ネットワンシステムズ株式会社は、日本のICTインフラ市場において「ネットワーク・セキュリティ専業SIer」として独自のポジションを確立してきた企業です。Cisco Systems・VMware・Palo Alto Networks・Juniper Networksといった世界トップクラスのICTベンダーとのプレミアムパートナーシップを武器に、大企業・官公庁・金融機関向けのネットワーク設計・構築・セキュリティ・クラウドインフラサービスを提供しています。売上高は約2,000億円規模(2025年3月期)、従業員数は約2,661名を擁する中堅SIerとして業界内での地位は確固たるものがあります。

転職市場においてネットワンシステムズが「隠れ優良企業」として評価される最大の理由は、平均年収830万円・月平均残業13.1時間という「高収入×低残業」の組み合わせです。IT業界全体の平均年収が約480万円とされる中で、約1.7倍という突出した年収水準を誇ります。2025年3月にSCSKの完全子会社化が完了したことで新たな事業フェーズに入りつつありますが、現時点では独自の人事制度・給与体系が維持されており、転職先としての魅力は引き続き高水準を維持しています。

本記事では、転職エージェント・キャリアコンサルタントの視点から、ネットワンシステムズの事業内容・強み・年収事情・働き方・社風・転職難易度・選考対策を徹底解説します。ネットワーク・セキュリティエンジニアとしてキャリアアップを目指す方、IT業界での高年収・ホワイト職場を求める方に特に役立てていただける内容です。

企業概要

項目内容
会社名ネットワンシステムズ株式会社
英語名Net One Systems Co., Ltd.
設立1988年(昭和63年)6月
代表者代表取締役社長 荒井 透
本社所在地東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル
資本金119億円
従業員数2,661名(2025年3月期)
上場区分東証プライム(証券コード:7518、2025年3月SCSK完全子会社化)
売上高約2,000億円(2025年3月期)
平均年収830万円(2025年3月期・平均年齢40.1歳)
平均年齢40.1歳
月平均残業時間13.1時間
事業内容ネットワーク・セキュリティ・クラウドインフラの設計・構築・運用・保守、ICT製品の販売

2025年3月にSCSKコーポレーションの完全子会社化が完了し、株式の上場廃止となりましたが、独立した会社組織・ブランドは維持されています。SCSKグループの傘下に入ったことで、より大型のエンタープライズ案件・グループシナジーの活用が期待される新たな成長フェーズに入っています。Cisco・VMware・Palo Alto Networks等のグローバルICTベンダーとのプレミアムパートナーシップは引き続き核心的な競争優位として機能しており、ネットワーク・セキュリティの専門性は業界内で高く評価されています。

主な事業内容

ネットワンシステムズの事業は、ICTインフラの「プランニング・設計・構築・運用・保守」というライフサイクル全体をカバーするサービス群で構成されています。単なる製品販売ではなく、顧客のICTインフラ課題を解決するソリューション提供が事業の核心です。

ネットワークインフラ事業

Cisco Systems・Juniper Networks・Aruba(HPE)等のネットワーク機器を中核に、エンタープライズ向けのLAN・WAN・データセンターネットワーク・無線LAN(Wi-Fi)の設計・構築・運用保守を提供する主力事業です。スイッチ・ルーター・SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)・SD-WAN・ワイヤレスLANなど最新のネットワーク技術を活用し、大規模かつ高可用性が求められるエンタープライズ環境を支えています。Ciscoのゴールドパートナー認定は業界内での圧倒的な技術力の証明として機能しており、大型案件の受注競争で重要な差別化要素となっています。

セキュリティ事業

Palo Alto Networks・CrowdStrike・Fortinet・Zscaler・SentinelOne等の最先端セキュリティ製品を活用し、企業・官公庁のサイバーセキュリティ課題に対応する事業です。ゼロトラストアーキテクチャの設計・SOC(セキュリティオペレーションセンター)の構築・サイバーインシデント対応・脆弱性診断・マネージドセキュリティサービスを提供しています。サイバー攻撃の増加・ランサムウェア被害の拡大・テレワーク普及によるセキュリティ強化ニーズを背景に、セキュリティ事業の成長率はネットワーク事業を上回るペースで拡大しています。

