NCD株式会社(以下、NCD)は、1967年(昭和42年)の創業以来、半世紀以上にわたって日本のIT産業を支えてきた独立系総合SIerです。旧社名「日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社」が示すように、コンピュータ黎明期から企業のシステム構築・運用を支援してきた歴史と実績を誇ります。

東証スタンダード市場に上場し(証券コード4783)、連結売上高は2026年3月期で約308億円、連結従業員は1,529名(2026年3月期)に達します。システム開発(売上構成比約42%)・サポート&サービス(同31%)・パーキングシステム(同26%)の3セグメントが安定した収益を生み出しており、IT一本ではなく駐輪場インフラという独自の事業軸を持つことが同社の大きな特徴です。

転職市場におけるNCDの評価は、「長期安定・定着率が高い中堅SIer」というポジションです。退職率5%・有給取得率87%(いずれも2023年実績)という数字は、IT業界の中でも際立って良好な部類に入ります。大手SIerほどの知名度はないものの、上流から下流まで幅広いITサービスをカバーし、金融・保険・流通など多様な業界の顧客基盤を持つ安定感が、長期キャリアを志向するエンジニア・SEに選ばれる理由となっています。

企業概要

項目内容
正式社名NCD株式会社(旧:日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社)
設立1967年3月16日
代表取締役社長下條 治
本社所在地東京都品川区西五反田4-32-1
資本金4億3,800万円(438百万円)
従業員数連結1,529名(2026年3月期)
上場区分スタンダード市場(証券コード4783)
売上高連結308億600万円(2026年3月期)
平均年収約620万円程度(推計)
平均年齢約31.3歳(直近データ)
平均勤続年数非公開(長期定着傾向)
事業内容システム開発、サポート&サービス、パーキングシステム

NCDは独立系SIerとして、特定の親会社・メーカーに属さない「中立なIT企業」としての立場を維持しています。この独立性により、顧客のIT投資に対して最適なソリューションをマルチベンダーで提案できる柔軟性が、同社の強みの一つです。「Vision2029」と呼ぶ中期経営計画を推進中で、上流工程(コンサルティング・上流設計)へのシフトと、パーキングシステム事業のさらなる拡大を成長戦略の柱に掲げています。

主な事業内容

NCDの事業は「IT×インフラ×社会インフラ」という独自の組み合わせで構成されます。

システム開発事業

連結売上高の約42%を占める最大事業です。金融・保険・流通・製造・公共機関など幅広い業界向けに、システム構築ソリューション(基幹系・業務系システムの設計・開発・テスト・導入)、パッケージソリューション(ERPや各種業務パッケージの導入・カスタマイズ)、アプリケーション保守・運用ソリューション(稼働中システムの保守・機能拡張・運用支援)の3つのサービスラインを展開しています。

コンサルティングから設計・開発・保守・運用まで一気通貫のサービス提供を強みとし、上流工程(要件定義・基本設計)の受注拡大を「Vision2029」における最重要課題と位置付けています。

サポート&サービス事業

連結売上高の約31%を担うIT運用・アウトソーシング事業です。インフラ構築ソリューション(サーバー・ネットワーク・クラウド環境の設計・構築)、インフラ保守・運用ソリューション(IT機器・システムの監視・保守・障害対応)、業務サポートソリューション(ヘルプデスク、IT業務のBPO)の3ラインで構成されます。

クラウド化・DXの加速により、企業のIT運用アウトソーシングニーズは拡大傾向にあります。NCDはこの事業を安定ストック収入の基盤として位置付け、保守・運用契約の長期化・拡大に注力しています。

パーキングシステム事業

NCDの独自性を象徴する事業で、連結売上高の約26%を占めます。駐輪場の設営・運営・管理受託、駐輪場管理システムの販売・運営、および自転車関連の総合コンサルティングを展開しています。

都市部の駐輪場問題・放置自転車対策という社会課題と直結した事業であり、自治体・商業施設・交通機関などを主な顧客としています。ICT(情報通信技術)と駐輪場インフラを組み合わせた独自のシステムは、競合が限られるニッチ市場での強いポジションを形成しています。IT企業でありながら「都市インフラを支える事業」を持つことが、景気変動への耐性という意味でも同社の安定性に貢献しています。

