株式会社トランヴィアは、2026年4月に誕生した新しい企業だが、その実体は数十年のIT実績を持つ二社の統合体だ。東邦システムサイエンスは金融業界を中心とした大規模基幹系・汎用系システム開発で長い実績を持ち、ランドコンピュータはSAPなどのERPパッケージ導入・流通系・製造系のシステムインテグレーションで実績を蓄積してきた。
この二社が一つのグループにまとまることで、「金融業務知識の深さ」と「ERP・パッケージSIの幅」が組み合わさり、顧客に対してより包括的なITソリューションを提供できる体制が整いつつある。同社はこれを「強みを掛け合わせ、より確かなIT業界の未来へ」という言葉で表現している。
転職市場においては、誕生したばかりのブランドでありながら、実質的には二つの老舗IT企業の統合体であることを理解した上でアプローチすることが重要だ。統合という変革期に飛び込む意欲と、ITシステム開発の専門性を兼ね備えた人材にとって、多くの機会が生まれている局面だといえる。
企業概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社トランヴィア |
| 設立 | 2026年4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役会長 小坂 友康 / 代表取締役社長 福島 嘉章 |
| 本社 | 東京都文京区小石川1-12-14 日本生命小石川ビル5F |
| 資本金 | 20億円 |
| 従業員数 | 約1,290名(グループ合算:東邦システムサイエンス約713名+ランドコンピュータ約577名、2026年4月時点) |
| 上場区分 | プライム市場(証券コード545A) |
| 売上高 | 約308億円程度(2026年3月期連結ベース、グループ合算) |
| 平均年収 | 600〜641万円程度(東邦システムサイエンス実績ベース) |
| 平均年齢 | 40代前半程度(子会社合算推計) |
| 勤続年数 | 子会社ベースで長期定着傾向 |
| 事業内容 | 子会社等(東邦システムサイエンス・ランドコンピュータ)の経営管理・ソフトウェア開発・コンピュータ運用管理・システムソリューション |
トランヴィアはホールディングス(純粋持株会社)として機能し、傘下の事業会社である東邦システムサイエンスとランドコンピュータが実際のITサービス事業を継続運営する構造をとっている。AIなどの新技術による競争激化や業界再編の波を背景に、二社が経営資源を結集することで開発力・収益性・競争力の向上を図る狙いがある。
2026年4月の統合直後であるため、組織統合・文化融合のプロセスは進行中であり、グループシナジーが本格発揮されるのはこれからという段階だ。裏を返せば、変革期の組織に身を置き、新しいグループの形成に貢献したい人材にとっては、入社のタイミングとして意義のある局面といえる。
主な事業内容
トランヴィアグループの事業は、二つの子会社が異なる強みを持ちながらITソリューションを提供する構造になっている。
金融・通信・社会インフラ向けシステム開発(東邦システムサイエンス)
東邦システムサイエンスは銀行・証券・保険・通信・官公庁向けの大規模基幹系システム開発が主力だ。汎用機(メインフレーム)からオープン系・クラウドまでをカバーし、金融業務知識とIT技術を融合させたソリューションを強みとしている。バックヤード系の大型基幹システムはもちろん、フロントエンドのWebシステム・APIシステムまで幅広く対応する能力を持ち、金融機関の新規事業創出やITコスト最適化を支援してきた実績がある。
ERP・パッケージSIサービス(ランドコンピュータ)
ランドコンピュータはSAP S/4HANAをはじめとするERPパッケージの導入・開発支援に強みを持つ。総合商社・重工業・メーカーなど産業系の大手企業向けにSAPアドオン設計・開発を手掛けており、ERP領域での知見は業界内でも高く評価されている。また流通・製造・医療・官公庁向けのシステムインテグレーションも手掛け、パッケージと独自開発の両方に対応できるのが強みだ。
インフラソリューション・クラウド
サーバー・ネットワーク・ストレージなどのITインフラ設計・構築・運用管理サービスも両社が提供してきた領域だ。オンプレミス環境からパブリッククラウド(AWS・Azure等)への移行支援、ハイブリッドクラウド構築など、クラウド時代のインフラニーズに対応している。
