FIG株式会社(Future Innovation Group)は大分県大分市を本拠とする持株会社で、IoT・ペイメント・ロボットという3つのテクノロジー領域で「社会インフラのデジタル化」を推進する企業グループだ。2018年にモバイルクリエイト株式会社と石井工作研究所株式会社の株式移転によって設立され、東京証券取引所プライム市場(証券コード4392)に上場している。
同社が注目される理由のひとつが、IP無線車載機のトップシェアだ。タクシー約2.7万台・バス約1.7万台・物流トラック約10.6万台に導入されたIP無線システムは、交通・物流分野のDXを担う産業インフラとして定着している。さらに決済システム・運行管理システムを自社でワンストップ提供できる体制は、競合が容易に追いつけない差別化要因になっている。
ロボット・オートメーション事業では、AGV(自動搬送ロボット)やAMR(自律移動ロボット)による物流・工場の省人化ソリューションを第2の成長柱として育成している。少子高齢化による労働力不足を背景に、製造・物流現場の自動化需要は中長期的に拡大が見込まれる領域であり、FIGにとっての次なる収益源として期待が高い。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | FIG株式会社 |
| 設立 | 2018年7月2日 |
| 代表取締役社長 | 村井雄司 |
| 本社所在地 | 大分県大分市東大道二丁目5番60号 |
| 資本金 | 約20億円 |
| 従業員数 | 約734名(連結・2025年12月末現在) |
| 上場区分 | プライム市場(証券コード4392)※上場維持基準の改善計画進行中 |
| 売上高 | 約155億円程度(連結推計) |
| 平均年収 | 約529万円程度(公開データ推計) |
| 平均年齢 | 約42.3歳 |
| 勤続年数 | 非公開 |
| 事業内容 | IoT・ペイメント事業、ロボット・オートメーション事業の持株会社経営 |
FIGは子会社・グループ会社の経営管理を行う持株会社であり、実際の事業はモバイルクリエイト株式会社(IoT・ペイメント)、ciRobotics株式会社(ロボット)、REALIZE株式会社・株式会社ケイティーエスなどのグループ会社が担っている。持株会社体制を採ることで各事業の独立性と機動性を確保しつつ、グループ全体のシナジーを追求する構造だ。
なお、2025年末時点でプライム市場の上場維持基準(流通時価総額)の改善期間に入っており、2026年12月を目標に基準適合を目指している。上場廃止が確定した事実はなく、現在もプライム上場を継続しているが、転職検討時には最新のIR情報を確認することを推奨する。
主な事業内容
FIGグループは「IoT×ペイメント×ロボット」という3つの技術軸を組み合わせて、移動・物流・現場のデジタル化を担う事業群を展開している。
IoT・ペイメント事業(モバイルクリエイト株式会社が中核)
主力事業はモバイルクリエイト株式会社が展開するIP無線システムと運行管理・決済システムだ。IP無線は従来の業務用無線よりも低コストで高機能な通信インフラとして、タクシー・バス・トラックなどの商用車市場で広く普及している。車載型IP無線機のシェアではトップクラスの実績を持ち、全国の主要事業者に導入されている。
決済システムは交通分野への強みを活かし、タクシーの車内決済端末・QRコード対応決済・各種キャッシュレス対応を一気通貫で提供している。決済センターを自社運営するとともにデバイスメーカーとしての機能も持つため、端末製造から運用保守まで内製化できる点が大きな競争優位となっている。
運行管理システムは配車・ルート最適化・稼働管理などをクラウドで提供し、事業者の業務効率化を支援する。IoT端末からリアルタイムに収集したデータを活用する分析・改善提案機能も充実しつつあり、単なるシステム販売からデータ活用型のSaaS事業への進化が進んでいる。
ロボット・オートメーション事業(ciRobotics株式会社が中核)
物流・製造現場の省人化・自動化を担う事業セグメントだ。AGV(自動搬送ロボット)やAMR(自律移動ロボット)を活用したロボットシステムの設計・導入・保守を行い、工場や物流センターの自動化ニーズに対応する。
