日本の労働市場において、デスクレスワーカー(工場・飲食・小売・医療・介護などで働く非デスクワーク従事者)は長らくデジタル化の恩恵を受けにくい存在だった。シフト管理は今なお紙やExcelに頼る現場が多く、担当者の負担は大きく、ミスや不公平感が生じやすい構造的な問題が残る。

クロスビットはこの課題に正面から向き合い、クラウドシフト管理サービス「らくしふ」を中核としたSaaSビジネスを展開している。「Smart Life to All Workers ~全ての働く人に優しい社会を創る~」というミッションのもと、シフト作成・管理・採用・労務・人件費最適化まで一気通貫でカバーするプロダクトを磨き続ける。

サービスの強さは数字が証明する。導入事業所数3万件超、継続率99.4%超という数値は、SaaS業界でも際立つ水準だ。2016年の創業から10年足らずでここまで成長した背景には、現場に密着したプロダクト開発と、SmartHRグループという強力なバックボーンがある。

転職市場において、デスクレスワーカー向けSaaSという専門領域を持つ企業は希少であり、事業成長フェーズと社会的意義の両面から魅力を感じる人材が集まりやすい環境にある。これからクロスビットへの転職を検討する方は、ぜひ本記事を参考にしてほしい。

企業概要

項目内容
会社名株式会社クロスビット(Xbit, Inc.)
設立2016年4月1日
代表取締役小久保孝咲
本社東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 19F
資本金13億321万8千100円(資本準備金含む)
従業員数74名
上場区分非上場(証券コードなし)
売上高非公開
平均年収非公開(転職ドラフト掲載の提示年収は480〜1,150万円、平均694万円)
事業内容デスクレスワーカー向けSaaS(クラウドシフト管理・採用・労務・人件費最適化)
主要株主株式会社SmartHR(SmartHRグループ)
公式サイトhttps://x-bit.co.jp/

クロスビットは2016年4月に創業した東京発のHRTechスタートアップだ。本社は千代田区日比谷エリアに位置する日比谷パークフロント19階に構え、都心随一の立地を誇る。

従業員数は74名(2025年時点)と小規模ながら、資本金13億円超・シリーズB累計調達約13.5億円という資金力を背景に、積極的な採用・開発投資を継続している。売上高・平均年収はいずれも非公開だが、転職ドラフトに掲載されている提示年収の幅(480〜1,150万円、平均694万円)から、スキルと成果次第でハイクラス水準を目指せる給与テーブルが整っていると推察できる。

SmartHRが主要株主であることはクロスビットの大きな特徴の一つだ。SmartHRは労務管理SaaS市場でトップシェアを持つ上場企業(プライム市場)であり、そのグループ傘下に入ることで、営業チャネル・導入企業ネットワーク・採用ブランドの面で大きなシナジーが生まれている。

主な事業内容

クロスビットの事業は、デスクレスワーカーの「はたらく」を支える複数のプロダクト群によって構成される。いずれもシフト管理という共通基盤の上に、隣接する業務課題を解決するレイヤーを積み上げた設計になっている。

らくしふ(クラウドシフト管理システム)

クロスビットの主力プロダクト。飲食・小売・医療・介護・物流など多業種のシフト制職場向けに、シフトの作成・配信・確認・集計をクラウドで一元管理できるシステムだ。

従来の紙やExcel管理と比較して、シフト作成の工数削減・ミスの防止・スタッフへのリアルタイム共有が可能となる。導入事業所数は3万件を突破しており、継続率99.4%超という数値は業界内でも最高水準に位置する。

エンタープライズ向けの機能開発も積極的に進めており、大手チェーン店や医療法人グループなど、複数拠点を一元管理したいニーズにも対応できる体制を整えつつある。

らくしふワーク(シフトマッチ採用サービス)

「らくしふ」と連携するアルバイト・パート向け採用サービス。応募者とシフト希望のマッチング度を重視した設計が特徴で、採用後のシフト管理まで一気通貫で完結できる点が差別化ポイントだ。

採用コストの削減と定着率の向上を同時に訴求できるため、既存の「らくしふ」ユーザーへのアップセルが起こりやすく、LTV(顧客生涯価値)向上に直結するプロダクトとなっている。