DX・データ活用支援
グループとして注力するDX領域では、既存の大型基幹システム開発の実績を背景に、データ分析・AIシステム導入・業務プロセス再設計など収益性の高い案件への展開を進めている。金融・製造・流通各業界でのDX需要を取り込むため、従来のSI受注だけでなくコンサルティング要素を含むサービスへのシフトを目指している。
運用管理・保守サービス
構築したシステムの運用管理・保守・監視サービスも収益の柱の一つだ。長期的な顧客関係を維持しながら継続的な改善提案を行うことで、安定したストック収益を確保している。
トランヴィアの強み
強み1. 金融業界への深い業務知識と信頼関係
東邦システムサイエンスが長年かけて培った金融業務知識(銀行・証券・保険)は、同社の最も重要な競争優位だ。金融系の大規模基幹システムは高い品質・安定性・セキュリティが求められるため、実績のない企業が容易に参入できる領域ではない。既存顧客との深い信頼関係と長期プロジェクトの実績は、統合後のトランヴィアグループにとって重要な資産として引き継がれている。転職者にとっては、金融IT領域の専門家として箔がつきやすい職場環境だ。
強み2. 汎用系からオープン系まで幅広い技術スタック
メインフレームを扱える技術者の人口は年々減少しており、既存金融機関の基幹系インフラ保守・移行需要は依然として旺盛だ。東邦システムサイエンスはこの稀少な技術領域での実績を持ちながら、オープン系・クラウド・Web系への対応力も持ち合わせている。技術的な幅を広げながらキャリアを構築したいエンジニアにとって、両極の技術に触れられる環境は価値が高い。
強み3. ERP(SAP)分野での実績と専門性
ランドコンピュータが持つSAP S/4HANA導入・アドオン開発の実績は、企業のデジタル変革(ERPリプレイス)需要が高まる中で重要な強みとなっている。SAP人材は市場でも希少であり、統合後のグループが保有するSAP知見は、顧客獲得・案件拡大において優位性をもたらす。
強み4. 東証プライム上場企業としての信用力
2026年4月の統合と同時にプライム市場に上場したことで、大手企業・金融機関との取引に必要な信用力を確保している。中小規模のITベンダーが苦労するガバナンス・情報セキュリティ要件も、上場企業として整備しやすい環境にある。転職者にとっては、株式公開企業ならではの透明性の高い組織で働けるメリットがある。
強み5. 統合による人材・技術の補完関係
二社の統合によって、東邦システムサイエンスが強い金融・通信領域と、ランドコンピュータが強い流通・製造・ERP領域が補完関係を形成しつつある。グループ内での人材交流・技術共有が進めば、一方の会社だけでは受注が難しかった複合型の大型案件への対応力が高まると期待される。
強み6. 変革期ならではの組織への影響力
統合直後の組織では、社内プロセス・評価制度・文化が再構築される局面が続く。こうした時期は「大企業にあぐらをかく」という状況にならず、裁量と影響力を持って働きやすい。自分のアイデアや提案が組織に反映されやすい変革期の企業文化は、主体的に動きたいエンジニア・ビジネス人材にとって魅力的な環境だ。
トランヴィアの年収事情
トランヴィア自体は2026年4月設立の持株会社であるため、独自の平均年収データはまだ限定的だ。子会社二社の実績をベースに推定値で語る部分があることをあらかじめ断っておく。
職種別の想定年収レンジ
| 職種 | 想定年収レンジ |
|---|---|
| システムエンジニア(金融・基幹系) | 450〜700万円程度 |
| SE(オープン系・Web系) | 400〜650万円程度 |
| SAPコンサルタント・アドオン開発 | 500〜800万円程度 |
| インフラエンジニア | 420〜650万円程度 |
| プロジェクトマネージャー(PM) | 600〜900万円程度 |
| プロジェクトリーダー(PL) | 500〜750万円程度 |
| DXコンサルタント | 550〜800万円程度 |
| 経営企画・管理部門 | 450〜700万円程度 |
給与制度の特徴
