ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社は、東証スタンダードに上場する製造業の中堅企業です。合成樹脂成形を軸に物流機器、そして近年はEV関連事業へと事業領域を拡張しており、「次の100年をどう生き残るか」を問われているタイミングに差し掛かっています。
転職市場における認知度は決して高くありませんが、裏を返せば競合が少ない穴場ポジションが存在する企業でもあります。製造現場から営業・管理・海外展開まで幅広い職種を擁し、長期キャリアを真剣に構築したい人材にとってはじっくり評価できる選択肢です。
以下では、エージェント視点で企業の実態を深掘りしていきます。転職を検討している方はもちろん、「社名が変わったらしい」「EV参入とはどういう意味か」と気になっている方にも役立つ内容を心がけました。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社 |
| 設立 | 1955年8月1日(創業:1937年2月) |
| 代表者 | 代表取締役CEO 鈴木 昭寿 |
| 本社(川越) | 埼玉県川越市大字古谷上4274 |
| 本社(東京) | 東京都台東区東上野2-14-1 |
| 資本金 | 約11億6,800万円 |
| 従業員数 | 単体100名・連結321名(2025年3月期) |
| 上場区分 | 東証スタンダード(証券コード:7886) |
| 売上高 | 連結160億7,200万円(2025年3月期) |
| 平均年収 | 約551万円(有価証券報告書) |
| 平均年齢 | 47.3歳 |
| 平均勤続年数 | 男性21.4年・女性15.1年(推計) |
| 事業内容 | 合成樹脂成形・物流機器製造・EV関連事業 |
ヤマト モビリティ & Mfg.は、旧名称「ヤマト・テクノセンター」から2024年10月に改称した企業です。創業から88年が経過した老舗製造業でありながら、電気自動車関連という現代的なテーマに正面から向き合い、社名そのものを刷新しました。埼玉・東京の2本社体制を採り、香港・中国・フィリピンに海外拠点を持ちます。
連結売上高は約160億円規模で推移しており、2025年3月期は前期比約4.6%増となっています。一方で連結ベースの親会社帰属当期純利益は赤字を計上しており、EV事業への投資フェーズにある企業として財務的な過渡期が続いています。転職を検討する際にはこの財務状況も視野に入れておく必要があります。
主な事業内容
ヤマト モビリティ & Mfg.の事業は大きく「合成樹脂成形関連」「物流機器関連」「EV関連」の3事業に分類されます。それぞれが異なる市場に向けられており、景気変動に対するリスク分散が図られています。
創業以来培ってきた樹脂加工技術と金型設計の能力が全事業の基盤となっており、職種を問わず「ものづくりに真摯に向き合う姿勢」が求められる企業文化が根付いています。
合成樹脂成形関連事業
OA機器部品・住宅設備機器・自動車用品・家電部品・情報通信関連部品など、幅広い製品群を手がける中核事業です。プラスチック(樹脂)製品の企画・設計から、金型の内製、成形加工、製品組立まで一貫した体制を構築しています。
顧客は大手電機・OAメーカーが中心で、精密性と量産対応力が同時に求められます。海外工場(中国・フィリピン)との連携による生産コスト最適化も行っており、国内・海外双方のサプライチェーン管理が業務の一部を構成します。
物流機器関連事業
「コンビテナー」ブランドの折りたたみコンテナを中心とする物流機器の製造・販売事業です。通い箱・容器・ケースといった繰り返し使用する物流資材の分野で一定のブランド認知を持っています。
EC物流や食品・医療業界向けなどに需要があり、サステナブル物流のトレンドとも相性が良い事業領域です。B2B営業が主となるため、業界知識と提案型営業スキルが評価されます。
EV関連事業
2022年に中国の自動車メーカー「IAT(インターナショナル・オートモービル・テクノロジー)」と資本業務提携し、新たに立ち上げた事業領域です。既存のディーゼルトラックをEVに改造する「EVコンバージョン」に注力しており、国内物流業界のカーボンニュートラル対応ニーズを取り込む狙いがあります。