日本の製造・物流業が直面する深刻な人手不足を背景に、自動化投資の需要は急拡大している。FIGグループはIoT・通信技術の知見とロボティクスを組み合わせることで、単体のロボット提供にとどまらない「現場の省人化ソリューション」としての価値提供を目指している。
スマートシティ・その他事業
グループ内にはアパート賃貸業を手がけるスマートシティ関連事業も含まれており、収益の安定化に寄与している。主力の成長事業ではないが、既存収益の下支え機能を果たしている。
FIGの強み
強み1. IP無線車載機のトップシェアと交通インフラへの深い根付き
IP無線システムのタクシー・バス・トラック分野における導入実績は圧倒的だ。タクシーだけで約2.7万台という数字は、日本国内の主要タクシー事業者の大部分をカバーしていることを意味する。こうした導入済みインフラを基盤にした保守・更新・追加機能の提案は、安定した収益源として機能する。
転職者の視点から見ると「インフラを担っている」という役割の重さが実感できる職場だ。一度導入されると長期間使われ続けるシステムを扱うため、短期的な成果より長期的な顧客関係・製品改善サイクルを重視するエンジニア・営業職に向いた環境といえる。
強み2. 開発・製造・運用・保守の垂直統合体制
IP無線端末のハードウェア設計から、ソフトウェア・クラウドサービスの開発、決済センターの運営、現場導入・保守まで自社グループで完結できる体制を持つ。この垂直統合型のビジネスモデルは、外部委託依存が高い競合との差別化になっており、カスタマイズ対応や品質管理の面でも優位に立てる。
エンジニアにとっては「ハードとソフトの両方を理解する必要がある」という高い知識要求があるが、同時に幅広い技術スタックを磨ける環境でもある。組込みエンジニア・システム設計・クラウド開発など複数のスキル領域が交差する職場は、成長志向のエンジニアには魅力的だ。
強み3. 少子高齢化・DX需要という社会的追い風
IoT・自動化・キャッシュレス・物流DXはいずれも日本社会が直面する課題の解決手段として政府・民間双方から強力な後押しを受けている分野だ。交通分野の決済・管理システムも「2025年問題」以降の運転手不足対策として需要が継続的に発生する。
社会課題の解決と事業成長が一致しているビジネスモデルは、長期的なキャリアの安定性という点でも評価できる。「社会に意義のある仕事がしたい」という動機を持つエンジニアや事業企画人材には、精神的な充足度の高い職場になりえる。
強み4. 地方発テック企業としてのユニークなポジション
大分県に本社を置くテック系上場企業は非常に希少だ。地方での就業を希望しつつ最先端技術に携わりたいエンジニアや、大都市の過密・競争を避けたい人材にとって、FIGは数少ない選択肢のひとつになる。生活コストの低さと技術的充実の両立が、地方移住型のキャリア設計と相性がいい。
強み5. 中期経営計画によるロボット領域の成長ビジョン
2026〜2028年にかけての中期経営計画では、ロボット・オートメーション事業を次の柱に育てることが明確に打ち出されている。IoT事業の安定基盤の上にロボット事業を育成するという「守りと攻め」のシナリオは、株式市場からも一定の注目を受けている。成長途上のロボット事業に参加することで、事業立ち上げフェーズを経験できる点は、キャリアの観点でも価値が高い。
FIGの年収事情
平均年収は複数のデータソースから529万円程度と推計される。地方上場企業としての水準は大都市の大手情報通信企業と比較すると低めだが、大分の生活コストを加味したCPは相対的に良好な部類に入る。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 組込みエンジニア(IP無線) | 400〜700万円 |
| システム設計エンジニア | 450〜750万円 |
| クラウド・バックエンドエンジニア | 450〜750万円 |
| ロボット・制御エンジニア | 450〜750万円 |
| プロジェクトマネージャー | 600〜900万円 |
| 決済システム営業 | 400〜650万円 |
