ケア21は、大阪市北区に本社を置く総合福祉企業です。1993年の設立以来、訪問介護事業からスタートし、現在では有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・障がいサービス・認可保育園などに事業を多角展開しています。東証スタンダード市場に上場しており、全国約350ヶ所以上の拠点を持ちます。

介護業界の中でも「総合福祉企業」を標榜するケア21は、介護だけでなく医療・障がい支援・保育・就労支援まで幅広いサービスラインを整備しています。2025年10月期の売上高は481億円超(前年比6.1%増)と安定的な成長を続けており、財務基盤の安定した介護系上場企業として転職市場でも知名度があります。

介護職・ケアマネジャー・看護師・生活相談員・保育士など、福祉・介護系の多彩な職種での転職を検討している方にとって、全国規模の拠点ネットワークと安定した雇用環境は大きな魅力です。ただし、介護業界全体の傾向と同様に、夜勤や変形労働など業務の特性は転職前に理解しておく必要があります。

企業概要

項目内容
正式社名株式会社ケア21
設立1993年11月
代表者代表取締役社長 依田 雅
本社大阪府大阪市北区堂島2-2-2 近鉄堂島ビル10F
資本金1億円
従業員数グループ総数 8,600名超(パート・アルバイト含む)/ 正社員 4,463名程度
上場区分スタンダード市場(証券コード2373)
売上高481億5,816万円(2025年10月期・連結)
平均年収約420万円程度(正社員ベース)
平均年齢47.4歳程度
勤続年数平均4.6年程度
事業内容訪問介護・施設介護・障がいサービス・保育・福祉用具販売・住宅改修 等

ケア21は、1993年に大阪で「株式会社ヨダゼミイースト」として設立され、学習塾運営からスタートした異色の経歴を持ちます。その後1999年に「株式会社ケアにじゅういち」に商号変更し、2000年から訪問介護事業に参入。以降は介護保険制度の成長とともに急速に事業を拡大し、有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・保育など多角展開を進めてきました。

2020年6月に依田雅氏が代表取締役社長に就任し、引き続き「総合福祉企業」としての成長路線を歩んでいます。売上高481億円超・拠点数350ヶ所以上と、介護業界の中でも存在感のある中堅上場企業のポジションを確立しています。

主な事業内容

ケア21の事業は、介護保険法に基づくサービスを中心として、障がい支援・保育・その他の福祉関連サービスへと多角展開されています。「総合福祉企業」として介護だけにとどまらない幅広いサービスラインが同社の大きな特徴です。

在宅・訪問介護サービス

訪問介護を起点として成長してきた同社の原点的な事業です。ホームヘルパー(介護職員)が利用者の自宅を訪問し、身体介護・生活援助・通院介助などを提供します。要支援・要介護の高齢者が自宅で自立した生活を送り続けられるよう支援することを目的としています。

居宅介護支援(ケアプランの作成)も提供しており、ケアマネジャーが利用者の状態に応じた介護サービス計画を策定します。訪問看護、訪問リハビリ、訪問診療支援なども展開しており、在宅医療との連携も強化しています。

施設介護サービス

有料老人ホーム「PLAISANT(プレザン)」シリーズと、認知症グループホーム「たのしい家」を中核として施設介護を展開しています。デイサービス(通所介護)・小規模多機能型居宅介護なども運営しており、利用者のニーズや介護度に応じた多様な施設形態を提供しています。

「たのしい家」ブランドのグループホームは全国各地で展開されており、認知症対応の専門的なサービスとして地域の利用者から信頼されています。介護付有料老人ホームでは、24時間介護スタッフが常駐し医療連携も備えています。

障がい支援・保育サービス

介護事業で培った福祉のノウハウを活かし、障がいのある方への支援事業にも進出しています。障がい者の日常生活支援(ショートステイ・デイサービス)から就職・就労支援まで幅広くカバーしています。

認可保育園の運営も行っており、「明るく、元気で、楽しく、たくましい子どもを育む」をコンセプトに0〜6歳児の保育を提供しています。少子高齢化が進む中で保育ニーズは依然として高く、介護と保育を組み合わせた「福祉の総合化」を体現しています。

