株式会社Byup(バイアップ)は、2021年6月に設立されたスタートアップ企業です。ミッションに「影響力をインフラに」を掲げ、フォロワー100万人超のトップインフルエンサーと協業してブランドを立ち上げ、ゼロからグロースさせるP2C(Person to Consumer)ビジネスモデルを展開しています。
設立前々期までの売上成長率は1000%、前期も133%と顕著な成長を継続しており、VC・外部投資家からの調達なしで収益を積み上げている点が際立つ企業です。ヘアケアブランド「Kaminii(カミニー)」、スポーツウェアブランド「EVANE(エバン)」、プロテイン・サプリブランド「REYS(レイズ)」、24時間フィットネスジム「FITPLACE24」など、インフルエンサーの「影響力」を軸にした多彩な事業を展開しています。
平均年収・待遇の公開情報が少ない段階の会社ですが、少数精鋭で経営者距離が近く、P2C・D2C領域の最前線でマーケティングを学べる環境は希少です。本記事では人材エージェントの視点から、同社の強み・注意点・選考対策まで詳しく解説します。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社By Up(Byup, Inc.) |
| 設立 | 2021年6月 |
| 代表取締役 | 大島 遼太 |
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田1-2-10 CIRCLES五反田8F |
| 資本金 | 非公開(参考:Gビズインフォ登録情報) |
| 従業員数 | 数名〜十数名規模(少数精鋭体制) |
| 上場区分 | 非上場 |
| 売上推移 | 前々期比成長率1000%、前期133%成長(非公開企業のため詳細非公表) |
| 事業内容 | D2Cブランド事業(Kaminii・EVANE・REYS)、メディア事業(スポーツ101)、フィットネスジム事業(FITPLACE24) |
| ミッション | 「影響力をインフラに」 |
代表の大島遼太氏は、前職において事業を年商1億円から70億円規模まで成長させた経験を持ち、インフルエンサーエコノミーの可能性に着目してByupを創業した人物です。外部資本に頼らず収益を事業に再投資するスタイルを貫いており、急成長しながらも財務規律を重視した経営哲学が組織文化に色濃く反映されています。
主な事業内容
株式会社Byupのビジネスモデルを理解するうえで欠かせないキーワードが「P2C(Person to Consumer)」です。
従来のD2Cが「企業がブランドを作り、ECやSNSで直販する」モデルだとすれば、P2Cは「影響力を持つ個人(インフルエンサー)が商品開発・ブランド構築を主導し、そのファンコミュニティを購買基盤にする」モデルです。Byupはこの構造において、インフルエンサー個人では担えないバックオフィス機能(事業設計・物流・マーケティング・実店舗展開)を一手に担うことで、インフルエンサーの「影響力」を事業として最大化する役割を果たしています。
D2C事業(ブランド開発・グロース)
Kaminii(カミニー)
2024年にスタートしたヘアケアブランドです。人気美容師系YouTuber「AYAMAR(あやまる)」氏と共同開発しており、「髪に、ほんとにいいものを。」をコンセプトに、サロンクオリティのヘアケア製品をECで展開しています。インフルエンサーの専門性とブランドの親密感を武器に、ファン層への訴求力が強いのが特徴です。
EVANE(エバン)
フィットネス系インフルエンサーと協業して立ち上げたスポーツウェアブランドです。「動きやすく・スタイリッシュに」をテーマにした高機能ウェアを展開しており、フィットネス系SNSコミュニティへの訴求を中心に展開しています。
REYS(レイズ)
プロテイン・サプリメントブランドで、フィットネスYouTuber・山澤礼明氏が監修しています。2023年にAmazonベストアワードを受賞するなど、品質と販売力の双方で成果を出しています。「フィットネスをもっと身近に」というコンセプトのもと、食品EC市場でのグロースを実現しています。
メディア事業(スポーツ101)
スポーツの裏側・ビジネス・選手のキャリアに切り込むYouTubeメディアです。スポーツコンテンツとビジネス教養を掛け合わせた独自のポジショニングで、ファン以外のビジネス視聴者も取り込んでいます。将来的にはスポーツチームサポートや関連ビジネスへの展開も視野に入れているとされています。
店舗事業(FITPLACE24)
24時間営業フィットネスジムのブランドで、全国200店舗以上に拡大しています。山澤礼明氏が監修するフィットネスブランドと連動しており、月会費3,980円(税込4,378円)という低価格で本格的なジム体験を提供しています。最初の1店舗への初期投資約1億円から始まり、ブランドスタートから約2年で100店舗(後に200店舗超)を達成するという異例の成長速度を実現しました。