東邦システムサイエンスの有価証券報告書ベースの平均年収は641万円程度、ランドコンピュータは586万円程度とされており、IT業界の中では中堅〜やや高い水準に位置する。ともに年功序列と能力評価が組み合わさった賃金体系をとっており、資格取得・プロジェクト貢献・管理職昇格が年収ジャンプのポイントとなる。グループ統合を機に評価制度の整備が進んでいる段階にあり、成果主義化が強まる可能性もある。
年収を見る際の注意点
- 親会社(持株会社)としてのトランヴィア自体の年収データはまだ公表されておらず、子会社ベースの参照になる
- 統合後の人事制度・給与テーブルの整備は進行中であり、今後変動する可能性がある
- SAP・金融系専門スキルを持つエンジニアは市場相場が高いため、スキル次第で上記レンジの上限に近い条件を交渉できるケースもある
- グループ内転籍・出向の仕組みが今後整備される可能性があり、所属会社によって処遇差が出る場合もある
トランヴィアの働き方・福利厚生
勤務時間・休日
子会社二社ともに完全週休2日制(土日祝休み)を基本としており、IT業界標準的な労働環境だ。ただし案件によっては繁忙期に残業が集中するケースがある。金融系大規模プロジェクトはリリース前後の作業集中が避けられない特性がある。
リモートワーク
コロナ禍以降、ソフトウェア開発職を中心にリモートワーク・ハイブリッド勤務の制度が浸透している。常駐案件(顧客先常駐型)では顧客のポリシーに依存するが、自社開発・社内SE的な役割ではリモート度が高い傾向がある。統合を機にグループ全体の働き方ポリシーが整備される見込みだ。
主な福利厚生
- 社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
- 退職金制度・企業型確定拠出年金
- 各種手当(通勤手当・住宅手当等)
- 研修制度(技術研修・マネジメント研修)
- 資格取得支援(合格報奨金・受験費補助)
- 自己啓発支援
- フレックスタイム制度(職種による)
- 慶弔見舞金制度
- 従業員持株会
- 産前産後・育児休業制度
- 介護休業制度
- 社員食堂または食事補助(拠点による)
注意点
SIer(システムインテグレーター)の特性上、顧客先への常駐案件が一定比率存在する。常駐先によっては顧客オフィス内での就業が基本となるため、完全リモートを前提とする転職者は注意が必要だ。
トランヴィアの社風・カルチャー
一言で表すなら「誠実・技術重視・融合途上」
東邦システムサイエンス・ランドコンピュータともに、長期的な顧客関係を大切にする誠実さと技術品質へのこだわりが社風の基盤にある。大手金融機関の基幹システムを長年支えてきた企業文化は、品質・信頼・納期を重視する「ものづくり的」なエンジニア文化と言い換えられる。
統合直後のため、二社の文化が融合の過渡期にある点は否めない。それぞれ異なる強みとカルチャーを持つ組織が一つのグループになるプロセスでは、建設的な摩擦と融合が同時に起きる。主体的に新しい組織文化の形成に関わりたい人材にとってはやりがいのある環境だ。
評価される人物像
- 特定業種(金融・製造・流通など)の業務知識とIT技術の両方を持ち、顧客課題を解決できる人
- プロジェクトをやり遂げる粘り強さと、品質への高い意識を持つ人
- チームメンバーや顧客との信頼関係を丁寧に構築できる人
- 新技術(AI・クラウド・SAP新バージョン等)への自発的な学習意欲を持つ人
表面的なイメージと実態の差
「統合したての新会社」というと不安定・脆弱というイメージを持たれる場合があるが、実態は数十年のIT実績を持つ二社が合体した組織だ。顧客基盤・技術力・財務基盤は独立系の中堅ITと比較しても安定しており、むしろ変革期の組織に主体的に関われる点が付加価値として機能する。また「地味な受託開発会社」というイメージとは異なり、金融業界の最前線システムを扱うという仕事の重要性・専門性は高く、エンジニアとしての市場価値を高めやすい環境でもある。
トランヴィアの転職難易度
難易度:中級
組織統合という過渡期にあることから、採用ニーズ自体は比較的旺盛な局面にあると推測される。一方で、中核となるエンジニア職については即戦力性が強く求められる傾向があり、「IT未経験から」という層よりも、一定の経験を持つエンジニアへの需要が主体だ。
