「面白法人」という肩書きを公式に名乗る企業が日本にどれだけあるだろうか。株式会社カヤックは、神奈川県鎌倉市に本社を構え、ゲーム・広告制作・地域創生と幅広い領域でクリエイティブを武器に成長してきた東証グロース上場企業だ。

同社の経営理念は「つくる人を増やす」。プロダクトをつくるだけでなく、つくることを楽しむ人間を社会に増やすことを目的に掲げる点が、一般的なIT企業との大きな差異だ。その哲学は採用・評価制度・オフィス環境のすべてに貫かれている。

転職市場においてカヤックは「クリエイターが本気で働ける環境」として認知されており、デザイナー・エンジニア・プランナーから高い人気を誇る。一方で、独自のカルチャーへの適合が求められるため、合う人・合わない人の差が明確に出やすい会社でもある。

本記事では、転職エージェントの視点からカヤックの事業・強み・年収・選考対策を徹底解説する。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社カヤック
英語名KAYAC Inc.
設立2005年1月21日
代表取締役柳澤大輔
本社神奈川県鎌倉市御成町11-8
上場区分東証グロース市場(証券コード:3904)
資本金非公開(上場企業として財務情報を開示)
従業員数単独222名・連結618名(2026年現在)
平均年齢37.0歳
平均年収約665万円
主な事業ゲームエンタメ・面白プロデュース・eスポーツ・地域事業
決算期12月末日

カヤックは「面白法人」という独自の肩書きを前面に出し、鎌倉という地方都市に本社を置きながら国内外で事業を展開してきた異色のIT企業だ。創業当初から「何をするか」よりも「誰とするか」を採用の軸に置いており、組織文化への適合を最重要視する。連結で600名超の規模になった現在も、その哲学は揺らいでいない。

売上高は直近において年間50億円超の水準に達しており、ゲームエンタメ事業が全体の約56%、eスポーツが約16%、面白プロデュース(広告・Web制作)が約11%を占める構成となっている。地域事業や不動産事業など多角的に展開しながらも、クリエイティブを軸にした一貫性は保たれている。

主な事業内容

カヤックは「つくる人を増やす」という経営理念のもと、デジタルコンテンツから地域コミュニティまで幅広い事業を展開している。単なるゲーム会社でも広告制作会社でもなく、複数のユニークな事業を束ねるクリエイティブ企業体というのが正確な理解だ。

各事業は独立した収益性を持ちながらも、カヤックという共通のブランドとカルチャーのもとでシナジーを生み出している。転職者から見ると、どのユニットに配属されるかによって仕事の内容と働き方が大きく変わるため、志望時に自分の希望領域を明確にしておくことが重要だ。

ゲームエンタメ事業

ハイパーカジュアルゲーム開発を中心に、スマートフォン向けゲームを国内外に展開している。「Park Master」などの作品は世界10カ国以上でランキング1位を獲得し、グローバルなリーチを持つ。ゲームの企画・開発から広告マネタイズまで一貫して社内で手がけており、少人数チームでプロダクトを世界に届けるスピード感が特徴だ。エンジニア・デザイナー・プランナーが密接に連携し、「つくることを楽しむ」文化が最も色濃く反映されている事業領域といえる。

面白プロデュース事業(広告・Web制作)

企業のブランディングやキャンペーン、Webサイト・アプリ開発を受託する事業だ。単なる制作会社ではなく、企画段階からクリエイターが介入し「面白さ」を軸にした提案を行う点が差別化要因となっている。大手ブランドや自治体との取引実績も多く、賞を受賞した施策も数多い。クライアントワークでありながら、カヤックらしい発想の自由度が確保されており、クリエイターにとって腕試しの場として機能している。

eスポーツ事業(GLOE)

eスポーツ領域への参入は業界内でも早期の取り組みとして注目された。自社ブランド「GLOE」のもとでeスポーツチームの運営や大会プロデュースを行っており、ゲームカルチャーを軸にした新たな収益軸の構築を進めている。ゲームへの深い知見と、マーケティング・イベントプロデュースを組み合わせた独自のポジションを持つ。eスポーツ産業の成長に伴い、重要度が増している事業だ。

