Hakuhodo DY ONEは、2024年4月に博報堂DYグループの2社——旧DAC(デジタルアドバタイジングコンソーシアム)と旧アイレップ——が統合して誕生したデジタルマーケティングの中核企業です。従業員3,290名という国内でも屈指の規模を誇るデジタル専門会社であり、博報堂グループが持つ「生活者発想」の哲学とデジタル専門会社が培った運用ノウハウを組み合わせた唯一の存在と言えます。
デジタル広告運用・SEO・CRM・データ分析・DXコンサルティングという多様なサービスを、一つの会社の中で一気通貫に提供できることが最大の競争優位です。クライアント企業にとっては複数エージェンシーに分散していた窓口を集約できる価値があり、Hakuhodo DY ONE側にとっても一社あたりの取引深度が高まるという好循環があります。年収水準は職種により500〜1,000万円と幅広く、転職難易度は「中〜高め」で実務経験の証明が鍵を握ります。
本記事では、事業内容・強み・年収・働き方・転職難易度・選考対策まで、転職エージェントの視点から徹底解説します。Hakuhodo DY ONEへの転職を検討されている方はぜひ最後までお読みください。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Hakuhodo DY ONE |
| 英語名 | Hakuhodo DY ONE Inc. |
| 設立 | 2024年4月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 野田康平 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー |
| 資本金 | 非公開 |
| 従業員数 | 約3,290名 |
| 上場区分 | 非上場(博報堂DYホールディングス傘下) |
| 売上高 | 非公開(博報堂DYホールディングスの連結売上として計上) |
| 平均年収 | 約500〜1,000万円(職種・グレード別) |
| 平均年齢 | 約35〜38歳前後(推計) |
| 平均勤続年数 | 統合後間もないため集計中 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング支援・デジタル広告・DX・データ・CRM・SEO・コンテンツ制作 |
Hakuhodo DY ONEは博報堂DYホールディングスの完全子会社として、2024年4月に新設されました。旧DACが持っていたデジタル広告トレーディング・プログラマティック広告の運用ノウハウと、旧アイレップが蓄積してきたSEM(検索エンジンマーケティング)・SEO・CRM・デジタルクリエイティブの知見が一体化した組織です。
博報堂グループ内では「デジタルマーケティングの実働部隊」という位置づけであり、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズが受注したクライアントのデジタル施策を実行する役割を担います。同時に、デジタル専門会社として直接クライアントから受注するケースも増えており、グループ内連携と独自営業の両輪で成長を目指しています。
主な事業内容
Hakuhodo DY ONEの事業は、デジタルマーケティングの「戦略立案から実行・計測」まで一貫して手がける設計になっています。広告代理店機能にとどまらず、データ分析・CRM・DXコンサルティングまで踏み込むことができる点が、競合のデジタル専門会社との差別化要因です。
統合前の旧DAC・旧アイレップが各領域で培ったサービスラインを統合・整理することで、クライアントはHakuhodo DY ONE一社に相談することで包括的なデジタルマーケティング支援を受けられる体制が整っています。
デジタル広告運用
プログラマティック広告・SNS広告・ディスプレイ広告・動画広告など、デジタルチャネル全般の広告運用が中核サービスです。旧DACが持っていた各媒体との深いコネクションとトレーディングデスクの機能を受け継ぎ、大規模予算の効率的な運用を実現しています。運用コンサルタント・デジタルプランナーの採用ニーズが最も多い領域です。
SEO・SEM・コンテンツマーケティング
旧アイレップが国内トップレベルの実績を持つSEO・SEM領域です。検索マーケティングからオウンドメディアのコンテンツ戦略まで一貫した支援を行い、クライアントのオーガニック流入拡大を目指します。SEOスペシャリスト・コンテンツプランナーの専門職採用が行われています。
データ・テクノロジー・DXコンサルティング
