Delta-Fly Pharma株式会社は、2010年に徳島県で設立された抗がん剤専門の創薬ベンチャーです。「"Module創薬"という独自手法で患者にやさしい抗がん剤を世界に向けて開発・発信」というビジョンを掲げ、複数のパイプラインを国内外の臨床試験で進めています。
本社を徳島市に置き、東証グロース市場に2018年10月上場。創業者・代表取締役の江島淸(えじまきよし)氏が率いる組織は従業員12名程度という極めて小規模なチームで、創薬の最前線に向き合っています。2026年3月期には事業収益はゼロ、純損失は約16億2,000万円という厳しい財務状況であり、開発ステージ企業特有の高リスク・高リターン構造を理解したうえでキャリアを検討する必要があります。
一方で、DFP-10917の米国FDAとの条件付き承認協議への移行や、DFP-17729の膵がんを対象とした国内Phase 2/3試験の進行など、開発の節目を迎えている局面にあります。転職者にとっては「創薬の歴史的瞬間に立ち会える可能性」と「企業存続リスク」の両方を同時に検討する対象です。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Delta-Fly Pharma株式会社 |
| 設立 | 2010年12月6日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 江島 淸 |
| 本社所在地 | 徳島県徳島市川内町宮島錦野37の5 |
| 資本金 | 約58億426万円(2026年3月31日現在・累計資本金額) |
| 従業員数 | 12名程度(単独) |
| 上場区分 | 東証グロース市場(証券コード:4598) |
| 平均年収 | 約594万円 |
| 平均年齢 | 約51.9歳 |
| 事業内容 | 抗がん剤の研究開発(Module創薬を基盤) |
| 主要パイプライン | DFP-10917、DFP-14323、DFP-14927、DFP-17729 |
| 決算期 | 3月末日 |
Delta-Fly Pharmaは、徳島大学発の創薬ベンチャーとして発足した経緯を持ちます。資本金は累計約58億円と規模がありますが、2026年3月期末の純資産は約3,300万円まで縮小しており、財務的な余力は非常に限られた状態です。従業員数12名という規模は製薬企業として極めて小さく、1人当たりの役割が非常に広いことを意味します。
平均年収約594万円は、開発ステージ企業の人件費水準として参考値となりますが、組織規模の小ささゆえ職種・役職によるばらつきが大きいと考えられます。財務状況の透明性を保つため、入社前に有価証券報告書・決算短信の確認を強く推奨します。
主な事業内容
Delta-Fly Pharmaの事業は研究開発に集中しており、現時点で販売製品は存在しません。「Module創薬」と呼ばれる独自の創薬手法を軸に、複数の抗がん剤候補化合物を国内外で臨床開発中です。
パイプラインの承認・上市による収益化が事業の本丸であり、その実現に向けた臨床試験の成功・規制当局との交渉・ライセンスアウトが主要な事業活動です。現段階では外部資金(増資・助成金)に依存しながら開発を継続する構造となっています。
Module創薬という独自アプローチ
Module創薬とは、既存の抗がん剤成分を「モジュール」として組み合わせ、安全性と有効性を高めた新規製剤を創り出す手法です。まったく新しい化合物を一から合成するよりも、既知の化合物の挙動を活用することで開発リスクを低減し、患者にとって副作用が少なく使いやすい抗がん剤の開発を目指します。
この独自性が同社の最大の技術的アイデンティティです。学術的なバックグラウンドを持つ専門家が中心の組織で、徳島大学医学部との連携も背景にあります。
DFP-10917(急性骨髄性白血病)
DFP-10917は再発・難治性の急性骨髄性白血病(AML)を対象とした点滴静注製剤です。米国での第3相臨床試験は中間解析で主要評価項目の優越性が示されなかったとしてDSMBが試験中止を勧告しましたが、特定サブグループ(TP53を含む予後不良遺伝子変異患者)での有効性が示唆され、2026年5月に米国FDAとの条件付き承認(NDA)協議に移行したことが公表されました。
