フルキャストホールディングスは「短期人材派遣」でよく知られる株式会社フルキャストをグループ内に持つ、純粋持株会社型の人材サービスグループです。東証プライム市場に上場し、全国305拠点・グループ総従業員4,797名(2026年3月末)を擁する国内有数の人材ビジネス企業です。

同社の特徴は事業の多様性にあります。短期派遣にとどまらず、警備・コールセンター・家事代行・HRテック・外国人材紹介・グローバル人材サービスと、人に関するビジネスを幅広くグループで抱えています。2026年12月期には売上高1,047億円超を目指す積極的な成長フェーズにあり、M&Aを通じてサービス領域を継続的に拡大中です。

転職者視点では、持株会社本体(フルキャストホールディングス)への入社と、グループ各社(フルキャストや警備・HRテック各社)への入社では担う業務・環境が大きく異なります。本記事では特に持株会社の中途採用を念頭に置きながら、グループ全体の事業理解・年収・社風・選考対策を解説します。

企業概要

項目内容
設立1990年9月(事業開始:1992年10月)
代表平野岳史(代表取締役社長 CEO)
本社東京都品川区西五反田8-9-5 FORECAST五反田WEST
資本金27億8,000万円(2026年3月末現在)
従業員数グループ4,797名(2026年3月末現在)
上場区分プライム市場(証券コード4848)
売上高772億2,700万円(2025年12月期)・2026年12月期予想1,047億円
平均年収528万円程度(有価証券報告書ベース)
平均年齢39.0歳
勤続年数11.7年程度(有価証券報告書ベース)
事業内容人材サービス企業等を傘下に持つ純粋持株会社

フルキャストホールディングスは1990年設立・1992年事業開始の人材サービスグループの親会社です。本社は東京都品川区に置き、全国305拠点(2026年3月末)でサービスを展開しています。

純粋持株会社として自らは人材サービス事業を直接行わず、グループ各社の戦略統括・資源配分・M&Aを通じてグループ全体の成長を牽引するポジションを担います。2026年12月期にはRGFタレントソリューションズ・RGFインターナショナルリクルートメントホールディングスの連結子会社化も予定されており、グローバル人材サービス領域への展開が加速しています。

主な事業内容

フルキャストホールディングスのグループ事業は大きく5つの領域に整理されます。それぞれ異なる人材需要に応えており、景気変動への耐性を高める事業ポートフォリオを形成しています。

短期業務支援事業(コア事業)

グループの収益基盤を担うのが、株式会社フルキャストを中心とした短期人材派遣事業です。物流・倉庫・小売・サービス・コールセンターなど、スポット的な人材ニーズを持つ企業に対して、迅速なマッチングを提供しています。全国展開のネットワークと登録スタッフ数が競合との差別化要素となっており、特に物流・EC関連の需要増を取り込んで成長しています。

株式会社トップスポット・株式会社おてつだいネットワークス・株式会社ビートなどのグループ各社が地域特化や業種特化でこの事業を補完しています。

警備・業務請負事業

株式会社フルキャストアドバンスが担う警備業と業務請負事業は、安定した長期契約型の収益を生む事業です。短期派遣に比べて景気変動の影響を受けにくく、安定的な売上を提供するバランサーの役割を果たしています。

警備業は人材需要が常時旺盛な分野であり、店舗・施設・イベントなど幅広い現場へのサービス提供が事業規模の拡大を支えています。

HRテック・付加価値サービス事業

株式会社ヘイフィールド・株式会社インプリ・Ann株式会社・株式会社ツクリックスなど、デジタル技術を活用した人材サービスの高度化を進めるグループ各社が含まれます。シフト管理・スタッフ管理・マッチングのデジタル化により、人材サービスのコスト構造改革と品質向上を図っています。

外国人材・グローバル人材サービス事業

株式会社フルキャストインターナショナルが特定技能ビザなどを活用した外国人材の紹介を行っています。労働力不足が深刻化する中、外国人材の活用ニーズは中長期にわたって拡大することが確実視されており、同社グループにとって高成長期待のセグメントです。

2026年12月期には、グローバル人材紹介の大手・RGFタレントソリューションズ等を連結子会社化する予定であり、グローバル人材サービスは今後の主要成長エンジンとして位置づけられています。