NCD株式会社の強み

強み1. 独立系SIerとしての中立性とマルチベンダー対応力

特定のIT大手グループや親会社に属さない独立系の立場は、顧客にとって「ベンダーロックインのリスクが少ない中立なパートナー」として信頼される基盤です。顧客のITニーズに応じて、AWS・Azure・GCPなどのクラウドプラットフォーム、複数のパッケージベンダー、ハードウェアメーカーを組み合わせたベストフィット提案ができます。

転職者の目線では、特定のメーカー・ベンダーに偏らない幅広い技術スタックを経験できるという意味でも、独立系SIerならではのキャリア形成の柔軟性があります。

強み2. 創業60年近い顧客基盤と契約継続率の高さ

1967年創業からの長期取引顧客が多く、基幹システムの保守・運用という「なくてはならないパートナー」としての関係が築かれています。ITシステムは一度導入されると数年〜十数年にわたって継続利用されるため、長期取引先を多数持つNCDは安定した売上を見込めます。特にサポート&サービス事業のストック収入は景気変動への耐性が高く、同社経営の安定性を支えています。

強み3. パーキングシステムという競合の少ないニッチ市場の優位性

IT企業として駐輪場システムを展開するプレイヤーは非常に限られており、NCDはこのニッチ市場で高いシェアを持つとみられます。都市部の放置自転車問題・駐輪場不足は自治体にとって長年の課題であり、公共インフラ整備の文脈でもNCDの事業は社会的意義を持ちます。景気後退局面でもITシステム需要が落ち込みやすい中、インフラ系の駐輪場事業が収益を下支えする分散効果があります。

強み4. 高い定着率と働きやすい職場環境

退職率5%・有給取得率87%(2023年実績)というデータは、IT・SIer業界の平均と比べて際立って良好です。テレワーク勤務・時差出勤など柔軟な働き方を導入し、育児・介護中の従業員でも働きやすい環境が整っています。「長く安定して働ける」という評判は、採用力の面でも同社の強みとなっており、キャリアの長期展望を描きやすい環境です。

強み5. Vision2029による上流シフト戦略

2029年を見据えた中期経営計画「Vision2029」では、従来の下流工程(開発・保守)から上流工程(コンサルティング・要件定義・基本設計)への拡大を目指しています。上流工程シフトは単価向上・利益率改善に直結するため、NCDの収益構造が変化するフェーズに立ち会えるという意味で、上流経験を積みたいエンジニアにとって魅力的なタイミングです。

強み6. 多様な業界・プロジェクトに関われる広い顧客基盤

金融・保険・流通・製造・公共機関と多業界に顧客を持つNCDでは、特定の業界・技術に偏らないキャリア形成が可能です。プロジェクト異動やローテーションを通じて複数業界の業務知識・技術スタックを蓄積できる環境は、長期的なキャリア形成において大きなメリットです。

NCD株式会社の年収事情

NCDの平均年収は外部データ(転職情報サイト・口コミ)では約500〜620万円程度と幅がありますが、複数の情報源を総合すると年収レンジ400〜700万円、平均600万円前後とみるのが妥当です。IT・SIer業界の中堅企業として、大手SIer(平均700〜900万円台)には及ばないものの、安定した給与水準と年功的な昇給が特徴です。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
システムエンジニア(SE)初級〜中堅350〜550万円程度
システムエンジニア(SE)上位・PM候補550〜750万円程度
プロジェクトマネージャー(PM)600〜900万円程度
インフラエンジニア380〜600万円程度
営業(IT/パーキング)400〜650万円程度
管理部門(経理・人事・総務)380〜580万円程度
パーキングシステム管理・運営スタッフ300〜450万円程度
コンサルタント(上流工程)600〜850万円程度

給与制度の特徴

年功序列と成果評価を組み合わせた制度を採用しているとみられます。月次の固定給に加え、賞与(年2回が一般的)が支給されます。「Vision2029」における上流工程シフトの推進に伴い、スキル・成果に応じた給与評価をより重視する方向への見直しが進んでいる可能性があります。