データ基盤構築・CDPの導入・マーケティングオートメーション・広告効果測定(アトリビューション)など、テクノロジー領域の支援が急成長しています。クライアントのDX推進を担うコンサルタント・エンジニア・データアナリストの需要が高く、採用ニーズも旺盛です。
CRM・カスタマーエクスペリエンス
既存顧客のリテンション・ロイヤルティ向上を目的としたCRM施策(メール・LINE・プッシュ通知等)を担います。顧客データを活用したセグメンテーション・パーソナライゼーションの実行支援が強みであり、CRMプランナー・MAエンジニアの採用ニーズがあります。
クリエイティブ・コンテンツ制作
デジタル広告クリエイティブ(バナー・動画・LPなど)の制作から、SNSコンテンツ・インフルエンサーマーケティングの企画・実行まで手がけます。デジタルクリエイティブの内製化ニーズに対応した機能であり、コピーライター・デザイナー・動画ディレクターの専門職が活躍しています。
Hakuhodo DY ONEの強み
強み1. 博報堂グループの生活者発想×デジタル専門知識の融合
Hakuhodo DY ONEの最大の差別化点は、博報堂グループが長年培ってきた「生活者発想(Consumer Insight)」というマーケティング哲学と、デジタル専門会社としての技術・データ運用能力を組み合わせた点です。純粋なデジタルエージェンシーは技術力があってもブランド戦略が弱く、総合広告代理店はブランド力はあってもデジタル実装が弱いという課題が業界全体にありました。Hakuhodo DY ONEはこの両方の強みを持つ数少ない存在であり、転職者にとっては高度なブランドマーケティングとデジタル技術の両方を学べる環境です。
強み2. 3,290名という圧倒的な専門人材の集積
デジタルマーケティング領域における3,000名超の専門家集団は、国内でも希少な規模です。SEO・SEM・データ分析・CRM・プログラマティック広告・DXコンサルといった各専門領域のプロフェッショナルが一つの組織に集まっており、社内でのクロスラーニング・知識共有が活発です。転職者にとっては、同僚から多様な専門知識を吸収できる「学びの密度が高い環境」という点が魅力です。
強み3. 博報堂グループ全体のクライアントベース
博報堂・博報堂DYメディアパートナーズが長年関係を築いてきた大手クライアント(大手消費財・自動車・金融・流通等)のデジタルマーケティング案件に携わる機会があります。スタートアップ発のデジタルエージェンシーとは異なり、大企業・有名ブランドのマーケティングプロジェクトを担える点が、キャリアの箔付けという意味で大きなメリットになります。
強み4. 一気通貫サービスによるクライアントへの深い関与
デジタル広告・SEO・CRM・データ・DXを一社で担えることで、クライアントとの関係が浅い「広告枠の売り手」にとどまらず、マーケティング戦略パートナーとして長期的・深い関与ができます。この「幅の広さ」は、社員にとってもキャリアの幅を広げるチャンスになります。入社後に「広告運用→データ分析→CRM→DXコンサル」というように領域を横断して経験を積むことが現実的に可能です。
強み5. グループ内外のパートナーシップとメディアアクセス
博報堂DYグループは各種メディア(テレビ・新聞・デジタル媒体)との強固なコネクションを持ちます。Hakuhodo DY ONEはこのグループネットワークを活かし、メディアプランニングとデジタル施策の統合提案が可能です。また、主要プラットフォーム(Google・Meta・Amazon・LINE等)とのパートナー関係も持ち、最新機能・ベータ版サービスへの早期アクセスが可能です。
Hakuhodo DY ONEの年収事情
Hakuhodo DY ONEの年収は、博報堂DYグループの給与体系をベースに、デジタル専門職としての市場競争力を意識した設計となっています。旧DAC・旧アイレップ時代の水準を引き継いだ部分もありつつ、統合に伴いグレード体系の整備が進んでいます。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| マーケティングコンサルタント | 500〜1,000万円 |
| デジタルプランナー / 運用コンサルタント | 450〜750万円 |
| SEO・SEMスペシャリスト | 450〜700万円 |
| データアナリスト / データサイエンティスト | 500〜850万円 |
| CRMプランナー / MAスペシャリスト | 450〜750万円 |
| DXコンサルタント | 600〜1,000万円 |
| デジタルクリエイター(コピー・デザイン) | 400〜650万円 |
| エンジニア(マーケテック・広告技術) | 500〜850万円 |
| 営業 / アカウントエグゼクティブ | 450〜750万円 |