ちいき資本主義事業(スマウト・まちのコイン)

カヤックが近年力を入れているのが地域創生事業だ。移住・定住マッチングサービス「スマウト」、地域コミュニティ通貨「まちのコイン」などのプロダクトを展開し、鎌倉を拠点とする会社として地域との共生を事業化している。社会課題解決とビジネスを両立させるアプローチは、従来のIT企業にはなかった視点であり、社会貢献に関心のある転職者に支持されている。

その他事業(ウェディング・不動産)

「プラコレ」(ウェディングプラットフォーム)や「鎌倉R不動産」(不動産仲介・情報メディア)など、生活に密着した領域にも展開している。これらの事業は、鎌倉というローカルな文脈を活かしたものが多く、カヤックならではの地域密着型ビジネスモデルの一翼を担っている。

株式会社カヤックの強み

強み1. 「面白さ」を産業化する独自のブランド力

カヤックの最大の資産は「面白法人」というブランドそのものだ。クリエイターが集まりやすく、ユニークな採用・評価制度が話題になることで、広告費をかけずともトップ層の人材に認知される。求人媒体への依存度が低く、優秀なクリエイターが「カヤックで働きたい」と自発的に訪れる採用エコシステムを持っている。転職者から見ると、自分の作品がカヤックブランドのもとで世に出ることへの誇りを持ちやすい環境だ。

強み2. 鎌倉本社という立地戦略

東京一極集中の IT 業界において、鎌倉という自然豊かな地に本社を置く選択は、ただの「おしゃれ」ではない。優秀なクリエイターが都市の喧騒を離れ、質の高い生活環境のなかで働けることを価値提案している。移住支援制度を持ち、エンジニアやデザイナーが家族ごと鎌倉に移住するケースも少なくない。地方移住を検討するITワーカーにとって、カヤックは数少ない「本気の選択肢」として機能している。

強み3. サイコロ給・連動給など独自の人事制度

カヤックは「サイコロ給」(毎月サイコロを振って1〜6%の給与変動が生じる)や連動給(会社業績と連動した給与変動)など、業界でも類を見ない給与制度を運用している。一見すると不安定に映るが、これは「偶発性」と「挑戦」を制度設計に組み込む哲学の産物だ。固定給一辺倒の報酬制度に閉塞感を感じているクリエイターにとって、新鮮な価値観として受け入れられている面がある。

強み4. 少人数・高裁量のプロジェクト体制

大手企業のように数百人規模のチームで動くのではなく、数人〜十数人の少人数チームで1つのプロダクトや案件を完結させることが多い。これにより、若いメンバーでも企画・設計・実装の全工程に関わる機会を得やすい。「大きな会社の歯車になりたくない」「自分の手でプロダクトを育てたい」という志向のエンジニア・デザイナーに特に支持される環境だ。

強み5. グローバルなゲーム開発実績

ハイパーカジュアルゲームの世界展開で、複数タイトルが海外でトップランキングを獲得している事実は、国内ゲーム会社の中でも際立つ実績だ。グローバルな市場を見据えたプロダクト開発に取り組めるため、海外を意識したキャリアを築きたいゲームエンジニア・デザイナーには魅力的な環境となっている。

強み6. 社会課題解決を事業化するチャレンジ姿勢

地域創生・移住支援・コミュニティ通貨など、従来のIT企業が手がけてこなかった社会課題領域に正面から取り組んでいる。パブリック(地域・行政)とプライベート(ビジネス)を横断するプロジェクトが多く、「利益だけでなく社会へのインパクトを考えながら働きたい」というクリエイターの受け皿になっている。

株式会社カヤックの年収事情

カヤックの平均年収は約665万円(開示データ)であり、東証グロース上場のIT企業の中では標準的な水準にある。ただし、独自の給与制度(サイコロ給・連動給)の存在により、個人の年収は月ごとに変動する可能性がある点に注意が必要だ。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
Webエンジニア(中堅)550〜700万円
Webエンジニア(シニア)700〜900万円
ゲームエンジニア(中堅)500〜680万円
UIデザイナー450〜650万円
グラフィックデザイナー420〜580万円
プランナー / ディレクター450〜650万円
プロダクトマネージャー600〜800万円
営業 / ビジネス職450〜650万円
地域事業担当400〜580万円

