株式会社KIYONOは、2017年1月の創業以来、「データ×テクノロジー×コンサルティング」を掛け合わせてクライアントのマーケティング変革を支援してきたスタートアップです。規模こそ100名程度の中堅ベンチャーですが、自社開発のカスタマーデータプラットフォーム「MAGNET CDP」の展開、Shopify Plus認定パートナーとしてのEC支援、大日本印刷や住友商事グループとの資本業務提携など、着実に存在感を高めています。

創業者でCEOの清野賢一氏は、広告テクノロジー会社のオプト(現ZOOM)でキャリアを積み、最年少役員を経験したのちに独立。「クライアントが本当に儲かるデジタルマーケティング」を実現するため、従来の広告代理店やSIerの構造的な課題を解消する新しいビジネスモデルを構築しました。

平均月給422,000〜787,000円(コンサルタント職)とスタートアップとして高水準な報酬設計が公開求人に明示されており、転職市場での注目度は高まっています。しかし小規模成長企業ならではの流動性や体制整備途上の側面も存在します。本記事では人材エージェントの視点から、同社の実態と転職検討時のポイントを正直に解説します。

企業概要

項目内容
会社名株式会社KIYONO
設立2017年1月4日
代表取締役社長CEO清野 賢一
本社所在地東京都港区赤坂6-9-17 赤坂メープルヒル 7階
資本金(資本準備金含む)約11億2,160万円
従業員数約100名(業務委託・パートタイム含む)
上場区分非上場
累計調達額約11億円
主要株主・提携先大日本印刷株式会社、SCデジタル株式会社(住友商事100%子会社)
事業内容データを活用したデジタルマーケティング支援、自社CDP「MAGNET CDP」開発・販売、Shopify Plus構築・運用支援

2020年には住友商事グループのSCデジタル株式会社と、2024年2月には大日本印刷株式会社と資本業務提携を締結。大手事業会社との連携によって、エンタープライズ領域の案件獲得と組織体制の強化を同時に進めています。

主な事業内容

KIYONOのビジネスモデルを一言で表すなら「コンサルティングファーム×SIer×広告代理店の機能を一社でワンストップ提供するハイブリッド組織」です。一般的なデジタルマーケティング支援会社が「広告運用だけ」「ツール導入だけ」「戦略設計だけ」と分断しがちな業務を、KIYONOはすべて内製で完結させることを強みにしています。

デジタルマーケティングコンサルティング

クライアントの事業課題に対して戦略設計から施策実行・改善まで一貫して支援する「伴走型コンサルティング」が主力サービスです。具体的にはMA(マーケティングオートメーション)・CRM(顧客関係管理)ツールの導入・運用改善、WEB広告運用(リスティング・ディスプレイ・SNS広告等)、顧客データ基盤の構築・データ分析まで幅広く対応します。

日本オラクルから2019年に最優秀パートナー表彰を受けており、Oracle Eloqua・Braze・Salesforce Marketing Cloudなど主要MAツールの導入実績が豊富です。「ツールを入れたが使いこなせない」という企業課題に対して、導入後の運用まで責任を持って関与するスタンスが評価されています。

MAGNET CDP(自社プロダクト)

企業が各部門・システムに点在させているあらゆる顧客データを収集・統合・分析できる自社開発のカスタマーデータプラットフォームです。顧客の購買履歴・行動ログ・CRMデータを一元管理し、より精度の高いセグメンテーションやパーソナライズマーケティングを可能にします。

自社プロダクトを持つことで、クライアントへの提案の幅が広がると同時に、エンジニア・データサイエンティストが社内で自社製品開発に携われるという採用上の強みにもなっています。SaaSプロダクトとしての収益化も進めており、コンサルティングに依存しない収益構造の構築を目指しています。

ECコンサルティング・Shopify Plus支援

Shopify Plus Partnersの認定を取得しており、ECプラットフォーム「Shopify Plus」の開発・導入および運用支援を展開しています。「ECだけでなく、データ基盤やマーケティング施策も一括して対応できる」点がShopify専業パートナーとの差別化ポイントです。フィードフォースとのアライアンスも締結し、国内向けShopifyアプリの提供でEC支援を強化しています。

WEBサイト制作・クリエイティブ制作

マーケティング戦略と一体化したWEBサイト制作・LP制作・バナー制作などのクリエイティブ支援も行っています。広告運用からクリエイティブ制作まで一気通貫で受けられる体制が、クライアントの工数削減と施策スピードの向上に貢献しています。