らくしふ労務管理

シフトデータと労務管理を連動させる機能群。勤怠集計・給与計算連携・法定労働時間の管理など、シフト管理の隣接業務をまとめて効率化する。SmartHRとのシステム連携も視野に入れた設計となっており、グループシナジーを最大化する役割を担う。

事業戦略の方向性

クロスビットの事業戦略はシンプルだ。「らくしふ」を入口として、採用・労務・人件費最適化まで横展開し、1顧客あたりの利用プロダクト数を増やすことでARR(年間定額収益)を積み上げる。SaaS業界でいうPLG(プロダクト主導型成長)とSMB→エンタープライズのシフトを組み合わせた戦略と読み取れる。

デスクレスワーカー市場は日本の労働人口の約6割を占めるにもかかわらず、デジタル化が遅れており、市場余地は大きい。競合も複数存在するが、継続率99.4%超という高い顧客満足度が参入障壁として機能している。

クロスビットの強みと特徴

1. 継続率99.4%超という圧倒的な定着率

SaaS企業の健全性を測る指標として最重要視されるのがチャーンレート(解約率)だ。クロスビットの継続率99.4%超は、解約率に換算すると0.6%未満に相当し、業界平均を大きく上回る水準にある。

この数値が示すのは、「らくしふ」が現場に深く根付いているということだ。シフト管理というオペレーションの中枢に関わるシステムは、一度導入されると切り替えコストが高く、かつ担当者の日常業務に欠かせない存在になる。継続率の高さはプロダクトの質と、現場密着型のカスタマーサクセス活動の両方を裏付けている。

2. 導入3万事業所超の実績とネットワーク効果

導入事業所数3万件という規模は、営業の信頼性・口コミ効果・参照事例の豊富さという面で、競合他社との差別化に直結する。「うちと同じ業種の大手が使っている」という事実は、新規顧客の意思決定を大きく後押しする。

また、導入件数の多さはデータ資産の蓄積にもつながる。シフトパターンや労働時間の傾向データが積み上がるほど、機能改善・AI活用の精度が上がり、プロダクトの競争力が高まるループが生まれる。

3. SmartHRグループとしての営業・ブランド力

SmartHRは国内の労務管理SaaS市場でトップシェアを誇り、大手企業を中心に多くの導入実績を持つ。SmartHRグループの一員であるクロスビットは、このネットワークを活かした協調営業・紹介営業が可能な立場にある。

エンタープライズ案件の開拓においては、既にSmartHRを導入済みの企業へのクロスセルが有効な手段となる。スタートアップとして単独で大企業の扉を開くより、グループブランドの後ろ盾がある方が圧倒的に有利だ。

4. シリーズBでの大型調達による成長余力

2025年1月時点でシリーズB累計約13.5億円を調達しており、採用・プロダクト開発・マーケティングに投資できる体力がある。上場前の成長フェーズにあり、資金が経営の制約になりにくい環境は、メンバーにとって「やりたいことを実現しやすい」状況を意味する。

5. 専門領域(デスクレスワーカーSaaS)での先行優位

「デスクレスワーカー向けSaaS」という市場セグメントに特化したポジショニングは、汎用HRSaaSとの差別化を明確にしている。市場の専門性が高いほど、スイッチングコストが上がり、深い顧客理解がプロダクト開発に活かされる。この専門性はクロスビットが長年にわたって積み上げてきた参入障壁の一つだ。

クロスビットの年収事情と働き方・福利厚生

年収水準

クロスビットの平均年収は非公開だ。ただし、転職ドラフトに掲載されている提示年収のデータでは480〜1,150万円の幅があり、平均は694万円とされている。この数値はシリーズBフェーズのスタートアップとしては標準的かやや高めの水準であり、エンジニア・プロダクトマネージャー・営業職など職種・レベルによって大きく差がつく構造と推察される。

特に上限の1,150万円はシニアエンジニア・マネージャークラスの水準であり、スキルと成果次第でハイクラス水準を目指せる環境が整っていると言えるだろう。一方で、全社の売上高・利益も非公開のため、給与テーブルの詳細は選考プロセスで個別に確認することが必要だ。

働き方

本社は日比谷パークフロント19階と好立地にあり、都心各方面からのアクセスが良好だ。スタートアップらしくリモートワークやフレックスタイム制の活用が推進されていると思われるが、具体的な制度詳細は公式情報から確認することを推奨する。74名という組織規模は「顔が見える」チームサイズであり、意思決定が速く、自分の仕事の成果が直接見えやすい環境だ。

