株式会社ディ・アイ・システムは、東京都千代田区丸の内に本社を置く独立系SIer(システムインテグレーター)です。1997年の設立から約30年間、システム開発・ITインフラ構築・セキュリティソリューション・IT教育の4事業を軸に成長を続けてきました。

独立系SIerとして特定の親会社グループに縛られない立場であることから、マルチベンダーの視点で顧客の課題に最適なソリューションを提案できる柔軟性が強みです。セキュリティ製品の自社開発や、ChatGPT・GitHub Copilotを活用した最新の研修プログラムなど、時代に合わせて事業を進化させ続けています。

転職候補としては、平均年齢が30歳前後と若く、IT業界への入口として、またはキャリアアップの場として活用しやすい企業です。IT未経験・第二新卒を積極的に採用する方針があり、教育制度も整備されています。一方で、中堅SIerとしての年収水準や専門性の磨き方については、自分のキャリアプランとの照合が大切です。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社ディ・アイ・システム
設立1997年11月5日
代表代表取締役会長 長田 光博 / 代表取締役社長 富田 健太郎
本社東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル15F
資本金約2億9,154万円
従業員数連結766名(2026年4月時点)
上場区分スタンダード市場(証券コード4421)
売上高約72億2,000万円(2024年9月期連結)
平均年収約454万円(直近公開データ)
平均年齢約30歳前後
勤続年数非公開(平均年齢の若さから比較的短めとみられる)
事業内容システム開発・インフラ構築・セキュリティソリューション・IT教育

ディ・アイ・システムは1997年の創業以来、独立系SIerとして顧客企業のIT課題を解決してきました。2018年のJASDAQ上場を経て2022年にスタンダード市場へ移行しており、財務基盤の透明性は高いです。

2024年9月期の売上高は約72億円で、前年比5.74%増と安定した成長軌道を描いています。中期ビジョン「Vision 2028」では2028年9月期に売上高100億円・営業利益10億円を目標に掲げ、SI事業の規模拡大とセキュリティ・教育事業の強化を両輪で進めています。2026年9月期予想では売上高約79.5億円を見込んでおり、着実に目標へ歩みを進めています。

主な事業内容

ディ・アイ・システムの事業は「システムインテグレーション」と「教育サービス・セキュリティソリューション」の2セグメントで構成されており、4つの事業領域が相互に補完し合う構造です。

システム開発事業

オープン系を中心に、Webアプリケーション・クライアント/サーバ型・スマートフォンアプリなど幅広い業務システムの設計・開発・運用を手掛けます。人事・給与・販売管理・購買管理・ワークフローなど、企業の業務基幹システムの開発実績が豊富です。

顧客の要件定義から設計・開発・テスト・保守まで一気通貫で対応するため、エンジニアとしてシステム開発の全工程を経験できます。独立系SIerとして特定の技術・製品に縛られないため、顧客ごとに最適な技術選定が行われる点も特徴です。

ITインフラ構築・運用事業

ネットワーク・サーバ・クラウドインフラの設計・構築・保守・運用を提供します。オンプレミスからクラウド(AWS・Azure・GCP)への移行支援や、ハイブリッドクラウド環境の構築なども手掛けており、企業のDX推進を技術的な側面から支えています。

「お客様のニーズに合った最適なインフラ環境をセキュリティを踏まえて、設計から構築、保守、運用までトータルに提供する」という方針のもと、単なる機器導入に留まらない包括的なサービスを展開しています。

セキュリティソリューション事業

情報セキュリティ対策の製品販売・導入支援・コンサルティングを行います。内部情報漏えい対策製品「EKRAN」など自社開発製品を持ちながら、マルチベンダーの立場から最適なセキュリティ製品を組み合わせて提案できる点が差別化要因です。

コンサルティングから製品導入・運用・改善までのトータルサポートを行い、顧客企業のセキュリティ体制の継続的な向上に貢献します。サイバー攻撃の多様化・高度化に伴い、この事業領域の需要は今後も拡大が見込まれます。

IT教育サービス事業

企業向けのIT研修・IT資格取得支援プログラムを提供します。ChatGPTを活用したJava開発の生産性向上研修、GitHub Copilot for Microsoft 365応用研修など、最新AIツールを取り入れた実践的なカリキュラムが特徴です。

Java・Python・クラウド・セキュリティなど幅広い技術研修を企業に提供するとともに、自社エンジニアの育成にも同じ知見を活かすサイクルが機能しています。IT人材不足という社会課題にも対応する事業として、成長余地の大きい領域です。