年収を見る際の注意点

  • 「平均年齢31.3歳」と比較的若い組織のため、年齢・経験年数が若い時期の年収は相対的に低い傾向がある
  • 連結1,529名のうちパーキングシステム事業スタッフ(年収水準が異なる可能性)が含まれる
  • 大手SIer・外資系IT企業と比較すると年収水準は高くないが、定着率・残業時間・有給取得率の面でのトレードオフを考慮する必要がある
  • 管理職・PMクラスになると年収は急上昇する傾向がある

NCD株式会社の働き方・福利厚生

NCDは「働きやすさ」を積極的にアピールしている企業です。退職率5%・有給取得率87%(2023年実績)という数字が示すように、社員の定着と生活の質を重視した職場環境づくりに注力しています。

勤務時間・休日 完全週休2日制(土日)・祝日休暇、年末年始・夏季休暇を実施しています。平均残業時間は月16〜19時間程度(口コミ情報)と、IT業界としては比較的低水準です。

リモートワーク テレワーク勤務・時差出勤を導入しており、育児・介護中の社員でも働きやすい環境が整っています。プロジェクトや職種によってリモートの頻度は異なりますが、チャット・Web会議ツールを活用したコミュニケーションが定着しています。

主な福利厚生・制度

  • 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災)
  • 通勤交通費支給
  • 退職金制度(確定給付・確定拠出等)
  • 住宅補助・年齢制限付き住宅手当
  • 健康診断・各種検診(法定基準以上を実施)
  • 育児・介護休業制度(法定基準)
  • 時短勤務制度(育児・介護対応)
  • テレワーク・時差出勤制度
  • 資格取得支援・スキルアップ研修制度
  • 有給休暇(取得率87%・業界内でも高水準)
  • クラブ活動・社内サークル等(規模に応じた社内コミュニティ)

注意点 プロジェクトによっては顧客常駐型の勤務が発生するため、テレワーク活用頻度はプロジェクト内容に左右される面があります。常駐プロジェクトの場合、リモート比率が低くなる可能性があることは確認しておくべき点です。

NCD株式会社の社風・カルチャー

一言で表すなら「堅実・長期安定・チームプレー重視の老舗SIer」

創業60年近い歴史を持つNCDは、変化への対応よりも「継続性・信頼性・堅実さ」を重視する文化が根付いています。急成長や急変革を求めるベンチャー気質とは対照的に、顧客との長期関係を大切に育てる「パートナー型SIer」の文化が特徴です。

社員の口コミからは「風通しが良く、個人が成長しやすい」「チャット・Web会議でのコミュニケーションが取りやすい」という評価が見られます。「チャレンジ精神」「共創」「品格」という採用で重視される3つのキーワードは、組織文化の方向性をよく表しています。

評価される人物像

  • 顧客との長期的な信頼関係を丁寧に築けるコミュニケーション力
  • 技術的な問題解決と顧客業務の理解を組み合わせたコンサルタント気質
  • チームでの共同作業を好み、周囲との協調性を発揮できる人
  • IT技術を継続的に学び続けるラーニング姿勢
  • 中長期のキャリアを一社で積み上げることに価値を見出せる人

表面的なイメージと実態の差

「老舗SIer」というイメージから「古くて保守的な体制」を想像する人もいますが、テレワーク・時差出勤の導入・有給取得推進など、働き方改革への取り組みは着実に進んでいます。一方で、ベンチャー企業のようなスピード感・急成長は期待できず、「じっくり成長する組織」の側面が強いことは理解しておく必要があります。また、「上流シフト」は進行中ですが、現時点では下流工程(開発・保守)が業務の中心であることも実態として把握しておくべきです。

NCD株式会社の転職難易度

難易度:B〜C級(やや難〜標準)

大手SIerほどの厳しい入社難易度はありませんが、ITエンジニアとしての基礎スキルと顧客折衝・プロジェクト管理の実務経験は求められます。中途採用に積極的で、年間を通じて求人が出ている点は転職しやすい側面です。ただし、職種・ポジションによって難易度に差があり、上流工程のコンサルタント・PMクラスは高い実績と経験が必要です。

理由1. 中途採用に積極的で採用枠が比較的広い

1,500名超の組織規模を維持するため、毎年一定規模の中途採用が行われています。ITエンジニア・営業・管理部門など幅広い職種での採用があり、複数の転職プラットフォームで求人が公開されています。選考フローも書類→一次面接→適性検査→最終面接と、2〜3週間程度で完結するコンパクトなフローです。