また、ベネトクラクス既治療のAML患者を対象としたDFP-10917+ベネトクラクスの第1/2相試験も継続される予定です。
DFP-14323(大腸がん)
DFP-14323は国内での第3相臨床試験(大規模比較試験)が進行中です。大腸がん治療における新たな選択肢として、既存治療との比較評価が実施されています。
DFP-17729(膵がん・固形腫瘍)
DFP-17729は腫瘍微小環境改善薬として開発されており、膵がんを主対象とした国内Phase 2/3比較試験が2025年8月から全国16施設で開始されました。免疫チェックポイント阻害剤との併用を含む固形腫瘍への適応拡大も視野に入れています。
DFP-14927
DFP-14927は米国での第1相拡大試験が継続予定です。詳細な適応症・進捗については最新のIR資料を参照してください。
Delta-Fly Pharma株式会社の強み
強み1. Module創薬という独自技術基盤
他社が模倣しにくい独自の創薬コンセプトを保有することが最大の強みです。「既知化合物の組み合わせ」という発想は、完全新規化合物に比べて開発リスクを低減できる可能性があり、患者にとっての安全性・利便性向上を設計段階から組み込める点が特徴です。
転職者にとっては、この独自技術を学ぶことが希少なキャリア資産になります。Module創薬の実務経験を持つ人材は国内でほぼ同社でしか育たないため、在籍経験そのものが高い市場価値を持ちます。
強み2. 複数パイプラインの並行開発能力
12名程度という少人数で、DFP-10917・14323・14927・17729という4本のパイプラインを国内外で並行させている点は注目に値します。外部CRO・学術連携・パートナー活用を組み合わせることで、小規模チームでの多管開発を実現しています。
転職者にとっては、1つのプロジェクトだけでなく複数の臨床試験フェーズを横断的に経験できる環境です。
強み3. 米国FDA・国内PMDAとの交渉実績
DFP-10917の条件付き承認協議という実績は、小規模ベンチャーが米国規制当局と直接対話できている証左です。規制科学の最前線での実務経験は、大手製薬企業でもなかなか得られない貴重な経験となります。
強み4. 徳島大学等との学術連携
徳島県・徳島大学との近接性を活かした学術連携が研究開発の基盤となっています。臨床腫瘍学の専門知識を持つ医師・研究者とのネットワークが、パイプラインの質を支えています。
強み5. 膵がん・AMLという難治性がんへのチャレンジ
DFP-17729(膵がん)・DFP-10917(再発難治性AML)はいずれも有効な治療法が限られる難治性がんを対象としています。アンメットメディカルニーズの高い領域での開発は、社会的インパクトの大きさと規制当局からの優先審査対象になる可能性を秘めています。
強み6. 東証グロース上場による資金調達基盤
上場企業としての信用力と、株式市場を通じた資金調達チャンネルを持っています。純資産が縮小している現状でも、成果次第で増資・ライセンス収入による資金確保の手段があることが非上場ベンチャーとの違いです。
Delta-Fly Pharma株式会社の年収事情
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 臨床開発(クリニカルオペレーション) | 500〜900万円程度 |
| 薬事(レギュラトリーアフェアーズ) | 600〜1,000万円程度 |
| 研究員(創薬研究) | 450〜750万円程度 |
| 医薬情報・メディカルアフェアーズ | 500〜800万円程度 |
| 管理・経営企画 | 600〜900万円程度 |
| 代表・役員クラス | 非公開 |
※公開情報と業界水準を基にした推計。実際の条件は採用時の経験・職位による。平均594万円という水準が示すように、他のバイオベンチャーと比較して高水準ではない。
給与制度の特徴