株式会社KIYONOの強み

強み1. コンサルティング・SIer・広告代理店を一社で完結できるハイブリッドモデル

デジタルマーケティング支援市場では、戦略コンサル・ツール導入(SIer)・広告運用代理店がそれぞれ分業しているのが一般的です。クライアント側からすると「A社に戦略を依頼して、B社にシステムを入れてもらって、C社に広告を回してもらう」という分断が非効率の原因になります。KIYONOはこれらを一社で提供することで、コミュニケーションロスの削減と一貫したROI管理を実現しています。

転職者にとっては「戦略から実行まで関わる経験ができる」という点が市場価値向上につながります。広告運用担当者がコンサル視点を、コンサルタントが実装・運用の現場感を同時に鍛えられる稀有な環境です。

強み2. ROI重視・「運用してナンボ」という徹底したスタンス

多くのITコンサルやSIerはシステム導入フェーズで関与が終わりがちです。KIYONOは「導入後の運用とROIの追求」にこそ価値を置くビジネス哲学を持っており、システムが稼働した後も数字を追い続ける伴走型スタイルを徹底しています。クライアントから「投資対効果が明確だから継続して依頼できる」という信頼を得やすい構造です。

強み3. 自社プロダクト「MAGNET CDP」を持つプロダクト×コンサルの二軸構造

コンサルティングだけを行う会社は、人的リソースの限界がそのまま売上の上限になります。KIYONOはMAGNET CDPという自社プロダクトを開発することで、スケーラブルな収益源の構築を図っています。エンジニアにとっては「自社プロダクトの開発に携われる」という動機付けが生まれ、採用市場でのポジショニングにも寄与しています。

強み4. 大企業との資本業務提携による信頼性と案件獲得力

大日本印刷(DNP)および住友商事グループとの資本業務提携は、エンタープライズ企業との取引における信頼性を大幅に高めます。DNPの幅広い顧客基盤(リアルとデジタルをまたぐマーケティング支援)と、KIYONOのデータ基盤・デジタル施策実行力を組み合わせた提案力は、独立スタートアップが単独で戦うより競争優位が格段に高まります。上場企業クライアントの大型案件に関わりたいと考える転職者にとっても、魅力的な要素です。

強み5. 広告効果の「信用できない」時代への明確なアンサー

第三者Cookieの廃止、アドフラウド(広告詐欺)の増加、媒体ごとのデータサイロ化など、デジタル広告業界は「広告効果の計測が信頼できない」という構造的問題を抱えています。KIYONOはCDPによるファーストパーティデータの活用と、ROIにこだわった運用スタイルによって、この問題に正面から向き合っています。業界の課題解決に取り組む事業の意義を感じながら働きたい人には、方向性が明確な環境です。

強み6. Shopify Plus認定・EC×データマーケティングの垂直統合支援

EC市場において、Shopify Plusの構築ができる会社は多くなってきましたが、「EC構築+CDP基盤整備+広告運用まで一気通貫で対応できる」会社は希少です。KIYONOはこの垂直統合支援を強みとして、フィードフォースとのアライアンスも組み、Shopify エコシステム内での存在感を高めています。ECビジネスの急拡大とともに成長できるポジションです。

株式会社KIYONOの年収事情

非上場企業のため有価証券報告書は存在しませんが、公開求人情報をもとに以下のレンジが確認できます。

職種別の想定年収レンジ

職種月給レンジ想定年収(賞与別)
コンサルタント(マーケティングコンサル)422,000円〜787,000円506万〜944万円
Webマーケター(広告運用)375,000円〜500,000円450万〜600万円
Webエンジニア / マーケティングエンジニア400,000円〜500,000円480万〜600万円
データエンジニア / データサイエンティスト400,000円〜600,000円480万〜720万円
営業コンサルタント350,000円〜600,000円420万〜720万円

※上記は公開求人情報・転職サイト掲載情報をもとにした目安です。実際の年収は経験・スキル・入社時交渉によって異なります。

給与制度の特徴

フレックスタイム制を採用しており、スキルや経験に応じた個別交渉型の給与設定が基本となっています。スタートアップ的に「前職年収よりアップして入社する」ケースも見られる一方、「成果次第でしっかり上がる一方、上がらない場合もある」という評価連動型の側面もあります。OpenWorkの社員口コミでは給与面への言及も見られ、評価の透明性については個人差のある評価が混在しています。