その他の福祉関連サービス

福祉用具の販売・貸与、住宅改修(バリアフリー工事)、訪問マッサージ(鍼灸)、薬局運営、介護資格取得スクール、人材紹介・派遣、ダイニング(福祉施設向け食事サービス)、不動産など多岐にわたる関連事業を展開しています。これらは主力の介護サービスを補完・強化するものであり、利用者と家族へのワンストップ支援を実現しています。

ケア21の強み

強み1. 「総合福祉企業」としての多角的なサービス展開

訪問介護・施設介護・障がい支援・保育・医療連携など、福祉分野を横断するサービスラインを持つことが最大の強みです。利用者のライフステージ・ニーズが変化しても、ケア21グループ内でサービスを継続利用できるワンストップ体制が構築されています。

転職者にとっては、介護職として入社後に障がい支援・保育・相談援助など異なるサービス領域にキャリアチェンジできる柔軟性がある点が魅力です。

強み2. 全国350拠点以上の広大なネットワーク

全国に約350ヶ所以上の事業所を展開しており、北海道から九州まで幅広い地域でサービスを提供しています。関西圏が発祥の地ですが関東・東海・北陸など全国に拡大しており、引越しや家庭の事情でのエリア異動も比較的柔軟に対応できます。

地元密着型の小規模介護企業にはない全国展開の安定感と、大企業としての福利厚生・給与体系の整備が求職者には評価されています。

強み3. 上場企業としての財務安定性

東証スタンダード市場への上場企業として、財務情報の透明性と一定の経営安定性があります。売上高481億円超・毎期増収のトラック記録は、介護業界の中では財務基盤が比較的安定していることを示しています。

非上場の介護事業者では経営状況が不透明な場合もある中、上場企業であることは転職時の安心材料のひとつです。

強み4. 訪問介護から始まる一貫したケアの哲学

「利用者が自宅で楽しく自立した生活を送り続けられるよう支援する」という原点を大切にしながら事業を拡大してきた同社には、現場の介護哲学が根付いています。訪問介護でのきめ細かいサービス精神が、施設介護・障がい支援にも反映されており、介護の質を重視する職員に働きがいを生む文化があります。

強み5. 多職種連携によるキャリアパスの多様性

介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士・看護師・保育士・管理職など、グループ内に多様な職種が存在するため、資格取得やキャリアアップのルートが整っています。資格取得支援制度を活用しながらスキルアップし、職種の幅を広げながら長く働ける環境があります。

強み6. 「たのしい家」ブランドによる認知症ケアの専門性

認知症グループホーム「たのしい家」は全国展開するケア21の看板サービスのひとつです。認知症の方が穏やかに、家庭的な雰囲気の中で生活できるよう支援することに特化しており、現場スタッフの認知症ケア技術が蓄積されています。

認知症ケアの専門的な知識・経験を積みたい介護職にとっては、チームとして取り組むノウハウが体系化されている環境で成長できます。

ケア21の年収事情

ケア21の年収水準は、介護・福祉業界の水準に準じており、一般的なビジネス職に比べると高くはありませんが、資格・経験・役職によってレンジは大きく変わります。正社員ベースの平均年収は約420万円程度とされています。

職種別の想定年収レンジ

職種想定年収レンジ
介護福祉士(入社〜5年)280〜380万円程度
介護福祉士(中堅以上)350〜450万円程度
ケアマネジャー350〜500万円程度
社会福祉士・生活相談員330〜450万円程度
看護師400〜560万円程度
保育士280〜380万円程度
サービス提供責任者320〜420万円程度
施設長・管理職450〜650万円程度

※上記は市場データと公開情報をもとにした推計値です。個人の評価・資格・勤務地・施設形態により大きく異なります。

給与制度の特徴

介護業界全体で処遇改善加算(国からの補助)が導入されており、ケア21においても処遇改善・ベースアップ等支援加算を受け取っています。これにより、法定加算による給与上乗せが行われており、基本給に加えて処遇改善手当が支給されます。

正社員としての月給制が基本で、年2回のボーナス支給があります。夜勤を担当する職員には夜勤手当が別途支給されます。資格手当(介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士等)も付与されており、資格取得による収入アップが可能です。