| 事業企画・経営企画 | 500〜800万円 |
| 管理職(マネージャー以上) | 650〜1,000万円以上 |
上記はあくまで市場データからの推計であり、実際の提示年収はグループ会社・職種・スキル・経験によって変動する。
給与制度の特徴
プライム上場企業として人事制度の整備は一定水準にある。グループ各社で給与体系が異なる部分もあるが、持株会社傘下でのガバナンス統一が進んでいる。ボーナスは業績連動要素があり、成長フェーズの事業ではインセンティブの余地が広がる可能性もある。
管理職は年収657〜1,034万円程度のレンジという公開データも存在し、役職に上がるにつれての年収ジャンプは相応に期待できる。
年収を見る際の注意点
- 持株会社体制のため、実際の採用・給与はグループ各社(モバイルクリエイト・ciRoboticsなど)の制度が適用される場合が多い
- 地方(大分)拠点での就業と東京拠点就業では、同一職種でも提示水準が異なる場合がある
- 転職サイトの口コミは回答者が少ないため、サンプルバイアスが大きく参考値としての精度は限定的
- 最新の採用条件は面接・オファー段階での確認が必須
FIGの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
グループ各社によって就業規則は異なるが、標準的な週休2日制を採用している。年間休日は概ね120日前後。エンジニア職を中心にフレックスタイム的な運用が広がりつつあるが、ハードウェア系・現場系の職種は固定勤務時間のケースが多い。
リモートワーク
大分本社のエンジニアは基本的に現地出社が主体だが、東京拠点・営業職ではハイブリッド勤務の導入が進んでいる。コロナ禍を経てリモート環境は整備されてきており、職種・状況に応じた柔軟な働き方の選択肢が広がりつつある。
福利厚生
- 各種社会保険完備
- 通勤手当
- 退職金制度(グループ各社の制度に準拠)
- 慶弔見舞金
- 健康診断
- 資格取得支援(情報処理・語学等)
- 社員研修制度
- 育児休業・介護休業制度
- 年次有給休暇(法定基準以上)
- 社内コミュニケーション活性化施策
注意点
大分本社勤務を希望する場合、生活インフラ・住環境の大分移住ヘの適応が必要になる。東京拠点での採用枠があるかどうかは職種・時期によって異なるため、採用選考時に確認が必要だ。
FIGの社風・カルチャー
一言で表すなら「地方発の志高きIoTベンチャー精神と、大手インフラ企業的安定性の混在」
2018年設立の比較的若い持株会社でありながら、グループの中核事業会社(モバイルクリエイト)は長い歴史を持つ。「スタートアップ的な挑戦意欲」と「インフラ事業者としての安定・信頼性重視」という、ある意味相反する二面性が共存する組織だ。
評価される人物像
- IoT・通信・ロボット技術への強い関心と自己成長意欲を持つ人
- 顧客課題を技術で解決することにやりがいを感じられる人
- 地方(大分)での就業・生活に前向きに取り組める人
- グループ横断でのプロジェクト推進に対応できる柔軟性がある人
- 社会課題解決(労働力不足・交通DX等)への使命感を持てる人
表面的なイメージと実態の差
「大分の地方企業」というイメージで見ると、事業の技術水準・グローバルサプライヤーとの関係・プライム上場企業としての規模感に驚く人が多い。IoT端末のトップシェアや全国規模の交通インフラ展開は、地方企業の枠を大きく超えたビジネス規模だ。
一方で、組織文化面ではベンチャー的なスピード感と地方大企業的な保守性が入り混じっており、部署・グループ会社によって職場雰囲気のばらつきが大きい。事前にどのグループ会社・部門に配属されるかを確認することが重要だ。
FIGの転職難易度
難易度:2〜3級(比較的入りやすい〜中程度)
FIGグループへの転職は、一般的な大手IT・情報通信企業と比較すると競争率は低めで、適切なスキルを持つ人材にとっては比較的チャレンジしやすい環境だ。ただし採用枠が限られており、必要なスキルとのマッチングが重要になる。
理由1. 首都圏大手ほど応募者が集まらない「狙い目」企業