金融系SEやSAPコンサルタントは市場でも希少であり、経験者が応募した場合の書類通過率は高い傾向がある。一方でPM・PLクラスはポジション数が限られており、競争率は相対的に上がる。
理由1. 統合直後で採用ニーズが高まりやすい
経営統合後の組織強化・人員補強フェーズは、中途採用の積極化が起きやすい時期だ。DX案件強化・事業シナジー発揮に向けた人材ニーズが顕在化しており、SAP・クラウド・DXコンサルなど新領域の人材を特に求めている可能性が高い。
理由2. 金融SE・SAPコンサル経験者は書類通過率が高い
金融系基幹システムの開発経験、SAP実装・コンサル経験を持つ候補者は、供給が少ない一方で需要が高いため、書類選考での有利な立場が得やすい。特にSAP S/4HANA経験は希少価値が高く、年収交渉でも優位に立てるケースが多い。
理由3. 技術力と業務知識のバランスが問われる
単に「技術が得意」または「業務知識がある」だけでは評価を得にくい。金融・製造・流通業界のITプロジェクトでは、「この業界のこのシステムをなぜそう設計するのか」という業務理解と技術の掛け合わせが評価基準の中心となる。
トランヴィアの主な募集職種
トランヴィアグループでは、以下のような職種で採用が行われている。
- バックエンドエンジニア(金融・通信・社会インフラ向け)
- Web・オープン系SE
- Web・オープン系プログラマー
- メインフレームSE
- メインフレームプログラマー
- メインフレームプロジェクトマネージャー
- SAP・ERPコンサルタント
- パッケージ導入コンサルタント
- インフラエンジニア・ネットワークエンジニア
- プロジェクトマネージャー(PM)
- データエンジニア
- 社内SE
トランヴィアに向いている人
タイプ1. 金融系ITでのキャリアを深めたいエンジニア
銀行・証券・保険などの金融業界向け大規模システム開発の最前線で専門性を磨きたい人に向く。金融業務知識とIT技術の掛け合わせはキャリア市場での強力な差別化になり、プロとして長く活躍できる基盤となる。
タイプ2. SAP・ERPスキルを活かしたい人
SAP S/4HANAやERP導入の実績・スキルを持ちながら、より多様な業界・案件でそのスキルを活かしたい人に向く。グループのSAP案件は産業系大手が多く、実績のある大型案件に携わりやすい環境だ。
タイプ3. 経営統合という変革期の組織に関わりたい人
既存の組織文化に安住するより、新しい組織の形成に自分が関わることにモチベーションを感じる人に向く。統合直後の組織では新しい仕組みや文化づくりへの参加機会が多く、一般的な大企業では得られない経験ができる。
タイプ4. 汎用系から最新技術までを学びたいエンジニア
メインフレームや汎用系の動作原理から、クラウド・オープン系・API連携まで幅広い技術スタックに触れたい人に向く。どちらの子会社もレガシーと最新技術の両方に関わる案件を保有しており、技術の幅を広げながら基礎力を鍛えられる環境だ。
タイプ5. 安定した東証プライム上場IT企業でキャリアを積みたい人
ベンチャーのリスクを避けつつ、中堅IT企業でしっかりとした技術者キャリアを積みたい人に向く。上場企業としての安定感を背景に、長期的な技術研鑽と生活の安定を両立させたい人にとって合理的な選択肢だ。
トランヴィアに向いていない人
批判ではなく、ミスマッチ防止のための整理として記しておく。
- タイプ:自社サービス開発への強いこだわりがある人 — グループの主力はSI(受託開発)であり、自社プロダクトを1から作りたいという志向とは合いにくい
- タイプ:顧客業界への関心がない人 — 金融・流通・製造などの業界特性を理解して提案・開発することが求められるため、「どんな業界でも同じ」という姿勢では活躍が難しい
- タイプ:スタートアップ的スピードを求める人 — 大型基幹システムの開発は慎重さと品質重視が求められ、高速プロトタイピングを重視するスタートアップ文化とは異なる
- タイプ:早期の大幅年収アップを第一優先にする人 — 年収は業界内では相応の水準だが、外資系・高成長ベンチャーと比べると急騰型ではなく段階的な成長が基本
- タイプ:組織の安定確立を待ちたい人 — 統合直後のため、制度・文化・評価システムが変化する過渡期であることは否めない。既存の明確な枠組みを求める人には不安定さを感じさせる可能性がある
トランヴィアの選考対策