家事代行・その他生活支援事業

ミニメイド・サービス株式会社が展開する家事代行サービスは、共働き家庭の増加や高齢化を追い風に需要が増えているカテゴリです。飲食チェーン(グロービート・ジャパン株式会社によるラーメン店経営)なども手がけており、グループ内での人材活用ノウハウを多様な事業領域に応用しています。

フルキャストホールディングスの強み

強み1. 事業ポートフォリオの多様性による景気変動への耐性

短期派遣・警備・HRテック・外国人材・家事代行と、異なるサイクルで需要が動く事業を組み合わせることで、単一事業では避けられない景気連動リスクを分散しています。リーマンショック・コロナ禍などの局面でも複数の収益柱が機能したことが、東証プライム上場企業としての長期的な安定につながっています。

転職者にとっては、グループ内での職種転換・事業領域の移動が可能な点が、長期的なキャリアの幅につながります。

強み2. 全国305拠点・グループ4,797名の規模優位

全国規模のネットワークは、地方・地域の人材ニーズに応えるための最大の強みです。地方では人材サービス会社の競合が限られる地域も多く、フルキャストブランドの認知度と拠点数が参入障壁として機能しています。規模の大きさはスタッフ確保・顧客開拓の両面でコスト効率を高め、収益性の底上げに貢献しています。

強み3. M&A戦略による成長加速

フルキャストホールディングスはM&Aを積極的な成長手段として活用しています。HRテック企業・外国人材会社・グローバル人材紹介会社を次々とグループに加えており、2026年12月期予想の売上高1,047億円は2025年の772億円から35%超の増収を見込んでいます。成長ドライバーの一つがM&Aによる事業拡大であることは、グループ内のポジション数拡大や新しいキャリア機会の創出にもつながります。

強み4. 外国人材・グローバル人材というテーマ性の高い成長市場

日本の労働力不足は2030年以降さらに深刻化することが予測されており、外国人材の活用は産業界の必須課題となっています。フルキャストグループはこの分野に早期から参入しており、RGFタレントソリューションズのグループ入りによってグローバル人材紹介でのプレゼンスが一気に高まる見通しです。この分野でのキャリアを志向する人にとって、成長するテーマ市場の中に身を置けることは大きなアドバンテージです。

強み5. 平均勤続年数11.7年という高い定着率

人材サービス業界は離職率が高い業種の一つとされていますが、フルキャストホールディングスの平均勤続年数は11.7年程度とされています。この数字は同業他社と比較して高く、社員が長く働ける環境が整っていることを示しています。落ち着いた職場環境とキャリアパスの存在が、定着率の高さを支えていると考えられます。

強み6. 東証プライム上場による信頼性と採用力

大手クライアント企業との取引では、上場企業としての信頼性が商談をスムーズにする場面があります。また採用においても「プライム市場上場」というブランドが候補者の安心感につながっています。特に人材紹介・派遣営業として企業側にサービス提案をする際、上場企業としての信頼度は実質的な営業ツールとして機能します。

フルキャストホールディングスの年収事情

グループ全体では幅広い職種・グレードの社員が在籍しているため、年収の幅は大きいです。以下は持株会社本体および主要グループ会社の推計水準です。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
法人営業(RA・派遣営業)380〜580万円程度
人材コーディネーター330〜480万円程度
マネージャー・支店長550〜750万円程度
経営企画・IRスタッフ450〜700万円程度
HRテック系エンジニア450〜700万円程度
グローバル人材営業450〜650万円程度
本部管理職(課長〜部長)650〜900万円程度

※上記はクチコミ・有価証券報告書情報をもとにした推計値です。グループ各社・職種・グレードによって大きく異なります。

給与制度の特徴

持株会社本体の従業員平均年収は528万円程度とされており、業界平均と比較してほぼ標準的な水準です。基本給に加え、職種・役職に応じたインセンティブ・業績連動型の報酬が設定されています。

通勤手当は全額支給で、3年以上の在籍者には退職金制度があります。転勤者向けの住宅補助は設けられているものの、転勤なし社員への住宅手当は限定的との口コミもあります。