年収を見る際の注意点

  • スタートアップ水準としては高めですが、大手広告代理店や上場マーケティング企業と単純比較すると水準が異なるケースもあります
  • 非上場企業のためストックオプション(SO)の付与有無・設計については面接時に確認することをお勧めします
  • 賞与制度の有無・固定残業代の含み方については求人票によって異なるため、オファー段階で条件を細かく確認してください
  • 小規模スタートアップのため、報酬体系の整備はこれから整備されていく過渡期にある可能性があります

株式会社KIYONOの働き方・福利厚生

勤務時間・休日

  • 所定労働時間: 10:00〜19:00(実働8時間)
  • 勤務制度: フレックスタイム制
  • 年間休日: 120日以上(土日祝・年末年始)
  • リモートワーク: あり(週の約半分程度がリモート可能との口コミあり)

主な福利厚生制度

制度内容
住宅手当社宅制度・3駅以内居住者向け家賃補助あり
交通費全額支給
社会保険健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険完備
健康診断年1回実施
資格取得手当業務関連資格の取得費用補助
書籍購入補助業務関連書籍の費用補助
社内交流食事手当ランチ・社内飲み会支援
AIツール利用支援ChatGPT・Claude Code・n8nなどのツール費用支援
財形貯蓄制度あり
結婚・出産祝い金あり
バースデー休暇誕生日に有給休暇付与
アニバーサリー休暇記念日に有給休暇付与
リフレッシュ休暇3年ごとに付与
産前産後・育児休暇配偶者も取得可能
研修制度社内外研修あり
社内ドリンク無料オフィス内で提供

AIツール利用支援(ChatGPT・Claude Code・n8nなど)の整備は、AI活用を業務の前提として組み込んでいる姿勢を示しており、デジタルマーケティング業界のなかでもAI対応が進んでいる職場環境といえます。

働き方を見る際の注意点

OpenWorkの社員口コミによると、月平均残業時間は約29.8時間(1日あたり約1.5時間)となっており、デジタルマーケティング業界の平均と比べて標準的な水準です。ただし、クライアントの案件進捗や繁忙期によって変動する可能性があります。

リモートワークは週の半分程度可能とのことですが、クライアントワーク型のビジネスモデルのため、対面対応が必要な場面も発生します。「完全フルリモート」を前提に入社すると認識相違が生じる可能性があるため、入社前に実態を確認することが重要です。

有給休暇消化率は70.5%と比較的高い水準が示されており、制度の利用しやすさという点ではポジティブな環境です。

株式会社KIYONOの社風・カルチャー

一言で表すなら「技術力とビジネス感覚を両立する実務派集団」

KIYONOは「マーケティングのプロフェッショナル集団」というポジショニングを打ち出しており、「カッコいいデジタルビジネスを語る」より「クライアントが実際に儲かる仕組みを作る」ことを重視する気質の会社です。OpenWorkの口コミには「技術力とマーケティングの上流工程から支援できる希少性から、クライアントに求められるサービスとなっている」という声があり、実力をきちんと評価する文化が垣間見えます。

代表の清野氏はWantedlyや各種インタビューで「デジタルマーケティング領域でNo.1を目指す」と語るとともに、「社員への思い」として個人の成長と会社の成長を連動させるビジョンを掲げています。経営者が近く、現場の声が届きやすいフラットな組織構造が特徴です。

評価される人物像

  • 成果にコミットし、数字で語れる人
  • 「なぜこの施策か」を論理的に説明できる人(「結論→根拠→具体例」の構成)
  • ベンチャーマインドを持ち、変化への適応力がある人
  • クライアントの事業成長を自分ごととして考えられる人

選考口コミには「面接の雰囲気は穏やかだが、説明が論理的に整理されているかを見られている」という記述が複数あり、感情的な熱量より論理性が評価される場面が多いようです。

表面的なイメージと実態の差

約100名規模・非上場のスタートアップとして、すべての制度・体制が大企業並みに整備されているわけではありません。人事評価の透明性やキャリアパスの設計については、OpenWorkや転職会議の口コミで「評価の基準が分かりにくい」「組織が変化する中でキャリアが見通しにくい」といった声も見られます。成長企業ゆえの変化の速さは、「変化を楽しめる人」には強みになりますが、「安定した役割と評価軸を求める人」にとってはストレス源になり得ます。

また、女性比率の低さについて口コミで言及されており、ダイバーシティ推進という観点では改善の余地があることも念頭に置いておく必要があります。

株式会社KIYONOの転職難易度

難易度:中程度(職種・ポジションによって差あり)