マーケティング支援機能
各ブランドに共通して、以下のマーケティング業務をインハウスで実行しています。Webマーケティングの企画・運用、デジタル広告運用、クリエイティブディレクション、LPディレクション、LINE運用、ECモール運用(Amazon・楽天等)、インフルエンサーマーケティング、SEO/MEO、オフラインマーケティング(実店舗)など、P2Cブランドのグロースに必要な機能を幅広く内包しているのが特徴です。
株式会社Byupの強み
強み1. 「影響力をインフラに」する唯一無二のP2Cモデル
フォロワー100万人超のトップインフルエンサーとの協業という参入障壁は、普通のEC企業や広告代理店には真似できません。インフルエンサー個人が持つ信頼感・ファンベース・専門性と、Byupが持つ事業設計・マーケティング・オペレーションの力を掛け合わせることで、立ち上げ初年度から他社では到達できない販売規模を実現できるモデルです。
転職者にとっては、「ゼロから1を作るP2Cブランドのグロース」という現時点では非常に希少な実務経験を積める点が最大の魅力です。このスキルは今後のインフルエンサーエコノミー拡大とともに、市場価値が高まり続ける経験と言えます。
強み2. 少数精鋭でも複数領域を横断できる環境
従業員が数名〜十数名規模の段階から、D2C・フィットネス・メディアなど複数の事業を同時に動かしています。大企業では担当領域が限定されるケースが多いのに対し、Byupでは1人の担当者がブランド戦略の上流から広告運用・クリエイティブ・EC運営の下流まで幅広く関与できます。「マーケターとしての守備範囲を広げたい」「T型ではなくπ型(複数の深い専門性)を持ちたい」という人には理想的な環境です。
強み3. 外部資本なしの自己資本経営で意思決定が速い
VCや外部投資家からの資金調達を行わず、事業の収益を再投資して成長しています。これは「投資家への説明責任」が生じないことを意味し、経営判断が速く、現場のアイデアが実行に移されやすいという文化につながります。大企業や資本主導のスタートアップでは「承認ルートの長さ」がボトルネックになりがちですが、Byupでは代表との距離が近く、提案から実行まで最短ルートで動けます。
強み4. 設立3〜4年で複数の成功ブランドを構築した実績
REYS(Amazonベストアワード受賞)・FITPLACE24(2年で200店舗超)・Kaminii(2024年立ち上げ)と、短期間で複数の事業を成功させてきた実績は、代表と組織の仮説検証・実行力の高さを示しています。「成長率1000%」という数字は派手に聞こえますが、VC資本なしでこの水準を達成していることは、事業のファンダメンタルの強さを裏付けています。
強み5. P2C・インフルエンサービジネスの最前線を体験できる
2026年現在、インフルエンサーと企業が本格的にビジネスをつくるP2C領域は日本でまだ成熟していません。Byupは国内のP2Cビジネスの先進事例として業界内でも注目されており、この業界の「黎明期」に第一線で働いた経験は、数年後に希少価値を持つ経歴になりえます。P2C・D2C・インフルエンサーエコノミーの成長を確信している人にとっては、将来の市場価値を先行投資できる環境です。
強み6. 代表の前職実績と明確な事業哲学
大島遼太代表は前職で事業を年商1億円から70億円に成長させた経験を持ちます。経営者としての実績と「インフルエンサーの影響力をインフラ化する」というビジョンの明確さは、組織に安定した方向性を与えています。また、「闇雲に事業拡大しない」「慎重に領域を選んで参入する」という方針を公言しており、トレンドに乗り遅れないよう無計画に事業を増やすのではなく、収益性を重視した意思決定がなされています。
株式会社Byupの年収事情
Byupは非上場の非公開企業であるため、有価証券報告書による年収開示はありません。採用求人や口コミ情報を総合すると、以下のような水準が推測されます。
職種別の想定年収レンジ(推定)
| 職種例 | 想定年収(推定) |
|---|---|
| マーケター(若手・第二新卒) | 300万〜400万円 |
| マーケター(中堅・経験者) | 400万〜550万円 |
| マーケアシスタント | 250万〜350万円 |
| ディレクター・プランナー | 400万〜600万円 |
| 事業担当・プロジェクトマネージャー | 500万〜700万円 |
※上記は公開求人・口コミ情報・業界相場をもとにした推定値です。実際の年収はグレード・評価・交渉状況によって大きく異なります。
給与制度に関する注意点
