スマートフォンやタブレットを決済端末に変える独自プロダクト群で業界に名を刻む株式会社フライトソリューションズ。シリーズ累計20万台を突破したマルチ決済装置「Incredist」、Android端末でNFC決済を実現する「Tapion」、マイナンバーカードを活用した本人認証端末「myVerifist」など、自社開発プロダクトの厚みは小型上場企業の中でも際立った存在感を放つ。

2023年に持株会社体制から事業会社へ再編し、株式会社フライトソリューションズとして新たなスタートを切った同社。金融・物流系を中心とするシステムインテグレーション事業と、自社プロダクト中心のプロダクト&フィナンシャルサービス事業の二軸で成長を目指す構造は、エンジニアが「ゼロから作る体験」と「エンタープライズ規模の顧客との接点」の両方を得られるという点でキャリア形成上の魅力がある。

本記事では転職エージェントの視点から、フライトソリューションズの事業内容・年収・社風・転職難易度・選考対策を詳しく解説する。少数精鋭の環境で専門技術を磨きたいエンジニアや、プロダクト営業に強みを持つビジネスパーソンに参考にしてほしい。

企業概要

項目内容
会社名株式会社フライトソリューションズ
設立1988年4月(株式会社フライトとして設立)
代表者片山 圭一朗
本社所在地東京都渋谷区恵比寿
資本金約14億3,378万円(2025年3月期時点)
従業員数110名程度(単体)
上場区分スタンダード市場(証券コード3753)
売上高29億2,750万円(2025年3月期)
平均年収約563万円(有価証券報告書ベース)
平均年齢40.9歳
勤続年数非公開
事業内容スマートデバイス向け決済プロダクト開発・販売、システムインテグレーション、ECパッケージ販売

フライトソリューションズは1988年創業の老舗IT企業だ。画像処理のデジタル化を出発点に、デジタルコンテンツ、スマートデバイスアプリ開発へと事業領域を広げ、現在では独自の決済ソリューションに軸足を置く専門技術企業へと変貌を遂げている。

2023年10月には子会社のフライトシステムコンサルティングを吸収合併し、持株会社体制を解消。「フライトソリューションズ」として新商号でのスタートを切り、意思決定の一元化と経営スピードの向上を図った。売上規模は30億円前後とこじんまりとしているが、独自プロダクト群の継続的な更新と財務の安定性が同社の持続的な競争力の源泉となっている。

主な事業内容

フライトソリューションズの事業は大きく2つの柱で構成されている。自社開発プロダクトを核とする「プロダクト&フィナンシャルサービス事業」と、エンタープライズ向けITサービスを提供する「バリュークリエーション事業」だ。両事業が相互に技術ノウハウを共有しながら成長する構造が特徴的である。

マルチ決済装置「Incredist」シリーズ

同社の看板プロダクトがマルチ決済装置「Incredist」シリーズだ。iPhoneやiPadと専用アプリを組み合わせてクレジットカード・電子マネー・コード決済などを一台で処理できる端末で、シリーズ累計出荷台数は20万台を突破している。最新モデル「Incredist Premium III」では非接触決済への対応を強化し、据置型の「Incredist Trinity」シリーズも展開している。金融機関・小売・飲食・医療など幅広い業種に浸透しており、同社の安定的な収益基盤となっている。

Android対応タッチ決済「Tapion」シリーズ

市販のAndroid端末に専用決済アプリケーションを導入することで、タッチ決済(NFC決済)を実現するサービスが「Tapion」シリーズだ。専用ハードウェアを購入せずとも既存スマートフォンを活用できるため、低コストでのキャッシュレス化を実現できる。中小規模の事業者や訪問販売・外回り営業などモバイル環境での決済ニーズを取り込んでいる。

本人認証ソリューション「myVerifist」

マイナンバーカードや運転免許証などの公的身分証明書をNFCで読み取り、オンライン上で本人確認(eKYC)を完結させる認証端末が「myVerifist」だ。金融機関の口座開設、携帯電話の契約、各種行政手続きのデジタル化などで需要が高まっており、マイナンバー活用の広がりとともに成長が期待されるカテゴリーである。政府のデジタル化推進政策の追い風を受ける分野として注目される。