福利厚生

非上場スタートアップとして、大企業のような重厚な福利厚生よりも、ストックオプション(SO)や成長環境・裁量の大きさを報酬パッケージの一部として提供しているケースが多い。クロスビットも同様の可能性が高く、SOの付与状況や条件は選考の過程で確認することを勧める。

社風・カルチャー

ミッション・ビジョンへの共鳴が求められる環境

クロスビットのミッションは「Smart Life to All Workers ~全ての働く人に優しい社会を創る~」であり、ビジョンは「『はたらく』先の"最高"」だ。これらは単なるスローガンではなく、デスクレスワーカーという社会的に見えにくい存在に光を当てる姿勢を示している。

社会課題解決に強い動機を持つメンバーが集まりやすく、日々の仕事に意味を見出しやすい文化的土壌がある。一方で、ミッションへの共鳴なしに「待遇だけ」で選んでしまうと、カルチャーフィットの面で違和感を感じる可能性がある。

スタートアップらしい挑戦志向と速い意思決定

74名規模のスタートアップとして、大企業のような稟議文化は少なく、現場のメンバーが提案・実装・検証を素早く回せる環境が基本となる。「やってみてから考える」文化が強く、失敗を許容しながら前進するスタイルを好む人に向いている。

一方で、整備されたルールや手順書があまりない領域では、自ら考えて動く自律性が求められる。「誰かに指示してもらいたい」タイプよりも、「自分でゴールを設定して動ける」タイプが評価される組織だ。

SmartHRグループとしての安定感との両立

純粋なスタートアップと比較すると、SmartHRグループという後ろ盾があることで、ある程度の安定感・信頼性がある。大企業のリソースを活用しながら、スタートアップの速度感で動けるというハイブリッドな環境は、「大企業の安定性は物足りないが、資金ゼロのゼロイチは怖い」という層にとって魅力的なポジションだ。

チームの距離感とコラボレーション

少人数組織であるため、部門横断での連携が当たり前に起こる。エンジニアがセールスの商談に参加したり、CSがプロダクトのフィードバックを直接開発チームに届けたりと、縦横の動きが活発だ。職種の壁を越えた協働を楽しめる人にとって、大きな成長機会になる環境と言える。

転職難易度

総合評価:中程度(スキル次第でチャンスあり)

クロスビットへの転職難易度は、職種とスキルレベルによって大きく異なる。全体的には「高すぎず、低すぎない」中程度の水準と見て良い。

エンジニア職

SaaS企業として継続的にプロダクト開発を行っており、エンジニアの採用ニーズは高い傾向にある。特にバックエンド・フルスタック・インフラ(クラウド)の経験者は歓迎されやすい。スタートアップ経験やSaaSプロダクト開発経験があると、カルチャーフィットの面でも評価されやすい。

ただし、74名規模の組織でのエンジニア採用は「即戦力」志向が強い。スキルの証明として、転職ドラフトのようなスキル重視のプラットフォームを活用することが有効だ。

ビジネスサイド(セールス・CS・マーケ)

SaaS企業のビジネス職として、SaaSプロダクトの販売・活用支援経験は大きなアドバンテージになる。特に飲食・小売・医療・介護などのターゲット業界の業務知識を持つ人材は、顧客理解の深さとして評価されやすい。

カスタマーサクセス職は継続率99.4%超を支える重要なロールであり、CSの経験者・志向者には門戸が開かれていると思われる。

プロダクトマネージャー・デザイン

現場のオペレーション課題を深く理解した上でプロダクトに落とし込む能力が問われる。デスクレスワーカーの現場経験や、BtoB SaaSのPM経験が差別化になる。ポートフォリオや実績を具体的に示せるかが鍵となる。

採用ハードル全体として

非上場スタートアップとして、採用活動のスピードは速い傾向がある。書類通過後の面接は3〜4回程度が標準的なスタートアップ水準と考えられる。技術職であれば技術課題・コードレビュー、ビジネス職であればケーススタディや思考力を問う設問が課される可能性が高い。

クロスビットに向いている人

社会課題解決に動機を感じる人

デスクレスワーカーの労働環境改善という社会的テーマに共鳴できる人は、クロスビットのカルチャーにフィットしやすい。「業務効率化ツールを売る」ではなく「現場で働く人の生活をより良くする」という視点でプロダクト・ビジネスを語れる人材が歓迎される。