12名規模の組織では、給与体系の整備レベルは大企業ほど精緻ではない可能性があります。専門性・実績・役割の責任範囲によって個別設定される側面が強く、同職種でも個人差が大きいと考えられます。
ストックオプションの付与が行われている可能性があり、上場企業としてパイプライン成功時のキャピタルゲイン期待が報酬パッケージの一部を構成していることが多いです。これはリスクを取った分の上振れ期待であり、当然値下がりリスクも伴います。
年収を見る際の注意点
- 現段階の事業収益はゼロ: 2026年3月期の売上高は開示なし(製薬品100%だが上市製品なし)。給与原資は増資・借入等の資金から支出されている
- 純資産の極端な減少: 2026年3月期末の純資産は約3,300万円まで縮小。追加の資金調達・パイプライン進捗が企業継続の前提条件
- 業績連動は限定的: 収益がない段階では業績賞与の原資も限られる。報酬の固定部分と変動部分の構造を必ず確認すること
- ストックオプションのリスク: 創薬ベンチャーの株価はパイプライン情報に連動して大きく変動する。期待値と同時にリスクも認識が必要
Delta-Fly Pharma株式会社の働き方・福利厚生
勤務時間・休日 標準的な週休2日制(土日祝日休み)が基本と推定されます。臨床試験の進行フェーズや規制当局とのやりとりに応じて、集中的な業務が発生する時期もあると考えられます。
リモートワーク 本社が徳島市に所在するため、遠方からの採用の場合は移住を伴う転職になります。一部の職種では東京等での業務も発生する可能性がありますが、基本的には徳島が拠点です。
主な福利厚生(推定・一般的な小規模上場ベンチャーの水準)
- 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 確定拠出年金または退職一時金制度
- 通勤手当(実費支給)
- 健康診断(定期)
- 育児・介護休業制度(法定対応)
- 学会・研究会への参加支援
- ストックオプション制度
- 有給休暇(法定水準以上)
- 徳島での地方生活(都市部に比べた生活コストの低さ)
注意点 徳島本社という立地は、都市部と比較して生活インフラ・転職機会等の選択肢が限られます。転職後にUターン・Iターンという形で地方移住を受け入れられるかどうか、家族の理解を含めて事前に整理しておく必要があります。
Delta-Fly Pharma株式会社の社風・カルチャー
一言で表すなら「創業者ドリブンの研究者集団」
江島淸代表が創業し、学術的バックグラウンドを持つ研究者・開発者が中心となった組織です。「科学に基づいてがんと戦う」という一点に全員がコミットしており、意思決定のスピードが速く、トップとの距離も極めて近い。官僚的なプロセスよりも、科学的な根拠と実践が重視される文化です。
12名という規模は、1人の発言が組織全体に響くコミュニティです。自分の仕事が直接パイプラインの進捗に影響を与えるという実感を持ちながら働ける反面、個人への依存度が高く、退職・休職が組織に大きなインパクトをもたらします。
評価される人物像
- 創薬科学への深い理解: 臨床薬理・腫瘍生物学・製剤設計などの専門知識を持つ人材が評価される
- 不確実性を受け入れる胆力: 臨床試験は想定外の結果が常につきまとう。不確実さの中でも前進し続けられる人
- 徳島・地方拠点への適応: 地方での生活を前向きに受け入れ、静かな環境で研究に集中できる人
- オーナーシップ意識: 「自分のプロジェクト」として当事者意識を持ち、報告を待たずに動く人
表面的なイメージと実態の差
「東証上場・先端創薬ベンチャー」という表面から、「安定した上場企業」と誤解してはいけません。純資産3,300万円という状況は、追加資金調達なしでは事業継続が困難なレベルです。創薬ベンチャーはパイプラインの成否で企業価値が数倍〜数分の一に動く世界であり、在籍中に会社の財務状況が大きく変わる可能性があります。
リスクを把握しながらも「この創薬にかけたい」という強い意志を持って参加できる人材が、長期にわたって活躍できます。
Delta-Fly Pharma株式会社の転職難易度
難易度:4級(かなり難しい)