- 非上場・少数精鋭の段階であるため、大企業のような透明な賃金テーブルは公開されていません
- 面接・オファー段階で年収・固定残業代の有無・賞与制度を必ず確認してください
- スタートアップ初期フェーズらしく、「給与水準よりも経験価値・成長環境を重視する人」に向いている段階の会社です
- 一方で、代表の「収益重視・自己資本経営」という方針から、無理な給与水準を提示する可能性は低く、実態に見合った提示がなされる可能性が高いです
年収より「何を得られるか」で評価すべき企業
現時点のByupは、年収水準の高さよりも「P2C・D2Cブランドグロースの実務経験」「少人数での複数事業への関与」「成長事業での裁量」という経験価値を評価軸にすべき企業です。3〜5年後に転職市場に出たとき、「P2Cブランドを複数グロースさせた経験」がどれだけ価値を持つかを逆算して判断することをお勧めします。
株式会社Byupの働き方・福利厚生
勤務スタイル
Byupは少数精鋭の成長企業であるため、整備された大企業のような勤務制度は現時点では持っていない可能性があります。一方で以下の特徴が求人・採用情報から確認できます。
- 東京(品川・五反田エリア)のオフィスを拠点とした出社ベースの働き方が基本
- 事業フェーズ・ポジションによってリモートワークの柔軟性が異なる可能性あり
- 少人数組織のため、代表・上長との距離が近く、意思決定や方針確認がスピーディ
スタートアップとしての特性
- 「提案型・自走型」の仕事スタイルが求められる
- 業務範囲の明確な線引きよりも「必要なことを率先してやる」文化
- 複数ブランドを同時に動かすため、タスクが多方向から来る可能性あり
- 変化のスピードが速く、先月と今月で業務内容が変わることも珍しくない
福利厚生について
非上場スタートアップのため、福利厚生の詳細は採用プロセスで直接確認することを強くお勧めします。一般的なスタートアップと同様に、各種社会保険完備は前提として、その他の制度は入社後に整備・拡充されていく段階と考えておくのが適切です。
働き方を見る際の注意点
スタートアップである以上、「安定した勤務時間・明確な残業ルール・充実した福利厚生」を期待して入社すると、ミスマッチが生じる可能性があります。「環境が整っていないからこそ自分で作れる」という前向きなスタンスを持てる人、あるいは「制度より裁量・挑戦を優先する」という価値観の人に向いている企業です。
株式会社Byupの社風・カルチャー
一言で表すなら「実行力と自走力で結果を出すスタートアップ文化」
Byupは少数精鋭で複数の事業を同時に走らせるため、「誰かに言われて動く」ではなく「自分で考え、提案し、実行する」スタンスが求められます。インフルエンサーというパートナーとの協業もあり、外部の大きな「影響力」に依存しながら、内部では自分たちの実行力で事業を回す、という特殊な緊張感が組織の空気感を形成しています。
評価される人物像
- 「やれるか・やれないか」ではなく「どうやれるか」を考える人
- 不確実性の高い環境でも自分でアジェンダを設定できる人
- P2C・D2C・インフルエンサービジネスへの本物の興味を持つ人
- 結果にコミットし、数字で成果を語れる人
- 「自分の担当外」という発想を持たない人
表面的なイメージと実態の差
「インフルエンサーとコラボしてブランドを作る」というと華やかに聞こえますが、実態は地道な作業の積み重ねです。ECモールの運用改善、広告クリエイティブの検証と改善、LP修正、SNS運用のPDCA、カスタマーサポート対応の設計など、ブランドを育てるためのオペレーション業務が大量に発生します。スタートアップである以上、仕組みが整っていない部分を自分で構築していく場面も多いです。
OpenWorkに投稿された口コミには、「数年後も働き続けるビジョンが見えにくかった」「成長実感が持ちにくい」という声もあります。これは裏返すと「キャリアパスや評価制度の透明性」が発展途上であることを示しており、自分でキャリアを定義しながら働ける人、そうでない人で評価が大きく分かれる職場と言えます。
組織フェーズについて
2026年時点のByupは、複数ブランドが立ち上がり、事業の基盤ができ始めた「第2フェーズ」に入りつつある段階です。仕組みを作り、組織を拡充し、各ブランドを確立させるタイミングでの採用は、「創業期よりはリスクが低く、上場前のアーリー段階より早い」というポジションにあります。この意味で、採用市場での希少なポジションの会社と言えます。
株式会社Byupの転職難易度
難易度:やや低〜中程度(ポジション・タイミングによる)
理由1. 非上場の認知度ではなく「実態の希少性」で選ぶ会社
Byupはまだ採用市場でのブランド認知が高くなく、メジャーな転職サイトへの掲載も限定的です。「By Upという会社に転職したい」という転職者の絶対数は少なく、競争率は現時点では高くありません。ただし、「P2C・D2C・スタートアップ経験者」という採用ターゲットが絞られているため、該当しない人は書類段階で弾かれる可能性があります。
