株式会社ピー・ビーシステムズは、「企業、自治体のシステムクラウド化からDX推進、そしてメタバースまで」をスローガンに、独自の技術力でIT課題を解決する福岡発の独立系SIerです。1997年の創業以来、ハイブリッドクラウドを核とした技術開発を一貫して続け、国内IT業界でも希少な「客先常駐なし・自社案件中心」のビジネスモデルを堅持しています。

セキュアクラウドシステム事業では、企業・自治体のシステム仮想化・クラウド移行からサイバーセキュリティ、製造業向けスマートファクトリーまで幅広く手がけます。一方でエモーショナルシステム事業では、VRゴーグルなしで360度の仮想空間を複数人が同時体験できる装置「MetaWalkers」を開発・販売しており、テーマパークや文化施設への導入実績を積み上げています。

2024年9月期の売上高は約31億円(前年比7.1%増)、営業利益は約3.6億円(同20.1%増)と業績は着実に拡大しており、7期連続の最高益更新を目標とする成長フェーズにあります。半導体関連メーカーのクラウド基盤構築案件など、引き合いが強まる分野での受注が業績を牽引しています。

転職を検討する方にとって、同社は「地方発でありながら上場企業の安定性を持ち、技術者として腰を落ち着けてキャリアを積める環境」として評価されることが多い企業です。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社ピー・ビーシステムズ
英文社名PBsystems, Inc.
設立1997年2月
代表取締役冨田 和久
本社所在地福岡県福岡市博多区東比恵3-3-24
東京オフィス東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 701
上場区分東証グロース市場(証券コード:4447)※福岡証券取引所にも上場
資本金3億5,026万円(2025年9月末時点)
従業員数73名(2025年9月末時点、取締役・監査役除く)
平均年収611万円(2025年9月期実績)
売上高約31億円(2024年9月期)
主要事業セキュアクラウドシステム事業・エモーショナルシステム事業

ピー・ビーシステムズの事業の中核はセキュアクラウドシステム事業であり、2024年9月期においても売上の約98%をこの事業が占めています。エモーショナルシステム事業(MetaWalkers等)は成長段階にあり、今後の業績への寄与拡大が期待されます。

従業員数73名という規模感は、上場企業の中では小規模ですが、客先常駐がない分、社内での技術的なつながりが強く、チームとして案件に取り組む文化が根付いています。

主な事業内容

ピー・ビーシステムズの事業は、創業から連続して深化させてきたシステムのクラウド・仮想化技術を基盤とするセキュアクラウドシステム事業と、VR・メタバース技術を活用したエモーショナルシステム事業の2本柱で構成されています。

両事業は技術的な親和性(仮想化・3D空間構築)という共通基盤を持ちながら、異なる顧客層(企業・自治体 vs. テーマパーク・文化施設)にアプローチする構造です。

ハイブリッドクラウド構築(セキュアクラウドシステム事業・基盤)

プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド基盤の構築が同社の技術的コアです。オンプレミス環境からのクラウド移行設計・構築・運用まで一括して対応します。

半導体関連メーカーや製造業を中心に、基幹システムのクラウド移行案件が増加しており、同事業の売上成長を牽引しています。クラウドネイティブの設計思想と、既存レガシーシステムとの共存を実現する実装力が強みです。

サイバーセキュリティ(セキュアクラウドシステム事業・セキュリティ)

クラウド化に伴うセキュリティ環境の構築・運用も主要サービスです。システム障害やサイバー攻撃への防御・回復の仕組みを設計し、企業・自治体のBCP(事業継続計画)対応を支援します。

自治体・公共機関向けのセキュリティ案件は高い専門性が求められるため、実績ベースの信頼構築が競争優位の源泉になっています。

スマートファクトリー(セキュアクラウドシステム事業・製造業向け)

製造業向けに、設備・工程の無線化・AI活用・ロボット化・IoT導入による工場の高度化(スマートファクトリー化)を支援しています。クラウド基盤技術を製造現場に応用した領域で、近年の引き合いが増加しているセグメントです。

エンジニアとしてIT+製造業の掛け合わせ案件を経験できる点は、希少なスキルセット形成につながります。

エモーショナルシステム事業(MetaWalkers / MetaAnywhere)