※上記はエージェント観点での推計値であり、個人のスキル・経験により変動する。

給与制度の特徴

カヤック最大の特徴が「サイコロ給」と「連動給」だ。サイコロ給は毎月の給与に1〜6%の変動を加える制度で、良い月もあれば少ない月もある。連動給は会社の業績に連動して個人の給与が変動する仕組みだ。基本給・裁量労働手当・サイコロ給・連動給を組み合わせた報酬体系は、他社には見られないものであり、制度への理解と共感が入社前に必要だ。

年収を見る際の注意点

  • 開示されている665万円はサイコロ給・連動給含む平均であり、年によって変動する
  • 職種・スキルレベルによって大きく差が出るため、求人票の個別条件を必ず確認すること
  • 連動給は業績次第でマイナスに転じる可能性もあるため、ベース部分の安定性に注目する
  • スタートアップ同様の裁量環境を持つが、東証グロース上場のため財務透明性は担保されている
  • 年収よりも「経験価値・成長実感」を重視する候補者に向いている環境

株式会社カヤックの働き方・福利厚生

カヤックの働き方は「クリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できること」を優先に設計されている。

勤務時間・休日

  • フレックスタイム制・裁量労働制(職種による)
  • 年間休日は業界標準水準
  • 有給取得推奨カルチャーがあり、消化率は比較的高い

リモートワーク

  • 鎌倉本社への出社を重視する傾向があるが、職種・プロジェクトによりリモート可
  • 鎌倉移住支援制度あり(一定条件下で引越し補助)

主な福利厚生・制度

  • 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 鎌倉移住支援制度
  • サイコロ給・連動給(ユニークな報酬制度)
  • 書籍購入補助(学習投資を推奨)
  • 社内勉強会・LT大会など学習機会の提供
  • eスポーツ施設など社内設備の充実
  • 産休・育休制度
  • 副業・社外活動の一定容認(条件あり)
  • ゲームプレイ体験の業務活用(ゲーム事業従事者)
  • カヤック独自のイベント・文化行事への参加機会

注意点

  • 鎌倉本社中心のカルチャーのため、東京在住者は通勤距離がネックになりうる
  • 裁量労働制適用職種では、業務量の自己管理が求められる
  • 独自の給与制度への心理的な適応が必要

株式会社カヤックの社風・カルチャー

一言で表すなら「本気で遊ぶ大人たちの工房」

カヤックの社風を一言で表すなら「本気で遊ぶ大人たちの工房」だろう。遊ぶこととつくることの境界を意図的に曖昧にすることで、クリエイティビティを最大化しようとする組織だ。社内では「何をつくったか」が最大の評価軸であり、役職や年次よりも作品・アウトプットで語られる文化が根強い。

一般的なIT企業で重視されるKPI管理・会議効率化・プロセス最適化は、カヤックでは必ずしも最優先事項ではない。時に非効率に見えるアプローチでも、「面白い」と思えば試みる文化があり、それが強みと弱みの両方を生んでいる。

評価される人物像

  • 「つくること」自体に喜びを感じるタイプ
  • 自分の意見を持ちながら他者の発想を尊重できる人
  • 失敗を恐れず、実験的に動ける人
  • カヤックのカルチャーに本気で共感できる人
  • アウトプット(作品・コード・企画)で語れる人

表面的なイメージと実態の差

「楽しそうな会社」というイメージが先行しやすいが、実態はクリエイターとして高いアウトプットを求められる環境だ。楽しさは「与えられるもの」ではなく「自分でつくり出すもの」という文化が強く、待ちの姿勢では馴染みにくい。また、鎌倉という立地は生活の質を高める反面、都市部の利便性に慣れた人には不便さを感じさせることもある。

株式会社カヤックの転職難易度

難易度:A級(高め)