理由1. 「何でもできる人」より「特定領域の実力者」が採用される

KIYONOはコンサルタントであれ、エンジニアであれ、クライアントの現場に入って実際に価値を出す人材を求めています。「デジタルマーケティングに興味があります」という水準ではなく、「MAツールの導入を◯社経験した」「広告運用でCPAを◯%改善した」など、再現性のある実績が問われます。スキルセットが明確であれば、大企業出身より実務特化型の即戦力が評価されるケースが多いです。

理由2. カルチャーフィットと「ベンチャーマインド」の確認が選考の核心

選考口コミによれば、面接では「ベンチャーマインドを持っているか」「転職理由が前向きか」「論理的に話せるか」といった点が重視されます。100名規模のスタートアップのため、「大企業の安定志向」の人材は早期にミスマッチが見込まれると判断されやすいです。「なぜKIYONOでなければならないのか」「スタートアップ環境で何を実現したいのか」を具体的に語れることが重要です。

理由3. 非上場スタートアップのため採用ポジション数が限られている

大企業と異なり、常時多くのポジションが開いているわけではありません。タイミングによって募集職種の幅が変わるため、「今この瞬間に自分のスキルと合致するポジションがあるか」という巡り合わせの要素もあります。転職エージェントや公式採用サイト・Wantedlyをこまめにチェックする姿勢が必要です。

株式会社KIYONOに向いている人

1. マーケティングを「戦略から実行・運用」まで一気通貫で学びたい人

「広告運用だけやってきたが、戦略設計や上流も関わりたい」「コンサルとして戦略だけでなく実行まで携わりたい」という人にとって、KIYONOのハイブリッドモデルはキャリアの幅を大きく広げる環境です。一般的な専業会社では得にくい「戦略×実行×運用」の経験が積める点が最大の魅力です。

2. データを使って「クライアントが儲かる仕組み」を作りたい人

CDPによるデータ統合・分析から広告施策の実行まで、データが価値を生むプロセス全体に関われます。「数字の裏にある顧客行動を深掘りしたい」「感覚ではなくデータで意思決定したい」という志向の人には、MAGNET CDPの開発や活用に携われる環境が魅力です。

3. 大手企業ブランドを背景に、スタートアップのスピードで働きたい人

大日本印刷・住友商事グループとの資本業務提携によって、エンタープライズ企業との取引実績が積みやすい環境です。「大手案件に関わりたいが、大企業の縦割り組織には入りたくない」という人に適しています。

4. Shopify・EC領域でデータマーケティングまで踏み込んだ仕事をしたい人

EC×CDP×広告運用の垂直統合支援は市場の希少性が高く、この経験を積むことで転職市場での市場価値が高まります。Shopify Plus認定パートナーとして最前線のEC支援に携わりたい人には、技術的にも事業的にも充実した環境です。

5. 成長環境でAIツールを積極活用しながら仕事をしたい人

ChatGPT・Claude Code・n8nなどのAIツール費用を会社が支援する体制を整えており、業務へのAI活用が前提とされている環境です。「テクノロジーを使って仕事の生産性を上げたい」「AIを活用したマーケティングの最前線で働きたい」という人には刺激的な職場です。

株式会社KIYONOに向いていない人

ミスマッチを防ぐために、正直に書きます。

  • 安定した大企業環境を求める人: 100名規模の非上場スタートアップのため、制度整備・評価の透明性・組織の安定性は大企業水準ではありません。「決まったルールの中でコツコツ業務を積み上げたい」という志向とは合いにくいです
  • 役割分担が明確な専業ポジションを求める人: 「広告運用だけやりたい」「開発だけやりたい」という職種特化型の希望には、KIYONOのハイブリッドモデルが合わない場合があります。複数業務を横断的に担う場面が多いです
  • 評価・昇給の透明性を強く求める人: 口コミでは人事評価の透明性について一部課題が指摘されています。明確なグレード制度や査定基準の透明性を前提に入社すると、現実とのギャップが生じる可能性があります
  • フルリモートを前提とした働き方を求める人: クライアントワーク型のため、対面対応が必要な場面があります。完全在宅勤務を前提にすると認識相違が起きやすいです
  • 大企業のブランドや知名度を求めてキャリアを選ぶ人: KIYONOはまだ業界内での知名度がそれほど高いわけではありません。「有名企業に転職した」というブランド目的での入社は目的とズレが生じます

株式会社KIYONOの選考対策

1. ビジネスモデルを深く理解してから選考に臨む

「コンサルティング×SIer×広告代理店の機能を統合したハイブリッド型モデル」「ROI追求にこだわった運用スタイル」「MAGNET CDPによる自社プロダクト展開」という3つの軸をしっかり理解してください。「なぜ他の広告代理店やコンサルではなくKIYONOなのか」を具体的に語れることが最低限の準備です。公式サイト(kiyono-co.jp)・Wantedly記事・プレスリリースを読み込んでおくと差がつきます。