B2B向けECパッケージ「EC-Rider B2B II」

企業間取引(BtoB)に特化したECサイト構築パッケージが「EC-Rider B2B II」だ。取引先ごとの個別価格設定、与信管理、発注ワークフローなどBtoB特有の複雑な要件に対応しており、製造業・卸売業を中心に導入実績を持つ。ライセンス販売とカスタマイズ対応の両方で継続的な売上を確保している。

システムインテグレーション(バリュークリエーション事業)

金融系・物流系を中心とする事業会社向けにシステムコンサルティング、開発・保守、クラウド活用支援を行うのがバリュークリエーション事業だ。顧客企業のITニーズを上流から下流まで一貫して担うSIerとしての側面を持ち、長期継続契約が多いことから収益の安定性に貢献している。

株式会社フライトソリューションズの強み

強み1. 独自プロダクトによる参入障壁の高さ

Incredistシリーズはシリーズ累計20万台を超える実績を持ち、既存ユーザーとのサポート契約・機器更新サイクルが継続的な収益を生む。競合他社が同等の端末性能や認証済みセキュリティ対応を整えるには相応の時間と投資が必要であり、先発者としての蓄積されたノウハウが参入障壁として機能している。転職者にとっては「市場実績のある製品を販売・サポートする環境」に入れる点がメリットだ。

強み2. 決済領域における総合的なプロダクトラインナップ

クレジットカード決済(Incredist)、NFC/タッチ決済(Tapion)、本人認証(myVerifist)という関連する製品群を一社で保有していることが、顧客への提案幅を広げる。「決済から認証まで自社製品でワンストップ対応できる」という提案力は、大手決済代行会社との競争においても独自の強みを発揮する。エンジニアとして複数プロダクト間のシナジーを感じながら技術開発に関われる環境は珍しい。

強み3. キャッシュレス化・マイナンバー普及という社会潮流との親和性

政府主導のキャッシュレス推進やマイナンバーカードの普及により、同社製品の市場そのものが中長期的に拡大しやすい状況にある。外部環境の追い風を受けながら製品開発に取り組める点は、エンジニアにとって「自分の仕事が社会実装される感覚」を持ちやすい環境といえる。行政・金融機関との接点も増えており、官民連携案件への関与機会も広がりつつある。

強み4. 持株会社解消による意思決定の一元化

2023年の持株会社体制解消により、経営判断のスピードと方向性の明確化が進んだ。小規模組織ゆえに上位層との距離が近く、プロダクトの改善提案や新機能のアイデアが現場から経営層に届きやすい文化が育まれている。転職してきたエンジニアが「自分のコードが製品に反映されるスピード感」を実感しやすい組織だ。

強み5. 少数精鋭でも成立する製品品質の実績

110名程度の従業員で20万台超の累計出荷実績を持つプロダクトを継続的に維持・更新している事実は、組織の生産性の高さを示している。一人当たりの裁量が大きい分、スキルの向上速度も速く、エンジニアとしての成長機会を重視するキャリア形成型の転職者に向いている。技術の深堀りを評価する文化が根付いている点も転職者にとっての魅力だ。

強み6. 安定したSI基盤がプロダクト事業のリスクヘッジとなる

バリュークリエーション事業(SI)による安定収益がプロダクト事業の研究開発投資を下支えしている。プロダクト事業が市場環境に左右される局面でも、SI事業が収益の下限を保つ構造は事業継続性の観点で安心感がある。財務安定性を重視する転職者にとって、成長投資と安定収益の双輪体制は選択しやすい要因の一つだ。

株式会社フライトソリューションズの年収事情

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
モバイルアプリエンジニア(Android/iOS)450〜680万円
バックエンドエンジニア430〜650万円
フィールドエンジニア(プロダクトサポート)380〜520万円
プロダクトマネージャー500〜750万円
法人営業(プロダクト営業)400〜600万円
SEリーダー・プロジェクトリーダー500〜700万円