社名変更の主因でもあるこの事業は現在立ち上げフェーズにあり、ビジネスモデルの確立と市場開拓が最大の課題です。数年スパンで結果が問われる事業であり、ファーストペンギン的な気質を持つ人材の参画を求めています。
ヤマト モビリティ & Mfg.の強み
強み1. 創業88年の樹脂加工技術と金型内製能力
1937年の創業以来、同社が蓄積してきた合成樹脂成形技術は業界内でも評価の高い資産です。金型設計から樹脂成形、後加工・組立まで社内で一貫して対応できる体制は、外部委託比率が高い競合他社との明確な差別化ポイントになっています。
転職者視点では、この「ものづくりの全工程が見える環境」は技術者のキャリア形成において大きなメリットです。上流の設計工程から下流の量産管理まで携われるため、製造業エンジニアとしての幅を広げたい人材に適した職場といえます。
強み2. EV転換という時代の波を掴む先行者ポジション
EVコンバージョンビジネスは国内ではまだ新しい領域であり、大手が本腰を入れていない空白市場が存在します。ヤマト モビリティ & Mfg.はIATとの連携を通じて、この市場への参入を他社より早く進めています。
ファーストムーバーとして成功すれば業界での地位が飛躍的に向上する可能性があります。転職者にとっては「スタートアップのような機動感」を上場企業の安定基盤の上で経験できる希少な環境といえます。
強み3. 香港・中国・フィリピンに広がるアジア生産ネットワーク
1995年の香港現地法人設立以来、中国・フィリピンに工場・拠点を展開してきた生産ネットワークは、グローバル調達と価格競争力の源泉となっています。海外拠点との連携を担うポジションは、グローバルキャリアを志す人材に実践的な国際業務経験を提供します。
海外赴任や海外出張を経験できる機会が確保されており、英語・中国語などの語学スキルを武器にしたい人材にとっては積み上げのある職場です。
強み4. 男性21年超の長期雇用実績が示す組織の安定性
Openworkのデータによれば、男性従業員の平均勤続年数は21.4年に達しています。これは製造業平均(13年程度)を大幅に上回る数値であり、一度入社した社員が長く居続ける組織文化の存在を示しています。
外部環境が変化しても雇用の安定を優先する経営姿勢は、家族を持つ30〜40代の転職者にとって特に魅力的な特性です。中途採用者もこの安定文化の恩恵を受けられる可能性が高く、長期キャリアを描きやすい環境といえます。
強み5. 東証スタンダード上場の経営透明性
1995年の上場以来、継続的なIR開示を行っており、経営状況が外部から確認しやすい透明性があります。中小・中堅の製造業では非公開企業も多い中、上場企業であることは雇用安定性と経営情報の開示という点で転職者への一つの安心材料になります。
有価証券報告書や決算説明資料が公開されているため、入社前の企業研究を深いレベルまで行えることも特徴です。財務状況・事業戦略・リスク要因を自分で読み解いた上で入社判断ができます。
強み6. 物流機器「コンビテナー」のブランド認知と安定受注
EC物流の拡大を背景に、繰り返し使用できる折りたたみコンテナへの需要は堅調です。「コンビテナー」ブランドは業界内での認知を持ち、大手物流・流通企業との継続的な取引関係が収益の安定基盤を作っています。
景気変動の影響を受けにくいB2B継続取引は、セールス職のキャリア安定性という観点でも評価できます。担当顧客との深い関係構築が評価される職場文化は、長期型の営業スタイルを好む人材と相性が良いです。
ヤマト モビリティ & Mfg.の年収事情
有価証券報告書ベースの平均年収は約551万円(2025年3月期)です。日本の製造業平均(約450万円)を100万円程度上回っており、同規模の中堅製造業の中では水準が高い部類に入ります。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| 生産技術・製造エンジニア(中堅) | 400〜550万円 |
| 金型設計エンジニア | 450〜620万円 |
| 品質管理・品質保証 | 380〜520万円 |
| 営業(国内・物流機器) | 400〜580万円 |
| 海外営業・海外調達 | 430〜620万円 |
| EV事業・新規事業開発 | 450〜650万円 |