2. 「結論→根拠→具体例」の構成で論理的に話す

面接の口コミには「話が論理的に整理されているかを見られている」という記述が複数あります。どんな質問でも「結論から先に伝え、その根拠を示し、具体的なエピソードで補強する」構成を意識してください。感情的な熱量だけで押し切ろうとすると評価されにくいです。

3. 数字で語れる実績を整理する

「担当した広告運用でCPAを◯%改善した」「MAツール導入後のCVR向上効果が◯倍になった」「担当案件の月間売上を◯万円から◯万円に伸ばした」など、自分の仕事が生んだ結果を数字で語れるよう事前に整理してください。「頑張りました」「チームで取り組みました」だけでは評価されません。

4. ベンチャーマインドと具体的なキャリアビジョンを語る

「なぜスタートアップを選ぶのか」「KIYONOで5年後にどんな人材になりたいのか」という問いへの答えを準備してください。「前職が合わなかったのでベンチャーへ」という後ろ向きな動機は逆効果です。「データマーケティングの第一人者になりたい」「クライアントのビジネスを数字でドライブできるプロになりたい」など、前向きな成長意欲を具体的に語れることが重要です。

5. 「ROI追求」「運用でナンボ」というスタンスへの共感を示す

同社はシステム導入後の「運用」と「ROIの追求」にこそ価値を置いています。「ツールを入れたら終わり」「戦略を提案したら後はクライアント任せ」という姿勢とは真逆の会社です。「実際にクライアントの数字が動くところまで責任を持ちたい」というスタンスを選考で明確に示すと、カルチャーフィットが評価されます。

6. AIツール・最新マーケティングテクノロジーへの関心を示す

ChatGPT・Claude Code・n8nなどのAIツールを業務に組み込む環境を整備している会社です。選考の中で「AIツールを業務でどう活用しているか」「マーケティングテクノロジーのトレンドをどう追っているか」を語れると、同社のカルチャーへの適合が伝わりやすくなります。

株式会社KIYONOへの転職で評価されやすい経験

  • MA(Marketo・Eloqua・Braze・Salesforce Marketing Cloud等)の導入・運用経験
  • CDP・DMP構築・運用経験
  • デジタル広告運用(リスティング・SNS広告・ディスプレイ広告)の実務経験
  • クライアントのKPI改善に向けた施策立案・実行・改善サイクルの経験
  • データ分析(SQL・BIツール・GA4・Adobe Analytics等)の活用経験
  • Shopify・ECプラットフォームの構築・運用経験
  • コンサルティングファーム・SIerでのシステム導入プロジェクト経験
  • 顧客データ基盤の設計・構築経験(データエンジニアリング)
  • WEBサイト・LP制作・クリエイティブ制作のディレクション経験
  • クライアントとの折衝・要件定義・プロジェクトマネジメント経験
  • 新規サービスの企画・立ち上げ経験(特にデジタルマーケティング領域)
  • AIツール(ChatGPT・生成AI系)を業務に組み込んだ実務経験

特に評価されやすいのは、「MAツール・CDP等のマーケティングテクノロジーを導入した後も運用し続け、クライアントのROIを数字で改善した経験」です。ツール知識だけでなく、導入後の成果にコミットできた人材が同社のビジネスモデルに最もフィットします。

まとめ

株式会社KIYONOは、デジタルマーケティング支援領域において「コンサルティング×SIer×広告代理店」のハイブリッドモデルを持ち、自社プロダクト「MAGNET CDP」の展開や大日本印刷・住友商事グループとの資本業務提携を通じて急成長しているスタートアップです。

強みは「戦略から実行・運用まで一気通貫で携われる環境」「ROIにこだわった実務派のカルチャー」「AIツール活用を前提とした先進的な職場環境」にあります。一方で、100名規模の非上場スタートアップとして、評価の透明性や組織体制の整備はまだ発展途上であることも事実です。

この会社を選ぶべき人は、「マーケティングの専門性を戦略から実行まで深めたい」「データを使って本当にクライアントが儲かる仕組みを作りたい」「変化を楽しみながら成長できるスタートアップ環境で力を試したい」という明確な目的意識を持っている人です。

データ×テクノロジー×クライアントワークを通じてデジタルマーケティングの本質的な価値創造に関わりたい人にとって、株式会社KIYONOは非常に魅力的な選択肢になるでしょう。


参照情報源