大分本社という立地と、FIGという知名度の低さが相まって、同等規模の東京上場IT企業と比べると応募者の母数が少ない。特に地方移住を前向きに考えている人材にとっては、競争環境が緩和された状態で選考に臨める。
理由2. 組込みエンジニア・制御系技術者の需要が高い
IP無線端末・ロボット・IoTデバイスを自社設計するため、組込みエンジニア・制御系SE・システム設計エンジニアの採用ニーズが継続的にある。この領域の経験者は希少価値が高く、転職市場での需給バランスが採用される側に有利に働く。
理由3. 持株会社・グループ各社の採用情報を総合的に把握する必要がある
FIG株式会社本体の採用よりも、グループ会社(モバイルクリエイト・ciRobotics等)での採用が多い。それぞれの採用ページを横断的にチェックし、自分の志望職種に近い求人を見つけることが選考の第一歩だ。
FIGの主な募集職種
FIGグループでは技術系を中心に以下のような職種で採用が行われることがある。
- 組込・制御系SE(IP無線端末・IoTデバイスの組込みソフトウェア開発)
- 組込・制御系プログラマー(車載機・端末のファームウェア開発)
- バックエンドエンジニア(運行管理・決済システムのサーバーサイド開発)
- Web・オープン系SE(クラウドサービス・管理画面の設計・開発)
- データエンジニア(車両データ・IoTデータの収集・基盤構築)
- プロジェクトマネージャー(グループ横断のシステム導入PMO)
- IT・通信製品法人営業(IP無線・決済システムの法人営業)
- 事業企画(新規事業・グループシナジー企画)
- 経営企画(持株会社としてのグループ戦略立案)
- ロボットシステムエンジニア(AGV・AMRの設計・導入・保守)
FIGに向いている人
タイプ1. ハードとソフトの両方を扱える総合技術者を目指す人
IoT端末の組込みからクラウドサービスまで、ハードウェアとソフトウェアの境界を越えた技術理解を求める職場だ。「どちらかだけ」ではなく「両方のつながりを理解したエンジニア」になりたい人には成長が早い環境だ。
タイプ2. 社会インフラに携わるやりがいを求める人
タクシー・バス・物流という日常生活を支えるインフラのデジタル化に直接関われる。自分が開発したシステムが社会に出て使われている実感を得たい人にとって、やりがいを感じやすい職場だ。
タイプ3. 地方移住・UIターンを前向きに考えている人
大分県の大自然・生活コストの低さ・地域コミュニティへの参加など、地方ならではのライフスタイルに価値を見出す人にとって、FIGは数少ない「上場テック企業に地方で就職する」機会となる。
タイプ4. 成長過程の事業に関わりたい人
ロボット・オートメーション事業は現在育成フェーズにあり、立ち上げメンバーとして参画できる可能性がある。「大手で歯車になるより、小さくても事業を動かす側にいたい」という人には魅力的な選択肢だ。
タイプ5. IoT・スマートシティ・DXの中長期トレンドに乗りたい人
交通・物流・製造のDXは今後10〜20年で加速する確実な流れだ。この波の早い段階でキャリアを積んだエンジニア・ビジネスパーソンの市場価値は、今後さらに高まると考えられる。
FIGに向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のために、以下のタイプとは相性が良くない可能性がある。
- タイプ:高い知名度・ブランドを重視する人 — FIGは一般消費者への露出が少なく、社名認知度は高くない
- タイプ:首都圏での就業を絶対条件にしている人 — 採用の多くは大分本社拠点が中心で、東京での恒久就業は職種限定
- タイプ:高年収を最優先目標にしている人 — 529万円程度の平均は、首都圏大手と比べると見劣りする。昇給・昇格でのキャッチアップには時間がかかる
- タイプ:組織の安定性を最重視する人 — プライム市場の上場維持基準の改善期間中であり、中期的な経営状況に注視が必要
- タイプ:幅広い業界・商材に携わりたい人 — 交通・物流・IoT・ロボットという特定ドメインへの集中が深く、多様な業界経験は積みにくい
FIGの選考対策
1. グループ会社ごとの事業を理解してから応募する
