Web3・ブロックチェーン業界が急速に再評価される中、国内上場企業の中でいち早く「イーサリアムカンパニー」を標榜する会社がある。株式会社HODL1(証券コード:2345)だ。同社は「HODL(長期保有)」と「BUIDL(構築)」を経営の根幹に据え、ETHのトレジャリー運用と、ブロックチェーン技術を活用した事業開発の両輪を回している。
日本の上場企業でここまで明確にEthereumへのコミットを打ち出している会社は極めて少なく、Web3エンジニアやブロックチェーンコンサルタントにとって数少ない「上場企業でのWeb3キャリア」を積める場所として注目されている。一方で、小型株企業としての財務的課題も抱えており、転職を検討する際は正確な情報収集が不可欠だ。
転職エージェントの立場から言えば、HODL1は「ニッチだが本物のWeb3キャリア」を求めるエンジニア・コンサルタント向けの選択肢だ。ただし、業界の先駆者として走り続けるベンチャー気質の会社であり、安定を求める人には向かない。本稿では事業・強み・年収・選考対策まで、転職に必要な情報を網羅する。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社HODL1 |
| 設立 | 1997年6月(旧:株式会社クシム) |
| 代表取締役 | 田原弘貴(2025年4月就任) |
| 本社 | 東京都港区南青山2-12-1 |
| 資本金 | 約7.1億円(時期により変動あり) |
| 従業員数 | 約85名(連結) |
| 上場区分 | スタンダード市場(証券コード2345) |
| 売上高 | 約4,700万円(前年同期比234.3%増・直近期) |
| 平均年収 | 非公開(推計400〜550万円程度) |
| 平均年齢 | 非公開 |
| 勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | 暗号資産トレジャリー事業、ブロックチェーン関連事業、AIエージェント事業 |
株式会社HODL1は、もともと「株式会社クシム」としてシステムエンジニアリング事業を中心に展開していた企業が、2024〜2025年にかけてイーサリアム特化企業へと大胆な転換を図ったものだ。社名に冠した「HODL」はWeb3コミュニティで「長期保有」を意味するスラングであり、その言葉を社名に刻むことで、同社のイーサリアムへの本気度を内外に示している。
財務面では、直近期に売上高前年比234.3%増という高成長を記録する一方、営業損失2.02億円・経常損失1.84億円を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義が有価証券報告書に記載されている。2026年4月には中期経営計画「HODL & BUIDL 2028」を発表し、収益構造の改善と事業拡大を掲げている段階だ。
主な事業内容
HODL1は「HODL(保有)」と「BUIDL(構築)」の2軸で事業を展開している。転職者が最初に把握すべきは、「ただのWeb3会社」ではなく、ETHを自社資産として保有する「コーポレートトレジャリー」という独自モデルを持っている点だ。
トレジャリー事業(暗号資産保有・運用)
同社の中核をなすのが、ETH(イーサリアム)を自社資産として長期的に保有・運用するトレジャリー事業だ。企業がETHを「キャッシュ等価物」として保有するモデルは、米国ではMicroStrategyのビットコイン保有戦略が先行して知られているが、ETHに特化した上場企業という点でHODL1は独自のポジションを確立している。トレジャリー資産の価値増大が企業価値に直結する仕組みだ。
ブロックチェーン事業(Web3プロジェクト支援)
Ethereumをはじめとするブロックチェーン技術を活用したシステム開発・コンサルティングを提供する。具体的にはWeb3プロジェクトの設計・開発支援、スマートコントラクト実装、DAppsの開発などを手がける。旧クシム時代のシステムエンジニアリング事業のノウハウを活かしつつ、Web3領域に特化したサービスへと昇華させている。
AIエージェント事業
