株式会社LIFULLは、国内最大級の不動産・住宅情報ポータルサイト「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」を運営する東証プライム上場企業です。1997年の設立から約30年、「あらゆるLIFEを、FULLに。」というブランドコンセプトのもと、住まい探しに留まらず、地域課題・高齢者向け施設・海外不動産情報まで社会課題解決に挑戦し続けています。
2025年9月期の売上収益は281億円(前期比+6.9%)と増収に転じ、営業利益は38億円で前期比約1.8倍に拡大するなど、業績は回復軌道にあります。SUUMOやアットホームとならぶ不動産情報「3強」の一角として、約510万件の物件を掲載し、仲介会員数は約30,440店舗に上ります。
平均年収669万円(2024年9月期・有価証券報告書ベース)、平均月残業19.4時間、有給消化率83.3%という数字が示す通り、ワークライフバランスを重視する職場として高評価を得ています。しかし、「グレードが上がらないと昇給しにくい」「新規事業の撤退が続く」といった課題も存在します。本記事では、人材エージェントの視点から同社の実態と選考対策を詳しく解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社LIFULL(英: LIFULL Co., Ltd.) |
| 設立 | 1997年3月12日 |
| 代表取締役社長執行役員 | 伊東 祐司(2023年12月就任) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町1-4-4 |
| 資本金 | 97億30百万円(2025年12月末現在) |
| 従業員数 | 1,033名(2025年9月末現在、連結) |
| 上場区分 | 東証プライム市場(証券コード:2120) |
| 売上収益 | 281億円(2025年9月期・連結) |
| 営業利益 | 38億円(2025年9月期・連結) |
| 平均年収 | 669万円(2024年9月期・有価証券報告書ベース) |
| 平均年齢 | 37.1歳(2024年9月30日現在) |
| 平均勤続年数 | 8.0年(2024年9月30日現在) |
| 事業内容 | 不動産・住宅情報ポータル「LIFULL HOME'S」、海外不動産サービス「LIFULL CONNECT」、高齢者向け施設情報「LIFULL senior」等 |
創業者の井上高志氏が2023年12月に代表を退き、現在は伊東祐司氏が社長を務めています。井上氏は代表取締役会長として引き続きグループ全体の戦略に携わっています。
主な事業内容
株式会社LIFULLの事業を理解するうえで欠かせないキーワードは「住まいと暮らしの多様性」です。コア事業であるLIFULL HOME'Sを中心に、隣接する社会課題領域へと事業を広げています。
LIFULL HOME'S(ホームズ)
日本最大級の不動産・住宅情報ポータルサイトです。賃貸・購入・新築・土地・注文住宅・リフォームなど幅広いカテゴリーを網羅しており、掲載物件数は約510万件(2025年時点)。仲介会員企業数は約30,440店舗に上ります。SUUMOとのツートップ構造で、日本の住まい探しの基盤インフラとして定着しています。
2025年以降は、SaaS連携(不動産業務支援ツールへのAPI提供)や、AI活用による物件検索の高度化など、BtoBサービスの拡充を加速しています。
LIFULL CONNECT(海外事業)
Trovit・Mitula・Nestoria・Nuoraなど、200超のウェブサイトを通じて約60カ国・地域で不動産・求人・中古車情報のアグリゲーションサービスを提供しています。ラテンアメリカや東南アジアでは不動産ポータル(Lamudi、Properati、Dot Property)も運営。2024年9月期の業績悪化を受け、2025年以降は採算性の低い地域の事業を見直し、国内事業との連携強化を優先しています。
LIFULL senior(シニア)
老人ホームや介護施設など高齢者向け住まい情報の検索・資料請求・相談サービスを提供しています。超高齢社会を背景に、住まいと介護の接点に特化したニッチポジションを確立しています。
LIFULL地方創生
地方移住・二拠点居住を支援する情報プラットフォームです。「Living Anywhere」など多拠点居住を後押しするサービスや、地方自治体との連携による空き家活用事業も展開しています。
その他隣接事業