理由2. 少人数採用のため「人柄・価値観のフィット」の比重が高い
数名〜十数名規模の組織では、スキルよりも「一緒に働きたいか」「考え方が合うか」という定性的な判断が採用の大きな軸になります。「スペックは高いが自走できなさそう」「経験は豊富だが大企業思考が強い」という候補者は通りにくく、「経験は浅いが意欲と自走力がある」候補者が評価される傾向があります。
理由3. P2C・D2C経験者は希少で高評価
既存のD2CブランドやEC事業での実務経験、インフルエンサーとの協業経験、SNS広告運用経験などは希少なスキルセットです。これらを持つ候補者は積極的に評価される可能性が高く、書類通過率も高まります。逆に、これらの経験が全くない場合は「ポテンシャル採用」として熱意・論理性・学習力でカバーする必要があります。
株式会社Byupに向いている人
1. インフルエンサーエコノミー・P2Cビジネスに本気で関わりたい人
「これからのブランドはインフルエンサーの影響力から生まれる」という仮説に共鳴し、その最前線で働きたい人にとって、Byupはほぼ唯一に近い選択肢です。P2Cの仕組みをゼロから体験できる実務環境は、現時点では非常に希少です。
2. 大企業でのルーティン業務に閉塞感を感じている人
「決まった業務をこなす毎日に飽きた」「もっと広い視点でブランドを動かしたい」「上流から下流まで一貫して関わりたい」という欲求がある人に向いています。Byupでは担当業務の幅が広く、自分の関与が事業の数字に直接反映される環境です。
3. 「0→1」「1→10」フェーズの事業立ち上げが好きな人
Kaminiiのような新ブランドのゼロからのグロース、FITPLACE24の出店拡大など、まだ形がはっきりしていない事業を自分で定義しながら進めることが好きな人には適しています。逆に、「100→101に洗練させる」という仕事が得意な人よりも、「ゼロから作ることを楽しめる人」の方が合います。
4. 複数の事業・ブランドを横断して経験値を積みたい人
1つのブランドだけでなく、複数のブランドに横断的に関わることで、「EC、ヘルス、スポーツ、美容、メディア」という異なる業界でのマーケティング経験を短期間で積めます。将来的に独立したい、あるいは複数業界に強いマーケターになりたいという人に向いています。
5. 代表と近い距離で仕事をしたい人
少人数組織であるため、意思決定者(代表)との距離が圧倒的に近いです。「なぜこの事業をやるのか」「市場をどう見ているのか」という経営判断のロジックを間近で学べます。「経営者のそばでマーケティングを学びたい」「将来起業したい」という人には理想的な環境です。
株式会社Byupに向いていない人
向いていない人を書くのは「企業を否定するため」ではありません。ミスマッチを防ぐための情報として活用してください。
- 安定した環境・明確な業務範囲を求める人: 組織が小さく役割の境界が曖昧なため、「自分の仕事はここまで」という線引きを求める人は窮屈さを感じます
- 充実した福利厚生・制度を重視する人: 大企業のような住宅手当・育児支援・各種補助制度は現時点では期待しにくいです
- 明確なキャリアパスを示してほしい人: 組織が小さいため、「3年後に部長、5年後に執行役員」という階層ベースのパスは描きにくい段階です
- 給与水準を最優先に考えている人: 非上場スタートアップとして、大企業・上場企業と同水準の給与を期待するのは現実的ではありません
- 指示を受けて動くことが得意な人: 「どうすればいいですか?」よりも「こうしたいと思います」を求められる文化です
- インフルエンサービジネスへの共感が薄い人: 事業の根幹に「インフルエンサーの影響力」があるため、このビジネスモデルを面白いと感じられないと、日々の仕事の意義を見出しにくい可能性があります
株式会社Byupの選考対策
1. P2C・D2Cビジネスへの深い理解と共感を示す
「インフルエンサーとビジネスをする」という選択を、なぜ今の時代に有効と考えるのかを自分の言葉で語れるようにしてください。Kaminii・EVANE・REYS・FITPLACE24それぞれのビジネスモデルを調べ、「どのブランドが特に面白いか」「自分が貢献できるとしたらどこか」まで踏み込んで準備してください。「インフルエンサーマーケティングに興味があります」という表面的な志望動機は弱いです。
2. 自走力・提案力を具体的なエピソードで示す
少人数組織での採用では「この人と一緒に仕事できるか」という判断が重要です。「自分で課題を見つけ、提案し、実行した経験」「誰も動いていない問題を自分でハンドリングした経験」を具体的に用意してください。「チームで取り組みました」ではなく「自分がどう動いたか」を主語にして語れるかが評価ポイントです。