自律的に動ける人

74名規模の組織では、詳細な手順書や管理がない場面も多い。目標を自分で解釈し、アクションを設計し、結果を振り返るサイクルを自走できる人が活躍しやすい。「指示待ち」よりも「提案型」の人材が評価される。

スタートアップの成長スピードを楽しめる人

プロダクト・組織・プロセスが日々変化する環境を「面白い」と感じられる人に向いている。昨日のやり方が今日には変わっている、というスタートアップのダイナミズムをポジティブに捉えられる人が長く活躍できる。

BtoB SaaSへの関心がある人

クロスビットの事業はBtoB SaaSの典型的なビジネスモデルを採用している。SaaS企業でのキャリアを積みたい、あるいは既にSaaS業界での経験を持ち更に専門性を高めたい人にとって、良いキャリアステップになる。

現場・業界への理解を深めたい人

飲食・小売・医療・介護などの業界経験を持ち、そこで感じた課題を解決する側に回りたいと考えている人は、特にCSやセールス職で大きな強みを発揮できる。ユーザーの立場を知っているのは、プロダクト開発においても貴重な資産だ。

キャリアを通じて成長したい人

シリーズBの成長フェーズにある企業は、組織が急拡大する時期に立ち合えるタイミングだ。ゼロから組織・文化・プロセスを作る経験を積みたい、マネジメントポジションに挑戦したい、という人にとって、現在のクロスビットは絶好の機会となりうる。

クロスビットに向いていない人

大企業の安定感や手厚いサポートを求める人

クロスビットは74名のスタートアップだ。大企業のような充実したOJTプログラム・研修制度・整備された業務フローを期待すると、ギャップが生じる可能性がある。「入社後に丁寧に育ててもらいたい」という志向より、「荒削りでも自分で学んで育つ」志向が向いている。

変化を好まず、安定したルーティンを好む人

スタートアップでは戦略・組織・プロセスが頻繁に変化する。「昨日決まったことが今日変わる」という状況にストレスを感じる人には、精神的に負荷がかかりやすい環境だ。変化を機会と捉えられるかどうかが、活躍の分かれ目になる。

上場企業・大手ブランドの看板を重視する人

非上場企業であるため、外部からの知名度はSmartHRほど高くない。「社名の知名度で転職先を選びたい」「大企業の肩書きが欲しい」という動機が強い人には物足りなさを感じるかもしれない。

短期間でのストックオプション収益を見込む人

シリーズBフェーズでのSOは価値があるものの、IPOのタイミングや上場の確実性は現時点では未定だ。SO収益を短期的な収入目標に組み込んでいる場合、期待とのギャップが生じるリスクがある。

技術・ドメイン知識をすでに持つが、一から学ぶ意欲がない人

クロスビットが扱うデスクレスワーカーの現場オペレーション、シフト管理の業務知識は専門性が高い。その分野の知識がない場合でも意欲と学習力があれば問題ないが、「自分の得意領域だけで戦いたい」という閉じた姿勢だと、顧客への価値提供に限界が出やすい。

評価されやすい経験・スキル

エンジニア職

  • Ruby on Rails / Go / TypeScript など、SaaSプロダクトの開発経験
  • AWS / GCP などクラウドインフラの設計・運用経験
  • スタートアップでの0→1または1→10フェーズの開発経験
  • テスト自動化・CI/CD・コードレビューなど品質文化への理解
  • スクラム・アジャイル開発の実践経験

ビジネスサイド(セールス・CS)

  • SaaS製品のエンタープライズ営業経験(特に月次〜年次契約のARR型ビジネス)
  • カスタマーサクセスの経験(オンボーディング・活用促進・チャーン防止)
  • 飲食・小売・医療・介護・物流などターゲット業界での就業経験または深い知識
  • KPIの設定・トラッキング・改善サイクルの実行経験

プロダクトマネージャー

  • BtoB SaaSのPM経験(ロードマップ策定・ユーザーインタビュー・優先順位付け)
  • データドリブンな意思決定の実績(SQL・BIツール活用が尚可)
  • エンジニア・デザイナー・ビジネスサイドとの協働経験