年収を見る際の注意点

  • 介護業界全体として、他業種に比べて年収水準が低い傾向があり、ケア21も例外ではない
  • 夜勤手当・処遇改善加算の有無で実収入は大きく変わる。夜勤月4〜6回こなすと年収ベースで50〜80万円程度上積みされる場合がある
  • 勤務地・施設形態(訪問/施設/グループホーム)によって収入水準が異なる
  • 管理職・施設長クラスになると収入が大幅に上がる傾向がある

ケア21の働き方・福利厚生

ケア21は全国展開する介護・福祉企業として、多様な働き方に対応した制度を整備しています。一方で、介護業界特有のシフト勤務・夜勤・変形労働時間制の特性は理解しておく必要があります。

勤務時間・休日

  • 介護施設は24時間運営のためシフト制(早番・日勤・遅番・夜勤)が基本
  • 訪問介護は利用者の生活リズムに合わせた時間帯での勤務
  • 月9日程度の休日(4週8休以上)が一般的
  • 年間休日は職種・施設により104〜120日程度

リモートワーク

  • 介護・保育の現場職はリモートワーク不可(対面サービスのため)
  • 管理部門・本部スタッフは一部リモート対応

主な福利厚生

  • 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
  • 退職金制度(勤続年数に応じて)
  • 育児休業・産前産後休業制度
  • 介護休業制度
  • 資格取得支援(介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士等の受験費用補助)
  • 内部研修・OJT制度
  • 健康診断(法定健診・定期健康診断)
  • ユニフォーム支給(施設介護職)
  • 処遇改善加算による特別手当
  • 制服・消耗品の会社負担
  • 従業員満足度91.8%(採用サイト公表値)

注意点 施設系の介護職は夜勤・早出・遅出などシフト対応が必要です。また、介護業界全体の人材不足を背景に人員配置が厳しい職場もあるため、入社前に具体的な配属施設の人員状況を確認することをお勧めします。

ケア21の社風・カルチャー

一言で表すなら「現場密着型の福祉プロ集団」

大阪発の企業らしい「人を大切にする」明るい職場文化と、訪問介護から育んできた「利用者一人ひとりに寄り添う」ケアの姿勢が融合しています。現場スタッフが主役であるという風土があり、介護職・保育職など専門職の意見が反映されやすい組織文化と見られています。

評価される人物像

  • 利用者や家族とのコミュニケーションを大切にし、丁寧なケアができる人
  • チームで協力して業務にあたれる協調性と柔軟性を持つ人
  • 資格取得や自己研鑽に意欲的で、キャリアアップを目指せる人
  • 変化する利用者の状態に対応できる観察力と判断力を持つ人
  • 「福祉・介護の仕事が好き」というマインドが根底にある人

表面的なイメージと実態の差

「介護の仕事は大変」というイメージを持つ方が多い一方、ケア21は全国規模の組織として研修制度や資格取得支援を整備しており、キャリアアップの道筋が描きやすい点は他の小規模介護事業者より優れています。上場企業であることで給与制度や評価基準の透明性も相対的に高いといえます。一方で、職場の環境は施設や拠点によって差があるため、面接時に配属先の具体的な状況を確認することが重要です。

ケア21の転職難易度

難易度:C級(比較的通過しやすい)

介護・福祉業界全体の慢性的な人材不足を背景に、ケア21においても介護職・ケアマネジャー・看護師などの職種では採用の間口が広い傾向にあります。ただし、施設長・管理職クラスや専門的なポジションでは選考基準が上がります。

理由1. 介護業界全体の採用ニーズが高い

有効求人倍率が高い介護業界において、ケア21のような全国規模の企業も常時採用を行っています。未経験からでも介護職として採用されるケースがあり、会社として教育体制を持っています。

理由2. 資格保有者・経験者は優遇される

介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士・看護師などの有資格者は選考において有利です。同種の業種(介護・保育・障がい支援)での実務経験があれば即戦力として評価されます。