選考1. 担当業種の業務知識を整理して臨む
金融・製造・流通・官公庁いずれかの業種でのシステム開発経験がある場合、「その業種のITプロジェクトでどんな課題があり、自分がどう解決したか」を具体的に語れると高評価につながる。業務知識とIT技術を橋渡しできる人材であることを示すことが肝心だ。
選考2. プロジェクト規模・役割を定量的に語る
SIer案件は規模感が評価基準に影響することが多い。「何名規模のプロジェクトでどの役割を担ったか」「予算規模・対応工程はどうだったか」を具体的に語れるよう準備する。PLやPMクラスでの応募では特にリーダーシップ発揮の実績を示すことが重要だ。
選考3. 統合によるシナジーへの期待を示す
なぜ「トランヴィアという新たな組織に入りたいのか」を語れることが、他のIT企業との差別化ポイントになる。「二社の統合によってどんな新しい価値が生まれると考えるか」「自分がそのシナジー実現にどう貢献できるか」という視点を持って面接に臨むと好印象を与えやすい。
選考4. 新技術への学習姿勢を示す
AI・クラウド・DXへの対応力は今後の同社の成長に不可欠だ。既存技術の実績だけでなく、「新しい技術領域に自分がどう取り組んでいるか」「DX・AI活用への意欲や学習実績があるか」を示せると、変革期の採用ニーズにマッチしやすい。
選考5. 保有資格を積極的にアピールする
情報処理技術者試験(PM・NW・DB等)、SAP認定資格、AWSやAzureのクラウド認定資格などは書類・面接双方で有効なアピール材料となる。技術型SIerでは資格保有者を重視する傾向があり、資格を保有している場合は積極的に示すことを推奨する。
選考6. 長期就業への意志を示す
SIer企業では、長期的なプロジェクト担当・顧客関係の継続性を重視する傾向がある。短期の腰掛け感を与えないよう、「この会社でキャリアを積み上げていきたい」という具体的なビジョンを語れると選考突破率が上がる。
トランヴィアへの転職で評価されやすい経験
- 金融機関(銀行・証券・保険)向け大規模基幹システムの開発・保守経験
- メインフレーム(汎用系)システムの設計・開発・移行経験
- SAP S/4HANA・ERP導入のコンサルティング・アドオン開発実績
- 複数工程(要件定義〜リリース)を通じたシステム開発経験
- PM・PLとしての20名以上規模のプロジェクト管理実績
- AWSやAzureを活用したクラウドインフラ構築・移行経験
- ネットワーク・サーバー設計・構築のインフラエンジニア経験
- Java・C#・COBOLなど業務系開発言語での開発実績
- データベース(Oracle・PostgreSQL等)設計・運用経験
- 流通・製造・官公庁向けシステム開発の業務知識
- DevOps・CI/CD・アジャイル開発の導入・推進経験
- 情報処理技術者試験(応用情報・プロジェクトマネージャー・ネットワーク等)の取得
特に評価されやすいのは、「特定業種(金融・製造・流通など)への深い業務理解」と「SE/PM実績を数値で語れること」の組み合わせだ。 技術力と業務知識を橋渡しできる即戦力人材が、統合期のトランヴィアグループでは最も求められているプロファイルだ。
まとめ
トランヴィアは2026年4月に誕生したばかりの新しい会社だが、その実体は数十年のIT実績を持つ東邦システムサイエンスとランドコンピュータの統合体だ。金融系大規模基幹システム開発とSAP・ERP・インフラという二つの強みが組み合わさり、グループとして提供できるITソリューションの幅は統合以前より確実に広がっている。
年収水準はIT業界の中堅〜やや高い水準で推移しており、安定した東証プライム上場企業としての財務基盤とセットで、長期的なキャリア形成の場として信頼性がある。特に金融SE・SAPコンサルタントとしての経験を持つ転職者にとっては、需給バランスの面から有利な条件での転職が期待できる。
一方で、統合という変革期の真っただ中にあることを理解した上で挑戦することが重要だ。制度・評価体系の整備途上という側面はあるが、そこに主体的に関わることができる人材にとっては、千載一遇のタイミングともいえる。転職エージェントの立場からは、変革期のITグループで自分のスキルを活かしながら組織形成にも関わりたい中堅エンジニアに向けて積極的に紹介できる選択肢の一つだ。