株式会社ディ・アイ・システムの強み

強み1. 独立系SIerとしてのマルチベンダー提案力

特定ベンダーグループに属さない独立系であることで、顧客の課題に対して特定製品に縛られない最適解を提案できます。特にセキュリティ分野では「あらゆるメーカーの多種多様なセキュリティ製品を取り扱える」ことが差別化要因として機能しています。

転職者の観点では、親会社・グループ会社の都合に左右されにくい環境でエンジニアとして成長できることがメリットです。技術選択の自由度が高く、プロジェクトを通じて多様な技術スタックに触れる機会が得やすいといえます。

強み2. 4事業の相互補完による安定収益

システム開発・インフラ・セキュリティ・教育という4事業が相互に顧客を紹介し合う構造になっています。たとえばシステム開発の顧客にセキュリティ強化を提案したり、教育サービスの受講企業にインフラ更新を提案したりと、クロスセルによる収益拡大が自然に発生します。

これにより、特定事業への依存リスクが分散されており、経営の安定性が高まっています。エンジニアとしては、異なる事業部の案件に関わることで幅広い技術・業務知識を身につけられる可能性があります。

強み3. AI・最新技術への積極的な対応

ChatGPTやGitHub Copilotなど生成AIツールを取り入れた研修プログラムを早期から提供しており、技術トレンドへの感度が高い企業文化です。教育事業での最新AI活用ノウハウが自社の開発・運用業務にもフィードバックされる好循環があります。

DX推進が急務の企業が多い現在、「最新技術を使ったシステム開発・インフラ更新」の需要は高く、このポジションは今後の成長機会につながります。転職者にとっては、変化の早いIT業界で時代に合ったスキルを身につけやすい職場といえます。

強み4. 若い組織と積極的な中途採用

平均年齢が30歳前後という若い組織は、年功序列が比較的薄く、実力や成果によってポジションや評価が得やすい特性があります。中途採用も積極的で、第二新卒・IT未経験からの採用実績もあります。

成長フェーズにある中堅SIerとして、組織が拡大するなかで早期にリーダー・マネージャーポジションにキャリアアップできる可能性があります。大企業では数年かかるような機会が、早いタイミングで訪れやすい環境です。

強み5. ホワイトな働き方と高い有給消化率

有給消化率75%・男性育休取得率70.58%(2024年)・月残業10時間程度という数字は、中堅SIer全体のなかでも働きやすい部類に入ります。過酷な客先常駐や長時間残業への懸念がある人でも、エントリー前に確認すべき好材料が揃っています。

男性育休取得率の高さは、ダイバーシティへの本気度を示す指標でもあります。ライフイベントとキャリアを両立させたい人に安心感を与える企業文化です。

強み6. 長期成長ビジョンとIPO後の安定基盤

2028年売上100億円目標を掲げる「Vision 2028」を推進中であり、成長フェーズで入社することは、会社とともにキャリアを積み上げるチャンスでもあります。東証スタンダード市場上場企業として財務情報が公開されており、経営の透明性が担保されています。

SIerの中には非公開企業・零細企業も多いですが、上場SIerという立場は取引先の信頼確保にも有利で、大手企業案件へのアクセスが得やすいメリットがあります。

株式会社ディ・アイ・システムの年収事情

IT業界の中堅SIerとして、年収水準は業界平均と同程度かやや低めの水準にあります。若い組織であるため在籍年数が短い傾向があり、平均年収は実態を反映しにくい面があります。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
SE・プログラマー(入社〜3年)300万〜420万円程度
システムエンジニア(中堅・5年前後)400万〜520万円程度
インフラエンジニア380万〜530万円程度
セキュリティエンジニア420万〜580万円程度
IT研修インストラクター380万〜500万円程度
プロジェクトリーダー500万〜650万円程度
プロジェクトマネージャー580万〜750万円程度
管理職・部門長700万〜900万円程度

※上記は口コミサイト・転職サイト等の公開情報を参考にした推計値です。実際の金額は経験・評価によって異なります。

給与制度の特徴

月給制をベースとし、年2回のボーナスが支給されます。社員持株会制度・財形貯蓄制度が整備されており、将来に向けた資産形成をサポートする仕組みがあります。資格取得支援制度も充実しており、IPA(情報処理技術者試験)やベンダー資格の取得費用補助・報奨金制度があります。