「MetaWalkers」は、VRゴーグルを使わずに360度の仮想空間を複数人が同時体験できる没入型VR装置です。遊園地・テーマパーク・文化施設・博物館などへの導入実績があります。

姉妹製品「MetaAnywhere」は、多様な形状の面への高品質映像投影を可能にする装置で、展示空間や商業施設向けの演出ニーズに応えます。エンターテインメント・観光・教育領域でのVR体験設計という独自ポジションを築いています。

株式会社ピー・ビーシステムズの強み

強み1. 「客先常駐なし」のSIerとして希少なビジネスモデル

国内のSIer・IT企業の多くが客先常駐(SES)を主要ビジネスモデルとしているなか、ピー・ビーシステムズは自社案件中心のビジネスを堅持しています。これはエンジニアにとって、「プロジェクトをゼロから自社で設計・構築・運用できる」という技術者としての成長環境を意味します。

客先常駐では経験しにくい要件定義・設計・テスト・リリース・保守の全工程に携わることができ、インフラエンジニアとしての市場価値が高まります。転職市場での訴求力が高い「上流工程経験者」を自社内で育成できる環境です。

強み2. 1997年から積み上げた仮想化・クラウド技術の深い専門性

仮想化技術の導入が業界に広まるはるか以前から、同社はこの領域に特化してきました。約30年近くにわたって積み上げた技術力と事例・ノウハウは、大手SIerとも差別化できる深い専門性の源泉になっています。

半導体・製造業などの産業系クラウド案件への対応力は、一般的なクラウドベンダーやWebシステム系SIerとは異なる技術領域をカバーしており、競合が少ない市場ニッチを押さえています。

強み3. 7期連続の最高益更新という安定した成長実績

上場後も一貫して増収増益を続けている事実は、ビジネスモデルの健全性を示しています。DXニーズの高まりを背景に、クラウド移行・セキュリティ・スマートファクトリーという3つの成長市場に同時にアクセスできているため、特定の景気サイクルに左右されにくい事業構造です。

転職先として安定性を重視する方にとって、中小規模ながら上場企業として開示される業績の継続的な改善は、安心材料の一つになります。

強み4. 資格手当「最高月額20万円・積み上げ方式」という強力なエンジニア育成制度

同社の資格手当制度は、IT資格の取得ごとに手当が積み上がる方式で、最高月額20万円まで積み上がります。これはITエンジニアの資格取得を金銭的に強力にサポートする制度であり、業界の中でも突出した水準です。

資格手当の積み上げ方式は、「資格を増やすほど年収が上がる」という明確な報酬構造を生み出します。AWSやAzure、セキュリティ系の上位資格を複数保有するエンジニアにとって、実力が直接年収に反映される環境です。

強み5. 福岡発の上場企業として地方エンジニアに提供できる高い年収水準

福岡市という地方都市に本社を置きながら、平均年収611万円という水準を実現している点は、地方のIT人材市場において際立っています。福岡のIT企業の平均と比較して高い水準の年収を実現しつつ、東京オフィスでの勤務機会も提供しており、地元でキャリアを積みたいエンジニアにとって有力な選択肢です。

また、奨学金返還支援制度(最長15年・最大270万円)も整備されており、若手人材の獲得・定着に向けた投資を行っている姿勢が伺えます。

株式会社ピー・ビーシステムズの年収事情

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
インフラエンジニア(ジュニア)400〜500万円程度
インフラエンジニア(ミドル)500〜700万円程度
インフラエンジニア(シニア)650〜900万円程度
クラウドアーキテクト700〜1,000万円程度
セキュリティエンジニア550〜800万円程度
ソリューション営業400〜700万円程度
プロジェクトマネージャー650〜900万円程度
エモーショナルシステム関連400〜650万円程度

給与制度の特徴

中途採用時の年収は400〜800万円の範囲で、前職年収・経験・マネジメント力等に応じて個別に決定されます。その後の昇給昇格は毎年の実績評価をベースに実施されます。

最大の特徴は資格手当です。ITの各種資格(AWS・Azure・セキュリティ系等)を取得するごとに手当が積み上がり、最高で月額20万円(年間換算240万円)まで加算されます。この資格手当制度は業界でも突出した水準であり、技術習熟度が直接収入に反映される仕組みです。