※上記は各種転職サイト・クチコミサイトの情報を参考に算出した推計値。実際の提示額は経験・スキルによって異なる。

給与制度の特徴

フライトソリューションズは年俸制を採用しており、月次の固定給で構成されるケースが多い。賞与(ボーナス)については非公開または非採用の形態が見られるため、入社前に必ず確認することが重要だ。平均年収は有価証券報告書ベースで約563万円とされており、IT業界の小型上場企業としては標準的な水準といえる。昇給については年次の評価制度に基づき個別対応されるとされている。

年収を見る際の注意点

  • 年俸制のため賞与がない場合がある。月額を12倍した額が実質年収となりやすい点を確認する
  • 会社規模が小さいため、役職ポストが限られており、管理職昇進による年収大幅アップは大手ほど期待しにくい
  • スキルや専門性次第で個別交渉の余地があるケースも多い。エージェント経由での入社は条件交渉を行いやすい
  • 平均年齢が40.9歳とやや高めであり、中途採用の場合は即戦力評価が年収に直結する

株式会社フライトソリューションズの働き方・福利厚生

フライトソリューションズの働き方は、同規模のIT企業と比較して残業が少ない傾向がある。公開求人情報では残業時間が月平均20〜25時間程度と案内されており、年間休日125日を確保している点も特徴的だ。

勤務時間・休日

  • 所定労働時間:標準的な8時間勤務
  • 年間休日:125日(土日祝・年末年始・GWなど)
  • 残業:月平均20〜25時間程度(公開求人ベース)

リモートワーク 明確な制度の公開情報は限られているが、職種・プロジェクトによってリモートワーク対応が行われているとみられる。フィールドエンジニアは顧客先訪問が発生するため、完全リモートは難しいケースもある。

福利厚生(確認済みおよび一般的に推定される内容)

  • 社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
  • 交通費支給
  • 技術習得支援(年間教育費の確保あり・資格取得支援)
  • 書籍購入費補助(技術書など)
  • 健康診断(定期健診)
  • フレックスタイム制(一部職種・要確認)
  • 育児・介護休業(法定対応)
  • 確定拠出年金または退職金制度(詳細は確認が必要)
  • 服装自由(オフィスカジュアル・エンジニア職は自由度高い傾向)
  • 各種研修・勉強会への参加支援

注意点 小規模組織のため、制度の整備状況が大手ほど充実していない場合がある。入社面接時に具体的な運用状況を確認することを推奨する。

株式会社フライトソリューションズの社風・カルチャー

一言で表すなら「技術職人の集団」

フライトソリューションズの社風を一言で言うなら「技術を愛する職人集団」だ。Incredistのような精密な決済ハードウェアとソフトウェアを組み合わせるプロダクト開発には、細部への徹底的なこだわりが求められる。外部の口コミ情報からは「黙々と自分の仕事に集中できる」「技術への情熱を持った人が多い」という声が見られ、コミュニケーション型とスペシャリスト型の両方が共存する文化がうかがえる。

評価される人物像

  • 技術習得への自発的な意欲がある人(資格取得・自己学習を積極的に行う姿勢)
  • 担当領域の専門性を深く追求できる人
  • 少数精鋭ゆえに複数の役割を兼務できる柔軟性を持つ人
  • 顧客要件を技術に落とし込む翻訳力がある人
  • 変化する製品・サービスラインナップに適応できるキャッチアップ力がある人

表面的なイメージと実態の差

「小さな会社だから停滞しているのでは」という先入観を持つ候補者もいるが、実態としては自社製品の継続的なバージョンアップとマイナンバーやNFC関連の新規案件が動いており、技術的な停滞は生じにくい環境だ。一方で、組織の成熟度という観点ではエンタープライズ大手ほど人事制度や評価制度が整備されているわけではなく、「自分でキャリアを切り開く意識」が求められる側面もある。

株式会社フライトソリューションズの転職難易度

難易度:3級(中程度)

中小規模の独立系ITプロダクト企業として、即戦力型の採用が基本となる。エンジニア職では実務経験と技術スキルの証明が選考の主な評価軸であり、業務未経験者や文系学部からのエンジニア転向は難易度が高い。一方で、大手IT企業ほど応募者が殺到するわけではなく、スキルとカルチャーマッチがあれば内定獲得の可能性は十分にある。