カヤックへの転職は、スキルと文化適合の両面で高いハードルがある。東証グロース上場の知名度から応募は多いが、選考通過率は決して高くない。「つくる」への本気度を見極める選考であるため、一般的な転職面接対策だけでは突破が難しい。

特にクリエイティブ職(デザイナー・エンジニア・プランナー)は、ポートフォリオと過去の作品が選考の中核を成す。どんなに面接が上手くても、「つくってきたもの」がなければ通過は困難だ。

理由1. 独自カルチャーへの適合基準が厳しい

カヤックは採用時に「その人がカヤックで本当に輝けるか」を非常に慎重に見極める。スキルが十分でも、カルチャーフィットが低いと判断されれば不採用となる。「面白法人」の理念への共感度が、スキル評価と同じくらい重視される選考だ。

理由2. ポートフォリオ審査の比重が高い

クリエイティブ職においてはポートフォリオの質が選考突破の最大要因だ。過去に手がけた作品・プロダクト・コードがそのまま評価材料になる。在籍企業の守秘義務範囲内で開示できる実績をいかに整理して伝えるかが勝負の分かれ目となる。

理由3. 鎌倉勤務への意志確認

東京から鎌倉への通勤・移住に本気で取り組む意志があるかどうかが、面接を通じて確認される。「試しに応募してみた」という姿勢は早期に見破られる。鎌倉に住むか、通勤を覚悟しているかを具体的に説明できると、選考の温度が上がる。

株式会社カヤックに向いている人

1. 「つくること」が趣味であり仕事の人

副業や個人プロジェクトで何かをつくり続けており、業務外でも自発的に動き続けているタイプ。カヤックにはこういった人材が集まっており、その輪の中で切磋琢磨できる環境がある。

2. 鎌倉・湘南エリアに移住・居住意欲がある人

東京から離れ、自然豊かな環境で働くことをポジティブに捉えられる人。週末に海や山に行ける生活と、クリエイティブな仕事を両立したいという志向があると、鎌倉拠点のカヤックは理想的な職場になりうる。

3. 少人数チームでフルサイクル開発を経験したい人

企画から実装・運用まで一人でほぼ全工程に関われる環境を求めている人。大企業での分業に物足りなさを感じており、プロダクトの全体像に関わりたいエンジニアやデザイナーに向いている。

4. 独自制度・実験的な組織に興味がある人

サイコロ給・連動給など業界で前例の少ない人事制度を面白いと感じ、従来型の企業文化に疑問を持っているタイプ。制度そのものを楽しめる精神的な柔軟性が必要だ。

5. ゲーム・地域事業・クリエイティブ広告いずれかに強い情熱を持つ人

カヤックの主要事業領域のどれかに対して、業務以上の熱量を持っているとなお強い。ゲームが好き、地域創生に関心がある、クリエイティブな広告を世に出したいなど、具体的な動機を持つ人と相性がいい。

株式会社カヤックに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、率直に記載する。

  • タイプ1:安定した固定給・明確なキャリアラダーを求める人 — サイコロ給・連動給は変動型であり、安定志向の強い人には向かない。昇進ルートも大企業のように整備されているわけではない
  • タイプ2:東京都心勤務を絶対条件にしている人 — 鎌倉本社へのアクセスは東京都心からだと1時間以上かかる場合もあり、日常的な通勤には覚悟が必要
  • タイプ3:指示待ちで動くことを好む人 — 高裁量・少人数の環境では、自分でアジェンダを設定し動く主体性が求められる
  • タイプ4:「面白法人」というブランドに惹かれただけの人 — 表層的なイメージでの入社は早期離職につながりやすい。理念への深い共感が前提
  • タイプ5:BtoBの安定した大型プロジェクトを主軸にしたい人 — カヤックはクリエイティブ色が強く、ルーティン業務より実験・挑戦が多い

株式会社カヤックの選考対策

1. 「つくった作品」を徹底的に整理する

カヤックの選考で最初に問われるのは「何をつくってきたか」だ。ポートフォリオ・GitHub・個人サイト・SNSなど、自分のアウトプットが可視化できるものをすべて洗い出し、わかりやすく整理しておく。業務上の守秘義務がある場合は、概要説明や構造の説明に留める工夫をする。