| 管理部門(経理・総務) | 380〜520万円 |
| 製造現場リーダー | 380〜490万円 |
※上記はすべて推計値です。実際の年収は個人の経験・評価・役職により異なります。
給与制度の特徴
年功序列的な賃金体系を基盤としつつ、評価制度を組み合わせた日本型の給与体系を採っているとみられます。長期勤続者の年収が積み上がりやすい構造は、平均勤続年数の長さとも一致しています。EV新規事業の立ち上げに伴い、専門人材のインセンティブ設計が見直されている可能性もあります。
ボーナス(賞与)は業績連動要素を含み、EV事業の進捗次第で変動幅が生じる点に注意が必要です。入社後は早期に評価サイクルの仕組みを確認しておくことをお勧めします。
年収を見る際の注意点
- 連結ベースの当期純損益は2025年3月期に赤字計上。EV投資フェーズであることを踏まえ、短期的な業績と賞与の連動リスクを確認すること
- 単体従業員数が100名規模のため、管理職ポストは限られており昇進のスピードは勤続年数・成果次第
- 海外子会社との連携ポジションでは別途赴任手当・海外諸手当が付く場合がある
- 公開情報ベースの数値のため、選考過程でオファー時の明細を必ず確認すること
- 有価証券報告書の平均年収は単体従業員ベースであり、グループ全体とは異なる可能性がある
ヤマト モビリティ & Mfg.の働き方・福利厚生
勤務時間・休日
標準的な日本の製造業の就業体系に準拠していると推察されます。川越工場の製造部門はシフト制、東京本社のオフィス職は裁量性のある勤務体系が基本と思われます。
Openworkのデータでは月間残業時間が57.4時間と報告されており、繁忙期には一定の残業が発生する環境です。EV事業の立ち上げ期は特に関与するメンバーの負荷が高まる可能性があります。
休日・休暇制度
- 年間休日は製造業標準(105〜120日程度)
- 有給休暇消化率は27.4%(Openworkデータ)と業界平均より低め
- 育児休業取得率は男女ともに100%(Openworkデータ)
福利厚生
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 退職金制度あり(長期勤続を前提とした制度設計)
- 通勤交通費支給
- 社員食堂(川越本社・工場)
- 住宅手当または家賃補助(詳細は採用条件により異なる)
- 資格取得支援制度(製造業関連資格・語学など)
- 財形貯蓄制度
- 慶弔見舞金制度
- 健康診断・メンタルヘルスケア
- 女性活躍推進(育休・産休実績あり、管理職比率6.5%)
注意点
有給休暇消化率が27.4%と低い点は、職場環境の評価において注意が必要です。「取りにくい雰囲気がある」との声が一部にあるとされ、入社前に部署ごとの実態を確認することを推奨します。また月間残業時間57.4時間という数値は、ワークライフバランスを重視する方には検討材料となります。
ヤマト モビリティ & Mfg.の社風・カルチャー
一言で表すなら「職人気質の老舗が時代に挑む」
1937年創業という歴史の重みと、2024年のEV参入という未来志向が同居する特異な企業カルチャーが形成されています。現場の技術者は長年培った樹脂成形の技にプライドを持ち、ベテラン社員が多い落ち着いた職場雰囲気がある一方、経営陣は事業転換という大きな変化を主導しています。
この二つの文化の間で、現場と経営のベクトルをどう合わせるかが組織の課題でもあります。変化を肯定的に受け入れ、新旧の良さを橋渡しできる人材が特に評価されやすい環境です。
評価される人物像
- 製造現場への敬意を持ちながら上流設計にも関与できるバランス型エンジニア
- 長期的な視野でプロジェクトを推進できる忍耐力と主体性がある人
- 海外拠点との連携において異文化コミュニケーションを楽しめる人
- EV新規事業では、失敗を恐れず実験的なアプローチができる人
- 安定した職場で着実に専門性を磨くことに価値を見いだせる人
表面的なイメージと実態の差
「製造業の地味な中堅企業」と見られがちですが、EV事業という成長テーマを持ち、IATとの国際的なアライアンスも締結しています。グローバル展開の実績(香港・中国・フィリピン)も豊富で、製造業=国内完結というイメージとは異なる側面があります。また平均勤続年数21年超という数値が示すように、一度入ると腰を据えて働ける環境が整っています。