給与制度の特徴
給与はグレード制を採用しており、中途入社時のグレード格付けは「前職でのポジション・実績・専門スキル」をもとに決定されます。成果主義の要素が強まっており、半期・年次の評価に基づく昇給・昇格が制度として整備されています。グループ会社との横連携が増える中で、マネジャー以上の職位では賞与の変動幅が大きくなる傾向があります。
デジタルマーケティング市場の人材競争激化を背景に、データ・テクノロジー系の専門職については採用時の年収設定が市場水準に合わせて柔軟に対応されるケースもあります。経験と実績が豊富な候補者は、前職よりも高い水準での入社が実現することもあります。
年収を見る際の注意点
- 2024年の統合直後のため、旧DAC・旧アイレップ時代の年収情報と混在して流通している点に注意
- 職種・グレードによって年収水準の幅が大きいため、「平均年収」の数値だけで判断しないこと
- 広告業界特有の業績連動賞与があるため、クライアント獲得・予算規模によって賞与に差が生じる
- マネジャー以上になると裁量労働制が適用されるケースがあり、残業代の計算方法が変わる点を確認すること
- 福利厚生・社会保険込みのトータル報酬でのXX社比較が重要
Hakuhodo DY ONEの働き方・福利厚生
勤務時間・休日制度
所定労働時間はフレックスタイム制(コアタイムあり)を基本としており、業務の性質上、クライアント対応がある日は出社・対面が求められる場面もあります。年間休日は125日程度、有給休暇は20日付与されます。マネジャー以上は裁量労働制が適用されるケースがあります。デジタル広告運用職は媒体配信のモニタリングが必要なため、繁忙期(キャンペーン期)には業務負荷が上がる傾向があります。
働く場所・リモートワーク
本社は東京港区(赤坂)に置き、大阪・名古屋などにも拠点を持ちます。2020年以降のリモートワーク導入が定着しており、多くの職種でハイブリッド勤務(週2〜3日出社、残りはリモート)が一般的になっています。クライアント先への訪問や社内ミーティングがある場合は出社が必要ですが、基本的な作業はリモートで完結できる環境が整っています。
主な福利厚生
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 退職金・確定拠出年金制度
- フレックスタイム制
- 在宅勤務手当
- 慶弔見舞金制度
- 育児休業・介護休業制度
- 育児短時間勤務制度・ベビーシッター補助
- 健康診断・ストレスチェック
- 社員持株会(博報堂DYホールディングス株)
- 資格取得支援(Google認定資格・Meta Blueprint等)
- 研修制度(デジタルマーケティング専門研修・マネジメント研修)
- 提携施設割引(スポーツクラブ・リゾート施設)
- 副業・兼業制度(一部条件あり)
働き方を見る際の注意点
デジタル広告業界は媒体アルゴリズムの変化・クライアントの急な要望・キャンペーン配信スケジュールなどにより、繁忙期と閑散期の差が大きい傾向があります。「定時退社・残業ゼロ」を最優先にする場合は、担当するクライアントの性質(大型キャンペーン有無等)についての具体的な確認が必要です。また、統合後の組織再編がまだ進行中の部分もあるため、入社後の業務範囲・チーム体制は面接時点での最新情報を確認することをお勧めします。
Hakuhodo DY ONEの社風・カルチャー
一言で表すなら「プロフェッショナル集団の自由な協働」
Hakuhodo DY ONEの社風を一言で表すなら「プロフェッショナル集団の自由な協働」です。SEO・広告運用・データ分析・CRMという各領域の専門家がそれぞれのドメイン知識を持ち寄り、クライアントへの価値創出を目指す文化があります。博報堂グループ出身者と旧デジタル専門会社出身者が混在しており、大手広告代理店的な「クライアントファースト」の姿勢とデジタル専門会社的な「データ・成果重視」の文化が融合しつつある段階にあります。
評価される人物像
Hakuhodo DY ONEで高く評価されるのは「専門性×コミュニケーション力×成果志向」を兼ね備えた人材です。特定のデジタルマーケティング領域でプロフェッショナルとしての実績を持ちながら、クライアントや社内チームとの連携を円滑に進められるコミュニケーション力が求められます。また「この施策でどんな成果が出たか」を数値で語れる成果志向が、評価・昇格において重要な軸となっています。
表面的なイメージと実態の差