不動産テックへの出資・連携、住宅ローンの一括比較サービス(LIFULL HOME'S住宅ローン)など、住まいのライフサイクル全体をカバーしようとする事業拡張が特徴です。
株式会社LIFULLの強み
強み1. 国内最大級の不動産ポータルとしてのブランド力
「ホームズで探す」という言葉が定着しているほど、LIFULL HOME'Sは不動産情報検索のインフラとして根付いています。掲載物件数約510万件・仲介会員約30,440店舗という規模は一朝一夕には覆せない競争優位性です。転職者にとっては、「生活インフラに直結するサービス」でキャリアを積んでいるという確かな手応えが得られます。業界に深く関われるだけでなく、外部でも評価されるブランド実績になります。
強み2. 「利他主義」という社是による採用・文化の一貫性
LIFULLは企業の存在理由として「利他主義」を掲げており、これが採用・評価・行動指針のすべてに浸透しています。この社是に共感する人材が集まる結果、「フラットで話しやすい」「主体的な人が多い」という職場文化が形成されており、同業他社と比べて社員同士の人間関係の良さが口コミでも評価されています。社会貢献意欲が高い人にとっては、日々の業務がミッションと繋がりやすい環境です。
強み3. ワークライフバランスの高さと柔軟な働き方制度
月平均残業19.4時間・有給消化率83.3%(2024年9月期)という数字は、IT/Web系企業の平均と比較しても優秀な水準です。フレックスタイム制(コアタイム11:00〜16:00)、ワーケーション対応、社内兼業制度「キャリフル」など、働き方の柔軟性が高く、子育て中の社員や副業志向の人材にも支持されています。
強み4. 社歴・年次に関係なく挑戦できる文化
「やりたいことを後押ししてくれる」という口コミが多く、公募制度や社内兼業を通じて異動・新規事業参加が可能です。新規事業の立ち上げに関わるチャンスが比較的オープンに開かれており、「大企業にいながらスタートアップ的な経験を積みたい」という志向の人に向いています。
強み5. 平均勤続年数8.0年という長期在籍の安定感
デジタル系企業では平均勤続3〜5年が珍しくない中、LIFULLの8.0年(2024年時点)という数字は際立っています。「人が定着しているかどうか」は職場環境を測る重要なバロメーターです。安定感を求める転職者にとって、長く勤めている社員が多いという事実は安心材料になります。
強み6. 海外60カ国をカバーするグローバルビジネスの経験機会
LIFULL CONNECTを通じて約60カ国・地域で事業展開をしており、グローバルな視野でプロダクト・事業開発に携わることができます。国内の不動産ポータル事業を軸にしつつも、海外異動・海外事業への関与を目指せる環境は、同規模の企業では稀有な特徴です。
株式会社LIFULLの年収事情
有価証券報告書(第30期・2024年9月期)によると、全社平均年収は669万円(平均年齢37.1歳・平均勤続年数8.0年)です。2025年9月期の有価証券報告書では712万円という数値も報告されており、業績回復とともに給与水準が上向いている様子が見られます。
職種別の想定年収レンジ
| 職種例 | 想定年収(目安) |
|---|---|
| マーケター | 600万〜800万円 |
| 企画・プロダクトマネージャー | 550万〜800万円 |
| エンジニア(Web/バックエンド) | 500万〜800万円 |
| デザイナー・UXリサーチャー | 480万〜700万円 |
| 営業(仲介会社向け) | 450万〜650万円 |
| コーポレート(経理・人事等) | 450万〜650万円 |
※上記は公開求人・採用情報・口コミ情報をもとにした目安です。実際の年収はグレード・評価・職種によって大きく異なります。
給与制度の特徴
LIFULLはG1〜M/G7の7段階グレード制を採用しており、給与テーブルが社内公開されているため透明性は比較的高い評価を受けています。昇給機会は年2回(評価時期に連動)あり、評価は「成果(定量)50%・スキル・姿勢等(定性)50%」の構成です。賞与は会社の営業利益ベースの四分法で算定され、個人のグレードと前期評価点が加味されます。
年収を見る際の注意点
- 「グレードが上がらないと昇給しにくい」という口コミが複数あり、中位グレード以降の昇進ペースは個人差が大きいです
- 「Web系エンジニアとしての適正年収より100万円程度低い」という声もあり、エンジニアには特にミスマッチが生じやすいです
- 転職入社時の想定年収が「入社後に大幅に下回る」ケースがあるとの口コミもあり、オファー面接での確認が重要です
- 退職金制度はなく、代わりに確定拠出年金(DC)が採用されています