採用枠の絶対数が少ないこと、専門的な創薬経験が必須なこと、徳島本社という立地制約が重なり、転職のハードルは高いです。求人自体が不定期にしか発生しないため、転職タイミングの一致が前提条件となります。
理由1. 採用枠が極めて限られる
12名規模では、年間の採用は多くて1〜2名。欠員補充型が中心で、定期採用サイクルがあるとは限りません。タイミングが合わなければ、どれだけ資格があっても応募機会がないのが現実です。
理由2. 高度な創薬専門知識が必須
Module創薬の概念・抗がん剤の臨床開発・米国FDA/PMDA規制対応などの専門知識が問われます。製薬以外の業種からの転職は現実的ではなく、製薬業界内でも臨床開発・薬事・研究の実務経験者が対象です。
理由3. 徳島本社への移住が前提
徳島県徳島市に移住できることが採用条件に実質的に含まれます。都市部在住者にとっては生活環境の大きな変化を伴うため、家族の意向を含めた生活設計の見直しが必要です。
Delta-Fly Pharma株式会社に向いている人
1. 創薬の最前線で「歴史を作る」体験をしたい人
DFP-10917のFDA交渉・DFP-17729の膵がん試験など、創薬の重要局面に直接関わりたい人。「大企業の歯車」ではなく、自分がパイプラインの成否に直接貢献したいというモチベーションがある人向けです。
2. 徳島・四国での研究生活を前向きに受け入れられる人
都市部の喧騒から離れ、研究に集中できる徳島の環境を好む人。Uターン(徳島・四国出身者)やIターンを望む研究者にとって、地元に根差した優良なキャリア選択肢です。
3. 抗がん剤・腫瘍免疫の専門家としてのキャリアを深めたい人
AML・大腸がん・膵がんという難治性がんの治療開発に専門性を集中させたい人。特定のがん種に深くコミットできる環境として最適です。
4. リスクを受け入れてバイオベンチャーの醍醐味を経験したい人
財務リスクを理解したうえで、ベンチャーのスピード感・意思決定の近さ・創業者との距離感を経験したい人。次のキャリアで「創薬ベンチャーのコア業務経験者」として高い市場価値を築く戦略を持つ人。
5. 小規模組織での全領域横断経験を積みたい人
創薬研究・臨床開発・薬事・IR・資金調達まで、12名規模だからこそ触れられる多領域経験を短期間で積みたい人。将来の起業・上位ベンチャーへの転職を見据えたキャリア戦略にも合致します。
Delta-Fly Pharma株式会社に向いていない人
批判ではなく、ミスマッチ防止のためにお伝えします。
- タイプ:安定した収益基盤と雇用保証を重視する人 — 事業収益ゼロ・純資産3,300万円という財務状況は、雇用の安定性に直結するリスクを持つ
- タイプ:大都市(東京・大阪等)での勤務を希望する人 — 徳島市本社への移住が実質必須。生活環境の変化を受け入れられない場合は候補から外す
- タイプ:確立された製品・チームの中で専門を深めたい人 — 販売製品なし・12名組織では、専門領域のサポート体制が限られる
- タイプ:業績連動の高い賞与・福利厚生を重視する人 — 収益がない現段階では業績賞与の原資が限られ、給与水準も大手製薬企業には及ばない
- タイプ:製薬・バイオの実務経験がない人 — 未経験者の育成余力がなく、即戦力の専門職としての採用が前提
Delta-Fly Pharma株式会社の選考対策
1. Module創薬と各パイプラインの理解を深める
面接では「なぜDelta-Fly Pharmaか?」という問いに対し、Module創薬の技術的意義・各パイプラインの臨床進捗・競合治療法との差別化を自分の言葉で語れることが基本です。
公式サイト・IR資料・科学論文(DFP-10917等に関する発表)を事前に読み込み、「DFP-17729の膵がん試験の患者選択基準」「DFP-10917のFDA交渉の背景」など具体的な内容について語れるレベルまで準備してください。
2. 臨床開発・薬事の実務実績を具体的に語る
「どの試験を・どの規制下で・どのフェーズで担当したか」を具体的なエピソードで準備します。Phase I・II・IIIの各フェーズでの役割、ICH・FDA・PMDA等の規制対応の実績が評価の軸になります。