「博報堂グループ」というブランドから、裁量が少ない・保守的というイメージを持つ方もいますが、デジタル部門は比較的フラットな組織運営がなされており、若手でもクライアント提案や新サービス企画に参画できる環境です。一方で、2024年の統合直後であるため、旧DAC・旧アイレップ由来の文化の統合がまだ途上にある部分もあります。入社タイミングによっては、組織変更・業務再編の影響を受けるリスクもある点は念頭に置いておきましょう。
Hakuhodo DY ONEの転職難易度
難易度:B〜A級(中〜高め)
全体的な転職難易度は「B〜A級(中〜高め)」と評価されます。デジタルマーケティング実務経験のある候補者には相応のチャンスがありますが、博報堂グループの採用基準と「3,290名規模の組織のプロフェッショナルとして活躍できるか」という評価軸が加わるため、単純なスキルマッチだけでは不十分です。
理由1. デジタルマーケティング実務経験が必須
書類選考の段階で「具体的な数値実績(CTR改善・ROI向上・自然検索流入数増加等)を持っているか」が重要な基準になります。資格保有や学習経験は評価されますが、実務での成果証明が伴っていないと書類通過は難しいです。
理由2. 博報堂グループとしてのクライアント対応力
博報堂グループのクライアントは大手企業・有名ブランドが中心です。その商談・提案・関係管理において、単なる「作業者」ではなく「戦略的なアドバイザー」として振る舞える能力が求められます。過去のクライアントとのやりとり・提案経験を面接で具体的に語れることが重要です。
理由3. 組織統合期の適応力
2024年設立という新しい組織であるため、業務フロー・文化・チーム体制がまだ整備途上の部分があります。このような「変化の中で自律的に動ける」適応力と主体性が評価される一方で、整った環境を好む候補者にはハードルになります。変化をポジティブに捉え、自ら構造化・推進できる人材が評価されます。
Hakuhodo DY ONEに向いている人
1. デジタルマーケティングのプロとしてキャリアを深めたい人
SEO・広告運用・データ分析・CRMなど特定領域で専門性を持ち、大手クライアントの案件でそれをさらに磨きたい人にとって理想的な環境です。規模の大きい案件での実績は市場価値を大きく高めます。
2. 広告×デジタル×データの融合キャリアを築きたい人
総合広告代理店とデジタルエージェンシーの両方の知見を一つの会社で得たい人に最適です。広告戦略・デジタル実行・データ分析を横断できるジェネラリスト的な専門家を目指す方にとって、キャリア形成のステージとして非常に価値が高いです。
3. 大手・有名ブランドのマーケティング案件に携わりたい人
博報堂グループのクライアントベースを活かし、国内外の有名ブランドのデジタルマーケティングに関わりたい人にとって大きなメリットがあります。ポートフォリオの充実という観点でも価値ある経験が積めます。
4. 組織の立ち上げ・進化に関わりたい人
2024年設立の新組織として、サービス設計・プロセス整備・文化醸成に主体的に関与したい人にとって、会社の成長ともにキャリアを積める環境です。新しいことを構築する喜びを感じられる方には向いています。
5. 博報堂グループ内でのキャリアパスを描きたい人
グループ内では博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ・その他グループ会社との連携・異動の機会もあります。博報堂グループ全体でのキャリアを長期的に描きたい方には有力な入口です。
Hakuhodo DY ONEに向いていない人
ミスマッチ防止のため、合いにくい人物像も正直にお伝えします。
- タイプ:デジタルマーケティングの経験がない人 — 未経験でのチャレンジは難しく、実務経験と実績が必須の採用基準を満たすことが前提条件です。
- タイプ:安定した組織・確立したプロセスを好む人 — 2024年設立・統合後の整備途上の組織のため、「しっかり整った環境で働きたい」という人にはストレスになる場面が多い可能性があります。
- タイプ:クライアントワーク(受託業務)を避けたい人 — 事業会社(事業会社内マーケターとして独自の意思決定をしたい)を志向する人には、エージェンシーとしてクライアントへの提案・実行を中心とする業務スタイルは合わないことがあります。
- タイプ:完全リモート・最小限の出社を前提とする人 — クライアント対応・社内ミーティング・チームコラボレーションのための出社機会があり、ゼロ出社での就業は難しい環境です。
- タイプ:特定の狭い専門領域だけに集中したい人 — 幅広い領域を連携させながら支援するため、ある程度の横断的な業務関与が求められます。
Hakuhodo DY ONEの選考対策
1. 数値実績を中心とした職務経歴書の構成