評価制度については、若い組織らしく成果・スキルを重視した昇給制度が採られているとみられます。プロジェクトリーダーやマネージャーへのステップアップに伴い、年収が大幅に上がる構造です。

年収を見る際の注意点

  • 平均年収約454万円は平均年齢30歳前後に対応した数字であり、若手層(20代)は300万〜400万円台が中心と推測される
  • 大手SIer(富士通・NTTデータ等)と比較すると水準は低めだが、中堅SIerの中では標準的
  • スキルアップや資格取得、リーダー経験を積むことで昇給ペースを高められる可能性がある
  • セキュリティ・クラウドなどの高需要スキルを持つ場合、スキルプレミアムが乗りやすい
  • 客先常駐の場合と自社開発の場合で年収や経験の質が変わることがある。面接時に確認推奨

株式会社ディ・アイ・システムの働き方・福利厚生

勤務時間・残業

月平均残業は10時間程度とされており、SIer業界の中では残業の少ない企業の部類に入ります。フレックス制度の有無は職種・プロジェクトによって異なりますが、全体として過度な長時間労働が常態化しているという報告は少なめです。

休日・休暇

完全週休2日制(土日祝日)・年末年始休暇・夏季休暇が基本です。有給休暇の消化率が75%と高く、実態として有休を使いやすい職場文化が形成されています。育児休業については男性取得率70.58%(2024年)という高い実績があり、男性も育児に積極的に参加できる環境です。

リモートワーク

案件に依存する部分が大きく、客先常駐の場合は顧客先のルールに従います。自社での開発・管理業務についてはリモートワーク対応が進んでいますが、詳細は応募時に確認することをお勧めします。

主な福利厚生

  • 社会保険完備(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金)
  • 通勤費支給(月3万円まで)
  • 退職金制度(勤続3年以上)
  • 慶弔金制度
  • 財形貯蓄制度
  • 社員持株会制度
  • 従業員互助会
  • フィットネスジム利用可
  • 保養所・旅行優待
  • 資格取得支援制度
  • 育児休業・介護休業制度
  • 時短勤務制度

注意点

客先常駐型の案件が多いSIerの特性上、案件によって就業環境が異なる場合があります。入社前に「どの顧客の、どのような案件に入るか」の見通しを確認し、自分が期待するキャリア形成と合致しているかを確かめることが重要です。

株式会社ディ・アイ・システムの社風・カルチャー

一言で表すなら「成長意欲のある若手を育てる」

ディ・アイ・システムの社風を一言で表すなら、「若さと成長意欲を尊重する実力主義の文化」です。平均年齢が30歳前後という事実が示すとおり、若いメンバーが多く、エネルギッシュで上昇志向の強い雰囲気があります。IT未経験・第二新卒を積極的に採用し、育成に投資するスタンスは、「人を育てる文化」の証明でもあります。

会長・社長の2名代表制という珍しい体制もあり、事業の多角化とともに経営の多様性が担保されています。上場企業として経営の透明性が求められる中で、若い組織の成長を牽引しているという点に独自のダイナミズムがあります。

評価される人物像

  • ITへの強い興味・好奇心があり、技術習得に意欲的な人
  • チームワークを重視し、顧客課題の解決に向けて積極的に動ける人
  • 変化が多い環境でも柔軟に対応でき、新しい技術や手法への適応が早い人
  • 将来的にプロジェクトリーダーやマネージャーとして組織を牽引したいという志向がある人
  • AI・クラウドなどの最新技術に積極的な関心を持てる人

表面的なイメージと実態の差

「SIerは客先常駐が中心で、キャリアが見えにくい」というイメージがあるかもしれませんが、ディ・アイ・システムは教育事業・セキュリティ事業など自社独自の強みを持ち、単純な人月商売ではない事業展開を意識しています。また「中堅SIerは待遇が悪い」というイメージに対しては、有給消化率75%・男性育休70%超という実績が一定の反論材料になります。一方、大手SIerと比べた年収の差は現実として存在するため、「成長環境」と「年収水準」のどちらを優先するかを自問することが大切です。

株式会社ディ・アイ・システムの転職難易度

難易度:2級(比較的容易)

IT未経験・第二新卒を含む幅広い層を採用対象としており、組込み系・外資系・大手SIerのような高い参入障壁はありません。ただし「誰でも通る」ということではなく、ITへの明確な興味・向上心・コミュニケーション能力が問われます。