理由1. 少数精鋭のため採用枠が限定的

従業員規模が110名程度であり、毎年の採用枠は多くない。募集職種も特定の領域(エンジニア・営業・フィールドエンジニア)に集中しており、希望職種と採用タイミングが合致するかどうかが入社の可否を左右しやすい。定期採用よりも欠員補充・増員のタイミングに応じた採用が多い点も特徴だ。

理由2. プロダクト特化のスキルセットが重視される

Incredistや決済ハードウェア・Androidアプリ・NFCなど特定技術スタックへの親和性や経験が評価されやすい。汎用的なSEとしての経験よりも「決済・認証・モバイルアプリ」の専門領域に隣接したキャリアを持つ候補者が評価されやすい。

理由3. 組織文化との適合度も重要

職人気質・自律駆動・少数精鋭という環境に適応できるかどうかは、面接段階での見極めが行われる傾向がある。大規模組織での分業体制に慣れた人材は最初の適応に時間がかかる場合があり、「少人数で幅広く動ける」という働き方を肯定的に捉えられる人が向いている。

株式会社フライトソリューションズの主な募集職種

フライトソリューションズは主に以下の職種で採用活動を行っている。スキルセットと採用タイミングが合致した場合、選考がスムーズに進みやすい傾向がある。

株式会社フライトソリューションズに向いている人

タイプ1. 自社プロダクトの開発に携わりたいエンジニア

受託開発や常駐型SIではなく、「自社のプロダクトを自分の手で作り上げる体験」を求めているエンジニアにとって、Incredist・Tapion・myVerifistのような自社製品群を継続的に開発する環境は魅力的だ。市場に出回っている製品が自分のコードから生まれるという達成感を得やすい。

タイプ2. 決済・認証領域のスペシャリストを目指す人

FinTech・キャッシュレス・eKYCという成長領域でドメイン知識を積みたい人に適している。PCI DSS対応、NFC通信プロトコル、マイナンバー活用など、汎用IT以上の専門知識が求められる環境で希少なスキルセットを構築できる。

タイプ3. 腰を据えてキャリアを積みたい30〜40代の即戦力

平均年齢40.9歳の組織は、20代向けの大量採用よりも経験豊富な中堅層の活躍を重視している傾向がある。「大手からの転職で規模より深みを取りたい」というキャリアチェンジを考える30〜40代のエンジニア・営業職に向いている。

タイプ4. 少人数で広い裁量を持って動きたい人

大手企業のような細かい役割分担ではなく、「企画から実装・サポートまで関与したい」というフルサイクル志向の人に向いている。組織が小さい分、一人ひとりの影響範囲が広く、意思決定への関与機会も多い。

タイプ5. 働き方のバランスを重視するエンジニア・営業職

年休125日・残業月20〜25時間という水準は、IT業界の中では良好な部類に入る。技術力を維持しながらプライベートや学習時間も確保したいエンジニアにとって、働き方の面でも選びやすい企業だ。

株式会社フライトソリューションズに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のために、以下のタイプは入社後にギャップを感じる可能性がある。

  • タイプ:大規模プロジェクトでの分業体制を好む人 — 従業員100名規模では大規模アジャイルチームや専門職割当が難しく、一人当たりの責任範囲が広い点が負担になりやすい
  • タイプ:高い年収上昇を短期で期待する人 — 管理職ポストが限られており、大幅な昇給機会は大手ほど多くない。長期的なスキル価値向上でキャリアアップを図る視点が必要
  • タイプ:賞与・ボーナスを重視する人 — 年俸制で賞与なしの形態が見られるため、賞与収入を重視する人は条件を事前に精査する必要がある
  • タイプ:多様な技術領域を広く経験したい若手エンジニア — 特定プロダクト領域に特化した環境のため、広範な技術トレンドを追いながら汎用性を高めたい初期キャリアには制約を感じる場合がある
  • タイプ:強い福利厚生制度を重視する人 — 大手企業ほど充実した社内制度を期待する人にとっては物足りなく感じる可能性がある

株式会社フライトソリューションズの選考対策

1. 自社プロダクトへの事前理解を深める

選考前にIncredist・Tapion・myVerifistの製品仕様・使用シーンをウェブサイトやプレスリリースで把握しておくことが有効だ。「なぜこの製品を作っているのか」「市場でどのような課題を解決しているのか」を自分の言葉で説明できるようにしておくと、志望動機の説得力が増す。