クラウド・仮想化事業

VMware(Broadcom傘下)・AWS・Microsoft Azure・Google Cloud等のクラウドプラットフォームを活用した、オンプレミス・クラウド・ハイブリッド環境の設計・構築・運用代行サービスを提供しています。企業のDX推進・クラウド移行(マイグレーション)・マルチクラウド管理・コンテナ(Kubernetes)導入など、最新のクラウドネイティブ技術への対応が進んでいます。SCSKグループとのシナジーにより、クラウド・アプリケーション連携の案件でも競争力が高まっています。

サポート・マネージドサービス事業

構築したネットワーク・セキュリティ・クラウド環境の24時間365日監視・保守・障害対応を行うマネージドサービスが重要な収益柱です。一度顧客のインフラを担当すると長期にわたって継続的な収益が発生するストック型のビジネスモデルであり、景気変動への耐性が高い安定した事業基盤となっています。

ネットワンシステムズの強み

強み1. Ciscoプレミアムパートナーシップという高い参入障壁

Cisco Systemsのゴールドパートナー認定は、国内でも限られたSIerのみが取得できる最高位の認証です。認定取得には一定以上の認定エンジニア数・売上実績・顧客満足度など厳格な基準をすべて満たし続けることが求められます。ネットワンシステムズは長年にわたってこの高水準を維持しており、これが競合他社との差別化と大型案件での優先交渉権に直結しています。

Cisco・VMware・Palo Alto Networksなど複数のトップベンダーとのプレミアムパートナーシップを同時に保有する点は業界内でも希少であり、製品面・技術面・サポート面での競争優位は容易には模倣できません。ネットワークエンジニアとして、最高位のパートナー企業で働けることは技術スキル向上の観点からも大きなメリットです。

強み2. IT業界平均1.7倍の年収と月平均残業13時間の両立

「高収入か、それとも働きやすさか」というトレードオフをネットワンシステムズは両立させています。平均年収830万円という水準はIT業界平均(約480万円)の1.7倍であり、かつ月平均残業時間13.1時間という低水準は大手SIerの中でも際立っています。この組み合わせは転職市場において強力な訴求力を持ち、優秀なネットワーク・セキュリティエンジニアを採用し続ける好循環を生み出しています。

強み3. エンタープライズ顧客の安定した長期受注基盤

大企業・官公庁・金融機関・通信キャリアという景気変動に強い顧客層を核とした安定した受注基盤を持っています。ICTインフラは一度構築されると5〜10年単位で利用され続け、保守・運用・更新案件が継続的に発生します。新規案件と既存顧客からのリピート案件のバランスが良く、景気後退局面でも比較的安定した業績を維持できる体質です。

強み4. SCSKグループ参入による事業規模と提案力の強化

2025年3月のSCSK完全子会社化により、SCSK・住友商事グループの顧客ネットワーク・案件紹介・人材リソースとのシナジーが期待されます。基幹システム・業務アプリケーションの豊富な実績を持つSCSKと、ネットワーク・セキュリティに特化したネットワンシステムズが連携することで、「上位レイヤーから下位レイヤーまで一括で提案できるSIer」としての競争力が高まっています。

強み5. セキュリティ市場の高成長による中長期の業績拡大余地

サイバー攻撃の高度化・企業のデジタル化加速・テレワーク普及によるエンドポイントセキュリティ需要の増大など、セキュリティ市場は中長期的な高成長が見込まれています。ネットワンシステムズはセキュリティ事業を成長エンジンとして積極投資しており、エンジニアとしてセキュリティキャリアを深めたい人にとって絶好の環境です。

ネットワンシステムズの年収事情

IT業界の中でも際立った高水準です。平均年収830万円(2025年3月期・平均年齢40.1歳)は、大手SIer(NTTデータ・富士通・NEC等)と比較しても遜色なく、特化型の専門SIerとしての付加価値の高さが報酬に反映されています。

職種別の想定年収レンジ

職種・役職年収目安
ネットワークエンジニア(若手・3〜5年目)550万〜700万円
ネットワークエンジニア(中堅・6〜10年目)700万〜900万円
セキュリティエンジニア650万〜950万円
クラウドエンジニア(AWS/Azure等)650万〜900万円
プリセールス・ソリューションアーキテクト700万〜950万円
プロジェクトマネージャー750万〜1,000万円
マネージャー・課長クラス900万〜1,100万円
部長クラス1,100万〜1,300万円
営業(法人・エンタープライズ)600万〜900万円