経験者採用の場合は職種・スキルレベルに応じた選考が行われますが、書類通過率は中堅SIerの中では高めとみられます。自己分析と志望動機の準備をしっかり行えば、IT業界への転職を目指す多くの人に挑戦できる企業です。

理由1. 幅広い採用ターゲット

IT未経験・第二新卒・中途と幅広い採用を行っており、選考の入口は広めです。特に若手の採用に積極的で、文系出身・異業種からの転職者も一定数在籍しています。IT業界への転職を目指す第一歩として選択しやすい企業の一つです。

理由2. 人物評価と基本スキルが重視される

書類・面接ともに「技術力の高さ」よりも「ITへの興味・成長意欲・コミュニケーション能力」が重視される傾向があります。高度な技術知識がなくても、向上心と協調性が伝われば通過しやすい選考スタイルです。

理由3. 競争倍率は中程度

大手IT企業ほどのブランド力はないため、倍率が極めて高くなるケースは少ないと考えられます。一方で、成長している会社として認知が高まっており、IT転職市場の競争が激化しているため、「何となく応募」では通過しにくくなってきています。

株式会社ディ・アイ・システムの主な募集職種

システム開発・インフラ・セキュリティ・教育の4事業に対応した幅広い職種で採用が行われています。

IT未経験者向けの研修制度が整備されているため、未経験からSE・プログラマーとして採用されるケースもあります。最新の求人情報は公式採用サイトや転職エージェント経由で確認してください。

株式会社ディ・アイ・システムに向いている人

タイプ1. ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたい人

文系・理系問わずITに興味があり、エンジニアとしてのキャリアをゼロから積みたい人に適しています。第二新卒・異業種からの転職も受け入れる姿勢があり、育成制度も整っているため、IT業界への入口として機能する企業です。

タイプ2. 幅広い技術領域を横断的に経験したい人

システム開発・インフラ・セキュリティという異なる技術領域を一つの会社で経験できる環境は、「ITゼネラリスト」としてのキャリアを構築したい人に適しています。複数の事業部への異動を通じて技術的な幅を広げられる可能性があります。

タイプ3. ワークライフバランスを重視するITエンジニア

有給消化率75%・月残業10時間程度という環境は、私生活を大切にしながらITキャリアを歩みたい人に向いています。育児・介護と仕事を両立させたい方にも、男性育休70%超という実績が安心材料になります。

タイプ4. 成長フェーズの会社でキャリアアップしたい人

Vision 2028に向けて成長中の組織であるため、会社の拡大とともに早期にリーダー・マネージャーへのキャリアアップが期待できます。「大企業でしばらく待つより、成長中の会社でチャンスを掴みたい」という志向の人に適しています。

タイプ5. 丸の内・東京都心で働きたい人

本社が東京都千代田区丸の内という一等地にあり、都心へのアクセスが良い環境を好む人にとって立地面でのメリットがあります。

株式会社ディ・アイ・システムに向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のため、以下のタイプの方には入社後のギャップが生じやすい点をお伝えします。

  • タイプ: 自社プロダクト開発を中心としたキャリアを希望する人。SIerとしての受託開発・客先常駐が中心であるため、自社製品一本に集中したい人には合わない可能性がある
  • タイプ: IT業界での高収入(700万円以上)を早期に実現することを最優先にしている人。大手SIer・外資系と比べると年収水準は低めであり、期待とのギャップが生じやすい
  • タイプ: 特定の最先端技術(AIエンジニアリング・データサイエンス等)の専門性を極めたい人。汎用型SIerの性質上、深い専門特化よりも幅広いスキルが求められる場面が多い
  • タイプ: 客先常駐の働き方に強い抵抗感がある人。案件によっては長期の客先常駐が生じる可能性があるため、事前確認が重要
  • タイプ: 大企業の組織構造・ブランドや知名度を重視する人。中堅SIerとしての規模感は大手には及ばない

株式会社ディ・アイ・システムの選考対策

戦略1. IT・テクノロジーへの興味・関心を具体的に伝える

同社の採用では技術スキルよりも「ITへの純粋な関心と学習意欲」が重視される傾向があります。「なぜITエンジニアになりたいのか」「最近関心を持ったIT技術トレンドは何か」など、ITへの向き合い方を自分の言葉で語れるよう準備しましょう。