年収を見る際の注意点

  • 持株会社本体の社員数は95名程度と少なく、グループ全体の平均とは別で考える必要がある
  • 法人営業・コーディネーター職でのインセンティブ設計は、担当するグループ会社や職種によって異なる
  • OpenWorkや転職会議の口コミには「基本給が低め」との指摘もあり、残業代込みでの年収との区別が必要
  • グローバル人材紹介(RGF系)は他のグループ会社より年収水準が高い傾向があるとされる

フルキャストホールディングスの働き方・福利厚生

勤務時間・休日

標準的な月〜金の週休2日(土日・祝日休み)の職場です。ただし、グループ会社によって勤務体制は異なります。コールセンターや警備・派遣コーディネーター職では土日出勤が発生する場合があります。

持株会社本体のコーポレート職や本社機能ポジションは比較的安定した勤務時間とされていますが、法人営業では月40時間前後の残業が発生するとの口コミもあります。

リモートワーク

本社機能・コーポレート職においてはリモートワーク制度が整備されているポジションがあります。一方で派遣コーディネーター・法人営業・現場管理職は対面業務が中心で、リモート適用は限定的です。制度の詳細は職種・グループ会社別に異なるため、選考時に確認することが重要です。

福利厚生

  • 社会保険完備:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
  • 通勤手当:全額支給
  • 退職金制度:在籍3年以上の社員が対象
  • 住宅補助:転勤者向けに設定(転勤なし社員への適用は限定的)
  • 各種研修制度:入社時研修・OJT・ビジネスマナー研修・管理職向け研修
  • 慶弔見舞金:冠婚葬祭への対応
  • 育休・産休制度:法定の制度が整備
  • 健康診断・定期検診:年1回の健康診断実施
  • 社員紹介制度(リファラル):紹介報酬制度あり(グループ各社で異なる場合あり)
  • グループ内異動・キャリアチェンジ制度:グループ横断での異動実績あり

注意点

五反田の本社から各地の支店・グループ会社への転勤がある職種も存在します。住宅補助の対象条件については採用段階でのクリアな確認が重要です。

フルキャストホールディングスの社風・カルチャー

一言で表すなら「現場感覚を持つ成長型の人材プロ集団」

「人材業界の専門家」として現場ニーズに即したサービスを提供することを重視し、クライアント企業・登録スタッフ双方の課題解決に向けて動く文化があります。大企業的な堅さよりも、現場感覚・スピード感を大切にした意思決定が行われているとされています。

面接の雰囲気は和やかで、上下関係が比較的フラットとの評価が口コミに見られます。一方で「基本給が低い」「営業負担が重い」という声も一定数あり、成果を追い求める文化が全員に合うわけではありません。

評価される人物像

  • 人材サービスの社会的意義を理解し、人の可能性を広げることに意欲を持てる人
  • 法人営業で数字にコミットしつつ、課題解決型の提案ができる人
  • M&A後の新たなグループ会社との連携・調整を厭わない柔軟性を持つ人
  • 外国人材・グローバル人材という新しい領域に対してオープンマインドな人
  • 変化を楽しめる人(事業ポートフォリオが変化するため、守備範囲が広がることが多い)

表面的なイメージと実態の差

「フルキャスト=短期バイトの会社」というイメージを持つ方もいますが、持株会社本体は経営企画・M&A・グループ戦略を担う機能に特化しており、実態は中長期成長を計画する戦略的な会社です。また、グループとしては外国人材・HRテックなど新しい市場をリードしようとする姿勢が強く、「人材業界の変革者」としての側面も持ちます。

ただし、短期派遣業の比重が高いグループ会社では、スタッフ管理・クレーム対応など地道な業務も多く、華やかな戦略業務とはギャップがあります。配属先によって仕事内容が大きく変わることは理解しておく必要があります。

フルキャストホールディングスの転職難易度

難易度:B〜C級(普通〜やや易しい)

持株会社本体は少数精鋭のコーポレート職が中心であり、採用枠自体が限られています。一方でグループ各社(フルキャスト・フルキャストアドバンス等)では年間を通じて一定の中途採用が行われており、特に法人営業・コーディネーター職は比較的採用機会があります。