給与制度の特徴

基本給+賞与(年2回)が基本的な報酬構成です。賞与は業績連動要素があり、会社業績・個人評価に基づいて変動します。資格手当制度が整備されており、CCNA・CCNP・CCIEなどCisco認定資格や、AWS・Azure・セキュリティ系の高難度資格の取得者には資格手当が付与されます。エンジニアとして専門スキルを高めることが直接的な収入増につながる仕組みです。フレックスタイム制・テレワーク対応も整備されており、生産性向上と報酬水準の両立が図られています。

年収を見る際の注意点

  • 2025年3月のSCSK完全子会社化以降、将来的に人事制度・給与体系が変更になる可能性がある
  • 職種・役職・評価によって個人差が大きく、平均値がすべての職員に当てはまるわけではない
  • セキュリティ・クラウド専門職はエンジニア市場の需要が高く、転職市場での価値と連動して給与水準が上昇傾向にある
  • 残業時間が少ない分、残業代による上積みは他の SIerと比較して少ない

ネットワンシステムズの働き方・福利厚生

勤務時間・休日制度

  • 所定労働時間:8時間(フレックスタイム制あり)
  • 週休2日(土日祝)、年間休日約125日
  • 有給休暇:年間20日(取得率が高い)
  • 月平均残業時間:13.1時間(IT業界では低水準)
  • 育児休業・介護休業制度完備
  • 特別休暇(慶弔・誕生日等)

働く場所・リモートワーク

本社は東京・大手町に構えており、主要拠点は首都圏に集中しています。テレワーク制度が整備されており、エンジニア・スタッフ職を中心にリモートワークが積極的に活用されています。顧客先常駐案件や現場作業が必要な場合はオンサイト対応となりますが、設計・検証・資料作成などはリモートで対応できるケースが多いです。全国転勤は比較的少なく、首都圏内での勤務が中心です。

主な福利厚生

  • 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 企業型確定拠出年金(DC)制度
  • 社員持株会
  • フレックスタイム制
  • テレワーク・在宅勤務制度
  • 育児・介護支援制度(育休・時短勤務等)
  • 資格取得支援制度(受験費用補助・資格手当)
  • 研修・教育制度(技術研修・マネジメント研修)
  • 社内公募制度(異動希望申請)
  • 健康保険組合による各種給付(医療・保養所等)
  • 財形貯蓄制度

働き方を見る際の注意点

月平均残業13.1時間という数字は全社平均であり、プロジェクトの繁忙期や担当案件によっては残業が発生する場合があります。特に大型プロジェクトの山場・システム切替作業・トラブル対応時は一時的に業務量が増加することがあります。ただしIT業界全体の平均残業時間と比較すると依然として低い水準であり、継続的なワークライフバランスの維持という観点では業界内でトップクラスの環境です。

ネットワンシステムズの社風・カルチャー

一言で表すなら「技術の専門家集団・プロフェッショナル文化」

ネットワンシステムズの社風を一言で表すなら「技術の専門家集団」です。ネットワーク・セキュリティという高度な専門性が求められる領域で長年実績を積んできたエンジニア集団であり、技術への深い知識と問題解決力を持つ人材が尊重される文化があります。Cisco・VMwareなどのプレミアム認定を維持するために、組織全体としての技術研鑽への意識が高く、資格取得や最新技術のキャッチアップに積極的な雰囲気があります。

大手SIerと比較するとコンパクトな組織規模のため、部門を越えた連携・プロジェクト横断的なコミュニケーションが生まれやすい環境です。「自分の専門性を深めながら、チームで大型プロジェクトを成功させる」というやりがいを感じやすい職場と言えます。SCSKグループ入り後も独立した組織文化は基本的に維持されているとされています。

評価される人物像

  • ネットワーク・セキュリティ・クラウドの専門技術への深い興味と学習意欲がある人
  • 顧客のICT課題を主体的に理解し、最適なソリューションを提案できる人
  • チームプレーを大切にしながら、自分の担当領域には責任を持てる人
  • 資格取得・最新技術のキャッチアップを自発的に続けられる人
  • 複数のベンダー製品を横断的に理解し、最適な組み合わせを設計できる人

表面的なイメージと実態の差

「ネットワーク専業SIerだから技術一辺倒な文化」というイメージは必ずしも実態と一致しません。顧客企業との折衝・提案活動・プロジェクト管理など、技術力だけでなくコミュニケーション・ビジネス感覚も重要とされています。また「SCSKの子会社になって変わった」というイメージもありますが、現時点では独自の文化・制度・ブランドは維持されており、転職後の環境として大きな変化は生じていない点は確認しておくべきです。