理由3. 希望エリアと施設形態のマッチングが鍵

全国に拠点があるため、希望勤務地が柔軟であるほど採用されやすくなります。都市部の求人は競争率が高い場合もありますが、地方や郊外の施設では採用ニーズが高い傾向にあります。

ケア21の主な募集職種

ケア21は介護・福祉分野の多職種を常時採用しており、正社員・契約社員・パート・アルバイトなど雇用形態も多様です。

  • 介護職員(ホームヘルパー・介護福祉士)
  • ケアマネジャー(介護支援専門員)
  • サービス提供責任者
  • 看護師(訪問看護・施設)
  • 保育士・幼稚園教諭
  • 生活相談員・社会福祉士
  • 管理職・施設長候補
  • 採用・人事スタッフ(本部)
  • 福祉用具専門相談員
  • 調理師・栄養士(施設給食)

ケア21に向いている人

「介護・福祉の仕事を通じて社会に貢献したい」と考えている人

高齢者・障がい者・子どもなど社会的に弱い立場の人々の生活を支えることにやりがいを感じる人には、ケア21のような総合福祉企業が強く合っています。現場の一つひとつの関わりが利用者の生活の質を直接改善するという達成感は、他の業界ではなかなか得られません。

キャリアアップを目指して資格を取りたい人

介護職未経験でも入社後に資格取得を支援してもらいながら介護福祉士・ケアマネジャーへのキャリアアップが目指せます。資格取得支援制度を活用して段階的にスキルを積んでいける環境があります。

安定した大手組織で長く働きたい人

上場企業として財務の透明性があり、中小の介護事業者と比べて経営が安定しています。全国ネットワークを活かした人事異動・転勤にも対応できる柔軟性がある人には長く働きやすい環境です。

多様な福祉サービスを経験したい人

訪問介護・施設介護・障がい支援・保育など複数のサービス形態を一つの企業グループ内で経験できるのは、ケア21ならではの強みです。介護の総合的な知識を広く身につけたい人に向いています。

関西圏で働きたい人

本社が大阪にあり、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀)に多数の拠点を持っています。地元関西で安定して働きたい介護・福祉職の方には特に適しています。

ケア21に向いていない人

批判ではなくミスマッチ防止のための整理です。以下のような志向を持つ方は、入社後のギャップを感じる可能性があります。

  • タイプ:夜勤・シフト勤務が難しい方 — 施設介護や24時間対応のサービスでは夜勤・早出・遅出のシフトが必要です。家庭の事情などでシフト制が難しい方は、訪問介護や日中のデイサービスなど日勤のみのポジションへの応募が現実的です
  • タイプ:高水準の年収を求める方 — 介護業界全体の賃金水準は他業種に比べて低い傾向があります。年収500万円超を短期間で実現したい場合、管理職や特殊技能を持つ職種でなければ難しい可能性があります
  • タイプ:在宅勤務・フレックス勤務を希望する方 — 現場の介護・保育職はリモート勤務が不可です。柔軟な働き方を求める場合は管理部門・本部系職種への応募が必要です
  • タイプ:介護以外のビジネスキャリアを積みたい方 — 採用の大半が介護・福祉系の現場職です。一般的なビジネス職(マーケティング・営業・財務等)でのキャリアを描くには機会が限られます
  • タイプ:精神的な負荷を強く感じやすい方 — 高齢者の看取りや認知症対応など、精神的に負荷がかかる場面もあります。感情的にサポートを要する場面が多いため、メンタルのセルフケア能力は必要です

ケア21の選考対策

選考1. 介護・福祉への「動機」を深く語る

なぜ介護・福祉業界を選ぶのか、なぜケア21なのかを明確に語ることが重要です。「安定している」「求人が多い」という理由だけでは薄く、「誰かの生活を直接支えることに意義を感じる」「自分の家族の介護経験から興味を持った」など、パーソナルな動機が伝わると好評価につながります。

ケア21が「総合福祉企業」として多角展開していることに触れ、将来的にどのサービス領域で貢献したいかを示すとより具体性が増します。

選考2. 利用者・チームとの関わり方のエピソードを用意する

選考では「利用者との関わり方」「チームでの協働経験」が重視されます。前職での利用者・顧客との具体的なエピソード(困難な状況をどう対処したか、チームで成果を出した経験等)を複数用意しておきましょう。