理由1. 持株会社本体は採用枠が狭く専門性が求められる

持株会社の本社機能(経営企画・IR・M&A・法務・財務)は少数精鋭であり、中途での採用枠は限られます。M&Aや経営戦略の実務経験、財務・法務の専門的なバックグラウンドを持つ候補者が優遇されます。

理由2. グループ各社の法人営業・コーディネーター職は採用機会が広い

人材サービス業界の経験者はもちろん、営業未経験者でも人材業界への熱意と人と関わる仕事への適性が見られれば採用機会があります。面接の難易度は「低〜中程度」との評価が多く、選考プロセスも比較的短期で終わる傾向があります。

理由3. 外国人材・グローバル領域は英語力が加点要素になる

グローバル人材サービス分野では英語でのコミュニケーション力が評価されます。TOEICスコアや海外勤務・留学経験なども選考での差別化ポイントです。外国語スキルがある場合は積極的にアピールすることをおすすめします。

フルキャストホールディングスの主な募集職種

フルキャストホールディングスおよびグループ各社では、以下のような職種での採用が行われています。

  • 人材・アウトソーシング法人営業(企業への派遣・紹介サービスの提案営業)
  • 人材コーディネーター(登録スタッフへの仕事紹介・就業サポート)
  • 採用担当(グループの新卒・中途採用の企画・実施)
  • 経営企画(持株会社本社でのグループ全体の計画策定)
  • IR担当(投資家向け情報開示・株主対応)
  • 法務(M&A・契約管理・コンプライアンス対応)
  • 人事企画(グループ全体の人事制度設計・組織開発)
  • HRテック系エンジニア(シフト管理・マッチングシステムの開発・運用)
  • グローバル人材営業(外国人材紹介・グローバル転職支援の法人営業)
  • 情報セキュリティ担当(グループシステムのセキュリティ管理)

フルキャストホールディングスに向いている人

1. 人材業界での長期キャリアを描いている人

グループ内に短期派遣・警備・HRテック・外国人材・グローバル人材紹介という多様な事業があるため、一つの企業グループ内で異なる人材サービス領域を経験できます。人材ビジネスをキャリアの軸に据えたい人には、幅広い学習機会が得られる環境です。

2. 成長・変化の中で働きたい人

M&Aを通じてグループが拡大し続けており、新しいグループ会社が参入するたびに仕事の範囲や視野が広がります。「変化をチャンスと捉えられる人」には刺激的な環境です。

3. 外国人材・グローバル人材領域に関わりたい人

外国人の日本就労支援やグローバル人材の転職支援は、社会的意義も高く今後も成長が見込まれる分野です。語学力や異文化理解力を活かしてこの分野でキャリアを積みたい人にはフィットします。

4. 中小企業・地方企業の人材課題解決に興味がある人

全国305拠点を通じて、大企業よりも中小企業・地方企業の人材問題に寄り添ったサービスを提供しています。「人材でニッポンを支える」というスタンスに共感できる方にマッチします。

5. 営業で数字を追いつつ、顧客課題を解決したい人

法人営業(RA)では、クライアント企業の採用・人材活用課題を自社のサービスで解決する提案営業が中心です。単なる商品販売ではなく、課題解決型の営業スタイルを好む方に向いています。

フルキャストホールディングスに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のために記載します。

  • タイプ:安定・高い固定給を最優先する人:口コミでは「基本給が低め」との評価もあり、成果に関わらず高い基本給を求める方には向かない可能性があります
  • タイプ:一つのサービス・製品に深く専門化したい人:事業の多様性がある分、特定の製品・技術への深い専門性ではなく、「人材サービス全般」の知見が積まれる傾向があります
  • タイプ:コールセンター・スタッフ管理業務が向かない人:グループ会社のコーディネーター職では、登録スタッフからの問い合わせ・クレーム対応が発生します。この業務に強いストレスを感じる方には向きません
  • タイプ:明確なブランド力のある大企業でキャリアを積みたい人:「フルキャスト」は知名度がありますが、「有名大企業の名前でキャリアを箔付けしたい」という動機では物足りなさを感じる可能性があります
  • タイプ:完全在宅・フルリモートを希望する人:現場密着型の業務が多く、フルリモートポジションは限られます