ネットワンシステムズの転職難易度

難易度:Bランク(専門スキルが明確であれば十分にチャンスがある)

ネットワーク・セキュリティ・クラウドエンジニアとしての実務経験と技術スキルが明確であれば、採用可能性は十分にあります。Cisco・VMware・AWS等の主要ベンダーの実務経験・認定資格を持つ人材は転職市場での需要が高く、ネットワンシステムズでも積極的に採用しています。一方で、ICTインフラの専門知識がない未経験者には高いハードルがあります。

理由1. 専門技術スキルと資格が採用の主要基準

CCNA・CCNP・AWS Solutions Architect・CISSP等の認定資格と、実際のネットワーク・セキュリティ構築経験が採用の中心的な評価基準です。資格の有無だけでなく「実際にどんな規模・どんな複雑さのネットワークを設計・構築したか」という実績が問われます。

理由2. 平均年収830万円という高待遇への競争

高収入・ホワイト職場として知られているため、転職希望者の応募は多く競争率は一定程度高まります。ただし特定の専門スキルを持つエンジニアは慢性的な採用難であるため、スキルマッチングが良ければ競争率は下がります。

理由3. SCSKグループ入り後の採用方針が変化する可能性

SCSK完全子会社化後、中長期的には採用方針・制度・文化が変化する可能性があります。転職時期によって内部の状況が異なる点は注意が必要で、最新の採用情報・社員のクチコミを確認しながら判断することをお勧めします。

ネットワンシステムズに向いている人

1. ネットワーク・セキュリティ技術を深く極めたいエンジニア

「ネットワークのプロフェッショナルになりたい」「セキュリティ専門家として最先端の技術に触れたい」という技術志向が強いエンジニアに最適な環境です。Cisco・Palo Alto Networks等の最高位パートナーとして最新製品・技術に最前線でアクセスできることは、キャリア形成において大きな価値があります。

2. 高収入とワークライフバランスを両立させたいIT人材

「高い年収を稼ぎながら、プライベートの時間も大切にしたい」という価値観の人にとって、「年収830万円×月残業13時間」という組み合わせは業界内で最高クラスの環境です。特に家庭・育児との両立を考えるエンジニアに向いています。

3. エンタープライズ顧客の大規模インフラに携わりたい人

大企業・官公庁・金融機関の大規模・複雑なネットワーク環境の設計・構築に関わる経験は、エンジニアとしての実績と市場価値を大きく高めます。「規模の大きい仕事を手がけたい」「難しい技術課題に取り組みたい」という意欲がある人に向いています。

4. 資格取得・スキルアップを継続的に行いたい人

資格取得支援制度が充実しており、会社の費用補助を活用しながら積極的に資格を取得できる環境が整っています。「常に最新の技術・資格を習得し続けたい」というプロ意識の高いエンジニアにとって理想的な職場です。

5. 特定ベンダーに依存せずマルチベンダー環境で経験を積みたい人

Cisco・VMware・AWS・Palo Alto Networksなど複数の主要ベンダー製品を横断的に扱う経験は、「特定ベンダーに依存しない幅広いスキルセット」の形成につながります。エンジニアとしてのポータビリティを高めたい人に向いています。

ネットワンシステムズに向いていない人

「批判ではなくミスマッチ防止のため」記載します。

  • ICTインフラの専門知識がない未経験者: ネットワーク・セキュリティの技術的な専門性が採用の前提であるため、全くの未経験者が入職するのは難しい環境です。
  • 技術よりもビジネス・企画・マーケティングを主軸にしたい人: エンジニアリング・技術提案が中核の会社であり、純粋なビジネス職・マーケティング職のポジションは相対的に少ない環境です。
  • ベンチャー・スタートアップ的なスピードや裁量を求める人: 大企業・官公庁を顧客とするエンタープライズSIer特有の慎重な意思決定プロセス・プロジェクト管理があり、スタートアップのような自由度とは異なる環境です。
  • 地方在住で転居したくない人: 主要拠点が首都圏に集中しており、地方での採用機会は限られています。

ネットワンシステムズの選考対策

1. 技術スキルと実績をCisco・VMware・セキュリティの観点で整理する

採用選考では、どんなネットワーク・セキュリティ・クラウド環境を設計・構築したかという実務経験の具体的な内容が最重要評価項目です。「どんな規模のネットワークを担当したか」「どんな問題を解決したか」「使った製品・技術スタック」を職務経歴書で具体的に記載しましょう。「CCNP取得・Ciscoのエンタープライズスイッチング環境を100拠点以上設計・構築した」という具体的な記述が有効です。