3. EC・デジタル広告・SNSの実務経験を数字で整理する
マーケター・ディレクターポジションでは、「何の数字をどう動かしたか」が具体的に語れることが必要です。LPのCVR改善率、広告のROAS、SNS投稿のエンゲージメント率、ECモールの売上成長率など、具体的な数字とそれを達成した施策を整理してください。
4. 「なぜByupなのか」を会社の文化・ミッションと連動させる
「影響力をインフラに」というミッションへの共感をベースに、「自分がこれまでどのように影響力・インフルエンサー・D2Cビジネスに関わってきたか」あるいは「なぜこれから関わりたいのか」を論理的に語れるようにしてください。「成長企業で働きたい」という汎用志望動機は評価されません。
5. スタートアップ環境への適性を示す
「制度が整っていない環境でも自分で考えて動ける」「変化を歓迎できる」「不確実性の高いプロジェクトでも前進できる」という適性を、具体的な過去経験から語れるようにしてください。「大企業で指示通りに動いてきた」「決まった業務を正確にこなすのが得意」という自己PRよりも、「曖昧な状況で自分でアジェンダを設定した経験」の方が響きます。
6. 面接では「聞く力」より「語る力」を発揮する
少人数組織の面接は、形式的なQ&Aではなく「一緒に仕事を考えるような対話」になることが多いです。「御社のKaminiiブランドについて、自分ならこのような施策を追加できると思います」「FITPLACE24のSNS展開で改善できる点として〇〇を感じました」といった、自分の視点・提案を積極的に出してください。受け身の面接態度は「自走力がない」という判断につながりかねません。
株式会社Byupへの転職で評価されやすい経験
- D2Cブランドの立ち上げ・グロース経験(EC事業全般)
- インフルエンサー・YouTuberとのコラボレーション経験
- SNS広告運用(Instagram・TikTok・YouTube広告など)
- Amazonや楽天などECモールの出品・運用・グロース経験
- LPディレクション・クリエイティブディレクション経験
- デジタル広告全般(Meta広告・Google広告・LINE広告)の運用実績
- CRM・LINE運用・メルマガ運用など既存顧客との関係構築経験
- SEO・MEO施策の立案・実行経験
- ブランドコンセプト設計・マーケティング戦略立案経験
- フィットネス・健康食品・美容・ライフスタイル業界での業務経験
- 新規事業立ち上げ・0→1フェーズでの事業推進経験
- 少人数チーム・スタートアップでの実務経験
特に評価されやすいのは、「インフルエンサーやYouTuberと実際に協業したことがある」「D2CやECブランドをゼロからグロースさせた実績がある」「広告・SNS・EC運用を複数チャネルで横断して担当した経験がある」という組み合わせです。
まとめ
株式会社Byupは、「影響力をインフラに」というミッションのもと、トップインフルエンサーとのP2Cビジネスで急成長を続ける2021年設立のスタートアップです。設立前々期比で成長率1000%、VC資本なしで複数事業を黒字化し、FITPLACE24・REYS・Kaminii・EVANEという多様なブランドを展開している点は、代表の経営力と事業設計の優秀さを示しています。
一方で、非上場・少人数・組織インフラ発展途上という特性上、「給与水準の高さ」「制度の充実度」「キャリアパスの明確さ」を求める転職者には向きません。「P2C・D2Cの最前線で実力をつけたい」「インフルエンサービジネスの仕組みを作る側に立ちたい」「自走力を武器に複数事業を横断したい」という明確な目的を持った人にとっては、今この時期にByupで積める経験は、数年後に大きな市場価値になりえます。
転職を検討する際は、「なぜP2Cなのか」「なぜByupなのか」「入社後に何を実現したいのか」という3点を明確にしたうえで、面接では自走力と提案力を積極的に発揮してください。成長期のスタートアップだからこそ、候補者の「本気度」と「実行力」が最大の選考基準になります。
参照した主な情報源
- 株式会社By Up 公式サイト(corp.byup.jp)
- Kaminii 公式サイト(kaminii.jp/company)
- 転職サイトGreen(green-japan.com)
- AMBI(en-ambi.com)
- doda 企業概要ページ
- OpenWork(openwork.jp) — By Up 社員口コミ
- Gビズインフォ(info.gbiz.go.jp)
- PR TIMES — FITPLACE24 100店舗達成リリース
- キャリアインデックス — By Up求人情報