ヤマト モビリティ & Mfg.の転職難易度
難易度:3級(中程度)
ヤマト モビリティ & Mfg.の転職難易度は「中程度」と評価できます。大手メーカーほどの応募者集中はなく、専門スキルさえあれば書類選考を通過しやすい環境です。一方でEV事業など特定領域では高い専門性が求められるポジションも存在し、役職・部署によって難易度差があります。
中途採用は即戦力志向が強く、「何ができるか」を具体的に語れる実績とスキルセットが選考の鍵になります。長期雇用を重視する社風から、定着率・キャリアの一貫性も評価されるポイントです。
理由1. 製造業専門スキルがあれば書類通過は比較的スムーズ
合成樹脂成形・金型設計・品質管理・物流機器営業などの分野で3〜5年以上の実務経験があれば、書類選考での評価は高くなります。応募者数が大手に比べて少ないため、ポジション次第でスピーディな選考が期待できます。
理由2. EV・新規事業領域は高い専門性と挑戦マインドが必須
EV関連ポジションは自動車・EV・エネルギー業界の実務経験者が優先されます。国内では新しい領域のため即戦力が少なく、ポテンシャル採用もあり得ますが、それだけに選考での意欲・ビジョンの語り方が重要になります。
理由3. 長期定着実績と企業カルチャーへの適合が選考の決め手
平均勤続年数の長さが示す通り、同社は長期的に貢献できる人材を求めています。転職回数が多い候補者や短期志向が透けて見える場合は評価が下がりやすいため、「なぜこの会社でキャリアを積みたいのか」を明確に言語化しておく必要があります。
ヤマト モビリティ & Mfg.に向いている人
1. 製造業のプロフェッショナルとして専門性を深めたい人
樹脂成形・金型・品質管理などの技術者として、創業88年の技術蓄積がある環境でさらに腕を磨きたい方に適しています。一貫生産体制の中で上流から下流まで関与できるため、技術者としての総合力が高まります。
2. 安定した大きな組織でじっくりキャリアを積みたい人
上場企業の安定基盤の中で長期的なキャリアを設計したい30〜40代の方にとって、勤続年数の長さが示す安定感は大きな魅力です。家庭を持ちながら腰を据えて働きたい方にも向いています。
3. EV・モビリティ分野で新規事業に挑みたい人
製造業バックグラウンドを活かしながらEVという成長分野に参入したい方にとって、IATとの連携という強力な後ろ盾のもとで挑戦できる環境は魅力的です。スタートアップではなく上場企業という安定の中でチャレンジできる点がユニークです。
4. グローバルなサプライチェーンに携わりたい人
香港・中国・フィリピンの海外拠点を持つ企業として、調達・生産管理・海外営業などのグローバルポジションが存在します。語学力と製造業知識を組み合わせてキャリアを描きたい方に向いています。
5. 物流・流通業界に製造側からアプローチしたい人
コンビテナーブランドを通じて物流・流通業界の主要プレイヤーと取引関係を持っています。物流業界の商慣習を理解した上でB2B営業を展開したい方、あるいは物流業界から製造業側に転身したい方にも合います。
ヤマト モビリティ & Mfg.に向いていない人
批判ではなくミスマッチ防止のため、率直に述べます。
- タイプ:短期成果志向の方 — 育成期間を重視する文化のため、入社後すぐに大きな裁量を求める方とは合わない可能性があります。EV事業は特に長期スパンでの取り組みが必要です
- タイプ:高い有給消化を重視する方 — 消化率27.4%というデータは、休暇取得に積極的でない職場文化の存在を示しています。ワークライフバランスを強く重視する方は事前の確認が必要です
- タイプ:急速な昇進を望む方 — 従業員規模が小さいため管理職ポストは限られています。早期昇進・昇格を主な目標とする方には物足りなさが生じやすいです
- タイプ:大企業ブランドを重視する方 — 東証スタンダード上場ではあるものの、転職市場での知名度は高くありません。社名の認知度や業界内での知名度を重視する方には向きません
- タイプ:最新設備・最大規模を求める方 — 連結320名程度の中規模企業のため、大企業のような潤沢なリソース・最先端設備が常に揃っているとは限りません
ヤマト モビリティ & Mfg.の選考対策