2. 保有資格を最大限アピールする

CCNA・CCNP・CCIE(Cisco)、VMware VCP、AWS Solutions Architect Professional、CISSP・CISM(セキュリティ)など、ネットワンシステムズが重視する領域の資格は積極的にアピールしてください。資格取得に向けて現在学習中の場合も、学習の進捗と取得予定時期を伝えることは志望度の高さを示す上で有効です。

3. 「なぜネットワンシステムズか」の志望動機を明確化する

プレミアムパートナーとしての技術力・高年収・働きやすさへの魅力を語るだけでなく、「ネットワンシステムズの強みである特定の技術領域(例:セキュリティ・クラウドネイティブ)で自分のキャリアをどう発展させたいか」を具体的に語れるよう準備しましょう。SCSKグループ入りによる事業拡大への期待・シナジーへの関心を盛り込むことで、最新の企業状況を理解していることも示せます。

4. 顧客折衝・提案活動の経験をアピールする

純粋なエンジニアリングスキルだけでなく、顧客との要件定義・提案・プレゼンテーション・プロジェクト管理の経験も評価されます。「顧客の課題を深く理解して最適なソリューションを提案した経験」を具体的なエピソードで語れるよう準備しましょう。

5. セキュリティ・クラウドへの将来的なキャリアビジョンを語る

ネットワーク専業からセキュリティ・クラウドへの専門性拡張という会社のビジネス方向性を踏まえ、「自分がどのように両社の成長に貢献し、自分のキャリアをどう発展させるか」というビジョンを語れると評価が高まります。

6. 技術面接の準備を十分に行う

設計上の判断・トラブルシューティング・アーキテクチャの選択理由など、技術的な深い議論に対応できる準備が必要です。Cisco・セキュリティ・クラウドの技術的な基礎から応用まで、面接官が深掘りしてくる場合に備えた準備を怠らないようにしましょう。

ネットワンシステムズへの転職で評価されやすい経験

  • Cisco Catalyst・Nexus等のエンタープライズスイッチングの設計・構築経験
  • Palo Alto Networks・Fortinet等の次世代ファイアウォール導入・運用経験
  • AWS・Azure・Google Cloud等のクラウドインフラ設計・構築経験
  • ゼロトラストアーキテクチャの設計・導入経験
  • VMware vSphere・NSXによる仮想化環境の構築・運用経験
  • SOCの構築・運用・脅威インテリジェンス活用経験
  • SD-WAN・SASE(Secure Access Service Edge)の設計・導入経験
  • NW機器のコンフィグ自動化(Python・Ansible・NetDevOps)経験
  • 大規模案件でのプロジェクト管理・ステークホルダーマネジメント経験
  • CCNP・CCIE・CISSP等の高難度認定資格の保有
  • AWS認定ソリューションアーキテクト Professional等クラウド上位資格の保有
  • ペネトレーションテスト・セキュリティ診断の実務経験

特に評価されやすいのは、「Cisco高難度資格(CCNP以上)と実際のエンタープライズ環境での構築実績」の組み合わせを持つ人材です。 セキュリティ・クラウドの専門性を加えることで採用確度がさらに高まります。

まとめ

ネットワンシステムズは、「高収入×低残業×技術力の高い職場環境」という三拍子揃ったIT業界でも珍しい存在です。平均年収830万円・月残業13.1時間という数字は転職市場でも強力な訴求力を持ち、ネットワーク・セキュリティエンジニアにとって最優先で検討すべき転職先の一つといえます。

2025年3月のSCSK完全子会社化によって組織の位置付けは変化しましたが、現時点では独自の人事制度・文化・ブランドが維持されており、転職先としての魅力は依然として高水準です。SCSKグループの案件・リソースとのシナジーが活きる中長期的な事業拡大が期待されることも、キャリアの選択肢として前向きに評価できる点です。

ネットワーク・セキュリティ・クラウドの専門エンジニアとして、最先端のプレミアムパートナー環境で腕を磨きながら高収入を得たいという転職者にとって、ネットワンシステムズは間違いなく最有力候補の一つです。まずは自分の技術スキル・資格・実績を整理し、ネットワンシステムズの求める人材像と照らし合わせることから転職活動を始めてみてください。