家族手当も整備されており、配偶者に月1.5万円、子1人につき月5千円が支給されます。総合的な報酬水準は、地方上場IT企業として非常に競争力があります。

年収を見る際の注意点

  • 資格手当は取得した資格数・種類によって大きく変わるため、最終的な年収は個人の取得資格に左右される
  • 経験年数・役職よりも技術力・資格保有数による報酬決定ウェイトが高い傾向がある
  • 福岡本社勤務と東京オフィス勤務で地域差がある可能性は要確認
  • 営業職はベース給に加えてインセンティブの設計がある可能性があるため、詳細は選考時に確認が必要

株式会社ピー・ビーシステムズの働き方・福利厚生

ピー・ビーシステムズは「客先常駐なし」を基本方針とするため、働く場所は自社のオフィス・エンジニアハビタット・テレワーク環境が中心になります。地方上場IT企業としては先進的なワーク環境の整備に取り組んでいます。

  • 勤務時間: 9:00〜18:00(月単位の変形労働時間制)
  • 勤務地: 福岡本社(博多区)・東京オフィス(品川区)・エンジニアハビタット(博多区)の3拠点+テレワーク
  • 転勤: 初期配属は福岡原則、本人希望で東京勤務対応可能
  • リモートワーク: テレワーク実践中。詳細条件は職種・案件による
  • 資格手当: 取得資格に応じて積み上げ、最高月額20万円
  • 奨学金返還支援: 最長15年・最大270万円
  • 家族手当: 配偶者月15,000円、子1人月5,000円
  • 受験費用サポート: 資格試験の受験費用を会社負担
  • 各種社会保険: 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険完備
  • 交通費: 実費または近隣手当支給
  • エンジニアハビタット: 博多区に設置された技術者向け専用ワークスペース

注意点として、73名規模の企業のため、大企業と比較して社内制度の整備度は限定的な面があります。ただし、資格手当・奨学金返還支援など、エンジニア定着に向けた投資は業界水準を上回る制度設計と言えます。

株式会社ピー・ビーシステムズの社風・カルチャー

一言で表すなら「技術力で正直に勝つ」

ピー・ビーシステムズの社風は、「技術力を正直に積み上げ、それを誠実に顧客に提供する」という真摯なエンジニアリングカルチャーが根底にあります。客先常駐に頼らず自社案件で成長を続けてきた経緯が、「自社の技術力への誇りと責任感」として組織文化に浸透しています。

福岡発の企業らしく、東京の大手IT企業のような派手さはないかもしれませんが、技術の深さと顧客への誠実さを重視する堅実なカルチャーが感じられます。資格手当の積み上げ制度も、「技術習熟を評価し、学び続ける人材を大切にする」という姿勢の表れです。

評価される人物像

  • クラウド・セキュリティ・AI等への高い関心と継続学習意欲がある人
  • 主体性を持って案件に取り組み、コミットメントを最後まで果たせる人
  • 技術を通じて顧客の課題を解決することに喜びを感じるエンジニア気質の人
  • 資格取得を通じた自己成長に積極的に取り組める人
  • 特定領域に深く精通し、その専門性を磨き続けたい人

表面的なイメージと実態の差

「福岡の中小ITベンダー」というイメージから、技術水準や年収が低いと誤解されるケースがありますが、実態は上場企業として安定した業績を持ち、平均年収611万円という地方企業としては非常に高い水準を実現しています。

エモーショナルシステム事業(MetaWalkers等)については、まだ売上規模が限定的であるため、こちらの事業を主体に働きたい場合は、セキュアクラウドシステム事業がメインのキャリアになる可能性が高い点を理解したうえで応募することが重要です。

株式会社ピー・ビーシステムズの転職難易度

難易度:3級(中程度)

全体的な採用難易度は中程度の水準です。73名規模の企業のため採用枠は限定的ですが、インフラエンジニアの採用を継続的に行っており、経験・スキルが要件に合致していれば通過率は他の上場IT企業と遜色ない水準です。

理由1. インフラエンジニアとしての実務経験が選考の軸

ネットワーク・サーバー・仮想化・クラウド領域での実務経験があれば、選考でのスクリーニングを通過しやすい環境です。同社が求めるスキルセットはAWS・Azure等のパブリッククラウドや、VMwareなどの仮想化技術に関連する実務経験です。