株式会社LIFULLの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
- 所定労働時間: フレックスタイム制(コアタイム 11:00〜16:00、標準8時間)
- 年間休日: 125日(土日祝日・年末年始)
- 有給休暇: 取得しやすい環境。消化率83.3%(業界水準を大幅に上回る)
- 平均残業: 月19.4時間(口コミベース)
特徴的な休暇・手当制度
- LIFULL休暇: 年2日付与される特別休暇。使途は自由
- 社会貢献活動休暇: 年2日。ボランティアや地域活動に充当可能
- イベント休暇: 結婚記念日・子どもの入学式・運動会など年2日
- リフレッシュ手当: 連続4日以上の有給取得で支給(年1回)
ユニークな制度
- 社内兼業制度「キャリフル」: 社内で複数の業務・部署を掛け持ち可能な制度。横断的なキャリア形成を後押しします
- 社外兼業届出制度「キャリアライズ」: 副業を届出制で認可。副業志向の人材にも選ばれやすい環境です
- ワーケーション対応: 自社で「Living Anywhere Commons」という全国13拠点の多拠点コワーキング施設を展開しており、ワーケーションが実際に機能しているのは特筆に値します
主な福利厚生
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 企業型確定拠出年金(退職金制度の代替)
- 健康診断・人間ドック費用補助
- 慶弔見舞金
- 育児・介護休暇制度(取得実績あり・女性復職率が高い)
- 書籍購入補助
働き方を見る際の注意点
全体的にワークライフバランスは良好ですが、「営業職はノルマプレッシャーが強い」「仲介会社向けの営業は精神的にきつい場面もある」という声が複数見られます。また、テレワーク・在宅勤務の頻度は職種・部署によって差があり、営業系は出社が多い傾向があります。「フルリモートで働きたい」という期待で入社すると、出社ルールとのギャップを感じる場合があります。
株式会社LIFULLの社風・カルチャー
一言で表すなら「社会課題に向き合う、温かみのあるメガベンチャー」
LIFULLの社是は**「利他主義」**。これは単なるスローガンではなく、採用・評価・意思決定の基準として機能しています。「会社・チームの成果より自分の利益を優先する人」は評価されにくく、反対に「社会や周囲への貢献を自分ごととして動ける人」が自然に活躍できる文化です。
評価される人物像
- 「なぜそのサービスが社会に必要か」を言語化できる人
- 主体的に動き、周囲を巻き込める人
- ユーザー・顧客視点で課題を発見し、改善提案できる人
- 失敗を糧にして次の仮説に活かせる人
表面的なイメージと実態の差
「福利厚生が充実していて働きやすい会社」というイメージが強いLIFULLですが、実態は「温かい文化」と「事業会社としての成果責任」の両面があります。
口コミには「新規事業が軒並み撤退していくことへの不安」「等級制度が上位になるほど停滞しやすい」「事業会社なので汎用的なスキルが身につきにくい面がある」といった声が存在します。「いい会社だから長く安泰」ではなく、「社会課題に本気で向き合いながら、自分自身も事業成長に貢献し続ける」というスタンスが求められます。
海外事業(LIFULL CONNECT)は2024年に業績悪化から大幅な見直しを迫られました。国内LIFULL HOME'Sの好調に支えられている構造であるため、主力事業の動向には転職前にしっかり目を向けておく必要があります。
株式会社LIFULLの転職難易度
難易度:中程度(職種・ポジションによって差あり)
理由1. スキル・経験よりもビジョンフィットを重視する選考方針
LIFULLの採用基準の第一は「ビジョンフィット・カルチャーフィット」です。「利他主義」への共感が軸になるため、「なぜLIFULLでなければならないのか」「自分のキャリアと同社のミッションがどう繋がるのか」を具体的に語れないと選考で苦戦します。スキル面で高い人でも、「自分のキャリアアップのためにLIFULLを選んだ」という印象が強いと通過しにくいとされています。
理由2. 面接で過去の経験を深掘りされる
選考は書類審査→適性検査→2〜3回の面接(所要期間1カ月程度)が一般的です。面接では「形式的な質問は少なく、過去の具体的な経験と行動指針を丁寧に深掘りされる」という口コミが多数あります。行動事実(Behavior Event Interview)を重視する傾向があるため、「何をやったか」だけでなく「なぜそう判断したか」「どう学んだか」まで答えられる準備が必要です。