理由2. 上流工程への移行期間中で経験者優遇

「Vision2029」によるコンサルティング・上流工程強化の方針から、システムコンサルタント・PMクラスの経験者採用には高い優先度が置かれています。要件定義・基本設計の経験者は市場価値が高く評価されますが、それだけに選考のハードルも上がります。

理由3. パーキングシステム事業は専門知識不要で入りやすい

駐輪場管理・運営スタッフの採用はIT経験不要のポジションも多く、転職のハードルは比較的低め。都市インフラの管理・運営に関心を持つ人材にとっては、異業種からでもチャレンジしやすい入り口です。

NCD株式会社の主な募集職種

NCDは多様な職種で中途採用を行っています。特にIT技術職・営業職・パーキング事業関連職での採用が多い傾向があります。

NCD株式会社に向いている人

1. 長期的・安定的なキャリアを一社で積みたい人

退職率5%・長期勤続者が多いNCDは「腰を据えて働ける会社」として定評があります。頻繁な転職よりも、一社で深いキャリアを積み上げたいという志向の人に適しています。

2. 顧客との長期パートナー関係を大切にできる人

基幹系システムの構築・保守を通じて顧客と長期的な信頼関係を育てていくスタイルは、目先の成果より長期的な関係構築に価値を見出す人の志向と合致します。

3. 上流から下流まで幅広いIT経験を積みたい人

「Vision2029」による上流シフト推進中の今のNCDは、下流経験者が上流工程へのキャリアアップを目指しやすいタイミングでもあります。多業界・多技術スタックに触れながらキャリアの幅を広げたい人に向いています。

4. 働き方・ライフバランスを重視する人

有給取得率87%・残業少なめ・テレワーク対応など、「プライベートも大切にしながら長く働ける環境」を求める人にとって、NCDは業界内でも良好な環境です。育児・介護との両立を考えている人にも選びやすい職場です。

5. 都市インフラ・社会課題解決に関わりたい人

パーキングシステム事業を通じて、都市の放置自転車問題・駐輪場不足という社会課題解決に貢献できることは、「IT×社会インフラ」に関心を持つ人材にとって独自の魅力です。

NCD株式会社に向いていない人

批判ではなく、ミスマッチ防止のためにお伝えします。

タイプ:

  • 急成長・急変革を体験したいベンチャー志向の強い人(NCDは堅実成長路線)
  • 高い年収を最優先とする人(大手SIer・外資系と比較すると年収水準は低め)
  • 技術先端のサービス・自社プロダクト開発に特化したい人(受託・SIが中心)
  • 30代前半でマネジメント経験を積みたいという高い昇進速度を期待する人
  • リモートワーク100%にこだわる人(常駐プロジェクトがある職種も多い)

NCD株式会社の選考対策

戦略1. 「チャレンジ精神・共創・品格」の3つのキーワードを軸に自己PRを構成する

NCDが採用で公式に掲げる3つのキーワード「チャレンジ精神」「共創」「品格」は、面接官が候補者を評価する基準に直結します。自己PRや志望動機を作る際は、自分の経験をこの3軸に沿って整理し、「どのようにチャレンジしたか」「チームや顧客とどう共創したか」「品格(誠実さ・倫理観)をどう体現したか」を具体的に語れる準備をしましょう。

戦略2. 担当プロジェクトの業界・技術スタックを具体的に整理する

面接では担当したプロジェクトの詳細(業界・規模・役割・技術スタック・課題と解決策)が必ず聞かれます。NCDは多業界対応のSIerであるため、自分の経験を「業界知識×技術力×コミュニケーション」の3軸で整理し、「どの業界での経験を活かせるか」「どのプロジェクトフェーズが得意か」を明確に語れるようにしましょう。

戦略3. 上流工程経験をアピールする

「Vision2029」による上流工程強化が進む中、要件定義・業務分析・基本設計の経験は採用において高評価ポイントになります。上流経験がある場合は積極的にアピールし、「NCDでコンサルティング力を発揮してキャリアを上げたい」という意欲を明示しましょう。

戦略4. 長期就業意向を前面に打ち出す

退職率5%を誇るNCDは「長く働いてくれる人材」を重視します。「転職回数が多い人材」や「3〜5年で次のステップへ」という短期志向は、選考でマイナスに働く可能性があります。「NCDで長期的にキャリアを積んでいきたい」という意向を、具体的な業務イメージとともに語ることが選考通過のカギです。