抽象的な「開発に関わった」ではなく「第2相試験のプロトコル設計に携わり、適切なエンドポイント設定でPMDAとの事前相談を主導した」という具体性が必要です。
3. 徳島移住・地方生活への前向きな姿勢を示す
採用側にとって「本当に徳島で働き続けられるか」は重大な懸念事項です。「なぜ徳島なのか」「地方生活をどう捉えているか」について、家族・生活設計を含めた現実的な回答を準備してください。
単なるきれいごとではなく、実際に徳島を下見した経験・地元とのつながり・田舎暮らしへの具体的なイメージを語れると信頼度が上がります。
4. 財務状況を把握して「それでも選ぶ理由」を語る
採用側は「財務リスクを理解したうえで来てくれているか」を確認します。純資産の縮小・事業収益ゼロという現状を把握し、「それでもこの会社の研究を前進させたい理由」を論理的に語れる準備が必要です。
リスクを過小評価していると思われると、入社後に失望するケースと判断され選考が不利になります。リスクを承知で参加する明確な動機が問われます。
5. がん医療への深いコミットメントを等身大で語る
「なぜがん領域か」に個人的な体験・問題意識・専門への情熱をつなげて、等身大の言葉で語れると面接で好印象を与えます。表面的なきれいごとではなく、自分がこの課題に向き合い続ける理由を整理しておくことが重要です。
6. 小規模組織での主体的業務経験をアピールする
12名規模の組織では「教えてもらう」姿勢よりも「自分で動く」姿勢が求められます。前職での主体的な業務経験・課題発見から解決までを自分主導で完遂した経験を、具体的なエピソードで複数準備してください。
Delta-Fly Pharma株式会社への転職で評価されやすい経験
- 抗がん剤(AML・大腸がん・膵がん・固形腫瘍)の臨床試験(Phase I〜III)の実務経験
- 米国FDA・日本PMDA・韓国MFDS等との規制当局対応・事前相談経験
- 点滴静注製剤・抗腫瘍製剤の薬事申請・承認取得経験
- 臨床試験の統計解析計画・エンドポイント設計への関与経験
- 海外CROとの臨床試験マネジメント・データマネジメント経験
- 腫瘍微小環境・免疫チェックポイント阻害剤の研究・開発経験
- 製薬ベンチャー・バイオテックでの少人数チーム業務経験
- 英語での規制文書(IND・NDA・CTD)の作成・レビュー経験
- 学術機関・大学病院との共同研究・産学連携経験
- 膵がん・AML・大腸がん領域の医師・Key Opinion Leaderとの関係構築経験
- 創薬ベンチャーの資金調達・IR支援・ライセンスアウト交渉経験
- 徳島・四国地域の医療機関・学術機関との連携実績
特に評価されやすいのは「抗がん剤の臨床開発とFDA/PMDA規制対応の両方に実績を持つ即戦力人材」です。Module創薬の概念に共鳴し、科学的バックグラウンドを持ちながら小規模チームで自律的に動ける人材が最も求められます。
まとめ
Delta-Fly Pharma株式会社は、「Module創薬」という独自手法で複数の抗がん剤パイプラインを開発する徳島発の創薬ベンチャーです。DFP-10917のFDA条件付き承認協議・DFP-17729の膵がん試験開始など、開発の重要局面を迎えている企業でもあります。
一方で、事業収益ゼロ・純資産縮小・従業員12名という財務・組織の実態は、転職前に必ず正確に把握すべき事実です。2026年3月期の純損失は約16億2,000万円で、企業としての継続には追加資金調達・パイプラインの成功が不可欠な状況にあります。「東証グロース上場企業」というラベルだけで安定性を判断するのは危険です。
それでも、難治性がんの創薬に直接関わりたい専門家・徳島での研究生活を望む人・創薬ベンチャーのコア業務を短期間で経験してキャリアを加速させたい人にとっては、他に代えがたい環境を提供する組織です。
入社を検討する際は、最新の決算短信・有価証券報告書・パイプラインの進捗情報を必ず自分の目で確認してください。リスクを正確に認識したうえで、Delta-Fly Pharmaの挑戦に共鳴できる方の応募を期待します。