理由3. 職種別の競争率の差が大きい
エンジニア・プロダクトマネージャー・マーケターといったデジタル系職種は業界全体で人材需要が高く、競争率が上がりやすいポジションです。一方、仲介会社向け営業職は比較的採用枠が広く、不動産業界経験者には門が開きやすい傾向があります。狙う職種によって準備の深度を変えることが重要です。
株式会社LIFULLに向いている人
1. 社会課題解決と事業成長の両立を追いたい人
「利益を追求しながら社会に良いことをしたい」という価値観を持つ人には、LIFULLのカルチャーが自然に合います。住まいは生活の根幹であり、不動産ポータルの改善・高齢者施設情報・地方移住支援など、日常に密接した課題解決に携われることがモチベーションになる人に向いています。
2. ワークライフバランスを維持しながらキャリアを積みたい人
月残業19.4時間・有給消化率83.3%という実績は、「成果も出したいが、生活とのバランスも諦めたくない」という人の期待に応えやすい環境です。子育て中のビジネスパーソンや、副業・自己研鑽と並行してキャリアを伸ばしたい人にも向いています。
3. 不動産・住宅領域に長く関わりたい人
LIFULL HOME'Sは不動産業界の基盤インフラとして確立されており、不動産テック・住宅サービス・地域活性化など、住まいに関連した業務を深く・広く経験したい人にとって理想的な環境です。不動産会社出身で「ポータルサイトの側から業界を改善したい」という動機の人にも合います。
4. 組織の風通しを重視する人
「社員が温かく、人間関係が良好」「主体性を大切にしてくれる」という口コミが一貫して多く、内向きの政治的なカルチャーは薄いとされています。チームワークを大切にしながら働きたい人や、フラットな意思疎通を好む人には馴染みやすい職場です。
5. 長期的なキャリアを一つの会社で築きたい人
平均勤続年数8.0年という数字が示すとおり、LIFULLは腰を据えて働く社員が多い会社です。「転職を繰り返さず、一社で深く経験を積みたい」という志向の人にとって、安心感のある選択肢になります。
株式会社LIFULLに向いていない人
向いていない人を正直に書くのは「企業を否定するため」ではありません。ミスマッチを防ぐための情報として受け取ってください。
- 高年収を最優先にしたい人: 平均669万円は業界標準的な水準であり、同規模のメガベンチャーと比べて飛び抜けて高いわけではありません。成果連動で急激に年収を上げたいという志向には合いません
- エンジニアとして市場最高水準の報酬を求める人: 「Web系エンジニアの適正年収より100万円低い」という口コミがあり、技術力に見合う報酬を求めるエンジニアにはミスマッチが生じやすいです
- 新規事業の連続的な成長を楽しみたい人: 過去に複数の新規事業が撤退しており、「次々と新しい事業に関わりたい」という志向には期待どおりにならないことがあります
- 速い昇進・昇給を求める人: 中位グレード以降の昇進ペースは遅くなる傾向があり、「実力があれば急速に上に行ける」という環境ではありません
- 「利他主義」というカルチャーへの共感が薄い人: バリューへの違和感が強い場合、日々の業務や評価との摩擦が生まれやすいです
- 完全リモートを前提に働きたいエンジニア・営業職: 特に営業職は出社ベースの業務も多く、フルリモート前提での入社は注意が必要です
株式会社LIFULLの選考対策
1. 「利他主義」への具体的な共感を語る準備をする
LIFULLの選考で最も重視されるのは「この人はLIFULLのビジョン・カルチャーと合致しているか」です。「利他主義」という社是が自分のどの経験・価値観と重なるのかを、抽象的でなく具体的なエピソードで語れるようにしておくことが必須です。「自分のキャリアのためにLIFULLへ」という印象を与えない志望動機の設計が鍵になります。
2. 「なぜLIFULL HOME'Sなのか」をサービス理解から語る
「不動産に興味がある」「ポータルサイトが好き」という表面的な動機では不十分です。LIFULL HOME'Sが競合(SUUMO・アットホーム)と何が違うのか、同社が解決しようとしている住まいの課題は何か、BtoBサービスの拡充や海外展開の方向性まで把握したうえで、自分の志望理由と結びつけてください。IR情報・決算説明資料・採用サイトの熟読は最低限必要です。
3. 行動事実(BEI)形式で過去の経験を整理する