フルキャストホールディングスの選考対策

選考1. 「なぜ人材業界か」「なぜフルキャストHDか」の二層構造で答える

人材業界を志望する理由(人の可能性に関わりたい・労働市場の課題に取り組みたい等)と、なぜ他の人材会社ではなくフルキャストホールディングスなのか(事業多様性・グローバル展開・短期人材というニッチ市場のトップ等)を、二段階で答えられるよう整理しておきましょう。

選考2. グループ会社の事業理解を深めて面接に臨む

持株会社の選考では「グループとしてどんな事業をしているか」を問われることがあります。短期派遣(フルキャスト)、警備(フルキャストアドバンス)、HRテック(ヘイフィールドほか)、外国人材(フルキャストインターナショナル)、グローバル人材(RGF系)という事業ポートフォリオを事前に整理しておくと、面接での説得力が増します。

選考3. 前職での営業・コーディネーター実績を定量的に示す

法人営業のポジションを受ける場合、担当社数・担当スタッフ数・月間新規開拓数・売上達成率などの数字を準備しておきましょう。「顧客の困りごとをどう解決したか」という課題解決型の営業エピソードも有効です。

選考4. 面接は和やかな雰囲気だが志望動機の深堀りに備える

口コミでは「面接の雰囲気は和やか」との評価が多いですが、だからこそ志望動機・自己PRが浅いと選考突破が難しくなります。「人材業界でなぜフルキャストHDに来たいのか」という問いへの答えに熟慮の跡を見せることが重要です。

選考5. グローバル・外国人材領域の興味は積極的に伝える

2026年にRGFグループを子会社化するなど、グローバル人材領域への投資が加速しています。この領域への関心・語学力・海外経験を持っている場合は積極的にアピールしましょう。英語・中国語・その他言語のスキルは加点要素となります。

選考6. HRテック・デジタル化への理解を示す

人材サービスのデジタル化(シフト管理・AIマッチング等)はグループ全体の重要テーマです。テクノロジーに対してオープンな姿勢や、過去の業務でのデジタルツール活用経験を伝えると好印象につながります。

フルキャストホールディングスへの転職で評価されやすい経験

  • 人材派遣・人材紹介・採用コンサルティングの業務経験
  • 法人営業(BtoB)でのルート・新規開拓の実績
  • 人材コーディネーターとしてのスタッフ管理・就業サポート経験
  • 外国人材(特定技能・技能実習・就労ビザ)に関わる実務経験
  • 英語・中国語などの外国語スキル(特にグローバル人材サービス部門では重要)
  • M&A・PMI(統合後管理)の実務経験(持株会社本体での経営企画ポジション)
  • 警備業・警備管理の実務経験(フルキャストアドバンス向け)
  • HRシステム・人事情報システムの導入・運用経験
  • 財務・経理・IR・法務の専門的バックグラウンド(持株会社コーポレート職)
  • 地方・中小企業向けの法人営業経験
  • コールセンターの立ち上げ・運営管理の実務経験
  • 採用広報・リクルートマーケティングの実務経験

特に評価されやすいのは「人材業界の法人営業経験+外国人材・グローバル人材サービスの知見の組み合わせ」です。 この市場が急拡大している中で、実務経験者はグループ内で引っ張りだこの状態が続いています。

まとめ

フルキャストホールディングスは、短期人材派遣から外国人材・グローバル人材・HRテックまでを幅広くグループ内に抱える、人材サービス業界の成長企業です。東証プライム上場・売上高772億円(2025年12月期)・2026年は1,047億円超を目指す積極的な拡張フェーズにあります。

転職先として特に向いているのは、人材業界でのキャリアを軸に据え、多様なサービス領域や変化を楽しめる人です。外国人材・グローバル人材という成長テーマに関わりたい方や、M&Aを通じたグループ拡大のダイナミズムの中で働きたい方にも魅力的な選択肢です。

一方で、「安定した高い固定給」や「完全リモート」を求める方には、選択できる職種が限られる可能性があります。持株会社本体への応募は採用枠が限られているため、グループ各社も含めた幅広い視点で機会を探ることがおすすめです。選考では「なぜ人材業界か・なぜフルキャストHDか」という二層の志望動機と、グループ事業の理解が鍵になります。

参考リンク