2. 決済・認証領域の基礎知識を整理する

クレジットカード決済の仕組み(EMV規格、PCI DSS)、NFC通信、eKYCの基本概念を事前に理解しておくと技術面接での印象が良い。すでに関連職種の経験がある人は具体的な業務経験をエピソード化しておくとよい。

3. 少数精鋭環境で自走できることを伝える

面接では「自分で考えて進める力」「不明点を自力でリサーチする習慣」を示すエピソードが有効だ。「チームに言われてから動く」スタイルではなく「自ら課題を発見して提案できる」姿勢を前面に出すと評価されやすい。

4. エンジニアは技術の深さを具体的に示す

保有スキル・技術スタックを羅列するだけでなく、「どの技術をどの深さまで使えるか」「どのような問題を自力で解決した経験があるか」を具体的なプロジェクト実績と紐付けて語ることが重要だ。Androidアプリ開発・NFC関連・API設計などの経験は特に評価されやすい。

5. 長期的なキャリアビジョンとの整合性を示す

「なぜ大手ではなくフライトソリューションズを選ぶのか」という問いへの明確な回答を準備しておく。「決済領域でのスペシャリストになりたい」「自社プロダクトの開発体験を通じてエンジニアとして成長したい」という具体的な理由がある人が評価される。

6. 転職エージェント経由の応募を活用する

少数採用の企業は非公開求人の割合が高い場合がある。IT・テック系に強い転職エージェントを活用することで、タイミングの合う求人情報にアクセスしやすくなり、条件交渉でも支援を受けられる。

株式会社フライトソリューションズへの転職で評価されやすい経験

  • Androidアプリ開発(Kotlin/Java)の実務経験
  • iOSアプリ開発(Swift)の実務経験
  • NFCプロトコル・FeliCa・EMV関連の開発・実装経験
  • 決済端末・決済プロセスに関わるシステム開発経験
  • PCI DSS対応の実務経験または知識
  • マイナンバーカード・公的個人認証に関わるシステム開発経験
  • BtoB向けSaaS・パッケージ製品の開発・保守経験
  • フィールドエンジニアとしてのハードウェアサポート・導入支援経験
  • 金融・物流系のSI案件でのシステム要件定義〜開発経験
  • クラウドサービス(AWS・GCP等)を活用したシステム構築経験
  • 技術リーダーまたはプロジェクトリーダーとしての経験(少人数チームでも可)
  • 法人向け提案営業・プロダクト営業の経験
  • IT・通信製品の商材に関わる法人営業経験

特に評価されやすいのは、決済端末・モバイルアプリ・NFCという同社のコア技術スタックに隣接した実務経験を持ち、「技術を武器に長期的に貢献したい」という志向が明確な人材だ。

まとめ

フライトソリューションズは、シリーズ累計20万台超の実績を持つ決済プロダクトと、金融・物流系のSI事業を二本柱とする独立系IT企業だ。従業員110名という少数精鋭の規模ながら、自社開発プロダクトが社会インフラとして幅広い業種に浸透しており、「自分の技術が世の中で使われる体験」ができる職場環境として、エンジニアからの評価は高い。

キャッシュレス化の推進やマイナンバー活用の拡大という社会潮流は同社にとって追い風であり、中長期的な事業機会の広がりも見込まれる。大手IT企業ほどの知名度はないが、決済・認証という専門領域でのドメイン知識を積み、希少なスキルセットを持つスペシャリストとしてのキャリアを描けるという点で、転職先として検討する価値は十分にある。

一方で、年俸制・少数精鋭という環境特性から、入社前に給与体系・福利厚生・採用条件を正確に把握することが重要だ。特に賞与の有無や裁量の広さについては、面接時に率直に確認することをお勧めする。

自社プロダクトに携わりながら技術を深堀りしたい人、決済・認証領域のスペシャリストとしてのキャリアを歩みたい人にとって、フライトソリューションズは期待以上の成長機会を与えてくれる企業かもしれない。まずは企業研究を深め、自分のキャリアビジョンとの接点を見つけてほしい。