面接では「なぜそう判断したか」「どんな困難があり、どう乗り越えたか」「その経験から何を学んだか」という行動事実の深掘りが行われます。STAR形式(Situation・Task・Action・Result)を使い、自分の行動の背景にある思考・価値観まで語れるエピソードを3〜5つ準備してください。「チームへの貢献」「ユーザー視点での改善」に関するエピソードが特に評価されやすいです。
4. 職種別の専門スキルを数字で整理する
カルチャーフィットの確認と並行して、専門能力の評価も厳格に行われます。マーケターであれば担当したKPIと改善結果、エンジニアであれば技術スタックと開発実績、プロダクトマネージャーであれば仮説立案・優先度決定の判断プロセスを具体的に語れる準備が必要です。「なんとなく経験があります」では通りません。
5. 不動産業界・住宅サービスへの理解を深める
不動産業界固有の知識(仲介手数料の仕組み・ポータルサイトの課金モデル・宅建業法の基本)を持っている候補者は、選考で差をつけやすいです。特に法人営業・プロダクト系職種では「業界の課題をどう認識しているか」が問われる場面があります。業界未経験者は事前にLIFULL HOME'Sのサービスを実際に使い込み、ユーザー・掲載不動産会社の双方の視点を持っておくことを推奨します。
6. 「長期的にLIFULLで何をしたいか」を語る
平均勤続年数8.0年という社風を踏まえると、採用側も「長期的に活躍できるか」を重視しています。「5年後・10年後にどんな人材になりたいか」「LIFULLのどの事業・領域でどう貢献し続けたいか」を語れるようにしておくと、中長期の人材として評価されやすくなります。
株式会社LIFULLへの転職で評価されやすい経験
- 不動産業界(仲介・デベロッパー・管理会社)での実務経験
- Webサービス・ポータルサイト・プラットフォームのプロダクト開発・運営経験
- BtoBサービスの営業・アカウントマネジメント経験(不動産仲介会社向け等)
- SEO・コンテンツマーケティング・ユーザー獲得施策の実績
- データ分析・BIツール・SQLを用いた意思決定経験
- SaaSプロダクトの企画・開発・グロース経験
- UXリサーチ・カスタマージャーニーの設計・改善経験
- 多言語対応・海外チームとの協働経験(海外事業向け)
- 社会課題解決型ビジネス(地域創生・高齢者サービス等)での実務経験
- 新規事業の立案・PoC・グロース経験
- プロジェクトマネジメント・複数ステークホルダー調整経験
- 広告主・媒体社をつなぐ営業・コンサル経験(ポータルサイト課金型ビジネス理解)
- 確度の高い改善提案とその実行実績(数字で語れるもの)
特に評価されやすいのは、「ユーザーまたは掲載企業のどちらかの視点から、サービスの課題を発見し、データや行動観察をもとに改善施策を立案・実行・検証した経験」です。社会への貢献意識と事業貢献の両立を意識しながら働いてきた人材が高く評価される傾向があります。
まとめ
株式会社LIFULLは、「LIFULL HOME'S」という国内最大級の不動産ポータルを基盤に、住まい・地域・高齢者・海外市場へと事業を広げ、東証プライム上場・設立約30年のメガベンチャーとして確固たる地位を築いています。2025年9月期は売上収益281億円・営業利益38億円と業績回復を果たし、財務基盤は安定を取り戻しています。
ワークライフバランスの良さ・有給消化率の高さ・社内の温かい文化・長期在籍者の多さは、同社の大きな魅力です。一方、上位グレードへの昇進の難しさ・エンジニア報酬の競争力・海外事業の構造転換リスクといった課題も直視しておく必要があります。
選考で最も重要なのは「利他主義」というカルチャーへの深い共感と、住まいという社会課題への真剣な向き合いです。「なぜLIFULLでなければならないのか」を自分の言葉で語れる準備が、内定への最短ルートになります。
住まいという人の生活の根幹に関わりながら、社会課題の解決と事業成長の両立を本気で追い求めたい人にとって、株式会社LIFULLは非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
参照した主な情報源
- 株式会社LIFULL 公式サイト(lifull.com)
- LIFULL IR情報・決算説明資料・事業戦略説明会資料(2025年9月期)
- 有価証券報告書 第30期(2024年9月期)・第31期(2025年9月期)
- LIFULL 採用サイト(recruit.lifull.com)
- OpenWork・転職会議・エン カイシャの評判(社員口コミ)
- 日本経済新聞 企業情報・決算情報
- Yahoo!ファイナンス・バフェット・コード 企業情報ページ
- IRBANK 財務データ・平均年収データ