2026年5月に開始を発表した新規事業。AI技術とブロックチェーンを融合させた「AI経営管理エージェント」の開発・提供を目指している。LLMと自律型エージェント技術を企業の経営管理に応用するというコンセプトで、同社の技術的な幅を広げる試みだ。このセグメントはまだ黎明期にあるが、中期経営計画の重点投資領域として位置づけられている。
インキュベーション事業
Web3・ブロックチェーン領域の有望なスタートアップや技術プロジェクトの支援・育成を行う。ETHエコシステムの発展に資するプロジェクトへの出資・協業を通じて、業界内でのネットワークと影響力を築いている。
株式会社HODL1の強み
強み1. 国内上場企業として唯一に近い「ETH特化」ポジション
国内の上場企業でイーサリアムを経営の中心に据えている会社は、2026年時点でほぼHODL1だけと言っていい。この「孤高のポジション」は、Web3業界のクライアントや投資家から見たときの圧倒的な差別化要因だ。競合が少ないということは、業界内での認知と信頼を独占できるということでもある。転職者にとっては「Web3の上場企業」というプレミアムなキャリアラベルを得られる希少な機会でもある。
強み2. 「HODL & BUIDL」という一貫した経営哲学
ETHを「長期保有する」という意思決定を会社名レベルで明示していることは、戦略の一貫性という観点で非常に強い。短期的な市況に振り回されず、長期視点でイーサリアムエコシステムの成長に賭けるという姿勢は、Web3を信じる人材にとって共感しやすいカルチャーだ。経営の軸がブレないということは、一緒に働く上で安心感につながる。
強み3. 技術×ビジネスの両輪を持つ組織
旧クシムから引き継いだシステムエンジニアリングの実装力と、新生HODL1のWeb3・ブロックチェーン事業開発力が組み合わさっている。技術ができてビジネスセンスもある人材が、コンサルから開発まで横断的に関われる環境は、専門性の幅を広げたいエンジニアやコンサルタントにとってメリットが大きい。
強み4. AI×ブロックチェーンの先端領域への挑戦
2026年5月に開始したAIエージェント事業は、LLM・自律型エージェントとブロックチェーンを組み合わせた最先端の領域だ。日本国内でこの組み合わせに上場企業として正面から取り組んでいる会社はほとんどない。先端技術の最前線で仕事をしたいエンジニアにとって、非常に刺激的な環境と言える。
強み5. 少数精鋭によるフラットな意思決定
従業員数約85名という規模のため、一人ひとりの裁量が大きく、意思決定が速い。大企業では何層もの承認が必要な案件でも、HODL1では比較的スピーディーに動ける。自分のアイデアを形にしたい、手を動かしながら結果を出したいというタイプには向いている組織だ。
強み6. 東京・南青山という立地
本社が東京都港区南青山に位置しており、スタートアップ・テック企業が集積するエリアでのネットワーキングに有利だ。クライアントやパートナーへのアクセスも良く、Web3コミュニティのイベントや勉強会にも参加しやすい立地と言える。
株式会社HODL1の年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| ブロックチェーンエンジニア(初〜中堅) | 450〜700万円程度 |
| スマートコントラクト開発エンジニア | 550〜800万円程度 |
| Web3コンサルタント | 500〜750万円程度 |
| プロダクトマネージャー | 550〜780万円程度 |
| AIエンジニア | 550〜800万円程度 |
| マーケティング・IR担当 | 380〜550万円程度 |
※いずれも公開情報が限られるため、業界水準・規模感から推計。採用時の提示額は個人の経験・スキルにより大きく異なる。
給与制度の特徴
小型上場企業であるため、大手と比べると給与水準が高いとは言えないが、Web3専門スキルに対するプレミアムが付くケースはある。暗号資産の知識・スキルを持つ人材は国内でまだ希少であるため、スキルセットによっては交渉余地がある。ストックオプションや業績連動ボーナスなどのインセンティブ制度の有無は採用時に確認すべきポイントだ。
年収を見る際の注意点
- 公式の平均年収データは非公開のため、転職時の提示額は個別交渉が中心と考えられる