未経験者のポテンシャル採用も一定数行われているとみられますが、インフラ系の基礎知識(ネットワーク・サーバー)がない場合は選考が厳しくなる傾向があります。

理由2. 客先常駐なしの環境を理解した上での応募かどうかが見られる

「なぜSES企業ではなく自社案件中心のピー・ビーシステムズなのか」という志望動機の明確さが問われます。客先常駐のスタイルに馴染んでいたエンジニアが転職してカルチャーギャップを感じるケースもあるため、自社案件環境でのキャリア設計への理解と意欲が重視されます。

理由3. 地方(福岡)勤務受容への意思確認

福岡本社勤務が基本のため、福岡での居住・転居に対する意思確認が選考プロセスに含まれます。東京オフィス希望の場合も対応可能ですが、本人希望との整合を確認する流れになります。地方移住・Uターン・Iターン転職の方には逆にアピールポイントになる要素です。

株式会社ピー・ビーシステムズに向いている人

タイプ1. 客先常駐を卒業して自社案件に専念したいインフラエンジニア

SES・客先常駐の環境から自社案件中心の職場へのキャリアチェンジを求めるエンジニアにとって、ピー・ビーシステムズは理想的な転職先の一つです。要件定義から設計・構築・運用まで、プロジェクトの全工程に携われる環境が保証されています。

タイプ2. 資格取得でスキルアップと年収アップを同時に実現したい人

資格手当の積み上げ制度は、技術習熟が直接収入に反映される明快な設計です。AWSやAzureの上位資格を中心に複数資格の取得を目指すエンジニアにとって、学習モチベーションと報酬が連動する環境は非常に魅力的です。

タイプ3. 福岡でIT系上場企業のキャリアを築きたい人

地元・福岡でのキャリアを大切にしながら、上場企業の安定性とIT企業としての高い年収水準を両立させたい方に向いています。UターンやIターンでの移住を検討しているエンジニアにとっても、受け皿として機能する環境です。

タイプ4. クラウド・セキュリティ領域の専門性を深掘りしたいエンジニア

ハイブリッドクラウド・サイバーセキュリティ・スマートファクトリーという3つの成長市場にアクセスできるため、特定領域のスペシャリストとしてキャリアを積みたいエンジニアに向いています。案件が多様なため、経験の幅を広げながら深掘りできます。

タイプ5. VR・メタバース分野でIT技術を活かしたい人

エモーショナルシステム事業(MetaWalkers等)は、エンジニアリングとエンターテインメントの掛け合わせという珍しい領域です。技術的バックグラウンドを持ちながら、VR体験装置の開発・設置・保守に関わりたいという志向の方にはユニークな機会を提供しています。

株式会社ピー・ビーシステムズに向いていない人

批判ではなく、ミスマッチを防ぐための情報として記載します。

  • タイプ:Web系・アプリ開発寄りのエンジニア — 同社の主力はインフラ・クラウド・セキュリティであり、Webアプリやモバイルアプリのフロントエンド・バックエンド開発がメインではない。Web系エンジニアとしての経験を活かしたい方とは業務内容のミスマッチが起きやすい
  • タイプ:東京のIT大手・メガベンチャーと同等の組織規模を求める方 — 73名の組織のため、大企業のような体系的なキャリア制度・部門縦割りの専門化・大規模チームでの開発経験は得にくい
  • タイプ:地方勤務を避けたい方 — 本社は福岡市博多区のため、東京中心のキャリアを希望する方は東京オフィスの採用状況の確認が必要になる
  • タイプ:エモーショナルシステム事業を主力業務にしたい方 — 現在の売上の大半はセキュアクラウドシステム事業が占めているため、VR・メタバース関連が主業務になるとは限らない
  • タイプ:短期間での急激な年収上昇を求める方 — 実力・資格ベースの昇給制度のため、資格取得への投資なしに急激な年収アップは期待しにくい

株式会社ピー・ビーシステムズの選考対策

選考1. インフラ・クラウドの実務経験を具体的に語る

選考の中心はインフラエンジニアとしてのスキル評価です。過去に担当したシステム構成・使用技術・規模・役割・成果を具体的に説明できるよう準備しておいてください。「どのクラウド環境を、どのような規模で、どのような役割で構築したか」という情報を整理し、わかりやすく語れるようにしましょう。