エンジニア職志望の場合は、プログラミング学習の経験・使用言語・作成したアプリなどをポートフォリオや自己PRで具体的に示すことが有効です。

戦略2. 志望動機は「成長環境」と「会社の方向性」との接続を意識する

「安定しているから」「残業が少ないから」という消極的な動機だけでは評価されません。Vision 2028や4事業モデルを事前に調べたうえで、「貴社の成長戦略とどのようにリンクしてキャリアを築きたいか」を語れるとより説得力が増します。

セキュリティ・クラウド・AIツール活用など同社が注力している領域への関心を示すことも効果的です。

戦略3. コミュニケーション能力をアピールする

SIerの現場では顧客との折衝・チームメンバーとの協力・要件定義でのヒアリングなど、コミュニケーション能力が不可欠です。過去の仕事・学業・課外活動で「チームの中でどのように貢献したか」「難しい相手とどう折り合いをつけたか」などのエピソードを準備しましょう。

戦略4. 具体的なキャリアビジョンを示す

「3年後・5年後にどのようなエンジニア・ビジネスパーソンになりたいか」を明確に言語化できるかが評価されます。同社は若手の成長を重視しているため、「自分がどのようにステップアップしていきたいか」という前向きなビジョンを語れる人が評価されやすい傾向があります。

戦略5. 最新ITトレンドへのキャッチアップを示す

ChatGPT・GitHub Copilot・クラウドサービスなど、同社が教育サービスでも扱っている最新技術についての基礎知識や自分なりの見解を持っておくと、技術感度の高さを示せます。日頃からITニュース・技術ブログなどで情報収集していることをさりげなく伝えられると好印象です。

戦略6. 転職エージェントを活用する

中堅SIerの転職では、転職エージェントを通じて非公開求人への応募や応募書類の添削・面接対策を受けることで通過率が向上します。ディ・アイ・システムへの転職実績のあるエージェントを選ぶことで、面接で評価されるポイントについて具体的なアドバイスが得られます。

株式会社ディ・アイ・システムへの転職で評価されやすい経験

  • JavaやPython・C#などを用いたWebアプリケーション・業務システムの開発経験
  • AWS・Azure・GCPなどのクラウドサービスを利用した設計・構築経験
  • ネットワーク・サーバのインフラ設計・構築・運用経験(CCNAやAWS資格があれば尚可)
  • セキュリティインシデント対応・脆弱性診断・セキュリティポリシー策定の経験
  • 顧客との要件定義・システム提案・折衝経験
  • プロジェクトリーダーまたはチームリーダーとしての経験
  • IT研修・教育コンテンツの企画・実施経験(講師経験)
  • Agile・スクラム開発の実践経験
  • 情報処理技術者試験(基本・応用・高度)または各種ベンダー資格の保有
  • 異業種・非IT職種でのコミュニケーション・調整経験(営業・接客等)
  • 自主的なプログラミング学習の実績(GitHub・学習記録等で示せるもの)
  • DX推進・デジタル化施策に関わった業務経験(業種問わず)

特に評価されやすいのは、「顧客と直接コミュニケーションを取りながら課題を整理し、ITソリューションを提案・実装した経験」です。技術力とビジネスコミュニケーション能力を兼ね備えた人材は、同社の中核的な仕事で即戦力として機能します。

まとめ

株式会社ディ・アイ・システムは、システム開発・インフラ・セキュリティ・IT教育の4領域を持つ独立系SIerとして、東証スタンダード市場に上場しながら成長を続けています。Vision 2028で売上100億円を目指す成長フェーズにあり、若い組織ならではのスピード感と、IT業界への入口としての開放的な採用スタンスが特徴です。

転職検討にあたっての整理ポイントとしては、「年収水準はSIer平均よりやや低めだが、働き方のホワイトさと若いうちのキャリアアップ機会が充実している」という点です。有給消化率75%・男性育休70%超・月残業10時間程度という数字は、中堅SIerの中でも際立った働きやすさを示しており、ライフスタイルとITキャリアを両立したい方には魅力的な選択肢です。

IT業界へのキャリアチェンジを検討中の方にとっては、幅広い採用姿勢と充実した育成制度が魅力的な入口となります。一方、すでにIT経験があってさらなるスキルアップを目指す方にとっては、4事業を横断する経験の幅広さと、成長フェーズでの早期リーダー経験がキャリアの差別化要因になりえます。

「安定した環境でIT専門性を地道に積み上げながら、会社の成長とともにステップアップしたい」という方に向いている企業です。転職エージェントを活用して最新の求人情報と選考情報を収集し、自分のキャリアプランとの適合性を慎重に確認したうえで応募を検討してください。