共通スキル

  • 自律的に課題を発見し、仮説を立て、実行・検証できるサイクルの実績
  • 少人数チームでの複数役割経験
  • スタートアップ環境でのフルサイクル業務経験(設計から実行・評価まで)

クロスビットの選考対策

企業・プロダクト理解を深める

クロスビットの選考では、「なぜクロスビットなのか」「らくしふのどこに価値を感じるか」という動機の質が問われる。ミッション(「Smart Life to All Workers」)とビジョン(「『はたらく』先の"最高"」)を自分の言葉で語れるかどうかが、カルチャーフィット評価に直結する。

公式サイト(https://x-bit.co.jp/)・らくしふ公式サイト(https://rakushifu.com/)は必ず確認し、プロダクトの最新機能・導入事例・会社ブログ等を読み込んでおくこと。可能であれば実際にサービスを試してみるか、類似業界の現場を想像しながら「この機能が誰のどんな課題を解決するか」を考えると、面接での話の深みが増す。

SmartHRグループとしての文脈を理解する

SmartHRのビジネスモデル・市場ポジションを理解した上で、「なぜクロスビットがSmartHRグループにいることで強くなれるのか」「グループシナジーはどこにあるか」を自分なりに整理しておくと、戦略理解の深さを示せる。

自分のスキルを「顧客課題解決」に接続して語る

スタートアップの選考では、抽象的な自己PRより「具体的な成果」が評価される。「何をやったか」だけでなく「どんな課題に対してどう動き、どんな結果が出たか」を数字・事実で語る準備をすること。

エンジニアであれば技術選定の理由・アーキテクチャへの考え方、セールスであれば担当顧客のチャーン防止・アップセルの実績など、顧客視点での成果を整理しておくことが選考突破のカギになる。

デスクレスワーカーへの理解を示す

クロスビットの顧客は飲食・小売・医療・介護など多様だ。これらの業界で実際に働いた経験、または関与した経験があれば積極的に語ること。経験がない場合でも、「現場でどんな課題があるか」を自分なりにリサーチして面接に臨む姿勢が評価される。

カルチャーフィットを正直に確認する

少人数スタートアップへの転職は、スキルだけでなくカルチャーフィットが長期的な活躍に大きく影響する。面接では逆質問の機会を活かし、「チームの意思決定がどのように行われるか」「失敗したときにどう扱われるか」「1年後にどんな状態になっていることを期待されているか」を聞いてみること。自分が求める環境と一致しているかを見極める姿勢も、優秀な候補者として好印象を与える。

転職ドラフトの活用

クロスビットは転職ドラフトに参加しており、スキルを登録すれば企業側からオファーを受けられる。通常の応募ルートと異なり、提示年収が明示された状態でオファーが来るため、自分の市場価値と照らし合わせながら検討できる。年収交渉に不安がある人にとっても、スタート地点が明確になるメリットがある。

まとめ

クロスビットは、日本の労働人口の多数を占めるデスクレスワーカーの「はたらく」を変えることを使命に掲げるHRTechスタートアップだ。「らくしふ」を中核とした導入3万事業所超・継続率99.4%超のプロダクト実績と、SmartHRグループとしての成長基盤は、シリーズBフェーズのスタートアップとして注目に値する。

転職先として見たときのポイントを整理すると、以下の通りだ。

  • 事業の確かさ: 導入件数・継続率という実績が市場での競争力を裏付けている
  • 成長フェーズ: シリーズB累計13.5億円調達済みで、採用・開発に積極投資できる状態
  • 年収水準: 非公開ながら転職ドラフト提示年収のデータ(480〜1,150万円、平均694万円)はスタートアップとして高水準
  • 社会的意義: デスクレスワーカー支援という社会課題への取り組みに共鳴できるか
  • カルチャー: 自律的に動けるか、変化を楽しめるか、がフィットの鍵

一方で、売上高・平均年収・IPO計画などの詳細は非公開であるため、選考プロセスでの情報収集が不可欠だ。転職エージェントの活用や転職ドラフトへの登録を通じて、より詳細な条件を確認した上で意思決定することを推奨する。

「全ての働く人に優しい社会を創る」というミッションに共鳴し、BtoB SaaSの最前線でキャリアを積みたい人にとって、クロスビットは非常に魅力的な選択肢の一つだ。ぜひ積極的に情報収集・選考へのチャレンジを検討してほしい。