戦略5. テクニカルスキルと顧客折衝力の両面を示す

SIerとして最終顧客(エンドユーザー)と直接向き合う機会があるNCDでは、技術力だけでなく顧客とのコミュニケーション力・折衝力・ヒアリング力が重要です。技術的な説明を分かりやすく顧客に伝えた経験や、顧客の潜在ニーズを引き出した経験を準備しておくと選考で差がつきます。

戦略6. パーキングシステム事業への関心も示す

一般的なSIer候補者はパーキングシステム事業を無視しがちですが、「IT×都市インフラ」という独自の事業軸に対して「なぜ面白いと感じるか」を語れると、NCDへの深い理解・関心として印象づけられます。

NCD株式会社への転職で評価されやすい経験

  • 業務系・基幹系システムの設計・開発・テスト経験(Java・COBOL・C#等)
  • 要件定義・基本設計など上流工程の経験
  • プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー経験
  • 金融・保険・流通・製造・公共向けシステム開発の業界知識
  • ITインフラ(サーバー・ネットワーク・クラウド)の構築・運用経験
  • AWSやAzureなどのクラウドプラットフォームの実務経験
  • ITヘルプデスク・テクニカルサポートの運用経験
  • ERP・業務パッケージ(SAP、Oracle等)の導入・カスタマイズ経験
  • 顧客との長期的なシステム保守・運用関係の管理経験
  • 複数のIT企業・ベンダーを取りまとめたPMO経験
  • 駐輪場・駐車場・交通インフラ関連の業務経験
  • IT営業・ソリューション営業の実績
  • 官公庁・自治体向けの提案・開発経験
  • アジャイル開発・DevOpsの実務経験

特に評価されやすいのは、「上流工程(要件定義・業務設計)の経験」と「金融・保険などミッションクリティカルな業界での開発経験」を持つ人材です。 NCDが推進するコンサルティング強化の方向性と合致するため、選考での優遇度が高く、入社後のキャリアパスでも早期に活躍の場が広がります。

まとめ

NCD株式会社は、1967年創業から半世紀以上にわたって日本のIT産業を支えてきた老舗独立系SIerです。システム開発・サポート&サービス・パーキングシステムという3事業で安定した収益基盤を持ち、連結売上高300億円超・従業員1,500名超の中堅ITインフラ企業として確固たるポジションを築いています。

転職先として見たNCDの最大の魅力は「長期安定・定着率の高さ・働きやすい環境」です。退職率5%・有給取得率87%という数字は、業界の中でも際立ったポジティブな指標であり、「長く安心して働ける職場」として評価されています。「Vision2029」で上流工程強化が進む現在は、コンサルタント・PM志向のエンジニアにとってキャリアアップのチャンスが広がっているタイミングでもあります。

大手SIerのブランド力や最先端技術との距離は置きながら、「顧客と長期関係を築くパートナー型SIer」「チームプレーを大切にする堅実な組織」「ライフバランスを重視した働き方」というNCDのカラーが自分の志向と合致するなら、ぜひ転職候補の一社として検討してみてください。IT×社会インフラという独自の事業軸も、長いキャリアを通じて見ると多様な面白さをもたらしてくれるはずです。

NCDを検討するにあたっては、まず公式サイト(ncd.co.jp)の採用情報ページで最新の募集職種を確認するとともに、IRライブラリで直近の決算説明資料・中期経営計画「Vision2029」に目を通しておくことをおすすめします。応募前に同社の事業戦略・注力領域・顧客構成を把握しておくことで、面接での「なぜNCD?」という質問に対して具体的かつ説得力のある回答が準備できます。転職エージェント経由での非公開求人も流通しているため、IT・SIer専門のエージェントへの登録も並行して行うと、より多くの選択肢が得られるでしょう。

「堅実に長く働ける職場」「技術力と顧客対応力の両方を磨ける環境」「都市インフラという社会貢献にも関われる事業」という三つが重なるNCDは、安定志向と成長志向を両立させたいITプロフェッショナルにとって、見逃せない転職先の一つです。ぜひ一度、キャリア選択肢として真剣に検討してみてください。