2. カヤックの事業と経営理念を深く理解する

「つくる人を増やす」という理念が、各事業・制度・採用にどう結びついているかを自分の言葉で説明できるようにする。ゲーム・地域・広告の各事業を横断して理解し、自分がどの領域でどんな貢献ができるかを具体的に伝えられると説得力が増す。

3. 鎌倉移住・通勤への具体的な計画を持つ

「鎌倉勤務についてはどう考えていますか?」という問いは高確率で発生する。移住意欲がある場合は時期・エリアの見当をつけ、通勤継続の場合は実際に一度鎌倉に行ってルートと所要時間を確認しておく。具体性が信頼感につながる。

4. 独自制度(サイコロ給・連動給)への自分なりの解釈を用意する

「サイコロ給についてどう思いますか?」と聞かれることがある。制度を批判したり過度に賞賛したりするのではなく、「なぜこの制度が設計されたのか」を自分なりに解釈し、共感できる点を言語化しておく。偶発性を楽しめる精神性を示せると好印象だ。

5. 自分の「面白さの定義」を言語化する

カヤックの面接では「あなたにとって面白い仕事とは何ですか?」のような問いが投げかけられる可能性が高い。日頃から「何を面白いと感じるか」「面白いと感じた瞬間はどんな時か」を棚卸しし、具体的なエピソードとともに語れるよう準備する。

6. 志望職種のスキルを具体的に証明する素材を用意する

エンジニアならコード・ツール・テクニカルな取り組みの実績、デザイナーなら作品の制作背景・思想・解決した課題、プランナーなら企画の意図・ユーザーインサイトへのアプローチを整理する。「できます」ではなく「やってきました」の証拠を揃えることが最重要だ。

株式会社カヤックへの転職で評価されやすい経験

  • 個人プロジェクト・副業・OSS活動など自主的なプロダクト開発の実績
  • スマートフォン向けゲームの企画・開発・運用経験
  • WebGL / Unity / Cocos2dなどゲームエンジン・グラフィクス技術の習熟
  • フロントエンド〜バックエンド横断のフルスタックエンジニア経験
  • UI/UXデザインとビジュアルデザイン双方のスキル
  • ハイパーカジュアルゲームやカジュアルゲームのグローバル展開経験
  • ブランディング・コンセプト立案から制作まで一貫して担った実績
  • 地域コミュニティ・社会課題領域のプロジェクト経験
  • 少人数チームでのプロジェクト推進・スクラム運営経験
  • データ分析を活用したユーザー体験改善の実績
  • インタラクティブコンテンツ・Webアート・実験的プロジェクトの制作
  • 広告・マーケティング施策の企画から実施まで一貫した経験
  • 採用・採用ブランディングの経験(独自の採用制度設計を評価)
  • 鎌倉・湘南エリアでのコミュニティ活動・地域との接点

特に評価されやすいのは、業務外でもつくり続けてきた人材だ。 GitHubのコミット履歴、個人のゲームリリース実績、SNSで発信してきたクリエイティブ作品など、仕事とプライベートの境界なくアウトプットしてきた証拠が、カヤックの選考において最も強力な武器になる。

まとめ

株式会社カヤックは、「つくる人を増やす」という理念を本気で体現しようとしているクリエイター企業だ。ゲーム・広告・地域創生と多様な事業を持ちながら、一貫してクリエイティビティを軸に成長してきた東証グロース上場企業である。

平均年収は約665万円と業界標準的だが、サイコロ給・連動給という独自制度により報酬は変動する。鎌倉本社という立地は制約でもあり魅力でもあり、この点への納得感が入社後の満足度を大きく左右する。

転職難易度はA級(高め)であり、「つくってきた作品」と「カルチャーへの共感」なしに突破することは難しい。しかし裏を返せば、その2点が揃っている人材にとっては、非常に魅力的な職場となりうる。

クリエイターとして「本気で何かをつくりたい」「面白い環境で働きたい」という情熱を持つ人には、カヤックへの挑戦を強くお勧めしたい。