介護未経験の場合は、サービス業やボランティア経験など「人を支えた経験」を掘り起こして準備しましょう。

選考3. 資格・スキルを整理して伝える

介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士・看護師・保育士などの資格は選考において明確な加点要素です。保有資格とその取得背景(なぜその資格を取ったか)をセットで伝えると説得力が増します。

現在取得中・取得予定の資格があれば、「入社後〇年以内に取得を目指す」という計画も示しましょう。

選考4. 勤務条件の希望を明確にする

夜勤の可否・希望勤務地・雇用形態(正社員/パート)などは選考の初期段階で確認されます。「夜勤は月〇回程度なら可能」「〇〇エリア内での勤務を希望」など、具体的な条件を事前に整理して臨みましょう。曖昧な回答は配属先との不一致を招くため、正直に伝えることが双方にとってプラスです。

選考5. ケア21の事業範囲を把握して語る

「ケア21がどのようなサービスを提供しているか」を理解したうえで面接に臨むことが基本です。訪問介護・施設介護・障がい支援・保育など複数事業がある中で、自分がどの領域で貢献したいのかを語れると面接官に好印象を与えます。

施設名や運営している「たのしい家」「PLAISANT」などのブランドを知っていることも、準備の丁寧さとして評価されます。

選考6. 体力・精神力のアピールを忘れない

介護職は身体的・精神的な負荷が伴う仕事です。「体力自信があること」「困難な状況でも前向きに対処できること」を具体的なエピソードで示すと選考での評価が安定します。健康管理を意識した生活習慣についてもさりげなく触れると誠実さが伝わります。

ケア21への転職で評価されやすい経験

  • 介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士・看護師・保育士いずれかの国家資格の取得経験
  • 訪問介護・デイサービス・有料老人ホーム・グループホームでの実務経験(1年以上)
  • 認知症ケア(ユマニチュード・バリデーション等の手法を含む)の現場経験
  • 施設長・ユニットリーダー・サービス提供責任者などリーダー職の経験
  • 利用者・家族への生活相談・ケアプラン作成の経験
  • 多職種チーム(医師・看護師・OT・PT・SW等)との連携経験
  • 障がい者支援(身体・知的・精神)の現場経験
  • 保育士としての認可保育園・認定こども園での勤務経験
  • 人材育成・後輩指導・OJT経験
  • 医療機関(病院・クリニック)での看護・介護補助の経験
  • 採用・人事・教育研修の経験(本部系職種希望の場合)
  • 福祉用具の提案・販売・貸与に関する知識と経験
  • 記録システム・介護ソフトの操作経験(利用者記録・シフト管理等)

特に評価されやすいのは「介護福祉士以上の資格を持ち、施設介護または訪問介護の実務経験が3年以上あるリーダー候補」であり、施設長候補や管理職ポジションでは即戦力としての優遇採用につながりやすいです。

まとめ

ケア21は、訪問介護からスタートし現在は全国350拠点超・売上481億円超の総合福祉企業へと成長した東証スタンダード上場企業です。介護・保育・障がい支援・医療連携など多角的なサービスラインと、安定した財務基盤が同社の大きな強みです。

転職先として魅力があるのは、「介護・福祉の仕事を通じて社会に貢献したい」という明確な志向を持つ方、資格取得とキャリアアップを並行して進めたい方、そして関西圏や全国各地で安定して働きたい介護・福祉職の方です。上場企業としての透明性と規模感が、中小介護事業者にはないメリットを提供しています。

一方で、介護業界全体の賃金水準や夜勤・シフト勤務の特性は、入社前に現実的に理解しておくことが重要です。面接では希望する施設や勤務条件を正直に確認し、自分のライフスタイルとのミスマッチを防ぐことが満足な転職の鍵となります。

介護・福祉職での転職を考える際は、転職エージェントに相談することで非公開求人や施設の内部情報にアクセスしやすくなります。ケア21のような規模の大きい介護企業は施設によって職場環境が異なるため、配属先の詳細をエージェント経由で事前確認することが成功への近道です。