- 直近期は営業赤字が続いているため、賞与水準は業績に大きく左右される可能性がある
- 継続企業の前提に関する注記がある企業のため、雇用安定性のリスクも念頭に置く必要がある
- トレジャリー事業の収益はETH価格に連動するため、暗号資産市況により会社の財務状況が変動しやすい
- 中期計画達成に向けた成長フェーズにあるため、会社の成長と連動した評価制度が整備されつつある段階
株式会社HODL1の働き方・福利厚生
勤務時間・休日
小型のテック企業として、フレックスタイム制やリモートワークを組み合わせた柔軟な働き方が期待できる。具体的な制度の詳細は採用情報で確認が必要だが、Web3・テック業界標準の働き方スタイルに沿った設計が取られていると考えられる。
リモートワーク
IT・テック系の業務が中心であり、ブロックチェーン関連の業務はリモートでの実施に適している部分が多い。一方でチームでの協議やクライアント対応が必要な場面では出社が求められることもある。具体的なリモート比率は採用時に確認することを推奨する。
福利厚生(一般的なスタートアップ水準として)
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 交通費支給
- 副業・兼業の可否(Web3業界では副業を容認する傾向があるが要確認)
- 書籍購入・勉強会参加補助(エンジニア向け)
- 裁量労働制の活用
- フレックスタイム制
- 有給休暇(法定取得)
- 育児・介護休暇(法定対応)
- 上場企業ならではのコンプライアンス研修
- ウェルネス・メンタルヘルスサポート(規模に応じた対応)
- 社内勉強会・技術共有制度
注意点
少数精鋭企業であるため、大手企業のような充実した福利厚生(保養所・社員食堂等)は期待しにくい。ただし、テック系スタートアップ文化として、学習機会や裁量の大きさで補う側面がある。
株式会社HODL1の社風・カルチャー
一言で表すなら「チェーンを信じる先駆者集団」
HODL1の社風を一言で表すなら「信念を持ってWeb3の未来を先取りする少数精鋭集団」だ。会社名にHODL(保有し続けること)を冠するほどEthereumへのコミットが強く、短期的な業績よりも長期的なエコシステムの成長に賭けるという価値観が組織全体に浸透している。暗号資産・ブロックチェーンの「波」が来る前から準備してきたという自負があり、業界の啓蒙役を担おうとする意識も強い。
評価される人物像
HODL1で評価されやすいのは、Web3・ブロックチェーンへの強い関心と技術的な素養を持つ人材だ。テクノロジーのトレンドを自分でキャッチアップし、議論に貢献できる主体性が求められる。また、少人数組織ゆえに「これは自分の仕事ではない」という線引きをせず、何でもやってみるという姿勢が重視される。大企業のような明確な役割分担よりも、課題に対してオーナーシップを持って動ける人が活躍できる。
表面的なイメージと実態の差
「ブロックチェーン企業=華やかなWeb3スタートアップ」というイメージを持つと齟齬が生じやすい。HODL1は上場企業として財務規律と透明性を求められており、IRやコンプライアンス対応など地道な業務も少なくない。また、現時点では財務的な課題を抱える成長途上企業であり、「安定した大手IT企業」とはまったく異なる環境だ。変化と不確実性を楽しめる人が向いている。
株式会社HODL1の転職難易度
難易度:3級(専門知識・熱量が鍵)
HODL1への転職難易度は知名度の低さとは裏腹に、専門領域に絞れば中程度〜やや難しい水準と考えられる。Web3・ブロックチェーンの実務経験や強い関心があれば候補者プールは限られているため、適切なスキルセットを持つ人には門戸が開かれやすい一方、「何となく面白そう」という程度の動機では評価されにくい。
財務状況に課題がある成長途上企業のため、求職者側も「この会社に転職して何を成し遂げたいか」を明確に語れることが重要だ。
理由1. Web3専門スキルの保有者は国内で希少
日本国内でEthereumやスマートコントラクトの実務経験を持つエンジニア・コンサルタントはまだ少ない。この領域のスキルを持っていれば、競合は限られる。ただし「興味がある」だけでなく、実際のプロジェクト経験やポートフォリオが問われる。