書類選考では「具体的な成果数値」が評価の核心です。「CPA30%改善」「SEO経由流入2倍増」「LTV向上によるCRM施策ROI150%」など、担当した施策と成果を数値で明記してください。媒体・ツール・規模感(予算・案件規模)も記載することで、担当できる仕事のスコープが明確に伝わります。
2. 担当業務の「思考プロセス」を面接で語る準備
Hakuhodo DY ONEの面接では「なぜその施策を選んだのか」「問題をどう分析・定義したか」というプロセスの説明が重視されます。結果だけでなく、仮説設定→分析→施策立案→実行→検証というPDCAサイクルの思考を具体的に語れるよう準備してください。
3. 博報堂グループ・クライアントへの解像度を高める
博報堂グループの「生活者発想」「Human Centered」といったマーケティング哲学を事前に理解した上で、「Hakuhodo DY ONEでどんな貢献ができるか」を自分の言葉で語れるよう準備してください。大手クライアントを相手にした提案・コンサルティング志向が伝わると好評価を得やすいです。
4. デジタル専門領域の最新動向への言及
選考中に「最近気になっているデジタルマーケティングのトレンドは?」「AIをどう活用していますか?」といった質問が来ることがあります。生成AI活用・プライバシーファースト広告の動向・コネクテッドTV・リテールメディアなど、最新トピックへの見解を準備しておくことが有効です。
5. 組織統合期への適応を示すエピソード
「変化の中で自律的に成果を出した経験」を示すエピソードを用意してください。組織変更・新プロジェクト立ち上げ・体制整備への参画といった経験があれば積極的に語ってください。統合後の組織文化醸成にも関与する意欲を示すことがプラス評価につながります。
6. ポートフォリオや事例の準備
可能な範囲でクライアント案件・担当施策の事例(守秘義務の範囲内)をポートフォリオとして整理しておくと、説明の具体性が増します。数値・ビジュアルで実績をわかりやすく見せる準備が書類・面接双方で有効です。
Hakuhodo DY ONEへの転職で評価されやすい経験
- デジタル広告(Google・Meta・LINE・Amazon等)の運用実績(数千万〜億単位の予算管理)
- SEO・SEMの戦略立案・実行・効果測定の一連の実務経験
- CRM・MAツール(Salesforce・HubSpot・Brazeなど)の活用・設計経験
- データ分析(SQLやPythonを使った分析・ダッシュボード構築)
- アトリビューション分析・広告効果測定の設計経験
- DXコンサルティング・プロジェクトマネジメントの実務
- 事業会社でのデジタルマーケティング責任者またはリーダー経験
- エージェンシー・コンサルファームでの複数クライアント同時対応の実績
- クリエイティブディレクション・デジタルクリエイティブ制作の経験
- Google・Meta・Amazon等のプラットフォームパートナー認定資格
- オウンドメディア・コンテンツマーケティングの戦略・実行実績
- コマース系広告(リテールメディア・ダイナミック広告)の運用実績
- 広告テクノロジー(DSP・SSP・CDP・DMP)の活用・設計経験
- プロジェクト進行管理・チームリーダーの経験(3名以上のチームマネジメント)
特に評価されやすいのは「大規模予算のデジタル広告運用実績×データ分析能力×クライアントコンサルティング経験」を組み合わせて持つ候補者です。 単一領域のスペシャリストよりも、複数のデジタルマーケティング領域を横断して価値を提供できる人材が、Hakuhodo DY ONEの統合価値を体現する存在として高く評価されます。
まとめ
Hakuhodo DY ONEは、博報堂グループの「生活者発想」というマーケティング哲学と、旧DAC・旧アイレップが積み上げたデジタル専門知識を統合した、国内最大規模のデジタルマーケティング専門会社です。3,290名という規模感と、大手クライアントへの一気通貫支援という強みは、デジタルマーケティングのキャリアを次のステージへ引き上げたい方にとって大きな魅力になります。
年収500〜1,000万円という幅広いレンジは、職種・グレード・実績によって大きく変わります。転職難易度は「中〜高め」ですが、デジタルマーケティングの実務経験と数値で証明できる実績を持っていれば、十分に勝算があります。2024年統合という新体制の中で、会社の成長と共にキャリアを築きたい方には特に好機のタイミングです。
選考対策のポイントは「数値実績の具体的な証明」「博報堂グループ・クライアントへの理解」「変化への適応力の提示」の3点です。これらを軸に準備を進めることで、デジタルマーケティングの最前線で活躍するキャリアの扉が開かれます。ぜひ転職エージェントも活用しながら、適切なタイミングと準備でチャレンジしてみてください。