FIG本体だけでなく、モバイルクリエイト・ciRobotics・KTSなどグループ各社の事業内容と採用職種を公式サイトで事前調査することが不可欠だ。「どのグループ会社の、どのポジションに応募するか」を明確にしてから選考に臨むことで、志望動機の精度が格段に上がる。
2. IoT・通信・ロボットへの技術的関心を具体的に示す
面接では「なぜこの技術領域に関心があるのか」「自分のスキルセットをどう活かすか」という観点でのすり合わせが行われる。IP無線・AGV・クラウドサービスなど、FIGが展開する技術の概要を事前に把握し、「自身の経験との接点」を具体的なエピソードで語れるよう準備することが重要だ。
3. 大分勤務への前向きな姿勢を示す(本社応募の場合)
大分本社勤務が求められるポジションでは、「なぜ大分で働きたいのか」「生活環境への適応について」を問われることがある。「自然環境が好き」「生活コストを抑えつつ技術に集中したい」「地域に根ざした仕事がしたい」など、地方移住への前向きな理由を語れると選考が有利になる。
4. 成長フェーズの企業へのコミットメントを伝える
FIGはロボット事業の拡大など、成長途上の事業が複数ある。「安定企業に守られたい」ではなく「成長に貢献したい」というマインドを持つ人材が評価される傾向がある。選考では「どんな問題を解決したいか」「成長のためにどんなことを自分でできるか」という主体性が問われる。
5. 技術系は実績・スキルの具体的な提示が鍵
組込みエンジニア・システム設計などの技術職では、使用経験のある言語・OS・ミドルウェア・プロトコル、関わったプロジェクトの規模・課題・解決策を具体的に伝えられることが選考通過の必要条件だ。特に組込みはC言語・RTOS・通信プロトコルなどの知識を具体的に語れると評価される。
6. 長期的な成長意欲を示す
グループの中期経営計画(2026〜2028年)が公開されているため、それを読んだ上で「自分がどの部分に貢献できるか」を語れる応募者は選考で強い印象を残せる。「成長する会社と一緒に成長したい」という姿勢が言葉と行動の両面で伝わることが大切だ。
FIGへの転職で評価されやすい経験
- 組込みソフトウェア開発(C/C++・RTOS・マイコン)の実務経験
- 無線通信・IP通信プロトコルの開発・評価経験
- 車載機・IoTデバイスのハードウェア設計・実装経験
- AGV・AMR・産業用ロボットの制御システム開発・導入実績
- クラウドサービス(AWS・GCP・Azure等)のバックエンド開発経験
- 決済システム・フィンテック関連の開発・運用経験
- 運行管理・物流最適化システムの構築経験
- BtoB法人向けITシステム営業の実績(特に交通・物流業界)
- プロジェクトマネジメント(システム導入・複数ステークホルダー調整)
- 事業企画・新規事業立ち上げの実務経験
- データ収集・IoTデータ分析基盤の設計・運用経験
- 上場企業での経営企画・IR対応経験
- 地方拠点でのチームマネジメント・組織開発経験
特に評価されやすいのは「組込み・IoT領域の実務経験を持ちながら、システム全体の設計・顧客折衝にも対応できるエンジニア」だ。ハードとソフトをつなぐ視点を持つ人材は、FIGグループ全体で希少価値が高い。
まとめ
FIG株式会社は「大分発のIoTテック企業」として、交通・物流・製造のデジタル化という社会課題解決に直結した事業を展開している。IP無線車載機のトップシェア、決済・運行管理システムのワンストップ提供、ロボット自動化領域への積極投資という三本柱は、日本の産業構造が直面する変化に対応した事業ポートフォリオだ。
転職先として選ぶ際のポイントは「技術への熱意」「地方勤務への適性」「成長途上企業へのコミットメント」の三点に尽きる。大都市の大手企業に比べると年収水準や知名度では劣るが、技術的充実度・社会貢献感・生活コストを含めたトータルの満足度は、合う人には高い評価を得られる職場環境だ。
なお、2026年12月を期限としたプライム市場の上場維持基準への対応が進行中のため、転職を検討する際は最新のIR情報・企業ニュースを確認した上での意思決定を推奨する。現在も事業は継続・成長しており、慎重な情報収集の上で判断することが重要だ。
