人
大企業ほど業務が細分化されておらず、1人の担当者が幅広い業務を受け持てる環境だ。「ゼネラリストとして成長したい」「自分の仕事の全体像を見ながら動きたい」という人にフィットする。
5. 楽天エコシステムでの展開に興味を持つ人
楽天との協業が深化しており、楽天グループのリソースや会員基盤を活かした新しいサービス展開の機会も増えている。楽天関連のビジネス経験を持つ人や、楽天エコシステムに関心がある人にとっては相乗効果が期待できる。
株式会社ぐるなびに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために以下のタイプには慎重な検討を勧める。
- タイプ:超大手の安定感を求める人 プライム市場からスタンダード市場への移行が示すように、現在は安定した大企業ではなく、変革途上の中堅企業だ。ブランド力のある会社で安定して働きたい人には、期待とのギャップが生じる可能性がある
- タイプ:給与水準を最優先する人 上位のIT企業・コンサルファームと比べると報酬レンジは高くない。年収最大化を最優先するなら、他の選択肢も含めて検討すべきだ
- タイプ:専門特化型のエンジニアを志す人 大規模なエンジニア組織ではないため、特定の技術領域を極める環境としては限界がある。スペシャリストとしての深化よりも、ドメイン知識と技術の両立が求められる
- タイプ:飲食業界に興味がない人 業務のあらゆる場面で飲食業界の話が出る。業界への関心が薄いと、仕事のやりがいを感じにくくなる可能性がある
- タイプ:明確なキャリアラダーを求める人 転換期にある組織のため、明確な昇進ルートや専門職トラックが整備されているとは言い切れない。自分でキャリアを切り開く意識が必要だ
株式会社ぐるなびの選考対策
1. 「なぜぐるなびか」を具体的に語れる準備
「楽天ぐるなび」という名前に変わった今、「なぜ食べログではなく」「なぜホットペッパーグルメではなく」ぐるなびなのかを問われることがある。ぐるなびが持つ強みや戦略の独自性を理解した上で、自分のキャリアビジョンとの接点を語ることが求められる。
2. 飲食業界への理解と業界課題の把握
ぐるなびが解こうとしている問題——飲食店の集客難、人手不足、DX遅れ——を事前に理解しておくことは必須だ。飲食業界の構造(フランチャイズ・FC、個人経営店の違いなど)や、外食産業のトレンドを語れると、業務への適性をアピールできる。
3. 具体的な数字で語る実績アピール
営業職であれば担当顧客数・契約率・売上達成率、エンジニアであれば開発したシステムの規模・改善したKPIなど、具体的な数字を伴った実績の説明が重視される。「何をやったか」より「どんな成果を出したか」を整理しておくこと。
4. DX・デジタルリテラシーのアピール
飲食業界のDX推進が事業の軸となっている現在、どの職種であっても一定のデジタルリテラシーが求められる。SaaSの導入経験、データ分析への取り組み、デジタルツールを使った業務改善の経験は積極的にアピールしたい。
5. 楽天グループとの連携への理解
楽天との資本・業務提携が深化している中で、楽天エコシステムへの理解は好印象につながる。楽天ポイント・楽天市場・楽天トラベルなどとの連携がぐるなびにとってどんな意味を持つかを理解しておくと、戦略理解を示せる。
6. カルチャーフィットの確認
変革期の組織では「変化を楽しめるか」「自律的に動けるか」というカルチャーフィットも見られる。面接では「不確実な状況でどのように行動したか」「自分でリードした経験」などの行動事例を準備しておくと良い。
株式会社ぐるなびへの転職で評価されやすい経験
- 飲食店向けのSaaS・システム提案・導入の営業経験
- グルメ・レストラン予約プラットフォームの開発・運用経験
- フードテック・レストランテック関連サービスでの業務経験
- 飲食チェーンやFC本部との法人営業・アカウント管理経験
- プラットフォームビジネスのマーケティング・グロース施策の実績
- ECサイト・消費者向けWebサービスのプロダクトマネジメント経験
- 楽天・リクルート等のプラットフォーム企業でのビジネス経験
- B2B SaaSのカスタマーサクセス・導入支援の経験
- 飲食業界の業務フロー(ホール・キッチン・予約管理等)への理解
- データ分析による集客・マーケティング施策の設計・改善経験
- 予約システム・POS・モバイルオーダー等の飲食DXツールの経験
- 中小事業者(飲食店オーナー)との関係構築・折衝の経験
特に評価されやすいのは、飲食業界の業務実態を深く理解した上で、テクノロジーを使った課題解決の経験を持つ人材だ。「業界知識×デジタルリテラシー」の組み合わせがぐるなびで最も求められるコンピタンスであり、この2軸を持つ候補者は選考で大きなアドバンテージを持つ。
まとめ
株式会社ぐるなびは、インターネット黎明期から日本の飲食業界を支えてきた老舗プラットフォーム企業が、コロナ禍という試練を乗り越えて新しいステージに向けて変容している企業だ。「楽天ぐるなび」へのリブランドとDXソリューション事業への軸足移行により、事業構造は確実に変わりつつある。
転職先として見た場合、ぐるなびは「安定した大企業」ではなく「変革を続ける中堅企業」だ。業績回復の軌道に乗りつつある今は、成長フェーズの初期に参画できるタイミングでもある。飲食業界とテクノロジーの双方に関心を持ち、変化の中で自分のキャリアを切り拓きたい人にとって、独自の成長環境を提供できる会社だ。
楽天エコシステムとの融合が進む中、今後の事業展開はこれまでとは異なるダイナミズムを持つ可能性がある。個々のキャリアビジョンと企業の方向性が重なるかを十分に見極めた上で、転職を検討することをお勧めする。
食に関わるビジネスで社会に貢献したい、飲食業界のDXを最前線で担いたいという志を持つ方は、ぐるなびへの挑戦を前向きに検討してほしい。