理由2. カルチャーフィットへの厳しいスクリーニング
小人数企業のため、一人の採用ミスが組織に与えるダメージが大きい。技術力だけでなく、「なぜHODL1なのか」という動機の純粋さと、変化・不確実性への耐性が厳しく見られる。
理由3. 財務リスクを理解した上での意思決定が必要
継続企業の前提に関する注記がある会社への転職は、求職者自身が財務状況を正しく理解した上で判断する必要がある。面接でも「このリスクを承知で入社するのか」という部分が暗黙に確認される。
株式会社HODL1の主な募集職種
HODL1では、ブロックチェーン・AI・Web3領域の専門人材を中心に採用活動を行っている。
- バックエンドエンジニア(Solidity・スマートコントラクト開発)
- フロントエンドエンジニア(Web3 dApps開発)
- ブロックチェーンコンサルタント(Web3戦略・DX支援)
- プロダクトマネージャー(PM)(Web3プロダクト企画・開発管理)
- AIエンジニア(LLM・エージェント開発)
- データエンジニア(オンチェーンデータ解析)
- IR担当(上場企業IRコミュニケーション)
- マーケティング戦略(Web3コミュニティ・広報)
- 経営企画(中期計画推進・事業管理)
- Web3リサーチャー(エコシステム動向調査・レポート)
株式会社HODL1に向いている人
タイプ1. Web3・Ethereumへの強い信念を持つ人
「ブロックチェーンは一過性ではなく、社会インフラになる」という信念を持ち、その最前線に立ちたい人には最高の環境だ。ETH価格が下落しても揺らがない信念が問われる。
タイプ2. スタートアップ気質で裁量を求める人
少人数組織で「自分が会社を作っている」という感覚を楽しめる人に向いている。役割の境界が曖昧な分、やりたいことを提案し実行できる環境でもある。
タイプ3. 技術とビジネスの両方に興味がある人
エンジニアとして技術を実装するだけでなく、事業としての成立を考えながら動けるT字型人材に向いている。Web3コンサルとエンジニアの中間的な役割を楽しめる人だ。
タイプ4. キャリアの差別化を図りたい人
「上場Web3企業でのキャリア」という希少なラベルを積極的に活用し、将来的にWeb3業界でのスペシャリストとして独立・起業・上位転職を目指す人に向いている。
タイプ5. 変化と不確実性を楽しめる人
成長途上かつ財務課題のある企業であり、常に変化が起こる環境だ。「安定より挑戦」「不確実性をエネルギーに変えられる」という人が向いている。
株式会社HODL1に向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために、以下のようなタイプの方には向かない可能性があることを率直にお伝えする。
- タイプ:安定・大手志向の人 / 財務課題のある成長途上企業であり、雇用安定性は大手には及ばない
- タイプ:明確な役割分担・職務定義を求める人 / 少人数のため役割が流動的で、専門職として特定業務だけに集中したい人には窮屈に感じる場面もある
- タイプ:Web3への関心が薄い人 / 会社の事業の根幹がEthereumへの信念に基づいており、ここに共感できない人はモチベーションを維持しにくい
- タイプ:充実した福利厚生を重視する人 / スタートアップ規模のため、大手企業のような福利厚生は期待しにくい
- タイプ:短期での高年収を求める人 / 現時点では赤字経営が続いており、安定した高水準の報酬体制が整うには時間がかかる可能性がある
株式会社HODL1の選考対策
1. Web3・Ethereumの基礎知識を徹底する
HODL1の選考では、Web3・Ethereumへの理解度が鍵を握る。スマートコントラクト・DeFi・Layer2・EthereumのPoS移行など、基礎的な技術知識は最低限押さえておくべきだ。面接で「ETHについてどう思うか」という問いかけが来ることは十分想定される。自分なりの見解を持つことが重要だ。
2. 「なぜHODL1か」という動機を磨く