1. 企業理解:社名変更の背景とEV事業の方向性を押さえる
2024年10月の社名変更は単なるリブランディングではなく、事業転換の宣言です。「なぜ今EVなのか」「IATとの提携は何を意味するのか」を自分の言葉で語れるよう準備してください。企業のIR資料・ニュースリリースを読み込み、経営方針への理解を面接でアピールすることが有効です。
2. 技術系ポジション:具体的な実績と数字で語る
合成樹脂成形・金型設計・品質管理などのエンジニア職では、「何をどう改善したか」「どんなトラブルをどう解決したか」という実績を数値・事実ベースで語ることが重要です。業界専門用語を正確に使いこなせることが、即戦力としての評価に直結します。
3. 営業職:顧客関係と提案力の具体的エピソードを用意する
物流機器や樹脂部品の営業では、継続取引の維持・拡大に貢献したエピソードが評価されます。「担当顧客との関係をどう深めたか」「ニーズを掘り起こして提案したプロセス」を具体的に準備してください。BtoB法人営業の経験者は特に評価されやすいです。
4. EV・新規事業ポジション:ビジョンと推進力を語る
EV事業は立ち上げフェーズにあるため、過去の成功実績だけでなく「曖昧な状況で自分がどう動くか」を語る能力が求められます。不確実性の高い環境での実務経験(ベンチャー・新規事業・海外展開等)があれば積極的にアピールしてください。
5. 長期志向の明確な言語化
面接では「なぜこの会社を長期的なキャリアの場に選んだのか」を問われる可能性が高いです。勤続年数の長い社風に合わせ、「5年・10年後のありたい姿」と「その実現においてこの会社が最適な理由」を事前に整理しておきましょう。
6. グローバル志向のアピール(海外関連ポジション)
海外拠点・調達・営業に関連するポジションでは、英語または中国語の実務経験があれば必ずアピールしてください。語学力と製造業知識の掛け合わせは同社において希少なスキルセットであり、採用の優先度が上がります。
ヤマト モビリティ & Mfg.への転職で評価されやすい経験
- 合成樹脂成形・射出成形の実務経験(3年以上)
- 金型設計・保守・メンテナンスの専門知識
- 品質管理・品質保証(QC・QA)の実務実績
- 量産管理・生産管理(原価管理含む)の経験
- EVまたは自動車・部品業界での実務経験
- 物流機器・搬送機器の営業・販売経験
- B2B法人営業(継続取引型)での実績
- 中国・フィリピン・東南アジアとの工場連携経験
- 海外調達・グローバルサプライチェーン管理
- 英語・中国語を使った実務コミュニケーション能力
- ISO9001・ISO14001などの品質・環境マネジメント知識
- 新規事業の立ち上げ・推進経験(職種問わず)
- 製造業における原価低減・コストダウン提案の実績
特に評価されやすいのは「合成樹脂・金型の実務経験」と「EV・自動車業界の専門知識」を掛け合わせて持つ人材です。 現時点でこの組み合わせを持つ候補者は市場に少なく、同社の新旧事業のブリッジを担える貴重な人材として高い評価を受ける可能性があります。
まとめ
ヤマト モビリティ & Mfg.は、88年の製造業の歴史を持ちながらEVという現代的なテーマに正面から挑む「転換期の上場企業」です。樹脂成形・物流機器という安定基盤の上に、モビリティ(EV事業)という成長の芽を育てている段階にあります。
転職先として評価するポイントは、平均勤続年数21年超という安定した雇用実績、平均年収551万円という製造業水準を上回る待遇、そして新規事業(EV)に携われる成長機会の三点です。一方で、EV事業は財務的にも収益化途上にあるため、一定のリスクを含む投資先という視点も必要です。
この企業が最もフィットする候補者像は「製造業の専門スキルを持ちながら、新しい領域でもキャリアを広げたいと考える30〜40代のプロフェッショナル」です。大手では得られないポジションの幅広さと、上場企業としての安定性が共存するレアな環境であることは間違いありません。
転職を具体的に検討している方は、IR資料でEV事業の進捗を確認した上で選考に臨むことをお勧めします。「社名変更を契機に本気でEVに挑む企業文化」を自分のものとして語れれば、選考での印象は大きく変わるはずです。ぜひ自分のキャリアとこの会社の方向性を照らし合わせ、最良の選択をしてください。