選考2. 「なぜ客先常駐なしの環境を選ぶのか」を明確にする

SES・客先常駐からの転職の場合、「なぜ自社案件中心の環境にキャリアチェンジするのか」という動機の強さと一貫性が問われます。「プロジェクトを最初から最後まで自社で完結させた経験を積みたい」「技術力をチームで磨ける環境で働きたい」といった、具体的な動機を準備してください。

選考3. 資格取得への姿勢と計画を示す

資格手当制度が充実している企業として、「今後どの資格を取得する計画があるか」という学習意欲を具体的に示すと好印象です。AWS認定・Azure認定・情報処理技術者系資格の取得計画を持って臨むと、会社の育成方針との親和性を示せます。

選考4. 福岡での勤務・生活への具体的なビジョンを示す

Uターン・Iターン希望の場合は、「なぜ福岡で働きたいのか」について、生活設計・家族の意向・地域への愛着など、具体的な背景を準備しましょう。単なる「地方移住希望」ではなく、同社でのキャリア形成と福岡での生活設計が結びついているストーリーが説得力を持ちます。

選考5. ビジネス課題を技術で解決した経験を語れるようにする

同社は「技術力で顧客の課題を解決する」という価値提供スタイルを取っています。過去の経験の中で「顧客(または社内)の課題を自分の技術力でどのように解決したか」というエピソードを複数準備しておくと、選考での差別化になります。

選考6. エモーショナルシステム事業への理解も補足する

技術面接だけでなく、同社の事業全体(MetaWalkers等)への関心や理解を示すと、会社への関与意欲の高さとして評価されます。公式サイトのMetaWalkers・MetaAnywhereのページを事前に確認し、「こういう方向性の事業展開に興味がある」という姿勢を補足できると好印象です。

株式会社ピー・ビーシステムズへの転職で評価されやすい経験

  • AWSやAzureのクラウド基盤の設計・構築・運用の実務経験
  • VMware・Hyper-Vなどの仮想化技術を活用したインフラ構築経験
  • オンプレミスからクラウドへの移行(クラウドリフト・クラウドシフト)の実績
  • ネットワーク設計・構築経験(ルーター・スイッチ・ファイアウォール等)
  • サイバーセキュリティ対策の設計・実装経験(SOC、SIEM、EDR等)
  • BCP・DR(災害対策)システムの設計・構築経験
  • 製造業・自治体・公共機関向けシステムの開発・保守経験
  • スマートファクトリー・IoTシステムの構築経験
  • AWS認定資格(SAP・SCS等)・Azure認定資格の保有
  • 情報処理技術者(応用情報・ネスペ・セキュスペ等)の資格保有
  • プロジェクトマネジメント実績(PM・PMO経験)
  • SIer・ITベンダーでの上流工程(要件定義・基本設計)の担当経験
  • クライアントとの直接折衝・提案活動の営業実績(ソリューション営業職希望の場合)

特に評価されやすいのは、AWSやAzureのクラウド基盤構築の実務経験と、複数のIT認定資格を保有する「資格×実務」双方を持つインフラエンジニアです。

まとめ

株式会社ピー・ビーシステムズは、1997年の創業から約30年にわたってシステムの仮想化・クラウド化に特化し続けてきた、福岡発の独立系SIerです。「客先常駐なし・自社案件中心」というスタイルを守りながら、7期連続の最高益更新を実現していることは、同社のビジネスモデルとエンジニア育成力の堅実さを示しています。

資格手当の積み上げ制度(最高月額20万円)・奨学金返還支援・平均年収611万円という報酬水準は、地方上場IT企業の中では突出した競争力があります。ハイブリッドクラウド・セキュリティ・スマートファクトリーという成長領域と、VR体験装置「MetaWalkers」という未来志向の事業ポートフォリオは、エンジニアとして多様なキャリアパスを選べる可能性を秘めています。

一方で、73名という小規模な組織のため、大企業のような体系的なキャリア制度や大規模チームでの開発経験は得にくい点は正直に理解しておく必要があります。福岡での勤務が基本となるため、居住地・生活設計との整合も大切な検討要素です。

客先常駐から自社案件の環境へのキャリアチェンジを検討しているインフラエンジニア、資格取得を軸に年収アップを目指すクラウド系エンジニア、福岡でのITキャリアを築きたい方にとって、ピー・ビーシステムズは有力な候補として検討する価値のある企業です。