選考で最も重視されるのは「なぜHODL1でなければならないのか」という問いへの答えだ。「Web3に興味があった」という程度では弱く、「Ethereumのエコシステムのどの部分に貢献したいか」「HODL1の中期計画のどこに共感するか」という具体性が求められる。IRドキュメントや中期経営計画「HODL & BUIDL 2028」を読み込んでおくことが必須だ。
3. 財務状況への理解を示す
有価証券報告書の継続企業の前提に関する注記は、面接で話題になる可能性がある。これを「リスクとして理解した上でも入社したい」という前向きな姿勢で語れると、会社への本気度が伝わる。投資家向けの決算資料や中期計画を読んで、会社の方向性を自分の言葉で語れるように準備しよう。
4. 過去のWeb3・ブロックチェーン関連経験をポートフォリオ化する
エンジニア職の場合、GitHubのリポジトリやDApps開発の実績を整理しておくことが重要だ。Solidityのコードや、テストネットでのデプロイ実績なども有効なアピール材料になる。コンサルタント職では過去のWeb3関連プロジェクトの概要を整理しておくと良い。
5. 変化への適応力を具体的エピソードで示す
少人数・成長途上企業らしく、「曖昧な状況でも前進できる」能力が問われる。過去に不確実な状況でも自ら課題を定義し、行動して成果を出した経験を具体的なエピソードで準備しておくと効果的だ。
6. AIとブロックチェーンの融合に関する自分の見解を持つ
同社が2026年5月に開始したAIエージェント事業は、今後の成長ドライバーの一つだ。AIとブロックチェーンの融合についての自分の見解や関心を語れると、新事業への貢献意欲として評価される。LLMエージェント技術の基礎知識があれば加点要素になる。
株式会社HODL1への転職で評価されやすい経験
- Ethereumのスマートコントラクト開発経験(Solidity)
- DApps・Web3アプリケーションの設計・開発経験
- DeFiプロトコルの理解と活用経験
- ブロックチェーンコンサルティング・Web3戦略立案経験
- NFT・トークンエコノミクスの設計・実装経験
- Layer2ソリューション(Optimism・Arbitrum等)の開発・活用経験
- LLM・AIエージェント開発経験
- 暗号資産トレジャリー管理・運用の知識
- Web3コミュニティでの活動実績(EthGlobal・HackathonなどのWeb3ハッカソン参加等)
- IR・開示資料作成の経験(上場企業IR)
- スタートアップ・ベンチャーでの事業企画・推進経験
- Go-to-Marketの設計・実行経験(Web3プロダクトのローンチ支援等)
- オンチェーンデータの分析・可視化スキル
- コーポレートファイナンスの基礎知識(バランスシート・P&L管理)
- 英語でのWeb3コミュニティ参加・ドキュメント読解力
特に評価されやすいのは、「Ethereumエコシステムへの強い信念と、スマートコントラクト開発や Web3コンサルの実務経験を両立している人材」だ。スキルと熱量の両方を示せると、採用決定のスピードが大きく変わる。
まとめ
株式会社HODL1は、日本の上場企業の中でほぼ唯一「イーサリアム特化」というポジションを確立した、ニッチかつ先進的な企業だ。暗号資産トレジャリー事業を軸に、Web3プロジェクト支援、AIエージェント事業と、ブロックチェーン×AI領域の先端で事業を展開している。
転職先として考えた際、最大の魅力は「Web3×上場企業」という希少なキャリアを積める点にある。この領域の専門性をキャリアの軸にしたいエンジニアやコンサルタントにとっては、名刺効果だけでなく実務的な深化ができる環境だ。一方で、継続企業の前提に関する注記が存在する財務状況、赤字経営の継続、少人数組織の流動性など、リスク面も正直に受け止める必要がある。
Web3の未来を信じ、不確実性の中でも自分の信念を持って仕事ができる人にとって、HODL1は極めてユニークな選択肢だ。まずは公式サイトとIR情報を読み込み、中期経営計画「HODL & BUIDL 2028」への共感を確かめることから検討を始めてほしい。
キャリアの選択は、会社の今だけでなく「どの未来に賭けるか」という問いでもある。Ethereumエコシステムの成長に自分のキャリアを重ねてみたいという方には、HODL1への挑戦を強くお勧めしたい。
